絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


しまった……         2002年03月27日(水)

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また呆けていまいました。
水曜クロッキー会もなくて、ちょっと寂しいです。
学生が始まるまで、クロッキー会はないのでね。

呆けているときというのは、たいてい本にはまっているときなのですが、
部屋も何故か汚い。
昨日今日で洗濯物を洗濯しまくり、台所もちょっぴり綺麗にしました。

ここのところ寒いですね。本来の気候なのかな。
桜がばんばん散ってます。
寒さを感じながらバイクに乗るのはいい。
なんか気持ちいいです。うん。寒さが。

今日は雨のあけるのを待って、中央図書館に行きました。

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展示会感想をちょっと。
隣のクラスの抽象作品が気になって仕方がなかった。
でかいクラフト紙にマスキングをベタベタ貼って、その上から絵の具をぶちまけたような作品。線が生き生きしていていい。さらにクレヨンで殴り書き。

この作品は多分、現代美術指向のセンセの元で、30代くらいの若い男の人が(若いのよ)描いたに違いない。そう踏んでました。
それが、どうも子供のアトリエ作品らしい。
片づけの時、そのクラスのセンセに会うことができ、いろいろと聞きました。
5歳の子供2人でやいのやいのと描いていったらしいです。
それで全ての疑問が納得行きました。

綺麗や体裁を繕わない、自由な殴り描き。それがこんなにも生き生きとしたものであるとは。ちょっと感動しました。

その話は後でゆっくり書こうと思います。
今、描けないクセに活字も描けない状態なので。読むのは水のように読んでいるのですが。パソコンは便利です。持ち運びができたら最高。
金の心配さえなければ、ものすごいモバイルな人になりそうです。

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バイクで寒い中走っていて、ちょっと面白かったです。
なんかあの緊張感がね。運転誤れば死ぬんじゃないかと、いや死ぬに違いないと、思いながら緊張して走っています。頭の中で、一歩間違えば死ぬんだ、という言葉がわんわん響いて、それはもう快感。
本にはまりこむと、ついこういう気持ちになって。それで実体験を重ねると気持ちいいです。死なないんです。絶対死ぬもんかということで丁寧に運転しますが、雨上がりの路上はちと滑る。


前方後方、左右を充分に確認し、人にも注意して走らせる。加害者にもなりたくないんでね。ま、所詮原付なんで50km程度しかスピードは出ないんですけれど。
右折でもムリはしません。


ちょっと前までは、250ccくらいのオフロード車に乗りたいと願っていましたが、今は諦めてます。というか、荷物が積めんわ。友人のバイクを見ていてそう思った。
あれじゃパネルも大型本も運べない。街では性能が良すぎますね。
足を知る、という気分です。

by HPY


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確定申告大詰め         2002年03月11日(月)

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確定申告大詰め。
友人の分は、半日程度で一段落。
後はチェックしてもらって、出力するだけ。
途中でデータを消してしまった去年と違い、今年は格段に楽だわさ。


いや、友人のはいい。少ないからね。
問題は相棒の。
めちゃくちゃ数が多いぞ。それで、経費と生活用とごっちゃになっているから頭が痛い。扶養控除を受けるなら受けるで、わたしの収入額に応じて金額が変わる。その資料はいまいち分かりづらくて。
あぁ〜〜〜〜。郵送できるのか。あと3日。
自分の書類はどこ〜〜〜。(T▽T)

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月曜日、自宅仕事すればいいのに、相棒は松葉杖でがっちょんがっちょんと出勤している。
1時間半程度だった通勤時間が2時間を超えてしまうらしい。朝6時半には出ないとダメだ〜とか言っている。がっちょんがっちょんでも遅刻はまずいだろうな……。

乗り換え駅で、エスカレーター付近は車両満員で長蛇の列なんだそうだ。人に迷惑をかけまいと苦労しているらしい。そりゃムリだよ。本当に迷惑かけたくなければ、ラッシュをはずしなさい。

でもちょっとくらい迷惑かけたっていいんじゃない?助けてもらいなよ。意外と親切な人はいるものよ。

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幼児連れで電車に乗ると、人の目が痛くて気苦労が耐えない。
でも、イギリスではそんな気持ちを味わったことはない、と帰国したての主婦の発言が新聞に載っていた。はぁ。イギリス人は子供好きだったのか。
外国でのいい話を聞くと、羨ましく思えど出るのは溜息ばかり。


自分の時が心苦しかったので、今でも幼児を抱っこしたお母さんを見ると、急いで席を譲ってしまう。
結婚する前は大事にされていただろう女の子に、10kg数時間連続装用の荷物は重いよ。

子供が欲しい女の子は、親と恋人の過保護を脱して体を鍛えよう!腕立て伏せと背筋必須だ!世の中がスレンディーを目指すのなら、多分、少子傾向に歯止めは利かないだろうなぁ。多産体型じゃないものね。

最初は子供3人くらい欲しいねぇ〜と思ってたけどさぁ、子供、一人でいいでしょ?

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一度にひとつの事しか考えられないわたし。確定申告が終わるまで絵に手がつけられそうにないのがクヤシイ。個展まで半年切って、だんだん青ざめるよ。(^^;;

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近所の絵描きさんから、100号Sキャンバスを貰った。
ひゃぁ〜〜買えば8,000円以上するんでは〜〜。万年金穴病(精神的に)のわたしには嬉しい。いや、どうして精神的にというと、ひとえに稼ぎが少ないので。
貯金食いつぶしつつ、金銭的には寄生虫のように相棒にたかっているからねぇ。

相棒は「そんな考え方ヤメなよ」って言ってくれるけれど(主婦業やっているからか?)、世の中ひたすら金次第なので、わたしのこの金で物事の価値を計るクセはひねくれたまま治りそうにない。

かといって守銭奴ではさらさらないので、実は現物には興味がないのかな。
自分の腕で金を稼いでいるという事実だけが欲しいようだ。


by HPY


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あ、また空いちゃった。         2002年03月10日(日)

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日記を欠かさずつけるのは、意外と難しい……。
頭の中で、「今日はこれを書こう!」と思うのですが、そこで終わっちゃう事多数。


えー、先週のまとめ日記。
水曜日は……。日中は何してたんだっけ。
夕方はクロッキー会に行きました。その日のモデルさんは意味もなく腕を肩に置くポーズが多かった。何故肩に腕を置く?それが理解できなくて、迷いました。

描いている人は更に減って、学生ゼロ。
受験もいよいよ終盤、芸大受験では人物出ないだろうし、私大受かった人は下宿探し等で忙しい&息抜きしているんだろうね。

夜はネット仕事をしていました。
うん。仕事だと無理矢理でも夜中は起きる。

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木曜日は出勤日。
いそいそとバイクで出かけた。道は分かっているはずなのに、間違えて焦ったよ。
花粉症がひどくて、生徒さんにいいお医者さんを紹介してもらった。そうだ、わたしもかれこれ15年以上、毎年毎年春は鼻炎&目のかゆみに悩まされている。頭重もうざい。これは医者に行って、ぱぁ〜〜っと治しちゃった方がいいんだろうな、という気になる。

午前、午後とあの腐ったマンホールモチーフは終了。みんなそれぞれ力作ができたと思う。模写の勉強やそれぞれの勉強の後のモチーフなので、劇的に変わった人もいて、結構感動もんだった。

まだ、自分の好きなモチーフ、というのが自分で分からない人もいるので、来週もモチーフセッティングをしなければ。うーん。だんだん手駒が少なくなってきたのよ。

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金曜日は……。疲れてばててた。洗濯は山ほどした。
おねしょ小僧をどうしてくれよう。まだ3歳。夏はばっちしだったのに、冬になって、おしっこちびるしおねしょはするし。夏の出来が良すぎただけで、焦ることないな、という気になってきた。

紙パンツのおねしょ用を購入する。
寝るときは紙パン〜〜、で案外あっさりチビも納得した。夜中に何度も起こしてトイレに行くよりも熟睡できるだろう。
紙パンのパッケージにもそう書いてあったし、自然に夜中に尿気を催さない仕組みになるそうで、そうしたら夜中にトイレに行かなくても朝まで我慢できるようになるんだそうだ。へー。

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土曜日。
足を捻挫した相棒を連れて、整形外科へ。
甘くみているよ、君〜〜。足、折れてたってよ。というか、ヒビが入っていて、もうすぐ折れそう。折れたら切開手術してネジで止めるんだってよ。

月曜日相棒は怪我をして、痛くないからと放って置いてた。自然に治るからと医者嫌いのヤツを無理矢理医者に連れていったけれど、事の重大さにちとびびっていた。ははは。骨にヒビですか。1週間腫れっぱなしだったものね。

午後、自分のために耳鼻科に行こうと思ったけれど、チビと一緒にお昼寝してしまってダメだった。仕方がないので薬局で内服薬と点鼻薬を買う。相棒の薬代や松葉杖だいもあいまって、一挙に金がなくなる。うむむ〜〜〜。

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日曜日。
友人の確定申告書類作成。一応仕事で毎年請け負っている。いつも忙しいときに依頼が来るような気がする。エクセルでフォーマットを作ってあったので、入力自体は楽。でも、FAXで読めないところが多々あって、キレる。
一番腹がたったのは「四谷」。手書きなんで「岡谷」としか読めなかったよわたしゃ。池袋近辺で地下鉄「岡谷」なんて駅はない。ライコスの路線情報で調べたら、なんか新幹線に乗ってとても遠いところに行ってしまう。ぎゃうーーー。

相棒に読んでもらったら、「四谷」でした。はい、そうですか。


by HPY


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寝てはいけない〜〜寝てはいけないんだ〜〜〜だがしかし。         2002年03月05日(火)

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いまだかつて、眠さに勝てたことがあるだろうか。(^^;


自爆テロは女子学生うちは新聞を取っていない。何故かというと、新聞を愛しすぎる人が約2名いるからだ。一人はわたし。午前中を費やして読み耽ってしまう。
もう一人は相棒。休日を費やして、切り抜きに夢中になってしまう。
そういうわけでうちは新聞を取るのをやめた。それを新聞の勧誘の人に言ったら呆れられて、それから二度と勧誘に来ない。「そんな理由で新聞購読辞める人初めて聞きました」と言われた。


わたしはずっと朝日新聞だった。一人暮らしの時は、隣に産経新聞の配達員がいたので、時々もらってた。お隣はしょっちゅう変わる。今は読売だ。

爆弾を打ち込まれて壁に穴が空いてしまった写真を描く読売は朝日と比べると右寄りだし、誌面で取り上げる記事も大分違う。昨年9月にNYでテロがあったときは、朝日も読みたかった。それで喫茶店にわざわざ読みに行ったりしたっけ。

読売の世界情勢欄の写真がなかなか面白い。
第三世界のがいい。戦争絡みが多い。全く身近ではない出来事だが、わたしが何故それらに惹かれるのか。……もうだんだん分かってきたよ。

こんなドローイングは本来人に見せるような出来ではないのだが。
まぁ、いいか。何に興味を抱いたのか、自分で日記を読み返すときに参考になる。
一度覚えた映像は、何度でも思い出し、多分忘れない。


シクラメン表題について。
昔雑誌を読んでいたらね、三宅という人にキヨシローが「おまえ、夜寝るだろ。寝ないんだよ。寝ないで曲作るんだよ」というような事を言ったらしい。そうだよねぇ。時間はないんだから、睡眠時間削って制作しないと時間なんてどこにも落ちてないじゃない。

……と思うのだが、わたしはやっぱり眠気には勝てない。
今、おねしょ小僧を夜中に起こして、なんとかしておしっこの海で熟睡する状態を防ごうと努力しているのだが、どうにも起きられない。よって彼はまた海の中で朝まで熟睡状態。

目覚まし止めるとこまでは起きるんだけれどね。
2時間起きに目覚ましセットしておいたら、こっちが寝ぼけて、布団にもぐっている時間は長いのに、どうにも寝た気がしない。

でも、仕事だと起きるんだよなぁ。ううう。

個展の前、制作がせっぱ詰まっていたときは起きていた。寝るのは最大のシアワセなのに。肉体的には不幸のような、違う意味でシアワセのような、快楽を求めているのか、なんか複雑。

by HPY


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まぁたいしたこともなく鬱な感じ。         2002年03月03日(日)

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プルカをかぶる人題名の通り。

読売新聞で鬱チェック表があって苦笑い。
いくつか項目があって、まぁ当てはまっている所もあるかしら、なんて占い気分で読む。
鬱な感じで一番イヤなのは、自分が全く役に立たない人間のような気がする事かしら。全くあたっていないことは不眠。よく寝るのよね。わたくし。


プルカをかぶる人週末なにしていたかよく覚えていないなぁ。なんとなくいらいらしていただけ。チビは相変わらずおねしょ小僧なので、一日2枚ずつ緊急洗濯シーツが増える。一日さぼると4枚に増える。あぁ、面倒くせぇ。パンツも山ほど洗う。


でもとりあえず怒らない。んー。夜中の意識下にないことを叱ってもしょうがないかな、と思っているから。でも相棒は怒りたがっているので、とりあえず止める。ん。でも、怒らなくても結果は今んところおねしょ小僧に代わりはなくて、ほんの少し迷ってしまう。ここは叱るべき箇所なのだろうか?


プルカをかぶる人ベランダに打ち捨てられたような鉢植えの数々。わたしがガーデニング挫折した品もある。でも、すごくイノチ、イノチを感じるのは不思議だなぁと思っていたら、相棒がせっせせっせと世話をしていた。米のとぎ汁を毎日与えているから、栄養たっぷりなんだ、と言っていた。鉢植えにあるのは、雑草も多い。何より、力強くて生命力の強さを感じてしまう。うん。生命力の強さに惹かれてしまう。


日曜日は、糸車を借りに行った。知り合いの方で、以前モチーフにしようと思って古道具屋で購入したものらしい。思ったよりもずっと軽い木と竹でできていた。魔女の糸車、と思っていたけれど、どちらかというと和風。ふむふむ。

by HPY


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