絵画制作日誌    Diary INDEXBACKNEXTHOME GALLERY


クロッキー会と悪魔の物語         2002年01月30日(水)

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2/2までに描かなければいけない絵があるが、それは置いて、去年から是非描きたかった絵に着手する。

それは物語の挿絵。

WEBを見ていたらどうしても描きたい、イメージがやまない物語があって。それが子供っぽい感激だとしても、それを具現化したものに価値があるかどうかは私次第。やっぱり子供っぽいかもしれないし、何か面白いものが見えてくるかもしれない。

ということで着手する。

想像で描くのは、子供のころにさんざんやったはずなのに、本格的に絵の勉強をする時に思いっきり排除した引き出しなので、思い出すのは難しい。形がやっぱり一番気になるかな。あと、表情。顔の表情もだけれど、全身の表情。できれば背景もつけたい。森の中で獲物を狙う狩人。炎の中の弓兵。

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途中で厭きたりもするが、続ける。
宮崎駿の作業状態を思い出したりして。

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夕方、クロッキー会に参加したくでかける。渋滞によっては1時間以上かかると思われた道のり、わずか20分で着いたよ。ちょっと早すぎたので、美術学院の受付の人に挨拶してからちょっと周囲をバイクで散策。うおっ、そのまま隣の市にまで行ってしまったよ。
高速に繋がる道に乗りこんじゃったりして、帰れなくなるかと思った。

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会場は思ったより小さくて、学生が多い。受験生。以前バイトしていた目黒のアトリエよりも、10代の頃通ってた目白の美術学院により近い。なんか懐かしいような、居心地が悪いような妙な気分。

久しぶりのクロッキーはまず、自尊心との闘いだった。なんか描いているところを見られてるんじゃないかと厭な感じ。うまく描けた時は自慢したいような、駄目だったときは穴にも入りたいような、そんな感情の頂点と頂点を猛スピードで駆け上り滑り落ちる。
他人は自分に全く興味を示さない、見つめるのはモデルだけ。やっとそんな気持になる。

モデルさんはあんまり良くなかった。なんかねぇ、わたしの方に尻ばっかり向けるし。それでも綺麗ならばいんだけれど、ポーズが単調。
ヌードモデルさんて2パターンあって、身体はってポーズ決めてくれる人と、お金たくさん貰えるから適当にやっている人と。決めてくれる人は、ダンサーとか演劇やっている人とか、「見せる」ということに意識的。ボディビルダーが美しいとは思わないけれど、やっぱ鍛えている人は違う。

だから今回のモデルさんはそういう意味でも怠惰な感じ。ぶよっとした腹も、自分を見ているようで妙に不快。同族嫌悪か。

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そう、生きているということ。
一生懸命生きているとか言うと、なんかもうくさすぎて言葉から失笑さえもれるけれど、そうじゃなくて、生命力が強い人、とでも言おうか。文句無しに美しいんではなかろうか。

人でなくてもいい。室内にて目をひくあざやかな華、机上のシクラメンより、ベランダで夜は凍えているアロエやビワの挿し木、雑草の方が生命力を感じるのはもっともなこと。人間でもそうだろうな。

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クロッキー会でもうひとつ激昂してしまったことは、休憩時間のおしゃべり。デザイン科の学生らしく、PhotoshopやIllustratorの事をしゃべっている。それが明らかに「それは違うでしょうーーーー!!!」というような内容だったので、気になってしょうがない。
Photoshopデータを無闇にBMPやEPSにするな!よっぽど古いバージョンでもなければ、IllustratorとPhotoshopの各データはそのまま持って来られるはず。挙げ句の果てに、「IllustratorにPhotoshopの機能があればいいのに」なぞとほざく。お前はIllustratorで何がしたいんじゃーー!「イラスト」が描きたいのならPainterを使えーーー!!!!

わたしは現役のデザイナーではないし、印刷デザインの勉強はしたけれどもう良く憶えてない。Webデザインなら、Fireworksが良いよ、IllustratorとPhotoshopがあわさった感じだし。


…と、心の中で吠える。
助言したくてしょうがないらしい。


意味もなく吠えても気持が荒れるだけ。
いきなり口を挟むのも変だから、それ以上その話は聞かないことにした。

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多勢の中で一人を守るということ。

大変だ。

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読んでいる本は例の悪魔の本。
「悪魔の美術と物語」利倉隆著。美術出版社。
思ったより丁寧で面白い。

ひとつ、あれっという絵があった。
男の人が荒れ地にうずくまり、どこか遠いところを見つめている。これ、昔持っていた画集だ。

洋書だったので作者名も分からなかったんだけれど、その絵が載っていた。一番好きだったヤツ。

「19世紀のロシアの画家ヴルーベリ」、と書いてある。
夭逝した詩人レールモントフの「悪魔」に霊感を得た、とある。はぁ、私が好きだった孤独な青年は悪魔だったのか。

---以下引用---

詩人の描く堕天使=悪魔は、神に追放され地上を独り放浪する反逆者である。美しい娘タマラを見た時、彼の傲慢と絶望にすさんだ心に光が差した。だが悪魔は娘を誘惑して死に至らしめる。悪魔は彼女の魂を要求するが、神の審判はそれを拒み、悪魔は再び底知れない虚無に沈んでいく。

この悲劇的ともいえる悪魔のイメージをヴルーベリは晩年の十数年にわたって描き続けた。そこでは19世紀末の西欧を覆った不安な精神風土に画家の個人的な強迫観念が分かちがたく混ざりあっている。悪魔は画家の美のシンボルとなり、彼はロシアの近代絵画の中で最初の唯美主義者となる。

荒涼とした地上にすべてを否定して永遠に孤独に生きなければならない堕天使の悲しい姿。ここには邪悪さよりも絶望が際立っている。

わけても悪魔は肉体を持たない霊的な存在であるがゆえに、「悪魔の絶望は最高度の絶望である」(キルケゴール)。その絶望はヴルーベリ自身のものであった。最後の悪魔を描いた世紀の転換期を境に、この呪われた魂の画家は孤独な狂気の世界へと沈んでいった。

---以上引用---

うーーん、救いがない。

前半、「アダムとイブを誘惑したころの悪魔はもっと単純だった」とあった。悪魔も成長する。

今はどうなってしまったのだろうか?
街は夜も明るく闇もない。

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◆参考リンク

ロシア・ソビエト美術
 ┗MIKHAIL VRUBEL (1856-1910)坐るデモン(The Demon Seated)

象徴(幻想)絵画の歴史

ミハイル・ヴルーベリ

by HPY


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物語の物語         2002年01月29日(火)

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寒いなぁ。

火曜日はまた、ネットでぼーっと小説を読み耽ってしまって、時間が経ってしまった。

2/2土曜日に、知り合いのアトリエで勉強会があるんだけれど、それに是非間に合わせたい。できるのかなぁ。できるのかなぁ、じゃなくて、間に合わせなければならないんだけれど。

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ケルト神話とチンギスカーンの好敵手に名前を借りた物語のそのまた物語。
絵なんか決してうまくはないのだけれど、その奔放さというか、思い込みの激しさというか、そんなものに惹かれる。わたしも描きたいなぁ。

わたしは空想の世界を描けないんだよねぇ。子供の時の方が自由に描いていた。形や空間、稚拙さにさほど惑うこともなく。物語の挿絵とか。今は人型が描けない。記号化された人型。

服装や持ち物が分かれば、誰なのか判断できる。お約束。それは昔の聖書を物語る絵と同じかもしれない。記号化された人型。服装や持ち物が分かれば、誰なのか判断できる。

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形の問題はある程度クリアしたので、今研究すべきは色と構成。そしてテーマ。

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子供っぽいテーマも古くさいテーマも嫌だと、まず否定が先立つが、別に子供っぽくても古くさくても構わないのかもしれない。心奪われる何かがあるんだろう。

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鍛錬を怠るわたしは、だんだん自分の感覚が信じられなくなる。それだけが支えだったのに。

まぁ、いいや。鍛錬不足が感覚を奪うのなら、鍛錬すればまた甦るだろう。希望的観測。

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「悪魔の美術史」という本を借りて読む。深い絶望に身を静めた画家の内面を現す晩年の絵画。むーー。「天使の美術史」を借りれば良かったかも。
悪魔というのは、「悪」を擬人化したものらしい。こう聞くと、なんだ、悪魔なんて実在しないじゃん、架空の産物じゃん、なんて単純に安心したりして。

まぁそういう話じゃないんだけれど。

いかにも邪悪なオーラをぷんぷん匂わせるものもいれば、元天使に相応しく、壮健な体躯をしているものも。天使と違うのは、肌の色だけ。黒、黒は闇に通じ、悪魔の色として描かれる西洋絵画。でも、別の世界では「白い悪魔」なんかもいるのをわたしは知っている。命や心を抹殺する代名詞なら、わたしだってどこかで悪魔と呼ばれるのだろう。

民族や肌の色はどうでもいい。日常にない異形のもの、恐ろしいもの。それが悪の擬人化。脅えるのではなく、恐れるべき存在として敬われる。

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子供っぽいもの、古くさいものに惹かれるのなら、何故どの辺に惹かれるのか、調べてみたいものだ。

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テレビで恋愛をテーマにいろんな企画をこなしている。どれもこれもシンパシーは覚えず、反発する。排除したいような脱力感。他人がラブラブでも失恋してもどうでもいいや。恋ってよく分からない。

だから物語の物語、恋愛がテーマだとあんまり興味を持てない。ま、それさえもどうでもいいことだが。

これ以上どうでもいいことを書くと、太宰みたいになりそだから、この辺でキーボードと離れよう。

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ただ、わたしは物語を愛していて、その気持は子供っぽいものかもしれないけれど、こんなにも長い間、熱病のように取り付かれた。その魅力。熱に浮かされるあまり、生活も忘れるほど。あんまり肯定的な気分にもなれないが、否定するとその時間全てが消滅すべきできごとのような気持になって、わたしは歳を取れない。

なにかそこから産まれてくるといい。たとえ拙い精神の脆い子供だとしても。

by HPY


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4日分         2002年01月28日(月)

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1/25金
なんか疲れちゃった。眠いし。
チビがおねしょする子になってしまって、毎朝シーツを全とっかえして洗濯している。
昨晩仕事で遅かったので、今日はあまりに眠く、気力もなかったのでお昼寝してしまった。パソコンの前に座りながら、気がついたらすごい確度をつけて寝ていたよ。ははは。
首がおかしくなるかと思っちゃった。

夜。ビデオ屋さんに行って、マディソン郡の橋を借りてお隣で観る。お義母さんのリクエスト。主婦の不倫の話。魔がさすというか。

彼女の行動にはシンパシーを感じないけれど、切ない思いは分かるような気がする。

ラストだけ観た相棒に言う。「私、浮気はしないけれど、ああいう気持になったら家出して一人旅に出るわ。」相棒はしばらく考えて、「俺は浮気はしないけれど、出家しちゃうかも」、と言う。うーん、なんだか似ているねぇ、と苦笑い。

一人旅と言えば、夢をみた。現実可能な白昼夢。例の外描きのこと。あぁ、車があればできるじゃん。100号持ってさ、適当なところに立てかけて、現場描きするの。いいじゃんいいじゃん。今年の夏以降、免許を取ろう。やっと夢をみられる。旅にも行ける。風呂屋にだって行けるぞ。相棒がいないとどこにもいけなかったからなぁ。うん。人殺しをする可能性のある免許を取る努力をする気はあんまり持てなくて、ずるずるとこのまま歳を取ったけれど、ここらで一発自動車免許を取るか。ちょっと楽しくなる。

バイクだとB3以上のスケッチブックやパネルを持ち運べないからなぁ。

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1/26土
今日は午後から雨か雪の予報。なるほど、寒いや。
チビと一番近い図書館へ行こうと誘うが、ばばの家で遊びたいと断られる。一人で行って、本を借りた。
チビ用には「しーーっ!ぼうやがおひるねしているの」タイの絵本。絵がとても奇麗。

その後、食料品を買いこんで、夏にはほとんど通い詰めていた近所の喫茶店へ。「お久しぶりです」と声をかける。「キリマンジェロお願いします」。

グァテマラやマンデリンにもよくトライしてたけれど、やっぱ一番しっくりくるのはキリマンだわさ。

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1/27日
今日は朝から雨。昨晩、わたしが風呂洗いに帰宅していた時、ばばの家で相棒がこっぴどくチビをしかったんだそうだ。この頃おもらしの癖がついてしまったチビ。そうしてまた今日もたっぷりおねしょを決めてくれる。お昼寝、夜と毎回のおねしょで、シーツもズボンも室内干しでまだ乾いてないのよ。さすがの母も怒ってみる。しかし、それは逆効果だったことに後で気がついた。

生理的な事だものね、怒ってもびびるだけで治せるわけでもない。
そうして朝、昼、次の日の朝と、毎回おねしょ布団をかかえて洗濯に精を出している。というか、出さざるを得ないのだが。

でも、いらついていたのか、またチビをばばの家に押し付けて、チビはばばの家の方が好きなので大いによろこんでいるのだが、フォントがイカレタパソコンの大手術(再インストール)を試みる。

半年に一度くらいのペースで再インストールをしているので、さすがに慣れたものだ。

これを機に、メーラーのバージョンをあげる。やっと。
ブラウザはインターネットエクスプローラー…は最新バージョンをダウンロードするのに30分以上かかることが分かる。セキュリティに問題があり、最低スペックもギリギリ、レンダリングもさほど早くないIE6の為に30分待つ気はない。もちろんネスケも重くてうざい。もっと軽いブラウザがいい、とOPERAにした。

広告が出るのがちとうるさいが、カスタマイズしてまぁまぁいい感じ。当分これを使っていこう。

ヘッダーに文字コードをきちんと入れないと、正常表示にならなかったりして、いくつか見られないページもあるのだが。

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1/26月
今朝はバイクに乗らなかった。ちょっと具合が悪いし寒くてめげた。でもこれが良くなかった。朝、寒い思いをするから反動でその日の活力が出てくるのかもしれない。相棒がくそ寒いのに定期的にジョギングに行く気持が分かる。
結局その日は寒くてストーブとパソコンの前にかじりついていたよ。冬は寒くて現場描きできません、なんて、情けなさ過ぎる。

そういう情けない気持を鉛のようにかかえてお風呂に入った。チビ、チビはそんな気持は知りようもなく、相変わらずはしゃいでいる。ママといることがひたすら愉しいようだ。
「大きくなったねぇ」といつものように感想を述べ、「大きくなったら楽しいことがたくさんあるでしょう?」と軽い気持で尋ねる。
「でもねぇ、大きくなるとかなしいこともたくさんあるんだよ」と生意気にも言う。
「とっとこハム太郎の歌でそう言ってたよ」
「そう…。うーん、そうかもねぇ」と私が神妙に言う。
「僕ねぇ、楽しいことは広いところでいっぱい走ることだよ」ほ、おもちゃで遊ぶことじゃなかったの。大きくなったから走る方が楽しくなったんだね、と相づち打とうとすると、それより前に、
「かなしいことは、つるつるしているところで滑って転ぶこと」

なんか微笑んじゃったよ。わたしゃ。
あぁ、明日からまた頑張ろう。

by HPY


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デジカメ。ぴかぴかコイン。         2002年01月24日(木)

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モチーフ今日はセンセの日。

道具を速攻用意した。

◆オイル・溶剤
自作サンシックンドリンシード、テレピン
テンペラ溶液

◆油絵の具
[黄系] イタリアンピンク、カドミウムイエローオレンジ
[青・緑系] テールベルト、コバルトブルー
[黒茶系] ブラウンピンク、ローアンバー
[白] チタニウムホワイト

制作中01◆テンペラ絵の具
[黄系] イエローオーカー
[青・緑系] テールベルト、コバルトブルー
[赤・茶系] バーントアンバー、パーマネントレッド
[白] チタニウムホワイト

◆etc
[パレット] 油絵用パレット、オイル皿、テンペラ用皿
[筆] 平筆、丸筆、面相、削用、ペインティングナイフ、パレットナイフ
[その他] 筆洗油、ボロ布(たくさん)

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ははは。オイルは1種類、絵の具は7色あれば充分絵がかけるじゃん。
荷物も信じられないほど少なくて、いつもが重すぎるのかもしれないけれど、なかなか良いなと、妙な自信が。

何の自信かって?

そりゃその、外描きの自信です。(^_^)

制作中02今、写真を参考にしながら描くことにさっぱり興味を惹かれない。本当はロートレックやその他の画家のように、記憶で描ければいいんだけれど。どうも「見ない」とダメ。……というか、見たい。見たい知りたい感じたい。

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今日はデジカメを持っていった。自分のと、生徒さんの途中段階の記録をするため。はずかしがる生徒さんに、「はい!じゃ、生け贄になって〜〜」と次々と上段に置いて撮影。なんか楽しい♪

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イエローピンクとブラウンピンクが絶好調に美しい。写真じゃ光ってよく分からないんだけれど、暗部、なかなか妙なマチエールでいいんだな。こりゃ。

おっとまたまた自画自賛。描いているときはそんなものか。
それと自己嫌悪の起伏が激しいのはいつものこと。
あんまー、気にしないことにしよう。

「先生はいつも楽しそうですねぇ」とか、
ま、これはよく言われることだからいいんだけれど、
「先生はホントに絵を描くのが好きなんですねぇ」
な〜んてことを言われちゃうと、なんだか複雑〜〜〜〜〜〜な気分。



愛憎こもごも。


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デジカメでひとつ。充電池は6本もあるのに充電器が行方不明なので、今日は仕方なくアルカリ乾電池を買った。単3。4本で400円くらい。お金ないのに。「これは特価なので会員割引はありません」とレジで言われ「くくくぅ」、と支払う。

それなのにさ、2本ずつ使うのだが、午前中でもう電池切れ。

うそーーー (T△T)。

撮影してから画面で見せたりしてたけれど、2時間で電池切れは辛すぎるーーー。仕方ないので、撮影しないときは一回ごとに電池抜いた。それで午後部と夜部と持たす。うあー、ビンボー。

公園や街に行ったら100枚くらいはゆうにいくものね。2時間、または10枚くらいで電池代200円かかってたらかなわんわ。

昨日、ヤフオクで充電器、落札決めてつくづく思う。「落札できて良かったーーー・・・」(*.*)
先方は当方を信用してくれて、支払い確認前に郵送してくれたそうだ。あぁ、助かるなぁ。送料・振込手数料込みでも1,000円程度。ちょっとほっとした。

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貧乏ネタと言えば、帰りはいつも通り安い喫茶店(ファーストフード)で相棒と待ち合わせした。木曜日の楽しみ。相棒はその後、駅で定期を買った。1ヶ月分24,610円。高ぇーー。でもここから東京方面に通勤しようとすればそんなものか。相棒は会社員じゃないけれど、交通費出るからいいなぁ。

「10円貸して」というのであげた。おつりは金色の500円玉ぽろり。ぴかぴか。
相棒は「欲しい?」と言って私にくれたぞ。なんかイヌのようにシッポを振って喜んでしまった。

本日一番嬉しいことだったかもしれない。

by HPY


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エクセル征服(苦笑)         2002年01月23日(水)

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征服なんておおげさなものじゃないけれど。(^^;

LookupとIF関数が分かったので、姉の確定申告見本みたいな入力規則は簡単にできた。マクロはどうやら「一行追加」とか、「印刷」機能のために使われているらしい(多分)。マクロ組む必要なし。

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と、言うことで自分でも出来映えにほれぼれしたりして。自己満足♪。

どんなものかというと、科目ナンバーを入力すると科目表を参照し自動入力。金額を入力すると、自動で複数セルに入力され、現金・口座別、項目別、項目別合計、別シートの青色申告用表に合計入力が全部出るというもの。そんでシートに直接入力以外のセルに保護をかけた。口で言うと難しそうだけれど、な〜んだ、やればできるじゃん。

これでやっと入力できる。

貸方・借方がやっぱり分からなくて、複式帳簿は諦めたけれど。これで充分。複式するには、毎日きちんと帳簿をつけていないと、計算がきちっと合わないんだ。姉は一人会計だったし、項目も少なかったからなぁ。

姉はホントに私と違ってきちんとしていると思う。
単なる完璧主義者かもしれないけれど。
美を感じるのかもね。システムやプログラム。

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次なる問題は、相棒の領収書と自分のといかに分けるか、なのだが。
頭イテー。

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相棒とは昼間電話でまた対立。こないだの大掃除の時と同じ視点。
相棒は入力してからフォーマットを考えると主張し、私はフォーマットが決まってからじゃないと入力できないと言う。途中からできるだけ変更しないよう、やりたいことは必要充分に対応させておきたかった。また、何回も同じ様な項目を整理したり入力しなおしたり、という手間を省きたかった。


ちなみに大掃除の時は、まず片づけてから収納箱を買おうと主張する相棒と、片づける場所がきちんと確保できないと、しまうにしまえない、二度手間だ、と言い張る私で対立。
結局は「じゃ、やってみよう」と粘り勝ち。もっとも相棒が私の機嫌を損ねないよう、気を使って折れてくれたのかもしれない。大事にされているなぁ。

便利だよ。新しい収納スペース。

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仕事でFTPはできてもTTSSHで入れないのでずっと困っていた。
多分、パソの調子も芳しくないし、こないだはウィルス感染しているとか言われちゃうし(速攻削除したが)、いろいろ試してみたがダメだったので、システムの人に思い切って尋ねる。

そしたら私が悪いわけではなく、私の分はアカウントをロックしたままだったんだそうだ。よく分からないけれど、この辺にも退社が響いているのね。(^^)

エクセルでデータ整理ができないものかと悪戦苦闘したが、やっぱり専用プログラムのスピードにはかなわない。でも、時々計算結果が違う……ような気がするんだよなぁ……。なぜなぜ????

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そうこうしているうちに、また水曜日のクロッキー会には行けなかった。
んー、意志薄弱。来週に期待を賭ける。

by HPY


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人との関わり合い。簡易プログラミングと詩的な思い。         2002年01月22日(火)

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サングラスをかけて、出かける。
薄い色の付いたやつ。
今日は風が強いからなぁ。

コンタクトをした身には、突風はつらい。
おまけに冬の光はまぶしすぎる。

色はちょうど良いけれど、フレームが少々細すぎるかも。視界が狭い。

お義母さんは、人がいるところが嫌いだと言っていた。お義祖母さんの介護に明け暮れている。

お義父さんが商店街の人たちと呑みに行くたんびに、文句を言っているので、負けずにでかけましょうと誘うのだが。お義母さんは人がいるところが嫌いだと言っている。

その気持も分からなくもないが。
私は人込みが好きだ。
大勢の人がいて、誰も互いに干渉しない安い喫茶店。
昔は深夜喫茶も好きだった。呑み屋でもいいのだが、お酒は呑まなくても構わないし、呑み屋はうるさすぎる。

大勢の人がいて、かつ静かな喫茶店。
いいよなぁ。

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日中は、はまった。
にっくきエクセル。
私は昔、エクセルが大好きだった。バージョン6のころ。OSは3.1、あるいはMacOS7.1だった。
だけど今は嫌い。バージョンは98。(もうすでに古いけど)

強制終了が多すぎるのよ?!

どうしてだろう。同じマイクロソフト製品じゃないね。そういえばIME98も何故かエクセルと相性が悪く、特定の単語を変換するたびに強制終了の憂き目にあっていた。

マクロが組めない。ピポットテーブルも、関数も使いこなせない。確定申告の頃になると、なんとかしてエクセルで簡単でうまい入力式が組めないものかと格闘するが、いつものように挫折。

姉がつくった確定申告用のファイルは良かったけれど、自分用に改造できなかった。う〜〜〜む。
プラス、青色申告のことを知らなすぎる。国税庁のタックスアンサーやその他の書類を読み漁るが、ちっとも理解できない。これが簿記というジャンルなのか。


自作は諦めて、Vectorでそれっぽいマクロを捜したり…。確定申告用のソフトを買ってもいいなと思った。でも値段の割にはイマイチというか、私のイメージしているものと違うんだよなぁ。

相棒に相談したけれど買うのはもちろん却下。もうちょっとで怒鳴りあいになりそうになっちった。

結局例年どおり、ワープロに少し毛が生えた程度の技術力で作成することになりそう。残念。

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会社からの仕事も1件あって、今日は全然絵がかけず、詩的な気分にもならなかった。

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デジカメ用の充電器はどうしても見つからず、安直にヤフオクで購入することに。610円。支払手数料、送料払って1300円ってとこかな。まぁ予算内。

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カラーブラウザボードを買ってから、まめに家計簿をつけている。金がないなぁ。またどっかでバイトしなけりゃ。ユザワヤの店員が時給いいのがあるんだけれど、それやると多分、今までと一緒だし、絵描きモードにはなかなかなれないだろうと躊躇している。

理想は、絵の講師がもうひとつ増えればいいんだけれど。どっかに応募してみようか。

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そういえば、知り合いのホームページを久々に見てみた。はっきりいって絵はあんまり好きじゃいし、実は人柄もさほど好きとはいえない。それでもその人のホームページを見てしまうのは、なんか活躍がめざましいから。

作品展示で半分以上の作品に「販売済」とあるのには恐れ入った。場所も自分なりに見つけ、しょっちゅう展覧会を開いている。ネットでみる範囲だが、技術的にもそんなにあるとは思えない。身の程知らずなんじゃないの?と意地悪く感じたりする時もある。でも、とても精力的に宣伝活動、販売活動を展開している。個人事業主としての自覚がありあり。

その様子がハナについて嫌悪感が更に募るのだが、その活動内容には頭が下がる。距離を置いて見守って(?)いきたい。

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普段、他人がどんな考えをしていようと何をしようとほとんと許容モードなのだが(だから激怒することも最近では少ない)、羨ましくなったりやっかんだりもするんだね、私も。


羨ましいといえば、会社に時々遊びにきて、ラフなエッセイをメールマガジンに連載していた人が、いきなり朝のニュースに取り上げられていてびっくりした。芥川賞受賞だそうで。すごい。こっちの方はジャンルが違うせいか、素直におめでとう!!という思い。そしてちっぴり羨ましい。(^^)

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精神的にもろく、頭がおかしい私に大きな仕事は難しいだろう。でも、できる範囲内で何かを成し遂げたいものだ。

by HPY


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嵐の中のびわ、温室の中のシクラメン         2002年01月21日(月)

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今日から次回の個展準備もしなけりゃならないので、本腰入れて描き出すことにする。何をテーマにするか、は未だにはっきりしないけれど、今日のテーマは見つけられた。

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生活の中にあるもの。
現場描きをする。(写真は撮らない)
画面いっぱいに大きく描く。

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どうも絵のセンセをやるようになってから、一瞬一瞬が美しく見えて気になる。
例えトイレのトイレットペーパーでも、「おっ、こりゃいいな」と思えてしまう。

ベランダに放置されたバケツとか。

じゃ、今日はバケツ。
……でもさすがにベランダで描くのは寒くてためらう。

そこで室内にあったシクラメンをテーブルに乗せる。

………………。

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雨。雨が降っているのに、道路からベランダにせり出しているビワの木には、小鳥がいるらしい。ピチピチッと鳴いている。

雨なのに。すごい風なのに。鳥はなぜビワの木にいるのだろう?

気になる……。

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嵐の中で。びわその魅力、押さえ難く、寒い暴風雨の中、ベランダのビワを描くことにする。
相棒が挿し木した植木。

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生きているものを描く。

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雨に濡れてつやつやと輝く草木は命。
冬の寒い中、枯れずにめげずに葉を落とさず頑張っている植物。
はいつくばっているアロエ。
なんか感動してしまって、うわずった気持ちで描き出す。

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そのうち嵐がひどくなって、モチーフめがけて洗濯物の棒は落ちてくるし、絵の具の中にがんがん雨が入ってくるので途中でやめた。

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でも鳥はまだ鳴いている。

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シクラメン
気を取り直して。
先ほどのシクラメン。部屋にストーブをつけて。
15号キャンバスにどでかく描く。

室外植物ほど生命力は感じないが、こっちも生きてるんだよね。

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手製のサンシックンドリンシードを、布で濾して小瓶に移し替える。
うん、なかなかいいオイル。

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時間はあっという間に経ってしまい、いや逆。
かなりの時間を費やしたと思ったのに、この2枚の下書きを作るのに1.5時間くらいしか経っていない。かかったのは準備の時間か。

まだ日もあり、もう少し描けばと思ったけれど、なんかくたびれて止めてしまった。
一瞬のインスピレーション。逃すともう、どこを描けばよいのか途方に暮れたり。
間を置くとまた見えてきたりするものだが。諦めずに行けると良いな。


by HPY


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妄想と本と子供の遊び         2002年01月20日(日)

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眠っていた。

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ベランダを見ると、何故か機動隊の盾がある。

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掃除をしていて見つけたものは、奇妙な形のボルト。

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機動隊の盾をクーラーの機械の前に立てかけたら、抽象画のようで絵になるようだろう。

いや、盾を描きたいのなら、盾だけを描くのもいい。

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何を描きたいのかなんて、いまだに分からない。
昼間に見る軽い夢以外に、夢なんかない。

画像のイメージが浮かんでは消える。

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浮かぶだけでもマシか。

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盾の上に思い浮かぶ人の姿。

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見る映画は戦争映画ばかり。

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見るとツラクて、体がすくむ。
映画なのに。割り切れない。

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金曜日は本を探していた。
昔池袋中央図書館で借りた透視図法と構図の本。
題名は恐らく、「絵画空間の図学」という本なんじゃないかと思う。

あれを手に入れたい。きっとネットでなら見つかるだろう。
そう思ったらいてもたってもいられなくなって、いろいろ必死に探すが、販売している店は見つからない。
唯一の手がかりは国会図書館で、かろうじてその存在を確かにする。

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土曜日は図書館に。
ふらりと、技法書を目にする。
私の知らない世界がたくさん。学生の時に、技法書・美術書は相当読んだと思っていたが、そんなのは氷山の一角。まだまだ知ることはたくさんある。

それを知って気が遠くなる。

知れば良いというものではないが、学生の頃から時が止まっているような気持ちに襲われた。

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チビは恐竜の図鑑を借りる。
何度目だろう?同じものを借りている。

ビデオやテレビは一度見たらそれで気が済むクセに、本だけは何回も何回も読むのは不思議だ。

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日曜日。

以前、車で相棒と道に迷って辿り着いた公園を探して、自転車で旅に出る。
2時間経っても辿り着かない。だんだん気が沈んでいくチビを励まし、「冒険だ!」と勇んでいっても、地図は古く、ないものはない。

くたびれ果てて、お友達のうちに初めて、休日に押し掛ける。

チビは途端に水を得た魚。
部屋の中でも、近所のなんの変哲のない公園に行っても、狂ったように遊んでいる。

12時の鐘がなり、食事時だからと別れようとすると、二人して泣きじゃくっている。なんて仲が良いのだろう?

うちに帰ると大人しく、大人しすぎるくらいに静かに、食事ができるのを待ち、食べる。そしてお昼寝。母もいつも通り一緒に布団に入ってしまう。

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そして起き、ベランダで煙草を吸う。

寝起きの混乱した頭で、夢を見る。

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ポカホンタスの戦争の歌。
弓を射るジャムカと、火に包まれる記憶。
ジャンヌの炎。

by HPY


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初心者の頃を思い出す。〜効果的な勉強法(?)         2002年01月17日(木)

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あーーー、せっかくカラーブラウザボードで日記書いたのに、アップする段階になってフリーズして消えてしもた。(T▽T)デジタルの一番イヤなところ。

しょうがないな、気を取り直してもう一度。

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水曜日は雨。
夕方からクロッキー会に参加しようと思っていたのですが、あっさり来週に延期することに。駅から遠いし、バイクで行きたかった。雨の日はツライし滑る。少々軟弱。

これを機会に、領収証の整理にケリをつける!やったぁ!やっと終わった(涙)。毎年この時期、1年分の山のような領収証を整理する。せめて毎月やれって感じもする。毎年「今年は毎日帳簿をつけよう」と誓うが、元の黙阿弥。ちなみに相棒の分。私は今年から。

お、事業者税の督促状?(^^;
第一期8月分は納めているけれど、12月分がない。相棒は納めた、と言っているが領収証がないぞ。領収証だせーー!!

去年一番苦労した、乳幼児医療費控除のための領収証もまとめる。今年はとても少ない。うむ、3歳になって病気がぐんっと減った。1〜2歳の時はしょっちゅう病院に行っていたものなぁ。

もっとも領収証を整理したといっても、スクラップブックに項目別に張り付けただけなんだけれども。入力作業が待っている。でもすでに達成感が。(^^;

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木曜日。小雨。
今日はセンセの日なのだが、先週組んだ腐ったマンホールの蓋モチーフ、エスキースいっぱい取って気に入ったので自分も本画を描くことにする。

いやぁ、静物画なんて久しぶり。ちと興奮気味。「描きたい!描きたい!きゃー!」って感じ。

しかし朝、道具を用意しながら気が動転する。
油絵の具、でかいパレット、筆、オイル、地塗り済み15号パネル、あ、筆洗器も持って行かなきゃ。う……でかすぎる…………。

これは小分けしないとダメだ。

いきなり油絵は諦めて、まずテンペラ下絵作成をすることにする。
そうすると、パネルの他は、
・顔料7瓶
・卵溶液1瓶
・梅皿
・蓋付き小タッパ(絵皿代わり)
・筆 (日本画用筆(面相・削用)と平刷毛数本)

あ、こりゃ軽いわ。

顔料は、チタン白、テールベルト(緑)、イエローオーカー(黄)、バーントシェナ(赤茶)。ま、こんだけあれば下絵には充分でしょ。
一応色味としてコバルトブルー、パーマネントイエロー、パーマネントレッドも持っていく。

赤色にバーミリオンを使わないのは、アルコールがないと溶けないからです。荷物ひとつ増える。(^^;

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今の生徒さんの(というか初心者の)欠点がだんだん見えてきた。
ものを見て描くのは一生懸命なんだけれど、どうしても画面の流れが見えてこない。最初のエスキースで「明暗」の「構成」を考えよう、
次のエスキースで「色」の「構成」を考えよう、とアドバイスする。

2番目の色構成まで考えられる人は少ないけれど、水彩画の人はトライしていた。モチーフの固有色(固有色でなくてもいいけれど)と、画面の中で一番広い範囲になるだろう背景の基調色の比較を、エスキース段階で頭に入れておけ、ということだ。画面上であれこれ悩むよりもまず、エスキース段階で検討して置いた方がいい。

なーーんて、言葉で言うとすごく難しそう。でもちゃちゃっと自分のクロッキー帳にラフを描いてやると、すぐに分かってくれる。あぁ美術講師のいいところ。口べたでも描けば分かる。まさしく百聞は一見にしかず、だわさ。

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でも、私が初心者の頃は、先生にクチで何度言われても分からなかったなぁ。反論してももちろん負ける。何しろ「何が分からないのかが分からなかった」から。
何年かした後、自分で本を選んで読んだ。

正確には読んではいないんだけれど。言葉で書かれてもよく分からないんだもの。どうも実感がわかない。でも、私の選んだ美術技法書の前文にはたいてい、「参考図を書き写して覚えろ」とか書いてあったので。

共感した。

「読書百遍意自ずから通ず」ですか。勝海舟と同じで、書いちまって身につける。

私が模写したものは、「美術解剖図」図版。「ヨハネス・イッテン 色彩論」カラーチャート。
「カンパンの肖像画」、「ベリーニのピエタ」。名前は忘れたけれど「世界素描体系」のデッサンを10枚くらい。盛期イタリアルネッサンスのとか、ドーミエとか。
途中で挫折したのは構図と透視図法。
あとは忘れた。本から気に入った文章ページ毎丸写し、なんてのもあった。そのころの書斎は安い喫茶店、アトリエは母が学生の時におじいちゃんに作って貰ったという、古い大きな机の上。辞書を何冊も重ねてパネルを置いて、斜めの作業台にした。

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本や画集の模写は、今思うととても効果的に身に付いたと思う。言葉を超えて。

学生の時は、先生の言葉に動揺しすぐ混乱する、イヤな生徒だったと思う。
自分で勝手に勉強しだしたころから、縁がなかったのか見放されたのか、先生はすでに誰もいなくなっていたんだけれど。

by HPY


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海浜公園-メールの接続設定         2002年01月15日(火)

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月曜日のお話。

まず、市の地図を広げた。
チビに見せると、今まで行ったことのない新しい公園に行きたいと言う。
じゃ、と地図を見せると、海辺に突き出た緑地を指さして「ここに行きたい」と言う。その先にある建物が見たいそうだ。

え?海の中の建物??

それは東西南北を示す記号……なんですけれど、丸くて綺麗だわね。
含み笑いをしつつも口には出さず、よっしゃよっしゃと海浜公園にでかけた。

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せっかく来たのにさ、チビったら海がコワイらしい。
みんな潮干狩りをしている。私と相棒もずんずん濡れた砂浜を進むのに、チビは怯えて来ない。実は私も経験あるんだけれどね。しかも高校生の時。(^^;
高校生にもなって「海がコワイ」なんて可笑しいけれど、あの頃は感受性が鋭かったから、見慣れない広い空間がとても恐かった。あと迫ってくる長野の山々も。
チビも多分そんなところだろう。

相棒は「信じられない」という感想を述べていたけれど。

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引き潮の濡れた砂浜はだんだら模様で、ぽちぽちと無数の穴が空いている。ゴカイでもいるのだろう。鳥の足跡もまた無数にあった。

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火曜日。カラーブラウザボードをヤフオク・3100円でゲットし、ケーブルも注文・入荷したので早速繋げてみる。入力はさすがに慣れた。キーボード箇所が大きくて、入力規則がパソコンと共通点が多いので、割とラクだった。

でも、メールの設定がうまくいかなくて、送信できても受信はできないのよ。数時間努力して今日は諦め。

もっとも「小さいパソコン」とチビは大喜びでひらがな入力している。自分の名前とママの名前と。先月、ひらがなを読めるようになったチビは、書けないけれど読めるからかな入力ができるのよね。こんどじいちゃん宛にメールを出させよう。

3歳ですでにメールライフに突入か。ネットジャンキーになる日もそう遠くはないなぁ。

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会社から源泉徴収票が届く。欄に「退社」と書いてあって、まぁ退社扱いで構わないんだけれど、外注扱いでずっと仕事はしているし、「退社」と書かれるとちょっと寂しいなぁ。

by HPY


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弓道場と極楽湯♪         2002年01月13日(日)

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肩こりで昨日は死にそうでした。背中全体が痛〜〜〜い!!

……つーわけで、今日はスーパー銭湯なるものに行って来ました。550円。安い。
東京に一人で住んでいた頃は毎日のように行っていた銭湯、千葉に移住したら銭湯がないことが一番哀しかったものです。(あと深夜もやってる喫茶店。)

銭湯、いいですねー。ジャグジーで背中をほぐし、サウナで無心になって汗を流し、冷たい水を浴び……。チビは今日から男湯に入れることにしたので、一人です。一人♪ チビは熱い風呂は嫌いだし、露天も嫌がるしで、ホント一緒に入ってもママはくつろげないのです。家庭湯でも。わたしゃとことん長湯好きなのにー。

だから今日は本当にゆっくり入りました。相棒に感謝。
でも、サウナにテレビがあるとは思わなんだ。サザエさん見ちゃいましたよ。

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昼はチビをつれて公園に行くつもりが、何故か運動公園に。そこは市が経営している、運動公園というよりは体育館でした。弓道場がありました。前々から「弓」に憧れいてる私とチビ。じっくり堪能して参りました。

「弓」に惹かれたのは小説を読んだからです。和弓ですが思ったよりずっと大きくて、思ったよりずっと下の方に弓をつがえ、顔の位置で射ていたのが不思議でした。視覚的にも美しく、今度スケッチブックを持ってくるべきかも……。(と、無理矢理話題を絵に繋げようとする。)

あまりに静的なので、これはスポーツといえるのだろうか?なぞと考えてしまいました。同時に隣の剣道場も見たので特に。剣道場はもう気が狂ったように「キェーー!」だの「オワァーー」だの叫んで竹刀を振り回している。選択するスポーツによって、性格変わるんじゃないかなぁ。支配されるよね。弓道はスポーツというよりは哲学的。是非洋弓も見てみたいものです。

ちなみに私のできる唯一のスポーツはスケートです。(^^) ちょっとだけ習ってたので。やりたいなぁ。

by HPY


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腐ったマンホール         2002年01月11日(金)

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今日は絵の教室で新しいモチーフ。

うーん。何かテーマが欲しいな。昔予備校で講師の先生に見せて貰った筆洗油の絵を思い出す。画家の名前は分からない。惜しい。あれ、今でも脳裏にしっかり焼き付いていて、大好きなイメージのひとつ。
そうだ。テーマは「画家の部屋」にしよう!それならうちからでもモチーフ出せる。
まず、ボローニャ石膏の入れ物、Bloocxの絵の具、ドイツ製ペインティングナイフ、ジャムの空き瓶(チタン白が入っていた)等々、身の回りの絵の具類がばさっと置いてある光景を思い浮かべながら引きだしを物色。

途中、なにげなくベランダを見ると……。おおおお!錆びだらけの崩れたマンホールの蓋があるじゃないですか。(なぜ ^^;)
お、重い。バイクじゃないと電車では運べないかも。ぽろぽろと崩れてくる。何色かももう分からない。茶色であり、黒く、赤く……。最高!いいじゃーーーん!(^▽^)

それと太めの切り枝。なんかすごく面白そう!!気持ちが乗ってきた。
2つを袋に入れてみたらかろうじて持てる。いいじゃーん♪

青ごけだらけのブロックも持っていこうと思ったが、さすがに重量オーバー。
これは諦めよう。

あと、持ち物はピカソ、カラバッジョ、スーラのでかいポスター。
これは壁に貼る分。なんかみんなものの形は一生懸命追って行くんだけれど、背景が全然作れないのが気になる。白い壁で背景って、結構難しいんで、クレーの模写の勉強した後だし、色や形があるポスターが背景にあると、経験上やりやすかったからね。

講師が自分でモチーフ持っていくなんて変な気もするけれど、ま、いっか。

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モチーフ・チョークコンテモチーフ組んでから、生徒さんには最初に説明した。
全部描く必要はもちろんない。描きたいところ、面白いところ、簡単に描けそうなところでもいい、いろいろ探してみて下さいって。

最初は「なんか汚いのががあるなぁ」と言っていた生徒さんも、エスキース取るうちに面白さに気が付いたよう。ぐるぐるまわって何枚も取って、自分の描きたいところを探していた。これは第一段階は成功だ。

いわゆる普通のモチーフ組んでも、全然動かないからなぁ。

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いろんなところを切り取って自分でもエスキース取ってみたら、面白くって、もっと大きなクロッキー帳とコンテチョーク買って、私もせっせと描いていた。

うん、面白い!

写真を見て描くのとは全然違うし、鉛筆で描くのともペンで描くのとも違う。
コンテ、面白いなぁ。

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そういえば、昨日の日記で「平穏無事」とか書いてしまったが、実はその後事件があった。

そ、それは!!!!!!!!!!(>.<)
お風呂のお湯を止めるのを忘れて、お隣りに行ってしまった!
多分2時間は出しっぱなしだったと思う。(ひょえ〜〜〜〜今月の水道代がコワイ)

ガスは途中で止まるらしく、あふれきっている風呂桶の中は冷たい水。
お風呂には入れない、お義父さんにも相棒にもや〜〜〜〜〜んわり怒られた。(当然)真っ暗でガスの復旧の仕方がなかなか分からない。寒いしでさんざん。

夜中、夢を見て目を覚ます。悪夢だが映画のようで面白かった。
でも相棒にもチビ助にもそれぞれ起こされて、全然寝たような気がしない。

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そういえば、デジカメ、電池切れで全然作品の写真撮ってないなぁ。

by HPY


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今日は平穏無事(物足りない)         2002年01月09日(水)

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今日は平穏無事。ちと物足りない。

またマックにて予定を立てる。
今日の予定は某美術学院のクロッキー会(安いのよ!)に参加すること。
出張所で買った市内地図を見る。うーん、バイクだとちょっと遠いかなぁ。30分はかかる。渋滞していたら(絶対してる)……。寒いからちと気が遠くなる。でも行こうと決めたから行こう!

何でもかんでもネットでできると思っていたが、電話で人と喋った方が早いし分かり易い。ということに今更ながらやっと気が付いた。そうだ、出かける前には電話をしよう。

朝から何回電話しても一般科の受付が出ない。思いあまって受験科の方に電話したら、なんとまだ休み中なんだそうだ。(^^;

う……。いつまで休むの?

とりあえず来週はやってるそうなので、安心する。

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通帳記入をして、領収証の整理。あと例の美容院を急襲し、ステンドグラスの先生に話をしてみるから、店の地図かちらしが欲しいと切り出す。あれ!今度はマスター「えっ、本当にしてくれるの?あれはただのクチ話だったのに……」なんて顔をしているぞ。(^^; ま、いいんだけれど。

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領収証の整理をしていたら、チビ助の昔の写真がたくさん出てきてついつい眺めてしまう。うーーん。可愛い。。1歳と3歳はこんなに違うんだねぇ。

友人に、確定申告の書類作成の手伝いOKよ、のFAXを出す。
あぁ、今まで気が付かなかったけれど、FAX用紙が入ってないじゃない。これじゃ送信できても受信はできんわ。なんておまぬけな。

FAXは結構楽しいので、他の友人にも送信したくなった。
紙がたまるのが難だが。

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Yahoo!オークションを覗いたら、私が欲しいポケットボードタイプが5000円以下でわんさかあるじゃない。早速入札したりして。すぐ上をいかれたけれど。ザウルスとかも賢くなったけれどさ、やっぱりキーボード入力が好き。

本体が安くても、私は見捨てられつつあるPHSなんで、ヘタするとケーブル代の方が高くなる。(^^; 電話で最寄りの店にケーブルを買えるかどうか聞く。折り返し電話で丁寧な説明をされた。HPやメールやパンフもいいけれど、最終的には直接聞く方が安心するな。

もっともi-modeなら必ず在庫があるしラクなんだけれどなぁ。どうもNTTにこれ以上お金を払う気にはなれない。ネットの接続料、ISDN接続の件で結構むかついたし。ついでなんでADSLも調べ中。8Mbはやっぱ魅力。なんとかNTTから離れる方法はないものか。

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物足りないのは、普通だから?運転も今日は真面目にしてたし。

いきなり映像がガー!!と出てきて、一瞬白黒ビデオを見ているようにスローモーションで景色が動く、そんなトリップ(と呼んでるのだが)するような感覚に巡り会えるのは精神的にちょっとおかしいときなのかも知れない。でもそんな状態が私にとって、たまらなく懐かしく、何かが生まれそうな……。制作するには良い状態に思える。因果じゃのう。あんまり実を結んでないけれど。うむー。多くは望むまい。

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明日はセンセをする日なのだが、課題のモチーフを何にするかまだ決めあぐねている。

by HPY


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部屋が綺麗だと気持ちがいいなぁ         2002年01月08日(火)

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今朝はちょっぴり寝坊しちゃったけれど、おおむね良好。
自信、妙な事だが自信が復活してきたんで。
何の自信?社会人としての自信かなぁ。(意味不明 ^^;)


今日も隣町のマックまでまず行動。
途中、考え事してトリップしていることに気が付く。こう遊離して周りが白っぽい感じ。やばやば。運転しているときは運転に集中しないと。
バイクなんでね、反射神経と動体視力が勝負だよなぁ……なんてとりとめのないことを考える。

店で保育園関係の勤務状況届けと提出書類一覧に目を通したが、何の書類を提出すれば良いのかいまいち分からない。所得はある。2社から源泉徴収票を貰えばいいのかしら?でも勤務形態はパートでも正社員でもないし。まぁ、源泉徴収されていることは間違いないから、申請して書類を貰うしかないだろう。プラス絵の収入?

困ったので、近所の出張所で聞く。
源泉徴収されている場合はその分返ってくるので、100万円以下の少額でも確定申告した方がいいんだそう。じゃ、話は決まりだ。相棒の分だけでなく、自分用にも確定申告書類を作らねば。(面倒クセ)

書類を熟読したら、免許の書き換えは警察署でもできることを発見し、ネットで電話番号を調べて電話。早速交付手続きに行く。ちょっと道間違えたので、Uターンしようと駐車スペースに入った。進行車に気をつけて発進したら、対向車が私が行く方向の車線にいる。お互いに憮然とした顔で「何やってるんだ??」という格好になった。なんだこりゃ。

ほとんど車のいないY字路。右を見てそいつがウィンカーを出してないからこっち来ないものだと判断して、左見て発進したのだが、それは私の勝手な判断で、私が出たものだからその車、仕方なく対向車線にはみ出してしまったのかもしれない。これってスピード出てたらやばいじゃん。自分の運転技術はろくでもないな。

暖かいけれど風が嵐のようにひどい。


そんな事を思い出しながら、警察署で優良講習を受ける。
運転中トリップして、自分が死ぬ画像が脳裏に浮かぶ時があるけれど、他人を殺すのは耐えられない。ビデオ見ながら、運転もっともっと注意しようと誓う。


1時前で休憩中なのか、受付から丸見えのところで、部長さんらしい人が寝てるわ(疲れてるのかしらねぇ)、手前の受付の女性は旅行雑誌を開いておしゃべりしているわ(もう一人の人は接客しているのに)、警察署、よーく見渡すとつくづく殺風景で前時代的。

小さな子供がはしゃぎまくって、お母さんが手を焼いている。
ついつい後ろから「いないいないばぁ!」なんてやって、仲良くなる。
遊んでくれて有り難うございます、とばかし丁寧にお礼をされて奇妙な感じ。
そういえば、子供が3歳になる頃までは私も、電車に乗って席ゆずられたり、道歩いてても人に迷惑かけているんじゃないかと、やたらと恐縮していたっけ。

そこまで気を使わなくてはイケナイなんて、今思えばとても奇妙な感じ。


交付は2月20日以降です、と言われた。

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帰宅したらリコーのコピーメンテからの留守電。今日修理に来たいらしい。
急いで室内干しのシーツや洗濯物を全部かたし、領収書と本棚の整理をしておく。

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夕食後、お隣のお義母さんのところで読売新聞を読んでいたら、オランダのワークシェアリングの記事に興味を惹かれる。
夫婦二人で週4日ずつ働いて、互いに1日ずつ子供の面倒を見る。1日は祖父母、2日は保育所に預ける。そんな生活をしたいという新婚さんが描く生活図。

すごい。そんで憧れる。

1960年代はヨーロッパの中でも保守的で、女性の就労が認められなかったのに、大きく社会全体の意識が変化した。
らしい。以前オランダ留学した人が、芸術関係者に(の卵や学生にも)優遇された社会でとても良い勉強をした、と言っている人がいたのを思い出す。きっとそれもここ30年くらいで変化を遂げたんじゃないかしら、と思った。

日本の女性のように、キャリアか家庭かで引き裂かれるような思いをすることは少ないという。その面の次の面は、今後のITビジネスの在り方についての記事だった。かつては目を皿のようにして調べまくってたんだけれど。ITビジネスモデル。

でも今はそんなのよりも、生活そのものに興味を惹かれる。

────

ついでにめったにみないちらし広告を見やる。
お!求人がカラーになっている!たいてい2色なのに。……ということで目を通す。比較的近辺でWebデザイナー募集をしている。ちっ、これが2年前だったなら……。2年前デザイナーで求職していたときは、東京都以外は一切なかったものなぁ。そういえば前の会社もデザイナーで就職したはずなのに、いつの間にか企画専門になったなぁ。
バイトで惹かれたのは、パソコンの先生(アシスタント)時給900円。面白そう。
応募する気はほとんどないくせに、1年でいくらの収入になるか、電卓で計算したりして。

お金への未練?
お金に執着したり、無頓着だったり、気持ちは水のようにひらひらと変わる。年収100万も200万も大差ないのにね。多分。

by HPY


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仕事始め(情けなくて泣きそう。でも書いちゃうぜ。)         2002年01月07日(月)

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今日から仕事始めですね。
私の最初の仕事は、なんと昨年度の請求書(鬱の原因その1)書きでした。
これは見たくない書類のうちの一つです。

まず朝、チビを保育園に送りだし、バイクで隣町のマクドナルドまで逃亡。
珈琲を飲んで、一人だけの打ち合わせ。打ち合わせ内容は、自分の今日の予定です。
何しろ一人なのでね。一日も一週間もうっかりすると切れ目なく過ぎてしまうのです。予定帳もきちんと買いました。780円。(^_^)
ずーっとモバイルのやつが欲しかったのですが、今の私には3万円の手帳は贅沢だ、ということで。

今日の必須事項は、請求書郵送と、画廊へのFAX、確定申告の準備、洗濯物を干す(こんなの予定にいれるなってか)、最後に絵を描く。

請求書は本当にたまっていて(5ヶ月分も!)、額的にはサラリーマンしていたころの1ヶ月の給料の何分の1かという少額なのですが、少額だからバカにしていたようで、何ヶ月も過ぎると請求するのが申し訳なくて申し訳なくて……。社長さんと直接合ってお話通すか、電話するか、いっそのこと請求しないとか(^^;)、さんざん迷って結局メールしました。結果はまとめ払い快諾。ああ、少額ゆえの快諾だと思うのですが、もう恥ずかしくてね。

うーん、1年前まで企画・営業ビジネスマンだったのが信じられない。


いい返事が頂けた時点で気がゆるむ。ここで安心してはいかんと、急いでプリントアウト、確認・チェックして封筒印刷してはんこも押して、最後のツメ〜〜!!とばかし投函してきました。気が付いたらもう4時間も経ってるんだ。いったいなんでこんなに時間がかかるんでしょ。

途中、画廊へのFAX送信(鬱の原因その2)。こちらも謝り文句が入ってるぞ!(T▽T)
FAXは新しいのを年末に買ってテストもしていない。説明書片手に初送信。終わってみればか〜んたん。

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気が付くとメールが来てて、何年ぶりかの友人と連絡が取れて、ちょっと嬉しい。目黒のアトリエと共にたまり場が消えて、私の周りには全然友人がいないので、よけい嬉しい。(家族はいるんだけれどね。)

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鬱と言えば、原因その3だった髪は、年末31日にばっさり切りました。
半年ぶりぐらいで行ったのに、その美容院のマスターは私のことをばっちり覚えていて、いきなり個展は成功しましたか?と聞いてきた。ぎょぎょ。さすが接客業は記憶力が違うぜ。(重要な仕事スキルだと思う。)


実はマスターに「店に絵を飾りたいので今度持ってきて」と言われて、ほら、口約束だからいい加減に言っているんだろうと思って(すごく失礼)、聞き流していたものの、そこの美容院に行きづらくなっちゃったのね。ふさわしい作品がないから。
かといって、他の美容院に行くのはイヤだったので、結果、髪は伸び放題。
(こんなことで何ヶ月も悩むか、普通。あっは、普通じゃなかったよねぇ。)


そのマスターからは、今度は「ステンドグラスができる人を紹介して欲しい」と言われてしもた。私が絵の講師しているアート・クラフト教室で、確かにステンドグラスの先生がいるんだけれど、曜日が違うので会ったことないのだよ。なのに外面がいい私は即答で「いいですよ〜」。あぁ〜〜〜、キケンキケン。

誰か知らない〜〜?
店の装飾用のステンドグラスできる人。
千葉県船橋市にある、ちょっと洒落たこだわりの小さな美容院です。

by HPY


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あけましておめでとう。         2002年01月06日(日)

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愚かな私は今頃になって年賀状を書いているという……。
相変わらずのアホです。(^^;

今年の目標。
「書類を期限内にきちんと出す。」(^^;なんだこりゃ。
見たくなくてずっと目をつむっていましたが、私は出さねばならぬ書類が山ほどあるのよ。うん。今でも見たくないですが。
でもこれをやらないといつまで経っても鬱だしなぁ。

今月は免許の書き換えです。(原付だけど。愛してる)

あと、請求書をきちんと書いて出すこと。
これをさぼっているので請求額がたまっている……。(と言っても4万円くらいだけど。)少額だし困るのは自分だけ、と思ってずっとさぼっていた。これ、誰にも言えなかったけれどやっぱりやばいよね。

まぁ、あとは絵を描く事かな。
あと、感動するとか。

去年後半は、一つのことに夢中になりすぎていて、その他のことにちっとも心が動かなくて、それはそれでやばかった。感動する、これって大事だよね。

この日記もそろそろ再開しようかな。
毎日書けるといいよねぇ。

by HPY


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