にゃんことごはん
ごはん



 臨戦態勢につき、日記は不定期

確定申告があるので、毎年この時期はしっちゃかめっちゃか。
今年は、仕事のピークとも重なって、あれまあ、どうしましょうな、感じ。
よって向こう半月余り、不定期更新になりそうです。

とりあえず、猫たちに大きな変化がなければ。

今回、我家のマンションでもペット飼育契約書なるものを提出することになったようで、今後の成り行きが気になっている、といったところが近況でしょうか。

2002年02月26日(火)



 カツオ節を食べたのは?

夕飯用に使ったカツオ節。出汁を取ったあと籠に移して置いていた(乾燥させて、炒った青菜などを加えてフリカケにするのだ)。

……ら、その後、籠に被せていた蓋はズレて落ちているし、カツオ節は減っているし。そう言えば、先ほど、キッチンから出てきたニャンが、満足そうに口の周りをペロペロしていたっけ?
「ニャン? 出しガラのカツオ節食べた?」
ペロペロ、ペロペロ。
「だから、そんなふうに、おいしいお口しているの?」
顔洗い、顔洗い。
「ニャン?」
うっそりと私のほうを見て、ふん、とばかりにニャンは眠ってしまった。

出汁をとったあとのカツオ節だった、というあたりが、ニャンの悲哀を物語っているような、いないような……。

◆テレビをつけたら横浜女子駅伝をやっていたので、ついついリュウと見てしまった。マラソンとか駅伝とか、それほど好きな競技だとも思わないのだが、なぜか一度見てしまうと最後まで目が離せなくなる。不思議だ。
リュウは走るのが好きで、体育の4分完走などは生き生きとやっているらしい。持久走の日に、いかにサボルかばかりを考えていた私の子どもとは思えない。

* 朝−レンズマメのクリームスープ、ジャコとトマトのサラダ、ソーセージ
* 昼−パスタ(バジルソース+パルミジャーノレジーノ)、もやしとピーマン(赤・緑)とベーコンの炒め物、豆腐とシメジのスープ
* 夜−豚肉とザーサイとキャベツ炒め、タラの芽とあわび茸のテンプラ、焼きトマト、メカブとネギと卵のスープ

2002年02月24日(日)



 キラリンは発泡スチロールが好き

朝、みんなが起きて「さあ、メシだぞ」とでも言うように、カリカリと爪とぎをするころ。

なんとも、中途半端なサリサリという音がする。しばらく音源が不明で首をかしげていたが、しばらくしてキラリンが発泡スチロールで爪とぎをする音と判明した。
小型の家電やリュウのおもちゃの梱包材などを、うっかり剥き出しのまま置いておくと、もう大変。サリサリ、パリパリと爪を研ぎ、発泡スチロールの破片を撒き散らし、自分も白い粒まみれなる。
特に冬場は乾燥しているから、静電気で全部自分の体にくっつけて動き回る。
「何これ? 雪?」などと、のん気なことを言っている場合ではない。
掃除するのが、これまた大騒動だ。

ひとしきり爪とぎに使われて、ボロボロになったものを全部処分して、ようやくこのニセ雪騒ぎも一段落と思ったのだが。

キラリン、発泡スチロールの感触が忘れられないらしい。
ついに玄関の靴入れの底に敷いていた、発泡スチロール製のシートを引っ張り出してくるようになった。
ついでに他の子たちが、靴をほっぽりだして靴入れの狭い棚にチャッカリ収まる(ポッポやジュリナは無理だけど)。

その必然の結果として、朝、起きて玄関に行くとき、外出から帰った午後、散らばった靴と開け放たれた靴入れの扉に遭遇する羽目に陥る。

はあ、やれやれと言いながら片付ける靴の大半は、実は私のものではなくリュウのものでもなく……靴道楽と言っても過言ではないほどに、靴をたくさん持っていた母のものだ。
処分するには気が咎め、と言って、私が履くにはちょっと……というものばかり。仕方なく、そのまま靴入れにしまいこんでいるのだが。
この惨状に、母は嘆いているだろうか、とチラっと思ったりする。

◆もうすぐ二月が終わってしまう。ああ、確定申告……。いや、せっせとパソコンの帳簿ソフトでやっているのだが。「あー、もう飽きた、もうやだ」と、すぐにブウたれる私にリュウがあきれている。事務処理能力の高い人を、本当に尊敬する。もっともっと評価されてもいい職種だと、常々思っているのだけれど。

* 朝−チリコンカン入り卵焼き、焼きトマト、豚足、コーンスープ
* 昼−牛肉とタマネギの炒め物、モヤシとあわび茸とニンジンのサラダ、豆腐とネギの味噌汁
* 夜−サーモンのハンバーグ*、ベビーリーフと鶏ササミの胡麻和え、ブロッコリーのチーズ焼き、大根とニンジンとシメジの澄まし汁

*サーモンのハンバーグ(苦肉の一策だったのだけど、意外とおいしかったので)
1)(安く売っていたから買って来た)サーモンのアラの肉部分を、スプーンでそぐようにしておとし、あらみじんにする。
2)4分の3ほどを、すり鉢に入れ、しょうが汁と塩少々を加えてする。
3)4分の1に、刻んだナガネギを加えて混ぜる。
4)形を整え、両面に小麦粉をはたく
5)オイルを敷いたフライパンで焼く。
あとは、お好みでポンズかソースかマヨネーズを添えて。

2002年02月23日(土)



 デブ猫ポッポも、やはり猫だった

毛のボンボンが付いた玩具で、リュウがみんなを遊ばせた。
やはり一番年下のキラリンが、一番燃えて食いついてくる。
ニャンも、こういうことでは負けていない。鮮やかなジャンプを見せてくれる。

で、普段はたいてい寝ているポッポ。
ムクっと起き上がるなり、物凄いスピードでやってきて、飛びついた。
バシバシと前脚で代わる代わる、ポンポンを狩る。
おお、やっぱりポッポも猫だったか。デブでも敏捷なのね、とリュウと感心した。
もっとも真っ先に興味をなくして、のたーと寝そべったのもポッポだったけれど。

◆今日は暖かかったので、リュウの半袖もなんだか爽やかに見えた。

* 朝−ドリア、ブロッコリーとニンジンのサラダ、ワカメと卵のスープ
* 夜−レンズ豆のチリコンカン、うるいのゴママヨ和え、もやしとあわび茸のサラダ、豚耳

2002年02月22日(金)



 クローンペット

少し前、新聞を賑わせていた猫のクローンのニュース。
そのことを、ずっと考えていた。

一番の命題は、「クローンは、もととなった固体とイコールなのか?」

たとえば、我家のニャンの細胞からクローンをつくったとする。
ニャンとまったく同じDNAを持つ、しかしニャンの記憶(ここで言う記憶とは、人間の側からすれば「思い出」といった情緒的なものだが、猫にとっては、行動を決定づける学習の機会、といったような意味合いだ)を持たないクローン・ニャン。彼は、ニャンであるか否か?

ニャンの記憶を持たないクローン・ニャンは、同じDNAを持っていても、捨てられ猫だった幼猫期の記憶も、保護主さんに拾われてからの先住猫ちゃんや先住犬ちゃんとの生活も、ニャンを「カブ」と呼んで可愛がっていた幼い女の子と男の子の記憶も持たない。
当然、初めて猫を迎えることになったリュウと私の、緊張と狂騒の日々も知らない。

じゃあ、ニャンとは違うじゃないか。……なのだけど。

でも悲しいかな、猫にもボケはあるらしい。では、ニャンが長じてボケちゃって
、突然、わけのわからない行動をとり始めたら……それはニャンではないのか? と言われたら困ってしまう。

ボケちゃったニャンはニャンだけど、クローン・ニャンは、ニャンではなく別の猫だ。私の感情は、多分、そう判断するのだが、その根拠はと言えば、もしかしたら私の側の記憶の連続性でしかないのかもしれない。

それでも、クローン・ペットに某かの居心地の悪さを、私は感じる。
それは、病気になったから、年をとって可愛くなくなったから、飼い主の生活環境が変わるから、ひどいものになると、ブームに乗って飼ってはみたものの飽きてしまったから……つまりは、人間の都合次第で、あっさりと捨てられる動物たちに感じる悲哀とも地続きだ。

結局、これらは人間の問題なのだ、と私は思う。

科学の進歩を否定するものではないが、時々、科学とはなんだろう、と思ったりする。人間は、クローンを扱うにはまだ精神が未成熟なのでは? と思うのは、傲慢だろうか?

◆私があまり煩く「また、半袖」と言うものだから、今日は、お友達と遊んで帰ってくるなり「○○くんも半袖だったよ」とアピールしていた。
そして、どういうわけか突如クリームスープにこり始めたリュウ。何が、どうしたのだ?

* 朝−牡蠣ご飯と梅干のお握り&ジャコと青菜のお握り、クリームスープ(タマネギ、ブロッコリー、ベーコン、ニンジン、コーン、グリーンピース、パルメザンチーズ、牛乳)
* 夜−舌平目のムニエルwithキャベツとトマト炒め、ベビーリーフと揚げとジャコのサラダ、クリームスープ(タマネギ、ニンジン、マッシュルーム、ブロッコリー、クリームチーズ、牛乳)

2002年02月21日(木)



 よく鳴く猫、鳴かない猫

子どものころ、犬を飼っていたことがある。犬にとって、吠えるというのは案外、重要なコミュニケーション手段ではないかと思うのだが、どうなんだろうか?

猫は意外と鳴かないのだということを、ニャンが我家に来てから知った。
鳴く前に、さりげなくアピールする。何気に近寄ってきたり、前脚でチョイチョイとしたり。それでも反応がないと、か細い声でそっと鳴いてみる。そんな感じだ。

ショーも割と鳴かない。お腹が空いたときに廊下に座って、ピャーと鳴くのがせいぜい。あみっちとなると、もっと鳴かない。発情鳴き以外は、ごくたまにポンポンをせがんで無視されたときに、なぅーんと鳴くぐらい。

そうか、猫というのは鳴かないものなのだと思いかけた頃にやってきたポッポとジュリナが、それはそれはよく鳴く猫だった。お腹が空いたと言っては、なおーん、遊んでくれと言っては、あぅーん、ポンポンしろと言っては、なぅー、ショーが無視すると言っては(これはポッポだけだが)、あぉーん、なんだかわからんが、ひにゃー、としょっちゅう鳴く。

キラリンは今の所、あみっちと同じぐらいの頻度でしか鳴かない。ただし、キラリンの場合は、お腹がすいたときに「あぅー」とか細い声で鳴く。

あみっちとキラリンの共通項と言えば、どちらも野良猫の出身。
そうか、野良ちゃんはやたらなことでは鳴かないのか、と思った。
対極にいるポッポとジュリナは、生粋の家猫。
ニャンの出自は不明だが、もと捨て猫だから何か思うところがあるのかもしれない。
唯一、血統書つきで当然のことながら家猫のショーがあまり鳴かないのは……単なる性格か?

◆毎日、ご飯のメニューなどを書いているものだから、料理上手だと勘違いされがちなのだが、はっきり言って私の料理は簡単手間なしのガサツなもの。残り物は徹底的に再利用する。大根の皮もブロッコリーの茎も使う。ちょこっと残しておいた惣菜は、ちゃっかり卵焼きの具になったりしている。
ただ、こうやって何を食べたかを記録しておくと、「最近、メニューがマンネリだな」などと反省材料になったりするのが便利で続いている。
で、最近の反省。豆が少ない……うーむ。どうするかなあ。

* 朝−牡蠣ごはん(昨日の残り)、卵焼き(揚げ、刻み昆布、シイタケ、鶏そぼろ)、クリームスープ(ベーコン、タマネギ、じゃがいも、にんじん、牛乳)
* 夜−大根と鶏モツの煮物、ミズナのお浸し、鶏胸肉の昆布巻き、むき海老と野菜の中華風炒め(ピーマン赤&青、ニンジン、ブロッコリー、ナガネギ、大根の皮、しょうが、ザーサイ)、ネギとシメジのスープ

2002年02月20日(水)



 なにゆえ、キラリンは柱をかじるのか?

猫にはそれぞれ妙なクセがあり、ちゃんと爪とぎがあるのに壁紙で爪を研ぐ子、ふすまで爪を研ぐ子、ドアで爪を研ぐ子、いろいろだ。

不思議なのは、壁で爪研ぎするのは、あみっち、ポッポ、ジュリナで、襖で爪研ぎするのは、ニャンとポッポ、ドアで爪を研ぐのはショー、同じ壁でも、柱の角になっているところで爪研ぎするのがキラリンと、個性がある。
まあ、おかげで我家はボロボロなんだが(笑)。

さて、最近キラリンが柱をかじっている光景に、よく出くわした。
壁紙のはがれたあと、剥き出しになったコンクリートを、なぜだかキラリンはかじる。屋台骨が傾くほどではないので、大目に見ているが。
でも、どうして? コンクリート、おいしい?
もしかして、前世、ねずみだった?

◆喉が痒い。これは、もしかして花粉症というヤツなんだろうか? 鼻水も止まらないし、そうかもしれない。きちんと検査したら、あれやこれやアレルギーがあるのかもしれない。でもまあ、この程度だったら鼻をかみすぎて小鼻の周りがガビガビになる以上の被害はなさそうだ。
ところで、小鼻の周りがガビガビになってしまうと、化粧をしてもいまひとつノリが悪いのだが、ほかのひとはどうしているのだろう? 小鼻の周りをガビガビにしている若い女の子なんて見かけないし……みんな、それなりのケアをしているんだろうなあ。うーん、謎だ。

* 朝−桜海老と大葉のお握り&梅干のお握り、チーズトースト、キャベツとソーセージのスープ
* 夜−牡蠣ご飯、洋風キンピラ(ベーコン、ニンジン、ブロッコリーの茎、タマネギ)、鶏肉と白菜と切り昆布の炒め物、ベビーリーフの胡麻和え(揚げ、しいたけ)、大根と朧昆布のお吸い物

2002年02月19日(火)



 なぜか、誰もミニホットカーペットにいない

今日は、昼頃まではお日様燦々で「お、暖かくなるか」という天気だったが、夕方には、気温も下がって寒くなった。

なのに、だれもミニホットカーペットにいない。寒くて暖房を入れたからなのか?
ポッポはピアノの上だし、ニャンは暖房機の上、ショーはソファ、キラリンは炬燵掛けと上掛けの間、あみっちは電気あんか。
いつもミニホットカーペットの主と化しているジュリナまでもが、どういうわけか、私の仕事椅子の上で丸まっている。

おかしいなあ、と思ってよくよく見たら、スイッチが「切」になっていた。
早速スイッチを入れたら、しばらくしてキラリンがカーペットに寝て、それから、またしばらくしてポッポがカーペットに。
ジュリナはずっと私の椅子で寝ていたが、トイレに起きて、ご飯を食べて、それからおもむろに、いつもの場所に収まった。

◆最近、夜型になってしまって、朝起きられない。仕方ないので、リュウのご飯は寝る前につくっておく。予定していないものが冷蔵庫からなくなっているのは、まあ、ご愛嬌。

* 朝−クリームシチュー(昨日の残り)、ソーセージ、プチトマト、甘塩シャケ
* 夜−大根とミズナと豚肉の煮物、白菜とタマネギとホタテの炒め物、じゃがいもとニンジンのチーズ焼き、シメジとマイタケと小ネギの澄まし汁

2002年02月18日(月)



 雨の匂い

今日は、夕方から雨になった。

外に出たとき「湿った匂いがする」とリュウが言うので、気をつけてみると、確かに。「これって冬の間はしないんだよね。春になってくると、この匂いがするよ」。そういえば、確かに。

だから、夕方ベランダの窓を開けたとき、みんなが窓際で鼻をヒクヒクさせていたのだろうか?

◆突如として「お好み焼きを食べたい」とリュウが言う。「夜、お好み焼きつくる? キャベツあるし」と聞いたら「うーん」「じゃあ、食べに行く?」「うん!!」で、いつもの店に行った。中途半端な時間に振り出した雨のせいで、お店もすいていた。

* 朝−キャベツとスペアリブのスープ、ミニグラタン
* 昼−鶏手羽のクリームシチュー(タマネギ、じゃがいも、ニンジン、カリフラワー、ブロッコリー、マッシュルーム)、トマトとベビーリーフのサラダ
* 夜(お好み焼き屋さん)−大根サラダ、キムチ、海鮮焼きソバ、タコ玉のお好み焼き、ほうれん草とチーズと餅入りお好み焼き(←リュウはこれが食べたかったのだ……)

2002年02月17日(日)



 三つ巴×2

猫たちは朝、起きて巡回してご飯を食べて、ちょっと遊ぶと寝る。そして昼前に起きて、またちょっと遊んだり、ご飯をねだったりする。そして、昼下がり、みんなして眠る。

今日は、日当たりのいいソファに、ニャン、ショー、キラがそれぞれに丸くなり、ミニホットカーペットでジュリナとポッポ、電気あんかであみっちが寝ていた。

しばらくして居間に行くと、ソファの3匹が重なり合っている。
ショーの隣にニャンがもぐりこんで寄り添い、その隙間にキラリンが割り込んだ様子だ。ショーは一番下でつぶれつつ、ぐっすり。ニャンもキラリンもぐっすり。
ふと、ミニホットカーペットを覗くと、ポッポとジュリナがそれぞれの頭と足を互い違いにしてくっついて、そのポッポにあみっちがのしかかるようにくっついて、こちらもぐっすり。軽量級のあみっちに乗られたぐらいではビクともしないポッポは、口半開き……まるでオヤジやん。
ひとしきり、クスクス笑い、幸せな気分を味わった。

◆土曜日の登校も、あとわずか。来年度から完全週5日制になる。「土曜日、毎週あってもいいのに」と言うリュウは、詰まらないとぼやいている。

* 朝−一夜干しのお握り&梅干のお握り、青菜入り卵焼き、クリームスープ(じゃがいも、ニンジン、タマネギ)
* 昼−春雨炒め(豚肉、ピーマン赤緑、ザーサイ、ナガネギ、にんじん)、中華風たまごスープ(マイタケ、にんじん、みずな、タマネギ)
* 夜−和風ハンバーグ(鶏ひき肉、ナガネギ、ゴボウ)、しいたけとピーマン炒め、ベビーリーフとジャコとプチトマトのサラダ、タラの芽の天ぷら、キャベツのチキンスープ

2002年02月16日(土)



 久々の犠牲者

昼間、日差しが暖かかかったのでベランダ側の窓を開けた。

しばらくして居間に行くと、窓際にニャン、ソファの背にショー、テレビに上にキラがいて、じっと天井のある一点を見つめている。蝿だ。
陽気につられて出てきて、我家に入ってしまったのだろう。

しばらく天井付近を飛び回りつつ逃げていた蝿を、3匹が追いかける。
キキキ、カチカチ、ギャッギャッとうるさい。
廊下に行ってまた居間に戻り、そしてサイドの窓に泊まったところを、ニャンが目にもとまらぬ速さで襲い掛かり、あえなく昇天……南無……。

◆昨日はリュウの授業参観があったのだが、クラスでひとり半袖だったのは言うまでもない。そして今日は「○○んとこに遊びに行く途中で、知らないオバサンに『寒くないの?』って聞かれた」と笑っていた。やめてくれー。

* 朝−ジャコのお握り&梅干しのお握り、ソーセージ、ミネストローネ(ニンジン、じゃがいも、キャベツ、タマネギ、トマト、パスタ)
* 夜−えぼ鯛の一夜干し、水菜の胡麻和え(しいたけ、揚げ)、豚肉とザーサイとピーマン炒め(刻み昆布入り)、白菜とキノコのスープ

2002年02月15日(金)



 追いかけっこ

夜、炬燵に入って帳簿の入力(確定申告のために)をやっていたら、目の前をビュンとニャンが横切っていった。
わ!とびっくりしたら、そのあとをショーが追いかけていった。
この2匹の追いかけっこは、迫力がある。ヒュンと空を切って走っているように見える。

ショーとあみっちの追いかけっこはスピードはあるが、何せあみっちが軽量級なので迫力という点では今ひとつ。
ポッポが加わると、迫力はあるもののスピード感に欠ける。
キラリンとショーだと、なんだかじゃれているようにしか見えない。トテトテという感じでスピード感もなし、追いつかれるとキラリンがすぐお腹を出して転がるからだ。
キラリンとポッポでは、はっきり言ってギャグ。重量級のポッポがドスドスと逃げるのを、三分の一ぐらいのキラリンがトテトテと追いかける……。何度見ても、不思議な光景だ。

そして、ジュリナは追いかけっこには参加しない。たまには、走ったら? と思うのだけど……。

◆今日はバレンタインデーで、リュウもクラスの女子からチョコレートをもらったらしい。「だれ?」と聞いたら「忘れた」。そーですか、言いたくないですか(多分、○○ちゃんだと思うんだけどな)。「ちゃんとホワイトデーにお返しするんだよ」と言ったら、微妙に嬉しそうに「うん」と答えるのが、おかしかった。

* 朝−梅干のお握り&じゃこと青菜のお握り、ソーセージ、焼きトマト、サツマイモ入りクリームスープ
* 夜−鶏手羽の塩焼き、昆布と揚げと白菜の煮物、トマトとブロッコリーのチーズ焼き、大根とニンジンとじゃがいものスープ

2002年02月14日(木)



 窓際

キラリンが、窓際の桟にちんまり座って外を見ていた。

ここが好きなのは、あみっちとキラリンで、たまにニャンやショーがいる(多分、ポッポとジュリナは桟に体が乗らないのだろう)。
そうやって道行くひとを眺めたり、空を見上げたりしている。

以前、リュウと買い物に出て帰ってきたとき、何気なく窓を見上げたら、あみっちがこちらを見ていたことがあった。「あみちゃんだ、あみちゃんだ」と大騒ぎしてしまった。

ふと見上げた家の窓に猫がいると、なんだかとても幸せな気分になる。
外に出ると時々、あっちの窓、こっちの窓を眺めてみるのだけど、なかなかそういう幸運に遭遇しない。

たまに、窓際に三匹ぐらいひしめきあっていることがあったりすると、「今、この前の道を歩く人がこっちを見てくれたらなあ」などと思ったりする。余計なお世話といえば、余計なお世話なのだが。

◆ここ数日、ほんとうに寒い。顔が冷たくて仕方がないのだが、顔の冷え性というのもあるのだそうだ。知らなかった。

* 朝−切り昆布の煮物入り卵焼き、ハムとベビーリーフのサラダ、焼きトマト、ニンジンのポタージュ
* 夜−エビのかきあげ丼、マイタケと小松菜の煮浸し、白菜と揚げとネギの味噌汁

2002年02月13日(水)



 ショー、お風呂に落ちかける

濡れるのはイヤなくせに、お風呂好きな猫たち。

我家の風呂は給湯式(追い炊き機能なし)なので、あまり間をあけて入れないのが難だったのだが、電子レンジでチンしてお風呂につけると、遠赤外線効果でお湯が冷めにくい、という便利グッズを買って使ってみたところ、案外、イケる。
それで、冬場はリュウが入ったあとバタバタと風呂に入っていたのだが、最近は2時間ぐらい後に入ったりできるようになって、非常に喜んでいた。

喜んでいたのは私だけでなく、猫たちも、だったようで。
さあ、入りましょう、と風呂場に行くと、いるわいるわ。蓋の上でほかほかしているのが。ニャンを筆頭に、キラ、ジュリあたりが、続く。たまにショーもいる。
キラ、ジュリは私が入ろうとすると逃げていくのだが、ニャンだけはそのまま。なので、二枚組みになっている蓋の一枚はそのままで入る。
ニャンは風呂のお湯を覗き込んだり、舐めたり、蓋の上で毛づくろいをしたり、うつらうつらしたり。それは楽しそうだ。

今日はショーもやってきて、嬉しそうに蓋の上に乗ろうとして……浴槽の縁で足を滑らせて、落ちそうになっていた。いや、片足が落ちて必死によじのぼったのだ。そういえば、以前にもショーは風呂に落ちかけたことがある。まったく同じような状況だった。

活発な割に、意外と鈍くさいショー。かわいそうに、余程ショックだったのか、ひきつった顔のまま、あわてて風呂場から退散してしまった。

◆「寒いなあ」と言いつつ上に一枚余計に羽織って隣を見ると、半袖姿のリュウが……。「えー、だって遊ぶ時は○○も××もみんな半袖だよー」はいはい。半袖でチャリを漕いだりしていないんだったら、言わないですよ私だって。それにしても、低学年のころはまだマシだったような気がするんだが。

* 朝−フグの一夜干しとゴマと青菜のお握り、トマトスープ(じゃがいも、にんじん、マイタケ、タマネギ、ベーコン)
* 夜−バジルソースのパスタ、和風スペアリブwithグリーンサラダ)、エリンギとプチトマトのバター焼き、クリームスープ(タマネギ、ベーコン、じゃがいも)

2002年02月12日(火)



 気がつくとハーレム

現在の我家の猫の雌雄比率は、♂3、♀3の五分五分だ。

なのに、ふと気づくと、ジュリナはもちろんだが、あみっちもキラリンも、ポッポの寝ているミニホットカーペットにぎゅう詰めになっていることが多い。
あみっちは、ポッポが大のお気に入りだし、キラリンもどうもポッポがお気に入りらしい。

今日も、ミニホットカーペットの奥のほうにジュリナ、手前にポッポが寝ているところに、あみっちがさりげなく近寄って、ポッポのお腹のあたりで丸まった。
しばらくすると今度はキラリンが近寄っていって、まず、頭のあたりにチョコンと座り、次にポッポの頭をペロペロと舐め、それから首の辺りに丸まった。

ポッポは薄目を開けたが、そのまままた寝た。
かくして、ポッポのまわりに集まる女の子たち。どうでもいいや、ってな具合に寝こけるポッポ。のどかな冬の昼下がりの一幕であった……。

◆珍しく、揚げ物を食べたいとリュウが言うので、今日の昼はテンプラだった。

* 朝−納豆、トマト入りオムレツ、揚げとジャガイモの味噌汁
* 昼−テンプラ(エビ、鯵、サツマイモ、シイタケ)、焼きトマト、マイタケと麩の味噌汁
* 夜−フグの一夜干し、シイタケと赤ピーマンのバター焼き、ベビーリーフのサラダ、厚揚げの煮物、豆腐とネギのスープ

2002年02月11日(月)



 キラリンはジュリナに弱い

我家で一番、大人しいジュリナ。何しろ、人見知り、猫見知り。
子猫のように、なんにでも飛びつく年齢ではなし。
日長一日、ミニホットカーペットの上で毛づくろいをしたり、寝たり、ときどき起きてご飯を食べ、トイレにいき、気が向くとポンポンをせがんで、一日が過ぎる。

ポッポ以外の猫には近づかないし、ほかの猫もあまりジュリナにはちょっかいを出さない。

が、どうやらキラリンがジュリナに弱いらしいことが判明。ジュリナは他の猫をいじめたりはしないので、どちらかというと、キラリンがへりくだっているように見える。
ジュリナが悠々と歩いていると、キラリンはさっと道を空ける。すれ違いそうになると、さささと後ずさって譲る。ジュリナは別に気にするふうでもなく、マダムのごとく優雅に歩いていつもの場所に戻る。
何がキラリンをそうさせるのだろう。謎だ。

◆ちょっと暖かいかなあという日が続いた後で、また急に冷え込んだ。でも、少しずつ空気の匂いが違ってきてるような気がする。

* 朝−卵焼き、白菜のおひたし、揚げとネギの味噌汁
* 昼−ラーメン(煮豚、春菊、ネギ)、ブロッコリーとサーモンのサラダ
* 夜−きびなごとさよりのお刺身、ベビーリーフとプチトマトのサラダ、切り昆布の煮物(豚肉、コンニャク)、大根と大根菜と厚揚げの煮物

2002年02月10日(日)



 キラリンはテレビが好き

我家の猫は、あまりテレビに関心を示さない。

ニャンがまだ子猫だったころ、一時期、よくテレビの画面を狩っていたが、すぐ熱が冷めた。今では、たまにテレビの上で寝ているショーが、忘れたころに狩りをする程度。むしろ、何もついていないテレビに映る自分の姿を、ポッポがじっと眺めている時間のほうが長いかもしれない。

が、最近、キラリンが俄然、テレビに興味を示し始めた。特に動きのある画面になると、体が一緒に左右に揺れる。最初は、1メートルぐらい離れているのが、少しずつ、近づいていく。そして、頭が伸びをするように上を向いたり、低く下がったり……で、ついに飛び掛るのだが……所詮は画面。あり? というように、固まるのが、非常におかしい。

今日も私の膝の上で、真剣な顔をしてソルトレーク五輪の開会式を見ていた。

◆やっと仕事が一段落。ふう。でも、すぐ次がある。いえ、こういうご時世、お仕事があるのは、ありがたいことです。あ、そうだ、確定申告もしなくちゃ……。

* 朝−コロッケ、白菜のスープ、トマトとベビーリーフのサラダ
* 昼−牛バラ肉と青菜の煮込み、ネギと麩の中華風スープ
* 夜−豚肉と長ネギとキムチ炒め、ピーマンとじゃこの和え物、ブロッコリーとトマトのチーズ焼き、ワカメスープ

2002年02月09日(土)



 しばらくお休み

今回、順調だったはずの仕事が……。
やっぱり、ギリギリで修羅場ってしまったので、週末までお休み。

2002年02月05日(火)



 不可解……

我家の家庭内野良のあみっちは、私がパソに向かっているときと、和室の布団で寝ているときだけは、甘えてポンポンをせがむ。

うっかり無視しようものなら、「なぅ〜ん」とそれはそれは悲しそうに鳴いて、注意を引こうとする。布団に寝ているときは、頭突きをくらわして注意を促す。
そういえば、あみっちはポッポやニャンやショーにじゃれるときも、なぜか寝ている顔の前に割り込むようにどっかりと座る、という荒業をやる。
キラがそっと様子をうかがいながらお尻のほうから近づいて、お腹のあたりにもたれるのと対照的な強引さだ。
この辺が、あみっちの気の強さの現れなのだろう。

ところで、非常に不可解なのが、私が布団に寝ているときのあみっち。
私の顔に頭突きを食らわせてから、なぜか決まって後頭部のほうに回り込んで座る。
当然、ポンポンをするためには、そちらを向かないといけないので、私が顔を向けると、今度は反対側、つまりまた後頭部にわざわざ回り込む。
しかたないので、私は肩越しに背中のほうに手をやる格好でポンポンする。
肩の体操にはちょうどいいかもしれないが、置きぬけの半寝ぼけ状態で肩の体操はしたくない……。

◆喉が痛くて鼻がムズムズする。外は雨なのに暖房を入れているから、部屋の空気が乾燥しているのだろう。乾燥防止に洗濯機を回して洗濯物を干した。本末転倒? いや、一石二鳥だろう。
昼にリュウのリクエストでうどんを食べたのに、夕方テレビのラーメン番組を見ていたら、突然、ラーメンが食べたくなった単純な親子。結局、二食続けて麺だった。
 今日は節分なので、太巻きでも作ろうといっていたのになあ。豆まきは、マンションなので「鬼は外」ができず、つまらない。

* 朝−ソーセージ、焼きトマト、コーンスープ
* 昼−きつねうどん(豚肉、ネギ、さつま揚げ、春菊入り)
* 夜−ラーメン、ベビーリーフとジャコのサラダ、鶏手羽元の塩焼き

2002年02月03日(日)



 花瓶の受難

受難続きの我家。本日の被害はガラス製の花瓶というか水差し。

濃いブルーの模様ガラスで、割と気に入っていたのだが、それが綺麗に二つに割れていた。鈍い音がしてかけつけると、またしても割れたガラスの側でウロウロしているのはキラリン。
鈍くさい割に破壊力バツグンだ。

割れ方を見ると、もともとひびが入っていたようなので、寿命だと思うことにした。

◆お天気続きなのは嬉しいけれど、そろそろお湿りのほしい今日このごろ。仕事が詰まってきているので、また生活リズムがメチャクチャになりつつある。

* 朝−焼き餅、トマト入りオムレツ、ソーセージ、クリームスープ
* 昼−中華丼(豚肉、白菜、ピーマン、ニンジン、エビ、タマネギ)、ワカメのスープ
* 夜(どうしても今日必要な本を買いに出て、お腹がすいたので、お好み焼き屋さんに入った)−もずく、カキのバター炒めwithモヤシとキャベツ、ほうれん草とチーズと餅入りのお好み焼き(リュウ)、ミックス玉(私。でも三分の1ぐらいリュウに食べられた)

2002年02月02日(土)



 とうもろこしの受難

朝、リュウが学校に行ったあとキッチンに入ると棚からキラリンが飛び出してきた。

ここの扉は、猫がちょっと爪をひっかけて開けることができるため、ときどき、ニャンやジュリナ、モノが少ない時はポッポまでが入って眠ったりしている。
中に入っているのは缶詰瓶詰め類、カセットコンロのガスの替え、乾物類は缶に入っているし、ということで、ここで寝るのは大目に見ているのだが。

キラリンが飛び出してくるのと一緒に、ゴロンと転がり出したものがあった。
見ると、とうもろこし。頂きモノのゆでとうもろこし。きっちんパックされていて、レンジでチンすれば、出来たてのゆでとうもろこしの出来上がり、というわけだ。
それが、食い散らかされて、半分ほどがなくなっている。
キラ? と振り向くと、おいしそうに舌で口の周りを舐めたあと、顔を洗い出した。

まったく、油断も隙もあったもんじゃない。

◆朝起きると半袖でフラフラしているリュウ。チラっと睨んだら、あわててタンスから長袖を引っ張り出してきた。でも、学校から帰ってきたときは、しっかり半袖にもどっていた。やれやれ。

* 朝−里芋と厚揚げの煮物、ソーセージ、小松菜と卵のスープ
* 夜−ホタテのバター焼きwithブロッコリー、トマトとじゃがいものミニチーズ焼き、白菜とネギと豚肉の炒め物、もやしの中華風スープ

2002年02月01日(金)
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