抗うつ剤を飲み始めた頃から、深夜にどうしても起きてしまう様になった。２４日、たぶん・・・・・。２時半頃から、１時間事に眼がさめる。
何度もあきらめてバイクで出かけよう、でも、外はいつまででも真っ暗の空。

これが限度と５時半に起きる事にした。それでも時間をかけて、ゆっくりとした。家を出たのは６時半、どうにか明るさが出てきた。普段どうりの服装で出かけた、それなのに、異様な冷えでシールドの隙間からの風邪で、顔は冷え切って来た。会社へ出る時間も近づいて、焦って自宅にギリギリについた。

その日は熱っぽくて、医務室で体温をはかると８度近くあった。風邪薬を貰って、勤務時間までいて、直ぐにかえった。ところが、この夜になって、４０度近くまで熱が上がった。解熱剤でどうにか平熱になって、昼間は普通の状態、それなのに、夜になったら再び高熱が出てきた。夜だけ高熱が出た。

朝、４時に目が覚めて横になっていても、寝る事がどうしてもできない。と、言って今からバイクに乗るのは、いくら何でも早すぎる。そうこうしている内に、６時くらいになった。
もう、ガマンが出来なくてバイクで出かける事にした。着替えて用意をして時間を見ると、４０分くらいになっていた。コースを時間とあわせて、どこが良いのかに随分と悩んだ。
結局は、１６１号線を走って弘川まで行って、小浜方面に行って大好きな朽木の道の駅にした。家を出たときは天気だっだのに、高島の手前くらいから小雨になった。

この程度なら大丈夫と思い、しばらく走っていた。雨は降り続きシールドから、前が見にくくなって寒いけれど、シールドを少しあけて走る事にした。とても寒かった。

背中に痛みはある。仕事が出来ないくらいに痛いわけでもない。
朝から打ち合わせや、資料作成の依頼、頼まれ事など、一日でいろんな事がありすぎて、一息ついたのは既に６時半になっていた。

痛みの事や仕事の進め方なんて、考えている暇もなかった。気にしているバイクの事も忘れていた。明日は赤十字病院の予約の日、いつもならブロックを頼む事を考えている。今夜はそんな気分になっていない。
痛みの事を考えると、ブロックをしておくと安心感があった。それが、抗うつ剤で治まりかけているから、それが原因で止めておこうと言う気持ちが出てきている。

おかしなものだと思う。

大丈夫だと安心感から、午前中も午後も一日中、バイクに乗っていた。距離は２００Ｋｍ強だからたいしたことはない。
家に帰って、ホッとしたら背中の痛みが少し出ている。抗うつ剤で改善されたと安心していたけれど、クスリだけではムリなんだろうか？

バイクに乗って、ストレスも緩和されると思って、少しムリをしたのだろうか？
バイクに乗っていても、天候で行きたいところへは行けない。走った道は、渋滞で走った気分にはならなかった。これが、ストレスになってしまったのだろうか？

１０時の約束で、１０分前にバイクショップに着いた。店の中には準備が出来ている「マイバイク」が置いてあった。もう。３台目の手続きだから、詳しい説明も無く書類の受け渡し程度で済んだ。
３〜４ヶ月ぶりの運転だったので、不安をなくすための準備が大変だった。必要な小物をシートの中にしまい込んだ。車検証や自賠責の書類、レッド・バロンのパスポート類。

ブルーで１０，２００Ｋｍ走行、タイヤは７分程度。まだ、７，０００Ｋｍは走れるとの事。車重は１９５Ｋｇでパワーは１００ｐｓ、実測では９０ｐｓ程度。
４００ｃｃの約２倍、それでも１２００ｃｃよりは、格段に落ちる。車重で手放す気持ちになったから、それは仕方がない。回転数を上げて遊ぶバイクを選んだと、自分に言い聞かせた。

ショップからは何事もなく家まで着いた。何となく停止時点での安定感がないから、停止の度に転倒の不安がよぎった。一番の違いは足つきの良い事で、ふらつきは直ぐに無くなり始めた。しかし、完全には無くならない。

腹が立つのをガマンする事と、腹が立って感情を態度に出すのは、どちらがストレスには良いのだろう？
仕事で人間関係をガマンすすのは、少し意味が違うかも知れれない、かも。

ソフトの仕事で思いのとおりにならない事は、しゅっちゅうある事。こんな事で苛ついているとは考えられない。やはり人間関係に起因していると思う。
言いたい事を思うように言えない事で、フラストレイションが膨らんで来る。そして、それが苛立ちにつながっている。

もう一つは、バイクの事。明日は納車の予定日。でも、雨が降ると、取りに行けない。ネットで見れば、４０％の降雨率、ＴＶでは曇りとしか出ていない。
小雨くらいなら、過去の経験から何とかなると思う。思い出せば、４００ｃｃ時も小雨だったし、１２００ｃｃの時も晴れては無かった。
ついていないと言えば、それまで。

住民票と追い金をもって、買い替えるＺＺＲ６００の車体を見にショップへ行った。バイクは新車と同じくらいに外見はきれいだった。でも、１００００Ｋｍの走行でタイヤは、そこそこ減っていた。店長曰く、たぶん１回交換しているのだろう。７０００〜８０００Ｋｍが限界だと。知らなかったから４００ｃｃの時は、新品のままで９０００Ｋｍ以上走っていた。

前後、交換すると工賃込みで５万程度かかるらしい。知らなかったので、少しショックだった。保険など以外にも維持費がかかる事を考えていなかった。

会社の中では人間関係が複雑になっている。小さな会社だから、居場所は今のところしかない。だから、イヤな人間がいてもガマンするしか無い。
私の描く上層部は、従業員を上手に使う事ができる人間が、それなりにいるべきだとおもう。ところが、現実は違う。

あんな奴が常務で、総支配人になって、会社を動かしていると考えると怒りすらでてくる。だから、会社を出れば仕事以外で、ストレスを発散さして自分を取り戻さないと生きて行けないと、本当に思った。

抗うつ剤を飲み始めてから、背中の痛みが和らいでいる。”何ともない”って言う事はないが、だるさは無くなっている。副作用の便秘・眠気は、初めの頃に比べると少なくなって来ているけれど、やはり辛い。

このまま楽になってくれたら・・・・・。こっそりと願っている。夕食後に眠気がきて、深夜まで寝てしまった時は、次の朝が起きる事ができなくて困る。

子供が家にいたので、ドライブに誘ってみたら、行く言う。バイクでは走った道を様子が知りたくて選択をした。鯖街道を通って、道の家にいく。予想通りバイクのたまり場になっていた。族ぽいのがいたので、少し気分が悪かった。声をかけてみてけれど、まともなへんじはかえってこなかった。仕方がないだろう！

その後、風車村まで行って、元の場所に帰ってきた。すると、例の族が出発するところだった。

バイクの日記になっている。候補になっているＺＺＲ６００、魅力を感じている事は希少価値である事、軽い車体に大きなエンジンを乗せている事。見た目は４００ｃｃでエンジンが６００ｃｃのバイク。海外では人気があるらしいけれど、日本ではもう一つらしい。６００ｃｃなら、１０００ｃｃの方が良いと日本人は考えていると店員は説明をしていた。

１２００ｃｃを手放したときに、４００ｃｃにしようかと考えたから、これで良いから手元に置きたいと思った。時間があれば、バイクに乗っている自分の姿を考えている。ところが、全然、反対に乗る気もわいてこないダメな自分もいる。
そのギャップが大きいので、気持ちを整理するのが大変。ショップの人がもっと早く届けてくれたら、迷わなくて済むような気がする。

仕事の事、バイクの事、身体の出来事、子供達の事、自分の将来の事など、今までに書いてきた事はこんな事になるだろう。
坐骨神経痛で悩み、解放される事を考えなかったら、バイクの事は出てこなかった。そういう意味では、特別な存在だとおもう。確かに子供の頃に、魅力を感じて車の様に実用本位ではなくて、趣味の範疇で欲しかった時期があった。

長い間、忘れていた事を思い出して、勇気を出して挑戦したものだ。意外な事は、思っていた以上に深追いをしている事だろう。本当にこんなにまで、のめり込むなんて夢にも思わなかった。本気で売却を考えて、乗る事の怖さを知って、それでも手元にない事に寂しさを感じる。査定の為に引き取れて、約１週間が過ぎた。

家の前にはバイクが止まっていない。部屋の中には、バイク用具があふれている。

”やらなけば”と言う気持ちと、”どうでもいいや”と言う気持ちが交互にやってきて。気持ちの整理がつかない日だった。
やる気の出ているときは、バイクの事を思い出しても、苦手だった９０度右カーブにトライしている時のイメージが頭に浮かんでくる。
逆の時は、乗るのが面倒でバイクはカバーの中にある。

今朝もギリギリになって、慌てての朝になってしまった。早く正常な生活パターンにしたい。体調は万全じゃない。多少の痛みもあるし、いつ痛みがぶり返すかがすごく不安で仕方がない。こうなった理由がわからないから、不安がつきまとうんだと思う。

夏頃からずっと背中が痛いのが続いていた。ところが、今日は痛みが出てこない。
理由は分からない。
変化があったのは、悩んでいたバイクの事をどうするかを決めた事ぐらいだ。
正確にはまだ済んでいないけれど、余程の事が無い限り、ＺＺＲ６００にして残そうと思っている。冬場が心配だったけれど、バッテリーも１０Ｋｍくらい走れば大丈夫という。
それ位なら調子の良い日なら、走れる様な気がした。一つの不安が消えた気がした。それも、４００ではなくて６００だしメーターも３００Ｋｍスケールだから、多少の満足感は残るだろう。外見は４００ｃｃと同じだけれだ・・・・。

９時前に眼が醒めたような記憶が、少し残っているけれど、たぶん休みだと思ったのだろう。起き出したのは、１１時半頃だった。
普段通り、血糖値を測定して、インスリンの注射をして食事をした。

背中の痛みがなかったので、バイクの後始末の事もあったから、ショップまで行く事にした。この時点から種類はとにかく、バイクを残したい気持ちが強くなっていた。最初の頃からバイクの種類は、ツアラーのみで、他には余り興味が出てこなかった。レーサーは興味があったけれど、たぶん、長くはつづがないと思った。

そんな訳でいつも調べるのは、ＺＺＲシリーズばかりになってしまう。今回も予算内でいけるなら、４００か６００。大きさと、重さで１２００はあきらめている。

背中の痛みは少し楽になっている気がする。不思議な気持ち。
その代わり、異様な眠気・ふらつきがする。脚はあまり変化はない。症状が違うけれど、椅子に座って仕事が出来ない事には、代わりがない。

今朝、バイクを引き取りにきて、小さいトラックに積み込みされた。とうとう、手元からなくなるんだ。そう思うと悲しみで一杯になってしまった。
夕刻に店から電話があって、査定額は５０万だという。購入時の約半分。金額の問題じゃなくて、思いでは査定に入らない。約５，０００Ｋｍの走行しかないけれど、たくさんの思い出がある。

気落ちした事も手伝ってか、昼ご飯も食べないで１日中寝ていた。最後の決心は、現金にするか下取りにして、別のバイクで残すか？
今は分からない。

今のままでは何も改善されない。そういわれて、身体の痛みと気力が出ないのを、引きずる思いで「心療内科」に出かけた。
「いつから来ていないのか？」「全然言う事をきかない」、最後は「抗うつ剤を出す事しかできない」となんだか救いを求めていたのに、行動を批判されただけみたに感じた。

背中の痛みにもっと真剣に受け止めて欲しかった。これは心療内科だけでは、どうにもならないのだろう。関西医大の話しなど、とてもじゃないけれど出せる雰囲気はなかった。

帰路はなんだか惨めな気持ちで一杯になった。歩きながら、何を求めていたのだろうか？などと考えていた。抗うつ剤を飲んだだけで、全てが改善される気持ちにはなれない。

迷惑メールで早朝に起こされた。仕方なく再び横になるがすっきりとしない。ギリギリで会社には間に合ったけれど、午前中はしんどい、午後からは痛みのガマン大会。結局、１時間程度、医務室で横になったりで仕事にはならなかった。

帰宅途中、気力を振り絞って散髪屋さんに行った。痛みはあったけれど、気分が違った気がして、家にたどり着いた。
血糖値を測定すると、１３７でやや高め。自分で測定するようになって、約１ヶ月が過ぎた。お腹がすいている気分でも、血糖値は高い日も低い日もある。食事量はほとんど変化はない。

ストレスが原因で上下するんなら、もう少し食べて体力を付けた方が、精神的にも良いような気がする。

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