坐骨神経痛&腰痛(BeBe)
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2002年06月28日(金) 一つの事件

今回の仕事で、関連会社へのサービス停止があって独自で設備導入を依頼して了解を得ていた。その内、一社の社長から直接電話が入り「非常に困った事態になっているので何とかして欲しい」と言ってきた。どうして、私の所へ電話くる事になったのか詳細は全く不明だったし、即答でYesと言うわけにも出来ない。
とりあえず、責任者である常務の元へ相談に行った。ここは、同じ銀行から役員の派遣をしているところで話しやすいのか、常務が直接電話をする事になった。
しかし、要領が得ずとにかく先方へ行って様子を聞く事とした。なにしろ、自社内も残すところ1ヶ月となっていて正念場だったから、迂闊な事では支援する余裕はなかった。
状況は一人の役員が騒いでおり、周囲のものでは説得が出来ないだけで”内輪もめ”みたいなものだった。私の体調は動くのも辛い状態で、仕方なく行ったのに結果がこの状態で戻ってからも気力が戻らなかった。





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2度の鍼の後、だるさと眠気で仕事もそこそこで時間があれば寝ていた。とにかく寝ていた。休みの日は、終日寝ていた日もあった。何が有効なのか分からないけれど、一時期のつらさからはましになっている気がしていた。


2002年06月21日(金) イライラと限界を感じる

左脚の痛みは相変わらず変化無く、毎日の深夜までの仕事に疲れも限界になっていた。毎日の様に次々と交渉事が出てきて残件は増える一方だった。
今週に入ってから脚だけではなく、背中が異常にだるくて座っているのも辛い状態だった。過去の経験から肝機能が悪化してきたときに出てくる自覚症状に似ている。特に、昼過ぎから夕刻にかけてはガマンも限界と感じていた。体のつらさと精神的なイライラが続いていたので、”発狂しそう”と腹の中で叫んでいた。





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鍼を初めて経験したときの感触は、済んだ後の異常なほどの眠気には驚いた。効果は、受けたときの説明でも即効性が出るものでは無いとの事。治療中でも、腰が堅いとかは言っていた。少し続けてみる気がしていたので、明日も予約を入れていた。
この頃から、心のどこかで日程の調整をして再入院を覚悟した方が良いと思い始めていた。


2002年06月15日(土) 流れを変える事の難しさ

入院を決意して細々とした仕事の進め方を、発注先や社内のいろんな人にゆだねた結果少しずつ歯車がずれてきているのが歯がゆく感じていた。違う方向へ進んでいるものや、漏れが出ているものもあった。このままでは、予定の8/1には間に合わない危機感があった。
しかし、多くの関連者が絡んで進めている仕事なので流れを変える事は、そう簡単には行かない。当然、発注先への申し入れは継続してやっていたが社内で解決すべき事が大仕事だった。「任せるとして入院をした期間」にズレの発端があり、その後も通院や入院の度に現場から離れていた事に悔いがでた。自分では、どうにもならず出した結論だったけれど、まだ諦める時期ではないと信じるしか道は無かった。
社内の調整や関連者へ指示内容などは、社長へ直接申し入れをして了解を受けた。
残された日数は、もうわずか1ヶ月半しかない。とにかく何か別の方法で良い方向へ流れを変えたい一心だった。





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脚の具合もなかなか良くならず、今までの治療ではダメかも知れないと感じていた。何か他にないかと言う事で、先週から鍼を試していた。ブロックと同時にする事が良いのかどうかの不安もあったけれど、何でも良いから変化が欲しかった。


2002年06月13日(木) 半ば諦めつつも

6回目の入院となる。硬膜外ブロックという治療は同じ内容。
10:30頃に病棟へ着いたけれど、予定していた病室が空いていないと言う事で暫く、ロビーで待つ事になる。
小一時間後に入った病室は、冷蔵庫が無かった。そろそろあつくなってきているので、寝付けない夜に冷たいお茶が飲めないのが辛いと思った。

オペ室の空く時間の予定が16時頃だったけれど、予定より少し遅れて始まった。
治療内容は今までと全く同じだった。ブロックの後の臀部からの麻痺感は同じだったので、多分、前回と同じ程度の効果だと思った。

この頃は、TMSの本を読み始めていた頃だったので、ブロックの効果を期待する気持ちと効果無しだと思う気持ちと混じっていて複雑な気持ちだった。
「抑圧されたストレス」この事に非常に納得感を持っていた。
仕事に対して当てはめると、すごく症状の出始めた時期と一致する気がしたし、いくらブロックをしても効果が出てこないのも納得するように感じた。今回の入院時には、本を持ち込んでいた。看護婦さんに見つかると何となくバツが悪いので、隠れて読んでいた。
一番強く感じていたストレスが何かも書き出していた。
 ・ 会話に全くならない役員に対して、どうすれば避けられるか。この事ばかりに考えが行っている。でも、逃げ切れない。
 ・予定の8/1はムリかも知れないと強く感じ始めている。時期を守るためには、仕事のやり方を変える必要があると感じている。それを実行しようとすれば、また、いろいろと困難な事にぶつかってゆく必要が出てくる。
などを考えていた。





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消灯時間になって、この日も眠剤を2錠飲んだ。それでも、これも効果無し。
今回も同室の人に悩まされた。もう少し、看護婦さんの気配りが欲しいと思った。

翌日の退院の時も常連らしくなれた手続きで病室を後にした。何人かの看護婦さんに声をかけられたけれど、元気に返事をする気力も無かった。症状はさほど改善の兆しがないので、まだ数回は日程を調整して入院出来る様にする必要があると思った。
それと、同時にそれでダメだっらどうしようと考えはじめていた。


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