2002年09月29日(日) |
宝塚(Qlogに移転済み) |
一日で走って帰って来れるサイクリングコースを、 もっと知ろうと模索中。
大阪−神戸間というのは海と山に挟まれているので 東西の移動が主体になりがち。大阪−明石間の、東西移動 には慣れっこになっていた。だって、どこに行くのも それが基本になってしまったりする。
どこかから、北へ抜け出る道。それならありそうだ。 地図とにらめっこしている時間の多い今日この頃。
宝塚とか、池田とか。近場ならそんなところか。
今日は、宝塚を走ってみた。 いつも通る道を、川沿いに北上するだけで、宝塚に着く。 道の間違えようもないシンプルなコース。
土地のエナジーが変わって行くのを感じながら走る。 ちょっとだけ、田舎にやってきた感じがする。
宝塚ファミリーランドは、家族連れでそれなりに賑わっていた。 宝塚大劇場のすぐ近くに位置し、ある意味阪急電車の重要拠点で あったここも、今年度いっぱいで閉鎖されてしまうそうな。 空遊はここで遊んだことはないが、アルバイトに何度も来たことが あるのでなくなると言われると寂しい気もする。
宝塚駅前から、国道176号線を北上し、生瀬橋東詰交差点で右折。 10kmで300mくらい登る坂道。しかし部分によっては急なところも。 ギアチェンジを駆使。
「関西サイクリングマップ」によると、大峰山への登山口から 雑木林の中の山道を登って行くといいそうだが、道は細く険しく、 何よりも半袖半ズボンの身で入ると切り傷と虫さされの嵐になり そうだったので止めた。
十万辻のトンネルを超えて少し行ったくらいのところで 引き返した。ここから三田や北神戸に行くのも面白いのかも知れない。
この辺のコースは、バイクの走り屋もびゅんびゅん走っている。 四輪の方の走り屋がいなかったのはせめてもの幸いかも。 バイクは膝がほとんど地面に着きそうな状態でコーナーを 攻めている。ああいうのも楽しいんだろうなと思う。
でも頼むからセンターラインだけは超えないで、対抗車線御一同様。
自分と同じように自転車で走っている人々にもたくさん出くわした。 ローディーや、MTBな人々。確かに山の中を走るのは気持ちが良い。
登り坂が多少続いても、緑に囲まれていて、空気が綺麗なら許せる。 おまけに帰りの下り坂はきつすぎず浅すぎず気持ちよかった。
また一つ、近場で楽しい場所を見つけたようだ。
2002年09月27日(金) |
光と影、記憶という名の幻想 |
平日の人通りの少ない時間に、北野(神戸市中央区)の 細い坂道を自転車でくるくると散歩するのが好きだ。
アクセサリー屋、カフェ、雑貨屋、異人館、アイスクリーム屋。 利用することは滅多にないが、眺めていることは結構多い。 (訂正:アイスクリームはよく食べてる)
高台から海を見下ろす。雑多なビルの向こうに海が見える。 この風景は、神戸に空港が出来てしまったら、全く違うものに なってしまうかもしれない。今のうちに見ておこう。
観光客と、生活者と、労働者と。3種の人間が、あたかも 互いの存在に気付かぬかのように、すれ違って行く。
古びた店の埃と同じくらいに積もっている記憶と言う名の幻想。
地元の人とレストランとかカフェの話をすると、 「震災前にあった店だけど、、」と震災で壊れた店の話になる ことが多い。もう無いお気に入りの店。もうそこで食べも飲みも 出来ないのに。それもまた記憶という名の幻想。
子供の頃、老人と大人はこう言っていた。
「昔は、大変だった。」
今の大人達は、若者や子供にこう言っている。
「昔は、良かった。」
どうやら私が夢見心地に幸せに暮らしている間に、 この国の状況は、かなり変わってしまっていたらしい。
この街も。光も影も昔からあったもの。でもちょっと影が強くなった。 画家なら、その光と影のダイアローグを見逃さず、キャンバスに 閉じ込めてしまえるのだろう。
曇りの日は曇り空の下を歩く。 晴れた日は晴天の下を歩く。
それはそうでしか有り得ないこと。
私達に与えられた選択は、曇り空や晴天の下を、 笑顔で歩くか、悲しい顔で歩くか。
好きな方を選べば良い。
私は、とりあえず、この世界を笑顔で歩かせていただくことにする。
最近、自転車(Bike Friday Metro7)が汚れてきたので、 今日は分解掃除をした。ついでにチューブも交換。
まず前輪を外して、次に後輪を外して、シートポストを抜く。 かさ張らないようにステムを本体から引っこ抜く。 さらに自転車本体も折畳んでしまう。
ここまでくると、サムソナイトのスーツケースに綺麗に入る サイズになる。飛行機でも荷物の追加料金が取られたりしないサイズ。
この際、タイヤもホイールから外してしまう。 チューブから空気を抜いて、タイヤレバーを使えばあっという間。
分解された部分ごとに、中性洗剤と水で洗う。 油汚れも良く落ちる。ギアやチェーンは、それ専用の道具やケミカルが 売っているのだが、今回は歯ブラシを使った。
変速機のプーリーに油とほこりが固まったようなものが挟まっていた。 油がなくなってもいけないが、油を付け過ぎてもこのようなことになる。 定期的な掃除が、やはり必要。
空遊の場合、前輪より後輪が先にすり減る傾向がある。 前輪と後輪を時々入れ替えたら、均等になるのかしら。 前後のタイヤを入れ替えてみる。
車用のケミカルでフレ−ムを磨いてみた。 きれいにはなったが、やはり傷は傷として残るもの。 木の年輪のようなものと勝手に思うことにする。
洗い終わったので組み立てに入る。 ブレーキとか、ディレーラ−とか、再調整。
なんとか元の形に戻って、動くようになった。
すぐ走れる形になっている時より、コンパクトに分解されている 状態の方が、かっこいいと思うのは空遊だけ?なんだかメカメカしてる のがいいのです。
メカと言えば、スターウォーズのシリーズを、ツタヤでレンタルして 観なおしてます。今日は帝国の逆襲。空遊が一番好きなキャラは、 R2だったりします。クールなところが素敵。
2002年09月22日(日) |
竹炭で培煎された珈琲豆 |
珍しく一日中外に出なかった。 元々は実家に帰る予定だったのだが、親から現在 愛知県(!)と携帯電話が入る。
「夜遅くなるが帰ってくるのか?」と聞く父。
ふざけるな。奈良県生駒郡の山奥で1人、賞味期限 のわからぬ冷蔵庫からなんとか食用に適するものを 見つけて寂しい食事をする趣味はない。
まじで食べるものない時多いし。
よって奈良行きは無期限延期。
ほとんどの時間を瞑想して過ごしていた。 時々英文e-mailの書き方の本を読んだり、日本地図を 眺めたり、K-1を観たりして時を過ごす。
共同生活者といろんなシェアリングをする。 楽しいこともあれば辛いこともある。
先日、近所のコープで面白いコーヒー豆を手に入れた。 京都の竹炭で培煎された豆。
今朝、外出時に郵便受けを覗くと、封筒が入っていた。 面接を受けていた企業からの手紙。開けてみた。
「今回は、不採用となりました。」
ふえっ。。。
昨日、別の企業から不採用の電話をいただいたばかり。 ハローワークを通しているせいか、すぐにきちんと不採用の 連絡をしてもらえるのはありがたいのだが。
出来れば採用の連絡のほうが嬉しかったことは言うまでもなく。
どこか遠くにいってみたくなってきた、、、。 (注:単に遠出がしたいだけなので、誤解しないように。)
面接を受けてきた。 受かれば来年3月いっぱいまでの仕事がある。 詳しいことは受かってから書くことにするが、 とりあえずPCをよく使う仕事である。
アクセスとか、パワーポイントのあたりまで 使える必要があるそうで。 今週中に返事をくれるらしいので、受かってたら 9月中はマイクロソフト、オフィス系ソフトの 猛特訓となるのかしら。
職場の方々とか、お仕事の内容とかはともかく オフィスの立地条件が良いのです。 JR、阪急、阪神の駅はもちろんのこととして、 レストラン、ファーストフード、古本屋、本屋、 スーパー、スポーツクラブと全てがすぐ近く。 電車を使えば自宅から35分程度の通勤かな。
スーツを着て街を歩くのは嫌いなので、 スポーツクラブにロッカーを借りてスーツを置いておいて、 朝はむっちゃ楽な服着てスポーツクラブに行って着換え、 帰りはスポーツクラブにスーツとワイシャツと革靴を置いてくる。 一日のうちでスーツを着ている時間はできるだけ短いほうが いいと考える私はそんな計画を立てていたりします(笑)。
2002年09月16日(月) |
怒濤のシュークリーム巡礼の旅 |
昨日に続いて本日もオフ会。今日は某自転車系HPのオフ(笑)。
前日から雨になるか晴れになるか、天気予報が二転も三転もした。 最終的に開催と決まったのは、どうやら当日の朝。集合場所まで 全速力で走る。神戸市東灘区から宝塚市内の仁川駅まで約40分。
集合場所近くで、参加者を発見。昨日と同じメンバーの二人、 それからそうでない方も、際立って個性のある自転車に乗っているので すぐにそれと分かった(笑)。
現地の道に詳しい方の案内で走り始める。 自分も初めて来た訳ではないのだが、走る道は初めての道ばかり。 中には住宅地の中のさりげないシングルトラックのようなところも あって、案内人の道の詳しさにただただ脱帽するばかり。
今日はオールお三時ポタという、甘いものから甘いものへと 自転車で走り続ける計画。一件目は、かの有名な甲陽園のツマガリ。 ケーキそれ自体よりも、そこでケーキを買うことにイベント性がある、 とさえ言われるケーキ屋さん。シュークリームが美味しいとの情報に より、メンバー全員がシュークリームをテイクアウト。 川沿いで食べる。メンバーの1人がキャンプ用のストーブ(湯沸かし用) をお持ちで、紅茶を入れていただいた。アウトドア気分。
普通ならこれだけで満足してもいいのだが、今日は違う。 そのまま自転車を走らせ、今度は苦楽園のアルザスに向かう。 ここは私はよく知らないのだが、地元ではそれなりのケーキ屋なのかも しれない。シュークリームを買う。メンバーの1人はチーズケーキを テイクアウトしたが、差程ヒットではなかったようだ。 やはり夙川沿いで食べていた。シュークリームはツマガリのものに 比較して、皮が落ち着いてしっかりしていた感じ。もっともふわっと軽い 皮のシュークリームが好きな人と、落ち着いたしっかりした皮の方が 好きな人と、意見が分かれるはずなので、どちらがいいと言うものでもない。
そろそろお昼になったので、夙川で蕎麦を食べる。駅から少し芦屋側に 坂を登ったところにお洒落なカフェの入っているビルがあって、 (空遊的にはこちらのカフェの方が気になったのだけれども) そこの6階にある「八雲」という蕎麦屋さんに入った。人が待っていた。 メニューに10割蕎麦が載っているあたり、ちょっと本格的かなと思った。 麺は細くしっかりしていて美味しかった。蕎麦湯が後から出て来た。
昼食を終えて次に向かうところは、芦屋。 三八通りで宮水を飲む。無料で甘い天然水を飲める場所があるのです。
それから予定にあった、芦屋川沿い浜側の海の家でかき氷。 (空遊はかき氷が苦手なので食べなかったけれども) 昔ながらの海の家と言う風情である。よくしゃべるおばちゃんが、 こんど(10/4の夜)NHKのTVに出ると、自慢気にしていた。
これだけ甘いものが続くと、(多分読者の方々も) いい加減これくらいで甘いものはいいだろうと思われるかも しれないけれども、それでも続くのが今回のポタ。 普段からこのペースで甘いものを食べている訳では決してないので、 どうぞ私の健康状態の心配はしないでくださいね(笑)。
一行はさらに芦屋から岡本に向かいます。 ここからは私が道を先導することとあいなりました。 3ヶ月間、御影−武庫之荘を自転車通学していた経験が役にたちます。 車が多い2号線を避け、阪急電車のすぐ上のちょっと細い道を走った。
途中、岡本で「ハッピー食堂」という強烈な名前の食堂を発見。 一同強い印象を受け、いつか突撃しようと誓いあうのであった。
そして、もう読者のみなさんも口が甘くなっているかも知れませんが さらに甘いものを食べるのです。そう、2号線沿いに降りて、 鈴木商店でソフトクリーム。アイスキャンディーも美味しいそうです。 正統派のソフトクリームです。
予定ではここから御影の御影高杉に行ってミルフィーユを食べて フィニッシュすることに。しかし、心配していたとおり、列が出来ていて 待ち時間がかかりそう。土日祝は特に客が多いのです。今年に2階部分を 作り、店鋪面積を拡張した同店ですが、焼け石に水のようです。
さらに駅前ビルのアンプレシオン(ファーストフラッシュダージリンが おいしい)も満員。そこで今回はケーキはおいといてガウハ−ティーに 行って紅茶とワッフルを楽しむことに。流石にみなさん甘いものでお腹が いっぱいのようで、ワッフルはみんなで一枚頼むことにしました(笑)。 ここのお店を訪れたほとんど全ての方と同様に、紅茶とチャイのメニュー の多さに驚いていました。ちょっと御茶をしようと入って、何を注文したら いいのかわからなくなるのは余りないことですから。
とりあえず一次会はここで終わり。みんなで西宮北口で夕食を食べようと いうことになりました。サイクリングはここで終わりなので、 家に帰って彼女を呼んで阪急電車で一緒に西宮北口に。
お店はACTA西宮一階(駅側のビル)うどんの四國。 うどんに限らず刺身とか焼き鳥とかいろいろありました。 生醤油で食べる通好みの味というのもありました。 ばんばん注文してばんばん食べて、飲んで。うどん屋というより居酒屋。
次回の計画とか、いろいろ話してたのですが、結局のところ誰も 「ハッピー食堂」の謎を知る者はいませんでした。
御存じの方はわたしまでメール下さい。
NiftyのFCYCLEのOFF会に行って来た。これで2回目。
普通は、こういう会に出席するのは、普段コンピュータ−の ネットワーク上でお話しているメンバーなのだが、今回の空遊 の場合は、ちょっと違う。
なんと、Niftyの会議室のほうはROMしたことすらない。 1回目は、別のMLのOFF会と合同と聞いていたから行ったのだが、 あいにくその時は私の参加しているMLの方はおられなかった。
オンラインですらコンタクトしたことのないグループのオフ会に 行った。しかしながらどちらも自転車系なので、それなりに話題も あう。かくしてROM(Read Only Member)を超えた、OOM(Off Only Member)と化したのであった。
おまけに今回はBBQ。焼肉大好きなので嬉しい限り。 OOMのまま居着いてしまいそうである。
神戸から待ち合わせ地点の豊里大橋(大阪市東淀川区)へと自転車 のペダルをこぐ足にも力が入る。以前、神崎川付近で迷ったので、 今回は、十三に出る、ちょっと遠回りかもしれないけれども確実な道を とった。十三から淀川沿いを通って豊里大橋に。
集合は豊里大橋、BBQは枚方の淀川河川公園。前回は大部分の方々は 豊里大橋に集合したのだが、今回はBBQなので、枚方に直行直帰の 方々の方が豊里集合組より多かった(笑)。
河原のサイクリングロードを11台の自転車が走って行く。 それぞれに色鮮やかで、個性豊かな自転車の群れが。 どこまでも、風とともに走っていけるような、このまま走りに走って 京都まで行ってもいいような、そんな気持ち。
しかーし!(一条ゆかり風に) 彼らに水を差すものありけり!それは!!!!
淀川名物、極悪非道の二輪車止めだー!!!!!!!!!!
二輪車止めとは要するに、河原やサイクリングロードにバイクが 入らないようにするためのもの。バイクが入りにくくする効果は ひょっとしたらあるのかもしれないが、自転車がそこを通行しようと 思うと、いちいち自転車から降りて押したり、場所によっては持ち上げたり、 本当に邪魔の極みである。
自転車のみならず、車椅子の方にも、ものすごく負担だ。 障害者の自立をさまたげていると言ってもいいと思うくらい。
なんとかかわしながら、会場に到着。楽しいBBQタイム。 30人で約6キロの肉。たっぷり食べた。
これで帰りも走って帰れるだけの体力がついた。
帰りは淀川沿いに南下して、自転車屋にちょっと寄ったりしながら 帰った。ふにに。
目覚める。郵便で履歴書を送りに行く。
芦屋まで散歩代わりに走って家に戻る。
途中御影の99円ショップに立ち寄る。 ウエハースとビスケットを99円で購入。 ビスケットはポルトガル製。 スペインで見掛けたことのあるメーカー。
おいしいので一気に食べた(笑)。
明日はオフ会で朝早いのだけれども、うまく眠れない。 この時間まで起きていてしまう習慣がついている。 よって日記など書いていたりするのだ。
あー、なんだか日々まったりしているよ(爆)。 ほんとに。
2002年09月13日(金) |
そろそろ仕事探しを始めるのである |
お昼頃まで寝てた。
それから、自転車に乗って王子公園(兵庫県神戸市灘区)の ハローワークに出掛けた。
もうすぐ、職業訓練手当が振り込まれるが、それは最後の手当。 来月も今までのように暮らしていくとするなら、収入がいる。
仕事なしでのんびりと暮らしてきた、この約半年。 そろそろ一段落付けて新しい仕事に就こうかと思った。
ハローワーク灘は、今年8月に六甲道から王子公園に移転したばかり。 以前の薄汚い建物から、器はすっかり小綺麗になった。 タッチパネルを使用したコンピューターで、求人を効率的に探せるように なった。これでクリアーファイルが空くのを待ったりする手間が省け、 窓口と求人情報コーナーを往復する時間もぐんと減ったはず。 かなりの効率化と思われ。
職業訓練等を申し込むために六甲道のハローワークを訪れた時に お世話になったのと同じ人が働いている。建物は代わったが人は同じ。 当たり前と言えば当たり前だけど、なんだか不思議な感じ。
まず受付で求人検索コンピューターの使用を申し込む。 コンピューターの番号が割り当てられ、利用可能となる。 検索システムは、まだ完全とは思えない。条件のかけ方とか、 もっと融通の効くような形にできるはず。
普通に指定していくと、とてもたくさん出てくるので閲覧しきれない。 「新着求人のみ」を指定。これでかなり数が絞られる。とはいえ多い。 心を静め、意識を「速読モード」にチェンジ。読む価値があるかどうか 可能な限り瞬間的に判断することにした。
とりあえず3件ほどピックアップ。自転車、アウトドア用品の企画営業と パソコンのインストラクターのアシスタントとドライバ等のソフトを 検査する派遣のお仕事。
ハローワークは一日に2件までしかお仕事を紹介してくれないので 前の2つを紹介してもらうことにする。受付に進む。ここで時間待ち。
幸い2件とも紹介してもらえるみたいだ。1件は履歴書を郵送、 もう1件は今度の水曜日に面接。
家に帰って久しぶりに履歴書を書いた。昨年買ったばかりのロットリングの 万年筆の調子が悪く、こんなことならボールペンにすればよかったと少し 思った。ウォーターマンとかパーカーとかの一流万年筆ならこんなことには ならないのだろうか?
とりあえず明日に郵送できる状態に書き上げた。 後は水曜日までにもう一通。次はボールペンで書こう。 それからスーツとか靴とか綺麗にして。
オフ会に行ってきた。 6月から8月まで通っていたWEBエンジニアの学校のオフ会。 どうやら卒業した後も、ここのオフ会は続くようだ。 麻雀仲間まで募集していた。ルールが全然わからないのが残念である。
お店は同級生の1人のお母さんが経営されている三宮の焼肉屋さん。 良いお肉を使っているので美味しかった。 タンが大抵の店で薄く切って売られているのは厚く切ると固くなる 安物のタンだからで、本当に美味しいタンは厚くても柔らかくて 美味しいんだよと説明付きで運んできてくれた。 確かに分厚いタンも柔らかく、とろけるような美味しさだった。 ホルモンも食べやすい上質なもの。輸入牛とは違うと強調されていた。
たっぷり食べて3000円。満腹、満腹。 食べるのに忙しく、飲むのを忘れていたので、ここで飲んだのは 生中一杯のみ。ビールでお腹がふくれてこのお肉を逃しては勿体ないし。
いつまでも焼肉屋に居座るのもなんなので二次会へと移る。 ウッディーなインテリアがナチュラルでよろしい三宮駅東の 高架下の飲み屋さん。みんなピザとかサラダとか注文するがなにしろ さっき食べたお肉でお腹がいっぱい。なかなか手を付けない。 結果私がぱくぱく食べてどんどんお皿が空いていく(笑)。 たとえあと15キロ体重が増えても太り過ぎにはならないし、 これでいいのだ。
さっき飲み足りなかったぶんのアルコールを補給。 とはいってもこっちも大概食べている。ビールとかチュ−ハイとか カロリーが高かったり炭酸でげっぷが出そうなものは避けたい。
だから控えめにウォッカをロックで飲んだ。久しぶりのウォッカだ。 やっぱりウォッカはカクテルよりもロックで飲む方が美味しい。
「ロシア人か?」と言われたけれども(笑)。
美味しかったのでウォッカをもう一杯おかわりした。 みんなもしゃべる方に夢中でそんなに飲んでいないので僕も アルコールはそれくらいにとどめておいた。 それに最終バスが出たので駅から急坂を登らねばならない。 なにしろ自転車で登ろうとする時には前輪が持ち上がらないように 体重移動に気を使わねばならないような急坂だ。 酔い過ぎは良くない。
どうやらこの飲み会、次回、次々回と続きそうだ。 大学時代の友達が地方の実家に帰ったり、友達が人事異動で飛ばされたり して現在酒飲み友達の少ない空遊にはありがたいこと。
お酒飲めるように、お金稼がなくっちゃ、、、。
朝早く、自転車で家を出た。 というかネットサーフしてたら朝になった。 ひさしぶりに、ある程度涼しい朝だったので走りに行った。
遠くに行く気はなかった。 須磨浦公園の辺りに行って海が見たいとだけ思った。
どうしてだろう、ヨットハーバーだけが視線を捕らえる。 海水浴場は、誰もいなくなった海の家の残骸があるのみで、 写真を撮ろうとは思わなかった。
須磨浦公園に着いた頃には暑くなっていた。 気温的にはまだまだ夏なのに、浜からは活気が消え、 ただただ年中同じようにそこにいる釣り人達と、新たな出航を静かに 待っているに違いない、人の乗っていないヨット達だけが印象に残る。
公園でしばらく時を過ごした後、家路に着く。 とはいえ、もちろん気紛れな自転車散歩(ポタリング)なので、 何気なくあちこちに寄ったりもする。
三国志の英雄で、劉備玄徳の忠臣、関羽を祀った関帝廟。 (神戸市中央区)
以前に訪れた時は、まだ震災の傷が癒えぬ時。 ここも関帝廟修理のための寄付をつのっていた。 今、様子を見る限り、どうやら無事修理できた模様。
過ぎ去った時を思い出す。
その後も淡々と神戸の街を走る。 家に着く。ちょっと昼寝。おやすみ。
2002年09月04日(水) |
エイベックスの9月中間期最終赤字について思うこと |
今、ヤフ−ジャパンのニュースを読んでいたら、 エイベックスの9月中間期が初の最終赤字になったと書かれていた。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/illegal_copy/
最終損益が赤字転落するのは株式公開以来初めてだそうだ。
その説明によると、赤字転落の原因はインターネット上での 楽曲の違法コピーなどが響いたからとなっている。
本当にそうなのか? 多くの人がCDを購入する代わりに、ネット上で違法コピーの ファイルを手に入れることを選択するようになったから エイベックスが赤字に転落したのだろうか?
確かに買わなくてすむものならば買わずにすましたい。 そういう心理はある。違法コピーできるからCDを買わないと 言う人もそれなりにいるだろう。
しかしもしそうならば、全てのアーティストのCDの売れ行きが 著しく下がっていなければならないはずだ。特に購買者の数が多い もの(あゆとか宇多田ヒカルとか)ほどコピーが出回りやすく、 売り上げ低下率が高いはずである。
また、エイベックスに限らず各レコード会社が均等に赤字になって いなければならないだろう。
現実はそうではないようである。
私が推定しているエイベックスの売り上げ低下の原因の1つは コピーコントロールCDというアイデアが良くなかったということ。
パソコンでコピーすることのみならず、再生すらも基本的に不可能に してしまった。しかし今はパソコンをステレオ本体の代わりにして 音楽を楽しんでいる人が多く、彼らの多くがコピーコントロールCD を再生するために新たにステレオを購入することよりも、単純にAVEXの CDを購入しないことを選択したと考えられる。
さらに以前に宇多田ヒカルのHPで読んだところによると、 宇多田ヒカルもコピーコントロールCDの使用を考えたのだが、 音質的な問題により、採用を見送ったと書かれていた。 彼女の敏感なミュージシャンとしての耳に、耐えうる音質では なかったようだ。
「じゃあ、それを平気で売ってるAVEXって?」
という疑問が出てきても不思議ではない。
それからパソコン雑誌等でコピーコントロールCDをなんとかして コピーするという特集が組まれていて、PCに詳しい人はそういうのを 読んでコピーコントロールCDですらコピーしていたのかもしれない。
私的には、今回の赤字は消費者に喧嘩を売ったAVEXが自業自得の 報復攻撃、「買わない」という最も簡単でありながら企業に対して ダメージの大きい報復攻撃を受けたようにしか思えない。
AVEXさん、素直に「コピーコントロールは間違いでした。」って 頭下げて、コピーコントロールCDを作るのやめた方がいいと思うよ。
2002年09月01日(日) |
Far beyond the moon |
涼し気な深夜。虫の音が聴こえる。 さっきまで扇風機を付けていたけれども、要らないことに 気付いて消した。
人が寝静まっても、ビルには消さない明かりがあるので 神戸の夜景はこの時間になっても、きらきらしている。 ゆっくりとしたリズムで点滅を続ける赤い光。 催眠に掛かってしまいそうだ。万が一不眠症にかかるような ことがあったら、あの光を10分も見つめていれば眠れるだろう。
だから私も眠ってしまえばいいのだけれども。 起きるでもなく眠るでもなくうつらうつらとしていたい夜もある。
昼の光が明るすぎるから。 全てが明るみの下にある時間、私の心も明示された選択を強いられる。 昼の時間の思考プロセスは、あたかもスクリプトの様に順序だって、 はっきりしている。役には立つが、どこか乾いている。
潤いを求める私の心は、夜を意識的に体験することを望んでいるのか。 調和の取れたうつろげな混沌の中に、全てが沈んで行き、また浮き上がって くるようなこの世界を。
虫の声と単調に点滅する光に身を任せ、彼方の夜空へと浮かび上がって。 あの月の向こうまでも。
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