2001年07月31日(火) |
sketch of the day(Qlogに移転済み) |
太陽がまぶしい。真っ白にまぶしい。
もはやそれは太陽光線の領域を超えてスペシウム光線の次元に 達しているようだ。
お月様にはうさぎがいて餅をついているとかつて老人は子供に 教えたものだった。
多分未来には老人は太陽にはアラシ隊員がいてマルス133を 構えているんだよと子供に言うことだろう。
空気は暑くしめっていて、しかもそれはエアコンと呼ばれる 機械が使用されている状態においてそうなのだ。人間がむやみ やたらに冷房を使用した影響が手伝って、なんと地球全体が温 くなってしまった。人々はおそれおののき、いくつかの企業や 地方自治体では冷房を28度に設定するというISO14001という 反動的な、そこに働く人間の作業効率を考えると知性的とはお せじにも言えない基準を採用し始めた。わたしは今そのような ビルのなかにいる。
昼に食事に出た。4種類のバターがでてくる元町日和でラン チをとる。冷製スープがなにより美味しい。そう、カミュの異 邦人にでてくる主人公もこれさえ飲んでいれば暑さで殺人を犯 すことにはならなかっただろう。
アイスコーヒーにミルクを全部入れてアイスオーレにしてし まう。普段は砂糖もシロップもいれないが、暑さがそうさせる のか、ここ最近は店で飲むときに限って甘いものを入れる。
わたしはふと思った。いやふと思ったというのは正しくない というのも計画的に思うことなどないからだ。全ての思ったは ふと思っただ。この辺の描写についてわたしが唯一尊敬できる のはかの偉大な20世紀のならず者の神秘家、ゲオルギー イ ワノビッチ グルジェフだけだ。彼はこのような時、いつもこ んな風に描写した。「わたしが自動的連想に身を任せていると 、、、」。そう、この自動的連想という言葉は正確だ。わたし は正確さを尊敬する。なぜなら正確さこそ、わたしが生まれて から決して手に入れることができなかった、そしておそらくこ れからも手に入れられないであろうことが確実な数少ないもの だからだ。
その時わたしにやってきた自動的連想はこうだった。つまり 「人は遙か遠いところまで旅を何度も続けるのだが、なぜかい つもどこまでいっても「そこ」は「ここ」なのだ。」
そう、実際にわたしは北大西洋を眺めるイベリア半島最北端 スペインはガリシア地方のコルーニャまで旅をした。ガリシア (Galicia)は雨が多いことで有名だがやはりその日も雨、その 雨の中、ほとんど他に人もいないような歴史的建造物、ヘラク レスの塔に登り、12月の冷たい北大西洋を眺めていた。
「日本からはるばると長い旅路を歩んでも、イベリア半島の 最北部まで来て北大西洋を眺めても、ここに僕がいる限り、こ こは「ここ」なのだ。僕は僕をどこかに置いてきぼりにするこ とはできない。その意味において僕はどこにも行けない。」
その時、わたしは一つの旅の終わりを感じた。もうどこに行 っても同じだと直観したのだった。
2001年07月30日(月) |
プレステのMONOPOLY&RYU-RYUの鶏と野菜のタイ風グリーンカレー |
土曜日に買ったプレステのMONOPOLY、 ようやく昨日から遊び始めてる。
MONOPOLY(モノポリー)は 世界的に有名なボードゲームでネット上にも サイトがたくさんある。 とりあえずMonopoly.comが本部のサイトみたい。 もちろんここ以外にも、MONOPOLYと打って 検索エンジンにかければたくさん出てくる。
目的は、ボード上にある土地・鉄道・公共会社を 独占して自分の資産を増やし、他のプレーヤーを 破産に追い込むこと。最後まで生き残った者が 勝者になる。
なんとも資本主義の権化のようなゲームだ。 さすがロバート・キヨサキの「金持ち父さんと貧乏父さん」 にも話のネタとして登場するだけのことはある。
5人用なのでコンピューターと対戦することになるのだが なかなか強い。初めてやった時はあまりのコンピューターの 手強さに買ったことを後悔しかかった。なんとか苦戦しなが らもオレンジを独占してホテルを3件建てて競争相手を全て 破産させた時は、なんとも嬉しかった。
独占(monopolyは英語で独占という意味)に独占を続ける ビル・ゲイツの気持ちが少しだけわかったような気がした(笑)。
今のところ大会モードの2回戦で苦戦しているので、 はやいところレベルアップしたいと思う今日この頃。
話題は変わって、ランチの話。
空遊は神戸市中央区地下鉄県庁前徒歩ですぐの某所で 働いているのだが、ランチは主に外で食べることにしている。 しかしここ2週間くらいあまりの暑さに職場からごく近くの 店でしか食べていなかった。まあ近くにもなかなかよい所が あるのでかまわないのだけれども、やっぱり飽きが来る。
そんなこんなで今日は元町の中華街、南京町のRYU-RYUに 久し振りに行ってきた。1977年に西宮でデビューして以来 伸び続けて現在18店舗を数える神戸では割と有名なスパゲッティー 屋さん。
得意技は「なんでもパスタソースにすること」(ほめことば)。 普通のイタ飯屋さんではちょっと置いていないようなメニュー。 しかもしっかり季節ごとにメニューが変わる。そして予想していない メニューが突然店頭にて予告されるのであった。 今日RYU-RYU元町店店頭でもらった団扇より一部転載。
2001、夏の限定MENU(ピリ辛&スタミナ)8/1〜
鶏と野菜のタイ風グリーンカレー ¥930
牛カルビのせトマトソース・スタミナ風 ¥950
冷製・焼きナスとタコの韓国ダレ ¥880
冷製・ネバネバ3種と温泉卵の和風梅スープ ¥850
どうどう、なかなかやるじゃないって感じ。 とりあえず空遊は鶏と野菜のタイ風グリーンカレーはいっとこうと 思うぞ。我こそはと思う者は、冷製・ネバネバ3種と温泉卵の和風 梅スープに挑戦してレポートを書いてほしい。僕のHPに掲載しよう。
なお、誤解の内容に念のため言ってくけれども、RYU-RYUでいろいろ 食べたけれども、ゲテモノであったことは一度もなかった。 こわいという人にはこわがらないで食べてみてほしいと思う空遊であった。
2001年07月28日(土) |
真夏の耐熱、激辛ポスぺイベント 1 |
空遊は結構ポスぺ好きで、ひみつメカを飼っている。 ポストペットパークというソネットのサイトがあって、 そこではいろんなイベントが年から年中行われている。
音楽会みたいなの、運動会みたいなの、いろいろ。 マクロメディアのフラッシュで作られた動画が中心のイベント。 決してそんなに高度とも思えないのだが、とにかく 可愛らしいのでいいことにしている。
時々、「宝物」、「おやつ」、「おこずかい」などを 持ち帰ってくる。ちなみに今回のイベントのおみやげは 「激辛ラーメン」だった。
ここから先はネタバレなので、読みたくない人は今のうちに 画面を閉じるか他のページにとぶことをお勧め。 浜村 淳の映画解説のようなことはしたくはないものだから。
正直いって今回のイベントはハードだった。 題名にはただ「プラグ院のサマーキャンプ」とだけ書かれて いたのに、なんとその実態は暑さの我慢大会! プラグ院の和尚(ラジニーシと呼ばれていたOSHOとは別人物) が一番前にこちらを向いて座っている。ペット達は和尚の方を 向いて座っている。
な、なんと!ペット達が座っているのは電気カーペット! こ、こんなに暑いのに・・・。さらにそれからコタツが用意 されたり、「激辛ラーメン」が出てきたり、あげくの果てに 石油ストーブまで入れられたり・・・。
見ている私の方が辛くなってしまった。 思わず近くにあったタオルを投入しようとしたが、勿論 画面に跳ね返されるだけであった。しかもバスタオルだった。
結局私のペットは最後まで見事耐えて50ptsと「激辛ラーメン」 を獲得。えらい、えらい。よくがんばった。
ソネットの方々はもうすこしペットにやさしいイベントに してあげてください。
ああ空遊も激辛ラーメン食べたくなってきたよ。
Rose Maryからのメッセージ:
今日、プラグ院のサマーキャンプに行った。 いちおう夏気分を満喫した。 ゼーハー、ゼーハー
Rose Mary
おつかれさまでした。
土用は鰻。
これは定説。うんと暑い日には鰻でも食べて体力を つけるがよろし。
と思って暑い日に鰻、暑い日に鰻、 気が付いたら週に何回鰻を食べていたことか。
ようするに日々暑い(笑)。
さすがに蒲焼きにも飽きてきた。 そねっと のポストペットパークの掲示板に 生の鰻の話が載っていた。蒲焼きではなくって 生の鰻を買って白焼きにすると美味しいって。
生の鰻なんか何処で買ったらいいのかなー?
そう思ってたら意外にも阪神御影駅前の長崎屋の 生鮮売場にしっかり売っていた。それどころか生きた 鰻がバケツの中に入ってた。生きてるのをさばくのは ちょっと大変そうなのでとりあえず生の鰻のひらきを 買ってくる。
家に帰って料理。単純に焼いて良い塩で食べよう。 余談だが鰻の顔ってかわいい。死体でこんなにかわいい のだから生きていたらもっとかわいいことだろう。 網で焼く。白いと何となくちゃんと焼けてる気がしない。 蒲焼きの食べ過ぎである。
裏表きれいに焼いてできあがり。油がのりまくり。
食べてみるとこれまたおいしい。スーパーで蒲焼き済のやつと 違ってぷりぷりしている。焼き立てはちがうのだ。 塩とワサビを付けて食べた。たれで食べるよりも鰻本来の 身の味がくっきりはっきりと感じられる。
くせになりそうな初体験だった。
2001年07月25日(水) |
白い粉を飲んで猛暑も楽々眠気もすっきり |
猛暑だ。
僕は毎年夏になると疲れやすい。暑いのに弱い。
ただ「あつい、あつい」と言っていても能がないので どうして疲れやすいのか考えてみた。
僕は汗かきだ。ちょっと運動してもすぐ汗びっしょり。 サウナいらずで、すぐやせる。先日体脂肪はかったら6.5%だった。
トレーニングや栄養の本によると、ビタミンCは汗でどんどん出ていって しまうらしい。身体の中に貯まるということはなく、日々必要量を 取り入れる必要があるそうだ。
もしかしたら僕の身体はビタミンC不足になっていたのかもしれない。
友人に勧められた白い粉。
ビタミンCにはカプセルだったり錠剤だったり色んな形のものが 売っているが、僕が友人に勧められたのは原末と言って白い粉状のもの。
タイトルの白い粉とはこのことである(笑)。
毎日服用するようになってから、仕事で疲れることがかなりへった。 汗はかくし、暑いものは暑いが身体のリズムがくずれない。 なんというか身体がしっかりした感じなのだ。
ビタミンは食事からとることが大事と言われるし、それは正論であるかも 知れないが、仕事場が暑くてだらだらと汗が流れ続けていく以上、 食事から摂取しようとすれば30分か1時間ごとにグレープフルーツを 食べ続けでもするほかはない。
ただでさえ変な人と思われているのに、これ以上変人扱いされたくない。
現実的なのは原末であった(笑)。
昼休みに白い粉を毎日飲んでいるのを見ておかしな疑い方をする人が いなければの話だけれども・・・(笑)。
もちろん食事もきちんと食べてるよ。 今日の夕食は鰻丼と野菜炒めともずくとくらげでした。
今日は神戸祭りの花火大会。情報を得ようとネットで 調べるがなかなかヒットせず。去年行った人の日記とか 去年の日程とかそんなのばっかり。神戸市系のサイトも 情報がおおいくせに必要な情報が無かったりどこにある のかわからなかったりしがちだ。最終的にはどうにか電 話番号を見付けて問い合わせた。
時間は20:15〜21:15、場所はメリケンパーク沖。
去年も大体同じ感じだった。あの時は是非近くで見よ うと思って元町付近まで行って、人の多さに辟易し、結 局家に帰って近所から遠目に眺めていたのだった。
今年となってはもはや見に行こうと思うことすらなか った。もう最初から近所の坂道から遠目に眺めていよう と決めていた。山の中腹から遠目に海上の花火を眺める のもいいものだ。
山や森の形や角度の関係で、いい場所は微妙だ。ほん の数メートルで見え具合は大きく異なってくる。近所で 見えそうなのは甲南病院の敷地内と日商岩井の社宅のあ たり。両方を検証してみた結果日商岩井の社宅の横の坂 道から見ることに決定。
一時間もの間、花火だけ見ているのはなんとも手持ち ぶさたである。よって日本酒を持参。ただし近所の坂道 という場所柄、酒瓶を持って歩くのもためらわれる。そ こでミネラルウォーターか御茶か何かが入っていた小型 ペットボトルに日本酒を移す。入れたお酒はたいしたも のではないが、一応純米酒。それなりに美味しい。
かくして酒を飲みながら一時間弱程花火見物。中々ハ イテクニックな花火だった。って当たり前か(笑)。夜 になると坂道も人通りが減るし、スズメバチも絶対出な くなるので安心してくつろげるのだ。
昆虫マニアの方々、くれぐれも東南アジアにいる夜行 性のヤミスズメバチだけは輸入しないように。昼も夜も スズメバチが出るようになったら困るからね。
とりたてて夢も希望もない僕の心をよそに花火だけは 華やかに爆発を続けていくのであった。どんどん。
緑、赤、マジェンタ、白色。色とりどり。ピカピカ。
時折、低高度のやつもあって、あれは近くで見ないと 無理そだなーと思った。
本来ならデジカメで写真撮ってここにアップしたいと ころなのだが、僕のデジカメはC@Mail。メーカーはバン ダイ。フラッシュが付いていないので写真に撮れない。 いわゆる一つの一万円以下のデジカメの限界である。
今度は芦屋の花火が部屋のベランダから見えるかな。 一番遠くで見えたことがあるのはPLの花火。ここまで部 屋から見ることができる。住吉山手の山手は伊達ではな かったのね。
とはいえ淀川の花火大会は出向いて行って見るかも。 嗚呼大阪生まれ。
2001年07月19日(木) |
今日は阪神淡路大震災関連のことで休暇を取った |
朝から暑い!日がばりばりに照ってる!
普段なら後一時間で着替えて出勤の時間。けれども 今日は休暇を取ることになった。
先日神戸市住宅供給公社というところからお手紙が 届いた。平成14年度の家賃減免措置についてだった。 阪神淡路大震災で住宅が半壊・全壊した人用のやつ。 確か今年の冬に13年度の申請をした時には、減免は 13年度で打ち切りと書いてあったから14年度につ いては期待していなかった。平成14年度は家賃が7 万円以上の世帯については月1万円の減免とのこと。
1年間でちょうど12万円助けてもらえるのだから ありがたいかぎりである。ただし該当者の項目に、月 収20万円以下の世帯に限るとあり、こんな条件に該 当してしまう自分が情けなくも思う。
中には必要書類が記載されている。所得証明と住民 票が含まれているので、これは区役所まで行かねばな らない。しかも締めきりは7月27日。僕は仕事が金 曜日に休みなので、明日行けばいいと昨日まで思って いたのだが、カレンダーを見て明日が海の日で祝日で あることに気がついた。区役所はお休み。今日行くよ り仕方がない。
普通ならここで半休や時間休を取れば事足りるのだ が、僕は南は瀬戸内海北は日本海という某地方自治体 の非常勤嘱託員で、なぜか嘱託員には半休、時間休が 適用されず、1日休むか1日働くかのどっちかしかな いという非常に不便な労働条件。
止むを得ず夏休みを一日とる。嗚呼、私の夏休み。 でも14年度の減免総額12万円にはかえられない。
労働組合モードになって、
「県は非常勤嘱託員の半休・時間給を認めろー!」 「区役所は土・日・祝も開けておけー!」
プラカード掲げて叫びたいぞ。だって多くの人が月 〜金、9時〜5時で働くわけだから、全然役所に行け ないじゃない。医者と役所こそ土日祝開けといてほし いよね。職員に休まず働けって言ってるんじゃなくて シフト制にして土日祝も開けといてねって。
2001年07月16日(月) |
雨雲とTVのノイズと死とOmar Kayaam |
灰色と黒の雨雲を背景に、ざあざあと雨が降る。
霧が濃くてベランダから芦屋が見えない。
僕は・・・どうしたというのだろう、ぽうっとそれを 眺めている。
雨の音はもはや放映時間の終わったTVのノイズのようだ。
僕はその中で考えることができない。
小さな考えごとや、集中をまとめて遮断している。
車が忙しそうにバス道を走って行く音がする。
どこにも辿り着けないことを知りながら、
あるいはそれを薄々と知りつつもなお自分をだましだまし、
今日も昨日と同じ道を歩もうとする人がいる。
今日も昨日と同じ道を歩んでいる人がいる。
自転車やバイクに乗った記憶は人を捕らえて離さないようだ。
いったん止まると倒れてしまいそうに感じて走り続ける人間達。
たとえ行き先がどこであろうと、倒れてしまうよりはずっといい。
そんな思いが人々の頭を支配している。
そうして人は走り続ける、そしてその人生のゴールでは 死がにこやかに両腕を広げて待っている。 どんな人生を送ろうと、健康に暮らそうと不健康に暮らそうと、 成功者にも失敗者にも死は平等に訪れる。
かつてインドの賢者OSHOは言った、 「死は偉大な共産主義者だ、全ての人に平等に訪れる」
その死は人が一生の間、見ないでいようとしたもの、避けたかったもの。 そして避け得ないもの。
「患者の命を救う」とか言う医者がいれば、詐欺罪で訴えられていい。 彼等に言えるのは、患者の寿命がほんの少し長くなることを、 助けられる(かもしれない)ということだけなのだから。
今では老人達でさえ、死を非常におそれている。
子供が死をおそれても、それは自然なことだろう。 何もしない内に去るのは嫌だろう。
青年が死をおそれるのも自然だろう。 今日まで育ててきたものが実を結ぶ前に去らねばならないのだから。
しかし、老人は時の短さと生の蜃気楼のようなはかなさ、 繰り返しから生じる倦怠、それらを全て理解しているべきだ。 なぜなら本当は体験により知っていることに蓋をするよりは、 体験に学んだ方が賢明なのだから。
-El mundo es un grano de polvo en espacio, La ciencia de hombres son palabras-
Omar Kayaam
-この世界は空虚の中の塵芥の山、 人間の知識は言葉に過ぎない-
オマール カイヤーム
そんな言葉が思いだされた月曜日の朝でした
蝉の声がギーギーと耳にまとわりつく。
ただ今午前4時46分。 極度の熱帯早朝。
こんなに早朝が暑いなんてのは、 98年にアメリカはアリゾナ州セドナからの帰りに フェニックス(現地ではフィーニックスと発音)の モーテルに泊まった時以来。
温暖化がどんどん進んで、私の老後には六甲山にも 椰子の木が生えているんじゃないだろうか? そして森にはマニアが持ち込んだブラジルからの外来種の 角を入れると全長18センチ、ヘラクレスオオカブトムシが すっかり居着いてしまって、子供達の間ではもはや旧来の日本原産の カブトムシは人気がなくなっているかも? パプアニューギニアの蛍光色のクワガタムシまで見られるように なってたりして。
こう暑いと流石に食欲にも影響が出てくる。 今週は夕食が食べられなくって帰宅してそのまま寝てしまったことが 数回あった。朝食が食べられないことも何回かあった。
MeXの買ってきた本によるとビール酵母というのが ビタミン・ミネラル等をたくさん含んでいてとても身体に良いそうだ。 ただし、その辺で売っている普通のビールは酵母をこしてあるので、 健康を目指してどんどん飲んでも酔っぱらって太るのが関の山。
ビール酵母は粉や錠剤の形で売っている。酒屋や薬局で売ってるようだ。 しかしながら酵母をこしていないちゃんとしたビールもある。
昨日飲んだのはそんなビール。 その名も「銀河高原ビール」だ。 ネーミングが宮沢賢治風。
>小麦で造ったコクと香りのビール。 >ドイツ人ブラウマイスターが >高原の天然水で仕立てた酵母入り無ろ過のにごりビールです
と書いてある。飲んでみたら、確かに柔らかくコクがあってとても 美味しかった。今まで飲んだ缶ビールの中ではベスト賞。
また買ってこよう。
ところでこの日記、書き始めた頃は 「エスプレッソを飲みながら、チョコパンを食べながら」で 良かったのだけれども、この猛暑のなかではチョコパンと聞いただけで チョコレートが溶け出してきて手にべたつきそうなイメージ。 読者に不快感を与えないため、というより筆者本人がアクセスする度に 不快に感じないためにも当分後半部分の「、チョコパンを食べながら」 を削除することにした。
2001年07月11日(水) |
夏バテ回復ドレッシング |
暑い、暑い。
日本ってこんなに暑かったか?
しかも僕の仕事場はISO14001とかいうとんでもないものが 導入されていて冷房温度が28度。
あついよー。
このままでは夏バテになってしまう! と思ったころにはすでに夏バテ状態。
帰宅するとごろんと寝ころぶ日々。
そんなこんなの日々から救ってくれたのが 夏ばて防止用?にんにくたっぷりドレッシング。
作り方は大変。うそうそ、きみにもできる、きっと。
エクストラバージンのオリーブオイルとビネガー(ようするに酢)と 生にんにくのすり下ろしたのを、ぐるぐると混ぜます。 それに、お好みのイタリアンハーブなどを加えます。 はい、できあがり。 好みに応じて唐辛子や、フィッシュソースなども試してみてね。
こつは、いかに諸材料を自分の舌に合わせて配分するか!
空遊は辛口が好み。
これでサラダを食べてから元気になった。 そういえばにんにくはアメリカで最も影響力のある10人に選ばれた ワイル博士も勧めていたよ。
暑い夏を元気にのりきろー。
最近の日本では出生率が減っているそうだ。
確か学校では日本は面積に対して人口が多いので土地が高く、 大きな家に住むことが難しいと先生は言っていたような気がする。
そうだとすると出生率が減ればいつか人口全体がぐっと減って 住みやすい日本がおとずれてめでたしめでたしという気がしなくも ないのだが、楽観的でない人も多いようだ。
ただ今年は21世紀最初の年であるということと、 天皇家とやらの雅子(様)が妊娠したから便乗して、ということで 出生率がひさしぶりに上がっているそうだ。
雅子(様)の赤ちゃんが女の子だったらどうしよう?ということで 女性の天皇も認めるか否か?と論議もあるみたい。 各新聞はほとんど女性天皇も認める論調。 日本国憲法に男女平等とあるのだから、本来当然そうあるべきである。 今まで男性の天皇しか認めてこなかったことのほうがおかしい。
しかーし!
それ以前に、空遊には気になることがあったのだ。 それは、「いつまでこのあほな天皇制なんつうものを維持すんねん?」 ということである。 あんなどこの馬の骨ともわからん一家を国の象徴として機会あるごとに 式典をさせたり、外交に使ったりしている。 なんであれが日本の象徴なんだ?というか、別に無くても何も支障が無いと 思われる。小泉首相が「聖域なき構造改革」と言っているが、それが本当 ならぜひぜひ皇室も構造改革、できれば民営化か憲法改正によって天皇制 廃止、宮内庁も廃止、としてもらいたいものだ。すごい、庁を1つまるまる 無くせる!!!余ったお金で福祉、教育、雇用の創出を推進しましょう。
そんなことを考えていたのだけれども、何処の新聞もそんなことは 書いていない。せいぜい女性の天皇も認めましょう、というくらい。
そう思っていたんだけど、今日週間金曜日を読んだら書いてた、 「女でも男でもそもそも天皇自体いらない」って! さすが雅子様の赤ちゃんは?とかばっかり追い掛ける白痴の名前だけの マスコミ達とはちがう。本質的な議論へと話をもどしてくれた感じだ。
ぱちぱちぱちぱちっ!!!!(拍手)。
そうそう、こういうのを待ってたんだ。 本多勝一の編集、一味ちがうぜっ!!!!
がんばれー!!!!!!!!
2001年07月07日(土) |
七夕にほしくなった車 |
空遊は車がほしい。
ただの車じゃなくって格好のいい車がほしい。 子供の頃から車好きだった。
乳幼児期のかなりの時期を当時叔父が運転していた VWカルマンギア、ビートル、412等の車内で過ごしていた。 あのぱらららあって鳴り続けるフラット4のエンジン音が 子守歌になっていた。
3つくらいになると、ぼくも大人になったらビートルがほしいと 思うようになっていた。
18才になって大学に入学するとすぐ、運転免許証をとった。 このままとんとんと、好きな車をゲットするものだと思ってた。
ところがところが、仕事をあまりしないという性質と車がいらなくて 駐車場が高いところに住んでいるという事情のため、 未だ車を手に入れるに至っていないのだった。 ひょっとして意外や意外、僕はこのまま一生自分の車を持たずに生きるので はないかと思うこともある。
とはいえ、好きなことはやっぱり好き。 折角の七夕だからお願いする(笑)。
ケーターハムスーパーセブンという非実用的この上ないかっこいい スポーツカーがあって、是非是非自分の車にしたいと思う。 元々はロータスなのだが、生産中止になってからケーターハムという 比較的規模の小さな自動車会社が作っている。 二人乗りのオープンカーで、めっちゃ車体が低くて軽くて、 雑誌等の記事によると一度乗るとやめられなくなる人もおおいそうな。
車重1トンあたり500馬力の計算になるR500とかいう 路上レーシングカーみたいなのもある。 空遊的にはそこまでのスペックよりも、もう少し気軽に乗り回せる くらいの感じがいい。
七月七日にスーパー7が手に入りますようにとお願いするのは、 語呂がいいから聞き遂げられる気がする。
スーパー7を楽しく運転できる日が来ますように。 New Age的にはスーパー7を楽しく運転しているって 完了形で言っちゃったほうがいいのかな。
へへっ
2001年07月06日(金) |
上海に飛ぶという感性 |
先週の日曜日、宮崎 学の講演会でのこと。
主催者の河合塾の先生が、宮崎氏の男女関係について質問していた。
「宮崎さんは愛人が5人も居られるそうで、その、世間には1人の妻で 大変な目にあっている方も多いのに、一体どのようにして折り合いを 付けているんでしょうか?やはりそれも宮崎さんの人間的魅力なんで しょうか?」
という質問。
それに返して先ず宮崎氏は、
「あのー、僕にこういうこときく方って、今までにも何人かおられたん ですが、みなさん大体御自分の結婚生活に問題を抱えてる人なんです ね。それで僕にきいたこれをきいた人は今までのところみんなその後 離婚してるんです。それで、先生の方はどうなのかと」
会場の河合塾の生徒達がどっと爆笑。 さらに宮崎氏は続ける、
「僕自身は、そんなに魅力的な人間だとは思っていないです。ただし、 僕の著書にも出てくる万年東一さん、彼は愚連隊の親分なんですが、 ものすごくハンサムで、喧嘩が強く、女にもてた。すごくきっぷがい いんです。それで、戦前の話なんだけど、気がついたら色々女が出来 てそれぞれの女どうしの関係がぐちゃぐちゃにからみあって、にっち もさっちも行かなくなってしまった。それで万年さんは、こうした面 倒な事が嫌になって、一度全部捨てて上海に1人で行ってしまうんで す。その、いざとなったら全部ぽいっと面倒くさいことを放り投げて 上海に行ってしまえる感性、それがやはり万年さんのかっこいいとこ ろの1つだったなと思います。」
とのことだった。上の文は正確な記録ではなく、私のうろ覚えの記憶 から要約したものなので、全部正確ではないかもしれないが、多分大 体こんなことを言っていたと思う。宮崎 学の著書で万年東一が主人 公として出てくるのは、万年の伝記、「不逞者」であるが、「突破者」 にも宮崎氏が万年のところに世話になっていたころの話が出てくるし 「喧嘩の極意」等にも何回も万年の話が出てくる。
「不逞者」は読んだことがあるけれども、確かにものすごく万年は格好 いいのだ。喧嘩が強く、金に執着しない。アウトローの世界では異例な ことに「来るものは拒まず、去るものは追わず」を貫きとおした。
空遊が一読をお勧めする小説のひとつだ。
ごちゃごちゃしすぎた時に、すっと手を放せることってすごく大事なん だと思う。そこで執着を続けると、こじれてることがもっともっとこじ れていく。こじれているのを見取って、すっと全部捨てて上海に飛んだ 万年の感性、格好いいなあと空遊も思った。
心頭滅却すれば火もまた涼しという言葉がある。
ほんまかな?と思う。 禅僧には猫舌もいないのだろうか、、、。
チベットに、炎のヨーガと言う修行法があって、 寒い冬、って言ったって大阪や東京の冬じゃないよ、 チベットの冬に裸同然の姿で屋外に立ち、火が燃えていると 想像することによって身体を温めると言う。
すごーいなあ、、、、、、。
イメージの力は馬鹿にはできない。 オリンピック選手から一流ビジネスマンまでイメージのエクササイズを 行う今日この頃。
だったらチベットの炎のヨーガの逆もできるんじゃないか? つまり、今日の様な蒸し暑い日本で直射日光にあたりながら 外が冬だと強く想像する、、、、、、、
最初は慣れてて簡単に思い付くイメージを利用する、、、 寒そうなイメージ、、、例えば、、、 「パトラッシュ、寒いのかい?僕も寒いんだ、、、」 とか。
「パトラッシュ、暑いのかい?僕も暑いんだ。ほら、シベリアンハスキーの ちょびも暑がってるだろ?ああ、あれはハ−ゲンダッツのアイスクリーム 。僕は今とってもしあわせだよ、、、。」
あかん、イメージが混乱してきた。
「パトラッシュ、今日はクーラーをいれてお昼寝だ」 ああ、ネロ少年の運命が変わって行く、、、 アイスキャンディーをふたりで食べてる、、、
ま、いっか。
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