Espressoを飲みながら

2001年06月29日(金) なぜか泣けてくる歌

なんで自分が泣くのかわからないけれども、
泣いてしまうものがある。

例えば、絵画で言うとシャガールの「ポエム」なんかは
絵を見ながら訳詞を読んでいると涙がこぼれてくる。
家で画集を見ているのならいいんだけれども、
美術館でも、涙が流れてくる。よく考えてみれば画集で気持ちを
揺さぶられる人間が本物を目の前にしてより気持ちを激しく
揺さぶられるのは当然のことなんだけれども。

歌でいうと、やっぱりカマロンなんだ、僕の場合。
特に感傷的な歌詞のを聴くともうだめ。
うるうるしてくるのだ。

例えばこんなの。
--------------------------------------------------

僕達は川と泉で育つ、
他の人達は掘建て小屋の中、
僕達は特別なんだ

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

僕の歌うこのジプシー・サルサ
パコのリズムと共に生まれ、死んで行く
僕の歌うこのジプシー・サルサ
パコのリズムと共に生まれ、死んで行く

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

ジプシーの苦しみ、ジプシーの痛み
楽しいバンドの演奏で喜びに変わるよ
楽しいバンドの演奏で喜びに変わるよ

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

僕達は偉大な民族、
純粋な魂と、高貴なハートを持ってる
僕が歌うこのサルサは
ジプシーの手でインドからやって来た

カマロンは君に言う
カマロンは君に言う
カマロンは君に言う

----------------------------------------------

なんかこれだけなんだけど、歌を聴くとすごく泣けるんだよ。
この曲がマドリッドのジプシー達の間で大流行したのも
頷けるんだ。

ヨーロッパにはジプシーに対する差別意識はまだまだ
残っているから、ジプシーの生活というのはハードな
ものがある。

カマロンの歌は、そんな彼等をすごく励ましたんだろうと
思った。そしてこんな風に自分達の事を歌ってくれる
歌手がいるジプシーをどこか羨ましく思ってしまったりもする。



2001年06月28日(木) 軽くジョークでも

 御冥福を

a:テレビ見た?

b:なんで?

a:ニュースでさ、歩行者天国に自衛隊のトラックが暴走して20人死亡
 だってやってたよ。

b:正真正銘の歩行者天国だ!

 クレーム対応係

消費者:あんたんとこの洗剤使ったら、セーター縮んだよ!
    もう着れないよ!どう責任とってくれるんだ?

クレーム対応係:それでしたら、その洗剤をお風呂に入れて
        お客様の御身体もそれで洗われてはいかがでしょうか、、

 某食堂で

職員:おばちゃん、卵焼き先週の方がおいしかったで。

食堂のおばちゃん:あほな事言わんときいな、同じのはずや。

職員:そうかなあ?

食堂のおばちゃん:だって先週と同じ卵使ってんねんから。

 交通事故

今日の午後6時頃、高速道路で大型バスが横転する大事故があり、
乗っていた乗客20名全員が即死しました。なお、20名の乗客
は老人会の旅行で、ぽっくり寺へ参拝後の帰宅途中の事故でした。



2001年06月25日(月) 山上のカフェその後(昨日の続き)

 六甲オリエンタルホテルを出ると外はくもってきていて
霧が降りてきている。まるで童話か何かのように、本当に
霧に包まれて行く様な感じ。標高を身体で感じる一時だ。

 下りのケーブルカーは、行きと違い下が見えなかった。
ケーブル下駅に着く。結構距離はあるのだが、突如徒歩で
帰宅することを決意。かなり曇ってきているので、雨が降
りださないことだけを願う。歩いたこともほとんど無い道
を「とにかく下に行けばだいじょうぶ」と確信して歩く。
バス停を4つ、5つ過ぎてようやく見たことのある辺りに
出てくる。左に曲がって御影方面に向かって歩く。コンビ
ニで牛乳を買って帰宅。これだけ歩くってことは、今日一
日でかなり元気になったってこと。



2001年06月24日(日) 山上のCafe

 ここは六甲オリエンタルホテル。午後4:30をまわってから
呑気にもAfternoon Tea Setを3階のカフェPETIT AILEで注文
した空遊であった。神戸に来てから(芦屋に住んでいた頃を含め
ると)早9年、そのくせ観光客でも真っ先に来そうな六甲山上近
辺に来るのは初めて。

 AM12:00位に自宅を出て、そのまま道をず〜っと下って阪
神御影駅方面へ。幸い駅の1つ手前のバス停で神戸市バス16系
統六甲ケーブル下行きを発見、乗車する。代金は一律200円。
バスはJR六甲道駅、阪急六甲駅や鶴甲団地を経由してケーブル下
へ。ここからは観光地の気分。

 ケーブルの往復券と山上バス(3日間乗り放題)のチケットが
組み合わさった「連絡割引往復乗車券」を1500円で購入。ヶ
−ブルに乗る。緑の森の中をぐんぐんと進んで行く。街がどんど
ん下の方へと遠のいて行く。空気の匂いが、山の緑の空気の匂い
に変わってくる。空遊はこの匂いが大好きで、この匂いを嗅ぐと
なんだか元気になってくる。ケーブルの「六甲山上駅」に到着。

 ここからは六甲山上バスで移動。先ずはオルゴールの博物館、
HALL OF HALLS〜ROKKO〜へ。1200円で高山植物園との共
通入場券を買う。2階でオルゴールの演奏会。最初に聴いたのは
100年程前のドイツのオルゴール。蓄音機が発明され、普及す
る前、今から100年位昔がオルゴールの全盛期だったそうだ。
柔らかく澄んだ独特の音。金属製の円盤に曲のデータが記録され
ているので、それさえ交換すれば何曲でも演奏できるそうだ。た
だし円盤の一周が約1分。その中に一曲を納めるため、アレンジ
に大層苦労するらしい。また、オルゴールの中の金属部分だけを
取り出して音を鳴らしても非常に小さな音しか出ない。木の部分
が共鳴して初めて大きな音が鳴るのだ。試しに、オルゴールをお
持ちの方は家にあるタンスか何かの木製家具にくっつけて演奏し
てみてほしい。きっといつもよりずっと大きな音が鳴るだろう。
それから電気仕掛けのアコーディオンとか、初期の自動演奏ピア
ノと打楽器がコンビになっていてJAZZを演奏するやつとか、オル
ガン、小太鼓、何故か木魚!まで付いた大音量フルパワー、フル
セットのオルゴール(と呼んでいいのだろうか?)を聴かせてい
ただいた。

 オルゴールの音色が疲れた心に時に優しく、時にド迫力で励ま
すかの様に響いた。

 外に出てまたバスに乗る。今度は高山植物園。高地ならではの
植物を集めていて、例えばスイスの国花エーデルワイス(もっと
華やかな花だと思ってたんだけどな)なども見ることが出来る。
数年前に訪れた長野県の上高地とも通じるものがある爽やかな雰
囲気。とても同じ神戸市内とは思えない(笑)。

 上品で可憐な花々が咲いていて、水も空気も清々しい。

 すっかりすっきりした気分になる。園内の写真を撮っている人
がいたが、EOSとかCANONの高級カメラを三脚にセットしていて、
本格的だった。横からC@Mailで「ピコッ」と画像を撮って去って
行くeasy goingな空遊(笑)。

 再び六甲山上バスに乗る。「東六甲回る十国展望台」に行くは
ずだったのだが間違ってカンツリーハウスで降りてしまった。カ
ンツリーハウスも色々遊べて楽しいところのようではあるが、一
人で来るところでは無さそう。また誰かと来た時にでも入場する
ことにして一休み。

 次のバスで「東六甲回る十国展望台」へ。ここには、

・回る十国展望台
・六甲ビードロ館「プリズム」
・NTT六甲天文通信館
・展望パレス
・展望パレスレストラン
・六甲山ジンギスカンパレス

 等々、いろんなものがある。回る十国展望台は、今日は今一つ
天候がすぐれず遠くの見通しが良く無いのでパス。余談だが登る
には250円必要。ビードロ館はあいにく興味が無いのでこれもパ
ス。そしてNTT六甲天文通信館!ここの建物がね、六甲山の頂上
からぴしっと宇宙へとアンテナを伸ばしていて、もしウルトラ警
備隊(ウルトラセブン)の基地施設が実在していたらこんな感じ
なんだろうなってイメージですごく格好良い!内部では天体望遠
鏡で太陽の黒点を観察している様だった。また、非常に性能の良
い双眼鏡が展望の良いところに備え付けてあって、かなり遠くの
こと、例えば遥か遠くの芦屋浜の国道43号線を走っている車が
トラックか乗用車かといった位のことまで分かるのだ。感動。

 外に出て、まだ食事をしていない事に気付き、レストランを探
す。展望パレスレストランと、その隣の食堂はいまいち食べる気
になれなかった。六甲山ジンギスカンパレスは高価だし、1人で
食べる感じの店では無かった。仕方ないや、こうなったら六甲オ
リエンタルホテルで御茶でもしようと思い、再びバスに乗る。本
当三日間乗り放題のチケットを買ってて良かった。普通に何回も
乗ってその都度払っていたら値がかさんで仕方がないところ。

 六甲山オリエンタルホテルは、メリケンパークのオリエンタル
ホテルよりは地味でこじんまりした感じ(そりゃそうだ)。
Afternoon tea setはミックスサンド、焼き菓子+クリームと、ブ
ルーヴェリ−ジャム、ケーキを1つ(空遊はapple pieを選択)、
それと飲み物(今日はice coffeeを飲んだ)。それで1200円
だった。味については、山の上で競争相手が少ないから特に問題
ないけれども、これでカフェとケーキ屋さんが過当競争している
芦屋−神戸間だったらちょっと厳しいかも知れないぞって感じ。
まあとにかく景色がとびっきりに素晴らしいので美味しい。今は
この感じを楽しもう。ふふふっ。(Cafeで書いたのを夜中に入力
してます(笑)。ほら、いつもと少し雰囲気ちがうでしょ?)
 
 



2001年06月18日(月) 3rd Eye Mode

 人体には7つの中枢があり、それらをインドでは
チャクラと呼ぶ。瞑想するとこのチャクラに様々な
刺激が与えられ、意識に影響をおよぼす。また特定
のチャクラに意識を集中することによって、その機
能を活性化することができる。

 中でも重要視されているのが第3の目。思考や感
情、肉体と意識それ自身の同一視という眠りを打ち
砕く機能のある重要な中枢である。

 ここが覚醒すればその後の人生は楽々と言っても
過言ではない。別に大金持ちになったり大権力を手
にしたり素敵な恋人が現われる訳ではないが、この
世界の一切の動きに乱されない次元を知ることによ
って大きな心の広がりと安らぎを得るのである。た
だし心乱されてその次元を忘れてしまってはしょう
がないけれども。まあ忘れれば思いだせばいいだけ
の話。楽なことはまちがいない。

 実は今日いろいろと訳あって、これからしばらく
の間、より第3の目に焦点を当てた状態で暮らすこ
とにしたのだった。書く文章等にもその影響は出る
のだろうか?まるで実験のようだ。

 なおこの決定はあくまで自然な自分の直感の導く
ところ。どこかの導師やマスターの指導を受けた訳
ではないので誤解なきよう。

 



2001年06月16日(土) 抹茶を飲みながら、あんこ入り吉備団子を食べながら

用事があって、岡山に行った。用事が終わった
後に、どこにいこうかなと思う。結局岡山城と
後楽園に行くことにした。いかにも初めて岡山
に来ましたと言う感じ。

岡山城に入る。入口で城と後楽園の入場券がセ
ットで売っているのでそれを買う。岡山城は壁
が黒いので烏城と呼ばれている。なかなか立派
な構えであり、四国・中国の中心都市として栄
えて来た街に相応しい風格と趣を持っていると
言える。

城の中は階ごとに城にまつわる歴史や城下町の
暮らし、武器や兜の展示がされており、観光客
や歴史ファンを楽しませてくれる。歴史も観光
もあまり得意でない空遊も珍しく楽しむことが
できた。

城を出て後楽園に移る。こちらは要するに日本
庭園である。とても広く、木々が青々としてい
て、池があり、白鳥が泳いでいる。空間の使い
方がとても贅沢で、開放的な雰囲気は一種独特
、奈良や京都の庭園とも一味違ったものであっ
た。

庭園は結構な広さなので中で休めるように茶屋
がある。店のおばちゃんが呼び込んでいる。話
を聴くと、どうもここでしか食べられない吉備
団子があるという。なんとそれはあんこ入り吉
備団子と言うではないか!それを吉備団子と呼
んでいいのだろうか?まあそんな固いことを言
うのはやめましょう。とにかく美味しいけれど
も外も中も同じな吉備団子。これであんこが入
るならかなりグレードアップである。抹茶と団
子で320円。よし、食べよう!即座の決断。

冷たい抹茶。これも夏にはおいしい。吉備団子
の甘さを感じ、それに一瞬遅れてさらなるあん
この甘さがやってくる。甘さの連打。幸せであ
った。

おいしかったので1000円くらいする箱入り
のやつを買った。どれくらいもつかなと思って
たんだけれども、もう全部食べちゃった。また
岡山に行く機会があったら後楽園に行ってあん
こ入り吉備団子を食べよう。



2001年06月14日(木) 6/25には

 今日の日記の題名読んで、どんな内容って思いました?
6/25にはって書いてたら普通6/25に海行くぞ〜とか誕生日
なの〜とかそんな感じだよね。でもね、この日記はちょっ
と違うんです。

 この6/25は特別な日。これであっそうかってわかったら
ちょっとマニアックかも。そう、みんなが「苦悩」に向か
って「もうお前の時代は終わりだぜ」って言ったのが6/25
なんだ。

 え?余計わけがわかんない?実はこれは詩の世界の話。
スペイン市民戦争で謎の死を遂げた名詩人、Federico
Garcia LorcaのRomance del amargo。「苦悩のロマンセ」
くらいの感じなのかしら。ジプシーのフラメンコ歌手、カ
マロンのアルバムでも歌われている。歌詞と歌がぴったり
とはまっていて何度も何度も聴いてしまうのだ。まだ全部
を訳してないんだけど、「扉に十字架を描け、そしてその
下に汝の名前を記せ」とか。かっこいいな〜って思うので
した。

HP http://www19.freeweb.ne.jp/novel/spacez/leyenda.html
に Garcia Lorcaの「時の伝説」の日本語訳をのっけてみた
けれども、日本語にしてもむずかしい。でもファンタジック。
このシリーズは続けるぞ〜とか思うのであった。



2001年06月13日(水) くつろぎの場所

 題名というものは微妙な力を持っているもので、
こんな題名-チョコパンとエスプレッソ-にすると自然と
カフェ系の話題で日記を書き続けてしまったりする。

今日の昼食はオープンカフェで食べたインドネシア風ベ
ジタブル、ココナッツミルクの甘さで和らげられたピリ
辛い感じが、梅雨でほんの少し重くなっている身体感覚
を目覚めさせてくれる感じ。豆腐が味付け上手なのでチ
キンみたいな感じ。量も多すぎず少なすぎず600円とい
うコストパフォーマンスはなかなかのもの。

と、上のような感じ(実際今日はそうだったんだけど)
で書いてたり。

カフェというのはそれ自身ではほとんど意味を持たない
、ただ何か飲めたり食べたり歩き疲れた時に休めたりす
る程度。それが意味を持ち得るのは単に私達がそこで恋
人や友人と会話したり、読書したり、考えごとをしたり
瞑想してたりして、知らぬうちにそのフィーリングがカ
フェという言葉に結びつくからである。

だからカフェが一軒あったら、登記上はもちろん一軒だ
が、実際には来てるお客さんの数と同じだけカフェが存
在する。

空遊にとって、カフェとはくつろいで自動的想像力に思
考をまかせるための場所のようだ。もちろん何も考えな
いでカフェインに浸ったり、遠くのまだ知らない土地の
写真がたくさん載っている雑誌を読んだりするのも好き
だ。メールを打つのもカフェからだと文体がくつろいで
くる。

だから大事なのはくつろいで心の手綱を緩めていられる
ということで、カフェであることではない。

自宅にいるのが一番心地よい日もある。

時には神戸から東京までうとうとと長距離バスに揺られ
ていたり、ヨーロッパまで寝て起きてを繰り返してもま
だ道の途中である飛行機の中とか、そんな空間に安らぎ
を感じたりもする。

こうやってiMacの前に座って思うがままに日記を書いて
いられる時間もまた僕にとってリッチで優雅な時間だ。

たまに30分でも1時間でも時間が空いたら、日々の生
活のすぐ近くに心地よくくつろげる場所があるかも知れ
ないから、そんなところ探しに行ってみようよ。



2001年06月11日(月) 行ってみたい変なカフェ

 カフェ全盛の世の中である。

 イタリアンカフェとかケーキの美味しいカフェとかその程度の
 カフェなら、腐る程あると言って過言では無いだろう。少なく
 とも僕の居住している神戸ではそうなのだ。どこの店に入るか
 迷ってしまうし、新しい店ができると探検に行きたくなる。こ
 れが以外とお金のかかる趣味だったりする。

 でもカフェも色々行っているうちに飽きてくる。同じ様な店が
 多いから。最近行ったカフェでまだ新鮮だったのは元町の大丸
 近くにあった中国茶のカフェ。花びらの中国茶が色、香り共に
 うっとりとするようなムードだった。トレンドはイタリアン
 カフェから中国・台湾茶屋に近い将来移行するかもしれない。
 健康にも良さそうだし。

 さて、それはそれとして恋人・親友・家族・元同級生・職場の
 方々等からしばしば変人(小泉首相になってからカミングアウ
 トしやすくなったぜ)と認知されてしまう僕としては、やはり
 もう少し変なカフェに行きたい。そんなに変なのが良ければ、
 お前が自分でやれと言われるかもしれないが、採算を取る自信
 がないので今のところはしていない。

 いくつかのアイデアを書いておく。カフェビジネスをやりたい
 人は参考にするように。なお破産しても僕は責任を取らない。

 ・煙草カフェ スターバックスの近くに似たようなカフェを作
        る。ただしこちらは非喫煙者入店禁止。コーヒ
        −と一緒に煙草も注文できるが、煙草にシナモ
        ンを混ぜたりトッピングを足したりしてマイ煙
        草を楽しめるのが売り。職場からも自宅からも
        追い出される傾向にある喫煙者のサードプレス
        として人気沸騰の可能性あり。

 ・完全セルフサービスカフェ 中・上級者向き。コーヒーを頼むと
               生豆とmineral waterが手渡される。
               店内にはガス台、自家用培煎器、各 
               種エスプレッソマシーン等が備え付
               けられており、お客さまの1人1人
               が自分だけのこだわりの1杯を楽し  
               めるようになっている。

 ・RPGカフェ 最初はただのコーヒーしか注文できない。何回も来店
        して経験値を積むとお客さまがレベルアップして新し
        い注文が可能になる。-お客さまはブレンドを飲んだ!
        経験値10を手に入れた!レベルが上がった!コーヒ
        ーが今までより50円安く飲めるようになった!
        コーヒー1杯での最大店内滞在時間が15分伸びた!
        なんとエスプレッソ コン パンナの注文を覚えた!
        なんとティラミスの注文を覚えた!-
        はまりそ〜。

 ・本当にAsianなAsian Cafe
        
  ただ飲み物や食べ物がアジアなだけではなく、中身もアジアに行った
  のと全く同じ体験ができる。時々コレラにかかるバリ風サラダ、いつ
  までたっても来ないと思ってたらすっかり客の存在を忘れているウェ
  イター、チャイを注文すると全然関係ない親戚の店まで連れていこう
  とするチャイ屋の親父、蠅のたっぷりたかったお下がりを使ったマン
  ゴーラッシー、ヒッピー風で一日中怪し気なものを吸ってるタチの悪
  い客、などなど本場アジアのカフェの雰囲気が満喫できる。
 
 ・New Age Cafe

  新時代の精神性を学べるカフェ。クライエントはメニューでは無く
  レッスンを注文する。メニューはクライエントの魂の成長に合わせ
  て自動的にやってくる。例えば、「私の考えていることが私の現実
  となります」というレッスンを注文すると、クライエントは単にメ   
  ニューをオーダーするのではなく、食べたいものを明確に視覚化し、
  それをすでに手に入れている様子を何度も想像しなければならない。
  何を食べて何を飲もうか迷っているクライエントには、過去生まで
  戻って、今生の選択のブロックになっている記憶に直面することが
  勧められる。祈りと調和の取れた状態で注文すると、奇跡的なくら
  い大きなケーキやフルーツがでてきたりもする。


  参考になりましたか(笑)?



2001年06月10日(日) 空遊の懺悔

 空遊は普通は余り懺悔しない人である。

それどころか人一倍無責任で、自分のせいで他人が苦しんでも
いっこうに平気だったりする。子供の頃はこれに加えてきれる
と乱暴狼藉を働くことがあったから、はた迷惑なことだったろ
うなと思う。喧嘩で相手を肩にのせて首に手を掛けてアルゼン
チン・バックブリ−カー状態で首を締めて落としてから地面に
叩き付けたり、椅子の背を喧嘩相手の口に突っ込んで歯を折っ
たり、文化祭の準備をしろしろと言って口うるさい委員長を下
駄箱前でまず頭突きして次に彼の頭を下駄箱に叩き付けてまた
引っ張ってきて頭突きして、また叩き付けて・・・。

いやはや、誰も大怪我したり死んだりしなかったことに感謝。

ある日担任の先生に「お前もういっこ年取って同じことやって
怪我させて相手の親に訴えられたら年少行きにかてなりかねへ
んぞ!そんなんなってええんか!」とこっぴどく大目玉。それ
以来至って平和主義者になった。

今の空遊を知る人は冗談を言っているように聞こえるだろうが
本当の話。今はどつきあいのけんかなんてとても出来ない。

さてさて、空遊が今でも思いだす度に胸を痛めるのはそんな事
ではない。それは犬の話。

ぼくは犬を飼っていた。散歩も餌もぼくが主な係だったから、
基本的に僕の犬という感覚だった。犬の本を読んで飼い方を勉
強していると、そこに「フィラリア」という恐ろしい病気の話
が載っていた。フィラリアとは蚊によって媒介される病気で、
寄生虫がいったん成長してしまうと治療法が無いが予防接種に
よって感染を防げるものである。そう書かれていた。
子供心にも読んだだけでその病気の恐ろしさはよく伝わってく
る。両親に話して予防接種してくれと頼んだが両親は「雑種の
犬にそこまでしなくても、金もかかるし獣医も近所にいないし
無理だよ」と言う。金も力もない子供の僕はあきらめてしまっ
た。そして数年が過ぎ、僕の犬はフィラリアを発症し、それか
らまた何年かしてフィラリアがもとで死んでしまった。それも
僕が海外に行っていて留守にしている間に。

自分の無力さと努力の足り無さゆえに、自分の犬を殺してしま
ったという気持ち。何をどう考えても自分が100%悪い感じが
した。愚行後悔先に立たずとはこのこと、今となっては犬に詫
びる術も無い。

時折眠りと目覚めの狭間のような意識の状態の時に、思いだし
ては涙が溢れてくる。「ああ、どうしておまえは犬になんか生
まれて来たの。犬になんか生まれなければこんな目に合わなか
ったのに・・・」そんなこと思ってもどうしようもないのだけ
れども、そう思うから仕方が無い。

自分が何をしたにせよ、神に許しを請うようなメンタリティー
は持っていないけれども、苦しませて、死なせてしまった犬に
だけは頭の上がらない、そんな空遊であった。

・・・
 



2001年06月09日(土) スペインのバルに日本進出してほしい。

スペインには、バルというものがある。
綴りがBarなので、まあ英語のbar(バー)と同じ様なものなのだが
バルの方がはるかに面白い。

一言でいってしまうと、バルとはカフェとショットバーを足して
圧縮して割ったようなものである。コーヒーからワインまで飲める。
おつまみも、スペイン風オムレツ、サンドウィッチ(bocadillo)、
生ハム(jamon cerrano)等々、色々だ。小皿(タパス(tapaz))に入って
出てくるのでタパスと呼ばれる。おつまみにしようと思えばおつまみに
なるし、食事と思って食べれば食事になる感じだ。

立ち飲みの席と座って食べれる席があって、同じ料理を食べて飲んでも
値段が違う。椅子にチャージがつく。

料金は日本とくらべると安かった。グラスワインが一杯60円くらいの
バルに僕は通っていた。

スペイン人には昼間からアルコール類を飲む人がたくさんいる。
日本で御茶する感覚でワインやビールを飲む。
たまにおじさんの中には、「お前、日本人か?じゃあフジモリ大統領の
親戚だな?お前も、悪よの〜。」などという、手の付けられない
酔っ払いもいる。

いろんな会話が飛び交う。老若男女入り乱れて何かを論争していたりする。
エネルギッシュな空間だ。

日本でのカフェブームが一段落したら、是非ともバルに来日してほしい。
昼間から酒を飲むと言う素晴らしい習慣を日本にも根付かせたいもので
ある。あの誰が何を言い出すかわからないバルのちょっと渾沌とした感じが
懐かしい。ちょっと空いた時間につまみ食いしながら酒を飲めるスペースが
ある。それだけで人生随分違う気がするぞ。



2001年06月08日(金) 何故か趣味ジャンルに

さっき、この日記の環境設定を変えた。

ノンジャンルで書いていたけれども、
ノンジャンルのつもりで書いているにせよ、一応何かのジャンルに登録
しておいた方が、良いみたいだ。

いろいろジャンルはある。けれども「この日記はこのジャンル」と
ぴったりくるものがない。

食べ物や飲み物の話が多いから衣食住かなと思ったが、
実際にはそれをだしにしていろいろ自分の思った事を綴っているといった
方があってる。

エッセイとかコラムって感じなのかな、それだとおおげさかな。
色々考えた挙げ句、この日記を書いていること自体が趣味みたいな
ものだから、趣味のジャンルに入れておこうということにした。

外食好きも、趣味に入るのかな?瞑想は?変わった本を読むことは?

まあいいや、とりあえず全部趣味ってことに。浅く、広くになるのかしら。



2001年06月04日(月) 新兵器

 私こと空遊は言うまでもなく、空遊というハンドル名で
日記を書いている。許されるならばペンネームと呼びたい。
書いているものがこの日記であっても、ハンドル名よりぺ
ンネームと呼ばれたい。僕のかつて通っていた高校は英国
国教会系、つまりキリスト教の高校で、よく「我らが主、
イエス・キリストは全てをお許しになられます。」とか、
学校付きの牧師、チャプレン(学校付き、だよ学校憑きじ
ゃないよ)が言っていた。

 ならば、僕が空遊をハンドル名ではなくペンネームと呼
んだところで許してくれることだろう。と言う訳で、たっ
た今から空遊はハンドル名ではなく、ペンネームである。
なお、あの高校は私服だが、半ズボンはなぜか許されてい
なかった。主イエス・キリストは全ての人の罪を許せても
信者は半ズボンすら許すことが出来ない(笑)。この狭量
さこそ原罪ではないかと思う。

 さて、話は変わって季節は梅雨である。何が困るか?洗
濯物が乾かないのがなにより困る。かといって雨が長期に
渡って降らなければしたくもない仕事が増えてしまう。
(これで僕の仕事が何か分かった人は大したものだ。分か
った人はメールちょうだい。)
ついでに言えば、非常に大雨が降っても仕事が増える可能
性がある。念のために言っておくけど天気予報とか気象庁
と直接関係する仕事ではありません。

 「コインランドリーに行けばいいじゃん」と画面を読み
ながら語りかけてくれている君には悪いんだけど、僕の住
んでいるところは随分不親切なとこでコインランドリーが
ないんだよね。駅横の知能指数低そうに見えるお巡りさん
がぼけーと座っている交番を潰してコインランドリーにし
てみたら、みんな梅雨時のいらいらが少なくなって結果と
して犯罪件数が減ったりしてね。

 この時期に人に「もしお金があったら何に使う?」と聞
かれると「乾燥機と布団乾燥機!!!」と答えてしまう。

 こんな季節にこそ、楽しめるものが必要。そんなこんな
で(どんなやねん?)いる・いるを買った。いる・いる
とは何か?遠赤外線セラミック培煎器である。前にも書い
たように空遊の浅く広い趣味の1つはコーヒーの自家培煎
なのだ。以前より使っていた豆を炒るために作られた金属
製のやつが最近培煎中によく把っ手が外れるので、買い替
えを決意、とうとう遠赤外線セラミック培煎器いる・いる
を手に入れたのであった。これはまさしく新兵器!!!!

 使ってみると確かに全然今までと違う。第一に時間が短
くなった。3〜5分でできあがり可能。しかもむらが比較
的少なくて済む。できあがったのを飲んでみたけど美味し
かった。
  


 



2001年06月02日(土) なんとなくカルパッチョ

自宅から散歩に出掛けた。ずっと坂道を下って阪急の
御影駅に出てまだ下がってマクドナルドの隣の漫画・ビ
デオ店に行く。北斗の拳2・シティーハンター2が連載
されているコミックバンチという漫画雑誌が先々週くら
いに創刊されていて、創刊号は読めたんだけどそれから
後が近所のコンビニに置いていなかった。仕方ないから
マンガ中心の書店に行けば置いてるかなと思ったけれど
も置いていなかった。どうなっちゃったんだろう?

 書店でしばらく時を過ごした後、気分に任せて西へと
歩く。すると御影公会堂の前に出てくる。ここはかつて
ものすごくオムライスとハヤシライスの美味しかった所
なのだ。もう震災前の話なんだけれども。現在はオムラ
イスとハヤシライスのなかなか美味しい所。久しぶりな
ので入ってみる。震災前と同じとは行かないが、雰囲気
も味もやっぱり好き。

 それから公会堂を出て、さらに西へと歩く。やがてJ
R六甲道駅近くの高級&輸入食材に強いスーパー、パン
トリ−にぶつかる。僕はかつてこの界隈、駅から徒歩1
分位のところに住んでいたことがあるので、その時には
よく利用したものだった。1階の肉屋がなくなって、魚
屋が新しく入っていた。変化の激しい時代故のことなの
だろうか?魚屋の売りは、明石の昼網のようだった。取
れたてなのは素人の僕にもよく分かった。何しろまだぴ
ちぴちとはねている。呼吸困難で苦しんでいる魚を水に
返してあげたくすらなる。気の弱い人はひいてしまうか
もしれない。

 結局そこでは何も買わなかった。駅の下にあるJ-Mall
で新鮮な昼網の蛸を手に入れた。ああ食材買うなら御影
より六甲道だよ。阪急御影にはライフとイカリスーパー
しかない。イカリも芦屋店や三ノ宮店のようには充実し
ておらず、比較的小さな店鋪だ。それに較べれば六甲道
は素晴らしい。J-MAllにダイエー、イタリアーノ、パン
トリー、さらに商店街もすぐ近く。個人商店の八百屋さ
んや肉屋さんも充実している。競争が激しいからどこも
がんばっていいものを適当な値で売ってくれている。

 とりあえず今日買い物した中で注目株は明石の昼網の
蛸と酒屋で買った土佐淡麗仕込みの四万十川純米酒。さ
てこれをどうしようって熟考の結果、カルパッチョ(の
ようなもの)にすることに。実は僕はカルパッチョを食
べたことはあるものの、作ったことはないし作り方も知
らない。ただ食べた感じから生魚をハーブとオリーブオ
イルと調味料で漬け込んだような感じなんだろうなと推
測する。

 家に帰るととりあえず蛸を洗ってスライスする。蛸は
滑りやすいけれどもがんばって何とか薄く切ろうと心掛
ける。イタリアンハーブミックスとか、塩、コショウと
か、にんにく、しょうが、オリーブオイルをかけて蓋を
して置いておく。自分達で食べる分には問題の無い味に
仕上がるだろう、素材も良いし、と勝手に安心する。
 食べてみたらやっぱりおいしかった。歯応えも良い。
お酒もどちらかというとマイルドではあるけれども、
すっきりとしたよい感じ。

 ふふふ、満足、満足。
 




2001年06月01日(金) 腹式呼吸の勧め

 日記のテーマというのは、色々あるだろうと思う。例
えばコーヒーをテーマに書いてもコーヒー飲まない人も
いるし、折り畳み自転車をテーマに書いても自転車なん
て乗りたくもないという人もいると思う。

 よく考えてみれば、全ての人に関係あることと言うの
は非常に少ないかも知れない。お米、とかなら全国民的
な話題かな、とも思うのだが友人の中にはほとんど米を
食べない人もいる。

 そこで、今日のテーマは呼吸だ。この日記を読まれて
いる方の中で、呼吸をしたことがない方はおられるだろ
うか?たぶんいないと思う。だから多くの人が関心を持
って読んでくれるだろうと思う。

 呼吸とは、単純に言えば、息を吸って吐くこと。今更
説明されなくてもわかっているはず。しか〜し!じゃあ
誰でもちゃんと呼吸できているかと言うと全然そんなこ
とはないのである。現代社会に生きる人間の大半は意識
しないうちに浅い呼吸を身に付けてしまっているのだ。
もちろん酸素不足になって死ぬ程呼吸が浅くなることは
まず無いだろう。けれども呼吸が浅いせいで折角の才能
を100%発揮できていない人はたくさんいるのだ。

 なんでそんなことが言えるのか?答は簡単。姿勢を見
れば分かる。呼吸の浅い人は姿勢が猫背になりがち。姿
勢が良く見える人で呼吸の浅い人というのもいるが、姿
勢の悪い人で呼吸がしっかりと深い人は先ず見かけない
ものだ。背中を丸めてしまうと横隔膜が充分に伸びず、
空気が肺を満タンにしないからである。

 僕は、呼吸については10年以上自分の体験により、実
験及び観察を続けてきた。今まで色々な呼吸を試した。
速読のための呼吸法、仙道の呼吸、ただ呼吸を観察する
という瞑想の技法、出産時のトラウマを再体験するため
のブレスセラピー、インドの神秘家OSHOが開発したダイ
ナミック瞑想の第一ステージの渾沌とした深く速い呼吸
、等々。

 呼吸が変わると、それにつられて精神の状態が変化す
る。だから武道から宗教に至るまで、人間の精神と関係
する領域では全て呼吸が重要視されたのである。

 背中を伸ばして、肩の力を抜く。首も軽く伸ばす。息
を鼻からゆっくり長く吸う。息を吸った時に肺の底まで
空気でいっぱいになって、お腹がふくらむようにする。
空気は肺でとまるが、呼吸の見えない部分である気は臍
下にある丹田と呼ばれるポイントにまで達するようなイ
メージで呼吸する。このポイントは人によって個人差は
あるが大体臍下5cmから10cmくらいのところに位
置する。お腹の皮と腰の皮のちょうど真ん中くらいの所
、まさしく身体の重心である。

 息を吸いきった時に気持ちを丹田に置いて、少しの間
呼吸を止める。丹田に気が集まる様なイメージを持つと
良い。

 息を吐くのは、とても大事なこと。肺の中に古い空気
が残らないようにす〜っと時間をかけて吐ききってしま
う。呼吸法では、吸う息より吐く息のほうが大事である
と言われることが多い。

 息をたくさん吸ってたくさん吐くと、当然細胞が活性
化する。頭が冴えたりもする。直観的なことに敏感にな
ったり、健康になったり、人間関係が良くなったりもす
る。要するに身体の本来持っていた潜在能力が、充分な
燃料を得て動き出すと言った感じ。

 他の生活環境が同じならば、間違いなく呼吸が深い方
が呼吸が浅いよりも健康も生活も充実する。今の所空気
は無料。もっとたくさん呼吸して、パワフルな自分を見
付けられるなら、悪くはない話だと思う。

 

 


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