Catty 日和
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2001年08月31日(金)  少し元気になった

朝、モモがごはんのところへきた。うれしかった。
でも、やっぱり固形のものは食べられず、ちょっと、なめるだけ。
病院でもらった錠剤はなかなか素直に飲んでくれないので、粉にして、スープに
まぜた。
アガリクスや鮫の軟骨の粉末も入れたスープをスポイトで口の中に流し込む。
あとはトロトロの病猫用のフードをプラスチックのスプーンで食べさせる。

午後、病院に連れて行く。治療はきのうと同じだった。

モモは手術をして以来、夜はいつもと違う場所にいる。
リビングの大きい窓の枠の上に乗っているか、押入れの下だ。本当は押入れの
上の方が好きなのに・・・・
下には私たちのふとんを入れてあるのだが、今は出しっぱなしにしている。
モモのために長座布団を敷いて、ベッドをつくってあげた。


2001年08月30日(木)  別の病院へ

きょうはパートに出た。
仕事中いろいろなことを考えていたら、涙がでてきた。
もちろん誰も見ていないところで。

仕事を早めにすませ、早退した。

夕方、夫と別の獣医さんのところへ行く。
先生はとてもよく話を聞いてくれた。
点滴と注射を2本してもらう。
血液検査もして、その結果をくわしくおしえてくれた。
腎臓も肝臓も問題ないが、白血球が通常の7倍とのこと。
とりあえず、毎日でも1日おきでもいいから点滴に連れてきて、と言われた。
なんとなくホッとして、もしかしたら、1ヶ月くらいもつかも・・・
と期待してしまう。

病院から帰ってきてしばらくすると、モモは少し元気になったような気がする。


2001年08月29日(水)  どうしてこんなことに

朝、職場に電話をした。
 「・・・具合が悪いので休ませてください」
さすがにネコが・・・とは言えなかった。忙しそうだったが、なんとか休みはとれた。

泣いてばかりもいられず、インターネットでいろいろと調べ始めた。
アガリクスや鮫の軟骨がネコのがんにもいいらしい。ペットショップで免疫力を
高めるスープとか栄養剤とかいろいろと買ってみた。鮫の軟骨はドラッグストア
で人間用のものを買った。
モモは自分からは食事をしようとしないが、指先に缶フードをとって口元にもって
いくとなめてくれる。
水分はスポイトで与えた。
このままでは衰弱していく一方だ。
余命1週間と言われて、何もせずにはいられなかった。

6月頃、あまりに嘔吐がひどくて、ある時血も吐いたようなので病院に連れて
行ったら、
 「フードを老猫用に変えたほうがいい」
と言われ、何も検査はしなかった。

7月の始め、ワクチンを打ちに連れて行ったとき、
 「ずいぶん痩せてきたんですが・・」
と聞いたら、同い年のもう1頭と比べて「こっちのほうがふとりすぎかも」
と言われた。
おなかもさわって「腫瘍はないみたいだ」というので安心して帰ってきたのに・・
どうしてあの時、検査してください、と言わなかったんだろう、いや、おそらく
そのころにはもう「余命3ヶ月」と宣告されたかもしれない・・・
それよりどうしてもっと早く病院に連れて行かなかったんだろう。嘔吐はずっと
前からしてたのに・・・・
でも、たぶんがんはわからなかったかもしれない・・・
「余命3ヶ月」ならもっと何かできたかもしれない・・少なくともあんなに衰弱
した状態で手術を受けさせるようなことはなかったはずだ。
旅行になんか行って、5日間もほっぽっておくようなことはなかったはずだ。

夫が明日別の病院に連れて行こうと言い出した。


2001年08月28日(火)  余命1週間の宣告

朝、モモを病院に連れて行く。
近くて通院に便利ということで、引っ越してきた頃からこの病院にお世話になって
いるが、いつ行っても他の患者さんはいない。しかも先生がすべてひとりでしている。
おなかをさわって「ああ腫瘍ができてるね」と言われた。
 「えっ?!」
貧血もひどそうだということで、とりあえず検査してみますか?と言われ、そのままモモを預けて帰宅した。

夕方電話がかかってきた。

 「脾臓にがんがみつかりました。腎臓の機能は問題ないので手術できます。」
手術をして、脾臓を取ってしまえば元気になる可能性があるということだったので、手術をお願いした。

しばらくしてまた電話がかかってきた。
 「がんは脾臓ではなく、胃と十二指腸にできていて、外にもひろがっており、何もせずに閉じました」
わたしは言葉を失ってしまった。というかもう何を言ったのか覚えていない。
 「安楽死にしますか?」と聞かれ、すかさず
 「いえ、連れて帰ります。」と答えたのは覚えている。治療費も聞いた。

受話器を置いたあと、涙が出てきた。信じられなかった。

その日のうちにモモを迎えに行った。

ネコの胃がんはひじょうにめずらしいということだった。
 「あとどれくらいですか?」と聞くと、
 「食べてないんでしょう、1週間・・かな」
点滴と注射をして、病気の猫用の缶詰をくれただけで、その後のケアは何もなかった。

会社にいる夫に電話をした。泣きながら・・・



2001年08月26日(日)  病院には行かず

きょうはわたしは仕事だった。
夫は昨日あれだけうるさかったのに、日曜日であいてないとか言って、
結局病院には連れて行かなかった。

あさって休みなのでわたしが病院に連れて行こう。


2001年08月25日(土)  モモの様子が変

5日間の夏の旅行を終えて、石垣島からきのう帰ってきた。

どうもモモの様子がおかしい。ごはんをほとんど食べないのだ。
またいちだんと痩せたような気もする。
旅行中は1部屋エアコンをつけっぱなしにして、カリカリを置き、水はお風呂場と洗面台の水道の蛇口を少し開けておいた。
1日だけ友人にきてもらい、カリカリの補充をしてもらった。

うちには3頭のネコがいるが、他のコはなんともなさそうだ。
夫が「おかしい、おかしい」とうるさい。明日の日曜日まで休暇なのであいている病院があれば連れて行こうと電話帳を調べている。

いつもは「だいじょうぶだよー」とか言って、あまり気に留めないくせに。



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