武ニュースDiary


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2003年07月31日(木) 鄭成功役、最適任は金城武(聯合報)●香港版「マリ・クレール」8月号・1

一昨日のニュースですが、一応内容をまとめてご紹介します。
(7月29日の聯合報より)

台湾政府が10億台湾ドルというお金を出して、
アン・リー監督に「鄭成功(ていせいこう)伝」を撮らせ、
中国の「英雄」の向こうを張ろうという意向を持っていると、ニュースで流れたために、
ネット上では議論沸騰だとのこと。
そもそもこの企画の実現性自体疑問だという人もある一方で、
自分なりのキャスティングをもう始めてる人もありという様子。
衆目の一致するところ、主役の最適任者は金城武です。

「国姓爺(こくせんや)」鄭成功の物語は昔から人気の題材で、
ホウ・シャオシェン監督が1994年に映画化をもくろみ、
大陸の作家、鐘阿城に台湾に来て脚本を書くよう依頼したことがあるし、
2000年には王童監督が何度も東京を訪れ、日本の映画会社と交渉したけれど、
結局まとまらなかった経緯もあります。
ひとり大陸の監督呉子牛のみが「鄭成功伝」を撮りあげて、2001年に上映され、
日本でも「ラベンダー」を上映した池袋のシネ・リーブルで
昨年末でしたか、公開されています。

しかし、問題は多く、こういうよく知られた話ですから、
脚本が本当によくないとすぐ批判が出るだろうし、
それに台湾には時代劇のロケにふさわしいところがないため、大陸での撮影になる。
そうなると、「台湾政府が金を出して、どうして大陸に儲けさせるんだ?」
というような騒ぎが起こるのは必定。
そんなことから、映画化はかなり難しいと言う声も上がっていて、
「アン・リーが賢いなら、絶対この話は受けない」とも。
さらに、「『英雄』はそんな出来がいいわけではない、
『英雄』を越えたからいい作品だなんてことは言えない」
という冷めた意見も出ているそうです。

日中混血の金城武は、ネット上で最適任と考えられていますが、
実は2年半前にも王童監督が金城武をこの役に希望していたんです。
新聞にも大きくとりあげられていたし、日中米合作で、ショーン・コネリーに交渉中だとか、
その後、ジョン・ローンが鄭成功役を熱望しているとか、いろいろありました。
王童の考えでは、金城武は日中の混血で鄭成功と同じということだけでなく、
年齢的にもぴったりで、唯一無二の人選だということだったのですが、
いつのまにか立ち消えになったようでした。
台湾政府……というのが事実かどうか? 
それによっては面白い話になるかも、ですね。

ところで、ホームページも一向に変わらない「向左走〜」ですが、
今、第3弾のポスター製作が進んでいるとのこと、
水面下で着々と準備は進行しているようです。
香港は9月11日、台湾は9月26日公開。
上海が、まだはっきりした情報が出ていません。


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香港版「マリ・クレール」8月号・1 - 扉の見開き2ページに、表紙と同じシーンの2人の写真、
続いてジジのインタビューが4ページ、武が3ページ。
メインの写真はりんご日報で紹介された通りだけど、
大きな雑誌写真は、やっぱりゴージャス感あふれてます。
武の部分だけ、区切りごとに――

(扉ページのリード)
私達は縁を信じる
我々は一体どのような感情世界に生きているのだろうか?
縁の存在を信じ、ベストパートナーを探し続け、いつも幸せを夢見る。
でもやっぱり、真実はなんだろうと疑いを抱きながら。
ジジ・リョンが金城武と出逢うとき、
まるで別々な場所で暮らしてきた男女が引き合わされたかのように思える。
同じ話題が振られるても、それぞれ違う態度、違うものの見方に変わる。
彼女は口数多く、仔細に語り、まじめでもある。
彼はよく笑う。笑い声は多いが、答えは数少なだ。

(初めにジジへのインタビューが来ます……今回割愛)

金城武
こちらはむとんちゃくで、大小硬軟さまざまな記者の質問を軽やかにいなす金城武。
その答えはいつも短い。
語られるはずだった言葉は、くちびるが動くまに、
誰かにこっそり盗まれてしまったかのようだ。
感情生活が神秘に閉ざされたままの彼は、
その神秘のとばりが透けそうな質問を受けると、
子どものように大笑いして、「教えないよ!」と言う。
別のデリケートな質問に、突然まじめな回答を返す。
その子どもっぽさと成熟の間を行き来する男の味わいは、
言葉に表しがたい神秘的な魅力を放つのである。

読書について

「向左走、向右走」の原作を読んだとき、金城武は、
それが大都市の男女のさまざまな愛の形を描き出していることに感銘を受けた。
「ぼくはジミーの画風が好きだ。非常に清新で、個性に溢れている。
それに物語に表現されているような�狄佑留鎰瓩砲弔い討旅佑�方は、
とてもユニークだと思う」

ジミーの本を金城武は、実はあまり読んでいない。
彼の読書の好みは、少年漫画から宗教的、あるいは哲学的色彩の本にまでわたる。
多分、この生まれながらに体内に2つの民族の血が流れる男の備える、
両極性のせいだろう。
「僕の好きな本は、本当にいろんなジャンルにわたってますよ。
それに、マンガも、子供のころから今までずっと好き。

ああそうだ……数年前、たまたま『神との対話』という本を読みました。
中身は、事業に行き詰まり、結婚離婚を繰り返して落ち込む男が、
絶望の縁で神と出会い、話をしたいと願う。
そこで、各種各様の命や存在、宇宙などについての答えが彼に与えられていく。
ぼくはこの本がすごく面白くて、友達にも読むよう紹介したいくらいです。
他には、中国文学や古代思想家の本を読みます。
老子や荘子なんかはすごく面白い。

現代の大都市で暮らしていると、人の思想はみんな同じようなものになりやすく、
個人個人のものを考える力がどんどん衰えていく。
この種の本は、どんな問題も、違う概念と価値観で考えることができること、
ものの見方はいくつもあることを教えてくれた。
いいことには、これらにはずっと前からマンガ版が出ていて、
わかりやすく書いてあるから、いろんな年齢層の人がその世界に触れることができるんです」
と金城武は言う。

あるいは、1つの問題には回答は1つしかないとは信じたくないということについて、
本のどんなところを読んで、そう思うようになったかとたずねると、
こんな簡単な質問に、ひどく悩んで、
でもやっぱり自分の満足のゆく確かな答えは出せないのだ。
「……うーん……はっきりしない……例を挙げるのは難しいよ。
ただ……だんだんと感じ取っていっただけだから。
たいていのことは、違った角度から見ることができるし、
違う思考モデルを用いれば違う考え方ができる」
話しながら、言いたいことを言えていない様子だ。彼は笑いながら頭を振った。
微かに笑うと目を伏せ、それ以上再び語らなかった。


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2003年07月30日(水) 金曲奨 & ダイアリーのこと

金曲奨プレゼンターのリストには名前が無く、
授賞式まで、あとわずかになってしまいました。
それでも、東風が担当するのだからと望みをつないできましたが……

今日の台湾の女性歌手、蔡依林に関するニュースに、
日本での休日から帰ってきた彼女が、
彼女のアイドルである(最近、好きだと言った記事があった)金城武が
「授賞式に出られない」と聞いて、
「うそでしょ! ほんとなの、がっかりだわ」と言ったとあります。
というのも、彼女は武と星光大道を歩きたいと事務局にずっと頼んでいたので、
それが無理だとわかった今、次回に望みをつなぐしかなくなった――

東風の大事なイベントに、出ない。
また、授賞式には「出ない」ではなく、「どうしても出られない」という
表現を使っていることからは
やっぱり、仕事中……と考えた方がよろしいのかも。

話は変わりますが、ライコスがinfoseekと合併になることで、
このライコスDiaryも、8月いっぱいで終了し、
楽天広場に移行することになったそうです。
移行する際には過去のデータも移せるそうですが、
楽天の日記は1日に1件しか書けないということで、
このニュースDiaryのような性格の場合、非常に困るので、
どうしようかと考え中です。キーワード検索機能もないらしい。

このDiaryは使い勝手がよいと思っていましたが、
いざ引越しとなって、あちこちのweb日記を調べてみると、
かなりのすぐれものだったな〜と、大変に惜しい気がします。

保存が無制限で、字数も制限無く(あるいは文字数が多い)、
1日何度でも書けて、タグが使えて、目次が見られて、
1ページに10件ぐらい、掲示板式に1度に読め、
キーワードで検索でき、時系列も新旧どちらからも並べられる……
というような日記、ありませんかね……
条件さえあれば、有料でも仕方ないと思うけれど。

新しいアドレスは、そういうわけで、この1ヶ月以内にはお知らせします。
時間があまりないので、しばらく頭が痛いです。


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2003年07月29日(火) 「マリ・クレール(香港)」に登場(りんご日報)

りんご日報で「マリ・クレール」への登場について報じています。
多分、雑誌の記事もこのような内容なのでしょう。
写真はClickすると大きくなります。
もう1枚新しい写真を掲載していますけど、
雑誌の方も写真の点数はそんなに多くないという気がするので、
購入予定の方はごらんにならない方がよいかと。

一人は純真、一人は成熟
ジジと金城武の性格は両極端で上手に補い合う


ジジ・リョンと金城武は、同じ事務所でデビューしたので、共演の機会も多かった。

「心動」後、再び恋人同士に

1999年にシルビア・チャン監督の「心動」で共演した2人の最新作品は
ジミー原作絵本の映画化「向左走、向右走」だ。
この映画のまもなくの公開に合わせて、ジジと金城武は「マリ・クレール」誌の表紙の撮影を行ない、
美男美女ペアを再現。
インタビューにこたえ、相手の印象をそれぞれ大いに語った。

「こだわらないってことを学びました」

ジジは、金城武は演技者としてももちろんだが、本人自身もまた非常に成熟した人だと言う。
「2回目の共演で、もう長い間の友達のような気がします。
いつも話すのは、旅行のこと。彼は寒い南極が一番好きで、私は暑いケニヤがいい」
また、「それに、彼は私よりものを楽しむことを知っている。
ゆったりと、1つのことに打ち込むたちですね。
彼から、私はすべてにこだわらず、執着しないことを教わりました」
金城武の方は、ジジの一番いいと思うところは、純真さをずっと持ち続けていることだと言う。
「この世界では、それは本当に難しいんですよ」
2人は今回ジョニー・トーとワイ・カーファイ共同監督、
ジミーの絵本「向左走、向右走」の映画化に出演した。
2人とも、もともとジミー作品の愛好者なので、
この作品に出られたことを大変光栄だと感じているそうだ。

都会人の心を描く

「ジミーの作品で一番魅力のあるのは、色彩にあふれていること」とジジは話す。
「どのページも1枚の絵として味わえて、かつ都会人の心を見事に描き出しています。
つまり彼の絵は色彩豊かであればあるほど、逆に描かれた人物の心は空白になっていく。
時代が変わっても価値の変わらない作品です」
金城武はジミーの絵は非常にさわやかだと、こう言った。
「彼の作品は人と人のかかわりについての考え方が非常にユニークです」
(2003.7.29)

         (もう1枚)


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2003年07月27日(日) 武の健康●RE:白蘭氏チャリティー・オークション(Q&A)

武の健康

2、3年前に突然足がはれ上がり、「痛風」だと報道されたことはありましたが、
(これは結局原因不明のまま、治ったらしい)
何しろ若いし、運動神経発達してる人は元気に見えるし、
金城武の健康について、あまり心配することは普段ありません。
(あ、煙草の吸いすぎと、痩せすぎは少し気になるかも)
でも、こんなぎくっとする見出しの記事も過去に出たことがあります。
1995年のことです。

金城武、半身不随の可能性も!

映画界・歌謡界で認められ、将来の大スターとして嘱望される金城武は、
仕事が忙しく、疲れから病気が出た。
椎間骨が突き出して、この1ヶ月、足の親指が麻痺したように感覚が無い。
医者は十分な休養が必要で、仕事をしてはいけない、
悪くすると「半身不随」になる恐れもあると忠告している。

金城武は、病気になるのはもちろん困るけれど、
今度の映画はかなり早くから出演の約束をしていたものだという。
今日、武はチン・シウトン監督の「冒険王」出演のため、天津に飛ぶ。
リー・リンチェーと一緒に宝を探す弟子の役だ。
武は笑いながら、アクションの必要はなく、コメディ部分の担当で、
雰囲気作りとお笑い要素の役だと言った。

金城武は香港では、昼間はCDのプロモとミス香港のイベントのリハーサル、
夜はウォン・カーウァイの「天使の涙」の撮影でいつも徹夜、
車に乗るとすぐ目を閉じて睡眠を補うようにしている。
今回、以前の病気が再発したことで、武と事務所は十分注意している。

「数日前、香港でウォン・カーウァイの映画を撮ってから、
テレビ局でMTVのリハーサルに行った。
でも、動けないんだ。腰が痛くて踊れない。
ずっとダンスの練習してきたのがすっかり無駄になってしまった」
とにかく忙しい。金城武は忙しすぎて恋愛するヒマもない。
家族の顔を見ることすら少なく、そして病気にまでなってしまった。

病院に行きX線で見てもらうと、医者は彼に椎間骨が突出している、
仕事をやめ、じっくり休むのが一番いい、そうでないと結果が心配だと告げた。
武が言うには、子どものころ、学校で鉄棒から落ち、脊椎を痛めたことがあるのだそうだ。
武は最近時間をひねり出して針灸治療にかかった。

武の話では」、足の親指が1ヶ月以上感覚がなくなっていて、
自分でも何が何だかわからないという。
靴がきついからだと言う医者もいたし、全く大したことじゃないという医者もいると、武は笑う。
靴を変えてもやはり麻痺は治らず、自分でも原因がわからないと語った。

天津でクランクインする「冒険王」のほかにも、金城武は今年、もう1本、
長宏映画会社の映画とウォン・カーウァイの新作が控えている。
ウォン・カーウァイの話になると、武は急に生き生きと、
「ぼくは彼が大好きです。彼と陳昇はとてもよく似ている。
2人ともぼくに力を発揮できる大きな空間を与えてくれた。
作品はいつも天才的に素晴らしい。
ぼくに大きな刺激を与えてくれ、ものの考え方を教えてくれた。芸術家肌の人たちです」
武は、自分も将来そういうような歌や演技ができるようになれたらいいと願っている。
(民生報 1995.6.23)

しかし、この記事の半年後、1年後も、
武は殺人的なスケジュールで仕事をしているんですね……
人の体の状態なんて、見ただけじゃわかりませんからね。
武が今健康かどうか、知りませんが、その心のように、
いつも、いつまでも健やかで活躍してくれることを祈ります(と、急にしんみりしてしまった)。


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RE:白蘭氏チャリティー・オークション(Q&A) - 残すところ1日を切ったチャリティー・オークションですが、
各出品物の欄のQ&Aをずうっと見て行ったら、
いくつかのことがわかりました。

まず、このところ、謎になっているテディベアですが、
2体出品されているのは、違うものでした。
1つは、武が抱いている写真つきのもの、
もう1つは、熊だけのもの。

撮影はこの2種類で行なわれ、前者が採用された模様。
採用された方がHarrisonグマ(25cm、市価2700元)です。
赤いセーターは、この熊に合わせて作られたものです。
もう1つは薄いコーヒー色のクマで、座高25cm、市価1000元。
こちらは武の事務所の許可を得ていないので、本体だけの写真になっています。

白いカップ
恋人を温めるという表現のために、撮影時は、熱いお湯が入っていたとのこと。

枕
これも2種類あり、
鮮やかな赤の大きな抱き枕(約54cm× 44cm× 13cm、市価 900元)と
暗紅色のそれより小さなもの(約40cm× 39cm× 12cm、市価 500元)の2つ。
どちらも使用しましたが、採用は前者。

マフラー
プロのデザイナーが、流行の麻花織で手編みしたものなので、
15000元の値打ちがあるそうです。
約326cm × 20cmの、と〜っても長いマフラー。

傘
金城武の雰囲気に合うよう、質感を重視したので、ジャンピング傘ではない。

セーター
同じものでL・M・Sの寸法違いを3種類用意して、すべて試してみたそうです。
武がボタンを縫い付けたのがどれかは、CM担当者が不在で、
オークション終了までに確かめられないとのこと。

しかし、どれも、武が実際に現場で使用したものであることは間違いないそうです。

(こんなこと、調べてる自分って…… >_< )


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2003年07月26日(土) 大陸での撮影(「暗黒街」)

前回、1995年末から参加するとあった「馬永貞(暗黒街)」の撮影は
どうだったのでしょう。
寒かったとか、あの、トイレが大変だったとか、本人が言ってましたね。^^
でも、デビューの頃は暑いのが苦手だといっていたんですよね。
その頃、北海道にも撮影で行ってたみたいですけど。
寒さが苦手と言うようになったのは、大陸での撮影を経験してからかもしれないです。
96年1月の報道です。

「馬永貞」はとてもクール、天津の冬はもっと�爛�ール��
「だまされた」と、金城武は叫んだ


金城武が天津で撮影中の新作「馬永貞」のスチールが公開された。
白いタキシードでドラムを叩くかっこよい様からは、
どうして台北のマネージャーに彼が苦しい撮影生活を送っていると信じられよう。
武は一再ならず電話を寄越しては自分の近況を訴えるのだった。
「ぼくの足はずっと感覚がないんだ……零下二十数度じゃ、こうなるさ……
あなたたちにだまされたよ……」

「冒険王」を終え、金城武は大陸での撮影生活の辛さと退屈さを、つぶさに体験した。
それで、「馬永貞」の監督ジェフ・ラウが主演にオファーしてきて、
ロケは天津で行なわれると決まったとき、
武はひそかにこの季節の当地の状況を問い合わせたのである。
返ってきた答えは彼を飛び上がらせるものだったが、マネジャーのヤウ・イージュンは
武にいろいろ分析してみせた。
「馬永貞」はアクション映画で、アクションスターのユン・ピョウの教えを受けることができ、
武にとっては新しい挑戦だ。
また監督のジェフ・ラウも武の新しいイメージを作りたいといっている。
それに零下十数度というのは、「大して寒くはない、大丈夫」……。

最近、金城武は天津から電話をしてきて、こう言った。
「零下十数度は、もちろん寒いとは言えないよ……零下二十数度と比べればね」
毎日睡眠不足で、靴下を3枚、ズボンも3本重ねばきしても、
足が氷のように冷たくなって感覚がない、
夜中に撮影することもあるが、寒風が服を突き通し、骨まで痛くなるぐらいだ……。

ドラムを叩くシーンは室内での撮影だったので、武はまた活気を取り戻した。
いざ叩き始めると面白くなって、現場で本気で教えてもらい始めたので、
馬永貞が敵の追跡を避けてホテルにかくれるシーンは、さらに迫真的なものになった。
金城武は、いつも仕事に楽しいことを見つける。これが彼ご自慢の長所の1つだ。
人気者になってからは仕事が相次ぎ忙しいが、気持ちの準備はできている。
もともと金城武は春節の前後に休みをとりたいと希望していたが、
王家衛監督が彼を「天使の涙」のベルリン映画祭でのパノラマ上映に
連れて行きたいといってるのを聞き、嘆きながらぽつんともらした。
「もう少し眠らせてよ〜」。
(民生報 1996,1,22)

監督がジェフ・ラウになってるのは、途中で交代したんでしょうか、
この映画の監督はコーリー・ユエン(ジャッキー・チェンの兄弟子)のはず。


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2003年07月24日(木) りえの家に招待された武(1995)

宮沢りえとの話はこれで一区切りです。
武がりえの家に招待され、ごちそうになったことは知られていますが、
これは、その話です。
2人が撮影を通じて仲良くなったからということであるのでしょうが、
もともと、フジドラマへの出演は、宮沢りえが強く武を推したからと言われており、
そのこともあて、慣れない環境で仕事をする武への思いやりであったのでしょう。

**********

金城武と宮沢りえは、フジテレビのドラマ「聖夜の奇跡」で楽しく共演し、
良い友人同士となった。
昨日、金城武が明かしたところによると、撮影期間中に宮沢りえから、
東京のマンションで母娘の手料理のチリ鍋をごちそうするとの招待があった。
彼によると、母・光子と宮沢りえは大変に料理が上手で、
こんなにおいしい鍋料理を食べたことはなかったそうだ。

武の話では、日本での撮影はいろいろな面で大変良かった、
友人が少なく、少し寂しくはあったが、
それでもこのドラマで宮沢りえと知り合えたのは得がたい経験だったという。
宮沢りえも、誠実で親しみある態度で彼といろいろなことを話し、
その上自宅に食事に誘ってくれたので、武は喜んで招待を受けた。
りえの家は非常にきちんとして綺麗で、広々していたという。

また、今回のもてなしでは、光子が料理をし、りえが一緒にそれを手伝った。
好奇心の強い武はこっそり台所に行って2人の様子を見ていたが、
非常に温かい良い感じだったそうだ。
「光子さんは実はとてもいい人で、ぼくたちが撮影中、とても寒かったので、
近くでいもを焼いてふるまってくれたんですよ。
あのチリ鍋はすごくおいしくて、他にもカレーなど、たくさん料理を用意してくれました」
武はりえの部屋は見ていない。
「あまりたくさん鍋を食べたので、トイレには何度も行ったけど」と、武は笑った。

「聖夜の奇跡」が終わった武には、松竹から、
年末クランクインの映画への出演要請があったのだが、
彼のスケジュールが来年4月までびっしりのため、お断りすることになった。
武は台湾に戻り朱延平のクリスマス時期の映画「フォーエバー・フレンズ」に出演した後は、
12月中に大陸の天津におもむいて、香港のジェフ・ラウ監督「馬永貞(暗黒街)」に出る。
武によると、これは30年代の上海を舞台にした物語で、彼が演じるのは正義の士、馬永貞だ。
かなりのアクションシーンがある。共演はユン・ピョウ他。完成は年明けになる。
(民生報 1995.12.2)

光子さんが撮影所で作ってくれたという「いも」、これで3回目の登場ですが、
「麻薯」というのが何だかわかりません。
「米麻薯」、あるいは「麻」に草かんむりがあったりもします。大学芋とか? 
教えていただければ幸いです。

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2003年07月22日(火) ウイルスメールについて

先日BBSの方に書きましたように、
7月1日以来、毎日のようにウイルスメールが送られてきています。
一時は少なくなるかと思いましたが、ここ数日また増え始め、
6−7通から多いときは9通来ました。
他の人の話からも、、メールのアドレスからも、
金城武ファンの間にウイルスメールが蔓延しているようです。

これはおそらくKlezで、
他人のメールアドレスを勝手に使ってウイルスメールをばらまくやつなので、
どのパソコンが感染元なのかわかりません。
私のところに来たものは、すべて未開封で(プレビューせず)削除していましたが、
今日、私のアドレスからのウイルスメールが届いたと連絡をもらいました。

ウイルスメールの経験のある人なら、
添付ファイル付きのメールには、まず用心すると思いますし、
タイトルが怪しげな英文だったり、無題だったりすればなおさら、
すぐに開くことはないでしょう。
が、未経験の場合、アドレスが知っている人であれば
うっかり開けて感染する可能性があります。
そこで、この事態を止めるために、そしてパソコンをやられないために、

●メールのプレビュー機能はoffにしましょう。
  今出回っているW32Klezは、プレビューするだけで感染します。

●添付ファイル付きメールはすぐ開封しないで下さい。
 1 知り合いからのものであれば、添付ファイルを送ったか、
   確かめた上で、開封しましょう。
 2 知らないアドレスからのものは、そのまま削除したほうがよいと思います。
   英文タイトルのもの、無題のもの、RE:だけのものは、
   ウイルスメールと思ってまず間違いありません。

●もちろん、ウイルス対策ソフトは入れて、
 定期的に診断と、最新のものへの更新をして下さい。
 誰か(複数でしょうが)のパソコンが知らない間に感染して、
 そこからウイルスメールが広がっているのですから、
 1人1人が自分のパソコンのウイルスチェックをして、元を絶たないと、
 いつまでもこの事態が続きます。

私が添付ファイルを送るときは、タイトルに必ずそのむね書きます。
書いていないものは、即刻削除して下さい。

私が現在このサイトで公開しているLycosのアドレスは、今の時点から使用を中止します。
Lycosではウイルス対策ができないからです。
これ以降、@lycos.co.jpから私のメールが行くことはありませんので、
届いた場合は削除して下さい。
新しいアドレスはBBSの私の投稿のところでわかるようにしてあります。
こちらはウイルス対策済みです。

以上、最低限のことだけ、書きましたが、詳しい方、経験のある方の
アドバイス・経験談などお知らせいただければ幸いです。

協力して、安心してメールしあえる状態を取り戻しましょう、ね!


投票所復活!

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2003年07月21日(月) 「聖夜の奇跡」製作発表1・2● 白蘭氏チャリティー・オークション

「聖夜の奇跡」製作発表1(1995) - さかのぼって、ようやく、「聖夜の奇跡」。
11月22日に製作発表が行われました。

宮沢りえ、金城武との出会いで演技も進歩

ブラウン管から姿を消して半年あまり。宮沢りえが
フジテレビのクリスマスドラマ「聖夜の奇跡」でついにカムバックする。
彼女の一挙一動は当然マスメディアの注視を浴び、
また傍らに寄り添う青年金城武も注目された。

宮沢りえの役は見習い美容師。
そのため、ドラマ中、最も多いせりふは「ごめんなさい」で、
撮影が進むうち、オフでも謝るのが習慣のようになってしまった。
りえと金城武は2週間の撮影中、よく息が合い、記者会見に現われたとき、
りえがたびたび顔を傾けて、武と小声で話す姿が見られた。

宮沢りえは、初めて金城武と共演し、非常に刺激を受けたと語った。
特に、武の真実味のこもった率直な演じ方が、りえの演技を引き出しただけでなく、
りえ自身の自己認識を深めてもくれたという。
宮沢りえがやせ細ってしまったのには、精神的な問題が関係あると言われているが、
記者会見での彼女は以前よりは少しふっくらしたように見えた。
金城武は「りえさんは毎日たくさん食べているし、
しとやかで礼儀正しく、死にかけている人には全然見えない」と言う。

ドラマ中、2人のキスシーンがあり、このシーンも質問の的になった。
金城武は、2人ともディレクターの要求するところがわかっていたので、
きまりわるくなるようなことはなかったと語った。
りえの母親の光子は撮影は見ず、芋を焼いてみんなにふるまっていた。
100人を越えるスタッフのおやつを、すべて光子の手でまかなっているのである。
金城武が光子はとてもいい人だ、
ただ娘に対してちょっと過保護なだけだと言ったのも無理は無い。

りえは、このドラマに出演して1番心に響いたのは、
人と人とのつながりは国や言語を超えることができるということ、そして
心が通じさえすれば、他の一切の外面的なことはどうでもいいということだと語った。
りえと武は同い年の22歳。りえの方が数ヶ月年上になる。

このドラマが、金城武にとっては3回目のキスシーン体験になる。
最初のキスシーンは「天使の涙」でのミシェル・リーとのシーン。
このとき彼はすっかり緊張してしまい、顔が真っ赤になり、何度もNGとなった。
監督のウォン・カーウァイに叱られまくったこのシーンなのに、
なんと全部カットされた。
2度目の相手はチャーリー・ヤンで、2人はつきあいも長く、仲が良かったため、
向き合うと笑い出したくなってしまい、必死でこらえて、2度のNGのみでOKが出た。
しかし、これもやはりウォン監督にカットされた。
宮沢りえとのキスシーンは初めてうまく行ったもので、
一発OKであっただけでなく、無事ノーカットで放送される。
(聯合報 1995.11.25)


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「聖夜の奇跡」製作発表2

もう1つの記事です。
ちょっと身びいき(?)な、誇らしげな表現もあって、(^^)です。
このときは日本でもニュースが出たと思いますが、「アジポップ」ぐらいしか
資料が手持ちでないので、もとのニュアンス通り訳せていないかもしれません。
聯合報と内容がダブっているところは、少し削りました。

********

時:11月22日午後2時。
所:東京全日空ホテル
テレビ・ドラマ「聖夜の奇跡」製作発表

100人を越す日本・香港・台湾の記者達を迎え、
金城武は「聖夜の奇跡」勢作発表の控え室で、緊張気味だ。
同じように記者会見出席のため控えている日本のスター真田広之も、
隣にいる、台湾から来た、映画「恋する惑星」で日本でも人気のハンサムな若者が
絶えず気になるようであった。
金城武の魅力は、「祖国」の大スターさえ無関心ではいられないのだ!

「今回、初めて日本で仕事をしました。
このドラマはクリスマスイブに5カ国で同時放映されるということで、
ぼくにとっては、今年は大変ドラマティックなクリスマスイブになります」
記者会見で、金城武は流暢な中国語、日本語、広東語を駆使し、
3カ国の記者からの様々な質問に答えた。
彼は、杉田成道ディレクターとの仕事は、
初めは「脚本」に忠実にセリフを言うやり方になれなかったと白状した。
以前出演したウォン・カーウァイの映画ではすべて自由奔放に
自分で考えてやるやりかたで、脚本に縛られることがなかったので、
日本のテレビのやり方に慣れるのに、しばらく時間がかかったという。
(中略)
宮沢りえはガリガリに痩せているけれど、金城武が見たりえは、
優雅で以前と同じように人の心をゆったりと楽しませてくれる人。
りえの有名な難しい母親光子についてさえ、
金城武は「穏やかで親しみやすい」人とうけとめており、
マスコミが書くようなやり手のイメージとは全然違っている。
「光子さんはいつも撮影所でいもを焼いてふるまってくれました。
スタッフに対してもとても親切でしたよ」
金城武は、光子のりえに対する保護は確かに細かいところまで行き届いているが、
それは芸能人にとっては最高のマネージャーだと言った。

宮沢りえは記者会見中、金城武との共演の感想を求められて、
今回、大変刺激を受けたと次のように語った。
「金城さんは本人の性格も、ドラマでの演技も、すべて非常に真実がこもり、
率直で、とてもよい勉強になりました。
それだけでなく、人と人が知り合うことは、国籍も言葉も超えうるものであり、
心の交わりが非常に大切だと、身をもって知ることができました」(後略)
(民生報 1995.11.25)


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白蘭氏チャリティー・オークション - 海外サイトでお知らせの情報ですが、
白蘭氏と台湾Yahooが共催で、撮影に使った小物をオークションにかけています。

Click!

収益は福祉関係に総額寄付するとのこと。
赤いセーター、マフラー、くまさんから皿に布巾、枕等々……すごい!
さすがにどれもかなりの入札数!

あのCMはとても身近な感じを与えるから、
こんな小物がそばにあったら、本当にCMの気分で夢を見られそう♪
チャリティに協力したいけれど(^^;)……国内に限るとは書いていないけれど……
遠くから見守ります。


投票所復活!

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2003年07月19日(土) 「Returner リターナー」 in 福岡 ●壁紙は変えたけれど

今年の「アジア・フォーカス・福岡映画祭」(福岡市主催)で
「Returner リターナー」が上映されるそうです。
ホームページでは、詳細情報はまだすべて「準備中」ですが、
今日の中央社のニュースにて報道。
ほかに日本の旧作では「TRY」「星月童話」も上映の予定。
9月12日開幕。


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壁紙は変えたけれど…… - 白蘭氏のCMは、やっぱり素敵……
あちらからのいただきものです。OKもらって貼りますが、
TVCMか、ポスター類かはわからないとのこと。
でも、季節的にいっても(傘以外は)新しい広告には無理かな・・・?
白蘭氏のサイトの新しいキャンペーンは、武ではなく、
マンガのキャラクターでやっていますね。
(前のもまだありますが)
懸賞品も武には関係ないみたいだけど、しばらく注目しておきます。

Click!


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2003年07月18日(金) 旧聞(白蘭氏CMのせりふ)

ずっとお気に入りで使っていた白蘭氏の壁紙、
さすがに季節が合わなくなってきたので、CREAの白い武を壁紙に使いました。
青と色が合いますね・・・

 →→  (^^)v

この白蘭氏のCMのナレーションを、BBSにしかアップしなかったのに気づき、
当然それは消えてしまったので、記録の意味で、旧聞ですが記しておくことにしました。

譲我照顧你。
這幾天、你過得好不好?
它、懂不懂陪你一起渡過不舒服的時候?
它有没有給你温暖的感覚?

白蘭氏四物鶏精、経常喝、臉上就有了幸福的顔色。

譲我照顧你。

(君の面倒を見させて。
この数日、元気に過ごしてる?
君の辛い時期、それがいつも一緒にいてくれるのがわかる?
それは君を温かい感じにしてくれる?

白蘭氏の四物鶏精をいつも飲んでいると、顔は幸せ色になります。

君の面倒を見させて。)

宮沢りえとの縁、「聖夜の奇跡」のときの話が残ってます。


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2003年07月17日(木) 2003年・1番"IN"な髪型投票(大成報)

何かのヘアスタイルの投票で1番になったという話は、読んではいたのですが、
終わりの部分に気がついていなかったので、
遅ればせながら、ご紹介してみます。

***********

ベッカム・ヘアはかっこいいか? いや、とっくに時代遅れ。
金城武の自然にはねる髪こそ日本では最も“IN”である。
その風にたなびく軽やかにウエーブした髪は、
彼を人気スター押尾学、木村拓哉を撃ち破る、
日本人の最も憧れのファッショナブルな男の地位に押し上げた。

日本の雑誌UNOとmy much.comサイトが共同で行なった
「2003年日本男性スター10大最INヘアスタイル投票」で、
金城武はそのウエーブした長めの髪により、
最も素敵な男性ヘアスタイルに高得票で選ばれた。
押尾学、中田英寿、木村拓哉,反町隆史がそれに続き、風下に甘んじた。

金城武が日本のスターひしめく中、台湾出身でありながら、トップを奪った理由は、
まったくその男性味あふれる顔のラインと
軽くはねたセクシーな髪型のバランスが完璧で、
誰でも顔を近づけて髪の香をかいでみたいと思わせるものだったことによる。
事実、日中混血の金城武の天性の美しい自然な巻き毛は
世の男女の愛と嫉妬の的である。
そのほどよい自然なウェーブは、流行のアフロのような暑っ苦しさがない。

金城武は日本で活躍するようになってからは、
ヘアスタイルは日本のヘアメイクアーティスト古久保英人が担当している。
私生活では金城は実は髪型にはあまり構わないタイプで、
ヘアスタイルが変わるのは仕事の必要からだ。
ふだん外出するときは、帽子をかぶればOKという具合で、
ヘアスタイルをわざわざ整えることに時間をとられるのを好まない。

現在長い休暇中の金城武は、まもなく新作の撮影を控えて、めったにない休みであるが、
少年のような性格の彼は、むしろ家にこもってゲームをしたり、
ネットを開いたりするほうがよく、
計画を立てて休みを過ごすというようなことはしない。
ダイビングが大好きな彼のことであるから、
時には家族や親しい友人を誘ってゆったりと海底観光を楽しんでいるかもしれない。
夏を無駄に過ごすようなことはなかろう。
(大成報 2003.7.4)


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2003年07月14日(月) りえは金城武を忘れない(2000年の新聞記事●1999年、台湾を訪れた宮沢りえ )

りえは金城武を忘れない(2000年の新聞記事

昨日、「聖夜の奇跡」を久しぶりに見ていて、そういえば、武君が宮沢りえのことを、
自分と似ているところがあると言っていたなと思い出しましたが、
それが日本語で読んだのか中国語で読んだのかわからなくなっていて、
あるはずの資料が探せませんでした。

2人ともハーフで、若いときから芸能界に入って、
いつも自分より年上の人ばかりの間で仕事をしてきたということから、
武はりえに自分と近いものを感じていたらしいです。
そういうこともあってか、2人は良い友人としての関係を保っているみたい。

「運転手の恋」出演のため、2000年春に3度目の訪台をした宮沢りえは、
台湾の思い出はそれほどないが、友人の金城武が食事に連れて行ってくれたことは、
ずっと忘れずにいた……と、記者が報じたことがありました。

<宮沢りえは、今回は11日間在台の予定であり、その間、ただ1つの希望は、
わざわざ携行した電気鍋で、ホテル内のどこかで調理をしたいということだった。
プロデューサーの張華坤が、りえに台湾で何か食べに行きたいものはないのかと
たずねたところ、りえは、前年の金馬奨で来たときにした食事が、
とても奇妙だったことを言った。
客の1人1人に、それぞれ別の給仕がついたというのである。
詳しく聞きなおして張華坤は、ハタと気がついた。
「それは金城武がお連れしたんですね。どうりで、店員達が全員出てきたわけだ」>
(民生報 2000.3.6 より)

台湾の新聞は、宮沢りえにはとても好意的です。
外見から性格、雰囲気にいたるまで、いつもほめています。
その1999年に、次回はさかのぼってみます。

ところで、今回見直して気がついたのですが、
芝居の中心が相手役に移っているとき、彼はすごくいいリアクションをするんですね。
宮沢りえが、感情の変化を表情やしぐさなどだけで表す、非常に内的な演技をしているとき、
その合間合間に武の表情がインサートされることで、宮沢りえの演技に厚みがつく、
というか、いっそう真実らしくなる。それをすごく感じました。

例えばこれを、「神様、もう少しだけ」で言うと、深田恭子の演技は、新鮮だったけれども、
あの精いっぱい、一生懸命の芝居を受ける「啓吾」役が、
もし下手な役者、あるいは演技過剰の役者だったりしたら、どうだったろう。
どっとウソくさく、芝居がかったものに見えたのじゃないだろうか。
自分の役を「上手に」やるだけでなく、相手の演技に真実味を与えていく――
それも、そうと気づかせないさりげなさで。
うすうす感じていた、そんな彼の良さ・凄さが初めてはっきり見えた気がしました。


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1999年、台湾を訪れた宮沢りえ - 1999年の台湾の金馬奨に、宮沢りえはプレゼンターとして招かれました。
12月初めの台湾紙は、宮沢りえは3日間滞在、プレゼンター役を務めるだけでなく、
報酬は9月の震災復興のために寄付する心積もりでしたが、
金馬奨の予算が限られているのを知り、無報酬で出演することにしたと伝えています。

また、出席に当たって、前もって本人の写真、フィルモグラフィー、
身長、血液型から靴のサイズまで、基本資料を送ってきましたが、
TVBSはそのプロとしての態度に感服すると同時に、
スターぶらない人であることがよくわかったといいます。

宮沢りえへのオファーは、友人である金城武の縁を通じて行われました。
りえと武は「聖夜の奇跡」「神様、もう少しだけ」の共演で友情篤く、
今回、武の事務所が金馬奨の盛典の製作担当であり、
りえの連絡先電話番号も知っていたことから、
この縁を通じてTVBSがりえに電話をして承諾を得たものです。

授賞式では、それぞれフェイ・ウォン、ジャッキー・チェンと組み、
同じ舞台には上りませんでしたが、
この両組ともユーモアあふれる司会ぶりで、とても楽しかったです。
りえ&ジャッキーも機会があったらぜひ見てほしいです。
カンペを見ながらのりえのたどたどしい北京語のあいさつを、
ジャッキーが横で北京語(!)に通訳するなど、とってもいいコンビぶりでした。

以下、民生報の記事から抜粋。
「宮沢りえは金城武をいつまでも忘れない。
昨日、宮沢りえは晴れやかな顔で台湾に到着したが、
スタッフに、昔からの友人の金城武に会えるかどうか、
授賞式では彼と一緒に座れるかどうかと何度もたずねていた。
彼女は人見知りする方なのだ。
金馬奨授賞式プログラムプロデューサーの侯文燕は、宮沢りえは貴賓であり、
このような小さな希望は全く問題ない、一緒に座れるよう手配すると言った。
(中略)
数年前、宮沢りえは精神的挫折から拒食症になった後、
金城武と単発ドラマ「聖夜の奇跡」で共演した。
2人の共演は楽しい経験となり、
武はこのドラマの成功で日本の芸能界に進出する糸口を開いたし、
りえは拒食症のため演技できなくなっていた状態から脱することができた。
2人は互いに力を認め合う友人となった。
ここ数年、武は日本での人気をどんどん高め、第一線の主演男優となった。
りえは親友の成果を非常に喜んでいる。

今回、宮沢りえは2度目の来台を果たし、金馬奨のプレゼンターとなった。
金城武も同じくプレゼンターとして出席する。
りえは一緒にプレゼンターを務めるわけではないが、
武と再会するのを非常に楽しみにしていて、スタッフに、
明日、友達の金城武と会えるかどうか、自分からたずねていた。
さらに武と一緒に席に着くことを希望しているが、
そうなれば2人日本語で旧交を温めることができるだろう」(以下略)
(1999.12.12)

記者会見では、
「話が金城武のことになると、りえは大きな目を輝かせて、この1年間会っていない、
今回台湾に来て一番会いたいのは彼であり、会って「お久しぶりです」と言いたいと述べた。
さらに、金城武は大変魅力があるだけでなく、撮影現場をよくしようとする俳優で、
もし良い監督、良い脚本にめぐりあえたら、また共演したいと語った」
(1999.12.13 の星報と聯合報より)

1年間会っていないというのは、「神様、もう少しだけ」以来ということでしょうね。


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2003年07月13日(日) ジャン・レノとの共演

猛烈に映画に出ていた最後の年、1997年は
ハリウッドでも中国映画圏への関心が高まり、
台湾のスター金城武と楼学賢にもオファーがあったそうです。

楼学賢は「炎の大捜査線2」に麻薬取引の元締め、銀髪のパオで出演していた人ですが、
クリスマス公開の007シリーズへのオファーです。
これは本決まりのようですが、どの作品でしょうか。彼は英語が流暢なのだそうです。

金城武については――
「金城武は目下台湾、日本で人気スターであるだけでなく、
韓国の映画会社の注目もますます高まっている。
そこで、少なからぬハリウッドの映画会社が台北の金城武の事務所に連絡を寄越し、
ハリウッドで出演するようオファーしてきている。

また、去年頻繁に武に連絡をしてきたが接触できなかったある韓国映画が、
資金を調え、脚本を書き直して、フォックスの手で準備中ということになった。
予算3000万米ドルのアクション映画であり、
キャストはジェイソン・スコット・リーとジャン・レノに決まっている。
フォックスは武の出演を希望しており、4月にロサンジェルスでクランク・インの予定だ。
しかし、脚本をまだ見ていない段階で、金城武の事務所は態度を保留しており、
マネージャーのヤウ・イーチュンはこう言っている。
「適切な出演料で、力を発揮できる役柄でないのなら、
安易にハリウッドへの一歩を踏み出すことはない」

金城武がハリウッド進出を考えていないのは知られているが、
東海岸のある芸術的雰囲気濃厚な映画には興味を示した。
ニューヨークのインディペンデント映画が先ごろ「最後の日」(仮題)への主演をオファー、
武は基本的にOKの返事をしたのだ。
この映画は、昨年オスカーを受賞した、ある若手の女優を相手役に交渉中である」
(民生報 1997.1.9)

オファーのあった映画って、何だったのかな?
で、実際に撮られたのかしら?
結局、ジャン・レノとは思いもよらない形で「共演」することになったのですね。
「最後の日」はもちろん、「ニューヨーク・デイドリーム」。



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2003年07月12日(土) 岩井俊二監督との接点

「金城武熱病ロバ耳日記」さんで(以前BBSにリンク張って下さったし、
リンクフリーとも書いて下さってるので、飛べます)、
岩井俊二監督といつ会ったんだ……? 
と疑問が呈されていたので、「いつ」かだけ。

「Mysty」のときなんですね。一番意外性がない答えかも。
「Mysty」のプレミアに、岩井俊二が武に会うためにわざわざやってきて、
最近のマンガの新作(!)を武に贈った――と、
1997年2月19日の台湾の聯合報が伝えています。
このような場だったから話の内容が残っていないのかも知れませんね。
それとも残っているのだろうか……?

このころ、松竹が武で映画を撮りたいとオファーしていたようですが、
なにしろスケジュールが詰まっている時期で――
「初恋」と「パラダイス!」がまだ撮影中、その外「北京之夏」などが待機しており、
武の本格的日本進出は、翌年、スケジュールが空いてからになるだろう、と
ありますが、実際には年末から「不夜城」の撮影に入りましたね。

しかし、1995年の段階で既に岩井監督からは接触があった模様で、
同年11月18日の民生報に(このときには「聖夜の奇跡」出演が決まっていたのですが)、
松竹映画、テレビ局、そして岩井俊二監督も彼を使いたい意向があると書かれています。
このときの事務所の方針としては、台湾・香港のマーケットを放棄するわけにはいかないので、
日本については単発ドラマとCMを主としていくと言っています。
当時はそうだったということです。

ちなみに、巨匠との仕事を武が避けているか……というと、
そんなことはないのでは、というのが私の意見ですが、
実際、報道のあったチャン・イーモウにしても、ジェイコブ・チャンにしても、
武は好きな監督だと言っており、できれば出たい意向をもらしていますし、
ジョニー・トーしかり、シルビア・チャンも巨匠というかどうかは別にして、
女優兼監督として定評のある人であり、彼女の映画に出てみたいというのが、
「心動」出演の理由の1つだったと思われます。
これから1つ1つ実現していくのではないでしょうか……と楽観的な私は期待します。
しかし、「Mysty」のような映画こそ、
本来なら武の食指をそそらないタイプの映画だったと思いますが。

家主様、話のネタにして、すみません……m(_ _)m


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2003年07月10日(木) 教祖様の服 (「東方三侠2(ワンダーガールズ2)●錯綜する情報 」

教祖様の服 (「東方三侠2(ワンダーガールズ2)

「東方三侠2」は、主役の3人の女優がそれぞれに個性的でかっこよく、
また話もなかなか壮絶で、楽しめる映画です(少し怖いけど)。
金城武が出ている!っというので見ると、出番が少ないのでがっかりかもしれませんが、
金城武のおまけつきの、結構よく出来たアクション映画として見れば、
文句なしでしょう。
日本での題名は「ワンダーガールズ2 東方三侠」。
できれば鮮明なDVDで見たいですが、今は品切れのようです……

さて、この映画の中の彼の役、新興宗教・太陽教の若き教祖のいでたちですが、
彼がすっと1人で立っているたたずまいが、私はお気に入りなのです。
ちょっとぼやけてますが、例えばこんなの――

         

手を何気なく前に合わせているのが、何ともかわいい。
問題はこの服装なんですが、一見すると仏教のお坊さん風。
しかし、襟の打ち合わせが和服も思わせます。
このお話自体がSFなので、服装は背広から、
ワンダーガールズたちが活躍時に着る、アニメの世界風のものまで入り乱れ、
長空(武の役名)の衣装も空想上の産物です。
この衣装について、台湾の芸能雑誌にこのような記述がありました。

<先日、金城武の映画出演処女作「東方三侠2」の扮装が公開された。
白く清潔な日本の昔の服に、中国の僧とそっくりなものを身にまとっている。
どこか日本の古(いにしえ)の書生のように見えると同時に、唐の三蔵法師のような趣もある。
もともと日中の血を併せ持つ金城武が着ると、しっくりする。
金城武は日中混血だが、日本の伝統的な服装は着たことがない。
今回の日本風のいでたちは、彼にとって新しい経験だ> (青春快逓 1993.5)

そうなんだ。
向こうの人から見ると、実はとっても日本を連想させる服装だったんですね。
同じアジアの人にとって、何が日本風なのかは、
私達にはわかりにくいものです。


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錯綜する情報 - 9月に香港・台湾で公開と言われる「向左走、向右走」は
いまだに「Coming This Summer」のまま、HPが更新されません。(_ _;
いずれ公開に向けた宣伝は順調に展開されていくと思いますが、
はっきりしたことが公にならないため、
待ちかねたファンの間で様々な情報が飛びかっています。
特に、同じ中国語圏でありながら、金城武に接触する機会のほとんどない大陸のファンは、
今回のプロモーションに大きな望みをかけています。

最近の海外BBSの投稿では、
・ 内部情報で武が10月に上海に来るそうだ。本当であってほしい。
というのがありましたが、昨日は、
・ 8日、テレビで、金城武がこの映画の追加撮影のため、8月に上海に来る。また、プレミアに出席すると伝えていた。
と、これも大陸からの情報です。
SARS問題も一段落し、もう7月ですので、全貌が明らかになるのは時間の問題でしょうが、
大陸のファンにとっては、千載一遇のこのチャンスに、
一目武を見るために上海に行こうという動きが出ており、
かなりやきもきしているようです。
日本も、同時でなくて良いですから、他のアジア圏での公開に連動する形で、
なるべく早く、この新作にお目にかかれると嬉しいのですが……

もう1つ、チャン・イーモウの新作武侠映画については、
大陸のメディアがずっと追いかけていますが、9日の北京娯楽信報に
アンディ・ラウの�犇敍�マン�瓩凌刑遒砲弔い討諒麁擦埜正擇�ありました。
「チャン・イーモウの新作に金城武とアンディ・ラウが
候補にあがっているという情報については、最終的にアンディに決まった。
この件でアンディ本人に記者が7日直接確かめたところ、
年末から撮影に入ることを認めた」とあります。
主演女優、ストーリーについては答えませんでした。
どうもこの書き方からすると、この映画への出演は無し、という感じなのですが……

とにかく、どの情報も、周辺からのものなので、今ひとつすっきりしません。
今、私達にとって確実な情報といったら、
「Volvicの1.5リットルびんを買えば、
素敵なDVDとポスターが当たるかもしれない」
これですね。


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2003年07月09日(水) 10年の歳月(映画デビュー作「東方三侠2」)・2

優れた人々の教えを受けて 金城武

金城武は最近、映画「東方三侠2(ワンダーガールズ2)」の撮影に忙しいほか、
新アルバムの製作にも積極的に取り組んでいる。
プロデューサーの陳昇と黄連��は録音室で彼の歌う様子を見て、ひどくいぶかしがった。
なぜなら武の節回しや発音が、明らかに進歩していたからだ。

このところ、金城武は香港・台湾・日本を飛び回って多くの優れた芸能人と接触したが、
彼らは武の素直さに触れて、それぞれ得意とするところを彼に懇切に伝授してくれた。
武はまじめにそれを学んだ。そして毎日、発声や歌唱法の練習をするだけでなく、
進んで体を鍛え、ジョギングをし、その結果、肺活量も歌唱技術も大きく伸びた。

武は歌の面で進歩があったこと、なかんずく、2人の「厳しい師」から褒められたことを
大変喜んでいる。というのも、映画出演をしているとはいえ、彼の活動の中心は歌であり、
歌できちんと認められた上で、安心して他の分野にも取り組みたいと思っているからだ。

「東方三侠2」はマギー・チャン、アニタ・ムイ、ミシェール・ヨーの3美女の主演作。
映画デビュー作で彼女らと共演できるというので、大いに羨ましがられている。
武は、「3人の大スターとの共演は大きなプレッシャーですが、
彼女たちは優しくて、いろいろ教えてくれるので、スムーズに現場になじむことができました」
と語る。

この映画で、金城武はある宗教の教祖に扮する。
悪人側に属し、最後には目覚めるものの、死に追いやられる。
作品の中で重要な役割を受け持つ人物である。
(民生報 1993.3.25)

緊張はしているけれども、現場でのお茶目な様子は多々、記録されていて、
ファンにもらった棒付きアメをくわえながら、
大扇風機に向かってキョンシーよろしく両腕を突き出し、
あの衣装の袖を風でパンパンにふくらませている写真は、
今でもどこかで見られると思います。
でも、そんな武も、共演のアニタ・ムイと2ショットを取る段になると、
一変して緊張し、はにかみ屋になっていたとか。
これは↓劇中の武。厳しい顔をしているが、
左にアンソニー・ウォン扮する悪の親玉がいるからですね。

               


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2003年07月08日(火) 10年の歳月(映画デビュー作「東方三侠2」)・1

美しい「向左・右」、美しいボルビック……を見るたびに、
金城武のデビューの頃からの変化に思いが飛びます。
「向左・右」の監督が、
武の映画デビュー作「東方三侠2(ワンダーガールズ2)」の監督でもあるから、
よけいそうなんでしょう。

この記念すべきデビュー作について、彼自身ときどき言及していますが、
4、5シーンしか出番がなく、何にもせず、ただ黙って立って、
そして爆弾で吹っ飛ばされておしまい、
遅れて観に行くと出番はもう終わっちゃってるよと、いう具合。
ただそれだけの演技はもうしたくない、と、インタビューでも語っていますけど、
一方で、トー監督を、自分を映画界に導いてくれた人と話し、
この経験が映画への興味を引き起こしたとも言っています。

アニタ・ムイが当時、武を「マンガの主人公」のような顔立ちだと形容したそうですが、
それはやはり、この映画での武の役柄が特別で、忘れ難いものだったからだと、
当時の民生報の記者が書いています。
端役ながら印象に残る役になっているのは、監督のわざでしょうし、
実際、年若く、品があって、美貌でカリスマ性のある教祖という役を
無理なくできる若手がそういるとも思えません。

武いわく、ジョニー・トーと仕事をさせてもらえて非常に幸運だと。
演技指導のときのトーは優れた才能が満ち溢れて、映画の魔力を感じさせ、
歌以外の表現の魅力を教えてくれたからです。

監督というものは俳優を罵って指導するものだと思い込んでいた金城武は、
「トー監督は、まだ怒鳴らないんだ!」と言ったとか。
以前、林福地監督(ドラマ「草地状元」)に叱られまくった彼は、
怒鳴られないと演技はうまくならないのだと思っていたのです。

様々な意味で「東方三侠2」は、金城武にとって、
大きな意味を持つ作品と言えると思います。
当時の記事を1つ、次回に。

     10年前の現場。武とトー監督→Click!


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2003年07月05日(土) 「神様、もっと金城武を!」2・3

「神様、もっと金城武を!」2

Silly, Dirty, Crazy
我々の見るところ、金城武は、一貫して、口下手だが考えごとが好きで、
意地っぱりの男を数多く演じてきた。
ジョニー・トー監督も、数年前、武が他の男性スターと違うところは、
自我を持ち、簡単に妥協しない性格で、
自分の物の考え方をはっきり持っていることだと語っている。

そこで、「恋する惑星」での父と子の情にしても、
「パラダイス!」でのカルメン・リーに対する愛にしても、
いずれも非常に内面的で奥に秘められたものになる。
細部にかすかにうかがうことができるだけだ。
その心があらわれている行動は、往々にして狂気じみていたり、
外見が汚かったりするけれども、
しかし、それをある美しさに包んで、印象的なものにできるのだ。

だから、金城武を好きになるのは、1つのパッケージを買うようなものである。
容姿だけでなく、1つの主題、1つのシーン、ある種の心情、意識、価値観など
ひっくるめて好きだということであり、外形も中身も、全部気に入るということなのだ。
例えば失恋して涙を乾かすためジョギングしたり、
時間を止めたくて期限切れのパイナップルの缶詰を食べるなど……
(もちろん、監督や脚本、撮影の功労でもあるが)、
我々はすべて受け入れ、これらは金城武だけのものであり、共感を呼ぶものだと思う。
表面を見れば、その行動はめちゃくちゃだが、
実はどれもこれも、我々が心の内に持っており、
ただそれを表に出そうとは思いもせずに来たものなのだ。
それが今、そっくりスクリーンの上に形を与えられたことによって、
我々は「同じだ」と痛切に思う。これは見る側の自己投影でもある。

それゆえ、金城武が必ずしも直接的で感情の激しい役、特に喜劇の役ができなくとも
(あるいは、まだやったことがなくとも)、かえってそれでいいのであり、
他の多くの男性スターのように、あるイメージを一生懸命作り上げて、
観客に有無を言わせず押し付けてくることもない。
セリフが少なく、よけいな言葉がないからこそ、
人が自由に味わうことのできる多くの空間を与えてくれるのである。


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「神様、もっと金城武を!」3 - 今年の夏もまた、水を多量に消費することになるのね……Volvic。
宣伝にまんまとハマっていく私たち……
抵抗できませんものね、あんな写真を見せられたら。
さて、最後の部分です。

木村拓哉の未来のライバル
今、男らしさの内に女性的要素を持った美貌で、木村拓哉が一つの系列を開き、
続いて同じような風貌の一群が続々とそれに加わっている。
金城武の、その血筋から来る日本風の持ち味は、その傾向に呼応して、
日本男性スターブームのバスに乗ったのである。

ある女性作家がこう言ったことがある。
男性的な見かけの中に透けて見える少年っぽさにこそ、心惹かれると。
たとえば、まっすぐな男らしい鼻すじにのわきに、
そぐわない甘やかなえくぼが現われるように。
おそらく金城武もこのような特質を備えている。
そして、それはやはりあの日本の男性スターの備える人気の条件でもあるのだ。

とはいえ、金城武は月下美人の花のごとく、
パッと咲いて消えていく、一時の人気者ではなさそうだ。
同時期に人気を得たジミー・リンやニッキー・ウーのその後と比べても、
金城武ははるかに長持ちしている。
当時のジミー・リンの美しさや、ニッキー・ウーの颯爽としたかっこよさは
持ち合わせなかったとはいえ、
一重瞼+濃い眉+黒々とした髪ルックに、
さらには少しばかりのヒゲ(浅野忠信を思わせる)を備え、
逆に彼らに感じる浅さがなく、見飽きず、
はるかに大きな可能性が、掘り起こされるのを待っていた。

美男スターを好むとき、人はその容姿を見る。
だが、金城武を見ていると、だれでも多かれ少なかれ、
「彼の頭の中はどうなっているのか?」という好奇心にとらわれるのである。
それには、好演した役どころによる印象の他、
あの神秘性の強い面立ちの果たす役割も非常に大きい。
だから、今回、彼は日本のドラマ「神様、もう少しだけ」で女たらしのスネ者を演ずるが、
これもまた、今まで同様良い演技を見せることだろう。(完)

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2003年07月04日(金) 「神様、もっと金城武を!」1

1998年、「不夜城」に出演し、これからドラマ「神様、もう少しだけ」が始まろうというころの
香港の雑誌に、金城武論が載りました。(雑誌名不詳)
なかなか興味深い文章ですが、長いので3回に分けます。

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90年代の終わりになって、美男子が大挙して登場した。
レオナルド・ディカプリオからイーサン・ホークまで、
木村拓哉、反町隆史から竹野内豊まで、
さらにはワールド・カップの猛者、ベッカム、川口能活、中田英寿、
はてはロナウドの2枚の大きな反っ歯でさえ、チャームポイントともてはやされたのである。
まるで、男性的魅力に対する大衆の渇望は、
すでに収拾つかないほどまでふくれあがっているかのようだ。
中でも、日本男性が一番人気であるらしい。
日本の美男子といったら、このような美男子の大群にもみくちゃにされたあとには、
きっと思い浮かぶ名がある――あら、金城武がいるじゃないの。

                

期限切れのパイナップルの物語
もし、「恋する惑星」の中で、ひとりごとを呟きながら
期限切れのパイナップルの缶詰を食いまくる金城武が人々の注意を引いたと言うなら、
「天使の涙」の頭のおかしな、他人に火をつけたアイスクリームを食べろと迫る金城武は、
ほとんど天王レオンを食ってしまった感がある。これは彼が地歩を固めた作品だ。
そのため、世間は金城武を王家衛となんでも結びつけてしまい、
以後の作品、「重慶愛情感覚(「ピックアップ・アーティスト」香港版)、
「パラダイス!」「アンナ・マデリーナ」から最近の「初恋」に至るまで、
みなとんでもない間違いをしてしまう。
金城武はいつだっておんなじ「王家衛」風、
でなけりゃ「天使の涙」風なんだと言わずにおれないのだ。
これらの映画での役のほとんどが、変わり者で、無口で、
あるいは誰かをじっと片思いしている、というものだからだ。
このようなとらえ方は、金城サンにとっては、あまり公平でないかもしれないが、
しかしそれは、みんながそのイメージを気に入っているということでもある。


BBS


2003年07月02日(水) アクション監督の「厚情」(「ダウンタウン・シャドー」)

裏で、ちょっとチャーリー話になったので、
以前共演した(最後の共演でしたね)
「ダウンタウン・シャドー」を思い出して(チャーリーとは関係なし)。

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「ダウンタウン・シャドー」にはアクション監督董瑋(トン・ワイ)の綿密な設計による、
金城武の少なからぬスリリングなアクション場面がある。
武の捨て身の演技に接して、トン・ワイは絶えず「改善」を加えさえするので、
武は恐怖の連続であった。

映画の中に、役人になりすました悪漢がイギリス紙幣の原版を盗んで逃げるのを、
金城武が追跡し、危険をかえりみず、悪漢の車上に飛び乗るシーンがある。
このシーンはかなり近い位置から撮影するため、武は、スタントを使わず、
自分自身でやった方が説得力があると考えた。
彼が走る車の上にしがみつく場面は精彩に富み、
それを見たトン・ワイは、その場で彼のためにもう1シーン付け加えることにした。
車の屋根から滑り落ちて、車に引きずられるというものである。
トン・ワイのかような「ご愛顧」を受けて、金城武は全力で取り組むしかなかった。
アクション演技は、スリリングであればあるほど、役をきわだたせることができるのが
彼にはわかっていたからである。
(聯合報 1997.7.23)

金城武のアクションは、すごくキレがいいのと、綺麗なので、
いくらでも見たいですから、まさに続編用のラストシーンを用意しながら、
チャーリーの引退で(多分)、それがなかったのはちょっと残念。
今なら、ジャッカルをどう演じるのかという興味もあります。

あまり関係ないけど、金城武のアクション大好きな私にとって、
久しぶりのアクション映画と聞き、すごく嬉しかった「リターナー」。
香港公開時の予告編が、Media Player用のはまだ見られるので、
日本のものに字幕をつけただけですが、一応貼っておきます。
日本公開から、もう1年近くたちますね……


BBS


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