知ったら荒れる 利用者さんがいる だろうので 退職の件に関しては 箝口令が敷かれていた
なのでわたしも 何も言わずに 有給消化に入り 居ないことへ 不信感が出て来た頃 一旦休みの事情を話し 段階的に明かす って計画にしていた
その休みの事情とは 家族のことなので きっと理解してくれるはず と思い まずはその一段階は スンナリ終え この月末辺りにいよいよ のつもりが
バレた のメールが来て 何やってんだ と思いつつ 手続き上の用事で 施設に行った一昨日に まずはその様子窺い
すると 問題の人物は 何だか知らないが 妙に落ち着いており 昔から店やるって 言ってたもんね とのご理解 へえええ随分オトナ
まあ実は それだけでは 決断には至らなかったと 詳しく説明し いろいろ有難うと 固く握手を交わし ようやく他の人達にも はっきりと言えたのだが
どうやってバレたか の裏事情は 送別会の参加者名簿を うっかり当人の前で 回してしまったらしい なるほどー それならさもありなん
とりあえず ひと山越えて ヤレヤレなのだった
家に籠もって 何かを手作りする 人達が増えているようで 手芸屋さんのレジは かつて見ない位の 賑わいだった
ついでに言えば 食料品売場も 平日の真っ昼間に 家族連れは勿論 男性客の姿が目立ち 以前とは様子が違った
もっとも今まで 買い物に行くとしたら 仕事終わりの夕方に 焦りながら ささっと済ませてたので 自分もその中の ひとりなワケだけど
出なきゃいけない 用事があるとついでに 野の花を摘んだり 三つ葉の柔らかいとこを 大量に採って来て お浸しにしたり
こういう時間を 天秤計りにせずに 自由に出来るのが とっても嬉しくて 早寝早起きも どんどん加速してる この頃なのだった
一日が 飛ぶように過ぎる
時間が過ぎるのが 遅くて遅くて このまま 化石になっちゃうんじゃ とか思えたのは ほんの一ヶ月前までって まるで嘘のようだ
もっとも 地球から見たら わたし達の一年さえ 瞬き程の時間でもないし その上で蠢く 人間存在そのものが ウィルスみたいだろうけど
祈るように縫っている 朝には グレゴリオ聖歌の 鐘の音からを流しつつ ようやく辿り着いた 今が この時間が 本当に愛おしい
いずれは 消えてしまう自分でも きっと 作ったものは わたしよりも少しは 長くそのかたちを 留めてくれるだろう
それはひょっとしたら かつて 生業として 着物を作った人達や そのひとつを選び 纏った人達も 同じように考えた事が あったかもしれないな
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朝から歯医者へ 二者択一で 次の治療には より長持ちすると言う 保険外の材料を 使うコトになり
んでその足で 着物の査定へ行ったの いや別に 歯での出費を予期した ワケじゃないんだけど 一回は行っとかないとで 勇気を振り絞って
持ってったのは 9マルキと 着られるレベルの龍郷と 証紙付きの5マルキ とりあえず たとう紙に三着まとめて
対応の男性は 手袋のまま丁寧に ルーペも使って こんなに綺麗なのは 久々に見ました とかって その後パソコンで 何やら調べて
いろいろ話したあげく はっきりした金額は 言われなかったけどね ともかく今は 底値位の時期らしいわ 需要がダブついてて あげくコロナで 海外需要が見込めないと
ていうか 今でなくても 買取りってのは たぶん相当安くなってて だからこそ普段わたしも 安いと喜んで 買えるワケなんだろうな
結局は 自分で売れ って流れなのね ついつい簡単な方へ よろめきたくなるんだけど やっぱりこうして 本道へと戻されるのか
帰って 昨日売れた服を ひっさびさにラッピング 相変わらずアクセスは めちゃめちゃ少なくて 冷えすぎ位の印象だけど ようやくの一着
ともかく 次の動きも何も まずは服が ずらっと並ぶ程ないと 話しになんないのよねえ 勝負はまだこれから コロナのせいにする前に やれることやっとけって
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昨日のうちに 四着アップと決めて 朝から画像を撮って
いるうちに 羽織モノの無地部分に 染料が飛んでいるのが 気になり出して 少しなので 染料ペンで何とか ならないだろうかと
ちまちま塗って 最初は良さげだったのが 却ってシミっぽくなり 油性の黒とか 或いは筆ペンとかも 苦肉の策で動員したが あげく無理と判断
襟からの ぐるりを半分だけ 残りの布で縫い直す コトにして 柄合わせも考え ロックミシンの糸から ちまちまと解いて
よおし完成 と充実感いっぱいで 画像を撮り直したら 今度は 片方の袖が 布端を使ったはず なのに裁った側だった コトに気付き
仕方なくまた解いて 解いたらその反対側も 裁ち落としだったので 残り布から再び 無地部分の端を拾い しこしこと縫い直し 完成したのはもう夕方
そもそも 最初に縫ってた時 集中するのが ものすごく大変だったので さもありなん ってコトなんだけど 黒と黒が重なると いよいよ見え難い感じ
とりあえず 気付けたし アップ出来たので よしとしとこう
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いつも買ってる 着物サイトは 見慣れない スタッフの名前が どんどん増え 新人なのか知らんが もう全くなっちゃいない
割り込み絣のは 例の村山泥大島って ワケわからん言葉で 逃げるパターンのが ますます目立って来たし どう見ても村山を 泥大島表記もある
なので これはダメ過ぎって時は 商品ページに掲載してある 検品の担当者を 逐一メモっておいて 画像だけで判断する時の 逆基準にさせて貰っている
先日も どう見ても泥っぽいのを 村山大島 ってここは泥付けないのは 褒めてあげたいが 飛び柄でシンプルなので 村山じゃない方に賭けて 思い切って注文
届いた着物は 泥染めは勿論のこと 本藍染めまで確認出来て それはそれは素敵な 正真正銘の割り込み絣で ついでに糸の本数も数えたら 一センチあたり31本の 15.5算ってヤツだった
そしてまた 5マルキの泥大島 って表記の メンズに使えそうな柄のは 織りアップ画像を どう見ても 5マルキではなく 十日町紬とかかもなあ と覚悟して注文
実物を手にしても ものすごく 判り難かったんだけど ルーペで眼を凝らして 経糸の絣糸と地糸の配列が 1.3.1.3で並び 横糸は2.2.2.2 だってのを確認出来たので はい7マルキ確定
もっとも 悪い方に転んで どうしても要らないなら 文句付けたいけど 先日みたいに 縫った後に 弱地が判るケース とかもあるし
トータルのプラマイで 言ったら結局は モノの判らない 方々のお陰で 得してんだろうかな あ またついつい 細かいモノ見ちゃったわ
数日前から突然 眼の様子が変わった
ゴミみたいのが 見える飛蚊症は 以前から時々あったけど そうではなく 視線によって端の方に 黒っぽいのがチラつく
それは シャッターを押した時 みたいな感じで 影ではなく イメージとしては 黒目の輪郭が見えてる ようで気持ち悪く
何よりも 一夜にして 急激に変わったのが あの苦労して 生地補修をしたあげく ダメと判断した 翌日だったので
自覚としては 今月に入ってから 縫う時間が格段に増えた ってのもあり これは使いすぎだろうか と思いつつも あまりに不穏で眼科へ
本当は 眠れない程痛む とかじゃないと 絶対医者へなんか 行かないんだけど これからの生活を支える キモの眼だけに
強風の中 自転車を走らせ 人生で凡そ初めての眼科は 視力検査から始まって 画像を各種撮って 瞳孔を開かせると言う 目薬を指してからの 眼底検査までの一連
その結果は 後部硝子体剥離
って 名前だけ聞くと ビックリするんだけど 原因は単純明快 老化 だってさ をいをいをい
んで この症状は 剥離が終わるまで 続くらしい 年齢とともに 剥離するのは 自然の成り行きらしい
いや かと言ってだ その老化具合は 絶対酷使と関係あるだろ とオノレ的には思うので 実は通院前に 眼に良さげなサプリを 既に注文した
久々に陽光の元で 飛ぶ蚊も 格段に増えてたし 帰ってから思わず 縫い部屋の 明かり環境を見直し ライトも追加したりして
はあ にしても いつにないコトが 起こりすぎだぞっっ あ でも朗報 裸眼の視力は1.0 矯正したら1.5だって
昨日のまだ 暗い早朝に
台所へ行くと 床がミシッと 音を立てる場所があり 何かと思ったら 床下収納が少しだけ いつもの床面から 浮き上がっていた
意を決して 同じキッチンの 下水管が見られる所を 開けて見ると 周辺の土は乾いており 中心の蓋の中を覗いても 何の問題もなかった
ふと 数日前の買い物時に 家の裏手を遠目に見て 大した雨量でもないのに 雨樋から水が流れる図が やけに印象に残ったのが 思い出された
うっすらと 明るくなり始めた 外へ出てみると その雨樋の先には うちの庭先にあったろう 古い瓦が充てがわれ その斜めを伝わって 雨水は全部隣の敷地へ
その隣の敷地には 更地になった後に 砂利が敷いてあるのだが その敷き方が雑で 家の真新しい壁の直ぐ脇は 一面低くなっており 水たまりが広がっていた
これはマズいだろ 誰がやってくれたのか 善意の瓦のお陰で 流れた雨水は ざんざんと 我が家の敷地下へと 集まっているワケだ
さあそれから どうするかを急いで巡らせ 厚手のショップバッグを 雨樋の口径を想定して 急ぎ切っては繋げ 簡易雨樋を作り 土砂降りの中設置へ
ほんの1メートルも 延ばしたその先には 隣家の敷地の端に 少しだけ低く切ってある 通路があるので 何とかそこを伝わって 側溝まで流れて行くように
事はそれだけで終わらず 敷いてある砂利の 僅かに高い所から 水たまりを埋めるのは 到底無理でも 僅かな壁の下を 応急処置で塞ぐ作業
これが果たして どれだけ効果あるか いずれはモルタルとかで 壁下を塞がなきゃだろうけど いやーもう やばかったっす
連日 10時間とか掛けて ひたすら縫って イケイケで
よおし今週も 三着アップだぞと 昨日は朝から撮影し 生地を光に透かしたり いろんな画像を 撮って行くうちに
スカートにぽつんと 生地が薄くなっている 部分を発見したので まず画像の色調整をし ページを作る前に 補修しとこうと
昔買った 着物の織り糸の ほっそーいやつを出して ちまちまかがって よおしと透かすと 他にも点々とあって
おっかしいなあ そもそも裁つ前に そういうとこを全部 避けたハズなんだけど と思いつつも 点々を次々に補修
それをしながら 商品説明の文言を 浮かべていたんだけど ある時点でふと これは染料のせいかも と考えてみて
特に 花弁の中心の 金茶の線がやけに固い ってのは気付いていたので 試しに残り布の 花びら部分に力を入れると 見事に裂けた
その衝撃
地の部分は 全く問題なかったので まさかそんなとは 考えもしなかったし かつて触ってきた どんな着物とも違った
綺麗なカトレアが 嬉しくて嬉しくて 上下セットのコーデも撮って アップ出来るのが どんなにか楽しみだったのに この暗転はどうだ そしてナゼに今なんだ
あまりに悔しすぎたので せめてトップ画像に
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早起きが どんどん加速して めちゃくちゃ縫える
さあと 布を広げて 何が相応しいか 状態を見ながら考え 完成するまでの時間を この繰り返しの中で 少しでも短縮出来たら
矛盾してるけど 殊更に 効率を意識はしない ちょっとでも 疑問に思ったら 躊躇なくやり直すコト それを厭うようになったら マズいと思う
伝わらない 反映されない 格闘はあって当然で けれども 出来上がったものは スンと澄まして 最初からそうだった みたいに見えたらな
そういう意味では まだまだで 貧乏性だから ついつい 値段の言い訳とかを 何らか付け加えなきゃ とか思ってしまう
もっと スローファッションを 体現させたい そこにあるだけで 何かが違うと 匂い立つような 何かを 感じられるように
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いやー 最近
縫いながら タブレットで ポルノグラフィティ とかKing Gnuからの 井口君ラジオ動画 流してたら
岡野さん乱入の 一連のくだりが 面白すぎ ポルノサイドから 撮った動画が これまた丁寧で 繰り返し見ちゃう
そんで 独りでじっとりと 作業してるせいなのか 電話掛かって来ても 声が思うように出ない ってコトに気づき
これはいかん ってコトで 独りカラオケへ 先日突然行ってきたが もう全く出ない 昔歌えたはずの曲も 歳のせいなのか 音域が狭くなってる
もっとも ハーフの曲とか めっちゃあったし ワンオクライブ映像も やっぱ良かったっす
昨夜は 飲みの席だった
なあんか 飲み足りなくて お腹も余裕がありで 家に帰ってからの追加を 調子に乗りすぎたかも 寝苦しく 変な夢も見て ちょいと後悔した
がしかし 今日こそは絶対に 新作をアップせねば ってワケで 昨日ページを作った 続きを朝からしこしこ 頑張ったのだった
結局先月は 完成したのもあったけど 天気が悪くて 撮影のタイミングを逃し なんだかんだ 忙しすぎたのでね
あー 久々に気持ち良く 新作を押し出して さらにまた 次を縫っているワケだが もうほっんとに シアワセな日々だ
もっともこの時期 自粛ムードが浸透してるから 商い的には 厳しいだろうけど だからこそ 今まで作れなかったのを 縫って縫って 縫いまくるんだ
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なんだか ワタクシ的新年が 明けた気分だ
いちばん欲しかった 時間が手に入った かと言って 連日通院とか 下のムスコさんに いろいろ詰め合わせて 久々の故郷便とか
くるくると 何度も買い物に出て 料理もいっぱいして 忙しい数日だったが でもそれでも 決定的に違うのは 身体の内側なのか 精神の奥底なのかが とことん軽い
一片の曇りもない ってのはきっと こういうコトを言うんだろう それ程までに 否応なく聞かされる 同じ言葉の繰り返しや 脈絡のない笑いに 神経がヤラれてた
独りの静寂 或いは 他に被る雑音なく 聞きたい音を聞く それらが 本当に本当に有り難く ふつふつと 幸せがこみ上げる
先の心配は 置いといて 暫くはこの感覚を 大事に味わいたい
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