昨日は 施設で参加の 運動会があった
毎年変わらぬ競技に 交代で利用者が出場し トイレだ水分補給だ と慌ただしく ゆっくり観覧する カンジではなかったが
色分けされた 各チームの得点が なんとなく拮抗してきて 勝負は全て 最後のリレーに託された その雰囲気のなか
スタートは かつてない勢いで ダッシュしてきたコが 二位でバトンを渡し さあそれから 一進一退の攻防
途中地を這うような ノロノロ走りに ズッコケつつも こりゃイケるんじゃね と思い始めたその時 うちの新人職員にバトン
・・・
恐らく誰もが 一瞬沈黙したはずの ジョギング走り いやいやいや そこはお前 もっと必死じゃないと あかんとこやろ
いやーもう 笑った笑った すんごく疲れて 何なら終わってからも 城崎に納品とかあったけど 過去最高に楽しかったなあ
出勤した日の 夜も縫う を掲げて 一日で挫折だ
しかも 縫ってねーし 袖裁っただけだし ああ こうしてどんどん 秋は深まって行く
シーズン前に 考えていたアイテムを どれだけクリア出来るか わくわくする 初めての試みに せめて陽の目を
その気持ちは 無意識にも浸透していて 朝起きたとたん 何も考えずふと 買い込んだ副資材を 手にしている
何もかもきっと 絶妙のタイミングで 進んでるはずだから 今日やらなきゃのことに 集中しよう
服を縫いながら 或いは まだ形になっていない 生地を見ながらも タイトルを考える
実際に完成すれば アイテム名が付くのだけど 色や柄の一部を 切り取ってそのものを どんな言葉にすれば いちばん相応しく 表すことが出来るかを
それは 説明文とともに 服を作るのと 同じ位に大切な 悩ましくも 楽しい作業に違いない
今そこには 誰の添削も入らず クライアントを 納得させられるような テクニックも 数打つ程のコピーもない
ただ わたしの世界を 彩るために 言葉を選ぶ この最高の自由 それは 他の全ての過程も同じく
もっともっと 絵のように 美しい服を縫い 詩のように それを表現したい
先週のこと 冥土の土産シリーズで ボーリングへ行った
生まれて初めての その経験に 5本指を全部使う球で ガーター頻発だったけど 楽しいと言ってくれた
で その後 これも人生初のコが居た ラーメン屋に入って みんなでいろいろ頼んだら どでか過ぎるゴキブリが テーブルの端に黒々と出現した ひえええ
まあさ 食べ物の中でなくて まだ良かったんだけど お店の人達は どう見てもバイトの ホール担当に任せて 詫びることもなかったな
びっくりだね わたしも長い人生で これこそ初めての経験だ 二度と行かないけどさ 別に旨くもなかったし
それはともかく 何年振りかの たった2ゲームで ずうっと沈静化していた 腰をやってしまったようで
少し涼しくなった このタイミングも相まって 立ったり座ったりが 痛くてたまんない あー 温泉行きたいなあ
ああ なんか時めく
と言うのも 縫い上がった一着が わたしを 元気づけてくれたので その先の流れも 何となく閃いてきた
そうだ さんざいじって 諦めたあの生地も きちんと使える アイデアが浮かんだし 試したい形もいくつか
それらを 縫っておかないと 日々の後悔の種になる だからきっと縫える ようやく今日そんな風に 思えるようになった
停滞の後の突破口
ナゼ停滞したのか 既に結果が出たことに 頼るんじゃなく まだ試したことがない 何かを求めて ハードルを上げたせいだ
もう既に 定番とも言える 形がいくつかあるけれど まだまだ安心するのは早い もっともっと 抽斗を増やしたいんだ
着物をリメイクする と言うこの道には ずうっと先がある 飽きることのない 追究の道の途上に居る このしあわせ
昨日は 早起きしたので そのまま縫いの続き
この一週間 毎日毎日 仕事から帰ったら縫う を強く心に持って 過ごしたにも拘らず を反省して
途中 手順が見切れず やり直しありつつ 何とか一旦完成
出来上がってみれば ロックミシンの事故も リカバーが必然に見え 結局良かったんでないかい とか思えた
これに似た もっと大きなことも 人生の中で 度々起きてきたよ その時は ショックで沈むだけだけど
あれやこれやは ただ わたしを苦しめる為 ダケに起きたんじゃあない と知れる何かが いつかきっとやって来る
そんな道を 強化するために もう一着縫っておきたいな
先月は お休みした勉強会
その時に スーパービジョンの 事例研究で 長々続いている うちの施設の一例が 提出されたらしい
そして昨夜は また別の施設の とある職員が 取り上げられて 皆で話し合った
実際にあった場面や 言動を元にして 人物像を浮き上がらせ どんなフォローや指導が 的確かを考えて行く
いやーそれが 途中でつい プロファイル って言葉を使った位 まさしくこれは プロファイリングで
クリミナルマインド 見過ぎなだけなんだけど こういう 人間に関してのコト 根っから好きかも とか思った
同じ生地を いじっていじって 何とかできないかと しつこく頑張って 結局諦めた
で ようやく次を縫い始め 縫い繋いだ所へ ロックミシンを掛けたら ずうっと恐れていたことが とうとう起きた
本体の生地を 巻き込んで縫ったのねん なのでそこは 見事に切れてるのねん あちゃー
さらにそれから ロックミシンの糸が 下と上と 順番に切れたり あげく針が折れたり リカバーに時間掛かり過ぎ
うーん なかなかノレないのは なんでだろうなあ 今やれなきゃ って程に 星の配置はいいんだけど
前を向きながらも 少しずつ こっそりと 後ずさって行こう ってな風に 特に思うこの頃
そうして どうにかして 出来た時間で 存分に 縫いたいものを縫う 夢の生活だ
けれども 最近 スタッフの間で 交わされた話しが 耳に入って来て いろいろと考える
いや まだ何がどう変わる ワケではないが だからこそ 先の業務について 今から煩わされたくない
っていうか 仕事の安定が あってこそ ヨロヨロとでも 先に向かっての 準備が出来るのだ
これ以上 っていうか また新たなエネルギーを 自分の中に 呼び起こす位なら 別の方向にしたい
ああ 仕事行きたくねー
そう思うなら 尚更縫えよ ってコトだろうさ 発想最悪 何か降りて来ないかな
うーむ なんか迷走してる
最初は 何も考えずに リブニットを合わせた ギャザースカートで 行くつもりだった
でも 縫い代に 伸び止めテープ貼って 補強してから縫った ところが なんかあまり良くなく
裾の始末も含め 張った感じがあって 形以前にその布の 呼吸していないような姿が ヤル気を失わせた
で それは一旦放置し 以前買ってあった スムースニットで まずは ワイドパンツなぞ縫い
そこに 着物地で オーバースカートを 合わせてはどうか とか それはそれで 弾む試みだったが
手入れし易いように 別々の仕立て って これ一体 どっちメインなんだろ
同じバージョンで 合わせたい生地は いろいろあるので 迷いつつもとりあえず ニット生地だけ 追加購入しちった
あーあ 着地点はどこだろうかな 気になって 三時に目覚めちゃうし
施設のスタッフが 24時間テレビ裏の バリバラが面白かった と言うので見てみた
その中の アンケートよりは きっと遥かに まだまだ障害者自身が 感動ポルノを 欲しがっていると思う
毎年のように 24時間テレビが近づくと 利用者の間で その話題になり 職員に見るか と問いかけて来る
もう何年も見てないし 全く興味もないが 相変わらず 彼ら彼女らは まるで自分が 主役になれるかのように 楽しみにしているのだ
ナニモノでもないジブン けれども 誰かを感動させられる かもしれない 障害者ではある そういう根っこが 見え隠れする
スタジオの出演者ほどには 突き抜けていないのが 大多数だとすれば まだまだ かの番組は 必要とされるんだろうな
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