朝から 最後の日役があり なかなか 集まらない集金とが 終わったらがっくし
とりあえず今日は 久々にお菓子を作ろう ってワケで しつこくチョコケーキと はちみつのクッキーを
何年振りかで焼いた はちみつクッキーには 非加熱で結晶した しゃりしゃりの はちみつを加えた
まだ トースターしか 持っていなかった頃 初めて買った お菓子のレシピ集に それが載っていた
懐かしいな ひょっとして 上のコの為にしか 焼いたことが なかったかもしれないな
優しい甘さの さくさくは 焦げた端が ちょっぴり ほろ苦かったね
休んでいた とある日の夕方 ピンポンと呼び鈴
その音を聞いて 直ぐに 輩の顔が浮かんだので 出ずに窺っていると 連続して五回 ハイ決定
案の定 復活して出勤すると 見舞いに行ったのに と言うので ダチじゃねーし 今度は警察呼ぶぞ
例えば 他のコが 同じことをした って聞いたらどう思う と質問したら ようやく納得してたが
銀行で振込みをして ATMを出た昨日の朝 ちょっと先で 待っていたワケなのね わたしの自転車がある と思ったんだろう
なんか ストーカーみたいでこわっ とは他の職員の弁 うんうん 本人の中には そういう客観まるでなし 困ったもんだ
昨日出勤したら みんなに えらく驚かれた
知らないうちに 今週一杯休み ってコトにされており だったら誰か 連絡くれたらいいのに なんか損した気分
っていうより この月末の 区の用事いろいろ インフルのお陰で すっかり飛んでいて 朝に晩に駆け回る
そして 一番モンダイの 東京の部屋探しは 二転も三転もして ようやく 決着が付こうか と言う局面に
いつもなら あっさり引くことが 多かったムスコだが 今回の粘り頑張りは かつてないもので 本当に驚かされた
リソースがない中での 精一杯の格闘が どうか 実を結びますように
遅くなって 帰って来た下のコに 引っ越す前に どこか行きたい店は あるか聞いたら
これから自分が 働こうとしている お店の名前を 言うじゃないか いやいやいや
交通費掛けて 家族三人で行って 有名芸能人が お忍びで来るような店の お任せ鮨なんて 幾らあればいいんだ
しかも 生モノ苦手な上のコが 食べられるような なんちゃって寿司 みたいのが あるワケもなく
ヤツが就職した後だって 縁があるかどうか 今働いている店とは 敷居の高さが 天と地ほど違うわ
そう考えると 送り出すのも ちょっと恐ろしいが
ヤツよりも 遥かに残り少ない人生で そんな店のカウンターに 臆せず座れるような 太い人間に なりたいもんだわ
休んだ 昨日のうちに 新たにふたりが感染 今日明日と 施設は臨時休業へ
熱が下がってから たまに出る 深い咳が苦しいので もらった薬ではなく 市販の風邪薬を これが良く効く
っていうか 体温計が見つからず ようやく ムスコが部屋から 持ってきてくれたのは 37度ちょい になってからだった
いったい どれ位出たのか と思うけれど 数年前の風邪は これより遥かに 酷かったのよねえ
あれも 調べりゃ きっちりインフル だったのかもだが 要するにインフルも 風邪の一種に過ぎない
何故に今回 ヤラレたかは 多いに思い当たるので せいぜい今後は 吹き飛ばせるように 鋼のハートを強化しよう
昨日 診てもらったのは 荒武者みたいな 変わった雰囲気の 先生だった
その場で 薬を吸入し 頓服をもらったのだが 身体が痛い時に 飲む用のソレは
アルコールと 併用はダメとあって なんだ 酒飲めないのか と 咄嗟に思ったんだが
良く考えてみれば いや 考えずとも 熱で痛んでいる間 酒なんて 飲む気にならないやね
でも 結局その薬は使わずに 大分楽になってきて 深い咳が あとひと息 ってトコまで
熱が下がってから 二日は謹慎なので せいぜい大人しくしとこ この病のお陰で 体重はマイナス10キロ 達成したぞ
ともかくやったね 瞬間でも嬉しいぞ
宿直明けの 水曜日に来た利用者が インフルで
半日しか 接触していないし その次の日は 休みだったのだけど 見事にもらった どんだけ感染力強いんだ
昨日は やたら眠い状態で 一日を過ごし まあその間 撒き散らした 可能性も多いにある
モンダイは この大事な時期に ムスコさんにうつしたら マズイよなあ ってコトで
こっちは 布団に入ったまま なるべく離れて会話 決まり掛けている部屋を 一度見に行くって 出費嵩むなあ
先日のこと 見慣れた顔が 施設の玄関へ
あら ひょっとして 送別会もないまま 辞められた方ですか と冗談を言った
そう 先日会って 戻っておいでと 話しをしたその人が 改めて履歴書を持って ようやくやって来た
わたしだけでなく 他のスタッフも 強力に要請して それ程乞われているのを 有難いと言ってから しばし
ああ良かった 少し前に とてもいいカンジの パートさんも入ったし これで盤石だ
きっと今年は 過去のどんな時より 安定した 職場になるだろう
新しく口座を開く前に 社長にメインバンクを 聞いておくよう ムスコに言ったら
まさかの この町に唯一ある 都市銀行だった
小さなコトなんだけど たったそれだけで いい兆しのような 気がしちゃって
ヤツが これから歩む道が 眼には見えないけれど 確かに敷かれている そう感じられた
きっと 行くことになっている
それだけを思って いろんなネガティブは わたしの中だけで消化して ムスコには 祝福だけをあげよう
こんな風に思える なんて 母親にならなければ 到底わたしには 無理だったな
この今の自分を ずうっと先も 忘れずにいたいぞ
はー やっぱ疲れた 二週連続の宿直
しかも今回は 女性スタッフが 他に居なかったので いろいろと仕事が多く 入浴介助もした
そんで 朝の時点で モンダイが勃発しており 同僚が夜遅くまで 対応に追われ なんかヘコんでもいて
今朝になって 眠れたかどうか聞くと 眠れた と言うので まあ良かったか と思ったけれど
本当に 考えられないことが いろいろと 起こるもんで 到底想定しきれない
それでも 変わらずわたし達は この世界に信頼を置いて 生きて行こうじゃないか さあて今夜は 何を食べようかな
明け方まで ネットで検索をして そのまま着物を解き
疲れて 一旦転がり 続きをしていたら 突然なんでもいいから お菓子を焼きたくなり フォンダンショコラ
たぶん 人生で二度目 最初のはどんな味か 覚えちゃいないが 中に入れる ガナッシュを作った ことだけ記憶にある
冷凍してしばし 種の材料を 下準備する間に ガナッシュを ひとつ分ずつ切って 再び冷凍
卵を泡立てないレシピ 型は初めて使う 小さな100均のカップ 姫路で狂喜したのと 同じ店が 新しく出来たのねん
少しずつだったので 全部で12コ 焼き時間は10分 あっという間の アツアツとろとろ
後は 冷めてからの レンジ具合を確かめて それでおっけーだったら 定番入りかな
神経が疲弊して ちりちりして
夕飯の支度より どこかで 食べたかったが ひと息ついて 頑張って作ろう と腰を上げて
蓮根をすりおろし 絞ったお豆腐と 干し海老とか 揉み海苔とか入れて 簡単しんじょ風を
なんてコトないが ふわふわもちもちで これが すんごく美味しく やっぱ家で良かった と思っていたら
ピンポン と 届いたチョコ
おお そうかそうか これがあったから イマイチ 出る気がしなかった のかもしれない
なんか毎年 究極の感じがやってきて このタイミングに 救われてるような 有難い 持つべきものは友だ
昨夜のこと 祭日だったせいか いつもより 早く帰った下のコが
お鍋のフタを かちゃかちゃ開けて 米がないじゃないか とひと言 パスタにしたので 炊かなかった と応えると
そうか いつもはオレ 米食べないもんな と さらっと
おや 普段と違うぞ そんな風に こちらの事情を きちんと受け止めて 流せるなんて どしたどした
さらには いつも飲んでいる 出来合いのほうじ茶ラテや 抹茶ラテの代わりに 粉末のを買っておいて 牛乳とビート糖を 入れて作るよう言うと
高いモンな ってをい 少し前なら ガンガン買っとけ って言ってたのに なんか不気味だあ
まあ 本人には 言わなかったけど これは明らかに 独り暮らしを 目前に控えた 効果に違いなく
いやー やっぱ 旅はさせるモンだね 普段成り立っている生活は 当たり前じゃないって 気付いてくれるだけで 嬉しいわ
ほぼ 一か月振りの 宿直だった
車で街中から 少し離れただけの ホーム近辺は 里山が目の前で 空気が凛としている
加えてやっぱり お風呂が最高 広くて清潔なとこで ゆっくり 手足を伸ばして温まり それだけで 十分癒されるのだ
けれど 明けの今日は 昼過ぎまでの勤務で それを朝から やたらと揶揄して 煩かったコが
昼食時 もうひとりを相手に 鬱憤をぶちまけ みんなが お昼を食べている最中 大騒ぎが始まった
まあ大抵 そこまで行かなくても やかましい二人なのだが 施設を出る直前まで なんだかんだ 語っていたっけ
ホームと施設の この落差ったらない もっとも ホームはホームで じわじわと 水面下の問題が あったりするのだが
うん とりあえず洗濯 そうして今日は じっくり時間を掛けて 煮込み料理を 作ろうっと
施設の 納品書がなくなり 買いに出ようと したところで 見知った人の 車がやって来た
他の利用者のことで さんざお世話になった ご近所さんなのだが 何やらこっそりと 大きな箱を渡された
どうも ここ数か月で 利用を始めたひとが 親戚関係らしく ここが最後の頼みの綱 本当に有難い と言っておられた
うちの施設は 他所が断ったあげくの 受け容れパターンが 多いのだけれど きちんとこんな風に 思ってくれる人も居る
誰に感謝されなくても やることはやる その中で やっぱりちょっと 嬉しいもんだなあ と改めて
箱はまだ ほかほかと温かく 沢山の今川焼が ずらっと並んでいて みんなで 美味しくいただいた
突然 やって来た転変を どう受け取っていいか 最初のうちは戸惑った
普通の家庭なら 当たり前にあるはずの 新入学や新社会人として 子供が家を離れる タイミングが うちにはなかったから
母には 寂しいもんでしょう と 孫ふたりを連れて 突然去った時のことを 暗に言われた
それは 子ども達も 彼らの父親も 同様にだろうし 勝手に決めたかのような わたし自身も暫く 深い底に落ちた
何かを選べば 何かを失う ものかもしれない
けれど 失う というのは 外側に過ぎなく なくなるものなんて 本当は無いのだ
或いは ここにある と思うことだって 幻想に近い どちらに縋るか それだって 選ぶ自由に依る
単純な二極や ロジックでは 計れない 人生そのものを 享受できるような 今の自分が居ることを ただ感じている
昨日は 8時から 地域の餅つきに 借り出され
帰って 着物を解いていたら どうしようもなく 久々に昼寝 一本解いて二本洗濯
で 暇を見ては 賃貸情報を検索 してるワケだけど 家賃に限界があるので 大分絞られて来て
ストリートビューで チャリの通勤経路を シュミレーションしたり まるで 自分が住むみたいで なんかアガる
その昔 参宮橋に部屋を借りて 新宿のビル街が 電車から見えて来ると やたらワクワクした あの感じだ
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ムスコに比べたら 将来なんて まるで考えてなかった だからまだこんなに ウロウロしてるんだろう ふふ
今になって オレ良く受かったな とムスコ
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蛙はいよいよ 小さな池を出る 大切に育てた 玉の子が もっと磨かれるように 受け取っておくれ
受ける前から 本人は きっと決まるよ と言っていたが
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春の訪れとともに 人は動くのか
うちの施設には 面接がようやく ぼちぼちと入り始め ムスコもさっさと 立春の朝 東京へ出かけた
なんだかんだと 準備で足りないモノを コチラも探し廻り 家を出るのを見送るまで バタバタとして ドッと疲れた
まだ 決まってもいないが ついでに一泊して 部屋も見て来るらしく 見当をつけた辺りは 勤務先と実家の ちょうど中間
ほんまかいな 最初に探していた頃は 全く違ったので この成り行きには 少々驚き それはそれで いいのかとも思い
詳しくは 帰ってからの 報告を待とう どうやらやたら 慌ただしい 春になりそうだ
業務のことで 辞めたひとと 電話で話していて 急遽茶飲むコトになった
こちらは休み あちらは年明けから ずうっと休み ってのが判って 直接でないと ややこしい話しを
まずは本題 の後 出戻りを 勧めたワケだが 一旦離れたからこそ 見えて来たはずの 良さを強調して
スポット的に 穴に落ち込んだので きっと今度は もっと上手に働けるはず しかもうちの施設なら ホームもあるし いろんな立場が選べる
周囲からの目線を 気にするなら もっと鮮やかな 出戻り例があるので 大丈夫だよ とか 大きなお世話だけど
明日は節分 明後日は立春 なんだか新しい潮流が やって来そうな 気がするじゃない
リアル買い物は やたら疲れた
ジャケットだけを 三着はおって うち一着を 本格試着している その間に 早くも飽きて
靴だネクタイだ 選び終えた 遅いお昼ご飯に 思わずビール 注文しちゃったわ
それから 着替えて 初めてのネクタイ結び に随分苦戦して 写真を撮りに行って やれやれ
間に 解きを二本 洗濯を二本 本人は早くも 引っ越しの段取りを あれこれ言っていた
とりあえず スーツに合わせる 名前入りの 古いオヤジのコートを 出してみた
まるで遺品みたい だけど 気に入って わたしも着たので ちゃっかり 持って来ていたのだ
いつか子供達が そっちに行くかも と言った東京に 思いを巡らせて
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