廃品回収のために 残しておいた 段ボールや着物を出して プチすっきり
すると下のコが フルートの振込みに行く と言うので モーニングしちゃう? と一緒に出掛けた
提案の店は あっさり却下され モスバーガーと言うのだが 朝モスは食べたいのがない となって 流れ流れて何故か フライドチキン
前回食べたのは いつだったか もう忘れる位だが それを持ち帰って 上のコも一緒に
午前中に食べるには あまりに重すぎ なんだかどんよりして 少しばかり横になり 休んでしまうと なかなか動けず
何とかムチ打って 壁塗りの続きを三時間 はー 今夜は久々に おからを炊いて おばんざい気分で バランスを取りたいぞ
発達障害のひと達と もっと関わろう とは思うんだけど 送迎時にスタッフが言う
関わるなら 依存されるのを覚悟して 途中で投げ出さないように そう別の職員から 注意を受けたそうだ
依存かあ なんか 久しく忘れていた かもしれないその言葉に 改めて着目した
確かに今も カルガモ行動が常だし 何かと言えば 話しを聞いて に付き合わされるが
それはキリなく ってこともなく 理由を付けては 纏わりつく ってワケでもない
けれどひょっとして ただわたしが 慣れてしまったダケ なのだろうか そうして何よりも
その事によって 当のわたしが 存在意義を感じては いないのだろうか とつらつら考えた
必要とされることでだけ 自分をアリ としてしまうなら ちょっと危険なニオイがするが 仕事として没入するのと それとはやっぱり違う
ひとりで律してもらう その目標を常に どこかで捉えられているかが 分かれ目なんだろう
ここんとこ 仕事を抜けずに 頑張っている モニタリングで とあるコの報告をした
したとたんに 朝から何だか イライラしていて 一緒に仕事中の 他のひとが気になり こっそりわたしに文句
あー いつもなら それでも落ち着かず 結局集中できずに 抜けます ってなるヤツだな と思っていたら
なんでだろ と考えつつ仕事をして イライラの原因は他にある と直ぐに自分で気付いて それからは いつもの調子を取り戻した
抜けずに頑張る その為には 我慢するだけじゃなくて 今まで陥っていた 感情パターンから 抜け出すことが必要なのだ
勿論 原因は解消してはいないが それを 仕事終わりまで持越し こんなことがあった って振り返りをして 一緒に中身を整理した
それも ただズラズラと 出来事を並べるだけでなく 問題のポイントを 二つ挙げるところから 始まったので もうその時点で既に 解決しているようなもの
すごいな いつの間に こんなに自分のことが 解るようになったんだろう 次の報告には この象徴的なエピソードを 披露できると思うと 嬉しくて仕方がないのだった
なんて言う呼び名 なのかは知らないが 頭をわしゃわしゃする ためだけの道具 ってのを トップが持ってきた
放射状に 広がったワイヤーの 先は傷つかないように 保護してあって それを頭の上から そおっと差し込む
誰がどんな反応をするか 片っ端から試すと 普段独語ばかりの人が ニヒャーっと笑って 何とも気持ち良さげな 顔をするのだった
もうその表情が 恍惚ってカンジで 可笑しくて可笑しくて 何度も同じ顔をしてくれるので みんなで笑い転げて 暫く楽しませてもらった
以前は 馬の被り物が 突然登場し さんざみんなが驚いて 阿鼻叫喚になった後 自閉症のコが やけに毛嫌いして お蔵入りになったっけ
その人ひとりひとり 好き嫌いの好みや 笑う泣く喚くの どんな感情だって 抑える必要はないのだ それで初めて 解ることだってある
だから今日も 新しいあなたを知りたい いろんな配慮や 制限なしの 素のままのあたなを
朝起きると ムスコが台所で テレビを見ていた
おもむろに その姿勢のまま ホビット12月だって と言うので ネットで情報を確認
うーむ 果たして どこで観るのかな できればその頃には 引っ越していたいが
新しい鏝を買って 試してみた先日 それは仕上げ用の プラスチック鏝だったのだが これまでとは 壁の表面が明らかに違った
一旦中塗り用で ざっと塗ったあと 水の引き具合を見て その鏝で均して行くと 滑らかにピカピカになるのだ
途中から風合いが変わって これはまずいぞ という思いもあり どっちにしろ 仕上げ塗りは必要って気もして
あとどれ位掛かるのか 来月には壁だけでも 終了していたいのだが
もう家には 戻れないかもしれない 父にそう言ったと 母からの報告
何も正直に言わなくても と傍からすれば ハラハラなのだが もう少し状態が安定すれば 転院が待っているので その前にと思ったらしい
剛毅だった かつての父の内面を どこかで信じているのか 夫婦で積み上げた 年月のなかで 母にしか判らない部分が 言わせたのだろう
眠ってばかり居る 状態の少し前から 大きく眼を見開いて 母の言葉に 意識を向けている様子が 見られるようになったそうだ
生きているしるしを 少しでも あきらかにすべく 母はきっと 今日も語りかけている
今年もきっかり お盆を過ぎた頃から コオロギが鳴きだした
こそっとした 夜の涼しさを どうして知るのか 異常気象も関係なく 外では聞こえないのに 土間の中でだけ 毎年同じく季節は巡る
もうすぐ 夏休みが終わる 既に子ども達は無縁だが 何となくかつての気分を 思い出したメニューを 並べてみた
天むすに焼き鳥に厚焼き玉子
長く繋がった時間のなかで いつお腹が空いても 直ぐに食べられるようなのが お皿に盛ってあると なんか夏休みって感じだ
実際には 何を作っていたのか もう忘れてしまったけれど
昨夜は 恒例の会議だったが その前に 何か美味しいものを と思って外へ出た
出る前から気分は カルボナーラだったので イタリアンも食べられる 居酒屋へ 食事だけでもいいだろうか と確認して入った
お湯を沸かすのに時間が要る と言われて待つ間 カウンターの独り飲み女性や お店のご夫婦と話し ソフトドリンクで我慢
目の前には 大鉢に盛った ポテトサラダにキンピラ ひじきの煮もの そんなのをつまみながら オサケをちびちびは理想だ
ようやく出来上がった カルボナーラは 全卵を使って トマトも入ったあっさり系 好みとはちょっと違ったが 美味しくいただいた
今度は絶対飲みに来ます と店を出て なんだか少し 身体が軽くなった気分で 長い会議に挑んだのだった
フルートに オイルを塗るので ガーゼか何かないか と下のコ
ふむ これでも使っとき と渡した 目の詰んだハンカチで 外側を磨くのだと思ったら 内側に使いたかったようで
黒檀の掃除棒の穴に 無理やり突っ込んで フルートの中に入れたらしく 棒の穴が欠けた とお怒りで
いやいや やる前に解るだろ 渡す前に解るだろ のやり取りのあと 確か上のコが シュタイナー教室で 使った掃除棒があったはず と探しだし
罪滅ぼしで ガーゼのハンカチも買って さあどうぞ だったのだが 結局上手く行かないってワケで 晒で細長い袋を縫った
それを掃除棒に すっぽり被せて使う企画 スワブは高いので まさにオレが求めていたもの とご満悦
折れた棒も そのまま生かせるし もう一本のも木製で なかなか気に入ったようで さらに袋をもうひとつ縫って ようやく決着
あーめんどくさ 途中のセリフ オレって学習能力あるから はいいんだけどさ できれば実行する前に 想像力も働かせようか
なにやらまた 殺人的な暑さが続く
施設の近くでは まだ新しい住宅が 取り壊されて 再建築の真っ最中 炎天下に 釘打ちの音が響く
いやーもう さぞかし大変だろう この暑い中だからって 建築費を割増請求 できるワケもなく 本当に頭が下がる
体力だけがあれば いいってモンじゃないのは ほんのちょっと リフォームをしただけでも よおく解る 頭も使うし精度も必要だ
まだ ほとんど骨組みだけだが いったいそこが どんな壁になるのか 密かに楽しみだったりする
あからさまに 眺めることはしないが 果たして イマドキの石膏ボードか 下地に断熱材が 入るのかどうかなど 興味は尽きない
他の現場でも 壁塗りをしていたりすると 思わず 暫く見ていたい 衝動に駆られる
もちろん プロは一夜にしてならず だけど 達人の仕事に 少しでもあやかりたい とか思ってしまうこの頃
レモンピールが届いた しかも一キロだ
ちょっといい アイリッシュウィスキーの つまみにする為 下のコがネットで注文した と聞いてはいたが
主役のウィスキーより高い ってどうなのか でもそれは あまり甘くなく レモンのフレッシュさが そのまま味わえた
本当は カウンターバーで出された オレンジかと思うような 洋酒で漬けたのが あまりに美味しくて 感動したのがきっかけ
それはもう 手に入らない と聞いたものの お酒を引きたてる あの味が忘れ難く ムスコが探し求めた
後は 国産のレモンが安いときに 記憶の中の味に どこまで近づけるか 自作してみるべきだね
昨夜は 講座の一回目があった ごく基礎的な 自閉症スペクトラム及び その障害面や 発達障害について
それぞれに 明確な分類など 出来ないけれど 当の本人が 見ている世界を 理解する為の手がかり
解っているようで ああそうだった と思いつつ きっとまた すぐ先で 忘れてしまうだろう
忘れない為には リアルな存在と 結びつくかもしれないことを 実体験を交えて 刻み込む必要がある
多人数を相手にしていて 瞬時に相応しい対応が 出来るかどうかは やはり 体験を蓄積して行くより ないのかもしれない
使えるツールが 増えたとしても 血肉にならなければ 必要な瞬間に 抽斗の中を いちいち探っているようでは 間に合わないのだ
育休中だった 職員が復帰した
ようやく 一歳になった子を 預けて仕事をする姿は 如何にも軽く 自由に見えるのだけれど
子育て期間中を ひたすら家に居た わたしにとっては 想像し難い位 大変だろうと思う
もっともそれまでに きちんとしたキャリアを 積み上げていれば また違ったかもしれないが 凡そ無自覚だった
のほほんとしつつも 何かを模索していたあの頃 自分で切り開く きかっけも勇気もなく 曖昧だった時代
そんな時間が 他人よりも 沢山沢山必要だったことを 今更ながら 面映ゆく感じる
あの頃の自分が 今の自分に出会ったら 目指したい と思えるモデルに なれているだろうかな
お盆の間 休みがない下のコとは 生活リズムが違うのだが 早朝にフルートの音色が 聞こえて来る
独学では限界があるので 習いに行きたい と少し前から言い出した 勿論自分の稼ぎでなら どうぞどうぞ なワケだが
行く先が京都 と聞いては 眼がキラーン ヤツが失速の間 さんざ投資したのを楯に ご接待を提案
交通費と宿泊費を 持ってもらい 笛を吹いてる間に こちらはぶらぶらしたい と言うと 泊まりでか
だって 夜は飲みたいじゃん きっと友達が おっさん系居酒屋へ 案内してくれるはず と言うと 異論があろうはずもなく
さて 思いがけず 楽しみが出来ちゃった 寒くなる前に 実現するといいな
雨が降って 秋の気配がするほど 涼しい今朝だった
この一週間ほど ハードな日々は かつてない位だが テンションは持続して 疲れは感じない
ただし 腕はダメダメである なので ホットパックをして 薬を塗って 養生している
このまま 寒くなったら また使えなくなるのでは と思うと恐ろしいが 大山を超えた気分に 今だけでも浸りたい
忙しすぎて 手抜きをしていた 料理も復活 チャーシューの煮汁で 中華風のおこわを炊いたり 普段できないものを色々
台風で遅れていた 奄美の黒糖焼酎が届き アイリッシュウィスキーとを 交互に楽しんで 夏休みらしさを味わう
うーん充実 頑張って良かったな
大家さんが来る 直前まで 雑巾がけをして 今日はもう 腕が上がらない
で やって来たのは この家の 四兄弟の中のふたりで ゆうに10年振り以上 それぞれに白髪が増えて いい感じに枯れていた
気になる各部屋の 細部を見てもらってから 今後の具体的な話しをし 双方ともに ゆっくりでいいね と確認し合った
その途中やたら 子ども達の気持ちはどうか もう二度と住みたくないのでは と気にしてくれて のっそり大きくなったヤツらに 驚いておられた
年齢を重ねたふたりを もしこの家の親御さんが見たら もっと驚いたろう と思いつつ 赤の他人ながら 母的な気持ちにもなって
それぞれの家庭へと 地元のお土産を渡し その中には 観光用のパンフレットも こっそり忍ばせた
家で待つ 奥さんや子供達にも 少しだけ帰省気分を 味わってもらえたら そんな風に 思ったのだった
昨日 二度に渡り 捨てたゴミの重量は 400キロを超えた
解体したままだった 子供たちの 二段ベッドや 越して来た時に 持ってきた布団も ようやく捨てられた
いつか と思いながら 大物の回収がないので どうにも出来ずにいたが 古家の重い畳まで捨てて 本当に本当に スッキリである
今朝も6時から動いて あと一回清掃センターに 持ち込めば終了という所まで にも関わらず 各部屋はなんだか乱雑だけど 掃除した感だけは漂っている
今夜はゆっくりと 下のコが注文した アイリッシュウィスキーを 飲んじゃうのだ 旨い酒に向かって もうひと頑張りだ
お盆休みの前の 昼食会だった昨日
朝から台所に立ち続け ポテトフライ2キロ 鶏の唐揚げを2キロ キャベツをひたすら刻み 大量のサラダを作った
他にはおにぎりに バーベキューの焼き物 すいかとかき氷 みんながお腹ぱんぱんにして 帰ってからは 大量の洗い物である
そして夜は 職員のバーベキュー もう腰が無理だし 何もしないぞ と思ったのに 買い出しで魔が差した
タコのぶつ切りが 見切り品で安かったので もうひと踏ん張り 再び唐揚げ一キロ こんなに揚げ物をしたのは 人生で初めてのこと
はい 疲れも手伝って 勿論二日酔い なワケで この状態で片付け 終わるんだろうかな
片付けの中で カバーを外したまま 使っていた照明を 元通りにしなきゃ と思い
外したネジが 見つからない廊下は 他のネジで代用 問題は シーリングや配線が ぶら下がったままの台所
上のコとふたり それを眺めながら どうする? と話した結果 急遽電気屋を廻り 新しいライトを購入
調光と色まで変えられる LEDのが安く あと一本しかない ってのを滑り込み購入 苦労して上のコが設置
もうぴっかぴかで素晴らしい 電灯の寿命しか モタないらしいが これがダメになる頃には もっと進化してるはず
夜中に帰った下のコが 引っ越すってのに 新しくしてどうすんだ と言うのは ごもっともなんだけど
大家さんが来る のひと言で納得 水戸黄門の印籠か
嵐の前の静けさ って感じの夜中を過ぎ 雨音がし出した と思っていたら
お盆に大家さんが来る 連絡があり もう何をどうしていいやら 大慌てで片付けを開始 パニック状態である
だから一旦 先送りにしてもらったけど しかも 無理だったらいい と言ってもらったけれど どうせやらなきゃなのだ
ひとしきり動いたが 何も変わっていないようで ゴミだけは大量に出て この14年分の名残りが 広いスペースのあちこちに
はー 引っ越し企画がなかったら と思うと もっとゾッとする これからは コンパクトに住むことを 心掛けなきゃなあ
雨はざんざん降っていたが 涼しくて汗も掻かず
ひとしきり 頑張ったところで お昼ご飯に 焼き鯖寿司を食べて ビールまで飲んじゃった
つやつや濡れる緑と 動く空気を感じながら どこか遠くへ行かなくても 台風のさなかでも つかの間の極楽きぶん
こんな風に 休日の朝ごはんをしたら モーニングに出掛けなくても 清々と一日が始められる 気候さえ良ければ 毎食テラスでもいい位
軽く酔っ払いながら 続きの壁塗りをして 玄関の半分弱で ちょい早めに終了 酔いで上手くなるかも と思ったが それはさすがに甘かった
雨は明日が本番だろうが 近所の水路は 驚くほど 水嵩が増して なんかドキドキ 有事にはしゃぐ小学生か
久しぶりに 鰯が安かったので しぐれ煮に
普段の平日なら 時間が掛かるので 絶対にしないが 今月は全部 オマカセの休日にしたら 明日明後日と連休をくれた
どこまでリフォームが進むか すんごく楽しみで 面倒な魚も使う余裕 なんだけど 台風が近づいているので 油断できない
塗った傍から 浸水って可能性もあるし 今回は無事でも 常にゼロではないワケだが なんだかパワーが溢れていて
何度でもきやがれ って気分ではある
もちろん 寄る年波で 身体には限界があるが 今でなきゃ こんなに頑張ろうとは 思えなかったはずなので
自分で追い込んでしまった 結果なんだけど それも必然 やるよーファイト なんか絶対 底が上がってるよ最近
取材拒否の店で ひと口料理を食べた 芸能人が ヤバイと言った
すると 顔出しなしの店主が 言葉には言霊があるから ヤバイじゃなくて 美味しいと言え ってすかさず
わーめんどくさ と思って チャンネルを変えたら やばい オンパレードのCM タイミング良すぎて笑えた
個人的には プラスの意味で その言葉を 上手に使うのは難しいが 感嘆している瞬間の客に 水を注すのはなかなか強気
限定10食 というのはきっと 食べさせる相手も 限定する ってことなのだ
一方で やばい連発で ウェルカムを図る店は 相当に敷居が低く その言霊によって 客はやって来るだろう
どちらにせよ 双方のスタンスは はっきりしていて 自然とターゲットは 絞り込まれる ってコトなのかな
施設の外の隅っこで いつもの休憩時間の図
オレってアホだ 今頃ようやく 自分の仕出かしたことの 重大さが判ったのか マジ泣きの巨体
死のうと思った とか言うので まだ終わっていないから 生きて変わってみせろ と叱咤した
そうして次は 最近不調で あまり姿を見せないコと
引っ越し終わったん と聞かれたので まだまだ壁塗り 床も貼らなきゃだし と言うと そこまでやるのかと驚かれ
オレ手伝おうか と言うので あんたはまず 自分の仕事を きちんとしなさい ってここでも同じく
本当は 彼ら自身 目指す理想の自分像が もっとずっと先にあるって 解り切っているだろうけど だからこその今だ
泣く位なら 二度と同じことを 繰り返さないで欲しい 喜んでこちらが 助けを求められるように 逞しくなって欲しい
たった今 この瞬間から 新しい自分への歩みは 始まっているのだ
実に一週間ぶりに 下のコの顔を見た
今週はハードだったらしく 熱を通すメニュー以外を 全部担当した話しやら 注文した バンブーフルートを ユーロで支払う話し
おでんを食べながら お酒を飲んでしばし 二階の自室から 楽しそうな笑い声 と思ったら 上のコの部屋からも 聞こえてきた
ああ なんか 如何にも平和な日曜日だ
こちらはと言えば 洗濯機を三回廻したあと 床下に防虫塗料を塗りに行き 玄関の壁も一枚だけ 中塗りを終えた
顔に汗が伝わる って 今までにほとんど 経験がないのに 今年はポロポロと よく流れる
うーん これわ更年期のせいか いやいや それだけ身体を使って 代謝が良くなった と思いたいぞ
水分補給は モヒートとビールで シュワシュワひやひや さあて 夕飯は何にしようかな
今週は 暑いながらも元気 と思っていたけど やっぱ週末にはクる
もっとも今日は 利用者とふたりで 千個の内職を 二階から下ろした そのせいで汗だくになり 腰が死んだ
夕方には 多人数の送りの便に乗って 家まで同伴したら あのガナリ声の母が ここんとこ済みません と謝ってくれた
いえいえ の言葉に 慣れている? と返されて うまく返答ができなかった けれど
理不尽なまでに 子供を思う母の気持ちは わたしにもよく解る 辛い経験を 避けて生きられるものなら その方がいい
どんなにその子に 責があろうと 回避する手立てはなかったか 箱入りを望むワケではなく 敢えて苦しい人生を 送らせたくはないだけだ
少しだけ その気持ちが行き過ぎて 周囲のせいにする それだって 紙一重だと思う
さあて 好きな練り物を買ったので あと少しだけ頑張って 夏のおでんを煮るとするか 花火の音を聞きながら 熱々にもうひと汗流そう
心理士さんに 来てもらっての 話しに同席
本人を取り巻く人々を 接していて ニコニコで居られるレベル 5段階に分けて ひとりずつ査定して行く
もちろん 客観ではなく ごく私的な しかもその瞬間での 思いに因るものだけど
10人強を分け終えて さあ次は ここ数日の件を見直す となった所で 他の職員と交代してくれ と本人が言った
ははん 恐らくその中に わたしが知らないだろうと 本人が思っている 事件が含まれていて 聞かれたくなかったのだ
だったら何故してしまうのか こういう機会には 極めて落ち着いて 何でも判っているようでいて スイッチが入ると 行動を止められない
その時に ストッパーになるような 手がかりはないのだろうか 今後職員向けに 心理士さんによる 講座が準備されている
ニコニコで居られる人たちに 囲まれていなくても 自分の力で 制御出来るように なってもらいたい その学びに ヒントがあるといいな
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