ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2012年10月31日(水) 約束の指輪

布箱の展開で
アクセサリーBOXを
試作中

その途中
実際に指輪なんかを
入れたらどんな感じか
見たくて
利用者に声を掛けた

いつも指輪をしているのは
別れた後も
相方を忘れがたくて
なのかと
そこには触れずに来たが
ちょっとお借りしたかった

もう外れないんです

えっ
抜けないから
していただけだったのか
出来れば外したい
と聞いて
これまでいらん気を
遣っていたのだと判明
なんか拍子抜け


抜き方を提案したあと
事務所に行って
売約済みの指輪と
結婚指輪を借りた
ワケなのだが
なんかあらためて
指輪率高いなと思った

誰かと誰かを繋ぐ
そのキラキラは
見えない約束を
映しているようで
なんだか眩しい

個人的には
絡め取られているようで
鬱陶しいんだけど
そう思うわたしは
きっとオワってるね
ふふ



2012年10月30日(火) 羅針盤を見る

判らなくなっていた
海外のサイトが
思いがけず発見された

昨夜日記をアップしたあと
松村さんの雑記
を読んでいたら
エリスの位置が簡単に出る
と紹介されていたトコが
まさにそれだった

失っていた数か月
なんか忘れ物したみたいで
最初に教えてくれた
ジョナサンのサイトを
日本でサポートしている人に
また聞くのも憚られ
適当にワードを入れては
探していたのだ

久しぶりに見てみると
ちょうど火星の位置が
わたしのアセンダントに
重なっており
自分自身の始まりに
廻って来た
このタイミングの妙

意識してもしなくても
流れは変わらないけれど
確認すると
一層心は強まる
この機会を逃さずに
つかの間やれたことが
きちんと常態になるように
刻み付けたい



2012年10月29日(月) 弾丸な生き方

充実していた
この一か月

昨日の出店で
一応キリが付いたけど
なんだかまだ
走り続けた感覚が
抜け切らないでいる

見返しを
フリーハンドで
布に直接線を引いたり
縫い合わせてからの不具合を
これもフリーハンドで
修正して縫い直したり

かつてない
一度きりのスタイルが
やたら心地よく
これが本当に自分の
等身大のリメイク方法
だと思えた

仕事では
余力もない程
クタクタになるので
休日は全部返上
あまりにハード過ぎて
終わったら二度とは無理
って思うはずだったけど

なんか良かった
人生を二倍生きてる感じで
すごく得した気分になれて
打ち上げのお酒も
美味しく楽しく飲めた


またやっちゃう
って話しが出て
しかもそれは
予定している京都行きの
次の日だったりして
気分は弾丸

作りたいものは
まだまだ沢山あるけど
さあて今度は
どこまで行けるかな



2012年10月27日(土) 麻薬のきもの

面白い着物を
見つけた

どう見ても
龍郷の泥大島
なのだけど
説明では
そう謳ってはおらず
お値段もバカ安

いったい
どういうコトなのか
見たとたんにドキドキ
これは何かの間違いか
はたまた
良く似せた染めなのか

画像で見ているだけでは
真相は定かでない
もし織りだったとしたら
さんざオークションで
競い合ったのは
いったい何だったのか

染めだとしても
あまりに素敵過ぎる
こんなによく似せたのを
見たことがないので
それはそれで面白い
ええい
と思い切ってポチッ

さあどうだろう
って
支払いは週明けなので
届くのはもっと先だけど
こんなコトがあるから
着物は楽しくて
やめられない



2012年10月26日(金) ネタバレ企画

やっぱり好き
という柄がある

花唐草と丸紋と
無国籍な更紗柄
葵の類
それらは甲乙付け難く
もちろん
どんな意匠かに依るが
とりあえず反応してしまう

多くの人が好きな
矢羽に麻の葉も
古くてもいくつ見ても
飽きが来なくて
服にした時だって
きっと素敵だろう

花となると
もうそれはキリがなく
桐に橘に撫子
百合も菊も藤も
そして忘れちゃいけない鳥
鳳凰に孔雀
雀や燕も好きだ

自分が本当に
リメイクに使いたい
と思うきものを
そんな中から少しだけ
服と一緒に並べようと
準備している

もちろんそれらは
ライブラリーのように
ストックしておきたいけれど
解くのはまだ先になるので
一旦お披露目しようと思う

この
ごく私的なチョイスは
ネタばらしっぽくて
ちょっと恥ずかしい感じ
もありつつ
響いてくれる人が
居たら嬉しいな

お近くの方
明後日の28日
カバンストリートで
お待ちしています



2012年10月25日(木) 自分のリズム

テレビを見ているうちに
気を失って
寝なおそうと思ったら
自転車がひとつなかった

少し前に
オレ18歳になったから
10時過ぎても残れるんだって
と言っていたので
頑張っているのかな
と思って寝た


こちらは早朝5時に目覚め
アンニュイなデビシル聞いて
バイアス作っていたら
ばたばたと
階段を降りる足音

聞くと
みんなが帰った後も
最後まで残って
仕事していたそうで
どうやらそのまま
寝ていない様子

今日は4時からだぞ
って言い放つのは
電話して起こせ
ってコトなのだけど
こちらもその頃は施設なので
あまり当てにはならない

でもそんなでも
今のところ
無遅刻無欠勤
学校のある日は
起きられないとヤバイ
ってんで
寝ないで行ったりもしている

さあ
卒業まで
あと何年掛かるだろう
海外へ行くのなら
学生の身分の方が
ディスカウントもあるので
その間単位が取れなくても
と勧めているのだが

誰の人生でもないから
自分のリズムで
とことん納得の行くように
歩んで欲しい
そうやって
わたしも生きて来たのだから



2012年10月24日(水) 布箱ワールド

本当は先に
カレンダーを仕込む
はずだった布箱は
別のモノになって
着々と出来上がった

それを四つ積み上げて
事務所へ持って行き
どうよどうよ
とみんなに見てもらったら
その反応がすごく良かった

個人的には
直ぐにでも使いたい
と思うものだけれど
使わなくても全部揃えたい
と言ってくれる職員もいて
さらには
今後の布箱ワールドへ
いろんなアイデアが飛び出した

さながら
ドールハウスみたいに
中身のパーツを別売り
とか
指輪ひとつだけ入れる
もっと小さい箱が欲しい
とか
箪笥状にする展開も

もうこれは
施設の商品レベルじゃない
と思っていた言葉を
無理やり言わせた感もあるけど
みんながこんなに
ノッてくれるだけで
地味な準備の時間も
既に報われたような気がした

よおし
これからは
直ぐに出来そうなアイデアから
着実に形にして行こう
そしていつか
空気まで染まりそうな
ディスプレイの空間を
どこかで展開するのだ

それは
ずうっと頭の中にあって
わたしを捉えて離さない
だからきっと
道は一本に繋がっているはずだ



2012年10月23日(火) 繊維鑑定人

なんで今

ヤフオク以前にもあり
それが昨日届いた

きっかけは
鼈甲の真偽を見分けるには
と調べたところからで
そこに出ていたツールが
送料込で900円
だったのでつい

実際その用途に使うことは
人生にあるかどうか
だけど
それよりも
着物の生地について
もっと極めたい
と思ったのだ

いいね
小さな三つ折り
リネンテスター
覗くとそこには
ミリ単位の目盛りもあって
ミクロの世界が大きく見える
夢のような道具

以前調べた
大島の織りや
繊維の違いなんかも
これで一目瞭然
探偵みたいに
サッとポケットから出したら
格好いいじゃん

まあそんな場面も
人生に訪れることはない
だろうけどさ
一息つけるようになったら
持ってる大島を
ゆっくり眺めたいな



2012年10月22日(月) 平和芸術家

昨日のうちに
一着仕上げる予定だったが
最後は貧血っぽくなり
諦めて寝た

濃い色の生地の
シミを見分けるのが大変で
いつもの脳内パズルに
時間はどんどん経過した

あげく思ったのが
やっぱり製作環境で
全部を高さのある
机やテーブルでしたいな
とつくづく

畳に屈んでしている今は
縫い部屋
って言葉がぴったりだが
そうなると
アトリエ
の方が近くなるよね
いや使わないけどさ

そうそう
CDデッキが調子悪くなり
ラジオを聞いていたら
ユネスコ平和芸術家
の冠を連呼する番組があり
やたら気になった

そういう称号があるのは
別にいいとして
その後に
必ず自分の姓名も連ねるのが
無類の
とか
自負している
とかって言葉に似て
お尻がムズムズ

やっぱラジオじゃダメだ
デッキを早急に
ってもう
そんな暇もないので
古いテープを引っ張り出して
久々にデミスと思ったら
中身がない

伸びちゃって
捨てたんだっけか
にしてもケースはあるのに
ってトコから
CDを手に入れておきたいと思い
これまた久々のヤフオクまで

あっ
こんなこと
やってる場合じゃないんだった



2012年10月21日(日) 乗れるアイデア

施設のミシンで
着々と商品が出来上がり
心が弾む

それとともに
これまでほとんど
関心のなかった
時間潰しの紙折りに
芯地を貼った
染め紙を使ってはどうか
と思いついた

その紙折りは
オシゴト未満の利用者に
職員が教えていたのが
始まりだったのだが
出来上がったものの外側に
色を塗ると言うのを
ふんふんと聞いていた

いまいち乗り切れない
そういうコトって
よくあるのだけど
後から塗る色の
刷毛筋なんかを
瞬時に想像してしまい
工作レベルを出ない気がして

色を塗れるなら
リースもできるし
と盛り上がるのを
頑張って
とヒトゴトのように
言っていたのに

流用できるなら
商品には向かない
イマイチな染め具合のも
無理やり形にせずに
全部そちらに回せる
どうしてもっと早く
思いつかなかったのか

遅くても
やらないよりはずっといい
ってワケで
急遽下準備に勤しんだ昨日
同じ意味で今日はまた
新たな気分で
着物地とご対面だ



2012年10月20日(土) 双子の分娩

知らないひとの
分娩を手伝う
という夢を見て
目覚めた

破水があったので
焦って手近な敷物
なんかを掻き集め
そんなに大きなお腹
には見えなかったのに
双子が産まれた

うちひとりは
明らかに小さく
健常の状態ではなかったが
その子の行く末を
案じる暇もなく
次の処置に知恵を絞った

看護士さんに助けられ
やがては他の職場の同僚
も登場し
結局ひとりの子は
亡くなってしまうのだが

あまりの生々しさと
猶予を許さないギリギリ感
衝撃が大き過ぎて
いったい何だったのか
起きた後整理が付かない

ひょっとしたら
職場の新しい展開について
昼間話したこと
がきっかけで
初めてのドタバタが
象徴となったのかもしれない

失われるものを
憂慮する部分が
あの双子の片割れだろうか
そうだとしても
これまでの経験と知識を
総動員して
乗り越えて行くしかないのだ



2012年10月19日(金) 糸掛けぐるぐる

なあんて
書いたのもつかの間
布を点検しているうちに
オチた昨夜

昼間は
もう絞り出す仕事も
いよいよなくなってきて
ひとりにはミシンだ
ってコトで
合う色の糸を準備

それを
三本ロックに使って
端ミシンを掛けたら
今度のバザーに出す商品が
二種類出来上がる
というワケだった

がしかし
よくあるロックと同じく
既に掛かっている糸の
途中を切って
新しい糸と結んで
さあ
となってからが長かった

糸の掛け方は
フタ裏の小さな図しかなく
しかも外国製で
図とリアルが解り難く
家のロックミシンとは
比較にならない位ややこしい

何度も繰り返して
まだ縫えない
と言う利用者と
そういう時は
絶対掛け方が違うハズ
と何度も辿るが原因不明

結局匙を投げ
ヘルプを呼んでしばし
見えない奥に
最後のキモの部分が
隠れていたと判り
ようやく
縫えるようになったのが
既に夕方

はーやれやれ
自分のミシンが
平穏でいてくれるのが
せめてもの救いだ



2012年10月18日(木) 人生の懸案


縫い部屋に入ると
新しく描かれた
絵のようなリメイク服が
静かにある

まるで
川面に憩う水鳥の
水面下の足のように
バタつき足掻いたのが
ウソみたいに
優雅に輝く
切り取られた端布

その
ほんの少しを取るために
何度も何度も
長さを比べ灯りに透かし
使える部分に従って
変更を余儀なくされたかたち

陰には
どうしても使えない
沢山の残骸が横たわって
最後の命を
選ばれた部分に
託しているかのよう

その顛末は
わたししか
知る由もないけれど
残った部分が放つ輝きは
だからこそ一層
価値がある

すべての布が
考慮の必要もなく使えたら
どれだけ楽だろう
といつもいつも思いながら
そうであれば
形にする意義がない
とまた振り出しに戻る

まだまだ足りない
もっともっと作りたい
人生を生き切るのに
これ以上の懸案はないと
知っていたはずのことが
今更に降ってくる

どんな風に生きても
全て無駄ではなかった
と言うゴールに辿り着くのは
判っているけれど
終の人生回顧は
最高に有意義だったと思える
曼荼羅のような
図が見てみたいのだ



2012年10月17日(水) ゆるやかに縫う

製作のために
休みを取っていた今日
朝から雨がしとしとで
おうちに籠って
ちくちく日和

金木犀の香りのなかで
柔らかい錦紗を縫うのは
なんともゆるやかで
心が和む
グレゴリアンチャントも
いろんなものを
洗い流してくれる

頑張ってするんじゃなく
こんな風に
肩のちからが抜けていたら
日常的に縫うことが
出来るかもしれない

ミシンと手縫い
洋服と着物
その中道を行くバランスと
いつもの仕事とリメイクを
バランスすることが
この機会の
目的だったような気がして

目指していた
自由な縫い方は
型紙のない
文字どおりの自由
だけじゃなく
自分の在り方でもあって

到底先のこと
と思っていたのに
ひょっとしたら
このまま
イケるかもしれないな



2012年10月15日(月) してあげられること

鼈甲のピックは
すごいらしい

それだけで
いつものギターが
まるで別物のように
鳴りがよくなった
とムスコ

お陰で
欲しいと言っていたギター熱は
冷めてしまったようで
それよりも
アイリッシュ系の楽器を
いろいろ揃えたい
と変わった

でも独りじゃ限界がある
オレ位の歳で
同じ興味の人と出会えない

いつもイケイケなのに
なんか珍しく悲観的
そもそも発信もしてないのに
待ってて出会えるワケない
と言ったものの
何かないかと調べてみた

彼も楽しみにしていた
着物のフリマが今年はないので
替わりに京都行きを
計画していたのだが
かの地には
アイリッシュパブが
乱立しているではないか

よおし
ホテルの立地も迷っていたけど
こうなったら
歩いて行けるトコにしよう
丁度泊まる夜には
ライブもあるらしいし
黙って連れて行って
驚かせてやろう

してあげられなかったこと
は沢山あるけれど
大きくなった今だからこそ
こんなピンポイントが
きっと効果絶大のはずだ



2012年10月14日(日) 真実の色

昨日は職員研修
グループワークがほとんど
だったので
飽きずに参加できた

その中で
自分の長所と短所を挙げ
短所として書いた内容を
隣の人が
長所に直してあげる
ってのがあった

例えば
頑固→意志が強い
皮肉屋→多面的視野がある
なんて言うように
それぞれが欠点
と思っていることを
ポジティブに見ると
あらら不思議

なあんかステキ
って感じになって
さらにはそれを元に
直接隣の人を褒めちぎると
その人の魅力が
心の底から真実の色
を持って浮かび上がる

短所を書くのは
秘めた部分を晒すようでもあり
この人にこんな部分があった
という驚きとともに
それも含めた全部を
愛してあげたくなる

自分に自信のない人が
これをしてもらったら
一発で効きそうで
実際ちょっと
眼を潤ませてるんじゃ
と思うような人もいた

もっとも
わたしみたいに
日頃から欠点も含めて
自分全肯定のタイプは
図に乗るだけなので
要注意かも



2012年10月13日(土) 陰な波

昨日は
城崎マリンワールドへ
みんなで出掛けた

もう何日も前から
楽しみで眠れない
と言うコがいて
前日のテンションも
ものすごかったので
正直留守番したかったが

着いてしょっぱな
いつものヤツがキレた
ぐらいで
後は事件も事故もなく
無事に帰って来られた
はーやれやれ

にしても
てててとてと
って感じで近づいて来る
ハリセンボンが可愛すぎ
あれだけでも
ずうっと見ていられる位

セイウチの
波打つ肉感や
クリオネの小ささに
やっぱりリアルはすごい
と感動しているうちに
つい子ども達のコトを
考えてしまい

結局いちども
連れて来れなかったので
もっと小さいうちに
見せてあげるべきだったな
と後悔しても遅いのだが

してあげたこと
よりも
してあげなかったこと
が心に引っ掛かったのは
山陰の波のせい
にしておこう



2012年10月11日(木) 紙一重

施設では
宗教活動は
もちろん禁止だが
信条を切り離して
生活してもらう
ワケではないので
時にはそんな話しにもなる

とある
キリスト教系の信者に
コーヒークリームを
サンドしたクッキーを
おやつで提供した時のこと

自分では食べられないので
食介で口に入れたとたん
ぶわーっと吐き出され
一瞬何が起きたのか
判らなかったのだが

滑らかでない滑舌で
一生懸命に
絞り出した声が

コーヒー
あかん

あっそうだった
宗教上の理由で
カフェインは摂らないから
お菓子のクリームといえども
食べてはいけないのだった

さっすが
見上げた信徒だ
と笑い話になったが
実はその宗教の総本山に
わたしは行ったことがあり
遥か海の向こうの
その地の話しをすると

夢だ
と瞳を輝かせてくれる
果たして彼の一生に
その機会が訪れるかどうか
判らないけれども
不可能ではないだろう

ただ行った
というだけで
何の知識も見識もないが
それを印籠のようにして
もっと敬え
とイジるのが常なのだ

障害者虐待防止法
も施行され
いろいろと紙一重の
スリリングな日々ではある



2012年10月10日(水) 帆布のバッグ

施設の商品も
出店予定があって
そちらも
あと一か月を切った

主目的のは
まだ全然
仕上げに至っていない中
帆布のバッグを作ろうと
試作品を考案中

紙から布へきて
その布の中でも
とびきり厚い帆布で
染めの一連の流れは
最終段階になる

製品染め
なんて到底無理だし
どこかに柄も入れたいので
とりあえず適当に
長さを測りながら
パーツを裁った

果たして
どんなものになるのか
ちょっとドキドキ
まずは
イメージ通りに
染まるかどうかだ



2012年10月09日(火) クセのある大物

やけに道路が
閑散としていて
ヘンな感じ
と思ったら
昨日は祝日だったのね


結局内職用に
紋錦紗の道行ではなくて
もっと縫い目が
解きやすそうな
袷を持って行った

間に合えば今回
一番の大物ができる
予定なのだが
そこまで行けるかは
ともかくとして

裏地はいいので
表だけをバラバラに
と指示して
解き難い要所を
手伝おうと思ったら

柄のある表地の裏側は
繻子みたいに
つるつるぴかぴか
てっきり
糸が渡っている
と予想していたので驚いた

これなら
裏地を付けずに
その裏側も
一緒に楽しめる
イメージそのままの
仕上がりで行けそうだ

ちょっとクセのある柄行が
オーラの強い人でないと
着こなせないかもだけど
それがまた
個人的にはたまらない



2012年10月07日(日) 想像の創造

就職してからこっち
キモチはあっても
なかなか縫えずにいた


一か月しかない
と頑張り始めた
この10日間
そりゃそうだよなあ
とつくづく

何か縫っていないと
落ち着かない
とか
気が付けば
布を手にしている
とか

普段からそんななら
苦労はしない
この着物をああして

イメージに遊ぶのは好きだが
想像するほど
創造は簡単じゃない

それを
少しでも簡単にするために
頭の中にストックしておいた
ごくシンプルなかたち
ばかりのはずが
錆びついたいろいろで
行ったり来たり

せめて
ミシン恐怖症が
なくなったのが救いか
あんなに緊張していたのに
ダメなら解けばいいや
と思えるようになった


それでやり直して
結局時間掛かってんのか
もういったい
どっちがいいんだろ



2012年10月06日(土) 深い世界

はー
毎日毎日
施設の仕事を産み出すので
もう精一杯
早く内職が欲しい

その内職の助けに
着物の解きを
と思っていたけれど
届いた着物はビミョーに
トーンが違った

保険にと
一緒に選んだ
もう少し濃いのにしようか
頼んだら何日も掛かるから
直ぐに使うなら
自分で解いた方がいいし
それもまた悩みどころ

それはともかく
ふたつとも
無地ではなくて
地模様のある紋錦紗
実はその言葉を
少し前に知ったばかり

今までは
錦紗
で一緒くたにしていて
それでも間違いではない
にしろ
やっぱり厳密に分けた方が
いいだろうなあ

奥の深い着物の世界
まだまだ
到底知り尽くせない



2012年10月03日(水) その時

七万カウント
じぶんで踏めるか
と思っていたら過ぎてた

それはともかく
入った給料で
いろいろ注文した
とムスコ
牛タンに手羽先に
ラムのスライスとブロック
帆立の貝柱

どれもキロ単位
だったりするので
早ややってきた正月か
何十人のパーティか
って感じの様相
続々届く荷物で
冷凍庫が大変なことに

早速昨夜は
帆立を解凍して
横半分にスライスしてくれたのを
ワサビ醤油で味見
日本酒がなかったので
激しく後悔

かたちのいいのを選んだら
店で客に出せるな
とムスコ
いったいどの店だよ
と突っ込みを入れつつ
つい一皿の値段を
試算してしまった

わたしが試した
卵焼き用のパンは
出来上がりの断面が
おにぎりみたいに△だった
それはそれで
綺麗だとも言えず

あー
ひょっとしてこれって
腕相撲で
オヤジが息子に負ける
みたいなもんかな
ある日突然
その時はやってくる
ってちょっと違うか



2012年10月02日(火) 色買い

自分でリメイクした
服を着て職場に行ったら
ステキとの声が
いろんな人から

うーんでも
以前だって
着て行ったことはある
のに何故
しかも
私にも縫って欲しい
ってお世辞でも嬉しい

なので
今度一日出店があるから

これまた
どんだけ縫えるもんだか
知らないけれどつい
大丈夫なのかしらん

制作の方は
どうしても使いたい生地を
眺め眺めて
少し大柄なので
無地を合わせたいと思い
家中をひっくり返した

あげく
今回は諦めるか
となったのだけど
まてよ
とネットで探しまくり
モニターで見る色目は
アテにならないと思いつつ
一応注文してみた

しばらく前から
考えてはいたのだ
どんな生地にも
合わせられるように
トーン違いの無地を
もっと揃えておかなきゃって

今かい
と自分に突っ込みを入れつつ
もし使えそうなら
時間もないので
内職替わりに
施設へ持って行くか

諦めてなかったりする


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