録画番組を見ながら 寝入ってしまい 一旦起きたら 眠れなくなって コンビニへ
まだ 二時過ぎだったのに それぞれの新聞屋さんは もう稼働しており 煌々と明かりが点いて バイクが出て行った
いろんな仕事があるけれど これからどんどん寒くなって 切ないだろうな と思いつつも 雨粒のような霧を 顔に受けるのは 洗われるようで良かった
利用者には 同じ仕事を根気よく 続けて行くことが大事 なんて 偉そうに言っているけれど 当のわたしに根気がない
二年前のこの時期 仕事を辞めて 宙ぶらりんになって 辛い思いをしたのに なんだか 今を乗り越える パワーが湧いて来ない
こういう時は 大きな動きに 出ないことだ そう言い聞かせて 深夜のギターに 耳を傾ける
久しぶりに聴く 戦場のメリークリスマスは 殊更に抒情を掻き立てるのでなく キラキラと透明なつぶが 降ってくるようで さっきの霧を思い返した
繰り返しの中で そんな透明さが見つかるなら いいんだけどな
昨日は もう直接対決するしかない と出勤したら 当の相手が居なくて 拍子抜け
で 気持ちを切り替えて お仕事に励んでいる最中 友人からメールがあった それは わたしにコーヒーを煎れている 夢を見たので 昨日の日記に驚いた という内容
なんか こんな経験過去にない って位ショックだったのに それが起こらなきゃ この素敵なミラクルにも 出合えなかったのね
まだまだ 人生の妙を 味わい尽くしてはいない と言う思いが 強烈に湧いてきて このチャンスをどう生かすべきか 少し冷静に考えることが出来た
もちろん怒りは 消えちゃいないが 自分の正当を主張するだけでは 何の解決にもならない この先もずっと 信頼感を持って 仕事をするにはどうしたらいいのか
結論は出ないが もう少し この嫌な感情を 確かめてみよう と思ったのだった
昨日は またもや ハメられてる かのような事件があった
もうそれは 怒りを通り越して呆れ また怒りに戻る ってぐらい 腹が立つ顛末だったので 昨夜はなかなか眠れず
どうしてくれよう と思いながら ようやくウトウトしたら 夢の中で蜂が でっかい巣を 知人の家に運んでいた
蜂はそれを軒下に装着し さらなる大きさへ せっせと働くだろう と思われるが 家の主は外出中で 残っているのは ベビーシッターと子ども達
これは見過ごせないと 近くに住んでいる友人と 協力しての蜂退治 それはもう 恐ろし過ぎて 声を上げないと とても我慢できない様相
コトが終わってやれやれ 友人が煎れてくれたコーヒーの カップの縁に 一匹残っていた と言う 映画みたいなオチまで着いた
目覚めてなんだか 大騒ぎした後の ヘンなスッキリ感 と言っても それで怒りが 解消されたワケではなく むしろ逆で
やる時は 徹底的にやるべき とか思い 少しだけあった 大人らしく流そう って気持ちが吹っ飛んだ
蜂には 何の罪もないけれど わたしの心の中に 巣食られては困るのだ
今日突然 刺繍糸で編んだ ミサンガの展開で 何か商品が出来ないか って話しになった
いや わたしも コードを編んで ビーズを入れたりとか やったことはあるけれど ミサンガの魅力は 正直全く判らない
ちょっとしたものなら それこそアジアン雑貨で 安く手に入りそうだし そもそも商品を購入するより 作る人の方が 圧倒的に多そうだ
こういう世界で どうやって オリジナリティを 出したらいいのか モチベーション 上がらないったらない
困りながら話しをしていると 看護士さんから いろんなアイデアが出て 今度参考本を持ってきてくれる ことになったので とりあえずそれ待ちにして
なんか まるでモノ作りならなんでも 的に思われてるみたいだが 既にセオリーがあって 市場が飽和状態なものに 敢えて作る意味を見つける ってコトがまず難しい
どっかに引っ掛かりが 発見できればいいけど 気が重いったら こういうパターンが 一番苦手だわ
年末調整用の 書類提出とか 勤務評価表を提出とか 年の瀬感が じわじわと押し寄せる
そして 待ちに待った あの映画も 宣伝を目にするようになり 当然行く体のムスコの為に 上映予定を調べてみたら
今のところ 近場では神戸 もし姫路でやるとしても あのOSの狭い座席はどうなの しかも3Dのみ ってことで 密かにレンタルでもいいか と思っているのだが
未だ最後まで 辿り着いていない原作より 映像という盛りがあった方が 楽しめそうな気はする にしても 邦題はなんだろうね
まるで 徒歩歩いて何分 みたいな表現の 思いがけない冒険 予想の範囲内で済めば それはもう 冒険じゃないんだからさ
英語の原題のように 旅としてしまったら インパクトが弱い とでも判断したんだろうか 誰か突っ込むひと 居なかったのかね
それはともかく 現代版シャーロックのふたりが ここで共演するらしいので クイーンズイングリッシュが たっぷり聞ける ビルボのイメージも きっと払拭されるね
休日を取った今日は 朝から段ボール箱ふたつに 要らない着物を詰めた
貰いものがどんどん増え 有難いけれど 自分では 用途が見つからないのを 先日一緒に出店した 他の施設に役立ててもらう用
それで少しキリが付いて 久々にミシンの前へ 表地のパーツを縫ったところで さあてどうしよう と手が止まる
このところ やたら冷たい雨の日が多く 縫うものも 単衣では心もとなく 裏を付けた方がいいだろう と考えて
どうせ手間を掛けるなら キルト綿を挟もうか なんてコトを思い 購入してきたワケだけど いったいそれは 表地に縫いつけるべきか 裏地につけるべきか
つるんとした生地なので 表地にステッチが入った方が ニュアンスが出る だろうとは思うのだけれど 何せ初めての試みゆえ 二の足を踏んでいる
未だ体調が万全でないのも 推進力に欠ける理由ではある なんてね もっとずっとややこしい 真綿を手で引いたのを 挟んだこともあるクセに
やらなきゃ 終わらないんだから 頑張るとするか
とつぜん 今月中に二千個 と言う 大量の内職が入った
それしか出来ないコが 暇にならないように ちびちび進めていたのが もう加減せずに 全員でバリバリやっていい ってワケで
みんなが一心不乱に 同じ作業をしている光景は いったいいつ以来だろう 誰が何をするのか 考えなくてもいいのも 本当に久しぶり
そんな中 新しいメンバーが増え 一度教えただけで 直ぐ出来るようになる というオドロキの優秀さで 戦力も補強された
かわりに 動揺したコが 不安定になり挫折 ドミノ倒しでもうひとり と言う 鮮やかな想定内も起こり
またこれから 大騒ぎの嵐がやってきそう な予感を残しつつ 個人的には ホッとひと息なのだった
昨夜も会議だった
いっぺんにすると 時間が遅くなるので 施設職員と ヘルパーの会議を分け 改めて全体で という試み
なので 多少コンパクトだったけど もう夕飯には遅い時間に 直ぐに食べられるものを しょぼ降る雨のなか スーパーで買って帰る ってのは侘しいもので
子ども達が巣立っての 独り暮らしを 夢見ていたはずなのに ひょっとしたら こんな感じかもなー なんてチラッと思った
ひとりでもそもそと 食べていると ムスコが下りてきて つまみ食いされたワケだが それでなんか ホッとしたりして
そういう雰囲気が 恋しくなって いつかまた 小動物なんか 飼いたくなるんだろうかね
いやいや つかの間 体力が落ちているせい と思いたいぞ
昨夜の会議で これから年末に掛けて の話しをいろいろ
その中で 施設を飛び立った はずのひとたちの 残念な動向が いくつか報告された
折角掴んだチャンスを きちんと生かせない ただひたすら 真面目に実直に ということが 本当に難しい
年金があるから 生活には困らない 最低限の保障は いつでもそこへ 戻って行ける安全弁で 自己実現を妨げている かのような矛盾
普通に居たら 障がい者とは判らないはず と言う言葉を 何人もの口から聞いているが その自負と 実際の働きぶりには あまりにも落差があり過ぎる
能力があるのに 手を抜いてよしとする それはいったい どこから来るのか 上位自我が覗えないのは 成育歴のせいなのか
しょせん 社会で役立つ人間 なんて 押しつけの価値観でしかなく ただ存在するだけでいい という究極を わたし達が受け容れるか否か を問われているような気もして
早寝遅起き を心掛けていたが ゆるやかに 風邪が進行してるっぽい
その間 人間不信 に陥りそうな 誰かわたしを 陥れようとしているのか ってな事件もあったが
体調がイマイチなお陰か 落ち込むにも パワー不足で ただもやもやと 晴れない霧が 頭を覆っている
どこにいても およそ考え得る 人間が居たら居るだけの あれこれを 体験するように出来ている のかもしれない
けれども 信じられるのは 自分だけじゃなく 人間関係のなかで 繊細に感じ取ったものも 確かなはずで
もつれた糸玉から 僅かに覗く一本を 放さないように それだけを 思っているのだった
母から 着物と一緒に 入っていた キツネの襟巻きも送る とは聞いていた
でもまさか そんなリアル とは思っていなかったので 荷物を解いて 出てきたときはびっくり
毛並はともかく 手と足がっ 肉球好きだけど 確かめる勇気もなく とりあえず袋に詰めて
うーん よりによってなんでキツネ 憑かれたひとは 近所の猫が直ぐ分ったな とか考えていてふと あれ タヌキじゃね
そうなのだ 母が言ったので 思い込んでいたが 確かにあの顔は 郷公園でも キクとの散歩でも 見たことがある
それでなんか納得 したところで マタギ風に背負う気もなく さあて どうしたもんかな
そのカフェには すごく聞き上手 な店主がいて みんなが癒されて 帰って行くと言う
へえ と窺い見ると その店主とは 離れて暮らす友人で さもありなん と納得した夢
そんな夢を見る程に 珍しくストレスな コトがあったワケだが 考え続けると 事実以上に 問題を太らせるだけなので
自分にもまだ そんな繊細な部分があった コトだけをよしとして 友人にぶちまけたつもりで バランスし直した
さあて 余裕こいてないで そろそろ次の出店に向けて 縫い始めないとだぞ
夕飯時 録画したのが見たい と下のコが言うので 付き合った
何かと思ったら インドでカレーを作る という内容の番組 バラエティだったので 見たい所は 少ししかなかったが
街で買ったスパイスを ホテルの調理場に持ち込んで まずはスターターに 各種ホールのまま 油に投入
今クローブすげー入れたな うん うちなら煮込み用に せいぜい三粒だけどね なんて話しをしながら
メインに使ったのは 骨付きラムだったのだが 冷凍庫に入れてある ラムの1キロブロックを カレーにする と言わないかひやひや
玉ねぎのペーストは そのまま食べても 美味しそうだったし 初めて知る隠し味は すごく興味深かった
さあて ひょっとしてこれから スパイス購入の波が 彼にやってくるのか とりあえずうちのクローブ もう切れてるんだけどな
昨日は いろんな事柄に 次々と気を遣い 買い物をして 一旦荷物を置いて ペーパー類を買って やれやれ
と思ったら ご近所の訃報が テーブルの上にあった 見ると7時から お葬式の打ち合わせ
もう時間が迫っているので 少し遅れる旨 先に伝えておこうと 先方宅に伺うと 暗いしシーンとしている
はい 一日遅かったワケで もうその時刻には 離れた斎場でお通夜の真っ最中 ポストに入れてあった告知を 出すのが一日遅れたらしい せめてドアに挟んでくれたら 直ぐに気付けたのに
はー もう今更着替えて 馳せ参じても 微妙なタイミングだし 今日のお葬式には当然 行けるワケもなく 香典をどうしよう
で結局 仕事に行く前に 誰かにお願いする つもりでいるが 当然隣保はみんな お手伝いが必須なので 何とも気が重い
もうこの旧態依然のシステム どうにかならないものか
仕事について どう思っているか これまた漠然とした 質問が利用者から
大網過ぎて 何を言って欲しいのか よく判らないまま答えたが 判ったとしても 敢えてそこは 外していただろう
みんなのやる仕事が なくならないように それだけを毎日思っている 案の定その答えは あまりピンと 来なかったようだ
食事時 他の職員との プライベートな話を 離れたところから窺って 何か利用者のことを話していた と思う位だから 世界の中心に自分がいる 確認をしたかったのかもしれない
その自己中さは 障害とは関係なく 誰もが大なり小なり あって当然だし 唯一の自分を拓く 原動力にもなり得る けれど
すれ違う女子高生が 自分の噂をしているから 送迎して欲しい となると その世界観では さぞかし生き難いだろうと思う
それが壊れる経験があって 初めて 小さな殻を破って もう一段広い視野を 獲得できるはずだけれど 意外と難しいのが 世界の中心という病なのだ
ガスコンロを買い換えて 念願の三口になった
お払い箱になった方は グリルの網がぼろぼろ コンロの片方は壊れ その上に シングルのを乗せて使い ずっと我慢していた
その力技をいつも 拙いよな とは思いながら 最近のガラストップとか 高くてとても手が出ないので 選択の余地なく
けれど 古い方を捨てる算段ができて これは今しかない ってコトで リサイクルショップで ひとつだけあった三口を
あ 電気ははなっから除外ね コストは勿論のこと 台風被害の時に ガスだけはずっと無事で 温かいものが食べられたのが 記憶に焼きついているのだ
もっとも今なら カセットコンロもあるし あんな経験 二度とない とは思いたいけど 心積もりしておくに 越したことはない
で 新しいけど古い お陰で安く済んだコンロで なんか急激に 料理が上手になった ような気がするから不思議 二つが三つになるだけで 百人力ってカンジだわ
無心でミシンを踏んでいたら 突然耳元で ブーンという音がした
やばいっ 咄嗟に身を屈めつつ 部屋から出て 音の方を見ると 黄色と黒の 模様もくっきりの ドでかい蜂
丁度昼休憩で 帰って来ていた上のコが 笑いながら余裕で 殺虫剤を渡してくれたのだが いやーもう びびったのなんのって
どこから入って来るのか 台所でも たまに発見され その度に大騒ぎ けれど 未だ経路は判らないまま どうやら雨の日に有りがち
集中は一気に途切れ 丁度いいのでブレイクにした もっとも 縫っていたのはまたもや デニムの膝穴補修 仕事で酷使するから どんどん穿けるのがなくなる
今度は厚い帯地を使って ステッチを掛けて 徹底的に補強の二本 本当は昨日今日で そこそこリメイクが進む はずだったのだけど
昨日は温泉で ゆっくりしちゃったし たまには そういうコトも必要だ
秋晴れのもと どの場所で出店か と探したら 酒蔵見学へ行く 通路の途中だった
訪れるお客さん 誰もが見てくれる ワケではなかったが それが初めてには 丁度いい加減な気がした
ド緊張の利用者は やたら商品説明をしようと ワケ解んなくなったり 直立不動で待ち構えていたり もっと気楽でいいと言っても なかなか難しいようだったが
老若男女関係なく ウケる商品なのを 確認できたのはすごく良かった いつも研修でお世話になっている 関係者からは うちの施設のイメージが変わった とヘンなお褒めをいただいた
もっとどんどん いろんな所で売るべき ってコトで 次に繋がりそうな 素敵なお話も飛び出し お披露目した甲斐があった
はー ほんと 自分だけの商品なら なんてことないが いろんなリスクあり過ぎたので 心底ほっとして お土産に買った 生原酒の旨かったこと
自転車がパンクして 徒歩通勤を三日 しただけで ヨレヨレだった今週
どうしても 自転車屋が開いている 時間までに 帰れない日が続き 結局ムスコが 持って行ってくれた
健康のためにいい なんて 自分を騙そうと思ったけど その間 什器用のあれこれを ひたすら苦行のように 持って歩いた
結局自転車は パンクではなく 虫ゴム交換だけで済んで ピカピカになって 戻ってきた
はー 休む間もなく このハード 今日は 本棚を忘れずに さていったい どんな一日になるだろう
みんなが楽しめて 笑顔で居られますように
今度の土曜日は 施設の商品の 一日出店がある
出発時間が早いので 利用者によっては 間に合わないかも となってから 調整をしてもらい 部隊をふたつに分けて 行くことになったのだが
どうしても行きたい と 施設外の相談機関経由で うちのトップに陳情 まで考え出す利用者がいて その熱意に 驚かされるばかり
作って売る と言う ごく当たり前のことが みんなにとっては 初めての経験になるのだから それも当然かもしれない
もっとも 場所は酒蔵なので 賑やかし って感じになりそうだが どうなってもいいように 準備だけは手ぬかりなく
仕事じゃなかったら 試飲もできるし さぞ楽しいだろう せめてお土産に 何か買って来ようかな
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