ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2012年04月29日(日) お揃い

あまりに短かった春
陽射しは既に痛い程で
数ヶ月前に無くした
帽子の代わりを
急ぎ探してきた


値段とか素材とか
消去法で選んだそれを
例のオトメ系が着目し
早速被って鏡の前に行き
オレが被る
とかのたまう

抵抗ののち
買いに行く
となったワケだが
もちろん同伴しなきゃで
しかもなんだか
同じのがイイ雰囲気で

親子でオソロって
勘弁してくれ
母と娘もキモチ悪いが
息子と同じ帽子なんかで
一緒に歩いたら
どう考えても引き立て役だし

羽織の辺りは
まだ面白かったが
これでだいじょぶなのか
ちょっと
心配になってきた

反抗期が過ぎて
単なる揺り戻しならいいが
女子目線でもアカンやろ
どうにか違うのを選ばせるか
こっちが買い直す
しかないだろうなあ



2012年04月28日(土) ドライな処世術

みんなで外出の日
残ったひとりの利用者さんを
ケアしながら
合間にスタッフと話しをした

内容はかなり繊細で
わたしの立場からは
どうにも出来ない部分があり
けれども
常感じていることと
重なる部分満載だけに
聞いた後も思い返している

誰もが
取替えの利かない自分
でありたいと願いつつ
仕事に力を注げば注いだだけ
空廻っていることに
ふと気付いてしまう

犠牲にするものの大きさ
に比較して
得られたものは何なのか
このテーマは
どんな職場でも
人を変えて耳にしてきたが

何の為に仕事をしているのか

ある意味
ドライに考えることでしか
乗り越えて行けない
と解ったように言いながら
それはわたしの処世術であって
何の役にも立たない
突き放した言葉に思えて



2012年04月25日(水) 尽きない泉

体調が良くなったら
ウソのように
意欲満々になって
縫い物再開

って言っても
単に丈のお直しだけど
しかもまたもや
ミシンは使わず
手縫いなんだけど

袖丈と
裾のスリットだけで
ゆうに二時間
それでもいつもなら
死んでるはずなので
得した気分になって

昼間の仕事だけじゃなく
プラスアルファが出来ると
解放感に満たされる
特に閉鎖的な
狭い世界にいるから
なのかもしれないが

他の何にも
気を散らされず
しんとして
布に向き合うのは
広い無意識の中を
探求するのに似て

その充実は
身体の限界を超えて
尽きない泉のように
明日を生きる
新しい力をくれそうで

堪らなくシアワセだ



2012年04月23日(月) 正念場

またもやの風邪で
薬は勿論のこと
レッドブルとか
ローヤルゼリーとかで
何とか乗り切る日々

それでも
昨日いちにち
ゆっくりしたら
かなりいい感じに回復
昼間の不調も
夜の会議には再び回復
こっそりビール飲んで出席
は内緒だけど

その会議で
長期休養の欠員がいる今
誰も倒れられないぞ
ってハナシの最中に
病院に行った職員から
入院の電話が掛かってきた

なので
先日面接&実習のコを
採用するかどうか
段取りもなく
急遽召喚することになり
ここ暫くが正念場と

デジャヴだ
同じ会議の場面で
何度か聞いているその言葉
いったい
どんだけ乗り越えたら
正念場が終わるのか

せめて
突然穴を空けないように
を心がけるだけで精一杯
今週も長い一週間になりそうだ



2012年04月18日(水) イイコト

何かイイコトないかな
と職員が言うので
いいことってなあに
と聞いてみると
うーんなんだろ
だった

それで逆に
楽しいことって何
って聞かれて
二つ答えたところで
バタバタと動いて
話しは尻切れたのだけど

良い事
の中には
自分次第だけじゃなく
恩恵や他力的要素が
少し入っているので
何がイイコトなのかは
ちょっと難しく

楽しい事は
行為そのもの
だったりするので
日常の中に
意外と簡単に
散りばめられる
ような気がした

もっとも
どちらもわたしの場合
列挙しようとすれば
沢山あるのだけど

よく考えたら

楽しい事をしている先に
それに繋がる良い事
が待っているとしたら
それが一番イイな



2012年04月16日(月) ココロの栄養

昨日は恒例の
始発で姫路行き
車窓からはもちろん
姫路城辺りも
桜が満開だった

時間潰しの映画は
バトルシップで
設定の稚拙さも
破壊衝動を解消してくれる
映像を見ているうちに
あまり気にならなくなった

そこへさらに後半
老兵が出てきたトコで
いよいよ降参
こういうのにヨワイ
持って行き方が上手い

とは言え
外に共通の敵が居ることで
手を組むしかないのか
人類のいろんな未来が気になり
その後寄ったお店で
ついシュタイナー本を購入

そこは本屋ではないのだけど
キャラクター雑貨の奥に
かなり偏った品揃えの本があり
以前チラ見した
ツリーハウスの本が
どうしても欲しかったのだ

ちょい散財かと悩みつつ
でも心の栄養になる二冊
本当は他にも
面白そうなのがイロイロで
近くじゃなくて良かったなと



2012年04月13日(金) オトメ系

今日は
早くから予約していた
ムスコの通院に付き添い

朝一の予約だったけど
きっと終わるのは
昼頃だろうと
時間を潰すための
縫い物持参で準備万端

診察が終わり
案の定の検査3点セット
そのメニュウを見て
これ後廻しじゃダメかな
と言うので
何かと思ったら採血

マジ血苦手
なら見ないようにして
却って先に終えた方がいいじゃん
と背中を押し
呑気に針を動かしていたけど
なかなか戻って来ず

暫く経って
ご家族の方はと看護師さん
何事かと立ち上がり掛けたら
採血中にえらくなり
横になっている
と聞いて
つい笑みを抑えきれず

それからさらに待ち
ニヤニヤしながら
戻ってきた本人によると
途中で気を失い
車椅子でベッドに運ばれたそうで
だから言ったのに
って

思わず
オトメか
と突っ込みを入れ
まるで中世の貴族の娘みたいに
レースのハンカチを持って
ふっと倒れる図が浮かび
可笑しくて

また気分が悪くなったら
誰でも呼んで下さいね
と送り出されるも
他は無事にとっとと終わり
桜を見ながら自転車を走らせ
早めのお昼ご飯を
たらふく食べたのだった



2012年04月12日(木) 春祭り

こういう仕事をしていると
自分の子供を
育てる自信がなくなる
と若い職員が漏らしていた

そこには
いろんな意味があるのだけど
でも自分の子供となると
また違うもの
と言いながら
それは成長を前提にしている
からこそなワケで

またもや
刃物騒ぎから始まった今週
その経験が
何かに繋がることのない
飽くなき繰り返しに
付き合う根気を
どう奮い起こしたらいいのか

なんて
思う間もなく
今度はさらに
複数人を巻き込んで
さながら春祭りの様相
折角春休みが終わっても
静かな日々が戻る所ではない

いよいよ問題は
本人の成長云々ではなく
周囲の安定を
どう守っていくか
に絞られる気もして



2012年04月08日(日) 麻紐

デニムの膝は
ぐるぐるステッチ
だったのだけれど
どうもそれだけでは
ダメージを隠せず
唐草風に葉っぱもプラス

さらには
褪せた色を
少しでも紛らわそうと
似た色の絹糸を
糸ケースの中から探し
繊維に添ってちくちく

ちょっとそれは
かけつぎにも似て
途方もない作業なのだが
ちまちましたややこしいのは
結構ハマル

そして
何となく紙サイトを覗いたら
細い麻紐を扱っていて
それを見ているうちに
ざくざくと並縫いで
変化をつけたい生地が浮かび
思わず注文

なかなか
活用できないパーツも
多々あるけれど
これなら直ぐに取り掛かれる
っていうか
取り掛かって欲しいぞ自分



2012年04月07日(土) 危機感

昨日は
先月の会議で
懸念して話題に出した
そのままのコトが起こり
そうならない為に
提案したはずの解決策が
終業後メールで廻って来た

このまま
まぐれみたいに
今日は無事な一日だった
で行くのかどうか
それでは済まない時が
きっと来る
と思ったからこその
進言だったのだが

何かあった今
策を打てるなら
あの会議後だって
ずっと出来ていたはず
敢えて経験しなければ
ダメだったのだろうかと

世の中の
フクザツな仕組みの中で
なんで
と思うようなコトが
ここでなら
ごくシンプルに行くはず
って気がしていたけれど

危機感はやはり
人によって温度差があり
それがちゃんと伝わるには
少し時間が掛かるのだろう
きっと



2012年04月06日(金) 見えない鳥

まるで
リゾート地の朝に
鳴くような鳥の声が
窓の直ぐ外でしていた

その声の主が
どんな姿なのか
以前から気になって
調べたりもしたのだけど
よく判らないままで

こちらに来るまでは
見たことのない
瑠璃色のぷっくり鳥を
街で見かけては
あいつだろうか
と思ったり

今朝も
こんなに近くで
聞いたことはないので
窓を開ける誘惑に駈られたが
ブロック塀との
僅かな隙間に下りる
気配だけを楽しんだ

直前に思っていたのは
地球をキャンバスに
人が造り壊す
飽くなき繰り返し
だったのだけれど

その中で
壊されないものの存在を
知らされたようでもあり



2012年04月05日(木) お家の楽しみ

今日も6時には
スッキリと起きて
さっさと洗濯
いやー本当に
いくら惰眠しても
眠かった頃がウソのよう

歯医者までのしばしを
デニムにステッチして過ごし
帰ってからは
生パスタのカルボナーラを作り
再びちくちく
あーシアワセ

今日はちょうど
わたしの金星水星付近に
太陽がやって来て
まさにオウチが楽しい
そのものを実感

二階からは
ケルトのホイッスルの
ちょっとマイナーな
音階が流れてきて
雨降りの午後が
ゆったりと過ぎる

縫い疲れたら
図書館で借りた
本を開こう
そして今夜は
何を肴に飲もうかな



2012年04月04日(水) 母への感情

内職の最中
子供と一緒に居て
楽しい時ってあるか
と利用者に聞かれた

いつも楽しいよ
と答えると
うちのお母さんに聞いたら
あんたどしたんて言われた
そうで
そこから母への不満が山ほど

いやいや
実際子供から言われたら
わたしだって
キモチわるっ
とか言うよきっと
親子ってそんなもん
とフォローしたのだが

バイオリズムのように
繰り返す感情は
いつか親の言葉に
乱されないような
自立を見ることがあるのか

それは
いっぱしのオトナだって
未満のひとはいるので
障害があるから無理
っていうコトでもなく
こうすればいい
なんて簡単な法則もないけど

せめて
愚痴っているその中で
如何に親に依存しているか
知ることが第一歩かもしれない
と思いながら
しばし会話を続けたのだった



2012年04月03日(火) デニムのパッチ

リハビリは
デニムの接ぎ当てから

って
またいつもの
なかなか本道に行かない
パターンだけど
買って一年経たないうちに
膝に穴が開いたのが三本

恐らくは
畳に膝を着いたり
床で裁断機とか
日頃の動きのせいなので
今無事なのもいずれは
同じ目に遭うはずで

ダメージを穿くには
もうイタイ歳だし
かといって
膝パッチは
もっとイタイ気もするが

どんな布を使うか
悩んでは一向に決まらず
続々放置していたのを
とうとう思い切って
こてこての和柄で

自然に散らす
とかの構想は
手縫いで時間が掛かるうちに
どこかへ吹っ飛び
問題の箇所にプラスして
ポケットにだけ
あしらった


穿いてったワケだけど
本人程には
誰も気にしちゃいないし
穿けばそれが普通になるもんで
次もやっちゃう

今度はも少し時間を掛けて
刺し子糸でステッチをしたい
穿くたびに
次第に広がって行く柄
ってのも面白いかな



2012年04月01日(日) リハビリ

あまりにも長かった
一週間を払拭し
まだまだ続く
春休みを乗り越えるべく
志を新たにしたい


そういえば
開店一周年を忘れていた
何かお祝いでも持たせるべき
だったかもしれないが
伸びたムスコの髪を
括ってあげただけで
送り出してしまった

っていうか
女の子が欲しい
とは
つゆ程も思ったコトがないのに
ホントいろんな経験を
させてくれるわ

春がどんどん進まないうちに
彼の服を縫わなきゃ
なので
今日はようやく洗濯
裏に渡った銀糸を
保護するためにも
裏地が必要と決定

なんて
またややこしくなって
本当に縫えるのか
この疲れる日々を思うと
全く自信はないが

長らく動かしていない
ミシンと
わたしのリハビリの為にも
頑張らなきゃなあ


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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