もう水曜日 カウントダウンは どんどん 加速していく
ラッピングは 全部ひとりでやって あと少し 納品予定の商品は 再点検してからの 裁断が残っている
それが終わったら 友人が声を掛けてくれた 一日出店の準備を 本格的にしよう と思っていたら 10日過ぎに入荷の 内職のお話しが
すごく急ぎらしいので ともかく出来る分だけでも ってコトで ちょい控えめに応じたが この切れ目ない波は 本当に有難いばかり
外から頂く仕事と 生み出す仕事とで 忙しさには拍車が掛かるが その分 少し高いハードルを ひとつ超えふたつ超え いい経験をさせてもらっている
波に押し流されないように 同じ進度で 進めるうちに ずんずん進んで この感覚を 身体に沁みこませたい
二階の作業部屋までは 上がって来られないが できれば少しでも 賃金が欲しい という利用者がいて 悩みの種だった
何でもこなせるなら 勿論問題ないのだけれど 単純作業で しかも場所を取らず 納期は関係ない そんな内職を望んでも そうそうあるワケもなく
仕方がないので そういう人にも やってもらえるような 新しいアイテムを考案し 早速足りない材料を注文
一番簡単な工程は ただ袋にソレを入れるだけ もしもっと可能なら 染め紙を折ったり貼ったりと 能力に合わせて 三段階でやってもらえる
もっとも どんなに簡単だって 賃金分の仕事が 出来るとは到底思えず ただ施設に来て 無為に時間を過ごすよりは という苦肉の策
少し前なら 賃金分を如何に出すか ってのでカチカチだったけど ともかくお金にならなくても 何かすることを与えるのも 重要だと思えるようになった
特に自由に動けない人は 口で他人を動かそうとするから エネルギーを使ってもらわないと 周囲がすごく大変になる そういう意味でも 仕事効果は大きいはずだ
なんでこんなに疲れるか って位 ダメダメな今週
ともかく夏休みは フォローの職員が 子供達に掛かりきりで 仕事のメンバーを ひたすらひとりで見る ってのが本当にキツい
あと少し 頑張れじぶん
で 非常に神経を遣う ネームカードがようやく終わり と思ったら またもや突然の 大量内職が入ってきた
後の段取りは総崩れ なのだけれど 細かく采配しなくていい みんなが慣れた作業なので 正直ほっとした
そっちは全員に掛からせ わたしはひとりで ラッピングの工程を 着々と進められる あー なんて ストレスフリーなの
慣れた作業で おしゃべりが酷くなったら また数の目標でムチ打って 大人しくやらせようっと
お盆休みの最終日に 思い立った創作は またもや 素材を組み合わせるだけで 終わってしまった
なんつーか 布から暫く離れてみると その柔らかく 変幻自在ぶりが 平凡な脳みその 限界を知らしめる
その点 紙って かっちりでいいので 箱屋のムスメとして 育ったわたしには 血のなかに 馴染んでいるのかも
なんて
さんざリメイクをしてきて 今更な気付き でも 古いオトコを 捨てるような仕業はイケナイ
って それも 本性かもだけど ともかく
頭を柔らかくするために 図書館でいろいろ物色 なんかこう 瞬時にスイッチを変えるような 上手いメカニズムを 自分の中に構築できたらなあ
二兎を追うものは って突っ込みは どっかに置いといて
材料の紙が 足りないかもしれないので 追加注文
どうせ 送料を使うなら 一緒に頼んでしまおうと 一連の製作が終わったあと やることが無くならないように 新たなアイテム作りを想定
外側からは それと判らないような 素敵なカレンダーが作りたく 中身を見せて飾るのに どんな仕組みにすればいいのか 図を描きながら思案
そこからさらに 側に使う紙のサイズを考え ようやく注文となったワケだけど もうともかく 形になったトコが見たくて 肝心のコスト計算が抜け落ちてた
紙の値段は問題ないが 手作業の部分が多いので 12枚仕様だと いったい幾らにすれば見合うのか かといって6枚だと 想定したデザインに嵌るのか
まあいいや この10年何度も作ろうと 思っては挫折していたのだから また試行錯誤してみるさ
まだまだ先 と思っていたが 結婚式関連グッズも そろそろ カウントダウン
来週には ネームカードを 再来週には ドラジェ替わりの品の ラッピングを終わらせ ほとんど時を同じくして 別件の注文品も 納期がやってくる
加えて 仕事のメンバーと一緒に 式の司会やら 受付を担当するので 利用者の服装を含め 予めのチェックが 必要だったりして
他人の結婚式なんて いつ以来だろう って感じだし ましてや お出迎えの立場は わたしだって初めてで イメージし難いが
ただでさえ 小さな事に 神経質に反応するコ達を 不安にさせない為にも ここは 既に百回もこなした体で 図太く行かないと
っていうか これも仕事なワケだけど ある意味 ムチャ振りの 極みかもしれないな
休みが明けてみれば またどろんどろんの 世界が待っていて しばし離れたダケに キツさ倍増
仕事のメンバーは ひとりひとりが 別の作業をしているので あちこちから 名前を連呼され いちいち確認を求められ いい加減気が狂いそう
そこへまた 相も変わらず 利用者同士のゴタゴタ 毎日毎日よく飽きもせず 騒ぎのネタがあるもんだ と感心さえする
今夜の会議で 夜ふと目覚めると 利用者の声が 幻聴となって悩まされる なんて話しが出て もう笑えない位のあるあるで
神経が病んでいく って 誰にでも有り得るので 自分のタフさを 過信してはいけないと つくづく思うこの頃
いつものサプリに加え ビタミンと鉄分入りの フォーミュラも注文し 少しでも長く 頑張れるようにと 準備は怠りない
ご飯だけ いっぱい火を使って 力入れて作って あとはテキトー に過ごしていた盆休み
休んだら 何か楽しみが欲しくなり いや ホントは苦しみも一緒の 創作へとこころが
泥臭い清潔感 そんなのあるかい と突っ込みを入れつつ かたち未満のイメージを 宙に追う
まだ見ない 初めての でもずうっと どこかに仕舞われていた はずの とびっきりを取り出したい どこまで出来るかな
遊びをせんとや 生まれけむ
コンビニで 男の子に挨拶され 分かりますか と聞かれたが 誰やらさっぱり
イマドキのあんちゃん って感じだったのだけど 小学生の頃には うちに泊まったこともある 上の子の同級生だった
えーっ 痩せたね 思わず言ってしまったが 昔が太すぎただけで よく見ると けっして細くはなかった
坊主頭しか 記憶にないので 髪が伸びたせいもあって こんなに変わるのか とひたすらオドロキ 家に飛んで帰って早速報告
ふたりは ニヤニヤしながら聞いていたが 考えてみれば うちのコ達も 他人にとっては 変貌を遂げているわけだ
っていうか 直ぐにわたしが分かった ってコトは 変わっていない ってコトなんだろうか
それはそれで いいのか悪いのか 微妙な気はするが 彼らの10年と わたしの10年では ワケが違うんだよな と今更ながら
昨日は仕事のあと 利用者も含めて そのまま 納涼バーベキューに移行
夕飯に帰れないので 早朝から子供たち用に ビーフストロガノフを作り ビザを炭火で焼く というオプション企画のために あれこれ準備をして出かけた
お昼ご飯の手伝いをしているうち なんか調子が悪くなって 貧血っぽく冷や汗まで出て 余程早退しようかと思ったが 機嫌が悪いコの相手を 涼しい部屋でしばししたら復活
久々に作るピザ生地は ナゼか中力粉を買ってこられ 仕方ないので小麦粉を足し 秤がなかったので 全てが適当分量のまま やっつけで進行
もう明日には大阪へ移動する という福島のコ達にも手伝ってもらい バーベキューの下ごしらえと 10枚分のピザの用意が終わり 後は焼きに入るだけとなり
最初は焦がしつつも 生地が絶品と大好評で 二十歳の誕生日の職員には ケーキの替わりに ロウソクのないピザを 丸ごと一枚進呈し
限りなく満月に近い 美しい月の下で 汗だくの宴は 延々続いたのだった
福島から ボランティアがやってきて ひとりは施設で オシゴトを手伝ってもらう ってことで 商品作りを一緒に
若い女子の登場に 同性の利用者は 微妙な雰囲気で そんな綱引きを見るのが ちょっと面白かったりして
明るいけど それだけじゃない 初めての場にも すうっと入って来てくれる 柔らかい感性が有難く
うちのコ達には 難易度の高い工程も 手早く綺麗に どんどんこなしてくれて お陰で大助かり
ふたりきりの会話の中で 学生の彼女が 福祉の勉強を志した その理由を問うと 現在進行形の 深い事情があった
ただ単に 興味本位では こういう場所にまで やって来れないと思えて よりよい未来を 願わずにはいられなかった
未だ家の一階は エアコンを使わずにいて この調子なら結構イケそう なんて思っていたが さすがにここ数日 ちょっと辛くなってきた
まあ もう少し頑張ってみるけど リスがいた昨年は もうとっくに使っていたはずだし 年をはさんだ生活が 随分変わってしまったことに 今更ながら驚く
まるで志半ば みたいに軌道修正したけれど 今の職場に居て 一緒に仕事をする職員たちとは どこかで 約束でもしていたような気がする
小さなシンクロは 手品みたいにいろいろ出てきて そのどれもが わたしをちゃんと ここでしか と思わせるための 巧妙な仕掛けみたいで
念じて念じて ブレないように 負荷なんか掛けなくても 必要なことには 導かれて行くのだと 知らされているようで
あんなに いつか の先ばかり 考えていたのが 憑き物が落ちたみたいに ストンとなったこの感覚が 改めて不思議だわ
半分のサイズの サンプルは渡したが 値引きは10円のみ と ほんのオシルシ程度
だってむしろ 紙をカットする手間が 増えたぶん オリジナルサイズよりも 高くしたい位だったのだ
解っちゃいるのよ バッグに入れやすい とか何とかより 半分なら すごく安くなる と思っているのは
本当に大きさに拘るなら それでも小さい方を選ぶはずで 結果いただいた注文は 元のサイズで となりましたさ はーやれやれ
今回そもそも 何が出せるのかが 途中段階だったもんで わたしも随分と 振り回されたのを反省
お陰で 自分の仕事ばかりが増え 夏休みでヘルプはいないし 大量内職の納期を考えながら 利用者を見る合間を縫って あれこれするのは 本当に大変だった
しかし本番はこれから ひとりで作るなら 何の苦労もないが 各過程は 誰でもできる とは言い難く またその構築が問題だ
昨年一昨年と お祭り出店で 楽しむどころではなかった 花火を見た夕べ
やっぱり祭りは お客さんがいいわー と思いつつ 腹の底に響く音を たっぷり味わった
花火のあと 夜店を巡り その成長ぶりに驚いた と友人が言う 下のコのバイト先に寄った
ちゃんと店先で 焼きソバいかがですかー なんて声を張っていて もうひとりのコに 指示なんかもしちゃって 家とは全く違う姿が新鮮
実は次第に シフトの時間が短くなり 他にバイトを探す 算段をしているのだけれど この経験があれば 他所でもちゃんと ヤレるんじゃないかと親バカ
上のコは 36時間労働で 驚異の頑張りを見せてくれたし きっとこれからも 仕事が彼らを 大きく成長させてくれるだろう
仕事終わりでそのまま 友人の展示会へ
感覚では もう一ヶ月位先 のつもりでいたのに あっという間に日は過ぎて 最終日になってしまった
何度か訪問したことのある 見慣れた玄関先から 既にずっとそうだったみたいに 古物が置かれ なのに小ざっぱりとした いい雰囲気が出来上がっていた
上がった和室は 作り手ごとに スペースが作られ なんてことない四角の空間が 立体感のある使い方で 奥行きさえ感じられる
そして 素材やテイストの違う いろんな小物とリメイク服が 違和感なくまとまって じっくり見ると ひとつひとつが ちゃんと際立ってくる
そういう中で お気に入りを見つける という行為は 自分自身を丁寧に観る のに似ているかもしれない
なんて思えて つかの間で 癒やされたのだった
はー 昨日寝たお陰で 復活したはずの今日 夕飯を食べたら 気を失っていて 効果はあっけなく切れた
長々引っ張ったサンプルを 改めて二種類持って行き どちらか選んで下さい ってコトで ようやくキリがついて スッキリー のはずだったのに
通常より小振りのそれの さらに 半分のサイズを作って欲しい と言われ もういい加減 開いた口が塞がらない っつーか まだ続くかって感じで
どうぞ 市販のを買って プリントでも何でもして下さい と 丁重にお断りしたい気持ち山々 でもこれで終わりにしたら ここまでの労力は無駄になる
と また同じコトを考え 自分を宥めてはいるが ひょっとして その方が 傷が浅くて済むかも とさえ思えてきた
このループ いったいいつまで っていうか もし注文もらえても うちのメンバーの 誰が掛かれるだろう なんかそっちも心配になってきた
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