ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2011年06月30日(木) 頑張る実感

ない時は
まったく何もなく
新商品製作を
振り分けるのにも
苦労したのに

急に内職が増えて
次々材料を持って来られ
置き場に困り
嵩のある以前からのは
ストップさせる始末


能力の低いコたちにも
新しいコトをと
一番簡単な作業を選んで
挑戦してもらっているが
その点検に
ムチャクチャ時間が掛かる

たった一円のその仕事に
どれだけ労力が要るのか
自分でやってしまえば
どれだけ楽だろうと思いつつ
でもそれじゃあ何にもならない

ゆっくり丁寧に
なんてコトバは
一瞬にして宙に消え
大量に出来上がってくる
ぐちゃぐちゃを前に
勤めて忍耐

いつか
上手にできるようになる
とは正直思っていない
新しいことに向かって
頑張っているのだ
と本人が感じられるなら
それだけでいい



2011年06月28日(火) 捜索隊

いやだけど
暑い
が挨拶代わり

パニック脱走
の常習犯はこのところ
作業の部屋を分けて
独りで集中できているお陰で
仕事中は極めて穏やか

けれど今日は
先月からの利用者が
トイレに行く
と言って
そのまま所在不明になった

先週はたまたま
数人で近所の公園にいたところ
道を歩く姿を目撃し
声を掛けて戻したが
そういう認識があっただけに
みんなテンパったらしい

大人とは言え
家までは歩く距離ではなく
しかもこの暑さでどうなのと
作業中の職員も
バタバタと捜索に駆りだされ
やじ馬気分のわたし

結局小一時間して
確保されたのだけど
そもそも利用は本意ではなく
家族の希望ってトコに
やっぱ問題があるんだろうな



2011年06月25日(土) 千鳥足のドリル

今夜は
恒例の職員会議のあと
新人の歓迎会をした

んで
その最後に
テーブルの上を片付け
何が始まるかと思ったら
雑学的なドリル問題を
15分の制限時間内に
50問解くというオマケつき

アルコールが充満した脳内は
まったく千鳥足だったが
まるで
めちゃイケのバカ女のごとく
採点した結果とともに
珍回答が披露された

個人的には
エキスパンダーを
拘束具と書いたのが秀逸で
まりもをまりもっこり
とか
東インド会社を西日本会社
とか

サラエボ事件を
2.25事件なんて
6でもねーし
とか
真面目に知恵を絞ったあげくの
残念な回答が続出で
涙を流しながら笑った

後から知ったのだけど
古いメンバーは
既に同じ問題を
解いたことがあるらしく
なのにどうして
と言う懲りないバカっぷり

いやーもう
こんなに笑ったのって
いつ以来だろうって位
本当に楽しかった



2011年06月22日(水) チャンス

あぢあぢで
疲れも倍増
毎日起きるの辛いし
胃が弱って痛いし
ローヤルゼリーとサプリで
何とか過ごしていたら

新商品がらみで
ちょっとした数の
注文を頂けるかも
となって
頭はフル回転
俄然火が点いた

最初お話しに行った時には
具体的になったらまた
みたいな感じだったのに
施設に戻って数時間後には
また
がやってきた

商品そのまま
ではなく
とある啓発のために
コピーなど入れて
簡略バージョンの
サンプルを作って
オッケーが出たらの話だけど

相手先は堅いし
今回のが良ければ
また次もあるかもだし
何より
確実に賃金の足しになる

バザーの話しの後
さらにお祭り出店も蹴り
この殿様振りが
勘違いだったらどうしましょ
なんて気もしたが
これこそまさに
チャンスと呼ぶに相応しい



2011年06月18日(土) 二階から素麺

仕事をしながら
お楽しみ企画のハナシ

流し素麺の
提案には笑った
何でも
ある職員の家では
竹を切って樋を作り
子供達と盛り上がるのだそう

なので装置は作るから
どうかって言うんだけど
もうそうなったら
なるべく上流じゃないと
食べる気にならない
と咄嗟に思ったワケで

しかもそれはどうやら
仕事場のある
二階から流すイメージらしく
だと角度的には庭を越えて
隣の駐車場まで
遥かな距離のになるのか
または滝のように
激しく庭に落下するのか

まるでマンガみたいだけど
そんなのを始め
話しは枝葉に広がり
意見はバラバラで
みんながノレるような
結論には一向に到達しない

日帰りでどこか
はもちろん
お泊り
とか冗談じゃないが
ともかく遊びとなると
俄然勢いづくコもいて

なんでもいいけど
とりあえず次の日は
休みにしたい
そう思うのはわたしだけか



2011年06月17日(金) タイミング

眠ったままの
ロックミシンを使えれば
新しいアイテムができる
と思いながら過ごしていたら
内職の話しが来て
使い方を教わることになった

それは普通のと同じく
端をかがりながら切り落とす
というものだけれど
隠れてしまう縫い代の端ではなく
表に見せたままで通用する
かなり高価なもの

結局直ぐの内職は
納期が短すぎ数が多すぎて
またの機会になったけれど
教わった本人は
もうバッチリ使えます
と言ってくれているので
新商品に活用する予定

そして
申し込みが今日まで
と言うバザーのチラシを
急に見せられ
参加を問われたが
悩んだ末に断った

普段とは違う利用者の多い
土曜日の午後四時間だけ
ということだったので
送迎の段取りも人員も
全くイメージが湧かなかった

必要なことは
思いがけないタイミングで
やって来たりするけれど
チャンスが来たからって
その全てが
自分のために用意されている
ワケではない

そんな風に思った
今日のふたつのエピソード



2011年06月15日(水) 曖昧な自我

とあるコトバをきっかけに
ネガティブモードへ
スイッチが入りっぱなしで
また今週も
毎日毎日ガタつくヤツ

もうそうなると
やたら絡むチンピラ
みたいなもんで
ワケわかんないようでいて
実は相手を選んでいるのが
タチ悪い

今朝もガタガタ騒いで
パニックになりかけていたので
離れた廊下越しに
魂込めで名前を呼ぶと
ハッとしたように
真顔になってわたしを見
直ぐに落ち着いたのだが

もう随分昔の
同じような場面を思い出した
まるで何かに
乗っ取られでもしたように
顔に膜が掛かって見えるのは
彼のそういう瞬間だけではない

その特有の顔つきを
別々の人達で何度も見ていて
わたしはそれを
自我の曖昧な表情
だと勝手に名付けている

シュタイナー的にはきっと
アストラル体の損傷が
原因として先に来るのだろうが
その上に立つはずの自我が
アストラル体に働きかけるだけの
力を持っていないのだと思う

だからこそ
そういう相手を制御する為には
普通の声ではダメで
ただの大声でもなく
魂体とも言えるアストラル体に
きちんと浸透する
魂からの声でなければならない


これは曲解による
ゆりゆり的迷信



2011年06月13日(月) 近いが一番

久しぶりの歯医者通い

痛かったら左手を挙げて
というコトバどおりに
マイクを持った
フレディさながら
爪先までピーンとしたまま
暫く固まった

レントゲン見て
死んでる
って言われた歯は
それで
死にかけ
に訂正された
明解過ぎて笑える

本当の真価は
治療後何年持つか
だと思うので
少々のコトでは動じない
新進気鋭の先生は
評判は悪くなさそうだけど
決め手はともかく近いから

そこが出来るまでだって
他にもいろいろ
新しい歯科医院は特に
設備も最新式だし
説明も丁寧で優しいとか
逆に言ったら
横並びだったのだけど

治療以外に
余計な時間も労力も
掛からないのが何よりいい
行ってみて
やっぱりそれを
確認してきた次第



2011年06月12日(日) 気持ちの旬

先日
何か材料になるものをと
お店を廻っていたのだが
過去に購入して
また使いたいと思っても
ブームが沈静化すると
扱っているものも
変わってしまう

ビーズの種類は
格段に減ってしまったし
今のマクラメ用より
もっと細いコード類や
絵手紙流行だった頃の
沢山種類が揃っていた
特別な紙も今はない

その代わり
和布に合わせて使いたい
幅広いリボンや
手作り鞄用の材料など
過去には見なかった
種類のものがある

いつか縫う時のために
なんて思って
買い込みたくなるけれど
その時に追加が欲しくなれば
きっとまた同じように
ない
を感じるんだろう

結局それって
今を生きていない
ってコトかもな
自分の歩みは
ちょっと焦点がズレていて
先を思う今なのに
その先に辿り着くと既に遅い
みたいな

今必要なモノは今
だし
気持ちの旬に
行動が追いつかないと
その時になってみて
必要なものは
違っていたりもするのに



2011年06月10日(金) 戦闘モード

いやー
今日はマジ切れして
利用者はもとより
職員も眼がまん丸だった

恐らく他人にとっては
そこまで怒るか
っていう
取るに足らないコトだけど
場所と相手が違えば
確実に手が出ていた
つーかボコボコにしたかった

気圧されたヤツは
ひたすら土下座だったが
その周囲で
本気で怒ったら
こんなに怖いんだ
という囁き声
今思い出しても笑える


二度と同じコトをするな
という言葉が
余程効いたらしく
覚書のためのノートを
ようやく
持ってくる気になったらしい

勿論
それでおっけーだとは
つゆ程も思っていない
確実に戦闘モードへと
スイッチを入れたのだった



2011年06月08日(水) 手紙

野菜ジュースと
ポテチを見て
ひょっとしたらうちって
余裕あるのかと
子どもに聞かれた
ほほ
不憫すぎる

でも既にヤツらは
パソコンパーツだとか
何やら好きに購入し
わたしには理解不能の
コトバ混じりで話しをする

一人前ぶりたいけど
まだまだだよ
と思わせる現実には
ちゃんと自分で向き合って
乗り越えて行こうとしている

そんな子どもたちにも
もらったことのない
たどたどしい文字が並んだ
手紙を何度となく
開いては読み返す

何もすることがない休日に
時間を掛けて書いただろうそれは
少女が友達に向けた
また遊ぼうね
みたいな
なんてことない内容だけど

どんなに歳を重ねても
その文章のままだろう彼女と
誰の中にもいるはずの
小さな子供の部分を思い
読むたびに
胸がいっぱいになる



2011年06月06日(月) 切る

待ちに待った
裁断機がやってきた
つっても
とうに届いていたらしく
言われるまで気付かなかった

不良だったら困るので
早く試してみなければ
ってワケで
まずは新聞の束など
あっけなくサクッと

問題は
紙厚がある場合
真ん中ではなく
端の部分が咬まずに
綺麗に行くかどうかで
その為に
書籍を電子化する時にも使える
というパワーのを選んだのだ

さすがに
裁断能力は充分
紙押さえ部分に
クッションを挟んだり
押されて皺にならないように
上部に余裕を持たせたりと
さらに工夫を重ねて試してみた

その断面の美しいこと
まさにイメージどおり
これを知ってしまったら
切らない過去には戻れない
何より心配だったけど
使えて本当によかった

大きく前進しましたね
と言う利用者の言葉に
激しく同意
折角買ってもらったのだから
沢山活用しなければ



2011年06月03日(金) 緊急会議

まだ大丈夫
なんて
思った先から
それをあざ笑うかのように
またまた事件勃発

いろいろと反省点はあるが
正直言って
帰りたくても
家の鍵は持たされていないし
保護者に連絡も付かない
仕事先も休んでいる
ってどうなのか

ひとりで出れば
何か問題を起こす
かもしれないが
家と施設の往復だけで
まるで自由がないのに
パワーは有り余っている

鬱積したものを発散し
けれど感情的には
スッキリしないものが残り
それを引き摺ったまま
また朝を迎え
休むことも許されず
連れて来られる

周囲の対応ひとつで
爆発しなくて済むとしても
それで過ごす日々の中に
あのエネルギーを
昇華するだけの
他に何かあるだろうか

なんてね

そんなコトを思っても
仕方がないので
せめて無闇に
パニックを起こさせないよう
今夜の緊急会議の内容をもとに
また明日を頑張るしかない



2011年06月02日(木) ハードなステージ

自分が自分の
味方をしなかったら
誰がする

言っていて
どうかとも思うが
一対一で話すとき
いつもの落ち着かなさは
どこかへ消えて
真っ直ぐに捉えようとする
わたしの眼から
やつの視線は離れない

これでひと安心
と思った先から
毎日毎日混乱の大騒ぎ
けれど
コトの核心は
極めてシンプルなので
その一点を摘まみ上げる

対処法を繰り返して
それでどうなるのか
もっと何か方法はないのか
兆候があったからって
回避すれば済むのか

いろんなぐるぐるはあるけど
それで帰ると
神経がちりちり焦げて
休まらなかったりするけど
朝になって
再び自分を確認し

また向かえる
まだ大丈夫
とか思ってしまう
そんなタフなわたしでも
相当ハードな
ステージには違いなく
クリアする瞬間なんて
訪れないだろうけれど


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