ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2011年05月28日(土) トリックスター

夕べの会議はまたもや
11時近くまでだったのに
今日やって来る
お試しの利用者と
施設見学者のコトは
スルーってどゆこと

それはともかく
雨降って地固まる的に
昨日の騒ぎの後も
今日も引き続き
お仕事部屋は非常に
いい雰囲気だった

みんなで楽しくワイワイ
と言うのが
騒ぎの張本人の希望だったが
それにはまず
ひとりひとりが仕事に対して
きちんと取り組んでいるのが
大前提と諭してはいた

だからこそ
お互いを尊敬でき
臨機応変に分担をし
出来ない所はフォローし合い
そういうやり取りに付随して
他の会話のキャッチボールも
成立するのだと

それがどこまで響いたか
いつもなら
みんなより少し先に
仕事を上がってしまうのだけど
お昼休みも仕事終わりも
ちゃんと時間が来るまで
頑張ってくれていた

密かに
みんなの中での
彼のポジションは
トリックスターだと思っていたが
見事にその役に徹し
自ら笑われ笑い
楽しく過ごすことが出来た

何かが融解したかのような
和やかなこの感じは
ただの仲良しクラブ
ではない所に価値がある



2011年05月27日(金) 限界突破

恒例の会議は
今日の噴出劇で盛り上がった

昼間留守だった職員が
その場に居たかった
という程
過去にない位の動揺ぶりと
それがウソのように
陽転した顛末

例えそれが
誰かを傷つける結果になっても
思ったことは言おう
言わずに相手の思いを
あれこれ想定しても仕方がない

仕事のメンバーの中に
そういうスタンスが浸透し
だからこそ
何度も騒ぎになるワケだが
ぶつかってぐちゃぐちゃになって
少しずつお互いが解っていく

当人達も職員も
それにはエネルギーが必要だけど
場所にも人にも
他に代わりはなくて
ここでダメなら何処でもダメだし
誰かひとりがいなければ解決
ってコトではないのだ

そういう意味では
関わるみんなが
とても濃い勉強をしていて
障害があるから無理
という
最初に出て来る言い訳は
何の楯にもならない

個人の限界は
他人と交わることで
否応なしに破られる
そんな確信を持った日だった



2011年05月24日(火) メデタシ

エスカレーターみたいに
上がり下がりした日だった

もうほとんど
完成のつもりでいて
最後の仕上げの前に
積み重なるソレを
愛でていたアイテム

その最後とは
裁断機を使うはずだったが
いよいよになって
綺麗に切れないことが判明
あまりにもガックリしすぎて
直ぐには
次策を試す気も起きなかった

はー
そもそも
最初に確認すべきだったが
みんなの手が空かないようにと
他の工程ばかりを
どんどん進めてしまったのだ

休憩をはさんで
カッターでちまちまとか
やってはみたけどお話しにならず
かといって
大妥協して裁断せずを想定し
改めて手にとってみるものの
それではどうしても
商品として出せるレベルではない

もうこれは
使えるやつを
新規購入してもらうしかない
本当はもっと早い段階で
お仕事メンバー専用を
おねだりしたのだが
既にあるのを使うってことで
話しは終わっていた

もしその時に
オッケーが出ていたら
何も考えず
同じようなのをもう一台で
済ませていたはずで
このタイミングでなければ
というミラクルに
少し気を取り直し


如何に必要かを
先に説明しておいて
値段によっては
というコトバをいただき
ネットで調べた
意外に安い金額を持って
再びおねだりしたのだった

さあて
果たしてこれで
メデタシと行くかどうか
オッケーをもらって
既に気持ちはすっかり
解決したつもりなのだが



2011年05月23日(月) 集団のパワー

小物を作っていると
つくづくそれらは
集団パワーだと思える

たとえ
ひとつとして
同じモノがなくても
人の手に渡れば
ばらばらになるとしても

わんさか集まって
集合魂のように
全体で発する何かがあって
それをバックボーンに
個々が成立するような

おそるおそる
作ってみたものも
数個では
お試しのままだけれど
数がまとまるととたんに
必然っぽく見えてくる

そういう力技みたいな
切り取り方には
すごく勇気が要って
改めて自分の
ビビリを思うワケで

だからこそ
今の過程が大事なのかと
初詣以来の
昨日の神社参りのあと
あらためて



2011年05月22日(日) デビュー戦

あまりに暑くて
何人もが畳に転がって
グダグダだった昨日
みんなに展示会の話しを
投げてみた

売るという前提で
商品を準備しながら
そのスタートは
どんなものになるのか
営業廻りをする
ってコト位しか
考えていなかったワケで

話しをしながら
どうせなら
きちんとお披露目
みたいのがあっていい
次第にそんな風に思えて
だったら大事にしなきゃと

考えてみれば
職員にさえも
こんなんできたレベルでしか
見てもらっていないので
まずそっちが先だし
ラインナップが揃ってもいない

いつか判らないが
ともかく目指すはデビュー戦
その目標を
みんなの中の
キーワードにして
一層励もうと思ったのだった



2011年05月20日(金) 染めのコースター

職場実習の最終日
何かオミヤゲになるものをと
染め体験をしてもらい
それを使って
封筒やカードを作製

本人さん達は
リアクションが薄いのだが
先生の方が感激し
出来たものを並べて
デジカメで記念撮影

なんか
個人的には
福祉ってサービス業だ
との思いもあるので
最後の僅かな時間
何とか形になってホッとした

そして
うちのメンバーの中で
一番のきっちりさんが染めた
あまりにも美しい
連続柄を見ていたら
その形を生かして
コースターが作りたい
とか思い

その直ぐ後で
扇風機を探していると
厚手の芯地が
ロールになって
押入れに放置してあったので
すぐに持って上がり
染め紙に当ててみた

上手く糊が貼れさえすれば
綺麗な六角形のコースターが
いくつも取れるじゃん

新しいアイテムに嬉しくなり
頭の中でそろばんを弾いた

うーん
早速
糊と刷毛を買って来なきゃだ



2011年05月19日(木) 緑のある空間

友人に連れられて
素敵なスペースを訪問した

天井の高い土間と
その隣の和室に
涼やかな風が吹き抜け
古い戸板などを
上手に利用して
陶器が展示してあった

その縁側から望む
こんもりとした緑の庭と
直ぐ近くに迫った山の斜面が
癒やしの空間となって
いくら居ても飽きない

既に友人が訪問していたせいで
展示会や委託についての
踏み込んだ話しになり
和紙の染め教室ができないか
なんて提案もあった

何の思惑もなしだったので
正直言って頭が働かず
リメイク服を並べられたら
さぞかし映えるだろうな
なんて詮無いことをぼんやり

何よりその話しをする女性の
押し付けがましくないパワフルさに
凄いなー
とひたすら気圧されつつも
これはちゃんと発酵させなきゃ
と気を引き締めて帰ったのだった



2011年05月17日(火) おめでた

もうひとり
出産する夢を見た
まだ全然産み月に遠いのに
ぶるんと太った
如何にもうちのコって感じの
桃太郎みたいな男の子

けれども今の状況で
子育ては無理となって
事情を隠したまま
近くの親戚の子として
育ててもらうことになる

そしてわたしは
親戚のおばさんになるのだが
今まで疎遠だった癖に
急に近づきになったコトへ
罪悪感を感じつつも
様子が気になって足繁く訪問

そしてやっぱり
自分で育てようと
決心するストーリー
途中ずうっと
その子の名前を考えていた

続いて見た
別のお話しの中で
今度は知人から
ご懐妊の報告を受ける
って
いったいどこまで
おめでたいんだろう

さて今日から
職場実習の子達がやってくる
かなり重度のコもいるらしいが
果たしてどうなることか
連れてくるお母さんの
子供への思いを考えたりしつつ



2011年05月16日(月) スーパービジョン

染めるための紙は
いろいろと変遷し
これからもまた
変わって行きそうだが

最初の頃の
破れがあるものなどは
使える所を取って
どんどん細かくなった
短冊みたいな部分とかも
全部捨てずに取ってある

それらも
過剰に時間を
掛けることなく
有効に使える方法を
思いついては試している

例えば
細切れを
散らして貼って模様に
とかなら
誰でも考えそうだし
それで出来上がったものは
再利用が透けて見えそうだが

そんなのではなく

最初からそのアイテムを
作るために細切れにした
とでも思えるような何か

結局それは
着物の生地でも同じことで
どうしても
いい所取りを優先してしまい
次から次へと
端切れを残す繰り返し

けれども本当は
どんな順番で使っても
ちゃあんと
パズルのピースが埋まるように
それぞれ納まる場所があるはず

一片の無駄もない
人生回顧のビジョンを
ひとつの宇宙としたら
一着の解きものは
それ自体小宇宙となって
一枚の紙は
もっともっと小さい

その小さな道で知ることは
ぎゅっと要点が集約されて
スーパービジョンに繋がる
ってコトもあるだろうと思え
なんだかやたら
ドキドキしてくるのだ




2011年05月15日(日) ポータル

本当にいい時に辞めたね
以前の職場の先輩から
しみじみ言われた

もっと若かったら
あんなに粘らなかったはずで
そこから先は
またとりあえず
を繰り返していたと思うと
別のポータルが開くための
大きなタイミングだった

けれどまさかこんなに
好きなように動けるなんて
予想していなかった
雇われでありながら
半分自由業みたいで
他所では絶対に成立しない

もちろん時間の拘束はあるし
お仕事をする利用者とは
一日にたった三時間という
まとまったコトをするには
あまりにも細切れだけれど

だからこそ
思いつきはそれだけに留まらせず
リアルに形にする所まで
瞬時に判断し
決定することを余儀なくされる
その繰り返しが
これまで本当に出来ずにいたのだ

こんなに
布から離れている今だけど
この経験を糧に
布に向かえるその時が
楽しみで仕方がない
全ての過程は
ちゃんと繋がっていて
よりよい明日のためにある



2011年05月14日(土) 人は変わる

仕事メンバーの中に
わたしよりは少し年下の
いつも大人しい
女性がいる

最初の頃は
彼女の声を聞くことが
ほとんどなかったのだけど
最近はよく笑顔を見るし
一対一の時など
意外に沢山会話が弾む

つい先日
みんなのお楽しみ企画で
カラオケに行った時も
次々に唄いたい曲が出て
そのエピソードを話すと
他の職員も驚いていた

肝心のお仕事の方は
どちらかと言えば
細かい作業は苦手なようで
よくため息をつきながら
何度も時計を見ては
頑張っていたのが少し前

でも今日は
指定した部分以外まで
気を利かせてやってくれて
なんだか俄然頼もしく
わたしの褒めるコトバに
恥ずかしそうに微笑むのだ

その変化は
本当に目覚ましく
人ってこんなにも
変わるものなのだと
今更ながらに思う
そしてミシンを使うアイテムも
着々と準備できつつある



2011年05月13日(金) 紙サンプル

ネットでようやく
好みの紙屋さんを見つけた

使っているものと
同じではないが
他では見つからなかった
ざっくりとした
手触り感のある
素朴な紙が揃っている

厚みもいろいろで
果たしてどの辺りが
いいものか
見切りで注文する前に
サンプルを頼むべきか
とりあえず
一旦冷やそうと思った

すると職場で
ブライダル関係のサイトから
取り寄せたと言う
紙のサンプルが沢山
中には普通に
ちょっと大きい文具屋なら
扱っている紙もあった

何れも値段は
驚くようなご祝儀価格で
それでも
全てをお任せするよりは
安く上がるんだろうし
紙関係のキーワードでは
探せなかった多品種

案内状のサンプルの
紙の重なりもよく
リボンとかスタンプとか
いろんな刺激を受けると
当初の目的はともかく
新たなアイテムへと
妄想は膨らんで行くのだった



2011年05月12日(木) 結婚式アイテム

休みのコと
今日は仕事はしない
というコ達ばかりだった昨日

材料があるので
ベタだけど
ポストカードも作ってしまえ
ってコトで
たったふたりで
しこしこと頑張った

着々と出来上がる
一枚ずつ絵柄の違うそれを
PP袋に入れると
俄然商品の顔になって
みんなに見せて来る
と弾んで出て行った

すると
職員も一緒にやってきて
丁度袋詰めしていた
プレゼントタグを見て
可愛いと言ってくれ
そのシリーズで
ネームカードが出来ないか
と言う提案をいただいた

結婚式を
彩るアイテムが
これでさらに追加されたのだ
ふふ

ならば
もっと大きい判の
台紙を探さなきゃだし
今使っているのも
もうほとんど
なくなってしまう

再び姫路へ行くのは
来年になるから
なんとか
手に入れやすいところを
発掘しておかねばと
ネット漂流を深夜まで



2011年05月11日(水) ミシン採用

懸案だった
業務用ミシンを
試した昨日
針が合わないし
誰も判る人がいないので
ミシン屋さんを呼んでもらった


やりたいコトを伝え
針目はなるべく大きくで
調節してもらい
ミシン掛けの志願者と
一緒にレクチャーを受けた

下糸の巻き方とか
家庭用とは全く違う細部と
そのパワーに感動しながら
暫く直線縫いを
練習してもらった

考えている新アイテムは
このミシンが使える前提で
そうでなければ
途方もなく時間と手間が掛かり
アイテム自体を却下するところ

却下と言っても
実はその為の材料は
かなりのロットでないと
購入できなかったので
ほとんど
賭けに近かったワケだが

これならイケる
イメージが
ぴったりと嵌って
新たな道が開けた感触は
久々に爽快だった



2011年05月10日(火) 同居志願

お昼の時間
わたしが望むのは
独り暮らし
なんて話しをしたら
一緒に住みたい
と利用者の女の子

いやいや
ようやく子ども達が
大きくなってきたのに
何が悲しくて
再び大きなコと
暮らさなきゃイケナイのか
ここだけの付き合いにしようね

それは本音であり
聞く人が聞いたら
ビックリするかもしれないが
相手が男の子で
ボクと
って言われるコトもあって
やっぱり同じように返している

何故かと言えば
彼らは常に
親の代わりの依存先
を探していて
やたら結婚を望むのも
それが自立
と勘違いしているのだ

それは何も彼らに限らず
有りがちなパターンだけど
他人の言動がすごく気になる癖に
自分が相手にとってどうか
という視点は欠如しているので
ここはきっちり線引きをする

もっとも
何でボクの相手してくれるんですか
の問いに
金になるからに決まってるやろ
って返しには
負けたと思ったけどね



2011年05月09日(月) 再評価

海の中の
珊瑚をイメージしてみた

具象は難しい染めでも
そんなコトバに
ふと顔を上げ
じいっと模様を見ていると
瞬間次元はどこか遠くへ

ロールシャッハみたい
とはずっと思っていたけど
何に見える
とかじゃなくても
ただじいっと眺めるだけで
内観している感覚にもなる

これって意外と深いかもしれない

いっとき
全員が楽しめるようにと
スタンプ押し
とかも考えて試したが
それはそれで
全く別の展開になるので
ストップしたまま

もう一度
最初に立ち戻って
再評価してみよう
そんな思いが浮かんだ
新しい一週間のはじまり



2011年05月06日(金) 彼らの未来

施設で朝から
お楽しみ企画の
話し合いをしたら
午後からも
お遊びモードになった

公園に行きたい
という声を受け
そういう時間は
賃金は出ないので
渋るコもいたが
結局出掛けることに

車椅子を押して
そこそこの距離と
湿気を帯びた強い風のせいで
やたらけだるく
ベンチに寝転ぶと
もう動きたくなくなった

若いひとたちは
驚く程元気で
サッカーにバスケット
果ては子供に戻って
明るい笑い声を上げながら
滑り台に興じていた

こんな風に子ども達を連れて
何度も何度も
公園にやってきたことを思い
手抜きばかりでもなかったと
自分を慰めたりしつつ

彼ら彼女らは
5年10年先に
どんな生活を送っているだろうか
とぼんやり考えたのだった



2011年05月05日(木) 親の日

家に帰るまでに
一杯やりたい気分を抑え
急ぎ帰ると
見慣れないハードケースと
弦を張り替えた痕跡

いくらバイトしてるからって
まさか新しいギターを買うほど
潤っているとは思えず
聞いてみるとそれは
店長に借りたものだそう

もう何十年も
押入れに仕舞ってあったという
当時の価格としては
かなり高価なヤマハ
単板でもないのに
その値段の理由は何か

ほとんど
触れられてなく見えるし
弦高が高くて弾き難いらしいが
鳴りはすごくよくて
本人の腕が上がったと
勘違いしてしまうほど

それで思わず
当たり前のように
天国への階段
をリクエストしてみるも
そんな曲知らない
ってごもっとも

夕飯が終わって
二階に上がった兄貴が
降りて来る足音を聞いて
楽譜をプリントしてきたのだと
直ぐに判るツーカー振りに驚いたが
オリジナルを知らないのに
初見で弾き始めるのもオドロキ

こどもの日
って
親の日なのかもしれない
とか思えたのだった



2011年05月04日(水) 善き思い

内職の足しにと
解いてもらった着物の
続きを家でぼちぼち

と言うのも
想定していたより
遥かに時間が掛かるので
ともかく表と裏を外す
それを優先してもらい
キリのいい所で引き取ったのだ

けれど本人は
この作業を気に入って
解く前に着物を身体に纏い
みんなに見せてくる
とはしゃいだりした

そしてわたしが
自作のリメイク服を着ていくと
しげしげと眺め
着物だったなんて想像できない
そう言って瞳を輝かせるのだ

時折彼女は
悩みがあったら話してね
と有難い申し出をしてくれる
その言葉にふと振り返っても
現実的に対処すること以外の
何もないのに気付く

もっともそれが
話したい
の裏返しなのはよく判っているが
家族の闇の部分を引き受けて
いつも寂しい彼女を埋められるのは
わたしでも
他の職員でもない

だからせめて
違う世界を覗かせてあげたいと
古い着物に込められた
善き思いにちからを借りる



2011年05月03日(火) 肉弾戦

爽やかな空気を
室内に取り込もうと
窓は全開だった昨日

ぶっ殺すぞ
尋常でない怒声はきっと
ご近所にも聞こえ
やっぱりあの施設には
キチガイが集まっている
と思われたに違いない

どうしてこうも
肉弾戦が好きなのか
挑発する方はもとより
された方の勢いが凄すぎて
誰のどこが当たったのか
判らない位の祭り状態

施設では
政治宗教の話しはNGだが
このふたりは
同じ宗教の絡みもあって
尚更根深いのかもしれない

お前が乗ってどうする
何度も諭していることを
挑発された側に再度
二度とないようにするのが
修練だと思えと

そしてもうひとりには
全く違うアプローチで
じっくり時間を掛けて
ようやく落ち着く所まで

ここに平穏な日々は
恐らく訪れないだろうけど
生きている人間を
味わうことだけは
たっぷりできる



2011年05月01日(日) 消せない火

祭日土曜日と
まるで春休みの再来
ってカンジで利用者が増加

ゴールデンウィークの
片鱗だけでも味わいたいと
再びのスパナチュ
シーズン5になって
テーマも一層重いが
必ず途中で意識を失う

神はいなくなった
その言葉に
先の震災などを
映してみたりするけれど
俯瞰すれば直ぐに
個々人の存在は薄くなる

あんなに沢山の
魂をもってしなければ
ならない程の何か
そんな風に考えることは
不謹慎かもしれないが

たったわたしひとりの
人生を超えて
連綿と繋がれるものを思い
もっと卑近な
我が子の生きる世界を思うとき

本当に大切なことは
すごくシンプルなはずなのに
どうしてこんなに
ややこしくなってしまったんだろう

水でも消せない火を
松明のように掲げて
わたしたちは
何処へ行こうとしてるんだろう
既に焼かれた沢山の魂は
どんなに痛んでいるだろう


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