ゆりゆり日記
こうのとりの郷豊岡より
そこで出会うすべてのひとと
日々の想いの種が
なににつながりどこへ行くのか
未来へ続く今の日記

2007年05月29日(火) ようこそ

うー緊張する
何がって
相変わらず縫いが

毎日品行方正の生活で
自分が信じられないくらい
朝から製作に取り掛かり
お昼休みをはさんで3時まで
お米を研いだりしながら夕方まで
途中用事が入った時は
夕飯の後も縫い部屋にいたりする

もっともその間
ミシンに向かっている時間は
正味大したことはないのだけれど
うっかりすると
一日があっという間なので
時々縫いの達成目標を設定したりして

あんなに好きだったお酒も
特に飲みたいってカンジではなく
いったいどうしてしまったのわたし
いや
絶対に長くは続かないと思われ
それでも
今の自分がかなり好き

プレッシャーを掛けるのも
24時間をどう使うかも
行き詰ってヘタるのも乗り越えるのも
すべては自分次第というこの自由
望んでいたはずの生活は
想像していたよりずうっとよくて
いつかと思っていた今に
ようこそやって来たねってカンジで



2007年05月24日(木) 秘密の扉

石膏の白い壁に
出来上がった服を掛ける
その動作がまるで
予め定まっていた儀式のようで
なのに今
初めて見る服のようでもあり
本当に自分が作ったものなのかと
信じられない気持ちになる

最後の糸を切ったとき
ようやくつまびらかになる
そこに向かっていたはずの全貌
イメージはしょせんイメージでしかなく
それは目指す完成形というより
最初の一歩を踏み出すための
エネルギーチャージだったのかもしれない

細部の過程で何度も思う
あえて何故これを盛り込むのか
もっと作り易い方法でいいのに
でもそれは
形とかデザイン以上に
無視できない必然があって
そこに気づくともう他の方法は取れない
スキルがなくてもやるっきゃないのだ

そうやって手を止めては
準備し
またミシンに向かうとき
いつも針を下ろすのが怖い
戻れない初めての領域に入ってしまうようで
その一針に勇気を奮い起こす
他の何をしても味わえない緊張感

なのに涸れない
次の過程では
いったいどんなことを導き出すのか
わたしの引き出しの中は空っぽなのに
どこからそれがやってくるのか
こんなに苦手な縫いなのに
秘密の扉がどこかにあるような気がして

好きとか嫌いとかじゃなく
リメイクを通してでないと
感じられない自分がある
それは
いつも知っているはずのわたしとは違う
わたしであってわたしでない
その不思議を
もっと知りたいと思うのだ



2007年05月22日(火) ロックミシン

朝一番で
パンツの裾をどんな風にしようか
あれこれ考えていたら電話が鳴った
ロックミシンが出たぞ
というので
早速ミシン屋さんへはせ参じた

お店に入ると
先日ロックを掛けさせてもらったテーブルに
小さなロボットみたいのが乗っかっていた
糸調節のボタンが目のようで
その可愛いフェイスが
いっぺんで気に入ってしまった

引き取ってから調節したというそれを
試し縫いしてみると
まるで問題なく綺麗な端縫いが出来上がり
しかも糸通しも簡単
縫い幅の調節はない二本糸だが
却ってそのシンプルさが
余計なことを考えずに使えて有難い

正直
お願いしたあとに
本当にロックが必要なのかどうか
少し迷ったりもした
あれから新しいジャノメで工夫して
ポケットの端縫いを仕上げて
それでもいいじゃないかと思ったり

でも結局
使う布が変わるたびに
相応しいステッチに辿り着くまで
またぞろ時間を費やすコトは必至で
ロックがあれば
その分他に力を注げるのだし
と気持ちは行ったり来たり

そんな迷いは
現物を前にしてすっかり吹き飛んだ
っていうか
使う前から一目惚れしてるんだから世話ないが
お値段もお願いした下限の金額で済んで
素敵な刺繍糸を3本いただいて
美味しいコーヒーをご馳走になり
ニコニコで自転車に積んで帰ったのだった



2007年05月21日(月) 縫いの魔力

なんか今回
初めての試みいろいろ投入
山がありすぎて
いちいち
自分の不器用さがやんなる
どんだけ〜?
ってカンジで

まあそれでも
途中失速&放置しつつ
ようやくあと少しのとこまで
雰囲気見ようと
9号サイズを無理して試着
ええ着ましたとも
信じなさい

それがねえ
ほっんとにシルエット綺麗で
うっかりスタイルが良くなったと
勘違いしてしまう位
最初のイメージ違いのがっかりは既になく
ほぼ同じラインなのに
素材次第で別物になるというマジックに
ちょっとはまってしまいそう

そういう作り方を
これまでしたコトがなかったので
先にかたちありき
も悪くはないなーと新発見
ついでに
半端丈のパンツってとこがまたいい
フェミニンすぎずスポーティすぎず
着こなしの幅が広い気がする

ああ
丸紋柄の麻生地で
もういっこ作りたい
柄のない裏側を
ポケットの入れ口とか
ダブルの裾とかに
アクセント使いでチラッと見せて
シンプルビューティの次は
ちょっと遊んでみたい

そういう作りたいイメージに
いつも引っ張られて
イメージでは超えられないとこで
絶対ウンウン苦しむんだけど
そういう細部を
まるで覗わせないような
スマした出来上がりが魔力になって
また縫おうと思っちゃうんだよなあ



2007年05月17日(木) 一期一会

肩がコリコリ
昨日慣れないロックミシンで
頑張ったせいもあるが
きちんと仕上げようと
かなり緊張しているのだ

でもそれなのに
綿麻と絹麻の生地の違いで
今回のはストンと裾に向かって落ちがよく
あまりに綺麗すぎるシルエット
自分用と同じ
クタ感のある出来を期待していたので
ちょっと先に進めなくなってしまった

だったらもう少し幅を出したらよかった
そう思っても後の祭りで
まるでスラックスみたいなのに
どうやったらニュアンスを出せるのか
白いブレードや黒いレースを置いてみたり
ポケットを仮縫いしてみたり

っていうかそれ以前に
生地を見た段階で
全体を想像できる位でなきゃダメだろ
と思うのだが
伸び易く縫い難かった前回の綿麻が
出来上がったら
予想を上回るいいカンジだったので
ちょっと油断してしまった

着物の生地との出合いは一期一会
ひとつクリアしても
また次には別のチャレンジが待っている
同じ種類の素材を
ずうっと縫えたらラクなのかもしれないが
いくつもある麻だって大島だって
生地の厚みや風合いはそれぞれに違う

そう
だからこそ飽きずに
次を縫う意欲が湧くのだし
慣れないことで
もっと頑張ろうと思える
綺麗な生地を綺麗なままに縫う
それだって本当は難しいはずなんだから



2007年05月16日(水) ホトケのミシン屋再び

売り物予定のパンツは
織り感が素敵な
絹麻を使うつもりで
線だけを引いた状態で
まずは端の始末を
あまり布で試し縫いしてみた

すると
どうしても縫い目の下で
生地が縮こまってしまうので
なんとか綺麗にできないかと
いろんなステッチを掛けてみた
一番ましな仕上がりを発見したものの
他に方法はないかと
購入したミシン屋さんに相談

針と糸をもっと細いのに変えても
結局生地が薄いから無理だろうとのことで
やっぱりわたしが考えていた方法が
一番ましだが
こういう生地にはもうロックミシンだ
そうじゃないと折角の生地が勿体無い

また困るようなコトをおっしゃるのだ

そしてさっさと店のロックを出し
あっという間に美しい端縫いを見せてくれた
そしてその手触りはとても柔らかく
いくつもの縫い目が集まるパンツの股下には
まさに理想の仕上がり
しょせんいくらいいミシンでも
普通の家庭用だけでは限界があることを
思い知らされたのだった

けれどかといって
さすがにもうこれ以上高価な買い物は無理
するとまたおじさんはホトケ心を出し
ここで縫ったらええ
と言ってくれたので
いくらなんでもとちょっと躊躇したものの
ずうずうしくお言葉に甘えてしまった

いつもなら
縫い代に沿って裁ってしまうところを
今回に限ってあえてしていなかったのが幸い
生地に合った糸まで準備してもらい
タカタカタカ〜っと軽快に
全てのパーツの端縫いが終わってしまった
うーん恐るべしロックミシン


その間も
売り物を作るならロックミシンだと
おじさんの説伏は続き
話しているうちに
わたしがロックを使いたくないと
思っていた理由が
まったくの勘違いから来ていたことが判明

とはいえ
たぶんそれが必要になるのは
こんな薄物で
端いっぱいまで使わずに裁ち
しかも縫い代を割る必要がある時ぐらい
と考えるが
肌へのあたりを優しくしようとすれば
袖ぐりだって脇だって
ロックミシンの方がいいに決まっている

そんなわたしを見透かすように
今使っている店のを半額にしたげる
とおじさんは言うのだが
それだって相応の出費になってしまう
すると突然思いついたように
中古で出物があった時に安くまわしてあげよう
と言うので
限りなく安くねとお願いした

はー
まったく
どうしてこんな展開にと思うが
縫い時間は短縮されるコト間違いなしで
また少し
苦手な縫いが
好きになれそうな気がするのだった



2007年05月15日(火) エンピツのリセット

今日は朝から張り切って
時間を有効に使おうと
とっとと買い物に出かけ
次に縫う売り物に取り掛かった

なのに
どういうワケか
突然日記が気になって
古いのから削除を始めた

たぶんこれは
整理整頓の流れに違いなく
目次があまりにずらっと並んでいるのが
どうも澱が溜まったような
もやもやとしたカンジで
目に映るようになってしまった

古い情報を
キーワード検索で
時系列関係なく
そこだけ晒してしまうのもよくない
だってもう
二度と通わないだろうお店も
いい印象しか書いてなかったりするから

振り返りたくない過去あり
変わってしまった価値観あり
まあ本当に
よくもこんなに沢山の文字を
つらつらと打ち続けてきたものと
我ながら感心する

次第に文章は短くなり
エンピツならではのスタイルに定着
今読み返すと
内容も然ることながら
無駄に長い気がして
なんだかとっても恥ずかしい
ええ
舞台でのたうちながら歌っていた
昔の中島みゆきより恥ずかしい

削除したって
誰も困らないだろう
せいぜい検索したのに
リンク先が出て来ない程度
むしろ
勝手に書き連ねたことで
どこかに迷惑が掛かっているかもしれない

まあ今更だけど
そんな言い訳をしながら



2007年05月14日(月) マイワールド

パンツを縫い終えてから
ひとしきり画像を撮ってみた
トルソーに穿かせて
ルーズな靴下と革靴を合わせたり
釘を打ってハンガーを吊るし
石膏の壁際のショットとか
リメイクトップスを並べてとか

縫ったのは自分用だけど
いずれまた
サイトでの販売も再開したいし
最初の頃描いていた
全て自分の作った服でのコーデも
今度こそ実現させたいので
その時のための練習なのだった

小さなこの部屋で
製作から撮影まで
全部済ませてしまえそうで
これまでわざわざ戸外や
わくわく館まで撮影に出かけたり
二階や土間にセッティングしてたのが
うそのようにラクチン

こうなるまでには
いろいろ変遷もあり
時間も労力もお金も随分使ったが
お陰でマイワールドを表現するための
舞台がようやく整って
それをこんな風に確認できることが
たまらなく嬉しかったりする

その一方で
リメイク途中の古い食器棚用に
柿渋を注文した
それは三年熟成モノで
塗料としても染料としても使える
どうしても落ちないシミがあって
それでも広く使いたい布を
染めてしまうことができる

柿渋染めは
それだけでステイタスみたいだけど
他の染めや
刺繍やステッチやビーズ使いと一緒に
これしかないって時にチョイスしたい
また少し
リメイクの地平線が広がるように



2007年05月11日(金) 職人シゴト

朝からNHKのラジオをつけ
真面目にミシンを掛けた
というのも
以前バスケットの編み修行で
通っていた佐藤さんの仕事場で
いつも流れていた記憶があって
NHK=職人のお仕事
という雰囲気になるのだ

きちんと椅子に座って
正しい姿勢でいるせいか
はたまた
新しいミシンの
ストレスフリーな働きっぷりによるのか
以前なら少し縫っては休憩と
やたら滞りつつの縫いだったのに
全然疲れを感じない

軽やかなマシンの音とともに
サイアクだった風邪の状態が
次第にすっきりしてきたのもオドロキ
まあでもその一方で
途中まで縫ったパンツの
シルエットがどうも気に入らなく
別の型紙をもうひとつ作り
ワイズを変えて縫い直したのだけど

それすらこれまでなら
一度行き詰ったらしばらく放置
ぐるぐる悩んで
結局仕上がらないままだったりしたのだから
リカバーへの決心も最速だ
ええもう
これまでのあたくしではありませんことよ
ほほ

画像に文字を入れるなんてことも
初めてちょっと試してみた
まだ当分先だろうけど
やっぱりもういちど
オークションに出してみたいんだもん
あのトキメキをまた味わいたいな



2007年05月10日(木) 初めてのパンツ

洗った布があまりに多すぎて
いったいどれを使って何を縫うのか
ぐるぐるした結果
半端丈のパンツに決定
よりによって
初めてのアイテムってとこが
無謀な気もするが

家で作業するときの
らくちんな服がいろいろ欲しい
ジーンズ履きっぱなしだと
締め付けられて腰から足が痛いし
もうこのトシでは
ジャージは情けなすぎ
そんなところが決めてとなった

まずは持っている洋裁本の中から
ルーズなシルエットのパンツを
片っ端からピックアップし
それぞれの型紙を比較してみた
幅や丈など微妙な違いはあるものの
股下のカーブなんかは
それ程びっくりするような差はないようなので
とりあえずひとつを写し取った

前も後ろも
到底和布の幅では足りないので
どこに繋ぎを入れるかを考え
まずは自分用の一着を縫うことにした
それを見てから
自己流のアレンジを加えたり
ラインを引きなおして
オリジナルを作るのだ

いきなり縫っちゃうことが多いので
こういう手順は
きちんと勉強している感があって新鮮
っていうか
パターンの基礎とか知ってるワケじゃないから
全然きちんとじゃないけど
中国のテーマパークよりはマシだろう


折角の過程だから
最終形が決まったら
素材の違う同型を何本か作れたらいいな
ともちょっぴり思ったりする
効率から言っても
そういう方が絶対いいと解っているのに
飽きっぽいからできずにいたのだ

まあでも
やっぱり次は白紙にしておいて
ともかくこの一本に集中しよっと



2007年05月09日(水) キリムのある部屋

キリムがやってきたお陰で
もっと理想の縫い部屋に
のモードが盛り上がり
ちょっと頑張った

機能的に使いやすく
となると
もっと工夫の余地はあるだろうが
いろんな副材料は
種類別に整理できたし
使う度に探すのは嫌なので
見やすく取り出しやすく並べた

サンプルで作ったままだった
フェルトのピンクッションは
マチ針用と縫い針用に分けて
ソーイングバスケットのトレイの上へ
中身は絹糸や和の紐類など
子どもの時から使っている裁縫箱には
金具類だけをまとめて

梁にはようやくクリスタルボールを下げ
古い石版はミシン脇の壁際に
とりあえずは貼りたい書類も
書いておきたいメモもないので
縫いゴコロを刺激してくれる貝ボタンを貼り
服用ではないリボンをぶら下げた

ユーズドのボタンはガラス瓶に
テープやレースやバイアスは
アジアンなトレイに
何度も整理しては散らばっているビーズも
一粒ずつ拾っては小分けし
チャイナ風の箱に詰めなおし

そうしてようやくキリムに掃除機を掛け
ミシンの乗った重い作業台の脚に
分厚い布を保護用にかませてから敷いた
白い壁とクリスタルで
寒々しいほど夏だった部屋が
キリムのお陰で
不思議なバランスに出来上がった

壁を塗った後みたいに
新しくなった部屋を確認したくて
入り口から入りなおしては
何度も眺めてを繰り返し
ざっくりとしたキリムの感触を
裸足で踏みしめてみたのだった



2007年05月08日(火) 初めてのキリム

ピンポンと鳴ってドアを開けると
郵便屋さんが荷物を差し出した
けれどそれは覚えのない
横文字が並んだものだった
咄嗟に送り主を確かめようとしながら
まったくこのご時勢
海外から新手の送りつけ商法かと
一瞬怪しんだのだが
ファーストネームを見て判明

それは
トルコ在住の日本人女性で
現地から本物のキリムを販売している
実はわたしのキリム熱はずうっと冷めやらず
いろいろ調べて解っていくにつれ
一般的なキリムよりはむしろ
織りが凝ったものや
刺繍が施されたものの方に
魅力を感じていた

届いたのは
遊牧民族バルーチの手によるもので
自然そのままのこっくりした色合いと
スザンニという織りが素敵な
ソフラ(食卓)と呼ばれる一枚だった
高価でとても手が出なかったのを
友人がプレゼントしてくれたのだ

いいなと思うものは
これまでいくつもあったけれど
どちらかといえば地味な印象のそのキリムは
広い大地と厳しい気候の中で生きる人々の
営みの確かさや力強さに満ちていた
ぎゅっと詰まった密な織り目に
入り込んだ土埃が
そういう日々の生活を物語っている

縦糸は恐らくラクダの毛で
そのままの野趣な風合いを残した
チャコールグレーの房が端に結ばれ
横糸は茶や紺や深緑や臙脂と
染め分けられた糸の他に
ナチュラルなベージュで
流れる水や魔よけやお守りなど
さまざまなモチーフが織り出されている

60年使われたという
いい感じに褪せた表側と
出来上がった当時を彷彿とさせる
鮮やかな裏側
沢山踏まれているはずなのに
全く磨り減っていないしっかりとした厚み
冬も夏もそのまま敷いていられるというのは
そういう季節を逞しく生きる
動物達からの贈り物だから

さあこれから
ミシンを掛けるその下に敷いて
このキリムのちからをいただこう
これから何年このキリムとともに歩めるだろうか
40年経って
アンティークキリムと呼ばれるようになっても
きっとこの風合いは変わらない
けれどそこには
わたしの生きる年月が加わっていくのだ



2007年05月04日(金) 針下ろし

どうやら外は暑く
近くの海では
ハダカで水遊びも行われているらし
なのに家の中はひんやりで
ホットカーペットを使い
おまけに風邪までひいているという

洗濯&アイロンの
リズムがあまりにいいカンジで
またぞろそのループから出たくなく
でも縫わなきゃとイジイジ
そんな鬱積したエネルギーが
風邪の源かもしれないと思い
ようやくミシンの前に座った

とうに新しいミシンで
縫っているはずの服も
タイミングをはずしたままで
実はこれが初針下ろし
何を縫うかと言えば
新品だけど小さくて着られない割烹着を
学校で使う前掛けにリメイク

適当なところで切って
ついていた紐を付け直すだけの
超簡単手抜き技だったのだが
出来上がったのは
ウエストの部分が頼りなく幅も大きすぎ
あまりにも情けないので
もう一度やり直した

少しウエスト幅を狭めて
裾に向かって広く裁ちなおし
ウエストベルトがそのまま紐になるように
別布を使って仕上げた
新しいミシンは安定感バツグンだが
便利な部分がとっても不便
それはひとえに
使い慣れていない故なのだ

またこれが
本当に自分の手となるには
ともかく
どんどん縫っていくしかなさそうで
冬の間は見るのも嫌だった麻やレースで
服のイメージを膨らませるのだった


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