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十字架は多くの人にとって 単なるアクセサリーや ちょっとしたお守りに過ぎないだろうけど 十字というかたちには やっぱりとくべつな意味がある
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時に家族は近すぎて 余計に渦のなかにはまり込むから
最近お風呂の調子が悪い うちのは灯油を使った給湯式なのだけど メーカーはYAMAHA そう ここに越してくるまでは あのヤマハがこんなものまで 売っているとは知らなかった
ひょっとしたら何十年ものなんだろうな 一応保証書とか説明書はあるけど 購入日の記入もなければ 販売店の名前も解らない 解ったとしても 修理のノウハウが残っているのだろうか 呼ぶのも怖い気がする
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ううんヤバイ 申告もそろそろだし 春物へ頭を切り替えないと 手の遅いわたしのことだから またぞろアップし終わったら 次の号となりかねない
記事ページひとつ浮かんでるのだけど それに合わせた商品を 新たに作ろうと思い立ち いろいろいじくって途中のままの 羊毛やフェルトはきっぱり片付けた そんで春夏は何をというと やっぱり着物リメイクに戻る
とりあえず いきなり苦手なミシンに向かう勇気がなく 手縫いでスカーフを作ろうと始めた 未仕立ての雪が降ったような白い羽尺は どっしりとしたとても質のいい絹で 裏側が少しマットな感じになっている 首に巻きつけたときに その裏が見えるのがおしゃれと思い あえて一重のまま使うことにした
耳もそのままなので なんか手抜きみたいだけど その分裁ち切った端を三つ折に縫って ブレードをつけて さらにビーズを控えめに揺れるように ちょっと手を掛けてみた
久しぶりの絹の感触はタマラナイ ふっくらと弾力があってすべらかで おんなの人を心から優雅にしてくれる 花嫁じゃなくても もっと普段に白の絹 取り入れてもらえたらいいな
少し前の新聞に 雪のなかから掘り出した ふきのとうの記事が載っていた ふとそれを思い出し 創立記念日でオヤスミの下のコを誘い いつもの場所へ出かけた
もうどこも雪は融けているのだけど 用心して長靴を履いて正解だった 枯れた草の上は スポンジが水を吸ったようになっていて 去年ふきのとうの宝庫だったところは 泥も混じってぐっちゃぐちゃ
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なるほどー 去年の春の盛りのを思い描いていたけど この時期は周囲の様子と一緒に ふきのとうもカモフラージュされているから よくよく注意しなければ発見できないのだ ムスコは木の枝を拾い それで枯れ草を払って探すことを思いついた すると次から次へと見つかりだした
来た道を戻って 小高い畑の脇も探していたら 自転車でふざけていた二人組の男の子のひとりが ふきのとう見つかりますかと聞いてきた 自分も昨日甘辛く炊いたのを食べたと言うので ちょっと驚いた 見たところその子はハタチ前後で ふきのとうの味とイメージが重ならない
あえて知らない人に話しかけるという行為は ちょっと勇気がいる しかもそれを いちばん苦手とする年齢のようなのに 食卓に上った春の味が ちょっと嬉しかったので 素直に話し掛けてみたって感じだった
なあんかいいじゃない でもひょっとするとこの辺りじゃ 普通のことなのかしらん
ブログを借りたものの 書くにはやっぱりここが落ち着くし 画像を撮るのはつい忘れがち いくつか記事をアップしてみたけど あんまりピンと来ず もっとコンセプトはっきりしないと ダメだって気がする
んで こないだ友人が この日記をそのまま貼り付けてみたら と言っていたのを思い出し 試しに一日分だけやってみたんだけど この左寄せの短いセンテンツがずらっと並ぶ図は 例え画像つきでフォローとしたとしても あんまし美しくない
なので一部だけを抜粋して掲載 全文はこの日記に誘導することにしてみた 本当は日記の内容ごとに 実店舗への日々とか手作りのあれこれとか 細かく編集したいところだけど ボリュームありすぎるので わくわく館との出逢いのところから これでわをんと日記を繋ぐ役割に 落ち着いた感じがした
そうなるとわをんには ここよりむしろプログをリンクさせようか ここからもブログに繋いだ方がいいのかな 指定できるのはひとつだけなので ちょっと悩むところ もう少し記事埋めてからまた考えよう
ここ読んでもらってる方には あんまし目新しい記事ありませんが 追って日記に合わせた画像もアップしますので 覗いてやってくださいまし http://yaplog.jp/wa-wong/
2週オヤスミしたわくわくの日 今日は窓拭きと それに続いて壁をごしごし 取り掛かるのも遅かったし 作業してるのと同じぐらい お昼&お茶の時間が長いので あっという間の夕方
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あらためて見てみると 本当に堂々とした大きさ もともとは誰かが手作りしたものらしく そこへあらたに扉をつけてくれていた ペンキ塗りが済むまで 隣の部屋で待機となったけれど わくわく館ならどこに置こうが スペースたっぷり
作業の進度は本当にゆっくりで やることはまだまだある 早くペンキを塗った壁が見たいなあ それを思うとついつい お店の構想に話がはずむ もう何度も話してるのに いろんな方向から検討し直すから 全然飽きないのだった
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おぼろ豆腐を もっと崩したようなそれを掬って お醤油をたらして海苔をぱらぱら あー なんて優しい味 じんわり身体に染み込んで行く たぶん こゆのが滋味っていうんだろうな
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メルアドかパスが違うらしく 何度もトライしてダメで 仕方なくパスを送ってもらったのだけど それが 一文字少ないので登録していたのだ わざわざ覚えのいいワードに 一文字増やしたはずなのに何故 ログインできたときは無意識に 正しいのを入れていたのか
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外が晴れた隙を狙って ちょこちょこ撮影し新作7点終了 ページも2ページができあがった んでその合間に羊毛に触り フェルト作りが止まらない もっともっと どんどん沢山作りたい
これまでどこかで こんな風にのめり込める素材を探していた 既に誰かの手によって 作られたパーツを組み合わせたり 自分が過程の一部分を担うのではなく これ以上小さくできない程の おおもとに近い素材から 何かを産みだせることの喜び
何かに惚れ始めたときには なかなか気付かないけれど 少し入り込んでみると 自分の手でできることには限界があって 線の内側でしか泳げないことに 息苦しさを感じるにつれ 結局お付き合いは続かなかった
スキルは経験と努力で 向上させることが可能なのに そこに熱意を傾けるまでの魅力を感じず あんなに惚れていたはずなのに いつか潮が引くみたいに冷めてしまう しょせんわたしはそういうヒトよ ごめんね○○(手作り素材の名前)
でもそれは 底の見えないような奥の深い 可能性の溢れる相手に これまで出逢っていなかっただけのことだった 羊毛クンは 染めてもそのままの色を生かしても いくつかの色を混ぜてもよくて絵も描ける 紐状にもシートにも筒にも丸にもなる
そこにかつての恋人の ビーズや木のボタンや 古いニットや毛糸やシルクや いろんなものを組み合わせることもできて しかも苦手なミシンは使わずに まるで魔法みたいにバッグもできちゃう ああすごい
とうから出逢っていたのに 変遷するまでは キミの本当の魅力に気付かなかった ただ問題は わたしは一年中惚れていられるけど キミのニーズは秋から冬だってこと だからひょっとしたら浮気もするかもだけど きっと戻ってくるからね
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