しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2002年10月31日(木) となりの源さん

隣の職場はIR広報室で、そこの室長が源さんです。
この源さんとはタバコ部屋で一緒になっても話はしません。
なんだか話しにくい雰囲気を持っています。こちらから話すことも
なければ、あちらから話しかけてくることもありません。

そんな源さんですが、隣の職場の全員が時々全員いなくなることが
ありまして、そんなときには自分に電話番を頼んでいなくなりますが、
源さんはそれを好みません。今日もそういう場面がありまして、
源さんは来客、他の人たちは社内会議。ちょっとの間だからヨロシク
というので安請け合いをしましたが、1時間たっても帰ってこない。
そんなときに限ってリリースしたことに対する新聞記者や金融機関から
問い合わせがあるもんです。聞き取ったメモを担当者の机の上に置いて
おきましたが、来客から帰ってきた源さんがそれを見まして、担当者が
帰ってきた時にきつく叱り付けました。もちろん、その上司もね。

リリースした後ぐらい問い合わせが来るのは当たり前のことだから、
全員がいなくなるなんてことはするなよ、と。聞いてて思わずうなずき
ましたよ。その通りですから。

IRとか広報とかいう部門は会社の窓口ですから、いろんな所から
問い合わせが入ってきます。自分のような普通の営業マンが電話を取って
要らぬことをしゃべったりなんかしたら、相手からしたらそれも広報から
聞いた話になってしまうので、通常どのかいしゃでも同じでしょうが、
広報が情報の一元化ということで対外的にはしゃべります。現場の人間の
しゃべることって、外の人からは貴重な情報源になります。だからこそ
情報規制が入るわけで、勝手にしゃべってはならないんです。会社の事情。

会社の情報はおおむね正しいことを発表しておりますが、時としては
そのまま発表してはいけないこともあります。特に都合の悪いこと。
あるいはそのまま出してしまったら誤解を与える可能性のあるもの。
そりゃ広報でない一般社員が決まりごとも知らずに電話対応をして
しまったらマズイわな。何を言ってしまうか分からないから。

自分としては知っていることが多いもんだから、聞かれたらついしゃべって
しまうこともあります。これが良くない。知らなくて、正直に知らないと
言ってしまうのもこれまたよろしくない。それなりの受け答えをしないと
広報としてはまずいんです。そのあたりはわきまえているつもりだから、
これまでは自分が出て問題になることはなかった。でもこれから必ずしも
問題ないとも限らない。だから自分らの職務は自分たちで全うするのが
基本です。ヨソの人間に頼ること無しに。だから源さんも怒る。

なんでこういうことを分かっているかというと、以前の職場が資金部で、
相手が金融機関(つまり銀行・証券・生保といったところ)だったので、
資金の貸付やら投資家情報やら年金運用のためのポートフォリオなんかに
影響を与えるから、資金マンの立場でしゃべっていた経験があるから。
お金を貸したくなる、投資家に勧めたくなる、そういったことをしゃべる
必要があったわけです。業績を圧迫する事業があったら、それをどう
立ち直らせる計画があるのか、事業の方向性はどのように考えているのか、
会社の立場としてしゃべっていたわけです。だから聞いている人間が何を
知りたくて聞いてきているのかを感じながら対応をすることに慣れていた
ということがあります。ま、今の広報の担当者に苦言を呈するとすれば、
そのあたりの感性に欠けているというか、相手の立場に立った対応が欠けて
いるというか、聞かれたことに対する答えをそのまま言っててはいけない。
会社の信用に直結する部門だからね。

そういう意味じゃ、広報は企画部門がドラフトを作ってそれを棒読みする
アナウンサーではありません。ドラフトを噛み砕いて演出する役者でなく
てはなりません。だからボーっとした人間には務まりません。自分がその
役割をどう認識して相手に聞いてもらえるか。そのことにどれだけ配慮して
いるかが相手の満足度につながると思ってる。そこらへんの社員が知って
いることだけじゃダメなんです。内部事情に精通して、その上で関係する
社外のことにも目配りする。そうしたことが総合的に自社の立場がどの
ようなポジションにあるのかを理解することにつながる。そう思う。

事業に直接関わっているわけじゃないから現実味が少なく感じるかも
しれませんが、それだけに現場へ足を運んでヒアリングする。自分が
理解できるまでしつこく付きまとう。それぐらいの気概が必要です。
熱く現場と接するのが担当者で、それを冷静に見つめて纏め上げていくのが
管理職。そういう関係が理想的な広報のあり方。と思う。ウチはどうだか。

これからは中間決算の発表の時期だから、しっかりやれよ、と言いたい。
数字を出したら必ず問い合わせが来るんだから、ちゃんと席にいろよ。
ブン屋の記者はどうせ新人の(業界)シロウトだから、ちゃんと噛み砕いて
分からせてあげなよ。間違った報道をされないようにね。後からコメントの
修正を求めてもその時は手遅れだからね。源さんは良く分かっていると
思いますが、担当者はどうだか。心配は尽きません。人ごとじゃないから。

とにかく自分の職務はプロ意識で全うして下さい。それだけです。以上。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年10月30日(水) 二日続けば

年なんでしょうか。
飲みが二日続くと身体がフラフラというか、頭の働きが悪くなる。

この半年は月に1回あればいい方だったかな。飲み会。
だから余計に飲んじゃう。普段飲んでいないからすぐに顔に出る。
昨日なんかグラス2杯飲んでいた程度でまっかっかだったらしい。
気分がいいときは自分の酔いに気付かないもんですね。

昨日は若き画家である多聞くんのコラボレートする
時計ブランドの2周年展示会。そこで多聞くんの画集を載せた本と
展示されていた時計をひとつ買いました。→この中のひとつ
なんだか幸せな気分。(笑)

でも気分だけのような気がする。
本当に買いたくて買ったんじゃない。かもしれない。時計。
場の雰囲気に飲み込まれた自分の負けか。

でも損をしたという気分でもない。何だか分からない。
久しぶりに締める言葉を見つけることの出来ない日記。ま、いっか。(笑)

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月29日(火) つまんない議論はしなくていいから

今日はなぜだか締め切り仕事がありませんでして、いつになくのんびり
モードで1日を過ごしました。とはいえ上司と同僚の一人がアメリカ出張、
もう一人の同僚が三重に出張で午後までひとりで電話番。

こんなこといつものことだと思ってますが、外に出ない役柄であればいいん
ですが、一応自分も営業職。客から呼び出されれば行かない訳にはいきま
せん。打ち合わせなんかがあれば席を離れることもありますので、その
あたりは時間を決めて人がいるときにすればいい。外に出る人優先です。

多くの時間を机で過ごしていると、隣にいる広報での会話が聞こえてきます。
この時期に多く出てくるのが株価の話。もちろん当社の株価です。
社長が降りてきて下がり続ける当社の株価に対してどうにかならんかとか、
誤解を生まない広報のあり方とか。

今ではIR(Investor's Relation)という言葉を軽視する企業は投資家から
見離されます。経済の状況が悪いということは、大半の企業の業績が良くない
ということで、それだけ投資家も慎重になってきます。だから彼らは企業の
業績がどうなっていくのか、未来はあるのかどうか、少ない情報の中で開か
れた企業の情報開示を求めているんです。それはそれで投資家の正しい態度。
投資は株のリターンを売買によって求めるのではなくて、企業が成長とか
利益の蓄積をすることで投資家へも還元していく、そのサイクルを求めて
いくことが健全な姿だと思います。投資としてはね。

でも今のIRは目先のつなぎの様相です。
一見するといい会社じゃないのか、あるいは良くなるんじゃないかと思わせる
ような発表をする。これって海外の投資家比率が増えてきたことや個人の投資
が増えてきたことへの対策であると思われますが、なんだか場つなぎで悪く
言えばダマシです。心理的に効果を与えるために言っているに過ぎず、体質が
どうだということではないので、本質的なところでは何も分かりません。
本質まで対外的に言ってしまうと後が怖いですから。

以前、野村証券のアナリストが言っておりましたが、トップの哲学と実行力、
それからスピード。この3つが揃うことが信頼の条件だと。
結果が良ければそれでいいということではなくて有言実行型が望まれる。
そういうことです。結果だけでは今回良くても次はどうなるのかが分からない、
そんな不安を持つ企業ならば、今期は損を出しても来期は明確な意思と実行力で
確実に回復すると確信できれば長い目で見れば投資は成功する。投資とはそう
いうもんだと思う。企業の一部を買うのと同じ効果ですからね。短期的な動向に
目が行けばそういうことはできない。

投資家の理想と現実はかなりの乖離がありますから、企業もそれ相応に対応
しないといけないから、教科書通りではやっていけません。IRの担当者は
経済の専門家はいませんから、そのあたりを勉強しておいた方がいんじゃない
かといつも思う。大きな流れが分かるべき部門。でも企業の常で、いわゆる
頭のいい「お勉強」が出来るタイプの人、つまり法学部あるいは経営学科卒が
多いから、なんだかわけの分からん議論をしているのを後ろで聞いていて
イライラするのは自分一人なんだろうかといつも思います。
こういうところにもきちんとプロを置く。そんな余裕が無いんですかね。
その日の株価の上昇や下落を見て一喜一憂するのは止めて欲しいんだけど・・・。
それが仕事だから仕方が無いのかな。うーむ。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月28日(月) ウダウダ言わずに

会社帰りに丁度出くわしたので、以前から知っている先輩後輩と
飲みに行くことになりました。月曜なんで、もちろん近場で。

先日、15%の給与カットされている自分の思いを述べましたが、
彼らは事業のリストラの影響で子会社に所属しています。事業部門が
そっくりそのまま子会社化しちゃったわけ。それで会社の要求とは
そこからさらに5%カットを言われているようだ。しかも賞与は
無しの方向。ここまでくると元の所得の40%ダウンぐらいには
なるのかな。こりゃ大変だ。人ごとだけど大変だ。

でも自分は言いました。その給料をもらってグチを言いながら仕事を
続けるか、会社を辞めてグチを言わずに済む会社に入りなおすか、
どちらかしかないだろう。会社を辞める勇気が無ければグチを言うのは
やめろと。会社の批判をする前に自分の価値を高めて給料を上げる
努力をしろと。

黙っちゃいましたね。彼ら。

しんどいことをグチっているだけじゃ会社はいつまでも良くならない。
そのエネルギーを前向きな力に置き換えて会社を立て直すぐらいの
パワーにしてしまえばいいものをと思う。そんな年代だし。

設計や現場に仕事が無いなら、従来の仕事にとらわれず新しい仕事を
見つけてやるぐらいの意気込みが無いと、本当に下を向いて生きて
いかなければなりません。それこそみじめな生活です。

自分がそこまで厳しい状況ではないからこんなこと言えるんですが、
彼らと同じ状況であれば同じようなグチを言っているかもしれない。
だから彼らに言ったのは自分への戒めと思っています。仕事が忙しくて
しんどいのは生活が守られているからまだいいかもしれない。それが
度を過ぎてグチすら言えない状況であれば話は違うんですが。

彼らの姿を見て自分の身を引き締めました。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年10月27日(日) 給与カットを体験している者のつぶやき

今日は晴れて良かった。昨日の天気が続いたら布団も干せないからね。
週末ごとに掃除・洗濯・布団干し。主夫してます。(笑)
でも料理はしません。米炊きを除いて。総菜屋が近くにないからおかず
だけを買うにしても高くつくだけだから結局外食になっちゃいます。
おかげで栄養が付き過ぎてお腹のあたりが心配ですが・・・。

今日のサンデープロジェクトを見ていて改めて思いましたが、年寄りと
若手との考えの差がはっきりしていますね。不良債権問題のところで。
ま、とはいえ政府側の人間である大村くんは小泉首相を擁護する立場。
批判は出来ないしね。必ずしも個人の意見とは言えないかも。

政調会長の麻生太郎氏は結構面白い人物だと思っていますが、やはり
年数を重ねてしまうと言いたいことも言えないんでしょうかね。
いや、彼を支持しているわけじゃないんだけどね。説得力があるわけじゃ
ないんだけど、その発言が面白い。自分を茶化しているようで。
信念を熱く語るタイプじゃないよね。テレビ的には。だからもしかしたら
彼のことを誤解しているかもしれない。でもその信念は国民に向けて
表してもらわないと、その政治家としての人となりが分からない。
表われているところだけで政治家というものを判断しますから。そういう
意味で、彼は誤解されやすい人なのかもしれない。分かりませんが。

一方、デフレ対策特命委員会委員長の相沢英之氏は何だか古典的。
というか、融通が無いようです。小泉内閣への抵抗勢力は往々にして
そうなんですが、今までの通念や歴史の範疇を越えることができない。
越えることができないということは、例えば不良債権処理にしても
過去の事例以外は受け入れることができなということになってしまいます。
新しい手法を提示しても時期早尚として聞く耳を持たない。ということは
時間軸が非常に長い人であって、早急な処置に対しては対応できない人
ということになります。今目の前に起きていることは日本の歴史上
例の無いことだから、過去の実例を参考にしても意味が無い。参考には
なっても実践することは出来ない。いわゆる経済学というものに拘った
政策では解決できなかったことが起こっているんです。

歴史を学んで現在に応用することはできますが、歴史で行われたことを
現在の事象に適用させるのは難しい状況でない時です。いわゆる調整。
腐ったものを処理するには切り捨て去るしかない。これを今まで影響が
大きいということで温存し続けたことが不良債権の処理が進まなかった
大きな理由。政治的にはこれをバッサリ切り捨てるのは国民や特に銀行・
・建設・流通業界からの大きな反対が予想されますからやりたくない。

痛みは味わいたくない、影響が大きいという理由で今やるべきではないと
いうのなら、不良債権処理については反対しているわけではないのだから
処理に向かってのスケジュールとそれまでのつなぎ策を出してみろよ。
それは政治の怠慢として非難されることは目に見えていますから、国民は
反対しないでしょうけど市場は黙っていません。日本という国に見切りを
つけるでしょう。それこそ日本恐慌の始まりです。外人は怖いです。

株式市場や為替市場が国内だけのことではないのは誰もが知っている
周知の事実。他通貨に対してドルに対して安定的な円を購入することは、
リスクが低いということで安心して買いやすい銘柄。為替がそうであると
いうのなら、株式にも同じことが言えるわけで、ボラティリティが小さい
ということで、低リスク銘柄になります。上下の振れが小さいってことね。
そこに今やっている不良債権処理が進まないとなるならば、もうこれは
日本の将来を悲観して、あるいは潰れていくと考えてリスクが大きくなると
考えますから保有者にとっては売りの対象になります。もちろんその振れで
儲けているような人たちもおりますから、振れないより振れたほうがいいと
思う人も一方ではおりますから、そのあたりのバランスですかね。

でも当事者である我々日本人は国が潰れる方向に行ってもらっては困る
わけですから、やはり安定的で(安定的とは適度に右肩上がりに成長する
ことです。決して変化の無いことではありません。)、明るい将来を思える
日本になって欲しいわけです。現状がそうではないわけですから、バブルの
後遺症はきちんと治療して、お金が回っていく世の中にしていくことが
必要です。企業は成長が見込まれず借りたお金を返す方向へ、国民は収入が
減ることを予想して消費をしないで金利がゼロでも貯蓄に走る。そうなると
銀行はお金が余って国債を買うしかない。それで長期金利が下がる。それでも
企業はお金を借りる投資目的がないからお金を借りずに余るばかり。お金の
供給を増やしても効果がないのはそういうことです。借り手不在です。
一方では危ない企業から貸しはがしをしているわけですから余計にそうです。

これまでは右肩上がりの成長が当たり前だった(評価された)時代。
人が増えないんだから生産も同じくして増えなくなる。総量としては成長が
見込めないんですから利益を求める方向へ行かざるを得ない。だから成長の
定義を変えるんです。生産量ではなくて利益の大きさです。この考えが
選択と集中のはずなんですが、これをマジメにやってしまうと米国流の
ギスギスした社会になってしまうような気がするのは政治家だけではない
はず。我々も同じ思いではないでしょうか。でもこれを解決するのは国家の
関与しかない。市場原理では再生できないのだから。

国家の関与を否定する(公的資金の注入を拒否する)のなら、国際的に
自立した銀行であるべきで、評価の基準も日本流ではなくて国際基準に
合わせて、それできちんと評価される体質になっていくべき。銀行業界が
崩壊して困るのは我々国民ですが、残るべき銀行が残ってくれればそこから
ひとつのスタンダードが出来てくるんじゃないでしょうか。例えそれが
悪名高いIMFの手を仰ぐ形になったとしても(そうならないことを望む)、
国家がきちんと国民生活を保証(最低限のね)してくれることを前提に、
建て直しをするぐらいの信念で国民を説得できないのかな。我が身を案ずる
ことなんか忘れてさ。結局議員連中や官僚は、我が身が大事だからそれを
国民の不幸は許せないと言い換えているだけ。信念がしっかりしていれば
給料が下がったぐらいで辞める人はいないさ。だから議員や官僚の給料を
下げてそれを元手に借金返済に充ててみたらどうか。これは斎藤教授の
考えと同じだけどね。国民の所得が減って税収が減ったのなら、それに
伴って公務員の給与も減るのは当然のこと。それを国債や地方債で補填
して借金を重ねてもその返済なんか出来る見込みなんかない。方法は給与
カットでも人員削減でもどちらでもいい。自ら苦渋の汁を飲んで国民に
奉仕しているという姿を見せるだけでも公務員に対する見方が変わって
民間人もやらなきゃっていう気概が生まれてくるんじゃないだろうか。
お金を使うって、マインドの問題が大きいからね。議員も役人も国民と
同じ土俵に上がって、同じ気持ちにならないとやらなきゃならん方法も
思いつかないんじゃないか。

がんばってやっているとか、もらえて当然の立場であるとか、そういう
低い次元の議論ではなくて、無いものねだりをするなと言いたい。今や
借金をしてあなた方の給料を支払っているんです。おかしいと思わない?

あくまで全社員15%給与カットを受けている企業社員のグチです。
胸くそ悪いと思われた方はどうぞメールででも苦情を下さい。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年10月26日(土) PCもそろそろ限界か

99年に買ったこのノートパソコン(バイオくん)も、そろそろ限界が
来ているような気がします。というのも、ダイヤルアップが使えなく
なってきたし、OSの調子も悪いし。機能が充実しているだけに残念。

そもそもノートPCを購入したのはモバイル機能を重視したから。
持ち運びが出来るPCが欲しければノート型になります。その代わり
お値段が高くなります。自分のヤツだと約25万円でした。今だと
同じ機能で20万円近くになっていると思う。

一番大きいのはブランドにひかれて買ったわけですが、やはり友人が
言うようにネットワーク系が弱いように思える。あるいは指しこみ口の
脆弱さ。抜き差しを何回もやっているとおかしくなってくる。接触が
悪くなるということです。そうなるとさすがに使えない。使えなけりゃ
意味が無い。モバイルが使えなきゃデスクトップで十分ということ。

最初からデスクトップでいいと割り切っていれば20万円も出せば
相当いいパソコンが買えます。恐らく来年には買い替えると思います。
OSは98が使いやすいのでその頃にどうなっているのか心配ですが、
その時に一番使い勝手のいいヤツを買えばいいだけなので、そんなに
気にすることじゃないですね。(笑)

もともとPCは好きじゃなかった自分にとっては会社の業務で使うよう
になってからは必需品になりました。インターネットを使い始めた頃に
コトウさんのことも知りました。そういう意味では運命の出会いだった。(笑)

個人で使っているのはソニー、業務用ではNEC。モノとしては圧倒的
にソニーのバイオくんが上回っておりますが、いかんせん耐久性に問題
があります。少々手荒い扱いをするとすぐにかんしゃくを起こします。

つい最近まで暑かった気候がこの頃涼しくなってきたのでPCもそれに
対応できていないのかも。暑い時は暑いし寒い時は寒いし。部屋の中。
それぐらいじゃへたっちゃイカンよ。バイオくん。

はい。今日は曇りのちときどき雨。(東京地方)



2002年10月25日(金) 将来の幸せか明日のメシか

今日は少々長文注意報発令です。

厳しい状況になってくると将来の夢なんかは語れなくなる。
その代わりに明日のメシの種を探してこいとなる。当たり前だよね。
しかも受注利益の無い案件なんかは取ってくるなという指示も来る。
目の前の仕事を選んでいる場合じゃないけど、損するのが分かっている
ならば出張なんかせずに静かに机に座ってじっとしてろとなる。

固定費(主に人件費)はじっとしてても動いても同じだけ発生する。
取ってこなきゃ管理費の回収もおぼつかなくなりますが、それすら
回収できないぐらいの安値で要求されることもあるから、そんなものは
無視して何にもせずに机に座ってろとなる。取ってくること自体が
会社への背任行為となるため。

まだ会社に余裕があったときは政策的とか戦略的とかいう言葉である
ポリシーを持って赤字受注に向かうことができましたが、これは相当の
覚悟が無いとできないこと。営業部長の決裁ではダメで、担当役員とか
場合によっては社長決裁となる。それだけその案件が会社にとって重要
であることをトップに対して説明をして納得してもらわねばならない。
会社の業績に直結する話ですから。経営責任というヤツね。

個人経営であれば社長の決断ひとつで全てが解決してしまうけど、組織
を持つ会社であると、いわゆる手続きが必要になる。そこにスピードが
求められて各社苦労をして仕組み作りに懸命になっている。決裁権の
委譲とか組織のフラット化とか、あるいは決算発表時期の早期化なども
スピード化の一例です。決算発表する数字は取締役会の承認が必要だし。

そんな会社の手続きのことはいいとして、自分が所属する事業の置かれて
いる状況は変化に富んでて楽しい。(皮肉ね) 対象とする客先業界の
景気の波は激しいし、内輪で言うと事業の責任者が3年間で3人目。
特に大手の客先からは非難ゴウゴウです。上が変わるということは方針も
変わるということ。せっかく顔見世して情報ルートができたのに、これで
また振り出しとなり、またその人となりから様子伺いをしなきゃです。

そんなこんなもありながら、上期の業績はなんとか黒字。下期はさらに
厳しい状況が予想されるから、尚一層のコスト削減と案件の掘り起こしが
求められます。来年再来年の設備投資計画は把握しているけど、それらは
必ずしも実現するとは限らない。実現性はあるとはいえ、それらが即
フトコロを温めてくれるかというとそうでない。絵に描いたモチに希望を
託してもお腹はふくらみません。だから目の前に転がっているメシの種を
探しに行く必要がある。それが易しくないから悩むんだよね。

でも出来ないからと言って諦めた時点でオシマイです。
オシマイということは会社にとって必要の無いということです。だから
難しくても何かを探してくるしかない。出来ないで済ませれればだれも
がんばらないし、そのモチベーションも保てません。でも結果を出せば
その報酬をもらうのは当然です。それが出来ない会社は自分から進んで
辞めたほうがいい。長い会社生活ですから自分の能力に見合わない報酬
しか与えられないのはどう考えてもやり損です。

実際に行動するかどうかは状況によりますが、それぐらいの気構えでい
ないとこれからの会社生活は何が振りかかってくるかわかんないから
いざとなった時のショックは大きいでしょう。そうなった時の自分の身の
振り方が固まっていないならなおさら。でも日頃からそんな気構えを持って
いる人はいざとなった時も対処が出来るでしょうし、逆の場合は対処すら
できないでしょう。だから日頃から会社の方針はともあれ、自分の中で
方向性を見出して今何をしたらいいのか、そんなことを考えながら目の
前の仕事に前向きに取り組むことが必要ですね。

さてこう言っときながら自分はどうかというと、向かいの席に同期入社で
強く生きているヤツがおりますから、常にそのエキスを吸ってます。(笑)
環境的には同期入社のやつが同じ職場にいると仕事がやりにくいと言い
ますが、自分の場合はそんなことなくお互いがお互いの立場をわきまえて
いるからライバル心とかはありません。協力しながらお互いの思いを時々
語るといったスタイル。逆に同じ土俵だと続かないかもしれない。

二人の共通の思いは会社を変えなきゃ、ということ。
新規事業はある意味、会社は理想形を模索するひとつのモデル。
本気で進出するか撤退するかを考える上でのテストケースです。
だから通り一辺倒な考えでは成功しないというのは会社も分かっている。
あとは我々がどういう形にしていくかを提案して、それが認められるか
どうかを見守るのみ。やって初めて分かることが多いですから、それらの
経験をどう生かしていくかは会社が決めること。不満や葛藤はありますが、
そんなことよりも事業の方向性を考えるのに自分たちも参画できることは
正直言って迷惑なことではありません。むしろありがたいこと。

そんな将来を考える事業である部門に所属しながらも、明日のメシの種を
探してこなきゃいけないんですから、会社は相当痛んでいると言ってもいい。
とはいえ、本当にそういう状況であることは聞き及んでいますし、会社の
重荷になるのはイヤですから、選択肢は自ずと限られてきます。だから
そんな限られた選択肢に集中してやればいいわけで、逆に悩む必要もない。

何を言っているのか自分でも分からなくなってきました(苦笑)が、とに
かく限られた時間と資源の中で限られた選択肢に集中する。そしてそれらを
何が何でも全うする気概を持ってやる。そして願わくば利益を出して会社に
貢献する。そして自分のフトコロも温かくなる。そんなサイクルを回して
いきたいですね。最終的には自分のためですから。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年10月24日(木) がんばれ。竹中平蔵。

ちまちまというか、しこしこというか。
部門予算を作るのは正直言って面倒くさい。とはいえ普通に当たり前に
作っている部門ほど細かく正確に配慮する必要が無いので自分ひとりで
作るとしても、予算表をじーっとにらめながら先に作り上げた見直し
予算書の固定費(主要費目ごとの数字)になるようにうまいこと数字を
決めていけばいいということになります。

その見直し予算書を作る時にも固定費の数字はそれなりの理由を持って
作っておりますから、その整合性を持たせるように個別の費目で展開
していけばいい。ただ細かいところでは数字の調整が出来ないので、
どこかで説明の出来ないところも出てきますが、そこは予算作成者
(つまりわたくしです)の思惑とポケットですから理屈で説明できない
ところは自分が決めたと言うしかありません。ま、そのカラクリは
作った者しか分からないところがありますから、そんなに指摘される
ものではありません。というわけで明日はその部門費のお披露目と
承認を求めます。少々甘めにしているから文句も出ないだろうな。

プロセスとしては見直し予算書を作るときに部門長が数字を上げてきて
その数字を調整したものが予算書に織り込まれるべきですが、下期の
大枠の目標数字はあらかじめ決めていましたから、あとはそれを実行
するのみなので、細かいところであれこれ言っても始まらないという
のが実態ですけどね。

さて今週は竹中大臣がやり玉に挙げられて吊るし上げにあっていますが、
あるいはWBSに出演していたリチャード・クー氏なんかも竹中大臣の
実行内容の間違いを指摘していますが、個人をターゲットにしたり、
間違いだと批判したところでこれまでの歴史が如実に語っているように
実効性のある対策が無かった、あるいは実体経済が見えていなかった
ために間違った政策を行ってしまっていたと分かるのは過去の分析が
できる現在だからこそ。当時は本当にやらねばならなかったことを語る
人がいたとしてもそれは異端的な見解であって実行するには及ばない、
議論としても取り上げてもらえない事だったように思えます。

しかも時間の経過とともにその当時では効果的であったろうことも、
今では効かない方法になってしまったりしているということは、今更
昔の事を言っても意味が無いということ。常識的には無謀とも思える
ことを勇気を持ってやることが必要だと思われますが、そこは説明
責任が伴うわけですから、常に周囲の調整を伴います。そこに多くの
エネルギーを消費してしまうもんだから、その段階で息切れになって
しまって諦めてしまうという事もあります。今回はその傾向があります。

ある意味では「変人」小泉純一郎が抜擢した異端児と考えれば、この
竹中平蔵大臣は世の常識人が要望しない真の改革人なのかもよ。(笑)
自分はそのあたりに期待したいんです。個々の政策には多いに議論を
要する余地は残っているとしてもね。小泉内閣では時間制限でやって
いるから即効性を重視していると思える。だから余計にそのきつさに
音をあげたくなるんですが、そこまでやらねば真の解決は無いという
姿勢の表われだと思いたい。

出来ないと批判をする事は簡単。でも出来るために何をすればいいのか
ということを議論するのが今求められている事ではないでしょうか。
問題先送りはもういい加減うんざりだ。海外からの日本離れを促進
しないためにも、スピードのある実行力が必要だ。手続きが重要である
日本のシステムは柔軟性を持たせるべき時期が来ていると思う。
頭のお堅い人が壁になっているから容易ではないんだけどね。

がんばれ。竹中平蔵。

はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)



2002年10月23日(水) 小泉首相は死に体ですと?

亀さん印の国会議員が言いました。
”小泉首相はLame Duckだ。このままの政治手法で進めるならば来年の首相
改選時は江藤・亀井陣営としては支持しない。”

小泉首相は記者の質問に対し、自民党の中で竹中プロジェクトの計画を支持
しないのは一部だけだ、大勢ではない、と言いましたが、苦しい回答でした。

今ほど小泉首相に対して抵抗勢力が強くなってきた時期はありません。
しかも不良債権処理案に同調していた民主党も反旗を翻している模様。
野党4党は竹中大臣の問責決議案を国会に提出するようですが、それだけ
竹中プロジェクトの影響の大きさを感じます。こんな時こそ小泉総理は
リーダーシップを発揮してこんなバカな提案を退けるように仕向けるべき。
でも自民党のじいさん連中も反対しているというから事はやさしくない。

みんながこぞって現状の日本を憂いているというのに、いざ手を入れる
寸前になって反対をするという、なんとも情けないと言うか、誰のために
国会議員をやっているんだろうかと思えます。

そりゃ誰だって痛みを感じるのはイヤさ。血を見るのは避けたい。
今の提案を行うぐらいなら何もしないほうがマシだと発言したバカヤロウ
議員もおりますが、こういう化石みたいなオヤジが存在すること自身が
日本を破壊してしまうことにつながると思えてしょうがない。今まで何も
してこなかったからこそ、あるいは手を打っても効かなかったから今の
悲惨な状況になっているというのに、現状認識が出来ていない。

小泉首相は最初から痛みを感じてくれと言い続けているのだから、周囲が
この時ばかりと反対の声を上げるのは見ていて情けない。頼むから発言すんな
と言いたい。こんな国会議員連中が国家を運営していると思うと、日本の将来は
やはり悲観的だと公言しているようなもん。そりゃ株価も下がるわな。
実行部隊に縛りを与えているんだから、市場の失望感も沸いてきます。

明日はまた政治への失望感で株価も下がるんだろうな。出来高も少なくて。
ま、いわゆる様子見でしょうが、上がる要素が無い以上は売り板に押されて
下落傾向でしょうね。今週一杯は我慢です。経営の実態が株価に反映された
結果じゃないから、企業社員としては歯の食いしばりどころです。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年10月22日(火) 今日のひとこと、それから・・・

上司が言った言葉です。

「出来る人間のところには仕事が集まる。」

定時早々に帰っているやつは仕事が速いから帰っているわけじゃない。
仕事が無いから帰ってるんだ。遅くまでやることが正義だとは言わないが
仕事の多さを能力の大きさと置き換えて自分に誇りを持ってやれってこと。

冷めた見方では、うまく下を使おうという思惑のようにも見えるし、
素直に捉えれば、そこまで言われればやるしかないよな、なんて思います。

そう言ってる本人はさっさと帰ってるんですから、彼は出来ない人なんで
しょうか。(苦笑)

さて今日は竹中プロジェクトの中間報告の日でしたが、自民党抵抗勢力、
銀行業界、財務省の囲い込みから時期を遅らされてしまいました。恐らく
25日の総合デフレ対策発表も遅れる結果となりそうです。

影の総理といわれる青木氏の国会質問はあれは何でしょう?
「一部のマスコミに後押しされた国会議員で無い人云々・・・。」
これは明らかに竹中氏を指しているものですが、一部のマスコミってどこ
のことを指しているんだろうか。ってか一部というのは朝日のことなんで
しょうが、竹中氏を一番後押ししているのはアメリカです。

不良債権処理をすると痛みを伴います。それをいささか疑問だといまさら
言ったところでこの後、どうするつもりだろうか。自民党は。これこそ
問題の先送りの典型です。疑問だと言うのならその代案を出せっちゅーの。

先送りをして痛みを覚えないでいいようにすることは当然国民も喜びます。
でもそれじゃダメな状況になる(既にそうである)ことを国民に知らしめた
小泉首相が選ばれたのだから、それを早期に実行することが将来の日本を
明るくすることは明白です。今やらなければいつまでたっても灰色の世界。
灰色どころか真っ黒になってしまう可能性が大きいことは誰もが分かってる。

右肩上がりの状況が望めない現状では、これまで成功してきた手法は通用
しません。その恩恵に与ってきた人たちも恩恵が受けられなくなることが
つまり自身の否定になる。それが怖い。そのことを保身といいます。

改革しなきゃいけないことは皆が分かってる。それを今やるべきじゃないと
言うのなら、その時期とそこまでの政策を明らかにしないでただイカンと
いうばかりではただのダダっ子と何ら変わりがありません。性質の悪いね。
これでは日本の将来を預ける国会議員としての資質を問われてもおかしくない。

街頭でしゃべっている人たちは皆「変化」とか「改革」とか声高に叫んで
おりますが、それは小泉内閣に対する批判。ということは、構造改革を
するなということでしょうか。国民に血を見させるなということでしょうか。

もしそうなら、向かう先は結局のところ同じなわけです。
状況の捉え方の違いです。今すぐに手術をしろというのが小泉内閣。
そんなことしなくてもいいというのが抵抗勢力であり批判をしている人。
国民は今やれと言ってくれているのに、時期を逃すと国民もそのうち痛みを
恐れて抵抗勢力になってしまう。そうなると小泉内閣の崩壊です。というか
2度と改革を受け入れてくれる状況にならないのが分かってない。そういう
意味で抵抗勢力には状況認識が分かっていないと思うわけです。

国民に(あるいは自身に)甘い汁ばかりをすすらせていきなりショック死
させるようになることだけは避けてもらいたい。甘い汁に慣れてしまうと
痛みに耐えられない人間になってしまいますからね。我々は。今は身構えて
財布の紐をしっかりと結んでいる状況。そんな状況だから少々の痛みにも
耐えられる素地は出来ていると思う。緩んだ状況ではたかがスリキズでも
大怪我に見えてしまう。それでショック死。笑えません。

国を大局的に見ている人には当然ながら分かっていると思うんだけどな〜。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年10月21日(月) 失敗したか

いや、そうじゃない。そうじゃないと自分に言い聞かせ。
自分の気持ちに正直だっただけだ。後悔はしていない。

なーんて。重たい話じゃないですよ。(笑)
ひとつの出来事が通過していっただけです。

いやー。それにしても帰りの電車の中はうるさかった。
隣に座っていた若いカップルがペチャクチャペチャクチャとしゃべってて、
「なんかー」「ってか」の繰り返し。特に女の子の方。途切れないんだよね。

こちらはゆっくり読書をするつもりで普通電車に乗ったのに、降りるすぐ
手前の駅まで乗りやがってる。その間、ずーっとですよ。ほんと飽きずに
よくしゃべるよ。おかげで本を読んだ気にならずに眺め読みみたいだ。

おしゃべりも度を過ぎると騒音になる。
携帯よりも性質が悪いかも。長時間だとね。
ま、酔っ払いの絡みよりもマシか。(苦笑)

はい。今日は雨ときどき曇り。(東京地方)



2002年10月20日(日) 後ろ向きな考えでは・・・

誰だって話をしている相手が後ろ向きなことを話しているとイヤに
なってきますよね。1回や2回ならまだしも、何回もそれをやられ
ると、聞いてていい加減にしろと言いたくなります。

人に対してはそういうことを言いますが、こと自分のことになると
自身が無い。ということを言っていること自身が後ろ向きだ。(苦笑)

人は早々変われませんし、自分を捨てる必要もありませんが、自分が
どんなこと言っているのか分からない状態が続くと、それがおかしい
のかそうでないのかが分かりません。だから人と話をする。親しい
人ほどしゃべりの欠点を指摘してくれる。そこがイヤで離れていった
人もいる。こんなことでとおっしゃる方もいるでしょうが、この点を
自覚している人にとっては大きな問題です。こんなことで人間関係が
おかしくなったりもするんですから。

いや、何かというと、うーむ。いや。あはは。
ま、いいとしましょうか。(笑)

あるんですね。明るくしゃべれる人とそうでない人。
何気にどうでもいいことを気楽にしゃべれる人が好きです。
そういう雰囲気をかもし出しているってことね。あくまで理想ですが。

一方ではそうではなくて、気楽にしゃべらせない雰囲気を持っている人。
こういう人は苦手です。基本的に苦手な人っていうのは少ないんですが、
苦手意識が出てしまうとずーっと尾を引いてしまうんです。最初は我慢
できていても、そのうちストレスが溜まって我慢できなくなる。こう
なるともう最初の気持ちには戻れません。本当なら我慢と許しの連続で
あるべきかもしれませんが、最初の印象で苦手の烙印を押してしまうと
前向きに考えることがどうしてもできなくなる。この時点で終わりかも。

というわけでまた明日から普通の生活に戻ります。
何のことを言っているんでしょうね?(笑)

はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)



2002年10月19日(土) たわいもなく

先週の3連休は土日が試験、祝日の月曜は移転の手伝いで横須賀。
のんびりした時間を持ちたい自分にはしんどい1週間でした。
だから今日は勉強のことも仕事のこともそれ以外のこともなーんにも
考えないでただボーっとしていることにしました。

とはいえ明日は天気がよくなさそうでしたから、せめて布団干しだけ
でもやっときました。もちろん洗濯と部屋の掃除は週末のお約束なんで、
雨の降っていないうちにやっときましたけどね。
ま、こりゃしんどかろうがやらなきゃいけないことですけど。

と言っているうちに夕方から雨が降ってきた。

先週、駅前の西友で見かけたレンジのことを思い出した。
確か1万円を切ったお値段で、一人暮しになってそろそろ半年経つし
レンジも欲しくなってきた頃。車で出かけてのぞきに行った。だが、
そのレンジはやっぱりお値段だけの作りであり、ドアの開け閉めの時
安っぽい取りつけなのでどうも頼りない。ということで隣において
あった2万円のオーブンレンジの扉を開け閉めしてみるとこれが結構
良かったり。電気屋に行って欲しいオーブンレンジの価格帯は5万円
前後。ここまで出してまで買う必要性も無いし、どうせコンビニ弁当を
チンするぐらいだろうから、安いやつで良かった。というわけで取り
付けのよくない1万円のレンジは諦め2万円のオーブンレンジを買う
ことにした。そのうち必要がなくなるだろうからこれでも贅沢かも。

いやー、今の家電製品って使い始めが楽だね。アースの取りつけは
往生しましたが、コンセントを入れればそれで終わり。安いやつです
から機能も少なめ。面倒なことを覚える必要も無し。押して待つだけ。
使って面倒なやつは使わなくなるからね。シンプルでヨシ。
そのかわり置く場所が無くて冷蔵庫の上に置くしかないから炊飯器も
その上(つまりレンジの上ね)に置くしかないから中をのぞけない。
ま、コメを炊くことは少ないからこれでもいいんだけど。

でもこんなことをタラタラと書いていると、今日は本当にヒマなんだ
と思います。そう思うところがビンボウくさいというか。(苦笑)

※後日談:コトウさん宅も同じ日にオーブンレンジを購入したようですね。
      偶然というものは恐ろしいもので・・・。(笑)
      というか、新生児を持つお宅に役に立つものを考えねば。

はい。今日は曇りのち雨。(東京地方)



2002年10月18日(金) ようやくひと区切り。でも不満タラタラ。

ウチの職場はサービスマンがいなくなってから室長と営業マンが
3名の計4名。営業でありながら庶務はいません。立場的には
自分は管理の仕事がメインなので他の営業マンのようには外出が
ありません。となると必然的に電話番が多くなるんです。これは
精神的なストレスです。特にひとりしかいないとき、電話中に
他の電話がかかってきたとき。他に電話を取る人がいないから、
申し訳無いと思いながら放っておくことになります。それが
ウチの社員なのかお客さんなのか取引先なのか分からんし。

他の人間が出かけている時でも自分は自分の仕事があるにも
かかわらず電話はかかってきますから、そのための対応はしなきゃ
ならないので自分の仕事は中断することになるので1日の計画が
うまく進まないことが多い。これもストレス。だから人間が少ない
職場でありながらも庶務がいて欲しいと思う。

他の営業の人間は出かけてしまえばそんなことは他人事なので、
こちらの都合なんかなーんも考えない。それでいて庶務は必要無い
とほざくもんだから余計に腹が立つ。これもストレス。

今月の初旬は上期の締め切りもあるし決算用の資料作りもあるし、
パーツセンターの引越しの手伝いもあったし溜まった支払伝票の
発行もあったし、その他もろもろやることが多かった。ゆえに
営業活動は全くと言っていいほどやってない。というかやれない。

定時的に決まった仕事を持っている人間には営業を掛け持つことの
限界があると思います。営業だけをやっている人間にはストーリーを
描きながらそれに沿った活動も出来るでしょうが、月次業績やら
運送業者や調達先とのネゴやら決算数字の取りまとめや在庫管理や
引越しに伴う諸々やら勤怠簿の面倒やら文房具の購入やら電話の
取次ぎやら客先からの問い合わせやら業績の報告やら社内営業やら。

新しく来た上司からは何でも屋は強く生き残ると言われましたが、
会社に骨を埋めるつもりの無い自分には迷惑な話です。今の自分に
とっての一番の不満は営業にいながら営業活動がほとんどできない
ことにあります。他の営業マンに比べ時間の配分が圧倒的に少ない。
だから営業上知らなきゃいけないことも覚えられず頼りない営業と
なってしまってます。しかも他の職場の人からは自分は管理マンの
レッテルを貼られ、つまり管理の人間は何でも屋ってことで誰も
やりたくないことを押し付けるにうってつけの人間ということです。

これにはさすがに自分も腹を立てて噛みつきましたが、向こうは
自分の都合しか考えていないからとにかく押し付ける。押し付ける
だけならまだしも自分がやるべきことまでこちらに言ってくるもの
だから、ほとんど切れる寸前です。結局こちらがうまいこと解決して
あげて相手に渡すのですが、これってしつけとしては最悪です。
言えばやってくれると思われてしまうからね。小さな職場ですから
自分のことは自分でやるのが基本。というか常識。それぞれが固定
した仕事を持ってそれぞれの持ち分をこなしていく大きな組織ならば
べつですが、そうじゃない。そういう意味ではうまく運営されていない
のかもしれない。これは自分の責任じゃなくて管理職の責任。でも
当事者である管理職がだらしないもんだから自分のような何でも屋は
その尻拭いになって自分のやるべきことができなくなるという不条理。

自分に部下がいて仕事を振り分けることができればうまく回して
いけるし、補助も出来ると思いますが、現実には一番下っ端ですから
こぼれモノはすべて回ってくる。こういう無駄な仕事の仕方をして
いるから会社の業績が良くならないんだと、まるで日本の不良債権
処理が進まない状況とよく似ていることに例えたりして。

自分が思うに、日本の不良債権は人間じゃないかと思うことがある。
わざと人間を腐らせて遊んでいるかのようだ。そして腐ったと思えば
ポイと捨ててしまう。あるいは腐った人間ほど長いこと生き延びてる。
やり方が汚いんだよね。会社の繁栄よりも自分の保身のために生きている
人間たち。これこそ不良債権。伸びる可能性よりも現状にしがみつく
貧しさ。これじゃ下が育たん。

いやいや、グチが長くなったのでこのへんで止めときます。
とりあえず今週でストレスの溜まることも無くなりそうなので、週末は
ゆっくりしようと思います。来週は来週でひと波瀾ありそうなのですが
今はとにかくそのことは忘れてゆっくりしよう。ほんじゃ。

はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)



2002年10月17日(木) 流布のリスト

まぁ何だか世間で出回っている危ない会社リストが話題になっています。
30社とか51社とか70社とか150社とか。噂が噂を呼んでます。

2ちゃんねるの経済板はこのあたりの話題で活気があるようです。
自分はある時から2ちゃんねるは見ていないので、その成り行きは
分かりませんが、今日たまたま一部をのぞいてみたら結構盛んです。
あんまり個人攻撃していなく(一部竹中くんイジメもあるけど)、
思ったよりまともな議論になっているようです。

会社からだとトップから入ることは出来ないようなので、言葉を検索
してgoogleなんかのキャッシュで残っている掲示板から入る。この方が
手っ取り早いんで楽なんですけどね。

木村氏の弁を借りると、30社リストは危ない企業の代表として選んだ
わけじゃなくて、大手企業の代表を選んだといいますが、トヨタや
NTTなんかが入っているわけじゃなく、どう見ても大半は危ないと
言われてもおかしくない企業。この人はどうも他人事のように企業選択し、
自分の都合で意図的に選んだと言われてもおかしくない。どう考えても
客観的でなく彼の主観で選ばれたと思う。だから雑誌から引っ張ってきたと
言い訳しても、結局は自分で選んだわけだから彼が選んだのと同じ効果です。

選ばれた中には三越やツムラなんかの優良企業も含まれているので、噂を
耳にして慌てて売りに出した人なんかもいて迷惑を被ったことでしょう。

立教大学の斎藤教授なんかは小泉ボンドを10兆円分発行して構造改革に
充てろと言っています。原資は民間からは無理だから役所のリストラから
捻出する年間2兆円を5年間続ければ10兆円は回収できるんだから、
それぐらいの思いきったことをやって経済回復を目指せということです。
基本的には不良債権処理路線ですから、悪いところは切り捨てろと言うのが
斎藤教授の意見です。この点では木村氏と同じ意見です。

これはインフレターゲット論の否定で、日銀による資金供給の更なる緩和
(資金供給を増やす)をしても借り手がいない以上、インフレになり得ない
ということが背景にあります。でもインフレは資金供給以上に精神的な
要因が大きいと自分は考えますので、資金供給の緩和ではなく、ウソでも
なんでもいいからとにかく景気は上向いていると言い続けることが有効だと
思います。(ちょっと乱暴な言い方ですけどね)

インフレターゲットって、金融政策だけじゃなくて、インフレになると
思わせる地合い作りも含まれます。もちろん、実態が最悪な状態であれば
いくら当局が大声を上げても国民は信用なんかしませんから空回りに終わる。
でも本当に最悪な状態であれば、そこが景気の底だと分かればその後は
上向くしかありませんから、否応無くインフレになります。だからここは
合わせ技で、まずはきちんと整理をして、最悪な状況を作り上げて、そこ
から先は当局の出番で、インフレになることを宣言する。気持ちを上向きに
持っていきます。明るい未来を約束するのです。卑怯なやり方ですが、悪い
ことはひた隠ししていいことだけを流す。国民のコンセンサスが取れれば
成功です。そこまでのストーリーを作れるかどうかが今の課題だと思います。

世間に出回っているリストにある一部の問題企業を整理するだけでは日本の
不良債権問題は解決しない。だって氷山の一角だから。一角を崩すことで
五月雨式に崩すことができればしめたものですが、思いもよらぬ企業まで
崩されてしまうことが心配といえば心配。ウチの会社も不安です。だから
その不安が出てこないまで思いきってやってしまうだけのリーダーシップを
持ってやり遂げる強い信念と実行力、そこには密談があってもいい。事前に
漏れるようなことをして不安を掻き立てるようなことだけはして欲しくない。

ただ、政府が直接企業を指名して潰すようなことはあってはならない。
やっぱり仕組み作りとバックアップが必要ね。痛みを味わう人への支援。
そのための資金捻出は無駄な財政支出とは言えないと思います。下手に銀行へ
公的資金を注入するぐらいなら、それと同じ規模の支援をするほうがまだマシ。

あんまり確固たる信念を持って書いているわけじゃないから、読んでて
ピンとこないところもあるでしょうが、いずれにしても手術をするための
準備だけはしっかりして欲しいと、そのことだけは言いたいですね。
医者の技量と患者の回復したいという精神力の問題ですから。
(医者=政府、患者=役所も含めた国民ということでね)

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月16日(水) 今日はお休み

半年前から予定されていた診察があるので会社は休みました。
(だって午前中じゃ済まないんだよね。診察は短いがその他が長い。)

ヒザの手術をしてから5年半が過ぎましたが、診察だけは半年に1回の
ペースで行われています。特に何かがあるというわけではありませんが、
主治医が病院へ来てくれるように言うから行くようにはしています。

というか、ヒザの靭帯の手術だから、経過が悪いと再手術にもなり
かねないことを自分としては痛くも痒くもないので自覚していないの
ですが、主治医としては放っておくことができないようです。というのも
主治医にとって自分が初めての術式で靭帯再建を施したもんだから、
やはりその経過が気になるんですね。

主治医は慶應医学部の出身ですが、慶應の前十字靭帯の再建手術は
イギリスのとある大学と開発した人工靭帯で再建することが主流であり、
主治医もそれに倣って人工靭帯を勧めてきたし、生の靭帯を移植するより
回復が早いということで自分もそれに同意していましたが、手術の1週間
前になって主治医から術式変更を告げられ、なんだか訳がわからないまま
自分も納得してしまいましたが、結果的には退院まで人工靭帯の場合と
同じ5週間だったし、退院後も思ったほど回復が遅いとは思わなかった。

術式を変更した理由は、過去に手がけた患者の経過がいいとは言えない
からだそうです。つまり、人工物を生身の靭帯と交差させることになるので
人工靭帯が生の靭帯を傷つけて切れやすくなるということのようです。
そこで主治医は自分を人体実験の1号にしようと決めた。(笑)
まさしくこれが臨床実験です。慶應以外の大学病院や大手の総合病院では
すでに移植による術式は実例があったようですが、慶應あるいは慶應出身の
医師としてはもしかしたら初めてだったかもしれません。あくまで推測。

入院中に先輩患者のヒトから移植にしてもらって良かったね、と言われて
最初はピンときませんでしたが、後から聞いたところではこれが最良の
方法だったようです。主治医は整形外科医とはいえヒザの専門で、学会
なんかでも患者の経過を聞いているとどうやら人工靭帯の失敗例が出て、
目の前に控えている自分から術式を変えようと思ったみたい。だから
余計に一人目の自分の経過が気になるようです。行く度に全く問題無い
という言葉の連発で、それだけ自分の経過を見て自身の腕の確かさや
判断が正しかったと思っているんでしょうね。

とはいえ、5年半経った今でも十分に曲げることができず正座がきつい
のは事実です。長い距離のランニングをするとヒザが重たくなり、痛みも
覚えることがあったりもしますが、普段は何の支障もありません。

ヒザの前十字靭帯はお皿の裏に位置するものなので、かつての手術は
ヒザの表側を15〜20cmほど縦に切り開いて行っていたようですが、
切開部分の治りが遅く、かつ縫合部が目立つために、3ヶ所の穴だけを
開けてそこから管をさしてその穴からカメラやメスやドリルなんかを
突っ込んでモニターを見ながら手術をする。時間的にはヒザの切開より
かかるようですが、後の回復のことを考えると、この手術時間の長さに
よるヒザ下のうっ血(手術中は血が流れないように縛るから)のため
黒ずみが目立ちますが、時間とともに普通の肌色に戻るのでこれは問題
無し。他部位からの移植ですから、その他部位の靭帯を一部切除する
ことによる能力の減少(今まで使ってきたようには使えない)は、余程
ハイレベルのスポーツでもしない限りはこれも問題無い。ということは
自分にとってのこの術式はメリットが多かったということになります。
社会人になってから始めたラグビーも、ヒザの痛みのためにすでに辞めて
いたし。そういう意味でも結果オーライ。

今日の診察は、レントゲン撮影や会計の時間を除けばたったの2分。
診察台に横たわった自分のヒザを主治医がグリグリこねくり回しただけ。
レントゲン写真を見て、しっかりくっついているし問題無いね。じゃ、
今度は来年の3月ね、だと。毎月1回、水曜日の午後はスポーツ外来。
あんまり先の話だったので、そこにいた看護婦さんも笑っていました。
というわけで、5ヶ月先の予定が決まってしまいました。あはは。
今日の午後もスポーツ外来の日でしたが、来院していた患者さんは
じぃさんばぁさんばかり。どういうことでしょうか?(笑)

※ちなみにこの病院の院長の義兄がノーベル物理学賞の小柴さんだと。
 壁にお祝いが貼ってありました。ふーん。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月15日(火) 自社株の動きをどう考えるか?

これははっきり言って難しいです。
というのも自身がその当事者だから。冷静な目で見れるかどうか分からん。
そりゃそうだわな。特に社内のいろんなところが見える部門にいたら。

定時後にIR室長と主査、そして企画室の主査がリフレッシュコーナーへ
来て(自分はそこでタバコを吸ってた)、室長が持ってた株価のグラフを
見ながらあーでもないこーでもないとのたまわっていた。

自分はそれを見ながらニヤニヤしていたんですが、所詮シロウトなので
あえて口出しせずじっと聞いておりましたが、あまりしつこいといけない
と思い、途中で退出したわけですが、あのワイガヤはいつまで続いたの
だろうか。

一般的な話としては、過去の株価の動きを分析するには
1.個人株主の動きを知る(松井証券の情報なんか聞いて)
2.外人投資家の情報を知る(外資系証券会社のアナリストにヒアリング)
3.年金の動きを知る(目安としては信託銀行の保有残高を見る)
4.金融商品の動きを知る(特に大手証券会社の投資信託の動きを見る)
5.日経平均の動きを重ねる
6.社会情勢(特に政治)を重ねる
7.政府・日銀の行動を検証する
8.海外市場(特にNY)の動きを知る

その他にも債券や為替の動きなんかもあります。
でも今は政治の行方に市場の目が向いているんじゃないでしょうか。
要するに小泉内閣が目指す構造改革が景気の破滅を迎える政策ではないのか、
景気対策やセイフティ―ネットの拡充が抜けているんじゃないかと言われて
おりますね。そのために国民がみんな下を向いてしまい不安を抱えている
から景気の浮揚なんて思わない雰囲気が充満している。

我慢しなきゃと頭では分かっていても、それが先の見えないことであるなら
そりゃいつかは我慢にも限度があるでしょう。だから先の見える政策を求める
し、それが痛みのあるものならばその痛みを緩和する手当ても求める。それが
小泉内閣に見えているのかというと、どうやらそうじゃない。だから皆が
不安に思うのです。裏を返すと、今日1日をどう過ごすかという窮地には
陥ってはいないということ。そこそこそれなりに過ごせているってなわけ。
痛みの無いまま時間だけが過ぎてしまうと、痛みを覚悟した国民もその
痛みは悪だと思うようになってくる。だから早い実行が求められるんです。

長い目で見れば、赤字を垂れ流している企業でなければ今の株価は必ず
戻します。程度の差こそあれ。短期的な視点では、そりゃもう心臓が張り
裂けるぐらいの思いをするかもしれませんが、そこをグッと我慢して、投資家
になれるかどうかが投機家と投資家との分かれ目なんです。株価の下落による
責任を企業に詰めよる寄りも、いかにすれば企業の株価が上がるようになるか
をアドバイスするぐらいにならないと本当の投資家とは言えないでしょう。

内部の人間からすると、自社のどこがいいのか悪いのかなんてことは百も
承知している。悪いところは悪いと公表してしまえばそれだけを見た投資家は
やっぱりこの会社は悪いんだと思ってしまうから、会社の立場からすると
悪いことはやはり言えない。IR担当者としても気をもむところですね。
いいことを取り繕ってもそのうち化けの皮がはがれるから、自然体で臨む
ぐらいしか手は無いでしょうね。そのタイミングと内容にもよりますけど。

自社の株価が100円を切っている企業はそういう意味で大変です。
30社リストやら51社リストに掲載されている企業はなおさら。それだけ
IR担当者は躍起になって自社のイメージを良くするかを考えなきゃね。
実体が伴わなければいくら口で説明してもそのうち結果が出ますから、
やっぱりしっかりとした経営をして成果を出すという本来の姿に立ち戻る、
結果が出せる企業には資金をつぎ込む、そんなサイクルが成り立ってくると
お金が回ってくると思うんですが・・・。まだまだ先ですかね。

はい。今日は晴れのちところにより一時雨。(東京地方)



2002年10月14日(月) お手伝い

今日は横須賀(厳密にはもちょっと違うところ)にある製造所の中に
新設された建て屋に引越しする愛媛の部門からの荷物を受け取る日。
わたくしが発注を決めた運送業者が荷物を運んでくるわけですから、
知らん振りして任せるわけにはいかなかったというのが本当のところ。

愛媛の部門はパーツセンターですから、しばらく止めておくわけには
いきません。客先のパーツ発注は待ってくれませんから。他地区での
バックアップが無いわけではありませんが、全てをサポートしている
わけではないので、とにかく早期立ち上げが必要です。

一番の問題はパーツを取り扱う担当者が派遣さんであること。
ということは、場所が変われば必然的に派遣さんも代わることになる。
そうなると今まで蓄積していたノウハウが人が代わることによって
また一からやり直しになります。とくにパーツの取り扱いや事務処理に
慣れていない人が引継ぎするとなると、そりゃもう、周囲は大変です。
その人のフォローに回る人をつけなきゃいけないから。ギリギリの
人員で事業を運営している部門にとっては大変な事態です。

愛媛での担当者は2名おりましたが、2ヶ月弱前に、とある事情で
他部門から受け入れた男性がおりまして、その方にその一端を担って
もらうことにしましたが、いかんせん、この方には不向きなのか
やりたくないのか、そのあたりは知りませんが、なかなか仕事を覚えて
もらえないようで、かなり我々としても神経質になっていました。

そんな状態で移転をするのですから、もうひとりの方はそれなりに
できる人を採用しなければならない。立ち上げの速さとその人の
フォローを兼ねておりますから。そんな中で候補に上がったのが
ウチの社員の嫁さん。以前、大阪事務所で働いてくれていた派遣さん
だったのですが、結婚を機に大阪の地を離れるので契約を終了し、
派遣会社での登録はそのままに旦那のいる社宅へ行ったのでした。

この方は理工系の大学を卒業した才女で、もしかするとウチのサービス
マンよりも知識があるかもしれないと思えるほど。そこらの派遣さん
とは格が違います。ですから、早期立ち上げのためには彼女の力が
あれば職場的には都合が良かった。というわけでその方向で話を進め、
本人の了解も取り付け、しかるべき手続きをしようとしていたら、
製造所の人事GLからクレームがあり、夫婦同一職場はまかりならぬ
というのです。ダメであるのはしかるべき製造所内の規定か社内の
取り決めがあるのかと問いましたらそんなものは無いと。むしろ
世間の一般的常識としてそんなものはおかしいだろうと言う。実は
金曜日の東京分の引越しで自分が荷物の受け入れをしに行った時にも
激しく講義されて、わたしは聞く耳を持たなかったので上司である
室長へ話を通してくれとつっぱねました。

言わんとしていることは心情的には理解できないではありませんが、
実際に客先と向かい合っている事業者としてはベストな方法であることを
主張するも、その一般論ばかりを大きな声で言うもんですから、自分は
以前から無視していたんです。何故かって?そりゃ人事はスタッフ部門で
あって、事業に口出しする権利も責任も無いからです。違法であったり
会社の制度に背くようなことであればいけませんが、そうでない限りは
なるだけ事業部門の意向を汲みながら考えてあげるのがスタッフ部門
としての責務だと考えるから。その地区の人事のトップだからと言って
その人の感覚だけでモノを言ってもらっては困ります。あんたは何様だと
言いたい。もし反対するなら代案を出せと言っても、当然ながら代案
なんか出てきません。それは自分たちで考えろってね。いい加減だ。

もし合理的な理由でダメであることを説明して、その上でこういった
ことができるということを提案するならば、その時に初めて相手に対して
説得力が出てくるというものです。でなきゃ、ただの抵抗勢力です。
そんなもん、会社には不用です。無駄なエネルギーです。そう思うから
あえて自分は無視しました。彼からするとその無視が我慢できなかったよう。

こちらは一般社員ですから何の力もありません。ですから事業責任者で
ある室長に事の成り行きを一任したわけですが、思いは自分と同じ。
上で言ったできない社員を押し付けた張本人である事は別の問題と
言い逃れして、この問題だけを取り上げて声を上げる。そんなおかしな
体質に対して異論を唱えているのがウチの職場の総意だと考えている。

まったくもっておかしな会社(人か?)だ。

はい。今日は晴れ。(横須賀方面)



2002年10月13日(日) 科目試験2日目

今日は3科目目の英語の試験。
基本的な問題ばかりなので、とりわけ簡単だったのですが、簡単だからと
いって100点取れているかどうかは分かりません。ポカミスとをやって
しまっている可能性はありますわな。っちゅーか、100点を取るために
勉強しているわけじゃないので、そのあたりはどーでもいいんですけどね。

さてこの次は統計学と経済原論。それから専門科目へと進む。
それから夏期スクーリングで取れなかった英語1単位を来年取ることになる。

英語は学士入学の特権でレポートの提出が無いから科目試験の申し込みをし
受けて合格すれば単位になるけど、その他はレポートの提出と科目試験の
合格で単位が取れる仕組み。まずはレポートを書くための準備をしなきゃ。
これからが本番です。

現在の経済の現象を書いている著書はいくらでも市場に出回っている。
でも学問としての経済学を体系的に記している本はいくらもない。
だから大学のテキストでバランスよく知識を吸収し(つまり中立的に書いて
いるから偏見が少ないのがいい)、いわゆる伝統的な手法というのが現状を
打破してくれるのかそうでないのか。そのあたりをテキストで見ていける。

経済学というのは生活を直接守ってくれる学問ではありませんが、経済の
大きな流れを捉えるには好都合な学問です。マクロな視点で経済がどう
動いているのかを感じ取れる学問です。今日のメシより明日の幸せです。(笑)

生産性の向上と人口増加から経済は右肩上がりを続けてきましたから、
基本的にはインフレに対する見識があれば良かったのですが、その見識も
バブルの崩壊とともにインフレ神話は崩れてしまった。そこでテキストの
隅っこに閉じ込められていたデフレに対する見識が求められていると思う。

量的にはマイナス方向の拡大に向かう状況の中で人々が生きていくための
理論は今まで無いと思う。金利もマイナスにすることはあり得ないから。
縛られた紐を解いてみて初めて真実が浮かび上がると思うのは間違いか?
理論作りはそんなところから始まると思うんですが、論理的な思考を
持っていない自分には難しい作業です。(苦笑)

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月12日(土) どんなもんかと思ったが

初めての科目試験を受験。専門科目は来年以降にしているので今年は
総合科目の英語だけ。学士入学はレポート提出なしに英語は受験が
できるのでそれに甘えていましたが、受けてみると・・・。

いやいや、内容は簡単だったのですが、満足行く結果になったかどうかは
不明です。わかんなかった設問もあり、あとで確認してみるとやっぱり
間違っていた。書けておかしくない記述問題も、とんちんかんな回答に
なっていたかもしれません。(しかも記述設問は40点もあった)

学生時代に英語を専攻していた自分にとって80点取れなきゃ不満足。
心配しなきゃいけないってことは、明らかに学力低下しているっちゅーこと。
ということは、やっぱり高得点は無理だってことかな。

試験時間は60分と短いんですが、いわゆる専門的な設問がなかった
せいもあり、早い人は開始後20分の退出許可時間には解答用紙を提出して
教室を出ていった人もちらほら。別に驚くようなことではありませんが、
自分は納得いくまで回答を考えた。時間がかかるということも学力が
低下していることを如実に表している。つくづく10数年のブランクが
うらめしいと思った。

記述は鉛筆不可。ボールペンか万年筆書きのみ。
これじゃ書き直しができないよと思いましたが、内容は書き直して困る
ほどのボリュームもないし、ま、しょうがない。でもいざ書いてみると
思いなおしたりすることもあり、結局汚い解答用紙になってしまった。
取り消し線は許されるんだろうか。などと心配。

今日は2科目。明日は1科目。いずれも英語。
これが終わればようやく専門のほうに進める。ちゃんと取れてれば。
できることからやるしかないね。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月11日(金) 歩行喫煙

今日は第一弾の荷物の搬入で、しかも初めて立ち入る工場の中なので
最初はあたふた。でも面倒を見てくれたシステム室の担当者君の
おかげでLAN回線のハブまでの設置、電話回線のセッティングと
電話機の設置、机の配置ができまして、ついでということで工場の
案内までしてもらいました。今日のところは東京からの荷物の搬入
までで、14日には愛媛からの100箱を越える荷物の搬入が控えて
いるので、ま、下見といったところでしょうか。

工場の中で自分が興味あったのは、喫煙所がどこにあるか。
自分は喫煙者なので、建屋のどこに喫煙所があるかが重要です。
聞いてみると工場の中には喫煙所は2ヶ所。工場スペースに1ヶ所、
事務所スペースに1ヶ所。200人を超える人員が働く工場としては
ちと少ないと思いましたが、建設の設計者が喫煙者で無かったことが
このような結果になったというもっぱらの噂です。

さて喫煙といえば問題になっている歩行中の喫煙。あれはいかん。
言われているように、自分もタバコの先が体に触れてヤケドしそうに
なったり、飛んだ灰が目に入ったりなんかして、迷惑してます。
いっそぶん殴ってやろうかと思いましたが、いかんせん自分も喫煙者。
大きな声じゃ人を非難できない。

そういうわけで、1ヶ月前ほどから歩行中の喫煙は止めました。
自分が迷惑だと思うことは人も迷惑だと思うから。せめて自分だけでも
止めれば一人でも多くの人が迷惑に思うことが無くなると思ったから。
千代田区は条例で歩行中の喫煙を禁止したみたいですね。
流行に敏感なわたくしでした。(笑)

はい。今日は晴れ。(横須賀方面)



2002年10月10日(木) 引越しの手伝い

職場の一部が引越しなので、その段取りをしてあげることに。

場所の移動なので、社内的には該当者には異動通知がでてもいいんですが、
実はまだなんです。というのも、会社と組合の団交が9月のぎりぎりに
なっても妥結に至らず(とはいえスタートが遅かったのが理由)、
10月になってようやく妥結の方向になりましたが、移動する日は
決めておりましたから、これから日程を変更するわけにはいかない。

これには背景があるのですが、それを組合に説明する必要は無いと
判断し、時期的に組合へ申し入れするのが遅れました。その背景とは
まだ解決していないのですが、それを待っていてはいつまでも移動が
できないので、ある意味フライングです。

フライングですから、社内的な説明も無く事を進めてきましたので
いろんなところで反響がありまして、いざ動くことになったら苦情やら
怒りやら聞こえてきましたが、それらをなんとか抑えつつ移動する
ことになりました。(上が変わったので調整役はわたくし)

うまいこと説明しないとこじらせてしまうので、そのあたりは考え
ながらやりました。担当者である自分が説明役になるのは本来ならば
役不足ですが、きちんと背景を説明すれば納得してくれた。その意味で
役職よりも説明の仕方が大事だと感じました。所詮、会社はエゴの塊り
ですから、立場上の考えを言っているに過ぎない。だから彼らの立場に
立って説明すれば、それなりに(あくまでそれなりにね)納得してくれる。
それが分かっただけでも、自分としては会社での生き方の一部を経験
できて良かったかもしれない。

明日は引越し先へ行って机の整理(LANやら電話線の接続具合も含む)
をしに行きます。ウチの職場の書類なんかを明日の午後に着かせるように
手配したので、その受け取りもやります。14日には愛媛の荷物が大量に
到着するので、その時も手伝います。そこまでが自分の役目。その後は
自分たちで足りないものやらルールやらを聞いて覚えてもらいます。
そこまで面倒は見れないからね。

とはいえ我々にとって引越しは初めての試み。きちんとしなきゃね。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月09日(水) 愛国心

ちょっとしたニュースで流れておりましたが、福岡市の小学校の通信簿に
「愛国心」という評価項目ががあると。しかもそれは144校のうち64校が
校長会により採用されていると言っていました。

小学生に愛国心とはこれいかに。って感じです。
愛国心を求める前に他に求めるものがありゃしないかと批判したくなる。

校長会は文部科学省の指導要領に従っていると言っているそうですが、
もしそれが本当だとするならば、文部科学省は子供たちに日本とは何ぞや
ということを教えなければなりません。日本という国がどんなものである
のかを理解しないうちに愛国なんて言葉を先行させても、恐らく子供たちは
言葉を誤解するんじゃないでしょうか。

というのも、国を愛するといっても、国の何を愛するのかというその
対象が曖昧ですから、もしかしたら天皇かもしれない、首相かもしれない、
日本という土地かもしれない、彩りのある季節かもしれない、日本人という
民族かもしれない、文化かもしれない、言葉かもしれない、歴史かもしれ
ない、はたまた親兄弟かもしれない。捉え方は人それぞれでしょう。

下手をすると排他的な考えになってしまい、日本以外の拒否の考え方にも
なりかねません。特にアジア系の民族に対する排他性。これが一番怖い。
自分の親もそうなんですが、東アジア系、特に朝鮮民族に対する拒絶感は
相当強いです。西欧人は歓迎なんですが、東洋系は蔑視する。そんな
歪んだ感覚は愛国心ではありません。単に見識を狭めているだけで、自国
以外は知ろうとしない、どうでもいいと考える。これは時代と逆行です。
こんな考えは終戦と同時に終わって欲しい。戦争を体験した人の口からは
同じくして朝鮮人批判を耳にします。やはり戦時中は苛酷な労働は存在
していたんだとつくづく感じます。

そんなイメージを持つ愛国心という言葉ですから、余計に言葉が先行する
のはいけないんです。言葉の持つ意味が間違った方向に行き出すと止まり
ません。他国を知り、それにより自国の存在意義やら自国の良さを再発見
するのが愛国心だと定義すれば、他国の批判などは想像もできません。
愛国心とは日本に住む自身を愛すること。自身を愛し、プライドを持って
強く生きろというメッセージであればいいのですが・・・。

ま、これをテレ朝が流していたのもうなずけるといえばうなずけるんです。
他では見かけなかったしね。事実を伝えただけでコメントなしだったから、
それはそれで良かったんですけどね。もしコメントしていたら後が大変。
だったかも。ね。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年10月08日(火) どうすべきか

予定していた代替装置の出荷が終わったとの報告がフォワーダーから
あったのはいいんですが、その後に製造会社から2クレート(箱)が
出荷遅れしていると報告があって、少々混乱しています。

現在入手しているインボイス価格は1セット分。
これは前回2セットを輸入した際に発行されているうちの1セットと
同価格なのでそうだろなと思っておりましたが、そのうち2クレート分
が積み残しとなると金額が違ってくるのは当然のこと。でもそうじゃ
なかった。

すでに客先の建て屋に納まっている装置2セットのうち1セットは
契約にあるスペックを満たさぬ装置なので取り替えることが決まってた。
その取り替えとなる装置が今回出荷となった。だから基本的には装置の
内容は同じ、インボイス価格も同じ。改良をしているから詳細まで全く
同じというわけではありませんが、価格としては同じなはず。だから
インボイスが同じ数字であることは予想されましたが(むしろそうで
ないと困る)、そのはずなのに、一部が未出荷であるならば本来は
その分を減額してもいいはず。でもそれがなされなかった。

これ以上言うと問題あるので差し控えます。

実務をやっている側としては非常に困ります。とはいえ、輸入しない
わけにはいかないので入れる方法を考えます。無い知恵絞って。

残っている2クレーと分は非常に繊細なユニットですので製造側も
梱包の方法に神経を尖らせたようで、そのために遅れたようですが、
数日の遅れがどれだけ関係者に影響を与えるのか分かっていない。
特に客先からするとあきれるしかない。

どれだけ日本側で段取りして待ちうけていても、決め事を守ってくれな
かったら意味が無い。しかも送ったと言われて安心していたらそうで
なかったという・・・。グチりたくなりますわな。

とにかく貨物は動いているので止めるわけにはいきません。
あとはお金がかかっても、客先から罵倒されても耐えるしかありません。
こんな商売をしていたんじゃ、買ってくれるところが無くなるよな。
日本のマーケットをどう考えているのか疑いたくなります。この客先は
重要顧客と位置付けているにも関わらずなのに。

しょうがない。目の前のことをきちんとやるか。せめて。

はい。今日は曇りのちときどき雨。(東京地方)



2002年10月07日(月) 更新は滞っているものの

わたくしのトップメニューの中にこの日記もあるわけですが、
もうひとつの書き物として、初心者のためのゴルフ講座を載せて
おります。

もう、内容としてはかれこれ1年近く更新していないかな。
今年の夏ごろまでは、あんまりのぞいてくれる人はいませんでしたが、
なんだかこの頃、季節がいいからかのぞきに来る人が多いです。

とはいえ、googleとかyahooとかに残っているキャッシュを頼りに
言葉で検索して直接来る人ばかりです。あんまりいい気にはなりま
せんね。トップページに来る人なんか、ほんのひとにぎり。
10人のウチ1人でも来ればいい方。大方はのぞいてそのまま
去っていきます。

昼間でも会社のパソコンから来る人もいて(プロキシ見てると分かる)、
あぁ、この人はヒマなのかなぁなんて思ったりして。

書いている内容は、まだまだ続きがあるのですが、書く気力が
沸かないのでそのまま放置しています。だから何回か見てしまうと
大体読み終えるぐらいのボリューム。そのうち来る人の数が減って
しまうのは目に見えています。

ゴルフ講座のほうはあくまで自分の趣味で書いているものなので、
勝手に見てくれて構いません。でもなんか言って欲しいよね。
「おい、それ違うぞ。」とか「どっかで見たぞ。この説明。」
なんてことでいいんです。テキスト形式なので見ててつまんない
でもいいです。なんでもいいです。

でも正直言って、反応があってもそれにこちらからどう応えていいのか
分からない場合もありますから、今のまま何も言わずに見るままで
いてくれてもいいんですけどね。(笑)

ま、ゴルフ講座を見ている人はこの日記は見てくれていないようなので
何でも言っちゃいます。ははは。

はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)



2002年10月06日(日) 竹中3原則

銀行における
・資産査定の厳格化
・自己資本の強化
・ガバナンス(企業統治)の強化

銀行にはやるべきことをやってもらって、責任の所在をはっきりさせる、
退場してもらう企業には退場してもらうという強い姿勢だと思います。

株価だけで言うと、上場企業のウチ100円未満の企業の資産は約40兆円。
倒産割合から試算して10数兆円の引当が必要になるという議論。

この資産価格はあまりに大雑把過ぎますが、まず40兆円という数字につい
ては数字をはじいたわけじゃありませんが、桁がひとつ足りないんじゃない
かと思います。企業の資産価値を総発行株式の時価と評価するならば、あな
がちはずれているとは思いませんが、定義をどうするかの問題ですね。

債務超過(負債が資産を上回っている状態)であるのは言うまでもなく、
その可能性が大きいところ、つまり資産の評価をきちんとしていなくて
数字の上ではあたかも利益が出ているような形をしているような企業を
きちんと見ぬいて、しかるべき処置をしろ(つまり回収とか債権放棄とか)
と言っているものと理解します。

これだけ言うと後ろ向きな方策ですが、経済の基盤となる銀行が企業に
対して当たり前のことをしてこなかったツケをきちんと精算しろということで、
企業は企業で市場から受ける評価を真摯に受け止めろということで。

これは確実に景気後退の政策です。
しかし、この後退を認めなければ不良債権の問題もデフレの問題も解決の
方向に向かうはずがないんです。延命のために責任の所在や損失処理を
明確にしてこなかったために、市場は異論を唱えているんでしょうし、
実体経済が耐えることのできない状態まで来てしまったと思えます。

竹中平蔵氏が金融担当大臣を兼務するということは、小泉総理が国民の痛みを
覚悟したということでしょう。覚悟したというのは支持率低下もやむなしと
いうことです。国民から見離されるかもしれないというリスクを覚悟したと
いうことです。一国の首相としては苦しい判断だったと思います。

少子化に突入して労働層の比率が低下していくことがはっきりしてるので、
以前のような経済成長は見込めないわけですから、経済成長時に策定した
計画は見直しをせざるを得ません。政治家の公約を守ることとは切り離して
考えなくてはなりません。政治家の考えを変えるためには国民自らの考えを
変えなくてはなりません。政策の転換期であるとともに国民の意識の転換期
であると思います。

誰もが自分の生活の質が低下することを歓迎する人はいません。
だからといってこのままでは近い将来に国家破綻になる可能性を秘めています。
日本に限ってはそんなことはないよというのならば、日本が持つ借金を誰が
返済するのか考えてみて下さい。国の借金は基本的には国のために使用する
ものですから、その恩恵を預かった国民はその返済義務があるんです。
税収以上に支出が必要であったし、それを国民が望んでいたんです。(実際は
それ以外のところも大きいのですが、話を簡単にするためにあえてそう言う。)

こういった風に考えてみると、国政や地方自治のおかしいところがいろいろと
見えてくるんじゃないでしょうか。少なくとも自分が支払っている税金が
効率よく使われているのかどうか、借金をするならば、その返済についての
見込みが正しいものなのかどうか、多少なりとも関心を持つことになるのでは
ないでしょうか。

税収が落ちれば国民へのサービスも低下するのは当たり前だと捉えること、
それから収入が落ちれば生活の質も落とさざるを得ないことを認識すれば、
今、自分たちが受けている恩恵はどれほどのもんかということを感覚ででも
捉えられるんじゃないでしょうか。恩恵が大きければ大きいほど後世の
負担する割合が大きくなることを感じながら。

今の暮らしが良ければいいと思うか、後の時代のことを考えて今を暮らすか。
他の人がやったことだと第三者的に思うのはいいのですが、だからといって
責任者が明確になったとしても責任の全てを負えるわけじゃない。しかも
現状に至った責任は過去の人が行ったこと。結局、だーれも責任を取ること
ないんですよね。そんな曖昧で不確定なことを追い求めたって無駄じゃん。

とかなんとか言ってもヤなもんはヤだよね。せめて激しく抵抗するのは
止めましょう。(笑)

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年10月05日(土) 年を感じるようななってきたか

なんともまぁ、書くネタのない毎日なんですが(笑)、スポーツニュースを
見るにつれ寂しい思いをするのは自分だけではないはず。

というのも同年代であるヤクルトの池山(ブンブン丸)や横浜の男石井(浩郎)
なんかが引退を決めたという知らせを聞いて、我々の年代はもうそういう
ところまできているのかなと思ったわけでして。

スポーツ選手は選手生命が短いのは周知の事実ですが、その期間中にどれだけ
自分の能力を発揮できるかがその人の人生となるわけでして、こればかりは
サラリーマンには分かりかねる生き方です。とはいえ、短いながらも自分が
やりたい期間があったことも事実なわけで、それはそれで羨ましい生き方。
ただ、それを仕事として考えると、どうなんでしょうね。

子供の頃になりたい職業としてプロ野球選手というのがありましたが、
それは華やかな世界で活躍している選手をテレビで見ていたから。
大半は2軍以下の世界で地道にやっているか、世間に知られる前に辞めて
しまう人が多いのも否めない事実。自分が選んだ世界だとしても、20代の
前半の時期をそこへつぎ込んだ結果として、不安定な生き方になってしまって
後悔している人もいると聞きます。そういう選択をした時点である程度は
生き方が決まってしまうことを承知で選択したわけですから、後からあれこれ
言っても仕方ないことです。子供の頃にはそんな事実なんてわかりやしない。
でもそれでいいと思う。夢を持てない子供なんて将来の活力を生まないから。
大人の厳しい現実なんて大人になればイヤでも分かる。

大人たちを批判していた子供たちも、自分がその当事者になってみるとその
勢いが失せてしまって、またその時代の子供たちに批判される立場になる。
そうなると自分たちの上の世代を批判する方向に向かい、やっていることは
子供の頃と同じこと。でもそのパワーは子供の頃にはできなかった変える力と
なり得ると自分は思う。社会を変えようなんて思いは時代遅れとするならば、
それを実現するには身近なところから変えていこうとする思いに変化する
べきで、それが会社であったり、地域社会であったり、身内であったり。
そんな社会で変える力を持つのが30代のパワーであると思う。そうやって
自分の存在を確認することで将来に対するやりがいを覚えていく。そんな
年代ではないだろうかと思う。

10代や20代のパワーも無く、40代や50代の権力も無く、中途半端な
30代がどうやって生きていくかは、やはり自分の立場を自覚して、主張と
実行を伴っていくことにあると思います。ある意味では覚悟でしょう。
自分をわきまえるということでね。

若い世代は次から次へと出てくるわけで、これと同じ土俵で戦うわけには
いきません。それを見ていつまでも羨ましがってばかりもいられません。

それでも・・・はっちゃけたいときはありますわな。(笑)

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年10月04日(金) ウソはいかんぞ

まだウソかどうかははっきりしておりませんが、今日米国を出荷する
装置の貨物数は9個(クレートと言います)が予定されていましたが、
フォワーダーからの情報によると、今日の出荷では2個だとのこと。
しかも残りのクレートは予定がつかめていないらしい。ということは、
日本での客先への搬入予定が決めれないということ。

現地のマネージャーは段取りとして11日入荷で客先と調整をし、
業者との打ち合わせをし、準備品の用意もしているので、いまさら
予定がズレるとは言えない状況。関与する人間が2〜3人ならまだしも
恐らく20〜30人はいるだろうから、影響を考えると簡単には
予定変更を申し出できない。だから今日の段階では未確認情報という
ことで現場のマネージャーの耳にのみ入れただけ。公開は確認後と
いうことにして。(つまり、まだ言うなと。)

あれだけもめた結果、ようやく調整して出てきた日取りが4日だと
いうことだったし、4日出荷ということでコンセンサスをとってきた
にもかかわらずこんな調子では不信感も覚えます。これじゃウソつき
呼ばわりされても文句言えないよ。

あちらの担当から回答が返ってこなくても、フォワーダーが貨物を
引き取りに行っているから、おのずと結果は出てきます。
日本時間の明日。分割でないことを祈るばかりです。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年10月03日(木) 眠くて眠くて

本当に眠かった。今日は。
昨日の夜は米国からの反応を見たかったから何回もメールをのぞいて
数回返事を出したりした。おかげで少しは前進したつもり。だって
時間が無いから時差を気にしてやらなきゃなんなかったし。

客先の顔が見えているので涼しい顔をして相手の出方を伺う余裕が
ないんだよね。期限が決まっているんで。それだけ米国側のルーズさが
出てきたことを意味するんですけど。誰かがカバーしなきゃいけない。
なんにもしなかったらそれだけで1日無駄になります。そうこうしている
うちに出荷日が来ちゃいますからね。ってか、それがこの金曜日。

とやかく言う人は無視です。どうせ何にもしないんだから。
口を挟むなら自分でもやってみろよと言いたい。やらないなら言うな。
でもこれが無駄なエネルギーにならなきゃいいがと思いながら。

そんなわけで今日は1日中ねむい時間を過ごしました。
とはいえ、日経平均はとうとう9000円を割りました。
市場が求めているのは何なのか。不良債権処理を進めろとでも言いたい
のだろうか。昨年に木村剛氏が言ったとか言わないとかの「問題企業
30社」がターゲットになっているのか。(あ、でもこれは問題企業
というのが発端じゃなく、大手企業と木村氏は言ったんだけどね。)

でもどうやら不良債権処理に対する政府の対策を立てろというのが
実際のところのようです。さらに、不良債権処理が進めば銀行の
損失が増加するということで銀行株が売られました。その影響が大きい。
資本不足になって公的資金が注入されると(銀行側は抵抗するでしょうが)、
また以前の銀行経営の先行きが危ぶまれ、政府のいいなり状態です。
このいいなりがイヤだから銀行は公的資金を嫌うのです。

どうでもいいけど、誤った情報で一喜一憂することだけは止めて欲しい。
ま、短期的な利益獲得を目的とする人は、ケガをする前に手仕舞いする
ことをお勧めします。思いっきり下がったところでナンピンすることでも
いいけどね。そのタイミングが見抜けるならば。といったところ。

いずれにしても、短気の動きに目をとられ、本来持っている企業の
エネルギーを察知できる長い目が必要ですね。今は辛抱です。
自分も今は辛抱の時期です。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年10月02日(水) 台風一過だが・・・

今日は台風一過でいい天気になりましたね。
朝からさわやかな風が吹いてまいりまして、寝起きは上々です。

さて今日は上司の引越しの日。とはいえ、元上司は横に10m程度
ずれるぐらいなもん。そんなわけで机の荷物とパソコンは上司と
わたくしの2人で運びました。隣のシマに社長が下りてこられて
おしゃべりをしている最中に目の前を失礼してしまいましたが。(笑)

新しい上司はすでにすぐ近くの机に座っていた人なので、これまた
わたくしがお手伝いをするまでもなく終わってしまいました。はは。
そういうわけで手間もかからず引越しは終了しました。

昼休み明けには週末に米国から出荷される装置を輸送する業者の
日本法人の営業担当君が自分を訪ねてきました。目的は装置の輸送の
内容を説明してもらうこと。その内容によっては米国の会社に指示の
変更を要求しなくてはならない。日本側の装置の受取人はウチの
会社がやることになるけど、費用の負担はと仕事の指示は全て米国の
会社だから、ぬかりなくやらないと何か問題が起きた時、現場で
大騒ぎになるし、時間的な制約でどうしようもなくなる。
これだけは避けたいという思いがあった。客先に迷惑かかるし。

で、いざ打ち合わせをやってみると、不吉な予感が的中。
抜けの多いこと多いこと。もしかして意図的にそうしたのかと思い
ましたが、営業担当君にそれを言っても仕方がないので、もう一度
米国側に確認をいれてくれるように伝えて帰ってもらった。

出荷日が今週の4日。本当に直前の仕事なんです。
出荷と航空機輸送だけならまだしも、通関後の搬送と客先建て屋への
持込までが今回のお仕事。それなのに米国側の認識は日本での通関まで。
おい、そこから装置の輸送はどうするんだよという文句は、自分から
米国へ本日メールを打ち、その返事待ちです。

もしそんなことはおまえらがやれよと言ってきたら絶交です。
あるいは米国のお仕事手配は無視して、こちらで手配して持ってこよう
なんて勝手に思っています。大人としてクールに対応すべきことも、
なにせ時間の無さにはかないません。もしかすると本当にブチ切れかも。
さて、どうなるやら。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年10月01日(火) インフラは大事ね

今日は会社を休んだわけですが、台風の来襲を予期したからじゃなく(笑)。
やることは一杯ありましたが、明日まで待ってもらったやつとか
他に人に代わりにやってもらったりとか、自分がいなくてもバックアップは
それなりにできるようには仕向けていたので、止まることはなかったよう。

職場の拠点は東京(本社)・大阪・愛媛と3ヶ所あるんですが、今日の
台風で東京はどうすることかと思いきや、どうやら他と同じく2時間早めに
帰宅を勧めたようです。(つまり4時退社ね)

ということは、台風に直接の影響のない大阪・愛媛は夕方には東京と連絡が
取れずどうしたのかなーなんていらぬ心配をしたりなんかして。

夕方になって、そろそろ腹が減ってきて食べ物でも買いに行こうと思い
ましたが、外は大雨。風は吹いていませんでしたが、とにかく大雨。
歩いて出かける状況じゃなかったので、車に乗って出かけましたが、
すでに近所の道は水浸し。ちょっと先のところでは、どれぐらいだろう、
足首がつかるぐらいの深さまで水がたまっていて、一部では排水溝から
水が溢れ出していて、通行止めをしているところもありました。

で、久しぶりに見たんですが、道路で水をジャバジャバはじいて走った
もんですから、車を止めたときにエンジンから水蒸気がモワァーっと
上がっており、そこまで水がたまっていたんだなと改めて実感。

ウチに戻ってきてこれを書いている時間は落ち着いている模様。
すぐ近くに来ているのにね。多摩地区からすると台風の目は東側を通って
いるのかな。台風の影響が大きいのは台風の目の東側だからね。

今回の台風(21号)は大型とはいえ移動速度が速いのが不幸中の幸い。
明日の朝にはすっきり晴れていることを祈ります。
通勤時に道が水浸しなのはイヤよ。(笑)

※と言っているうちに風が強くなってきました。雨が吹き付けています。

はい。今日は曇りのち雨。(東京地方)


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