やんの読書日記
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ターシャ・チューダーと言葉の花束 ターシャ・チューダー絵 メディアファクトリー
詩人、哲学者、政治家、聖書の言葉 言葉の花束をこの絵本からもらった気分になれる 挿絵画家のチューダーさんのモデルは みな自分の子や孫や自分自身だ 18世紀の暮らしをそのままに取り入れている 作者の思想も垣間見える。 ウォールデンの筆者ソローの言葉が心に残る
アリソン・アトリー作 岩波少年文庫
エリザベス朝時代のイギリス 自分の母親の故郷の農場を訪れたペネロピーが 体験するタイムトラベル このファンタジーは過去に実際にあった事件を 軸にしているので、ペネロピーの時空を超えた 体験が本物なのか空想なのか区別がつかない 読む人まで過去の空間にはまり込んでしまうようだ ハーブの香り、料理の味、貴婦人の衣擦れの音・・・ みな本物を感じているような錯覚におちいる。 現代に戻ってきたとき、過去と風景がほとんど変っていない ということもまたすばらしい。 イギリスの田園がどんなに時間をかけて守られてきたのか 守られ続けているのか そんなこともわかって憧れが募る
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