二人で飲んでいれば 時間なんてアッという間で 彼の乗る終電はない
また泊まる事になってしまった
二人で一緒にはいたい けれど泊まるのは 出来れば避けたい
飲みすぎと疲れで エッチもしないまま 寝てしまった彼の横顔をみながら どうして こんなに 彼が好きなのか。。
彼が何故 こんなにワタシを気に入っているのか 本当に不思議だった
眠ってしまう前に 彼がたっぷりと舐めてくれた クリトリスが 熱を持ったように 息づき
トイレにいきたいような・・ 入れて欲しくてうずいているような・・
おかしな感覚で 何度も目が覚めた
ワタシは他人からは 冷静でオトナな人と思われている
若い時から変わらない 他人がそう思うから そうなってしまったのか
自分でそう演じているうちに それが当たり前になってしまったのか
彼が言った 「危なくて放っておけない」
ワタシは言った 「それってワタシが本気で 好きになったって事かもしれない」
夫の前で ワタシは可愛い女だった オトナぶる必要も カッコつける必要もない 夫婦という関係の中で ワタシは素の部分を さらけ出していた
くやしいけれど 夫以外で初めて 彼に心を許したのかもしれない
『観察しないでよー』 「気になるから見てるだけだよ 何か判っちゃうんだよな」
彼に自分の心を読まれてることが くやしいし ちょっとむかついたりしてるけれど
やっぱりどこか嬉しい
ワタシの最後の恋になるかもしれない そんな思いがせつない
夫を亡くして もう5年だ
2泊3日の予定を飲みながら いろいろと相談していた その中で 彼が自分の家に来て欲しいといった
ワタシは断固拒否 それだけは出来ない したくない
「何もしないから〜」なんて 全然見当ちがい そんな事じゃない
堂々巡りのうちに なぜか ふたりが行きついた所はホテル
たっぷり飲んだはずなのに 缶ビールと カップラーメン持参は 彼のお気に入りらしい
眠りについたのは 3時ごろ
勤務が休みの彼 なかなか 彼から離れられないワタシ
肌をあわせている 心地良さが好き
がんばって 支度を始めたのに 彼が後ろから またしたくなっちゃったなどと いうから 結局 ワタシは1時間以上も 遅刻した
冬までこのままでいられたら 一緒に 富士山で星をみようね また ふたりの似てる所を発見してしまったから
嫌だと思いながら どうにもならなず
また潮を吹いた
今日の彼はやさしくて 「あったかいね。。」 「いいよ。もっと吹いても」 「あったかい。。」
何度もそういってくれた
その言葉に甘えるように ワタシは何度も・・ 止まらないのではないかと思うほどに 繰り返した
二人で歩いている時 ワタシには気になる事がある
10歳以上も上のワタシと 一緒にいて 彼は全然平気でいるし 手もつなぐ
ワタシにはどうしても 気後れする部分と 彼に悪いなと思う気持ちがぬぐえない
まして もっといい女ならともかく ・・と思う
彼は言った そんな事全然気にならないさ 人がどう思おうといい 俺が一緒にいたいのだから
10時少し前に 課の飲み会がお開きになった
会いたくて夜勤の彼を呼び出した
誰も来ない部屋があるからとそこへ・・
ソファーベッドで キスをした
いちゃいちゃしてる内に 当然のように彼は エスカレートしてくる
ワタシがウンと言えば 多分エッチまでしてしまう雰囲気
いくら誰も来ないと言われても 社内では。。出来ない
自分を奮い立たせて「帰る」と言った
今夜、彼もオナニーをするのだろうか 夜勤では無理かな
ワタシは・・すでに うずいている
本社で会議の彼は 顔を見ることもなくあわてて出ていった
その日 訳もなくいらいらしていたワタシは 彼にPCからメールを送った
「こんな日にそばに居てくれないなんて・・」と
仕事を終え メールをチェックすると 「出てこれる?」
会議後は飲み会と言っていたのに
結局 二人は居酒屋のカウンターに並んでいた
めずらしく 酔ったワタシは 足元がふらついていた
心配して駅の改札まで送ってくれた彼
また一緒だったね。。 こんなに同じ時間を過ごして それでも まだ一緒にいたくて・・
ワタシたちは夢の中にでもいるのだろうか
夜勤を同僚と変わったと彼。。
「今日は泊まれるよ」
横浜は相変わらずどこも混んでいて 彼の好きなカウンターには座れず
泊まりの時はここね。。と前に 思った部屋は使用中だった
シャワーも浴びずに 掛け布団の上に倒れこんだ
上でイッタ事のないワタシを 何とかイカセタイ彼・・
かなり気持ち良くて イキそう〜と思った途端に
ナント・・・ 初めて上で潮をふいた
それもバシャっという感じで 本当に吹くものなんだと 妙に感心してしまった
ふたりが繋がった部分に 水溜りのようにたまったそれに 苦笑いするしかなかった
せっかくの泊まりだったが 二人とも9日連続出勤で疲れていた
朝・・ めずらしく彼が先に起き出した
出勤の彼の時間まで 2度愛し合って 電車に急いだ
昨日のこと。。
仕事の終わった彼からの着信10時
「もう遅いんだけど 泊まれるなら会いたい」 「ごめん 今日は出られないよ」 「わかった じゃ明日ね」
『ねぇどうしちゃったの?』 「ん?惚れちゃったかもしれない」
そんな答えが帰ってきて驚いた
そして今日 横浜にて
「どうする?飲む?エッチする?」 『まかせる』
で男の本能のままにホテルへ
一時なりをひそめていた 潮吹きがまた 復活しつつある
そのホテルのシーツはきれいな オレンジ色で とても目立つ
そこを避けて 二人が寄り添う場所を探すのに いつも笑ってしまう
帰り際「今日は暇?」と聞かれたが 答えなかった
何か言いたげな彼を横目に 「今日は帰るね」とキスもせずに 帰った
キスしてぎゅ〜とされたら きっと一緒にいたいと望んでしまう自分を 知っていた
彼が仕事が終わったと電話をくれた 何も言わない私に 「帰るね。。」と彼
『ごめんね。会いたくない日なんてないんだよ。 でもちゃんと帰って欲しいと思う時もあるんだ。 エライでしょ(笑) 誘われたら断れないないから 帰るって言ってくれて 寂しいようなホッとしたような。。んな気分』 とメールをした途端に着信
帰りにキスもぎゅ〜も出来なかったのが 心残りと言う ワタシとは逆だ
ワタシが答えに困ってるうちに 彼はホームを降り下りのホームに移動した
ほら、だめ もう断れない
カラオケボックスに入った こんな事は初めて ビールを飲んで話せればいいと 思っていたが
彼はかなりマジに歌い・・・ 合間にキスをし・・ ぎゅ〜とし・・
まるで若造だと笑いながら
しまいには 乳房に触れ 乳首を含み ジーンズのファスナーをおろし 手をのばす
カラオケボックスでこんな事するのは 初めてだ 大胆にキスをし 彼に身体を預けていた
エッチをしたくなったらしい彼は 自分で 「がまん!がまん!」と言い
ワタシは笑うしかなかった
家に帰ると じゅうぶんに潤い ショーツを濡らしている自分がいた
昨日は女同士の飲み会があった 彼が10時すぎにこれから帰るとメールをくれた
いつもワタシと過ごすために 無理して仕事を切り上げているのかと 気になった それでも「明日は一緒?」と聞いてしまうワタシは なんてわがままなんだろう
そして今日 帰り際、彼の事務所に顔を出すと まだまだ机の上は書類でいっぱい 仕事の方が大事だよと 一応言ってみたが 「もうおしまい」と笑う 「待ってて」
一緒に電車に乗り横浜へ
今日はどうしよ。。飲む?ホテル行く? この選択にいつも迷う 両方がいいに決まっているが 時間が足らない
恥ずかしいほど何度も 登りつめて疲れていたのか 珍しく途中で食事をして満腹だったためか
潮をふいてベッドの真ん中を濡らして しまったので はじっこでくっついて 彼の寝息を聞いていたら ワタシも眠ってしまった
気がつくともう帰る時間
「今度はゆっくり泊まろうね」
彼の家族が夏休みには実家に帰る そのすきに 泊まりで遊ぶ計画をしてる ワタシたちはやっぱり バチ当たりもの
自分が妻という立場にあった時の 哀しみなんて こうもあっけなく忘れてしまうものだろうか
昨日は雨の中を 今日は人混みの駅で
1時間弱待った
『もう帰る』とメールを打ち始めると 不思議と携帯が鳴る
入ったホテルの部屋は今までで一番 綺麗で広くて居心地も良かった 「ここは泊まりの時に来たいね。。」と彼
今日もまた彼は たくさん舐めてくれて ワタシは彼の舌で何度もイってしまった
どうしちゃったの? いつでもすぐ入れたくなっちゃうくせに
めずらしくあまり言葉も交わさずにいた
久しぶりにシーツを濡らした
4方向から出るシャワー・・ すっかり気に入った あの部屋はまた行きたいなと思う
ねぇ? 「惚れちゃったんじゃないの?」って 聞かないで
惚れたら辛いのは私自身とわかってる
本当に疲れていた きっと彼もだ
「一緒にいられる?」と聞かれて いつものように『うん』と答えられない程 身体が休息を求めて悲鳴をあげていた
彼はワタシを気遣いワタシは彼を気遣い 「行こう!」の一言が出せないまま 彼の仕事を手伝い終えると8時近くなっていた
『今日は帰る?』と聞いたとき 返事がどちらでもかまわないと思っていた 彼の返事は 「一緒にいたい」 やっぱり嬉しいワタシの返事は『わかった』
今日は普通にデートしようかと彼が言う どっか暗くて二人になれてキスできる所を歩こうと 彼らしくない
まもなく本音が出た ワタシが疲れてなければエッチするのにな〜と
エッチはともかく ワタシの本音と言えば二人きりの場所がいいに決まっている
「なんだかず〜っと一緒にいるね」 「好きになっちゃったかな〜」 「もしかしたら、なくてはならない人になっちゃったかも」 「仕事でいやな事あっても忘れられちゃうんだよな」 「仕事中も同じ場所にいてくれるだけでもいいんだ」
「ね、ね」 「会いたいと思う時ある?」 『うん、もちろん』 「俺も会いたいと思うんだよね」 『休みの日でも思う?』 「思うさ」
めずらしく彼がやさしく丁寧に愛撫をしてくれた 何だか不思議だった 愛されている気分を味わった
疲れていると気持ちも高ぶるのかもしれない
1週間のうち6日間も一緒にいたことになる
どんなに疲れていても 具合が少しくらい悪くても ワタシには今 彼が1番だ
彼の仕事中の横顔が好きだ
真面目な顔をした彼は 本当にステキだ
まわりに人がいるのに 「一緒にいるだけでもいいの?」と聞いた 彼がうなずく
どんなに大勢の人に囲まれていても 彼とワタシにだけわかる 空気がある
夜は彼の上司の呼び出しで飲み会 隣に座ると つい手が彼の方に伸びてしまいそうだ
途中トイレにたった彼を追いかける ものかげで 抱き会いキスをする
「あぁ早く終わんないかな〜」 「二人ならいいのになぁ〜」
彼の中のワタシは 少し存在感大きくなりましたか?
忙しい彼だけど ワタシが頼むと 最優先で何でもしてくれる
ちっちゃな事でも
「1番だよ」
そんな言葉がやけに嬉しい
システムの立ち上げにてこづっている 彼のそばで 邪魔しながら手伝っていた 「あ〜ビール飲みてぇ。。」
今日は皆の前で宣言 堂々と飲める日・・
カウンターで 「何だかずっと一緒だね」と笑う
久々に酔ってしまった私は 彼をいつものように乗り換えの駅まで送り 帰宅したが 家に着いて彼を起こすはずが 時間になっても 家にたどり着いていなかった 外の階段にすわって 彼とおしゃべり
毎日会社でも夜でも ずっと一緒にいるようで 夜中にもこんな風に電話して まるで 恋人同士
お正月の告白以来に 気持ちをメールしてしまった
ねぇ。。どうしよう 彼が好きでたまらない とまらない
事務所の引越し 一日がかりの大移動
大活躍の彼の姿がずっとそばにあった
あふれる程の仕事をかかえて 泊まりになるかもしれないと 家族に伝えてあったらしい
10時過ぎに携帯がなった 「これから会える?」 『もう遅いよ。。疲れているし 帰ったら?・・・』 電車の中からだったので ワタシの言葉が聞こえたのかどうか きれてしまった
しばらくしてまたコール 「電車降りた。。会える?」
途中下車してまで会いたいと言ってくれる彼の 誘いを断れる訳がなく・・
居酒屋でお腹を満たして いつものホテルへ 久々の泊まり
果てた後、、すぅ〜と眠ってしまった彼 疲れているんだね
クーラーをかけっぱなしで 夜中に何度も寒くて目が覚めた 彼に抱きついても 彼の身体も冷えていた
寒さより眠気が優先してしまう へとへとの二人
それでも一緒にいてくれる 一緒にいたいと言ってくれる ワタシも一緒にいたい そばで眠れるのは やっぱり嬉しい
彼のジッポーをもらった
前からあげるとは言われていたけれど 何かきっかけがないと 嫌と断っていた
タバコが値上がりし やめるかもと言っていた彼が やめられずにいた事を口実に
今・・彼のジッポーはワタシの手に
ありがと。。 大事にするね。。
|