彼が家族のために3連休をとっている間 私はかぜで寝込んでいた
おかげで寂しい思いをしなくてすんだかもしれない
5日ぶりに顔をあわせた 昼食を食べながら少し話しをした
彼とあわずにいても寂しいと感じなかった この数日を自分でホッとしていたため 彼に会いに行くつもりはなかった
夕方、しびれを切らしたように電話が鳴る 「一服しまっすかぁ?」 ちょうど休憩したかった私は のこのと階段を下りていってしまった
いきなり「目をつぶって」と言われた キスのあと 彼の手からおみやげのチョロQが
「休んでても忘れてないんだよ」と
風邪がうつるからという私にかまわず 何度もキスをする ん〜久しぶりの匂いと抱き締める
夜勤が増えたらしい彼は 次に飲めそうな日を探している
いつのまにか約束をしたがるようになった ただし付き合っているとは認めたくはないようだ
夕方、内線電話が鳴る 「今日泊まりになっちゃった」 「あ、そうなんだ。。で?」
まさか誘われるとは思っていなかった
「泊まりだけど業務はしなくていいの だから一緒にいよ」 「でも今日は終わるのおそいでしょう」
「どうしたいの?」 「ずっと一緒にいたいの」
とりあえず帰宅をし彼の電話を待った 外はかなりの雨。
電話があったのは10時半すぎ 正直な所、出ていくのは億劫だった
車で行き、外のホテルに泊まることを選んだ
「どうしてもっと若い子と浮気しなかったの」 「ね?どうしてだろうね」 「捨てる時は上手に捨てないと怖いよ」 「だね。でもまだ当分いいや。捨てない」
「フェラして。。イってもいい?」 「いいよ。」
飲んでしまった私におどろいていた
飲んで食べて何度もセックスをし 時間がたつのはあっという間
3時近くになってやっと時計をみた
朝、移動するよりはと、そのまま彼を送り 私も帰宅した
2時間半しか眠れない
祭日の電車はすいていた 別の電車に乗るという私を 彼は気にするなと言う
駅に着き、ずらして降りたはずなのに 改札で待っていた 一緒にコンビニに行っても 私がレジが終わるまで外で待っている どうしてそんなに無防備なの? いつだって一緒にいるのに 離れていたら余計に変でしょ?
「ねぇ泊まらないで帰ろうよ〜」 「うん。そのつもりだったさ それに長い時間一緒にいる1日よりも 短くてもいいからいっぱい逢える方がいいし・・」 「月1回にしよう」 「えっ?」 「泊まるのをね」
休憩時間・退社後と 彼の喫煙場所で何度も何度も抱き合い キスをする
「ずっとこうしていたい」 「離れたくない」 「今日もエッチしたい」
「ねぇ、ちょっと飲んでく?」 「いいよ」 「ホントはエッチしたいんでしょ?」 「うん、でも次にとっておく 次はいつ会えるかな〜」
彼の気持ちは前よりもずっとストレート 私の気持ちももう止められない
ロング缶6本とカップラーメン・おにぎり サンドウィッチを買い込んだ
月の権利書を見た彼は 二人の並んだ名前を1番喜んでくれた 「ほんとに嬉しいと思ってる?」 「本当さ〜」 「いつかずっと離れてしまっても 月をみたら思い出してね」 「おお!」
「なんかさ〜・・・」 何か言いにくい事を言うのかと身構えた 彼は気にしていた 私が金銭的に負担していることを 「これでも 一応カッコつけてるわけよ」 「だから逢いたいと思っても負担かけちゃうから 遠慮しちゃうんだよね」 「でももういいや・・ ○○さんの前でカッコつけてもダメだから 遠慮しない〜」
彼は会社でキスでもしている所を 誰かに見られたりしたら きっと私が会社を辞めちゃうだろうと思っていた だから時と場所をわきまえようと思ったと言う
たっぷり飲んで酔っていた ストッキングを破りたいという彼の希望を 叶えた ベッドに倒れこんだのが何時だったのか 潮吹き新記録を達成してしまった 横になる場所がない程の冷たさに また二人で笑った
「俺のもの」と言いながら たくさんのキスマークをつける彼がいとしかった 他の男には会わないよと 約束したような気がする
ふと時計をみた彼は「もう帰れない」 家にメールを入れている
すれ違いざまに 「20日、横浜行こう」と言われた
「どうしたの急に」 「急にじゃないよ」 「何たべようかな〜 ラーメン?おにぎり?」 彼はホテルへいく気だ
今月は忙しいからデートできないと 言っていた彼が 突然逢おう言い出したのは 昨日のひとことのせいかな?
彼はかわいいほど素直な心を持っている
月の権利書も持ってきてね〜 と屈託もない
約束など交わすことなんてなかったはず いつだって その日の気分と勢いだった 何かが変わってきている
彼が会社であんまりキスするのをやめると言う 逃げられちゃいそうだから・・と 逃げたら追うけど ○○さんは逃げ切りそうだと
私は足おそいよとふざけながら 複雑な思いがよぎった
本当は彼が逃げたいんじゃないかと
帰り道 雲の間からひょっこり顔を出した月に どうか その中ではずっとずっと 寄り添わせてください・・・と願った
送ったメールは 私を余計に苦しめるのだろうか 明日なんて来なければいい
《夜》 彼からメールがくる そのレスがどうゆう意味かわからなかった 私の思いを肯定しているように思えた
返事をするのが怖くて逃げた
突然携帯が鳴る 彼からの電話
「何、勝手に思ってんだよー」と 「そんなことないからね」 「心配したさ」
私の作戦勝ちかな
彼が何度も呼ぶ 仕事の合間をぬって彼の所へ行く
ぎゅ〜ってしていい?と聞く うん! 何度も何度も だきしめられ何度もキスをする
彼から愛しいという思いを感じる
私は今愛されているのかも そう信じても許されるのだろうか
ホワイトデーだからと プレゼントをもらった バレンタインもあげてないのに・・
タイムカードを押した後 彼とイチャイチャしていて 気持ちがとまらなくなった 飲みに行こうよと誘ってしまった
彼は私に負担をかけるのは 嫌そうだったが 私は彼と一緒の時間を欲していた
携帯のアラームをセットして 4.5杯のビール
アラームが鳴ってから 1時間もたってから店を出る 店の階段でキスをした
仕事中から一体何度のキスだろう
覚えてはいないが 私は奥さまを抱いたことは言わないで欲しいと 言ったらしい
彼も他の男との事は聞きたくないと言う
不倫ではあっても 私たちは 本気の恋をしているのかもしれない
この気持ちが私だけのものでないと 信じたい
男のポケットの中で手をつなぐ またそんな事ができるなんて それだけでもすごくすごく嬉しいことだ
公休を使って友人と温泉に行っていた 帰宅して 彼からメールが来るのを待っていた 思っていたよりもずっと早い時間に着信があった 「たのしかった?」 「うん。あいたい」と返信した 「いいよ!」
すでに電車に乗っていた彼が引き返してきてくれた 久々に地元で飲んだ 「俺、○○さん好きだよ」 「昨日、フェラされてる夢みて夢精しちゃった」 楽しい時間はあっという間 10時には帰るからと言っていた 10時半に気がついてつたえた もう少し・・その言葉が嬉しかった
彼にプレゼントがあった 夢を買った 連名で買った月の土地 お願い 月を見たら、せめてその時だけでも 私を思い出して! 離れ離れになっても 時には月に私をみつけて! そんな思いわかってくれたのであろうか
結局、タクシーを使わなければ帰宅できない時間に。 タクシー代を渡そうとする私に 彼の返事は「泊まる」 横浜まで行き、チェックインした
「今日は襲っていい?」といい シャワーも浴びずに 服を脱ぎ散らかしてベッドへ
翌朝、電車で一緒に出社 恐れていた事が起きた 彼の同僚にあってしまった
彼は何も変わらない が、変わらずにいられるのだろうか 怖い
朝、彼からのメールがきた 「今日の予定は?」
『自分キャンセルしておきながら 予定をきいてくるなんて変』と一気に打った後 次の言葉に悩んだ もう他の男と約束があると 伝えたかったが 結局、私は「今夜は雨だから即帰宅よ」と送った
彼からの返事は 「じゃ〜さ〜 キャンセルのきゃんせる〜」
また返事に迷った挙句 「わかった」と。
1時間ほど早退をして横浜で会った まだ6時 こんな時間から明日の朝まで 彼と一緒は嬉しかった
今夜は久しぶりにいっぱい飲もうね〜と言った 言葉のとおり また5時間以上を居酒屋で過ごした 彼とのお酒は楽しくて 気持ちが良い 酔ったせいか何を話したのか全く覚えていない
ホテルでの彼は お酒のせいかいつもより長く愛してくれた 潮を吹くのは もう日常だろうか。。
時間に気がついたのは 3時。。 また4時間しか眠れない
彼の腕枕はすぐにはずされてしまった 背中あわせで眠った
7時に起きる彼の30分前に起き シャワーを浴び 彼が起きる前に髪を乾かし、化粧をした
化粧をしながら彼の寝顔を見ていた 手をあげていた 相変わらず端正な顔
7時に彼を起こす そのままベッドに引き込まれる
珍しく私は乾いていた 彼が触ってもなかなか濡れない フェラしてあげると 「やだ入れたい」と言う
彼が舐めてくれてクリトリスを愛撫する 初めてかな?シックスナイン。。
「ほら入ったよ」と彼
「あんまり濡れてないから気持ちいい〜」 「俺もかも〜」
シャワー浴びて支度をする 「会社行きたくないね」 「うん」 「ねぇ、これが時間のプレゼント?」 「ん〜またちゃんと時間作るよ」
3月7日 一緒に通勤。。
「またエッチしようね〜」とEVホールでキス 休憩室でもキス
不思議だけど 彼は私をつつんでくれている
明日の予定がキャンセルになった
どうってことないと思う割には 心が泣いている
訳なんてどうでもいい 男のいい訳はどうせ嘘と決まってる
これを機会に奥さんにお返ししようか・・ ってこれは本心じゃないな
こういう事が面倒だ 心ってやつは 本当に面倒なものだ
階段の踊り場でキス 簡単にチュッと済ませようと思う私
だきしめてくる彼 何度もキスをする彼
直前まで馬鹿な話をして 大笑いしていたのに 短いけれど特別な時間が流れる
元気をもらって私は勢いよく階段を登る
このわずかな時間があるから 会社にいるのかもしれない
|