MOTOYANの日々題
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春のセンバツ出場校が決まった。秋の地区大会での結果が反映された大方の予想通りだった。21世紀枠は、釜石・長田・小豆島が選ばれた。
2000年は20世紀の最後の年で次の2001年から21世紀枠が選出されはじめ、部員不足などの困難の克服したチームや、文武両道で他校の模範となるチーム、あと一歩で甲子園ながらチャンスを逃し続けているチームなどを別枠で選抜甲子園に出場させ、多くの野球部員に夢と希望を与えようというもの。21世紀枠は「秋季大会の成績にとらわれない『清新の気風あふれたチーム』の選考」という意義をもって新たに導入された。
定着した21世紀枠であるが、「秋季大会の成績にとらわれない」ということで秋の大会で選抜に選ばれなかった学校に負けた学校が選ばれる”逆転現象”が起こっていることや、「他校の模範」という理由で推薦されたはずの学校が不祥事を度々起こして推薦取り消しになるなど課題は多い。
そして地区ごとと21世紀枠にそれぞれ補欠校が決められて、出場予定校に不祥事など起きて出られなかった時に出場できるという条件がつく。
学校現場からするとうれしさ半分、悲しさ半分で出場の準備はしなければならないし、かといって出場はできない場合が圧倒的に多く、「骨折り損のくたびれもうけ」になりやすい。チーム強化で強くなれるけど金銭面や組織面で準備はしなくてはならない。
予想に反して残念ながら21世紀枠の補欠校に決まった沖縄の八重山高校は、これをきっかけに夏の県代表になれることを願っている高校野球ファンは多いと思う。
規制緩和でとてもローカルなFM放送局(コミュニティFM)が、開局して、狭い範囲の地域で放送している。空中線電力20w以下で遠くまでは届かないし、建物や山などの影響を受けて局の近くでも聞こえないこともある。
車で移動中にその周波数に合わせていると途切れることが多い。しかし、大手のFM放送局にないメリットがある。地域の情報が入ることが一番と思われるが、パーソナリティはボランティアの方だから、それなりである。
それより音楽を流しっぱなしという点がいい。しかもそれらの曲は、70年・80年代の昭和の曲ばかりで懐かしさを感じる。著作権料が安いという理由からか、最近の新曲や洋楽はほぼかからない。それを繰り返しながら流してくれる。
ここ数日で新谷のり子の「フランシーヌの場合」を3回も聞いた。 「あまりもおバカさん、あまりにもさびしい、あまりにも悲しい」と合わせて口ずさむほど懐かしかった。 車がビル陰に入り、聞こえなくなったのでAM放送局に変えると甘利経済再生担当相、退任のニュース。
あまりにもおばかさん、さびしい、悲しい。TPPはどうするの?
2016年01月20日(水) |
スイセンの葉は臭わない |
明日の大寒を前にして、やっと冬らしい寒さがやって来た。週末にはこの冬最強の寒波がやってきて、沖縄でも雪がふる可能性があるらしい。
沖縄の雪を調べると1977年に久米島で5分間「あられ」が観測されているのが最後で過去に6回あるとか。40年ぶりに降るのかな?
上空の気温が下がり、雨雲(雪雲)がないと降らないので沖縄で雪が降る確率は、非常に低い。たぶん今回も降らないと思う。
こんな寒さの中でも冬から春にかけて咲く「スイセン」が庭先や畑のあぜ道に見られる。ヒガンバナの一種だから一斉に咲き始める。多年草だから枯れても次の年にも芽が出て開花する。
次の年に咲きほこる条件は、日当たりがいいことと完全に枯れるまでそのままにしておくことらしい。咲き終えてすぐに撤去すると、球根が成長しない。
スイセンの葉は、ニラや細ネギに似ている。間違って口にすると10グラムで死んでしまう。ニラは葉っぱ嗅ぐと独特のにおいがするが、スイセンは臭いはしないそうだ。なべ料理の季節、ニラを食べる時は、まず臭いをかぐこと。これが長生きのコツ。
寒い日は、なべ料理ということでスーパーの野菜売り場は、なべ料理に必要な白菜・長ネギ・キノコ類・豆腐などが所狭しと並べられている。
暖冬で野菜の成長が早すぎて日持ちが悪く、枯れかかったものも見かけるし、冷蔵庫の中でも長持ちしない。
近くのスーパーで「百均市」と題して100円均一でセールをやる日にのぞくと3種類の野菜をいっしょにまとめて買うと1個あたり94円となっていた。在庫をはかせるための手段だろう。賢い?主婦達が、かご一杯に野菜を詰め込んでいた。
ところが、最近よく食べているブロッコリーは、一房260円になっている。値札が二重になっていて、めくると140円だった。昨日までは半分の価格で販売していて「百均市」では、高騰した値で売る商法なのか、それとも入荷が少なく、値が上がったのかはわからない。ブロッコリーは暖冬で不作という話は聞いている。
食卓を囲む人数が少なければ、いろいろな具材の入った「お鍋セット」がお得なような・・・。
ここに来て、すっかり「賢い主夫」をめざしている自分の存在が気恥ずかしいやら楽しいやら・・・。
2016年01月18日(月) |
張り手、禁止論に一票 |
世間は、SMAP騒動に振り回されている平和な国、日本ですが、大相撲の初場所が中日を過ぎていた。
アメリカの女子プロゴルフの人気が、外国選手の台頭と活躍で衰退したのと同様に「土俵上 日本人は 行司だけ」の川柳にあらわされるように国技のはずが、そうでなくなりつつある。
外国人力士を排除することなく以前の人気を取り戻すために相撲協会は、努力をしていると思われるが、新聞の地方紙で読者投稿欄に「張り手の反則負け」論議が行われている。
まげをつかむこと(たまたま指がまげに入っても)が、反則であるのに、故意に相手の顔や頭を大きな手で平手打ちする危険な行為がなぜ許されるのか?という論点である。 野球ではヘルメット、ボクシングではグローブ、ラグビーではヘッドギアなどとプレーヤーの頭部を守る方策があるが相撲は無防備で脳しんとうなど日常的に起きているので観戦していて恐怖心が起こる。少年が大相撲を志す上で大きな支障になっているのではという意見だ。
漫才コンビでもツッコミ役が相方を叩いたり、ど突いたりすることはあるが、パワーのレベルが桁違いである。裸に近い芸人もいるのにお笑い芸人をめざす少年は多い。
大相撲をやってきた方々にとっては、張り手など当たり前かもしれないが、世間一般レベルの見方に注目しないと、人気薄は解消されないような気がする。
今年の大学入試センター試験の1日目は、快晴の穏やかな日に恵まれて始まった。 受験生にとっては1年に一度の決戦の日であり、天候が安定していることはとても大事な条件となる。
韓国では、国を挙げて協力するそうで遅刻者をパトカーで送り届ける、英語のリスニング時は、航空機を止めるなど国家的行事となっている。
その英語リスニング試験は、1日目の17:10〜18:10の日程で行われた。個別のICプレーヤーによる方式に変わって数年になるので周囲の騒音はそれほど気にしないでもいいかもしれないが、気にかかることがあった。
受験会場大学のとなりに市立病院が5月に移転して屋上にドクターヘリが8時から17時まで待機している。冬場は、夕暮れが早いから17時を過ぎた頃に数キロ離れた格納庫に帰るために飛び立つ。直線で1kmほど離れた我が家でもその音が聞こえる。
ちょうどリスニング試験と時間が重なるから、大学側が協力を要請しているのだろうと予想しながら眺めていると17時を過ぎても一向に飛び立たない。やはりそうか!と思っているとなんと17時25分にローターが回り出して2分後に離陸した。風向きの関係か?配慮か?いつもと逆の大学から離れて行く方向に飛び立ったので試験場の真上は通らなかったが、韓国ではあり得ないことが起きたのは紛れもない事実だった。
2016年01月15日(金) |
マイナス円から80円に |
カレー屋のカツカレー用ビーフカツ製造過程で機械のプラスチック製部品が混入した疑いで廃棄処分にしたはずの製品が、スーパーで1枚80円で販売されていることが判明した。
廃棄すべき食品が出回ることは、先進国ではありえないことで論外なことだ。警察の捜査は進行中だが、いろいろな事実が判明してきた。注目したのはその価格の流れについてである。
廃棄すべき品だから元来0円、廃棄してもらうので手間賃を支払われるだろうからカツ1枚あたりはマイナス円で捨てるだけでも利益があった。廃棄業者は、1枚33円で最初の卸売業者に販売、次の卸売業者に50円、次の食品会社へ55円、次の食品会社へ65円で流れ、(この頃には廃棄すべき食品ではなく、れっきとした正規の食品に変わっている)そして小売店は80円で何も知らない消費者へ、というチャートが示された。
仲介する業者の多いこととそのたびに価格にマージンが上乗せされる経過に、生産者直結の販売や卸業者の少ない商売が、どれだけ安く販売できるかの理解できた事件だった。
嫌いでもないのにほとんど食べない、冬の味覚「牡蠣」について新たな知識を得た。牡蠣には「生食用」と「加熱食用」があることは以前からスーパーで見かけて知っていた。
生食用は新鮮で栄養があって美味しく、逆に加熱用は、鍋物や焼き物で熱を加えないと食中毒になる可能性が高い、新鮮でないものと勝手に想像していた。
テレビで牡蠣の番組があり、牡蠣を生で食べるという習慣は、外国から入ってきた食文化で珍しいケースらしい。そして「あたりやすい」という食中毒については貝類全体に言えることで牡蠣だからということではなく、生で食べることが多いから確率が高くなるそうだ。
また、美味しさについては、陸地に近い栄養豊富な沿岸部の海水でで育った加熱食用が太くてクリーミーでうまい。生食用は水のきれいな(栄養分の少ない)海水の遠洋ものに限られるため痩せているので今イチだそうだ。
多くのビタミン類、ミネラル類、タウリン、EPA・DHAを含んだ牡蠣を食べないのは、実にもったいない。牡蠣フライなど加熱して食べるとあたる確率も低くなるし、加熱用が上等だから食べようと思うが、食べている部分は貝の内臓部分がほとんどだと思うと複雑である。
2016年01月09日(土) |
ブロッコリースプラウト |
暮れから正月にかけて「食」のイベントが続いてこの上ない幸せを感じます。忘年会・クリスマス・大晦日・正月・新年会と食べ物の品は変わっても胃袋は毎日満タンです。 結果としてカロリー過多になって「正月太り」が起こるのです。
テレビではその正月太りを解消する番組が組まれ、短期間に体重を元に戻す。胃腸の調子を整える。このような手立てを紹介しています。
その中で気になったのが「ブロッコリースプラウト」です。ブロッコリーの種を発芽させてその新芽を食べるのです。外観は、かいわれ大根か細いもやしのようで見ただけではその区別はつかないほどです。
テレビで紹介されて売れ行きがよくて、スーパーが開店してすぐの時間帯なら入手できそうです。スルフォラファンという成分による効果は、解毒作用、肝機能改善・維持、抗酸化、花粉症の抑制などがあげられ、週2・3回の摂取で効果があらわれるという。
話は半分としてもこれまで知らなかった食べ物だったのでさっそく試してみた。結果がすぐに出ないのが健康食品であるので何とも言えないが、気分的には健康に近づいたような感じだ。
ブロッコリーは、昨年秋から生で焼いて食べることを覚えて、その数5株ほど、たぶんこれまでの一生分を食べたと思う。今度はその新芽に着目でブロッコリーの大量摂取が続きそうだ。
これまであまり食べなかったのは、茹でた時の食感がよくないこととあのパンチパーマのような、もじゃもじゃの中に「絶対に虫がいるだろう」という想像です。蜘蛛や蟻にとって外敵から身を守る絶好の場所です。
生で食べるときも必ず虫が窒息するまで水につけて念を押している。
3学期が始まった。 恒例になっている始業式での予告なし「生徒代表新年の誓い」出席番号とかいろいろな語呂合わせで学年1人を指名して話してもらう。
中学生は、ほとんどが小さな声で自信なさそうに話す。高校生は二通りがあって、中学生レベルプラスαか弁論大会のように雄弁に話すタイプに分かれる。
今日は、その雄弁タイプの人材が多く選ばれてしまい?予定の時間をオーバーしてしまった。生徒代表の言葉の時は、体育館の床に座って聞くが、6人が終わって「起立」の号令がかかると多くの生徒が苦笑いしながら立ち上がっている。
長時間の着座は「しびれ」を引き起こす。正座をやり慣れていてもいなくても、しびれるもので不思議と苦笑いが起こる。人に触られるものなら「大笑い」になる。
35年前、亡父の葬儀で坊さんのお経が長くて、足がしびれて笑いから怒りに近い感情に変わった記憶がある。悲しみよりもつらい足のしびれに「早く、終われよ!」と叫びたくなった。このころから「信仰心」が薄らいだのではないかと思う。
今年の元旦は、久しぶりに初詣に出かけた。宿泊していたホテルの近くにあった「福島天満宮」に詣でた。30人ほどがならんでいたが「二礼、二拍、一礼」をやった。
買っても当たらない宝くじ、祈っても当たらない年末ジャンボ。一度でいいから当たってみたい。
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