MOTOYANの日々題
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2015年12月31日(木) |
リッチな年の暮れと年明け |
今年の大晦日は、ホテルで過ごして新年をホテルで迎えるというリッチなことを企んだ。もちろん人生初であり、楽しみなことだった。
ホテルは、大阪駅から一つ目の福島駅前の「ホテル阪神」ツインルームにソファーベッドを入れた3人部屋利用で、関東にいる息子と関西にいる娘と3人での宿泊となった。
きっかけは、娘がバイトがあって30日から2日までしか帰れないとのことで帰省ラッシュの逆方向になる私が出かける方が、すいてるし楽だということで決まった。
30日に関空に着き1日は帰るというスケジュールで航空機を予約して(LCCだから往復1万円でつりが来る)1泊特別料金一人2万円(2食付き)越えの予約をしていた。
ツインに3人で宿泊する方が、一人あたりの宿泊料は安いのでは思うが、逆に高くなる。ホテルのフロントでバイトをしている娘に聞くと「ベッドを入れたりアメニティを追加したりして手間がかかるから」そうなるらしい。
大晦日のディナーは、さすがに豪華で腹一杯、カロリー満杯になった。 テレビをつけると紅白、ボクシング、笑ってはいけないなど「歌」か「叩かれる」ことだらけ。いつの間にか眠ってしまっていた。
今年の打ち納めということで人吉の球磨カントリーまで出かけた。
暮れになるとゴルフ場は正月料金にかわり、平日でも土日料金になることが多い。しかし、人口に比べてゴルフ場が多いこの地区は、客の争奪戦が繰り広げられているのか、年中、平日は平日料金で営業している。
高速料金を支払っても相乗りしていけば安くなるし、気分がいい。ということで3人でラウンドを楽しんだ。 料金以外でも客寄せに取り組んでいるので食事や従業員の応対もすこぶるいい。これならまた来たいと思う気分になる。
たとえば、食事はビュッフェ形式のバイキングで品数が半端ではない。そこらのホテルの夕食よりも数が多く、つい食べ過ぎてしまいそうな感じで満腹の状態で後半のラウンドが始まる。もちろん昼食代は、込みである。6千円くらいのプレー代の半分は食事代ではないかと思うほど。
気持ちよく今年のゴルフも終わり、大阪へ行くために、帰る途中にある空港で降ろしてもらった。出発まで3時間もある。 こんな時に便利なのが空港のラウンジだろう。LCCの安いチケットでもゴールドのクレジットカードを持っていると無料で利用できる。 ソフトドリンク飲み放題で時間制限がない。以前にはなかった焼酎の試飲とおつまみにピーナツとイモケンピが置いてあった。うとうとしながら時間つぶしができた。
明日も大阪のホテルで食事は、バイキングとなる。○○放題が続くが気分的にはとても幸せなことだが、健康やダイエットのことを考えると・・・。
年賀状が年内にできあがった。 裏面は、ドイツのハイデルベルグで撮影してきた猿(マントヒヒ?)の銅像写真を入れてカラーレーザープリンターで印刷した。
プリンターの性能がここ数年で飛躍的に向上し、本体価格を安くしてインクやトナーの売り上げで利益を上げようとする傾向がますます強くなっている。 製品を買うと純正品であってもテスト用のインクやトナーが組み込まれ、通常の半分くらいの印刷量で交換しなければならない。頻繁に使用しなければそれだけで半年くらいは足りる。
年賀状印刷でカラーをたくさん使うと交換しなければならなくなる。純正インク・トナーを4色分買うと本体より高くなってしまうので、インク切れの都度新品を買った方が金額的には安い。この矛盾を毎回感じながらも、インク交換をしてしまう。
以前はインクジェットプリンターで印刷していたが、レーザープリンターが印刷速度が速いのでレーザーを使う。レーザーには、欠点があり、用紙が熱によってそねる傾向がある。それと表面がツルツルになる。
裏ができて、いよいよ表の宛名印刷にうつると「そねりとツルツル」のために用紙が送られないことが多い。特に廉価版のインクジェットプリンターでは全く紙送りができない。
教訓として宛名印刷を先にインクジェットでやって、その後裏面をレーザーでやればよい。と毎年思いながらも今年も逆にやってしまった。もう4年目になる。
味覚の秋、なべの季節、忘年会、お正月など「食」にかかわるイベントが続くなかで、健康診断の結果に示されている以前にダイエットの必要性は、十分に理解しているものの、ここにきてその限界がみえてきた。
特別な何かを生活の中に取り入れないと中途半端のやり方では追いつかない。自分をもっと追い込まないといけない。ということで先週の土曜日に通販でエルゴメーターを購入した。
昔は、ランニングマシーンをトレッドミル、フィットネスバイクをエルゴメーター(自転車エルゴメーター)と一般的に呼んでいたし、アスリートが使うものと思われていました。
ところが、健康ブームやダイエットブームによって、そんなマシーンが個人でも気軽に買える価格で注文して次の日からやれる時代です。
さっそく、生まれてはじめて前に進まない自転車に飽きもせず、60分間乗りました。単調で長い時間でしたが、続けることが大事でしょうから、無理をせず続けたいと今は思っています。終わったときの感覚が、単調なことをやった割には、すがすがしさが残り、続けられそうな予感がします。
今年も押し詰まって、あと10日になった。 この時期は、忘年会という名のもとに「飲ん方」が多くなる。週末の金・土は毎週という顔の広い人もいて、飲めることとは別の意味でうらやましさを感じる。
日ごろ、お付き合いのある方々と1年の反省をしつつ、新年に向けて希望を語る「望年会」でもある。職場の忘年会以外にその機会がない人が増えていると聞く。 職場以外に参加しているサークル、学生時代の同期会、地域の寄り合い、また親族の集まり、などアルコールの抜ける時間がないほど年末年始は多忙な夜を過ごす。
どちらかというと下戸気味で、酔っぱらいの面倒な話を長時間聞き続けることを得意としない自分からすると続くことは苦痛でもあるが、毎日楽しい日々が続くだろうなあとも思う。
さて、アルコールに強い方でも飲みすぎれば、泥酔して正常な行動ができなくなる。帰宅時のトラブルはよくある話で電車の乗り過ごしで、もう帰れないことも起こる。東京の高尾駅では、最終電車で自宅付近の駅に降りれなかった酔っ払いのために、救済バスを運行している。料金は、昼間の倍で880円、八王子の繁華街まで連れて行ってくれる。そこにはホテルやマンガ喫茶などあって、朝の一番電車まで寒い数時間を過ごさなくていい。
このサービスを発案したのは過去に乗り過ごして苦い思いをしたバスの運転手だったそうだ。
2015年12月18日(金) |
デジタルタイマーの疑惑 |
桜島のグラウンドとその周回コースを使ったロードレースを行った。 今年一番の冷え込みだったが、快晴に恵まれて気温が上がり、絶好のコンディションとなった。
中学・高校、男女で4コースで行われ、各レースの記録は、運動公園からレンタルする本格的なタイムレコーダーで行った。4台の測定機器をそれぞれのスタートに合わせてスタートさせ、ゴールに着くごとにボタンを押して記録され、後ほどプリントアウトできる。
競技終了後、記録をまとめると高校男子の部で新記録が出た。そのまま素直に喜べばいいのだが、関係者がそれぞれに「?」と首をかしげた。これまでの記録は、数年前に在籍していた、とんでもなく速い生徒でこの記録は今後塗りかられないだろうと思われていた。
今回はその記録を40秒も更新していた。「記録は、破られるためにある」と言われるが、今年は無理だろうという下馬評だった。しかも2位、3位も記録がいい。
すると測定ミスでは?となる。スタートとゴールのボタンは、確実に押されたと複数の人で確認されたからミスはない。コースは短くなっていないし、やはり新記録だろうとなり表彰も行った。
帰りの車中でも納得のいかない様子で話していると、昨年の中学女子の記録もよかった(よすぎた)という話になり、もしかして、4台レンタルしたうちの1台がタイムを正確に刻んでいない。デジタル表示の1分で数秒ほど少なく刻むのではという仮説が生まれた。
わが家の30年前からある電子レンジが、1分をセットすると45秒くらいで「ピーー」となって止まる。いろいろな団体が頻繁に使うし、もう20年ほど前から同じものだから可能性は十分にある。
今更、記録を取り消すわけにはいかないが、公園事務所に問い合わせて、4台を同時に作動させての検証をお願いしようとなった。
「安倍首相、インドの鉄道事業等へ4000億の円借款を約束」というニュースに円借款ってそもそも何?ということであらためt調べてみた。
日本式に言うと「クレジット」、世界的には「ローン」ということで借りたお金を長期にわたって返済するもので、開発途上にある国が、先進国から借り受ける。そして鉄道や通信などのいわゆるインフラ整備に使うしくみで、借りている国の業者を指名して事業を行わざるを得ない。
インドネシアの高速鉄道計画が、中国に奪われて政府にプレスをかけているようだが、他の国でもよく起こることらしい。
ミャンマーは借金を返せないということで、「仕方ない、もういいよ。あげるよ」となったとたんに通信事業をノルウェーの会社に委託した、とかいう話もある。
借りたお金は返すのが基本だが、2兆円あまりの円借款返済の焦げ付きがあるらしい。それ以外に無償資金供与ということもあり、大きな借金を抱える国ににしては、近所づきあいにかなりのお金を使っていることになる。
そんな中で韓国は、順調に返済を行っていて残りが60億ほどになっているそうだ。
首相が約束してくる円借款も私達の税金が含まれているわけで決して内閣や首相のお金ではない。国民が選んだ議員達が国民の代表として行っていることだから一方的に文句も言えない。せめて投票率を高めて真の国民の代表を選ぶ選挙にしないといけない。
来年からはじまる18歳投票への準備を学校はしなければならない。
軽減税率に関して、毎日のようにトップニュースで報じられている。 来年の4月から消費税が10%になるのを受けて、毎日の生活に欠かせない食料品に限って増税しないという、一般庶民向けの配慮?であろう。
店内食・外食・出前・テイクアウトなどいろんなケースごとに8か10かを検討しています。食品はすべて据え置きとすれば解決するものを1兆円ほどの減収になるということで、業者泣かせの案を練っています。
世界をみるとドイツの20%近い消費税国など10%より高い国は多い。ただ、通常と軽減でわずかに2%しか違わない他にはなく、特に食料品は大幅な軽減がなされている。
日本の首都東京には、その周辺を含めて全人口の10%以上が居住していて何事にも便利で給与を含めた生活水準も地方に比べると高い。
2020年の東京オリンピックをみたいと思えば近いところなら160円の電車代でも行ける。ところが、地方からだと交通費・宿泊費を入れると年間に支払う消費税の合計よりも数日間で出費することになる。
「東京近辺だけ消費税をあげろ」とまでは言えないけれど、それに近い地方への気配りがほしい。ならば「東京で暮らせば」ということではなく、東京は税が高いから「地方に移住すれば」という発想もあるのではないだろうか。
収入を含めた生活水準の低い地方では、そう消費税増税だけでもかなりの痛手であり、何も言えない現実がある。原発のある自治体や基地のある沖縄だけに交付金を上積みするというやり方は、みえみえの配慮であり、田舎で環境がよくて暮らしやすいと言われる地方は、いつの日かなくなってしまう。
3大流星群の一つである「ふたご座流星群」がピークを迎えるということで昨夜から準備万端で待っているが、曇り空で残念ながら見えなかった。
天体関連のイベントは、天気に影響されるので50%くらいの確率でしょう。雨でなくても曇でもダメだから、厳しいですね。しかも50年、100年に一度とかいうイベントもあって生きているうちには、もうみられないものもあるから、残念度は高いです。
雲の上にいれば100%になります。高度1万メートルを飛ぶ飛行機、地球を周回する宇宙ステーションなら大丈夫です。ジェットパイロットや宇宙飛行士をめざす人は、実に多く、実現できる人は、おそらく数%ではないでしょうか。
先日、宇宙から帰還した油井宇宙飛行士は、航空自衛隊のパイロット出身で6年前に963人から選ばれ、夢が実現した。
テレビで小さな子供に「将来の夢は?」・・・「宇宙飛行士!」とかあるけどその時点で「無理、無理」と思ってしまう還暦過ぎたおじさんがいる。
例年のこのころは、「一雨ごとに寒くなる」という言葉が聞かれますが、今年は雨が降ると暖かい日がやってきます。12月の中旬でも窓を開けて過ごせます。
しかし、カレンダーは確実に進んでいて、今年もあと20日となりました。マイナンバー通知の配達が一段落したと思えば、次はお歳暮・年賀状ということで郵便配達さんは、大忙しです。
郵便局の近くで見ていると配達員は、夜の10時ごろ帰宅する姿を目にしました。しかも多くが大型のバイクで通勤しているようです。仕事もバイク、通勤もバイクであり、バイク好きが配達員になったのか?配達員をしているからバイクが好きになったのか?よくわからないです。
中国の北京では、PM2.5がひどくて大変なことになっています。過去のロンドンスモッグ事件のように健康被害が出そうで心配です。しかも偏西風に乗って日本にもやってくるから、マスクが必需品となっています。小学校の給食当番以来、マスクをつけたことがないので、毎年この時期は、どうしようか悩んでいます。悩んでいるうちに春がやってきます。
寒くなると古傷が痛くなるといわれます。古傷でなくても関節がこわばって始動に苦労します。「膝が痛いから太るのか?太っているから膝が痛いのか?」このフレーズが理解できるこの頃です。
東北の仙台に住む知人からの便りで、火野正平さんが自転車で旅する番組「日本縦断 こころの旅」の舞台が鹿児島だったので観ていると、東北との違いで「道端にリンゴや柿の木がない」と書かれていた。
柿の木はあるが、リンゴの木があるはずがない。四国には、柿の木がやたらと多く、柿色の実が残っている。説によると「木守り柿」といって木のてっぺんに1個残して、来年もたくさんの実をつけますようにというおまじないと人だけで食べてしまうのではなく小鳥にも分けてあげようという気配りだそうです。
リンゴの木は暖かい地域では育たないので見かけない。人生でも実物を3回くらいしか見たことがない。10月にドイツで「あっ!リンゴだ」と感動して写真に撮った。ヨーロッパのリンゴは、日本のリンゴの半分ほどの大きさであり、ウイリアムテルが射抜いたリンゴはとても小さかった。
南国にはリンゴの代わりにミカンがある。種類も大きさも味もいろいろである意味楽しい。道路の端にある道の駅にミカンのバラエティセットが販売されていた。 ボンタン、ダイダイ、ゆず、温州、デコポン、櫻島小ミカン、キンカンが入っていた。 東北の友人向けに宅配便で送ってあげた。
郵便物の不在通知が、ポストに入っていて数日おいていたら督促状まで来てしまったので仕方なく夜間窓口まで受け取りに行った。
いつもは、ネットで期日指定や職場への再配達をお願いするが、今回は喫緊に必要なものでないことがわかっていたのでつい忘れていた。
もう夜中になる時間帯の23時前に着いたが、駐車場が満車で「この駐車場に止めてどこに行っているのだろう。迷惑なことだ!」と怒りながら空きを待った。幸いにもすぐに止められた。
窓口に行くと、10人以上ならんでいる。いつもはほとんどいない時間帯だから「こんな時間に?」と思って、ならぶとひとりにかなりの時間をかけている。受け取る郵便物がみんな同じ封筒である。3日前に職場に転送してもらった封筒だ。マイナンバー通知書である。多量にあるから探し出すのに時間がかかるわけだ。
民間の宅配業者は、昼と夜に2回ほど回ってくれるので不在通知が入っていても、連絡しないのに夜に配ってくれるので助かる。郵便は、2度目がないので必ず連絡しないと受け取れない。心待ちしている物なら仕方ないが、ポストに入らない物や簡易書留類は持ち帰りとなる。
郵便局が近ければいいが、遠いし今回のように長蛇の列では、とても不便に感じる。家を留守しがちな人には、郵便はできるだけ使わないようにしている。
2ヶ月に1度の水道メーター検針結果が、ポストに入っていた。電気料金と同様に前回の使用料、1年前の使用料が記されていて比較できるようになっている。
比較すると、なんと前回および昨年の使用量の半分になっていた。前回の検針で水漏れが指摘されていて、苦労しながらも水洗トイレを自力で修理したことが功を奏した。 漏れている量は、ごくわずかであったが、一日中となると結構な量になるものだとあらためて思った。あと2ヶ月で修理の材料代を取り戻せることになり、ラッキーだった。
水道料金は、2ヶ月分の請求であり、上水道と下水道の使用という内訳で上水道料金の半額が下水道料金となっている。
家族3人暮らしで8千円台、2人になって4千円台、そしてトイレを修理して2千円台となった。2ヶ月分だから1月では千円台となる。炊事・洗濯・風呂・トイレも使用からするとかなり安い。
これに比べてミネラルウォーターは、500mlで100円が相場であり、比較にできないほど高い。原油値下がりでガソリンでさえ税金込みで1リットル120円台だから、とんでもないことだ。1リットルの水では、10km以上どころか全く走れません・
人吉の街を流れる球磨川は、急流と鮎が有名で多くの観光客が訪れる。
その球磨川には、多くの鳥が生息し、小魚を餌にするために集まっている。水かきをもった水鳥、サギなどの長いくちばしをもった陸鳥、セキレイなどの川面の集まる虫を食べる小鳥など数も種類も多い。
その鳥たちを眺めていると不思議なことに気がついた。 岐阜の鵜飼いで有名なカワウ(色は真っ黒)も群れが、水に潜って鮎を補食している周りにシラサギ(色は真っ白)が群れで集まっている。カワウが移動するとそれに合わせて移動する。シラサギは、岸辺や石の上に立っているだけでカワウの漁を眺めている。カワウは、そんなシラサギを意識しているようには見えない。いたってマイペースだった。
白へのあこがれで、カワウが捕った鮎をシラサギに献上するのではないかとも思ったが、そんな様子はない。シラサギがカワウから奪いとる様子もない。調べてみるとこんな記事があった。 ===== 多摩川では、サギの群れとカワウの群れが協同作戦で魚を捕らえているところをみることがあります。カワウの群れが川の中に潜って岸のほうへ魚を追い立て、岸側からコサギ,ダイサギが待ち受けて捕らえるという様子はとても巧妙で、シラサギの白とカワウの黒のコントラストも目立ちます。食欲旺盛な鳥たちが魚を次々に丸のみする様子は圧巻ですが、多摩川上流のあきる野市などでは鮎などの漁業に与える影響が少なからずあるようです。 =====
バードウォッチングの楽しさを少し感じた。優雅に飛び、どこへでも行けて、協同作業もできる鳥こそ地球の主役なのかも知れない。
2015年12月02日(水) |
世界に広まる日本アニメ |
オーストラリアからの2名の短期留学生を案内して、熊本の人吉市を訪れた。 ふたりは、日本語スピーチコンテストで優秀な成績をとって1ヶ月の日本留学がプレゼントされただけあって、日本語が上手に話せる高校1年生。1泊2日で小旅行を計画した。
来日3年目のALT(外国語指導助手)の先生に引率してもらってのツアーで1日目のアッシー君としての役割だった。人吉名物の栗弁当をみて「あっ、駅弁だ!」旅館について「あっ、こたつだ!」と日本の古くからある文化に感動していた。
なぜ、知っているかとたずねると「日本のアニメに出てくるから」と返ってきた。バッグには日本の漫画本を入れていることから、日本アニメが海外でいかに日本理解に貢献しているかがわかる。
宿で、「人吉は夏目友人帳の舞台になっている町ですよ」と告げられると「大好きな漫画で感激です!」と返した。「夏目友人帳?」日本に長く住んでいるのに初耳だったので帰ってから調べてみるとテレ東系列で放送され、鹿児島でも2008年に放映されたらしい。いまだに連載が続いていて人気のアニメだった。
こたつに座って日本ではこたつ板の上にミカンをおいてみんなで食べる。板をひっくり返してマージャンやトランプや花札などのゲームをやるんだよ、と話すと「私、マージャンできます」と返ってきた。なんと!恐るべしオーストラリアの高校生にはすっかり脱帽だった。
今日から12月でこの一年も早かったです。 先週末に東京へ出かけ、JALを利用しました。今年は、偶然にも国内線はソラシド・ピーチ・ジェットスター・スカイマーク・ANA・JALと順々に搭乗することになり、合計14回のフライトだった。
それぞれの航空会社の特徴があり、おおげさに言うと搭乗する側もそれなりの心の準備が必要だ。 LCC系は、離陸するまでは心配な点がある。使用機材は到着していて、定時に出発するか?である。幸いにもこれまで欠航や大幅な遅れは経験していない。乗ってしまえば、とても気楽でぐっすり眠ることもできる。余計なサービスがないし、必要なら購入できる。 JAL・ANAは、さすがに搭乗するまでは安心できる。搭乗口も空港の中心に近い。マイルもつく。しかし機内では、ゆっくりできない。 JALのシートは「嵐」が宣伝しているように黒の皮張りでかっこいいし、ゆったり座れるし眠りやすい。オーディオサービスも持ち帰り可能なイヤホーン使用で多彩なプログラムがある。旅の疲れを癒すには最高で当然ながら眠くなる。 ところがそのころに飲み物のサービスが始まる。「いらないなら寝ていれば、いいじゃん」と思われるが、なかなかそういうわけにもいかない。「せっかくサービスしてくれるのに居眠りしていると申し訳ない」という貧乏性が出てしまう。
ほんとに眠くて気が付かなかったこともたまにはあるが、シートベルトサインが消えて安定飛行に移った時と着陸前が眠くなる時間だから中間地点くらいでほしいサービスだ。
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