消えてゆく小さなこと


消 え て ゆ く 小 さ な こ と

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1923年03月31日(土)

チャールズは最後の勝負に
古い斧を使った

ローラは気づいた
今使ってたのは古い方の斧だね
さっきまで新しいのを使ってたのに
どうして?
勝てたのに

ずっと年上の人は
技術は上だけれど体力が違うから と 
とうさんは フェアという思いを伝えた

忖度や同情ではないと思う
晴れやかな敗者だった


1923年03月30日(金)

昨日の電車バスタクシーいろいろ移動で
疲れが残っている

天候も不順で予定変更 
今日は屋内作業

疲れた時は
無理しないでゆっくりやればいい
元気になってからファイトすればいい
よく言われるしそう思う

でも
やればいいじゃん
やればリズムも出てくるし とも思う

今日は
少し頑張ってみようかな
気合い入れてハッパかけて

やりマス
がんばっちゃう日にする


1923年03月29日(木)

来た電車は混んでいたので
壁際ひとり分のアキをみつけて
ずっとうつむいて立っていた

隣に立つ人は始めから乗っていて
ずっと窓に顔を寄せて外を見ていた
背中だけ見えていた人

しばらくして顔を上げた時
(私はつばのある帽子だったし
彼女は背が高い)
その人もこちらを向いて
ふっとわたしの顔をみた
私もふっと見て
お互いえーっとびっくり

4駅ほど気づかず立っていた
あと3駅おしゃべり
2年ぶりぐらいの奇遇
近所にいたけれど引っ越した
仲の良かった中国の人
実家に帰国していて戻ったばかりだと
いつも奇遇で出会う
そしてハッピーになれる
また偶然どこかで会えるといいなぁ


1923年03月28日(水)

その詩集を気に入った
どの言葉もどの行も
全部好きだった

平易な言葉だけ
説明的なものはない
あるのは空気感

落とされた一つ一つの言葉が
つながってゆく魅力に惹かれた


1923年03月27日(火)

検査の結果が怖ろしい

蓋を開けて

ほっとする

それほど悪くもないようで


1923年03月26日(月)

そうだ
これでいい

削いで
削いで

全ては
伝えない

これでいい


1923年03月25日(日)

1st をいつも思う

健やかな風 
流れているだろうか
その中にいるだろうか

頬を撫でてくれる風に
愛おしさを感じる日々を
過ごしているだろうか


1923年03月24日(土)

公園で何かのイベントをしていた
終わっても天気がいいので
子供たちがたくさん遊んでいる
小学生くらいの子が
ものすごい奇声を上げていてびっくりする
奇声を発することが遊びって ナニ?
ヤッホーごっこにしてくれないかな


1923年03月23日(金)

捨てると決めれば軽くなる
諦めると決めれば楽になる
わかっていても決められない
年末はその繰り返し

葛藤までもいかない
時間が迫ればホリュウという手
また新しく悩めばいいから


1923年03月22日(木)

記憶の中の一篇をたどる
鎮座したままの
そのひとの誇りなのか宝なのか
虚実綯い交ぜの
己を抱きしめる作品なのか

当時 無理だ理解できない
と感じて去ったけれど
時が経ってもやっぱり無理だった

人の経験や生い立ちは
想像では理解できない


1923年03月21日(水)

注意されなければ
ルールは守らなくていい
そういう人なんだね

あなた以外の人たちが
ルールを守っているから
其処が守られているのに
サイテー


1923年03月20日(火)

メンバーズカード
失くしたと思ったのがあった
ちゃんと受け取ってた

ピンクにリニューアルされてたのを
久しく利用してなくて
赤を探してた

問い合わせるところだった


1923年03月19日(月)

ミスの流れを
いろいろ調べて探して
やっと みつけた

ミスしてなかったのに
結果を見落としていた
ほっとした

晴れ晴れした
よく見なきゃね


1923年03月18日(日)

いつもちょい自慢を入れる人
だからナニ? って
突っ込みたくなる
すごいことならいいけれど
大したことでもなく

謙虚な人を素敵と思う
光る人は光るよ


1923年03月17日(土)

夢の中でその人の笑顔を見た

あんなに苦虫顔だったのに

うれしい

そして遠くをまっすぐ涼しい眼で見ていた


1923年03月16日(金)

そこへ足を運ぶと

いつも気が急いてしまう

なぜか早口になる

流れぬ空気は渇く

ゆったりできず

席を立つ


1923年03月15日(木)

その言葉
そっくり入れ替えるとどうなるか

裏切ったわけではない
落胆させただけ

そういう場面もある
ということ


1923年03月14日(水)

無知なことに
月の入りは日の入りとほぼ同じ位置と
勝手に思い込んでいた

夕日をみて数時間後に
月の入りの位置に驚いた
毎日そんなに変わるんだ
意識してなかった

今まで
月と日をセットのように思っていたけれど
それぞれの動きをしているんだね
そのことを新鮮に感じた
知らないことたくさんあるなぁ

月を大きく感じるから
月の入りが好き
毎日は拝めないけれど


1923年03月13日(火)

裏切られたわけではない
落胆しただけ

信頼できなくなった
信じられない

信じることが平和
自分の心の安定 わかってるけれど

信じるってむずかしいね
ひたすら信じるだけ なんてできない


でも信じることを選ぶ


1923年03月12日(月)

原因をわからないまま前へ進めない
だから忘れてしまうことができない
過ぎたことをふと考えてしまう

人が神から授かっている忘れる力 
持っているはずなのに


1923年03月11日(日)

自分で解決しようとして
話さなかった
そして不明になった
相談すればよかったのだ

人を頼らないというのは
人を信頼していないということ
人をあてにしないというのは
人を信じていないということ
それは人という字の支えあう形にならない
人から信じてもらえないということにもなる

分去れの片への道 
という言葉をふと思い出した


1923年03月10日(土)

とんちん館の一


華やかさを排除すると

やっぱり寂しくなるものです

彩りをほしくなります


何を添えますか?


1923年03月09日(金)

銀行できれいなカレンダーをもらった
花の風景写真家のもの

サイズもよく
どの一枚も美しく
いい感じなんだけれど
それだけだった

違和感ないけれど
じっと見入ることはない

遠い風景でしかなく
花の眼差しを感じない
霞のような丘

どこに飾るかな


1923年03月08日(木)

ミニシューを
高く積みあげて作るお菓子

盛り上がりってそんなイメージ
みんなのいいねを積み上げて

かさかさくしゃくしゃのミニシューを
たくさんくっつけて
大きなタワーのできあがり


1923年03月07日(水)

盛り上がり度数の高いのより
盛り上げポイントの多いのより

深いサイトのほうが好き
個人の趣きのまま
深く掘り下げているサイトがいい

自分で立ち上げ構成し
選んで作り込み
ずっと更新し続けている
古くからのホームページというものが好き
眺めるだけでただ落ち着く
その人の世界へいざなわれる

意味なく人混みの騒がしさを感じるところは
覗きたくない


1923年03月06日(火)

流れてゆくメッセージのつながりが

人が鎖で繋がれて
引いて行かれているように見えて

私は好きではないのです


そんなに楽しい?


1923年03月05日(月)

ういている

キラ目立ちでも
悪目立ちでもないけれど

目立つというより
ういているよ


1923年03月04日(日)

とんちん館の一

赤みを入れるのでなく
赤を差すことにすればよかったのだ

あとの楽しみとして
自由度を残せばよかったのだ

人に流されてはダメということ
イメージが出ない状態で
促されて時短して決めてはダメ
そういうこと

納得が出ないのは
本質的な違和感があるから

そうだ
ダメという言葉でなく
キケンという認識に変えよう

それはキケンです と

それいいかも

ダメと思うと懐疑も残るけれど
キケンにはもっと考えるべしの効果がある


1923年03月03日(土)

その話 意外だった
聞けて良かった
知ってよかった
誰にでも辛かった時があるのだね

で、考えてみる
思いつかない
そのときは必死だったと思うけれど
月日がたてば
取り立てて人さまに話すほどのことなどない
平々凡々だったのかね

そうだね 
今の方がキツイかも
公平にできてるね


1923年03月02日(金)

もやもやしていたことの

理由に辿りつければ

気持ちは

前向きになれる


理由が正であれ負であれ

どちらでもいい


1923年03月01日(木)

大きなことを早く決められる人
と思っていたけれど

それは
長く考えるのが苦手というだけだった

諦めの早い人後悔のない人
仕方ないで済ませてゆける人
いいよね楽ちんでしょうね




天窓より          


−ともすれば消えそうになる自分を見失わぬよう−       

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− ささやかに −          

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日付は通し番号として記しています         


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