あなたの気持ちが切り替わったから 風がよい方へ吹き始めたのかもしれない 神さまは見ている
競われるのも嫌いだし あてつけられるのも嫌だしね 人はひと自分は自分それでいいじゃない それでゆこうよお互いに 刺激になればそれでよし 示唆されるならそれでもよし 何だって自分の糧になるだろうから とり方は自分次第ということ
きれいなエプロンを買おうと思う てろてろゆるゆるのを 料理するとかワークするとかでなく ただまとって嬉しいのを 木綿やステッチでなくレースでもなく 風にふわりとひろがるような やわらかなプリントのブラウスのような薄手のを Tシャツの上の一枚 パンツの上のエレガンスを
夢と目標があって モノゴトをスタートさせるとき それなりの勉強が始まるわけで わくわくするけれど大変なわけで だから明るい声にひとのココロも響くわけで その情報 実を結べばよいね わたしもうれしい
四季の国に生まれてしあわせなこと 年中いろんな花が咲き乱れる中にいるのとは少し違って いつもつぎの花を心待ちにできること 一輪の咲き始めに心躍ること 光と風の移ろいに心ゆれること
不参加も欠席も その人の決定なのだから そう受け止めればいい それでいい 周りが詮索しても仕方ないと思う その人の意思なのだから
美しい夕方 という言葉が好き 何もかも美しくなってゆくひと時 気持ちが穏かになることを思い出せるひと時 癒しとか癒される というのとは少し違う 痛みや疲れを癒されたいのではない 拒否や逃げでなく穏かな気持ちで受け容れるということ 美しい夕方はその穏かさに満ちている
泣く場所を探していた頃があった そのことをふと思い出した ずっと忘れていたということに気づいた
わたしは君に吐き出すぶつける 君もそうすればいいんだ ぶつけられれば返せばいいんだ ひとは関わりの中で生きるもの 黙っていてはわからない
きのう青い花がたくさん揺れていた 歩道の脇の草地 誰かが種を蒔いたのかこぼれ種か 一面に揺れていた 空より青くいい色だった 高原の松虫草のように淡い色ではないけれど おなじように優しく揺れていた
ヤグルマソウってこんなだったんだ もっと丈高く頑丈でガシャガシャしてると思ってた 秋にまいてみようかと思う
君のナミダは嘘だったのかもしれない それならツジツマが合うのかもしれない でもずるさは許せないよ 許さないよ 爽やかじゃない ひとはひとと関わりあって生きているのだから ひとの苦労を見えない人は幸せになれないよ
ただ口を閉じていても 喉の奥がひりひりと 灼けつくように渇いてゆく こころの奥の暗い洞道へ つながってゆく
激しい雨で季節は変わる そんなに優しくしてられない 甘くなっていられない キミ わかっているの 季節が変わるということは 風がかわるということだ まわりが変わるということだ
なんだろうね この雨の音に押し潰されそうだ 君の声の後ろに嘘が笑っているようで 哀しい蒸し暑さ 頭が痛い目眩がする吐き気がする 何だってこの箱はこんなに馬鹿になったのだ 人の言葉をどうしてこんなに捻じ曲げるのだ 休めないココロはどこか崩れてゆく
苛立ちを抑えられない 笑顔になれない 私の外側で物事が回っている 勝手に決めないで
もう何年も 赤いカーネーションは買ってない 単純に その色がキライ
アイスな色の蘭とか ピンクのカーネーション 小さな白い花の集まった花嫁の花束みたいなのとか ほんわかな紫陽花とか涼しげなクレマチスとかで
赤いカーネーションを母が好きとは限らない ギフトのラッピングに 小さな造花が一輪つくのだけは素敵
ありがとう 決意にいたる思考過程を聞かせてくれて
君の心も 晴れたと思う
少し笑ったね キラッと輝いた 見つけたのかも 君の道
胃が辛そうだね ダイジョウブ?ほんとにダイジョウブ? ポーカーフェイスもたいへんだね クールにしていても 気持ちは泣いてるものね 泣いちゃえばいいのに 泣いちゃえ 泣いちゃえ ね そして心からの笑顔を見たい 営業スマイルはいらない
初夏のカーテンを選ぼうと思うのに 風はなかなか気難しい カーテンが素敵に見えるのは 春は光 初夏は風次第
自分から投げ出すのは 周りが悪いのではないです 決定したのはアナタ自身です
まどろこしくてイライラして あなたといると優しい言葉を忘れます やわらかな気持ちを忘れます 前置きはもういいから 大事な中身をキチンと伝えてください 頭の中でしっかり組み立てて話してください
今日はアツイ いっぺんに季節がかわった もう春はいない 初夏の部屋にする
先週 燕がホームの間のレールの上を たくさん飛び交う山沿いの駅に降り立った 線路のすぐそばに池があって ホームの天井のワイヤーにとまって 可愛い声で囀っていた あの日も初夏だったのに 私の実感は一週間遅れた
町中の騒音という部類が エアクッションのように 私を包んでいる
理解できぬことを理解しようとして 疲れてしまった神経に 尖ってしまった神経に 何も届かぬように ブロックするように
あふれる音の中にいて ぼんやりとしている 何かから解かれているように
向日葵が好きというひとはたくさんいる たいていの人が好きらしい 明るくて元気で前向きで 云々 太陽を連想させるし 人を例える形容詞にもなる
わたしはあまり好きではなくて パワフルな野菜のように見えます 野菜としてなら とてつもなく素晴らしい野菜だと思います だから種を収穫する野菜と思っています
花としてなら モネだのゴッホだのが いいです
爽やかにぬける風のような 銀色のレースのリボン 新緑の紙につつまれて 若葉色の小さな缶には 端午の節句の意匠 それはひとすじの閃き
刃のように鋭い 糸のように細い そんな月を見ました ぴんと張った
まだ明るさがどこかに残る 暗くなりかけの夕方 西のそんなに低くないところに
プラチナの白い輝きに ほのかに赤みを映したような
今までに見た一番細い月でした
憤りでなく やすらいだ想いを 思い出して
窓辺に立って 閉ざした窓に 夜風の甘さを 入れて
砂上に建てた楼閣は いつしか砂に沈んでゆき 夜の砂に残るのは 正体のない足跡
そのアヤシゲなものは何だったのでしょうね 幽霊の正体見たり枯れ尾花 って 案外アナタ自身かもしれませんね あなたが導こうとしたのかもしれませんね ほら霊の通る道ってあるんでしょう
夜の外は寒くて思いのほか空が澄んでいた 星がたくさん見えているように思った 暗い庭へ出てみたけれど 星はよく見えなかった 思いがけず期待して がっかりする
|