今年最後の日を迎えている。大晦日だ。厳しい寒さも感じずにそれほどの 感慨もなく、これでいいのかと思うくらいだ。
いろいろと書けることが あるはずだが、なんせこの頭の回転の鈍さ。幼児性の抜け切れなさ。もう どうにもならないんじゃないかな・・。
何かを始めるのに遅すぎるという ことはないというのは、本当だろうかね。 新しい年を迎えるにはふさわしい変化もたくさんある。 無いのは体力、気力、想像力。あまり不安や 淋しさもないけれど 考えるだけのエネルギーを失っているだけ のようでもある。
書いて残しておべきことを きちんと書けたらいいけれど 同じようなことを繰り返してしまうのは なんでかな・・。
昨日夕方には父と弟から10分違わない時間でそれぞれにメールが 送られていた。
父と私との最初の繫がりはインターネット上の父の書き込み。そして あの80歳過ぎた人とのメールのやり取りから。 東京にいる弟ともメールで話し始めたから 赤ちゃんのときに引き離された兄弟だけどほんの少しずつでも 空白を埋め始めたのはメールで言葉のやりとりをしたから。 メールは家族をつないでいる。
東京へ転勤したと父はメールで書いた。皮肉なことに決して 会わせようというつもりなどなかっただろうと思う。これが 父の誤算であった。逆に大きな前進への扉を開いてくれている。
山の頂から太陽が顔を出してきた そう思って窓から覗くともう とっくに上に浮かんでいる。カーテンで遮られていただけだった。
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