ポケットpcの日本語入力はいろいろあって試してみた。ワタシは数少なくなったカナ入力派なのである。ところがポケットpcもザウルスやパームと同様、カナ入力は50音になっている。それでオンラインソフトで50音を探す。パームのバイザーを使いはじめたときもそうだった。結局ないことがわかった。それで最も使えると思ったのは手書き入力。ザウルスと同じように液晶画面に書いていく方法。これが思ったより認識率が良い。それと眼が衰えはじめたこともあって、大きな文字で入れられるのが良い。
しかしポケットpcの画面に出てくるキーボードは御粗末。格子状のキーボードなのだ。前はちゃんと少しずれて本物のキーボードのようになっていたのに。主義主張のないワタシはローマ字で書けというばやれないこともない。ただ格子状のローマ字での入力は正直言って辛いのだ。
ミュゼア内蔵のスケジューラはポケットアウトルック。これが「えっ」と言いたいほど使いにくい。1日にしないとスケジューラの内容が見えないのだ。月はスケジュールがあるという印だけ。集も時間帯に印が入るだけ。ずっと使っていたザウルスも月は印だけ。それでも週表示は内容が見えた。もっとも購入した状態で使えたスケジューラはバイザー。それでも月は印だけだった。
メーカーの人ってこれでスケジュール管理をしているのかなっ、と勘ぐるほどどのPDAもスケジュールはお粗末。ザウルスのときにmoreソフトで補っていたようにミュゼアも「ぽけっとデイト」というシェアウェアを入れた。気に入ったというか購入したままではスケジュール管理ができないのだ。ぽけっとデイトより多機能なものもあったが、シンプルな方がいい。いろいろインストールして試した結果、これに決めたのだ。
FOMAとミュゼアとケーブルで結んでメールとウェブをするとき、FOMAを折りたたんだままで接続ができるのに気が付いた。まっ、そま方が電池も多少だが節約ができる。なにしろ持っているFOMAはすぐに電池がなくなる初めの機種なのだ。今では普通の時間、電池が持つようになっているFOMAも出ている。
ミュゼアはメールは長い文は途中で自動的に切るように設定されている。全部を読みたい場合は、そのメールに全部ダウンロードと設定をしてから再ダウンロードになる。接続料金の節約のためだと思うけど、再接続するのなら同じような気もする。面倒ではある。受けるメールの量を自分で設定できるといいんだけど、どうやらできないようだ。
これまでザウルスと携帯電話をつないでメールとウェブチェックをしてきた。FOMAとミュゼアをつなごうとマニュアルを見る。携帯電話との接続とかなり設定が異なる。FOMAからデータをダウンロードしたり、アップロードが必要だったりする。手はじめにモペラでウェブを見る。次に他のプロバイダとの接続の設定をする。これは少し手こずる。アクセスポイントはFOMAの場合不要だということがしばらくわからなかったのだ。
次にメールの設定をする。これも少し挌闘。ミュゼアの設定画面に慣れるのに時間がかかった。ひとつうまくいったので、いくつかアドレスを持っているのでそれを設定。ミュゼアは自動的にアクセスしてメールを送受信して自動的に切断できるようになっていた。
しかし1つ1つ接続してメールを読む必要があった。これはザウルスと同じ。NECの初代CEの方がもっと便利。登録してあるメールアドレスに次々とアクセス。すべてのアドレスのメールを一度に送受信してくれた。CEの機能ではなくNEC独自のメーラーだった。同じCEなので一括送受信ができると思いこんでいたので、これはガッカリ。ともあれ外でメールとウェブのチェックはできるようになったのは何より。ミュゼアにしたのはこれが目的だったから。ウェブの表示はかなり速い。料金については請求書がこないとわからない。
2002年10月12日(土) |
FOAMケーブルGET |
ミュゼア用のFOMAケーブルがようやく手に入った。購入時に注文してずっとまっていたのだ。このへんはOEM製品の辛いところ。ペンももうなくしてしまった。店頭にないので注文になる。また時間がかかるのもいやなので手元にあったザウルス用の予備を使うことにした。書き心地はこちらの方が良い。ただミュゼアのペンは扁平しただ円なので本体には収容できない。それならとカッターとやすりでザウルス用のペンを削って扁平だ円にする。思ったより削らないと入らなかった。書き心地は良いのだが削ったらフニャフニャになって弱々しいペンに。(^ ^;)。ミュゼアに付いていたペンが金属性の訳がわかった。
4つカバンに入れていたPDAのうち、まず電池がすぐ終わってメールが送受信できなくなったザウルスMI-C1はまずお蔵入り。いざというときの予備は以前と同じザウルスポケット。これはモノクロだけど電池で動くのでいざというときにすぐ使えるのだ。電池も長持ち。それとこれまで次期PDA候補として使い勝手を試していたバイザーも予備の予備。これもモノクロ電池マシンなのでいつでもつかうことができるからだ。そしてモバイルギヤのCS-12、WindowsCE1のマシンが完全復活。キーボード付はテキスト入力に捨てがたいのだ。それと新しく買ったメインマシン、ミュゼアとデータの交換がCFで簡単にできるので復活なのだ。
8時間しか持たないと書かれていて、覚悟はしていたけどミュゼアの電池が無くなるのは速い。特にPCとデータのやり取りをするときと、メディアプレイヤーでMP3の音楽を聴くとすぐなくなる。音楽を聴いているということはずっとマシンの電源が入っているということがから当たり前ではあるが。どうやら携帯電話のように、毎日充電をしないとだめなようだ。それでもミュゼアはまずまず。フリーソフトでそれまで使っていたザウルスの使い方ができるようになってきた。