空中楼閣

2001年11月23日(金) 建前という嘘

人との付合いが偽りに見える事はたくさんあると思う
本当の部分だけを曝け出して生きる人なんて
この世に居るかどうかすら解らないのだから
 
本音と建前で固められてる世の中だから
 
他人に都合の良い自分を演じているとしても
それは紛れもない現実なのだから
真実でないとしても現実なのだから
 
嘘から出た真
 
嘘だとしても 偽りだとしても
そこで笑っている作り上げられたアナタは
逃れようのない現実として其処に存在しているのだから
 
あなたの目に映る偽りのアナタは
他人からすれば偽りでない本当のアナタであって
本音と建前を使いこなす一人の人間であって
 
それが現実なのだと思う



2001年11月16日(金) ワタシの・・・。

アナタにとってワタシはどんな存在?
 
強い?
弱い?
 
必要?
不必要?
 
 
アナタにとってワタシはどんな形?
 
大きい?
小さい?
 
丸い?
四角い?
 
 
アナタにとってワタシはどこに居る?
 
遠い?
近い?
 
高い?
低い?
 
 
アナタにとってワタシはどんな色?
 
綺麗?
醜い?
 
黒い?
白い?
 
 
アナタにとってワタシは何?



2001年11月15日(木) 睡眠

それは一つの自己防衛機能である。
 
 
眠って眠って眠って
 
それでも眠いなら
 
永遠に眠ってしまえ
 
 
それは一つの自己逃避手段である。



2001年11月12日(月) 神様。

ここまでかって位コケにされる存在。
それが神様。
そうする事自体、捕らわれてる証拠かもしれない。
だって大嫌い。
でも大好き。
 
人間とは、神が冒せぬ過ちを冒す存在。
 
だとしたら人間は、神より多くの事柄を経験出来ているという事。
 
 
それって、スゲェのな、きっと。



2001年11月06日(火) 人として。

母校の同窓会報の原稿を頼まれました。
予想していた通り。
特に決まったテーマもなく、心境の変化等を書いて欲しいとの事。
「環境が変わっても心境まで変わるとは限りませんよ。」
なんて恩師(?)に皮肉を吐いてみたりして。
 
さて、先生達が涙するような文章でも書いてやろうかね。
と思ったのだけれど、どうにも面白くない。
今まで彼等の希望に応えてきた。
国語の時間の作文。
読書感想文。
小論文。
大会に出した研究論文。
果ては、個人的に頼まれた文章に至るまで。
言葉の選び方が汚いから、思ってもみない事をサラリと書いた。
今度もそうしようかと思ったのだけれど。
彼等の期待を大きく裏切る物を仕上げるのも楽しいかも。
そういう考えが脳内に浮上してしまった。
 
『心境の変化なんて蚤の心臓ほどすらありません』
なんて書いたら、先輩(御隠居達)卒倒するかなぁ。
でも本当のところ、これが本心だよ。
何年経っても、こんなもんだよ。
 
 
さてと、どうしたもんかなぁ。



2001年11月02日(金) 子供

同級生が子供を生んだ。
夫婦とも同級生だ。
父親と会ったけど、何だか親っていう気がしなくて。
でも彼は人間を創ったんだ。
 
 
『私は人間を創らないし、
 人間の親にはならないし、
 自分の遺伝子を後世に残す気も無い。
 
 私の血を分け与えるなんて出来ない。
 私の血は私の物だから。
 子供なんかに分けてあげない。
 
 私の血はココで途絶えて永遠になるの。』
 
 
そういう事を本気で考えていたのは
いつの事だったのか もう思い出せないけど
おぼろ気ながらに使命感のような物が
私を取り巻いていたという事だけは事実
今はどうなんだろう
何だか眠くてどうでもイイ
彼等にオメデトウの気持ちはあるけど


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亨 [MAIL]

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