2009年06月30日(火)
月下美人
| 家に帰ったら 軒下の月下美人が 開き始めてる。 大変大変、 勝手口から帰ってたら 気づかないところだったよ。 |
| 灯りを透かすと 花が光ってるみたい。 |
| ちょっと怖い? |
| 生きてるみたいなんですよね いや、生きてるんだけど。 |
もう枯れるんじゃないかと思ってたのに よく咲いてくれた。 去年よりずいぶん早かったね。 今回は全部携帯で撮ったので 例年以上にボケボケですまんのう。
2009年06月29日(月)
ふわふわ
雨の日の出勤はバス&歩き。 30分の道中、ライブの物販で買ったCD、 「平井正也、おおいにうたう 〜船戸さんと二人旅〜」を 早速聴いてみた。 ライブ盤だけど まるで生で聴いているようなクリアな録音。 またしても持って行かれた。 っつうか連れて行かれた。 いつもの風景の中、心だけ別世界。 職場に着いて仕事の準備を始めても しばらく足元がふわふわ。
2009年06月28日(日)
狭いハコの中の広い世界
| 開場時は日没前。 窓の外の緑がきれい。 |
チラシのイラストと 気になっていたミュージシャンの名前と ツアーのタイトルにそそられたのは 自転車でないと行けない場所でのライブ。 雨が降ったら諦めようと思っていたけど 気象の神様は私の味方。
中国茶のカフェ、席は20ぐらい。 周りは近所の常連さんかな 後ろの席のおばちゃんが飴をくれた。
出演者は「ふちがみとふなと」の二人と マーガレットズロースのVo・平井正也。 小柄で親しみやすい印象の渕上さんは とてもまっすぐで不思議な歌を歌う女性。 あごを突き出すように少し上を向いて 腕を振って足踏みしながら楽しそうに歌う。 すぐそこに居るのに 違う世界の人のように思えるのは 私の周りに日頃あふれている 些細な不満や嫌悪や争いとは まったく無縁だろうと感じさせる清らかさと 力強さが眩しいから。 とても憧れるけれど 自分が恥ずかしくて近寄れない。
ひょろっとした外見の平井正也さんの歌は 声も言葉も甘くて頼りなさげで ちょっと聴いただけなら、苦手なタイプ。 だけどみるみる高ぶる激しさに 心をぎゅうっと掴まれて持っていかれる。 なかなか返してもらえない。 ラブソングなんてみんな嘘っぱちだって いつも思っていたけれど この人の言葉だったら本当かもしれないって 信じさせる力がある。 熱情も優しさも 説明できないような複雑な気持ちまで その細い声を高く張り上げ、低く響かせ、 表現できる力がある。 ひょろひょろの身体の真ん中に ロックが湧き出す泉を持っているようだ。
二人の声と ギターとハープ、ウッドベースに 渕上さんが時々鳴らすおもちゃの打楽器とピアニカ。 音はシンプル。 シンプルなのに果てしなく深くて広い世界。 シンプルだから直接届く。
ああ天才たちが目の前に…、と 素晴らしさに気後れする私の気も知らないで おどけながら繰り広げられる 「晩ごはんの歌」や「GO!GO!マングース」。 何も考えなくていい、 楽しければいいのよ、と言っているようだ。
6がつのうた 平井正也 ふちがみとふなと 〜顔似てますツアー〜 in 岐阜 Cafe Clover Sabou
メモ1 「やっぱり似てなかった」と本人たちは言ってたけど 平井さんと渕上さんの顔は本当に似てました。 メモ2 絵も描ける平井さん。 会場には描きおろしの絵も飾られていました。
2009年06月22日(月)
思い出づくり
この日記にも 昔の話を書くことが多いけど 日頃友達と話す時にも 私は思い出話をすることが多い。 自分のそんな所を恥ずかしく思っていた。
日記に書かずとも 友達に話さずとも 日々、空いた時間に一人 過去のことを思い出すこともある。 楽しかったことも悔しかったことも 過ぎ去ったことを振り返ってばかり。 私はやっぱりダメ人間なんだろうか。 そんな風に考える時 思い出す人がいる。
前の職場で私は 派遣仲間の女子たちの愚痴や悩みを聞くことが多かった。 その日も勤務中に呼び出され、内緒の話を聞くために 二人の後輩が待つ女子休憩室に入り、 小さな丸テーブルを囲んだ。
そこへ入って来たのがJさんだった。 Jさんはベテランのアナウンサーで 優しくて穏やかで聡明で、 人の悪口や愚痴など決して言わない人だった。 ちょっと気まずい感じになりながらも 私たちはどうぞどうぞと彼女を迎え入れた。
隣のテーブルについたJさんは 「一緒に食べない?」と 手に持っていた大きな菓子パンを 人数分にちぎり始めた。 そんな、それはJさんの食事でしょう? だめだよ足りなくなっちゃうよ、 と私たちが揃って遠慮した時、Jさんは言ったのだ。 「いいの。私、思い出作りがしたいの。」
それならば、と私たちは みんなで菓子パンを食べながら しばらくにこやかに談笑し 結局本来の話題は出る幕がないまま、また仕事に戻った。
その数か月後、私は 派遣の契約を切られてその職場を去る。 あの日の休憩室での出来事は 今では私の思い出になり、 Jさんのあのセリフは 思い出以上の大切な言葉になった。
生きることは思い出作りなのではないか。 振り返るな、前を向いて生きろ、と 人はそれが正しい生き方であるかのように言うけれど 自分は今なぜここにいるのか 過去があったからここにいるのではないか。 出会った人、 聞いた言葉、 思い合ったこと、 感じたこと、 誰かと、何かと、 影響し合い、変化を重ねて今の自分がいる。 もはや希望と呼ぶには無理がある、 不確かな未来の前にひとり立ちすくむ時 それは支えにはならないと言える?
半年後 Jさんもまた理不尽な人事異動によって その職場を去ることになる。
私がお腹を壊した時も ロッカールームで泣いていた時も なんでもない時も いつも優しかったJさん。
あの日の私は Jさんの思い出になれたのだろうか。
2009年06月21日(日)
梅雨時の散歩道
| 傘をさして お買い物の帰り。 |
| 梅がなってる。 |
| 桃もなってる。 |
| 6月の線路脇は |
| 意外と花盛り。 |
| 残念ピンボケ。 |
2009年06月18日(木)
つぼみ
月下美人につぼみがついていたので 慌てて撮ったけどボケボケで残念。 でも一応記録。
2009年06月12日(金)
仕事
今の職務、 全くもの足りないんだけど、 「いつもいい仕事をして下さって ありがとうございます。」 って言われたから この職場に来てよかった と思った。
2009年06月08日(月)
秘密
大人には 秘密があるもの。 だから喋らないけど。 訊かれても答えないけど。 だけど一回だけ 一回だけ訊いて欲しいな答えないけど ご機嫌な理由。
2009年06月07日(日)
つながり
| トンネルが見えてきた。 |
▽朝10時、親のママチャリでとろとろと スーパーへ買い物に。ものすごい混雑。 見たことも無いようなレジの列の長さにへとへと。
▽食後は昼寝。
▽午後2時、レイダックで駅へ。 JR高山線で美濃太田へ。車窓の緑が美しい。
▽午後3時、旧知の楽器店に到着。 薄暗い店内で缶ビールを頂く。 店主とサシでゆっくり語り合うのは何年ぶりか。 生き方を褒められる。 根拠はわからないが悪い気はしない。 語られる夢は20年以上前に聞いたのと同じ。 しかしそれはすでに実現していると私は思う。 ▽午後5時、ほろ酔いのまま近くに住む友人の車で夕食に。 肉味噌のパスタ。サラダのきゅうりを食べてもらう。 来週からいよいよペルーへ行くそうだ。 もう行ってきたのかと思っていた。
▽午後6時半、知り合いの書店まで送ってもらう。 本日のライブ会場である。書店でライブとは奇抜。 すでに席は大体埋まっていたが、いつもの客層と違う。 大半は店主の知り合いのようだった。 狭いスペースにきちきちに並べられた椅子。 隣の席と密着していてかなり窮屈。
▽午後7時、ライブスタート。 隣のおじさんがクチャクチャとガムを噛む音が非常に苦。 カラの紙コップにガムを捨てるのを見てホッとした 次の瞬間新たなガムを口へ。もうダメだ。 耳元の不快音に、ライブにまったく身が入らず。
▽午後8時過ぎ、休憩に入る。 ライブスペースの外側に立っていたおじさんに 声をかけられる。誰だっけ。 おっと、25年来の知り合い、地元の楽器屋のお兄さん(元)。 「隣のおじさんのガムの音がうるさくてさ〜」と 泣きついているところへ本人登場。「やあやあ久し振り」。 やべえ、これまた知りあいか。 注意してもらうわけにもいかず、 変わってもらう席も無く、諦めの後半突入。
▽後半も絶え間なくガムを噛むおじさん。 片耳を、耳たぶを折って塞ぎ耐える。 そこが本屋であろうと 観客のほとんどがSHO-TAを知らなかろうと SHO-TAのシャウトは絶好調。 ツアーの最終日だと、シェリルクロウの歌の ♪feelin' fine の所の回数が多い気がする。
▽午後9時45分、ライブは成功、 皆さん打ち上げに参加するのか誰も帰らないけど 私は電車の時間がやばいので 店主に声をかけ、楽屋へ入れてもらう。 笑顔の二人に 「駅のケッタ置場が閉まってまうもんで帰らないかんで。」 と言うと「ケッタ置場!」と大ウケ。(SHO-TAは名古屋出身) 握手でお別れ、と思ったらSHO-TAがハグしてくれた。幸せ。 ▽午後10時。 今日会った友人達とのつながりの始まりについて そして時と距離を隔ててもつながっている理由について 思い出したり、考えたり、味わったり、誇ったり、 感謝したりしながら電車に揺られて帰る。
tamKore /DVD発売記念TOUR in 美濃加茂 珈琲ワンダーランド(丸圭書店内)
2009年06月05日(金)
I know.
とても いい感じになって来ました。 朝、出勤するのが 結構楽しみだったりして。 ここで肝心なのは 調子に乗らないこと。 アイノウ、アイノウ。 無駄に歳だけ とっちゃいないさ。
2009年06月03日(水)
ジャック!
| ずーっと前に どうなるとこうなるのか不思議 と書いていた巨大な藤の実。 あの小さい花ひとつずつが 長いさやになるんですね。 ますます不思議。 5月13日撮影。 |
そういえば花の形も エンドウとかスイートピーとか シービービーとかと同じだし ツルもあるし。 マメ科なのか。 てことは木じゃなくて草とか? いや豆類がそもそも木なの? 豆の木?・・・ あっ。
2009年06月02日(火)
計算違い
| 5/27撮影。 |
たいしたこともないことなのに うじうじと後悔する。 考えが浅いのか 考え過ぎなのか。 ただひとつ明らかなのは 済んだことはもう いくら考えたってどうしようもないってこと。
2009年06月01日(月)
濃密な3時間
| 2階席から見るステージ。 |
・今年最も楽しみだったライブ。 ・定時ダッシュで奇跡的に開場に間に合う。 ・気を利かせて名札ひっくり返してくれた人に感謝。 ・1階席は窮屈そうだったので2階にしてみた。 ・2階も3階も面白いスペースだが消防法大丈夫か。 ・ガパオライスが無かったのでカレーを注文。 ・カレーと言えどアジアンテイスト。 ・トイレの列に並んでる間に焼酎水割りの氷が全部とける。 ・なんだか声の響きがイマイチ。 ・と思ったら前日までやってた演劇のセットが 丸めた紙で出来てるから音を吸っちゃってるね。 ・新曲はまた大人の青春がテーマ。とても良い。好きだ。 ・珍しくラブソングが多い。 ・中盤ちょっとダレる。 ・15分休憩と言いつつ鈴木氏10分弱で出てくる。 ・トイレの列に配慮して鈴木氏そのまま舞台上で休憩。 ・ギターでトイレの音消しサービス付き。 ・終盤でパワーアップ。いつも通り顔真っ赤にして熱唱。 ・ずっと聴きたかった「サヨナラBABY」を初めてやってくれた。 ・「あなたたちは決して良いお客さんではなかった」って ・何を言い出すのかと思ったら金八のパロディだ。 ・最後は前回同様、時間いっぱいまでスタンドバイミー。 ・清志郎さんへのメッセージで締め。 ・というわけで3時間たっぷり堪能しました。
鈴木圭介独演会 in 鶴舞 k.d.ハポン
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