MUSIC春秋
目次前日翌日
 2009年07月31日(金)
無意識

梅雨明けが遅れているとはいえ
少しずつ夜明けが遅くなり
朝起きた時の窓から差す光の感じや
空気の匂いで
身体は暦がわかるらしい。

去年の夏の朝の
目が覚めた時の胸の苦しさが
朝が来るたびに
勝手によみがえって辛い。

もう一年も前のことなのに。


 2009年07月24日(金)
意識的




「意識しないようにする」ってことほど
難しいことはないね。


 2009年07月23日(木)
反省

やながせ倉庫の
中庭から見た空。
地下室への階段もあったよ。


最近すぐ酔っぱらう。
また喋り過ぎたかな。
普段喋り足りないせいかも。


 2009年07月20日(月)
歩け歩け商店街

焼津のモヨちゃんと名古屋で再会。
今回は大須歩きで接待します。
初めて入った「ともしびアパート」。
(写真は開店前)
中は雑貨や古着の小さい小さいお店が
狭い狭い空間にぎゅうぎゅうに。
転げ落ちそうな階段に、木枠の天窓、
タイルの流し台、モールガラスのドア。
昔本当のアパートだった時にはどんな
人達がどんな風に暮らしてたのかなあ。

この長屋風店舗も
タイル貼りの壁にモールガラス。
大須は縦縞のモールガラスが多い。
私はそういうのになんか弱い。

大須観音で念願の鳩まみれ。
両膝に一羽ずつ乗ってますね。
足の甲とかにも乗ってます。
両側から覗きこまれてます。
至福の時です。
腕は傷だらけ。
付き合ってくれたモヨちゃんに感謝。

標識にレトロな落書き。
異人さんに連れられて
行っちゃった的な趣。

お菓子工場のいい香りに釣られて
フラフラ迷い込んだ路地に
突然小山が出現。
なんで街の真ん中に小さい山?
立て札を見たら古墳だって。
えっ、街の真ん中に古墳?

誰のお墓とかも書かれていないし
もとは前方後円墳だったけど
残ってるのは丸い方だけ
ってなんかヒドイ。
どこの誰だかわからないけど
これ作ってから
千何百年も時が流れたんだねえ。
その間ずっとここにあるってすごいねえ。

下の写真の路地の向こうにあった店。
次はこの店でランチしてみたい。
今回は、ランチは電脳街の近くの
懐かし喫茶店「コンパル」、
お茶は大須演芸場の近くの
流行りの隠れ家カフェ「Down Home Cafe」。
温故知新、て感じですな。

案内する、とか言いながら
結構何度も同じ道を
行ったり来たりしたような気がします。
それでもまだまだ
見てないところがいっぱいありそうで
大須手強い。


 2009年07月17日(金)
ドッキリ発言

二日目は少し真ん中より。
5列目の通路脇は最高の席です。
ステージ上の皆さんは
開演前の記念撮影&参拝中。


1日目は1階席にも空席が目立つほど
お客さんの数が少なかったけど
この日は2階の3分の2ぐらいまで埋まってひと安心。
WAHAHAの全体公演でもよくある傾向なんだけど
常連さん(あるいは物好き・・同じ意味か)が1日目で
ご新規さんが2日目に集中したみたい。
なんでわかるかって、
ライブ中盤で全員が頭にかぶらされた紙パンツ、
1日目はほとんどの人が最後までかぶっていたのに対して
2日目のお客さんはほとんどの人がすぐに脱いじゃってたから。
私は意地で最後までかぶってたんだけど
自分より後ろにかぶってる人が誰もいなかったので
ちょっと恥ずかしかったのが悔しい。

帰る時、名駅までの道で友人と話してて
「今日のお客さんはみんなパンツ脱いじゃうの早かった」って
なんか自分人ごみの中ですごいこと言っちゃったような気がする。



WAHAHA本舗プレゼンツ 梅ちゃんの青いお正月 第2夜
/梅垣義明 杉浦哲郎
in Zepp NAGOYA


 2009年07月16日(木)
真夏のお正月

初日の席から見たステージ。
最前列ですが端の方。
開演前は撮影自由です。


才能あるお客さんが多くて
楽しいライブになりました。
心から笑いました。
空席が目立ったのが残念。
中盤の2曲ぐらい、ピアノがステージに出てきて
ネタ控え目でシャンソンをしっかり歌うコーナーを
いつも楽しみにしていたのだけど
今回は「シャンソンをしっかり歌う」ことは省いたみたいで
これも残念。

ただ、頭上に扇風機をくくりつけて
客席で歌った「さとうきび畑」はよかった。
頭に風鈴や小さい扇風機を乗せられたお客さんが
勝手に振付をつけて梅ちゃんをリードしたり
同じくミニ扇風機を乗せられた小学校低学年ぐらいの兄妹も
にこにこしながら首を左右に傾げてかわいかった。
ソデで生演奏していた杉ちゃんのピアノが盛り上げるので
やや微妙な梅ちゃんの歌もぐっと胸に迫って来るし。
(それはピアノが胸に迫ってきただけなのでは)
「さとうきび畑」は戦争の悲しい歌だけど
“風の家族”と命名されたターゲット達の名演を
客席が温かい拍手と笑顔で包み、
会場は愛と平和の理想郷のよう。
戦争の悲劇を忘れず平和な世界を目指そう、
という梅ちゃんんのメッセージがこのネタに隠されている
かどうかは知らんけど。



WAHAHA本舗プレゼンツ 梅ちゃんの青いお正月
/梅垣義明 杉浦哲郎
in Zepp NAGOYA


 2009年07月12日(日)
はと

洗濯物を干していたら
屋根に鳩が飛んできてじーっと見るので
「来い来い。」と手招きしたら
ベランダに来た。
かわいい。
「なんかくれるの?なんかくれるの?」
と首を左右に傾げる仕草がかわいい。
手から餌をあげたいけど
毎日来るようになっちゃうと
糞害がたいへんだから我慢。
ごめんね、悪いことしちゃったなあ。
今度公園へ行こう。


 2009年07月11日(土)
五分の魂




アブラゼミの声で目が覚めた。
今年の初蝉。
まだ梅雨も明けていないのに早い。
時間も早い。朝4時半。

こっちはもう蝉が鳴いてるよ、と
東京の友人にメールすると
「道端にひっくり返ってる蝉、起こしてやる?」
と質問が返ってきた。
もちろん。結構生きてたりするからね、
車に轢かれないように。
そう答えると
彼女はそのことで人から笑われた、と言う。
えっ、笑われる?そりゃまたどうして?。
気持ち悪がられるとかならまだ理解できるが
笑われるって??
さっぱりわからん。


 2009年07月09日(木)
続き

S&Gコンサートのお話の続きです。

懐かしい歌と懐かしい声、
本物が目の前にいることで
客席が興奮してるのは間違いないんだけど
人数が多い割にピーピーワーワーキャーキャー
といった歓声が聴こえてこない。
年齢層が高いからなあ。
50代が大半で、私でも若い方なんだもん。
もともと音楽性がおとなしめ、とは言え
地元アメリカでのライブに比べたら
静かすぎるだろうなあ。
MCを主に担当しているアートガーファンクルは
結構笑顔でライブを楽しんでいるように見えるけど
ポールサイモンがほとんど無表情なのが気になる。
名古屋、ダメかなあ?ダメですか?不安になる。
客席の感動、届かないかなあ。
それとももう高齢で身体が辛い?
と思っていたら中盤、
アフリカ系リズムセクション大活躍でノリノリに
なってきたあたりでやっと、チラホラと笑顔が。
本編最後、「明日に架ける橋」のクライマックスで
アートガーファンクルの歌い上げが凄かったので
(67歳とは思えない熱唱!)
客席総立ちになって精一杯の拍手。
これがさすがに届いたらしい。
アンコールではポールサイモンも笑顔になっていて
「サウンドオブサイレンス」「ボクサー」で
さらに盛り上げ、最後は「セシリア」で賑やかに幕。
よかったよかった。
「名古屋は初めてで、今回のツアーの初日だったけど
 うまくいってよかったよかったサンキュー。」
とか言って頂けたし。
途中までは、
「仕方ないか、初日だしゲネプロだと思って頂けば・・」
なんて思っていたんだけど
最後はドームが感動に満ち満ちているのが肌で感じられたので
きっとわかってくれたと思う。
名古屋がS&Gを大歓迎していることも、
大声で騒ぐのが苦手なことも。

ところで今回「本物の生の姿、生の声、生の演奏」を
自分のこの目と耳で直接見聞きできることが凄い、という
ライブに初めて行った頃のような感動をまた味わえたことが
本当にうれしかったです。
85年9月、ハワジョン(懐かし!)を観に県体に向かう人波の中で、
「後ろの方の席なら行かないって子もいるけど
 私は同じ空間に居られるってだけで嬉しい。」
って誰かが話してるのが聞こえてきたことを思い出しました。
開場待ちの列の横を、コンビニ帰りの出演者が
普通に通り過ぎて行くのも珍しくないような
フレンドリーなライブが多くなったからねえ。
(もちろん、それも楽しいんだけど。)
ライブにすっかり慣れてしまっていても、
こんな新鮮な気持ちで楽しめたのは、
S&Gを一番よく聴いていた時期が、
“外国人ミュージシャンも日本でコンサートをやる”
“それに行こうと思えば結構簡単に行ける”
ってことすら、知らなかった頃だったからかも。

名古屋にS&Gが来るなんて夢のよう、って気持ちがね、
今も25年前も変わらないの。



Simon and Garfunkel Old Friends Tour 2009 in NAGOYA
/ナゴヤドーム(7月8日)

3万人入ったそうです。(E.L.L.の100倍ぐらい?)


 2009年07月08日(水)
本物の生

初ドーム!
広い!
遠い!(ステージが)
多い!(椅子の数が)


アリーナの真ん中よりは前の方にいたのですが
客電が落ちた時、遥か後ろのスタンドの方から
押し寄せてきた拍手の音に驚きました。
一気にワーッ!じゃないんですよ。
静けさの中をゆっくりと大きくなりながら
さざ波のように周りから中心に向かって
押し寄せて来たんです。
あんな音は生まれて初めて聴きました。

スクリーンに映し出されたのは二人の軌跡。
子供のころから始まって、70年代の懐かしい写真、
最近のライブ映像がロードムービーのように・・
BGMの「アメリカ」を周囲の人たちが口ずさんでいました。
実は私も歌えるんだー今は歌わないけど。
そして「ナゴヤドーム前」という標識の文字が映った時
ワッと起こった歓声に包まれて胸が高鳴って
最後のカット、ナゴヤドームの写真が消えた次の瞬間
ステージの真ん中にスポットが当たり
ちまっ と浮かび上がった二人の姿。
本物!本物のサイモンとガーファンクルがあそこに〜!
拍手が止まらないのでなかなか歌いだせない二人。
辛抱強く待って、やっと歌い出した「Old Friends」。
広い広いドームに響くのはギター一本の音と二人の声だけ。
本物!本物の生!生のサイモンとガーファンクルの歌〜!
ずっと昔から知ってるあの声と同じ声。の、本物の生。
あーなんかずっと忘れてたライブの喜び。
これだよこういうことだったよ!



つづく。


 2009年07月07日(火)
thanks for “my enpitu”

路地の雰囲気を
撮りたかったのに
手前の看板ばかり
目立ってしまいました。


雨の日の出勤は「バス&歩き」
と以前書きましたが
その場合、帰りは節約&運動のため
家まで歩くこともあります。
1時間弱で帰れます。
繁華街を通過します。
上の写真のような路地を
あみだくじのように適当に進みます。
どこにでもあるような風景ではないかと
思いますがいかがでしょうか他府県の方々。
多少町並みは違っていても
道がつながっていることは間違いないでしょう。
永遠に続くあみだくじ
いつかばったり出会うこともあるかしらね私たち
このクモの巣の中で偶然出会ったみたいにね。


 2009年07月05日(日)
芳しき酔っぱらい

縦バージョン。


寄鷺橋の帰り、塩釜口の駅まで帰る途中に
うどん屋さんを見つけたので
寄って行くことにしました。
入ってみたらセルフうどんで
システムがよくわからなくて
おどおどしながら
カレーうどんと稲荷寿司を
お盆にのせて窓側の席へ。
ビールの自販機があったので
ちょっと一本飲んでみようかしら
と思ったわけです何故なら
天気が良くて暑い日だったし
ライブ帰りで
散歩もして
橋も見て
なにしろ気分が良いからね。

ビールをすすんで飲むようになったのは
1年ぐらい前から。
それまでは苦手だったのにねえ。
まあいろいろあったからってのもあるかもしれんが
大人になった、ってことにしとけ。
ウイスキーにしろ焼酎にしろ
水割りを頼んで氷を溶かしながらゆっくり飲むことで
酔わないようにセーブしていたものだから
ビールが一番酔っぱらっちゃうんですよね
薄くならないから。

というわけでさらにいい気分になって
さあ帰りますかちょっとふらふらしますけど
食器の返却口はどこですかここですか
おや、割りばしだけこっちへ分けるんですね
名古屋市はゴミ分別が厳しいからなあ
と視線をバケツに移した瞬間
食器を載せたお盆が返却口の棚にガツンと。
でお盆ごと全部バッシャンと。
あーなんか水分を浴びちゃったけど
ほうじ茶の残りだしシミにはならんでしょう
トイレでおしぼりで拭いて・・・ん?
カレーうどんだったっけ。
でもあんまり汚れてないみたい。
ま、大丈夫ですよ。
と店を出て駅へ向かう途中、
カレー汁の匂いがぷんぷんと。
ふと自分の足を見ると新しいジーンズに
黄色いシミがだーっと。
バッグのマチの縫い目からも
カレー臭がぷ〜ん。
すっかり酔いも覚めて
そんな時に限ってお家が遠いときた。

教訓、カレーうどんを食べる時は
汁を全部飲み干すこと。
(当分食べたくないけど。)


 2009年07月04日(土)
憧れの橋

フラカン結成20周年記念の
ライブ会場は、あそこに見える
楽器店の中にあるホール。
20年前に初ライブが行われた
場所なのだそうです。
メンバーの実家も近いらしい。

ホールというより広めのスタジオ
といった感じでいかにも青春の舞台。
私にもありますよこういう所でやった経験。
独特の空気が懐かしい。
200名限定でありながらステージに高さが
無いため最後列からはほとんど見えません
でしたが、ライブはすごい熱気で
1曲目からいきなりギタリストが
鼻血を出すほどの盛り上がり。

ライブが17時に終わったので
そのまま天白川沿いを10分ほど歩いて
フラッペ(※)の聖地(?)
寄鷺橋へ行ってきました。
「きりょうばし」と読みます。
「寄鷺橋サンセット」という
歌があるのです。

※フラッペ=フラカンファンのこと。「いなかっぺ」と同じ活用形。

楽器屋からぞろぞろ流れてきた
フラッペたちの撮影大会で突然観光地化。
だってこの立地、この時間。
どう考えてもパックツアーでしょう。
もちろん「寄鷺橋サンセット」は
久し振りに演奏したし
MCで道案内もあったし。

それにしても
想像してたのよりずっと
迫力のある橋です。

サンセットには
まだかなり
時間があるようなので

わたくしは帰ります。
堪能しました。
良い橋でした。




フラワーカンパニーズ「わんわんでわんまん」
in 名古屋 第一楽器わんわん植田店 3Fホール



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