a fish called datsu -だつという名の魚-
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2001年10月28日(日) |
何があっても絶対きみは大丈夫。 |
『香山リカの今日の不健康』(香山リカ 河出文庫)を読んだ。 神経症や心の病について、香山リカが3人のミュージシャンにインタビューをする。鈴木慶一や、高橋幸宏との対話はつまされたり、痛々しかったりするので、余り読み返していない。だが、大槻ケンヂの所は神経症やコンプレックスを客観的に見ているというか、心の病との付き合い方に余裕を感じる。何というのか、笑えてしまう。 私もある本を読んでから、重病にかかってしまってるのではないかと思いこんでしまった。どうも、私は大事故のニュースの後に心(その後に体の変調が来る)の問題をきたしやすい。今度何かあったときは十分気を付けよう。 だけど、この本で 大槻ケンヂも言ってた「何があっても絶対きみは大丈夫。ここにいるから、おれが」という言葉を時々思い起こしつつ、今はちょっと辛いけどまた気が休まるときが来ると思ってしのいでます。 不安から来る辛さがいつまでも続き、それから自分は重病なのでは?と思ったら、とりあえず精神科に行ってみるといいかも知れないよ。少しづつ楽になれますよ。
最近、疲れているのか、それとも単に面白く感じなかったからか、映画を見ながら寝ることが多い。映画コーナー(更新遅れてご免)で感想を書こうにも、余り漠然とした物はあそこに書きたくないんでこちらに書きます。 10/8 『ヤンヤン 夏の想い出』 この映画、ちょっと長すぎる。3時間近くあるし、今の台湾を描いているとは思うが、まとまりが余りないような気がする。だが日本人プログラマー役のイッセー尾形のキャラクターはよかった。そののびのびとした変人ぶりが見ていて楽しかった。それにしても、何だか東京って変わったところっぽい。
10/13 『陰陽師』 NHKでやってたドラマの『陰陽師』(メンバー稲垣が出ていた)と比べると、耽美と言うより、元気の良さが目立つ。野村萬斎、浮世離れした感じがとても公家らしい。でも、マロ眉毛でないと減点。伊藤英明の源博雅(ドラマでは杉本哲太。渋めの演技)も天然でぐう。今井絵理子の蜜虫(同じく本上まなみ。大人の女)は不思議ちゃん過ぎて変。友達からのメールに小泉今日子の肌が汚いと書いてたが、私も同意。しかし終わりの方で寝たので、どんなオチだか分からない。
2001年10月09日(火) |
ジョン・レノンの誕生日だった。 |
今日、「ハッピークリスマス」が聴きたくなって、ジョン・レノンのベストアルバムを買った。後で気付いたけど、今日はレノンの誕生日だったのね。今はアメリカで(まさか日本でも?)放送禁止になった「イマジン」に込められた平和への願いが叶いますように。
最近、めっきり落ち込みがちな私を見かねたのか、あるお客さんが句会に誘ってくれた。予めお題が出て、3つほど俳句を考えるのだが、なかなか考えつかない。頭の中で考えても、抽象的になりがちである。結局初回は見学と句選びをしたのだが、その時に情景を17字で写真のように切り取るというイメージを持った。一口に「写真」といっても、色々な工夫をしながら撮るように、俳句もどんな表現が一番効果的かを探しながら詠むものといえる。 俳句って季語を読み込むものだから、家にいるよりも外に出た方が句を考えやすい。しかし、いきなり思いついた句は結構すぐに忘れられやすい。先日も配達の途中で、紅葉の中を駆けるバイカー達を見て一句思いついた。だが職場に帰って次の仕事をこなしているうちに、いつの間にか忘れてしまってるのにもしばらく気付かなかった。これからはどこにでもペンを持って、気が付けば手のひらとかにでも書き込んでおくといいのかも知れない。
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