a fish called datsu -だつという名の魚-
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2001年11月16日(金) イギリスのお笑いと物も言えない世の中

 私の大好きな『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』のDVDの発売が来月12日に迫っている。気になったので HMVのサイトで見ると、異様なまでにボーナス画像が着いて2枚組だという。字幕だけでも、6種類(本作が嫌いな人用字幕(シェークスピアの『ヘンリー四世 第2部』)なんてのもある)も着いてくるし、カラオケやレゴアニメまである。余りに訳の分からないおまけ付きなので、来月が楽しみ。
 憲法改正手続きを定める国民投票法案や、イージス艦の派遣問題(見送りのようだが)とか、何だか、日本が次の戦争に突き進んでいるように思えてならない。前の戦争の時のように、憲法第9条改訂と共に自由に物も言えない世の中になっていくのかしら。当日記で書いてる程度のことでも取り締まられる事はまさかないだろうとは思うが(ちょっと疑心暗鬼)、言論狩りみたいなことは増えそうなのが怖い。ああ、やだ。
 イギリスでは「宗教的憎しみをあおる行為」が犯罪になるという反テロ法案が議会に提出されるという。それで「ミスター・ビーン」こと、ローワン・アトキンソンが法律が拡大解釈されて、宗教ギャグができなくなるという新聞投書をした。ミスター・ビーンのは、ホメイニ師にひれ伏してる写真を、コンタクトを探してると言ったネタらしい。モンティ・パイソンのネタでも、宗教ネタって結構作ってる物(「ザ・ビショップ」とかね)なのに。そういったウケを狙って書いていることで、取り締まりを受ける世の中になったらいやだね。そう言うのが他人事と思えないのが、一番怖いことなんだけど。

 HMVで9月に注文したビリー・マッケンジーのCDがやっと届いた。ポール・ヘイグとのMEMORY PALACE と、スティーヴ・アングルとのEUROCENTRIC の2枚だ。歌詞カードやライナーノーツも付いてる親切さ。まだ聴いてないけど、とても楽しみ。


2001年11月13日(火) あれから詠んだ俳句とプリファブ・スプラウト

 以前、俳句を始めたと書いたが、文化祭のために下手な字で短冊を書いたり、季語集を買ったりと地道に続けている。今日は詠んだ句を幾つか披露したい。

・紅葉や山懐の深さかな

・街角の舞い散る枯葉巴里のごと

・祖母の手が熟柿を箱に詰めており

・今朝の冬届かぬ朝刊待ちわびる

など、色々書いてみた。ちょっと照れくさい。

 それから、今最も聴いてるのが、プリファブ・スプラウトの"THE GUNMAN AND OTHER STORIES"だ。ウェンディ・スミスのコーラスが彼らの曲にいつも花を添えていたが、脱退したそうなので、ちょっとした違和感があった。でも、慣れてしまえば、とてもリラックスするアルバムなので、寝る前に聴くことが多いが、聴きながら寝てしまうことも多い。寝てしまうからと言って、このアルバムが駄作だということではなく、癒し系(少なくとも私には)だからだと思う。個人的にあまり慣れなかった前作と比べて、毎日の暮らしにとてもなじんでいる。


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