■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

そもそもセンスの問題だけど・・・ - 2009年03月30日(月)

とある方から相談を受けた。

ご子息が通信教育でインテリアデザインの勉強をしているが、どうやら内容に満足がいかないらしいのと先方の対応に腹を立てているということだった。具体的な内容を事細かく聞いた訳でもないし、こういうことって一方的に捲し立てられてしまうので的確な答えを出すのは難しいものである。

ただ言えるのは、そもそもデザインという感性を重視したものを通信教育で学ぶという時点で間違っていると思っている。そんなもん自分自身が持っている感性がどうであるかが問題であって、そういう教育を受けたからと言っていいそれが磨かれるとは限らない。

ハッキリ言えばセンスのない人間が自分の力を認めてくれないと文句を言っているようなものである。何度か会ったことがあるのでどういう人間か知ってるが、デザインという職種を志すのは諦めた方がいいのではなかろうかと言おうかと思ったことがあったので・・・。

厳しいことを言うようだけどそんなに甘い世界じゃない!

料理だって感性が大切だけど、通信教育で料理を学ぶ人なんているかい???本当に学ぶ気持ちがあるのなら何処かのお店で皿洗いから一歩一歩進んで行くもんだよ。

まあ、デザイン業界はド素人の丁稚からという世界ではないので学校等である程度の知識を習得した人でないと採用しないから同じ土俵で比較は出来ないが、それ以前の問題をちゃんと自らが理解していないと難しいと思うね。


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口実の上手な国民 - 2009年03月29日(日)

お花見の季節である。

市内はまだ殆ど咲いていないということは知っていたが、天気もいいのでカメラを持って大岡川という横浜の桜の名所を歩いてみることにした。

京浜急行に乗って弘明寺という駅で下車。

初めての街だけど先日とある番組で取り上げられていたので何となく以前から知っている街という感じ。イベントをやっていたせいもあろうが物凄い人出に驚き、食事をしてゆっくりと街を散策することも出来そうにないので早々に大岡川沿いに歩くことにした。

まだ1〜2分咲き程度かな?

それでも多くの人がシートを広げて酒盛りをしている。桜は咲いていないので「お花見」ではなく単なる「酒盛り」だと俺は思うのだが、楽しんでいる人達にとってはそんなことどうでもいいのであろう。とにかく飲めればいいということなんだよね。

何かと口実を付けて飲むという日本人の極々一般的な習性である。

所々に屋台も出ているものの何となく食べたい物もなかったし、ツマミもなしに飲むのは嫌だったからアルコールも断念して只管歩き続けたものの、写真を撮ろうにも殆ど咲いていないし、その後は関内を経由していつものお散歩コースをのんびりと歩いたのであった。


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現場が好き! - 2009年03月28日(土)

巷には図面だけ渡して後は殆ど施工業者任せというデザイナーも多いと聞く。行ったとしても工期中に数回のみというし、それでちゃんといいものが出来るのだろうかと不安にもなる。

言い分として「図面をちゃんと描けば大丈夫」ということになるのだろうが、現実的な問題として図面で表現出来ないことって結構多いし、現場に行くことによって気付くものもある。

例えばコンセント一つとってもほんの少し移動した方が使い勝手が良くなることだってあるし、照明の位置だって微妙な加減で影の出方や反射の仕方が違ってくる。そういうことって実際に現場に立ち、立体的に見なければ出来ないこと。3次元パースで確認していると言っても所詮は偽物であり、実際のものではないのである。

左官だって、塗装だって、必ず実際にこの目で確認して施工してもらっているし、より良いものをつくるにはちゃんと現場に足を運んで自分の目で確かめることが一番重要だと思っている。だからスーツ着て現場に行くなんてことは絶対に有り得ない。だって現場に行ったら埃塗れになるからね・・・。


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メールも・・・ - 2009年03月27日(金)

昨日はFAXが全然関係のないところに送られてしまったという日記を書いたが、実は以前メールが送られていないということが多々あった。

送信後に「送信済みフォルダ」に移ったので間違いなく送信されたと思っていたものが先方には届いていなかったのである。それからは大切なメールは必ず「BCC」で自分宛にも送るようにしている。自分には届いてもう一方には届かないということはないだろうと思っているのだが・・・。

日常こういうものに頼っていると間違いは起きないという認識でいる人が殆どであろう。しかし、現実としてこういう間違いが起こっているし、100%の信用をしてはいけないということになれば困ることがいろいろと出て来るだろう。

まあ、確実なのはFAXを送ったら確認の電話を入れれば済むことだけど、メールって送ってから確認の電話をするなんてちょっと変だし、それじゃ意味がないような気もするのだが・・・。

でも、本当に間違いがあってはならない状況下では細心の注意が必要だということだよね。


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FAXよ何処へ・・・? - 2009年03月26日(木)

某メーカーへFAXを送信した時のこと。

突然電話が鳴った。
「FAXを間違って送っていませんか?」と。

申し訳ございませんと謝ったもののどうも腑に落ちないので履歴を確認したら番号は間違っていなかったのである。では、どうして全然関係のないところに送信されたのか?別に線で繋がっている訳ではないのでこういうことって起こりうることなのだろうか?

でも、親切に連絡頂いた方には感謝しなければならないね。

だって、そのまま放置されたり無視されたりしたらこっちは送った心算でいるから大変なことになっていたかもしれない。ひょっとしたらこれまでも同様のことが起きていたのだろうかと心配になったのであった。


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閉店したらしい・・・ - 2009年03月25日(水)

とある店が暖簾を下ろしたとの噂を聞いた。

偶々そこの経営者とは数回会う機会があり素性は知っていた。しかし、その中で感じたことが見事に当たってしまったようである。技術面では問題はなかろうが、要はメンタル面での課題が大きいのではと危惧していた。

ハッキリ言えば商売には向かないタイプ。

何処かの店で職人として働くには申し分のない力量だけども、経営者として店を切り盛りするには難しいタイプということである。そういうものって表情や言動にしっかりと表れているもので、過去にも何人もそういう人を見て来た。

不思議なものでそういう「勘」というか「第一印象」って当たるのである。


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WBC侍ジャパン 世界一! - 2009年03月24日(火)

藤沢の現場から戻ったのが午後一時。試合経過は携帯で逐一チャックしていたが、やはりちゃんとテレビで観たいと昼メシも食わずに戻ったのであった。

それにしても凄い試合だったね。

手に汗握る攻防とは正にこういうことを言うのであろうと思えるくらいの激戦。どっちが勝ってもおかしくない中で最後に笑ったのが侍ジャパンだった。それにしても韓国は強くなったね。数日前にどっかの局で韓国の高校野球のことを取り上げていたのを観たけども、国を挙げて徹底した指導をしているのには驚かされた。

日本ではプロアマ協定という如何にも役人的発想のお蔭で双方に大きな溝がある。本来は一本化した中で少年野球からプロ野球までを結び付けなければこの先どうなるか分からないだろう・・・。

ここ数年、これだけ白熱したゲームは観たことがないかもしれない。一球一球手に汗握る自分自身に吃驚するほど興奮していたし、大声を張り上げて応援していた。9回に同点に追いつかれた時には正直危ないかもって思ったけど、選手達は誰一人として諦めたりはしていなかったのである。

一瞬でも諦めかけた自分自身を恥じねばならぬ。


原監督も重圧を撥ね除けてよくやったと思う。下馬評では散々叩かれたり、「原君だけじゃ頼りにならない」なんてナベツネに言われたりもしたが、ちゃんと結果を出してくれたね。選手選考や采配的には賛否両論あるのは仕方のないことだけど、勝ったんだからもうそんなちっちゃいことをどうこう言うのはいいじゃんか!

しかし、これでペナントレースを落とすことでもあったら讀賣の常套手段としてまた進退がどうこうということにも成り兼ねないよな。まさか、また星野なんかの名前が出て来るのだろうか?

俺は原も巨人も好きだけどやっぱりナベツネは嫌いなんだよな。


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・ - 2009年03月23日(月)




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商売の成立 - 2009年03月22日(日)

今日は雨の中横浜スタジアムにジャイアンツ対ベイスターズのオープン戦を観に行って来た。

シーズン中も中々観に行く機会なんてないし、ましてやジャイアンツの試合を観るなんてことはここ何年もなかっただけに雨合羽を買ってスタジアムへと向かった。

勿論、売店でビールとツマミも買ったけどね!

オープン戦ということで自由席のみでバックネット横の割と良い席が空いていたのでそこに陣取ったが、よくよく考えたら1塁側だったので当然ながら周りにはベイスターズファンのみしかいない。直ぐに席を立ち3塁側へと移ったのであった。

途中で何度も大降りになったが中断することもなく淡々と試合は進められて行った。そして、5回が終了した時点で少し雨足が強くなったということもあったけど、突然の降雨コールドゲームの宣告にて試合終了。

当然ながら5回を終了しているので試合としては成立した。
当然ながらそれは入場料の返却は発生しないということだ。

上手いというか、
ずるいというか、

5回終了後とそれ以前では身入りが全く異なるんだから当然と言えば当然なのだが、観る側からしたらちょっと気分的にいいもんじゃないよね・・・。

しかし、試合終了後に昨年で引退した鈴木尚典のセレモニーがあったのだが、生でそういうものを観たことがなかっただけに大いに感動したのであった。3回に代打で出て来てホームランをかっ飛ばし有終の美を飾ったのもいい光景だったね。


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真っ黒な掻き揚げ - 2009年03月21日(土)

とあるお店のリサーチに行って来た。

リニューアル工事をしていたのでどういう感じに生まれ変わったのかと思いちょっと興味を抱いていた。これまでのクローズドスタイルからフルオープンキッチンになり、作業工程の全てを客に見らることになった。

駅とかの立喰いはフルオープンだけど、ここも決して高レベルの店とは言えないが全てを見せるということはどういうことを意味するのかを理解していないのでは・・・と疑問に感じてしまったのである。明らかに入って間もない年配の女性従業員に天ぷらを任せていた。

何故、入って間もないということが分かったかというと、ここの責任者と思われる男性が一から丁寧に教えながら作業を進めていたからである。何処の店だって新人さんの教育には苦労するし、最初はどんな人だって素人であるからそういう指導をするということに関しての異論はない。

しかし、フルオープンキッチンの店で目の前で繰り広げられている光景は客側からすれば不安感が増すということに繋がるのである。かき揚げ蕎麦を頼んだので当然ながらその素人も同然の女性が揚げたものが俺の目の前に運ばれて来ることになるのは明白なる事実。

数分後、目の前にやって来たのは真っ黒になった衣の塊であった。

これを食えというのか?

汁に浸して暫く待ったもののとても食える状態ではないし、低価格が売り物のこういう店で文句を言うもの嫌だったので少し箸を付けたが当然ながら完食には至らなかった。指導する側も作業の一部始終を見ていたので揚げ直しをさせるのかなとも思ったけど、そういうことはさせずに当然のようにそれを客に出したのである。

上等なものを期待して入った店ではないけれど、こんなもんを平気で客に出すという姿勢には驚かされた。


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変化が・・・ - 2009年03月19日(木)

以前何度か触れたことがあったと思うが、近所のスーパーで最近感じたことである。

ここは客に対して殆ど挨拶をしない。

「いらっしゃいませ」
「ありがとうございました」

この基本中の基本の言葉が発せられないのである。

辛うじてレジの人が蚊の鳴くような声で言うくらいで、ホールで陳列などをしている他の従業員からはまず聞こえて来ない。一体どういう従業員教育をしているのだろうかと不思議であった。

それがここ最近冒頭の言葉が少しずつではあるが発せられるようになった。しかし、まだまだ徹底されているとは言い難いし、レジの若い男の子なんて何を言っているのか殆ど聞き取れないような小さな声しか出していない。

こういう光景を責任者はどう見ているのだろうか?

挨拶にしてもひょっとして客からクレームでもあったのかもしれないが、そういうことがなければ変わることがないというのも巫山戯たもんであるし、責任者としては失格であると思っている。

立地の良さだけで商売を継続出来ていた程度の店。

これがもっと厳しい環境にあったとしたらとっくの昔に撤退していたであろう。東京と神奈川に20店舗くらいあるようだが、ひょっとして他の店はちゃんと徹底されているのかもしれない。もし、そうであったとしたら責任者としての仕事は果たせていないということになるね。

結局は近いから利用している客が殆どかもしれない。

鮮度とか品揃えという点に関すれば満足度は感じられないし、近所にまともな競合店が早く出来て欲しいと願っている近隣住民は多い筈である。


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藤沢のお店・着工 - 2009年03月18日(水)

今日は御日柄も良かったので資材の搬入と墨出しを行い着工とした。

今回は一式請負の業者さんではなくかなり細かく分割発注をしたのであるが、うちが工事を請け負っていればもっともっと細かく分けることが出来るかもしれないという思いもあるのだが、あくまでも設計事務所として仕事をしていくスタンスを崩すことは全く考えていない。

ただ、コストコントロールをする上でこれまでも設備絡みを別にしたり、いろいろと試行錯誤を繰り返して来たという経緯もある。最終的にはクライアントの負担を出来る限り少なくすることがベストであり、それが設計事務所の責務の一つであるとも思っている。

墨出しをするとかなり細かいところまで見えて来るので実施設計を起こす際には非常に助かる。通常は墨出しの前に実施設計を起こしているが、今回は一旦数日の空きが出るのでその間にまとめようと思いこのようなスケジュールにしたのである。

細かく分けたことにより何社かは初めての仕事となるのであるが、未知の部分もあるだけに打合せや確認事項はしっかりとやっていかなければならない。


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悲しい知らせ・・・ - 2009年03月17日(火)

お気に入りのお店の店長が3月一杯で店を去るということを知ったのが1月の末のことだった。経営者との店の方向性の違いとかが原因なのだが、こういうことって結構あるんだよね。

だから、経営者が別にいて店を誰かに任せるというスタイルの仕事はしないようにしている。

先日、知人が行ったところ月末までの約束がついに大きなトラブルに発展してしまい即店を去ったということだった。新鮮な魚介類と共に新鮮な肉を使った焼き鳥系のものが吃驚するくらいに安い価格で堪能出来るということで大人気の店だった。

知人の話しによると今後はその人気だった魚介類と焼き鳥をメニューから外すということらしいが、果たして2枚看板だったものを外してやっていけるのだろうか?

ここは店長の裁量で殆どのことを任されていたようであったが、経営者は大成功を収めていることへの嫉妬と欲がこのような結果になってしまったと誰もが思っている。それと店長の人柄も成功を収めた要因だったのだが、当然他の人が店長となり店を存続させることになる。しかし、彼ほどの魅力のある人材が抜擢されるのであろうか?

結局は中途半端な経営者のやりそうなことだねって思った。

何故店が繁盛したのかという核心的な部分を全く理解していないということであり、店長の裁量に任せてちゃんと利益を上げて行くことを考えてさえいれば良かったのにね・・・。


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夢が膨らむ仕事 - 2009年03月16日(月)

今日は午後から新規案件の3回目の打合せがあった。

これまで手掛けてきた店とはスタイルもコンセプトも大きく違うもの。未知の世界でもあるけど不思議なものでどんどんとイメージが湧いてくるし、夢が膨らんでくるのである。ちょっと興味を持っていたスタイルだからだろうか・・・?

既成概念に捉われない面白い店づくりが出来そうである。

しかし、そのコンセプトに見合った物件を確保しなければならないという大きな問題が立ちはだかるが、いろいろなルートから探す手立てを考えている。正攻法で行ったら難しいけども、見方を変えて探してみると案外直ぐに見つかるかもしれないしね。

何れにしてもコンセプトに見合った物件を確保することが第一の目標。イメージはどんどん膨らんでいるので早く着手したいね。

モノをつくる仕事ってこれがあるから楽しいんだよね。

無から形にするのって大変そうに思えるけども、常に想像力を養うという習慣を付けておけば成し得るものである。


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・ - 2009年03月15日(日)




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事前処理 - 2009年03月14日(土)

どんなことであっても不安や疑問に思っていることは事前に取り払うことが肝要である。

これは常に心掛けていることであるが、些細なことなら後々大きな問題にはならないけれども、重要な事柄であれば何れ大きな問題となって降り掛かって来ることになる。それを防ぐには事前にしっかりと確認なり処理をしておけばいいし、見切り発車的なものでは決して良い結果は得られないだろう・・・。

反対に事後処理は何かが起こったらその時点でどうすれば良いのかを考えることになるのだが、取り返しのつかない状況に陥ったものはその段階ではもうどうにもならない。

だから事前処理が必要なのだが、殆どのケースはいいやいいやで見過ごしてしまうのではなかろうか?

何とかなるだろう的な発想でであるが、現実的に何とかなるよりも逆の結果になることが多い訳だから常にそういう危機意識と危機管理を持っていなければならないことだと思う。


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根津のお店・危機管理の徹底 - 2009年03月13日(金)

今日は6年前に開業し大成功を収めている根津のお店へ行って来た。

本当は少し早めに行って客として食事をしようと思ったが、ギリギリになってしまったのでまた次の機会にしよう・・・。

どのお店も頑張っていると思う。

しかし、差が付いているというのは商売に於いて、経営に於いて大切な部分に気付くか気付かないかの差だとも思っている。美味しいものさえ出していれば上手く行った時代とは異なり、今となってはそれ以外の部分の比重の方が大きいのではとさえ思っている。

そういう中でここの経営者はその術を知っている。

だからここまでの成功を収めているのであるし、今後も安定した数字を残して行くことであろう。竹の子のように彼方此方で出来ては潰れ、出来ては潰れたセルフスタイルのさぬきうどん店とは一線を画したスタイルであり、巷で多い「流行っているから」という安易な発想でスタートした店ではないということ。

成功を収めている店というのは常に先々を見通した経営をしているということが挙げられる。言葉を変えれば常に危機感を持っているということである。危機管理を徹底することによって経営感覚がシビアになり、常に自問自答しながら商売を続けて行くことになる。

つまり、経営にはそういう意識が必要だということである。


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藤沢のお店・現場へ - 2009年03月12日(木)

今日から貸主側の解体工事が始まった。

現状の備品や造作物などを撤去してもらうのだが、最近は借主側がやらなければならないことが多く、その費用だけでも数十万円も掛かる。かなり細かいところまで対応して下さるのでそういう面に於いても有り難いと思っている。

来ていた職人さんも親切丁寧で嫌な顔一つせずに細かいところまで対応してもらった。

その後は給排水工事を地元の業者さんでやってもらいたいと思っていたので、近所にある設備会社へお邪魔して出来るかどうかの確認をしたかったが担当者不在で改めて連絡を頂くことにした。

どうしても設備絡みはメンテの問題もあり、出来る限り地元の業者さんで施工してもらうことが多い。勿論、価格的な面に於いても一式請負の業者さんよりも安く上がるし、コスト面のことも踏まえてそのようにしているのである。

一式請負の施工業者さんでやってもらえば打合せは一回で済むことになるのだが、こういう場合は個々の業者さんと一社一社別々にしなければならなくなり手間も掛かることになる。しかし、その分コストダウンも図れるのでクライアント側の負担も少なくなるので手間を惜しまずそうしている。

こういうことも設計事務所としての仕事の一つであるし、ただ単に図面だけ描いているようなところは見習って欲しいものである。


今回は電気工事、給排水工事、ガス工事、給排気工事、厨房工事を別々の業者さんに依頼することになるが、これだけで100万近くはコストダウンを図れる。


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一時の安定か、先々の安定か・・・? - 2009年03月11日(水)

短期的な視野で考えれば何処かと組んで安定した仕事の供給を受けた方が安心出来るであろう。しかし、それが永遠に続くということは有り得ないし、企業なんて何処で何が変わるか分からないものである。

体制が変わってしまい店自体のレベルが大きく崩れてしまったケースを目の当たりにしたこともあるし、担当者が代わっただけで仕事の供給がストップしたというケースも知っている。

そういうことを考えると常に先々を見越した仕事の供給方法を構築して行かなければいけないということである。飲食店とて同じで、常連客だけで回すのではなく、常に新しい客層を入れ込む努力をしていかなければ長期の継続は難しくなるものである。

それをあてにするのではなく、起業時の一つの手段として捉え、ちゃんと他のルートでの供給を得られるように努力をしなければならないと思っている。それがなければ継続は有り得ないからである。


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後悔のない店づくりを・・・ - 2009年03月10日(火)

今日は新規で開業予定の方との2回目の打合せがあった。

前回に気になる点があったので、それに関して後悔しないかどうかを確認したが大丈夫ということだった。しかし、今日の打合せでやはり心残りである・・・ということを話して来た。

妥協で別の選択肢を選ぶということは後々多いに後悔することになるし、自分がやりたい道というものを安易に捨てて欲しくないと常々思っている私は正直なる言葉を聞いてほっとした。業態的に難しい面もあろうが、決して全く無理というものではないし、これまでそのような形態の店は幾つか聞いたことがあるものの、如何にも中途半端でただ単にネーミングだけという感じのものが多かった。

でも、他でやって出来なかったからといって何処も彼処もそうなるというものでもないと思うし、要は経営者自身の本気度がどうであるかということに掛かっているのではなかろうか?

ネーミングで誤摩化すのではなく、中身が本物かどうかということである。

分かり易い例えで言えば「手打ち」「石臼挽き」というサブタイトルで客を惹き付けるという手法である。確かに「手打ち」であるし「石臼挽き」であるが、では実際にどのレベルの商品を提供しているのであろうか?

手打ちよりも機械打ちの店の方が美味かったり、石臼で挽いている店よりも製粉会社から仕入れている店の方が美味かったりもするし、要はそういうサブタイト的な要素で客を惹き付けるのではなく、もっともっと本質的な部分でしっかりとアピールできる要素を持って商売を続けて行かなければならないということである。

今日打合せした方にはそういうことをしっかりと成し得る努力と意識があるのではなかろうかと伝わって来た。

とにかく、独特なスタイルとなるので並大抵の努力では成功しないと思うが、心残りとなるということは一生それを背負ってやって行かなければならないということである。そういう精神状態の中で商売をしても決していいことはないし、自分が目指すべき道をしっかりと見定めてスタートすることが肝要である。


でも、楽しみだね。

このスタイルをしっかりと確立出来ている店って殆どないと思うし、しっかりとしたコンセプトを考えていい店づくりをしていかなければならないね。


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偉大なる先輩達 - 2009年03月09日(月)

昨夜は浜松の舘山寺温泉にて一社目に勤務した設計事務所のOB会があった。

毎年誰かしらが還暦を迎えるので、そのお祝いを兼ねて集まるのであるが、要はみんなでワイワイ楽しく飲みたいということである。最初にこの会が行われたのが16〜7年ほど前であったが、その時から毎回毎回俺が一番年下の参加者であり、嘗ての大先輩達と一緒に酒を酌み交わせることの嬉しさと共に、こういう若造にも声を掛けて頂いている有り難さを感じている。

一緒に仕事した方もいれば俺の入社前に辞めた方もいる。でも、そんなことは関係なくその会社で共に汗して働いた仲間としてみんな一緒なのである。今回は実際に長い期間一緒に働いて来た先輩二人も初めて参加し、本当に久し振りの再会を果たすことが出来た。

OB会だから会社を辞めなければ参加できないのだが、全く参加しない方も結構いるのは残念なことでもある。また遠方に住んでいる人も中々参加できないということもあるし、最初の時みたいに70名くらいも参加した当時が懐かしくもある。


憧れとか目標とかと言うのは烏滸がましいのであるが、そう思っている大先輩がいる。その方は今でもCADなんて使わずに手描きの図面である。それを見習って俺も未だに手描きで頑張っているのであるが、遊び心を持ちながら仕事をすることや、自分の信念は絶対に崩さないということも多いに学ぶことが出来る。

飲食店の設計も手掛けているそうだが、いろいろとお話を聞かせて頂いた中で自分自身が大事だと思っている事柄が共通していることが嬉しかったな。俺自身、それがなければ飲食店の設計なんて出来ないと思っているし、設計の基礎やデザイン的なノウハウどうこうではなく、それが一番必要だと思っていることだったのでこれまでやって来たことが間違っていなかったとも思った。

いつの日か俺が手掛けたお店も見て頂きたいと思うし、仕事に関しての話しをもっと突っ込んでしてみたいな。


朝方まで飲み明かし、
朝早くの朝食を摂り、
昼前に昼メシを食い、
しかもビール付きで!


楽しい二日間の旅であった。


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島田のお店・至福の昼酒 - 2009年03月08日(日)

今日は一社目に勤務した設計事務所のOB会が浜松・舘山寺温泉にて行われた。

昨年は当日にドタキャンしてしまい迷惑をかけてしまった。二年続けて不参加という訳にはいかないのでギリギリになってしまったが参加表明の連絡を入れたのであった。

毎回出席の際は以前手掛けた島田のお店にて昼酒を堪能している。遠方になると中々こういう機会でもないと行くことが出来ないし、ここに立ち寄るのが楽しみの一つでもある。前夜は友人が転勤するのでそれの壮行会やら何やらで深酒をしてしまい、寝坊してしまったので出発が遅れお店の開店前に行くことが出来なかった。

11時半過ぎに到着したものの既に数組のお客様がいらっしゃったのでゆっくりと話すことが出来ず、直ぐに席に着くことにした。でも、お気に入りの席が空いていたので良かったが。

肴は・・・

鳥わさ
桜海老のかき揚げ

酒は・・・

磯自慢・特別本醸造
小笹屋竹鶴・無濾過 生酛純米原酒

〆は・・・

三色蕎麦(紫芋切り、手挽き、生粉打ち)


お客様は次から次へとやって来る中、お気に入りの席でゆったり、まったりと至福の昼酒を堪能したのであった。


ここは天せいろとかの場合、天ぷら専門店と同じく揚げた順番でちゃんと別々に提供してくれるのである。だから揚げ立ての天ぷらを食べることが出来るし、二色や三色蕎麦も一枚ずつ茹でて別々に提供してくれるので伸びた蕎麦を啜らなければならないということはない。

こういうオペレーションは中々出来るものではないし、客の方を向いた商売をしているということであり、客としての満足度はかなり高いと思う。近くの席にいた女性4人組の一人が言っていた・・・。

「いい店を教えてもらって良かったわね」と。

誰かの紹介で来たのであろう。こういう言葉を聞くといい気分になるもんだね。全体を見回してもいい客層ばかりだし、リニューアルして今年で8年になるけれどしっかりと店のスタイルを崩さずにやってきた成果であろうと思う。

もう少しゆっくりしたかった気分であったが先輩との待ち合わせ時間もありほろ酔い加減のいい気分で店を後にしたのであった・・・。


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壮行会 - 2009年03月07日(土)

今宵は博多へ転勤になる友人の壮行会があった。

送別会だと寂しくなるので壮行会。
幹事の心遣いでそうなったのである。

総勢30人近くが集まり、楽しき宴が行われた。

俺もサラリーマン時代は2年に一回くらいの割合で転勤があったし、彼方此方飛ばされてきたのである。寂しい思いもしたけど、新たなる出会いや、未知の世界を知ったりと今となってはそれが自分にとっての大きな財産でもある。

一体、何枚の辞令を貰ったのだろうか?

いろいろな土地で出会った方々と今でも交流が続いてこともあるし、旅立つ友人には博多で多くの出会いをして欲しいと思っている。

博多の街は2社目の時に何度も行ったけど中々楽しい街である。

酒をこよなく愛する彼ならきっと離れたくなくなる街になることであろう・・・。



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不思議なものである - 2009年03月06日(金)

誰にでも相性の悪い人っているものである。

それが仕事上でということなら少しの我慢も必要だとは思うが、プライベートとなると正直言って絶対に関わりたくはない。そういう人に限って何故か久々に顔を出した行きつけのお店でバッタリと会うこともある。折角の酒が不味くなってしまう・・・と思いつつも、向こうも同様のことを感じているかもしれないね。

大抵はどちらも同じ感情を持っているということである。

それにしても、どうして会いたくない人に限って遭遇してしまうのか?当然乍ら会話もしないし、互いに無視して他の客と接しているのだが、折角の酒が不味くなることだけは嫌なもんだね。


これが仕事だったらどうであろうか?

全く相性が合いそうにないと感じた方とは仕事をしないというスタンスだからそれほど多くはないが、やっぱりどうしてもダメだったというケースも何度かあった・・・。途中で解約させてもらったケースもあったし、その時はとにかく引っ掻き回されて大変な思いをしたのである。

一体なにをどうして欲しいのかが全く分からない・・・。

最初に会った時に感じた印象がそのまま続いて来たということである。冒頭の人も結局はそうだった。最初に会った時の印象が未だに変わらないし、出来れば遭遇したくはないと思っている。


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スタイルは崩せない・・・ - 2009年03月05日(木)

これまで崩すことなく続けて来たスタイルだから今更それを変えることは出来ない。

仕事を取る為のプランではなく、
店を存続させる為のそれでありたいから。


だから時間も掛かるし、
きちんとした形で進めたい。

いいものを創るにはぶつかり合うこともある。
それは真剣だからこそのことだと思っている。


だからそれを維持させるには今のスタイルを変えることはやっぱり出来ない。


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最終的には本人の判断 - 2009年03月04日(水)

いい仕事していると思うんだけど・・・
それ也に評判も良くなって来ていたのに・・・

苦渋の選択だったとは思うけど
勿体無いな〜というのが正直な気持ち


そう決めたというのなら仕方がない


俺の店ではなく本人の店なのだからね・・・



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・ - 2009年03月03日(火)




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久々に・・・たまプラーザのお店へ - 2009年03月02日(月)

仕事で行くのは久し振り。

プライベートでは去年の夏に行ったけど、仕事でということになるとかなりご無沙汰していたことになる。産休中の女将さんも態々来て下さったし、ご主人もひと回りもふた回りも大きくなった感じであった。

メニューをも見ただけでも創意工夫が見られたし、スタッフのことや今後の展開に付いてもきちんと方向性を見定めているという印象を受けたが、こうやって頑張っているという姿は見ていて嬉しくなるもんだね。

勿論、手掛けて来たお店は何処も頑張っていると思うし、商売に対して真剣に取り組んでいるというのは間違いない事実でもある。しかし、そういう中でも少しずつ差がついていくというのはこういうところからなのかなと。開業前からいい表情してたけども、それが2年半が経って自信と確信が芽生えたのであろうか?、本当にいい表情に見えた。

本当は打合せが終わってから一杯やっていきたかったけど、もう一軒打合せが入っていたので出来なかったのが心残りであった・・・。


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目指すべきところ - 2009年03月01日(日)

商売を始めるにあたって必要なのはしっかりとしたビジョンである。

それがしっかりと見定めることが出来ていれば開業後に大きくブレることは少なくなる。しかし、それが定まっていない場合にはどうしても事ある毎に彼方此方に目や気持ちが行ってしまい気付かぬ内にとんでもない方向へと進んでしまうことになる。

漠然としていてもいい・・・

でも、ある程度の方向性だけはしっかりと持ってスタートして欲しいということ。それは商売を長く続ける為に最低限必要なことと思っているし、いろいろな開業パターンを見てきて感じることはそこなのである。


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