■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

楽しき会食・・・そして、嬉しい便りも - 2006年05月31日(水)

今宵は予てから予定してた阿佐ヶ谷と上北沢のお店のご主人との会食が元町であった。お店がオープンすると中々こういう機会がなくなるのだが、前々から阿佐ヶ谷のお店のご主人に声を掛けられていて漸くそれが叶った。5時半に元町のお店に着き楽しき歓談が始まった・・・。

お二人の経営者は年齢も違えば当然ながら性格や考え方も違う。それぞれの思いをしっかりと形にして独自のスタイルで頑張っている。同じところで蕎麦を勉強しても開業すれば次第にそれぞれの考え方や思いで経営を続けていく中で店のスタイルが確立されていく。互いのお店の状況や売れ筋メニューとかの情報交換をしたり、これまでのいろいろな思い出話しとかをしながら宴は進んでいったのである・・・。

いろいろな経営者の方を見ていて感じることはしっかりと自らのスタイルを構築し、それを継続しているお店はきちんと結果も出ていて、この2店もそれぞれスタイルは違えども結果を出し、お客様の心をガッチリ掴んでいる。そして、私はお店というのは「生き物」と思っている。その日、その時々でお店は変わるものであり、感情も持っているものと・・・。

お客様はその空気を感じ、自らの感覚やら感性と合致すればそのお店のファンになる。でも、合わなければそうはならない・・・。それはそれで仕方がないことだし、合わない人に迎合する必要もないと思っている。お店の経営ってある程度ターゲットを絞った中でそれぞれの経営状態や内部的な実情でそのパイを広げたり萎めたりするものだと考えるが、そこには他に経営者の「性格」というものも大きく関わってくる。

商売向きな性格・・・またはちょっと向きそうにもない性格。ここまでは大丈夫であるのだが、全く向かない性格というのも存在する。少しでも可能性を秘めているものなら努力で何とかなるけど、それすら叶わぬタイプもいるのであるが、そういうタイプの方は開業などしない方が得策である。まあ、本人には自らがどうであるかは分からないものであろうが・・・。

9時の閉店後にはこのお店の代表の方を交えて話をしたが、お店を成功へ導くというのは並大抵の努力では成し得ないということである。そこには「継続」や「探究」というものがなければそこへは到達しないし、それを惜しんだり意識しなければ結果は出ないということである。

10時半にお店を出て途中でお別れし、帰宅してからメールをチェックすると北越谷のお店のご主人から嬉しい便りが届いていた。内容は目標としていた数字をクリアしたというものであったが、立地条件等を考えれば本当によく頑張ったと思う。コツコツと努力し、それを継続してきた結果であり、まさに先に述べたことと同じである。リニューアルしてもう直ぐ2年が経つことになるが、最初にうちに話があってお店にお伺いした時に見せた女将さんの涙やご主人の真剣な眼差しは今でも鮮明に覚えている。

早いものでそこからは3年以上の月日が経ったことになるんですね・・・。この月日の一日一日の継続と積み重ねが漸く花開いて来たということ。でも、決してこれで満足して欲しくないし、更に上を目指して精進していってもらいたいな・・・。お店のスタイルも徐々に確立されてきているようであり、明日からは次なるステップへ向けてのスタートを切って下さいね。そして、コンセプトでもあり店名でもある「4文字」を忘れることなく頑張って欲しいな・・・。

メール頂いてホントに嬉しかったですよ。おふたりが日々頑張っている姿が浮かんで来たし、どんな思いや表情でこのメールを下さったのかもね・・・。ありがとうございました。


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佐倉のお店・正式スタート - 2006年05月30日(火)

今日は佐倉のお店の業務契約を行った。候補物件の内見を兼ねて現地へ赴いたのだが、木造ではあるものの綺麗な建物でイメージ的には決して悪くない。店舗部分は2区画ある中で一つは既に埋まってカラオケ喫茶が入っている。そこは暫く営業していなかったらしいのだが今日は店内から外へ結構な音量で歌声が聞こえている。で、中に入るとこれまた凄い音がする・・・。

ん???防音とかしていないの?木造なので隣との区画は木軸組にプラスターボードでを貼っているが、業種的に向こうの店内に何らかの防音設備を施すのが普通である。これじゃ静かに蕎麦を食べるなんて出来ないね・・・。ある程度の防音を施して貰うことを最優先事項としていろいろな条件をぶつけて交渉していくことになるが、他の設備的な面に於いてはそれ程大きな問題はなさそうなので、やはりこの音の問題が最大のネックとなりそうである。

どの程度抑えることが出来るかはわからないが、こちら側も店内に何らかの措置を施さないとちょっと厳しいかもしれないね。実際に不動産業者さんもこの凄い音を聞いているし、交渉としてはそれほど難しくはなさそうだが、その隣のテナントというのがいろいろと問題を起こしているというか、勝手に空いているパブリックスペースを倉庫にしたり、他にもいろいろ抱えているそうなのですんなりと受け入れてくれるかどうかという点がちょっと気になるのだが・・・。

その後、ご自宅に移って契約を結び、今後のスケジュール的なことや商売に関してのことなどを打合せしたが、物件もこれが最終決定という訳ではなく、平行して他にも当たるようにお願いした。

予定では11月中旬のオープンであるが、物件次第では少し変更があるかもしれないね。


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困っていること・・・ - 2006年05月29日(月)

勘違いされている方々が巷には多く見受けられる。好き勝手言うのは勝手なことだけども、単に自分の好みに合わないだけというほんの小さな、そしてどう見ても我儘な理由でのクレーム?や、ああしろこうしろっていうアドバイス?等々・・・。

店側に不手際があるのなら仕方がないけども、ホント単に好みに合わないだけで実名やら画像やらを公開して好き勝手書かれては店からしたら堪ったもんじゃない。それらの人達は店からしたらほんの一握りの極々僅かなものだけど、自分達が店を支えているとでも勘違いしているのかどうか分からないが、こういう勘違い系の客って未だにいるみたいですね・・・。

そもそもどうして客が店にああしろこうしろって言わなきゃならないの?そして店が聞き入れなきゃいけないの?客観的に見ての問題であれば別であるが、単に趣向的な次元で言われてもどうしうようもない。少なくなったとは言えまだまだ蔓延っているという現状である。

なんとかというマニアの某肩書きの名刺を持って来て「ご主人呼んでください」とか、断ると機嫌が悪くなったりと、様々な振る舞いが彼方此方から聞こえて来る。その名刺って何の為にあるのか理解できないが、子供がおままごとで使うそれと一緒なのかな?彼らにとってはそれが生き甲斐なのか、楽しさなのかは店の経営者やこちらにとっては知る由もないが、店にとっては本来その店を支えて下さっている真のお客様のことを考えて商売をしている。その方々に合わせてのメニュー構成であったり、コンセプトであったりする訳だから、マニアや食べ歩きをしている方々に合わせたものではないのである。

それから手掛けたお店の中で住所等を非公開としているところがあったり、最近は新店などはあえて非公開としてるのだが、それらのお店の住所等を教えて欲しいというメールやら電話が結構と入る。これから開業しようとか、リニューアルを考えている方が参考店舗として見る為にというのなら公表しても構わないが、ただ単に食べ歩きの為に教えてくれと言われても・・・。うちはお店の案内所じゃない!それにうちのサイトも素人さんに向けてのものじゃないわけだけど、ネットは通常誰でも見れるので仕方がないとも思うのだが正直なところ困っている。

そもそも手掛けるお店はマニアとかの為のものではないし、本来狙っているターゲットに向けてのものであると思っている。そのターゲットに向けてのコンセプトであり、空間であり、メニューであったりする訳で、それでどうこう言われても迎合する心算もない。店からしても同様の考え方であると思っている。でも、世間には極一部だろうがそういう方々を喜んで受け入れているお店があるみたいだが、だからと言って全てがそうだとは勘違いしないで欲しい。

お店のデータにしても公開非公開はあくまでこちらの判断でやっていくし、今後は業務的な問い合わせに対してはお応えするが、あきらかにそうでないものに関してはお断りさせて頂く心算である。実際にお店からもそういうマニアックな方々には来て欲しくないと言われることも多いし、なんか別の次元のところで引っ掻き回されるのはお店にとっても甚だ迷惑なことである。

現実的にお店側もその類の人達が理解出来ない・・・って困っているんですよ。


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どうなる盗作疑惑? - 2006年05月28日(日)

どうみてもアレは盗作だよね・・・。彼がどう言い訳しても弁解しても言い逃れは出来ないのでは?コラボしたとかとも言っているようだけども、原作者はそんなことはないとハッキリ主張しているし、イメージが被ることがあるとも言っているが、そんなんでここまで似るかいな?

でも、どうしてこんなにハッキリと分かる嘘をついてしまったのか・・・?ひょっとして最初は小さな偽りから始まったことかもしれないね。一枚だけパクッてそれが意外と評判が良かったので、バレないだろうと思いながら続けてしまったのではなかろうか?薬物とかのようにいけないことと思いながらもその魅力や魔力に引き込まれていったのかもしれない。

絵の具の使い方や何とかが違うからオリジナルだと言うことらしいが、それじゃ構図はどうなんだい・・・?ということにもなると思うのだが・・・。何れにしても直ぐに真実が明らかにされる日が来るであろう。だって日本のマスコミやワイドショーってこの手の事に関してはこれでもかってくらいに首を突っ込むからね。

パクリと言えば日本の某二人組みの歌が海外の某ロックグループのものと殆ど同じという疑惑?・・・こりゃ疑惑じゃないね、あきらかに完全なるパクリ。サビが似ていたりワンフレーズが似ていたりと言うことはよくあることだけど、これは原曲に彼らの歌っている歌詞を被せると最後まできちんと歌えてしまうという、これままさしく盗作と言わずしてなんと言う!・・・というものであるが、マスコミは大騒ぎしなかったんだよね。

某アイドルグループにいた子が盗作騒ぎでいろいろと騒がれたけど、日常的にパクッている彼らのことって殆ど問題視されないのは何故なんだろうか?それって事務所の力なのかな?でも、どうして簡単にバレてしまうようなことを平気でやるんだろうか?まさか本当にバレないとでも思っているのかな?

それとこういうことって明確なるボーダーラインとかがあってないようだから難しくなるんだろうね。デザインだってそうだけど、著名なデザイナーが手掛けたお店をどうみてもそのままパクッたという感じのものを見掛けたりするが、絵画とかと違って店舗や建築って大きさや形状が全く同じものってないので、どこかに相違点が存在してくるから厳密的には異なるものとなってしまう。

これは実際にあったことだが、サラリーマン時代に打合せに行った先で「もう1社の会社の資料ですが見ますか?」と聞かれたので見せてもらったら、そこには以前俺がデザインしたお店がその会社の作品として載っていたのである。あきれたというか、どうしてこういうこと平気でするのかなって理解できなかったが、何故か腹が立つことはなかったのである。可愛そうな人だな・・・っていう哀れみしか感じなかったんだろうね。

パクリというより盗用というか、うちは着手前にきちんと設計契約を結んでいるのでそんなことは発生しないが、かつてサラリーマン時代には図面だけ描かせてそれを他の業者に渡して施工させるという悪戯なことをやる依頼者が結構いた。実際にそうされたことが結構会ったし、今でもそういうことをする人っている筈である。コンペとか言って数社に図面を描かせて気に入ったものを選択し、実際にはそこに依頼するのではなく他に頼むようなことは多い。

設計施工の仕事をしているところなんて結構そういう目に合っていると思う。デザインは気に入ったけど予算と合わないとかと言ってキャンセルしておいて実際にはそのデザインを使って安い業者にやらせたりする。長年こういう仕事をやっているとそういうことをやりそうな人って直ぐに分かっちゃうね。うちは契約前は着手しないし、そういうことをしそうな感じの方だったらハッキリとお断りするようにしている。そういう人って例え設計契約を結んだにしても何処かで悪戯なことをやろうとするものである。

こういうことが横行するのは未だに設計料は無料ですとか、工事を請け負わせていただければ無料にしますとかというところが多いからでもある。そこが建築と店舗の大きな差であると思っているし、でも現実的には完全に設計と施工が分離されるというのは無理だとも思っている。建築だって全てが分離されている訳ではないし、それぞれの会社の思惑やら何やらが存在しているのである。

ちょっと反れてしまったが、図面を勝手に利用するのは厳密的にはあきらかに盗用であると思う。でも、こういうことは建築には少ないことであろう。まだまだ店舗設計という分野が低く見られているという証でもある。広告とかだってコンペで負けたところのものを勝手に盗用なんてことはないだろうし、いろいろな分野に於いてもその辺のことはある程度確立されて来ている中でこの業界の意識の低さなのか?問題なのかは定かではないが、もう一歩進んだところでの意識改革が必要だと思っている。

そもそも悪戯なことって何れバレたり、問題視されることになると思っているので、真っ当にコツコツとやっていくのがうちのスタイルである。


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大失態・・・ - 2006年05月27日(土)

今宵は池袋で友人との会食があった。前回からそんなに日が経っていないのだが、急に集まることになったらしい・・・。6時に待ち合わせなのを1時間間違えて早く着いていしまったので、繁華街を散策していたら最近ハマッってる立ち飲み屋を見つけたのであった。どうしようか迷ったが時間もあるし喫茶店で時間潰すよりも良いかなと思い入ってみることに・・・。

そこは関西風の串揚げ屋さんでソース二度浸け禁止のスタイルである。30分くらいの滞在で待ち合わせ時間となったので店を出て、みんなと合流後に駅前の居酒屋さんに入った。そこは極々普通のオヤジが集う居酒屋で、周りも結構五月蝿いので毎回大騒ぎの俺達には丁度良かったかな・・・?

で、宴も進んだその頃に事態は起こったのである。

暫くして何となく気分がおかしい・・・。
酔いも回って来たし睡魔も襲って来た・・・。
滅多にないことだが次第に薄れる意識と記憶・・・。
微かに聞こえる周囲の声は「おい、大丈夫か?」と・・・。
大丈夫も何も俺にも何がなんだかよく分からない状況である・・・。

気付くと誰かに抱えられながら駅まで歩く俺がいた。そこから先はどうやって帰宅したのかは定かではない。こんなに酔ってしまったことなんて殆どないし、決して沢山飲んだという訳でもないので一体全体どうしたことなのか・・・?

酒飲みながら店で寝てしまったなんて10数年振りくらいかな?

嗚呼、大失態・・・である。


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メールが送れない・・・ - 2006年05月26日(金)

ここ半月くらいPCからメールが送れない状態になっている。受信は問題なく出来るのだが、何故か送信出来ないのである・・・。最初は送信出来ていないことに気付かずにいて、相手から返事が来ないという連絡を頂いて判明したのだが、その原因が全く分からない。

送信フォルダから送信済フォルダに移るのでてっきり送信されているものを思ったし、それで自分のアドレス宛に送ってみたところやはり届かなかった。設定を最初からやり直したり、何度も確認したのだが駄目であった・・・。仕方がないのでモバイル端末のザウルスから送信するようにしているのだが、小さなキーボードでの長文を打つのはかなりキツイものがある。

若い子が携帯で長いメールを打っているのを見ると凄いなと尊敬しちゃうが、それよりも打ち易いザウルスでも俺には大変なことで、どうしてもビジネスメールの場合は携帯という訳にもいかないし、それなりの長さになるので本当に不便な状況に陥っている。


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大規模商業施設への出店 - 2006年05月25日(木)

とあるお店から相談があった・・・。神奈川県の某市にある百貨店への出店依頼の話しがあるという内容だったが、結論から言うと止めた方が良いのではというアドバイスをした。では、何故止めた方が良いのか・・・?

店舗規模は40坪とのことだったが、これまでのテナントが退店するのでそのまま居抜きで入らないかという話しで、この規模なら席数は凡そ50〜60はあると思われる。手打ちのお店がこの規模で運営するのはかなり厳しいものがあるし、蕎麦一本でやっていくということも難しくなる。

立地的に幅広いメニュー構成でなければならなく、客層もファミリー客が多くなってしまうので手打ち蕎麦専門店としてのメリットを出すのは非常に大変である。それとこの百貨店では平日の夜はあまり集客が期待できないし、昼にしても苦戦は強いられるであろうと思われる。完全な土日集中型になるので人員配置もしっかりと考えなければならない。

それとこういう商業施設の場合はいろいろな面に於いての路面店と比べてコストが掛かる。家賃は売り上げの15%という歩合制で、他にも諸経費等が掛かるし、百貨店としてのイベントの際も何らかの出費が嵩む。営業時間も定休日も全て決められた中での営業であり、他にも多くの制約が出て来ることになる。当然ながら休憩時間なんて取れないからパートアルバイトのの人件費も嵩んでしまう。

分岐点をざっと計算してみても居抜きなので造作費の返済がない分低くなるが、シビアに見て最低ラインとして800万は売らなければならない。それでトントンというか、下手したらマイナスとなってしまう可能性もあるし、態々こういうところに出店する意味もない。安定的な数字としては1200万となるが、1000万を目標としなければ厳しいであろう。いくら百貨店の中といっても昔ほど集客が出来ている訳ではないし、そんな中で1000万ということは日商40万であり、ここでは数字的にはかなり厳しいものである。平日30万の土日60万というところであろうか・・・?

ましてやこういう立地の場合は客単価がそれ程高くないというデメリットもある。夜もそれ程の伸びは期待出来ないし、そうすると如何に多く集客出来るかということに掛かってくる。最近の飲食フロアは充実してきているし、横浜駅の東西の百貨店でも多くの飲食店がある中で蕎麦屋はかなりの苦戦を強いられている。昔は結構幅を利かせていた蕎麦店もこういう中では選択肢から外れることが多くなる。

それから現在のお店を残しての出店となると一体誰が店を切り盛りするのかということも問題となる。店主が残って他人に任すか、店主が移って今の店を他人に任すかという選択肢しかないが、どちらにしてもリスクが大き過ぎる。そして、こういう商業施設への出店自体に個人店は向いていない。企業体で運営するところでないといろいろな面に於いて問題を抱えてしまうのである。

トータル的に考えてもこの出店依頼の話しはお断りした方が良いという判断となるのある。その百貨店自体の魅力もそれ程ではないし、これだけのリスクを犯してまで出店するメリットはないと思われる・・・。現実的には2号店ということ自体大変なものなのである。それで上手くいっている個人経営の蕎麦屋は殆どない。


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「期待」と「思い」 - 2006年05月24日(水)

今日はこれから開業予定のとあるご夫婦との打合をした。既に数回の打合を重ねて来ているが、その度に感じる二人のワクワクする表情をみて良い仕事をしなければというプレッシャー。開業に対しての「期待」と「思い」を犇々と感じながらも打ち合せ自体が非常に楽しいのである。

「夢」と「希望」に満ち溢れた表情にはこちらも感化されてしまうくらいである。やはりこういう方との仕事がいいね。先日の日記にも綴ったが、そういう思いなどが何も感じられない方との仕事はあまり気が進まない。どうせやるなら一緒に楽しいことも辛いことも共に感じながら進めて行きたいし、そういう仕事が私自身にとっても生き甲斐でもある。

ただ、まだ見えていないこれから訪れる大きな壁や商売の厳しさなどは何れ分かって来るものと思っている。でも、そういう障害もしっかりとした思いや姿勢があれば乗り越えられるものでもある。この二人を見ていて感じることは商売の基本は楽しくやること大切だということ。始まれば絶対に大変なことの方が多くなるけど、それを撥ね除けるには何が必要かということをこのご夫妻からは感じられるのである。

打ち合せの度に見せるあの表情はホントに素晴らしくもあり、こっちの気持ちもワクワクさせるものを持っている。




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当然のことかな・・・? - 2006年05月23日(火)

これから先の希望も展望も感じなければ続けて行く必要性がない。本当に真剣に考えているから出て来た結論であると思っている。だってどう考えても先行き不安であり、将来的なビジョンが感じられない以上は当然のことかな。この問題は他でも同様に抱えているものだと思うし、全体としてまとめて行くというのは限界に来ているのではなかろうか?

それぞれが置かれている環境が違えば求める答えも異なる訳だし、それぞれの考え方も異なる中で一致団結なんて無理な話し。理解力のある人、ない人と同じ土俵での議論は本当に難しいものである。

もうそういう時代に突入したということである。ホントそういう中でよくここまで続いてきたものとも思うね・・・。




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これじゃあ、ちょっと難しいかな・・・? - 2006年05月22日(月)

この人は本気で「店づくり」というものを考えているんだろうか・・・?現状からの脱却を図るには変わらなきゃならないことって沢山あるんだけど、この人はそれを意識もしてなければ実際にやり遂げることも出来ないであろう。ということは残念ながらうちとの業務締結は難しいということになる・・・。

厳しいご時世だから仕方がないという見方もあるけど、それではどうしてお店が今のような姿になってしまったのか?何年も前から指摘してきたのだが一向にそれに気が付いてはくれなかった。今後正式に業務を進めることとなってもこちらからの提案なり指導をひょっとしてご理解頂けないのではないかという気がしてならない・・・というより現実的に出来ないであろう。

近所の内装屋さんにでも頼めばそれなりに小綺麗なお店にはなるであろう・・・。だからそうした方が良いのではないかな?やはり何の思いも気持ちも伝わって来ない方との仕事は俺には出来ない・・・。

もう少し本気だよという気持ちなり、姿勢をこちらにぶつけることが出来なければ結果は見えている。そんなことじゃ絶対に成功なんてしないよ。いつまでもいつまでも同じことの繰り返しを延々と続けていくことになるんだよ・・・。


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いろいろなお店にていろいろと・・・ - 2006年05月21日(日)

休みであっても飲食店に入る機会は多い。寧ろ仕事の時よりも多いかもしれないね。今日もいろいろな飲食店と接する機会があった中で感じたことや思ったことを綴ってみたいと思う・・・


<いつも空いているコーヒーショップ>

某大手のチェーン展開している店であるが、横浜市内にも数店あるけれども何処も似たり寄ったりという感じである。他の「S」とか「D」と比べてもあきらかに客の入りが悪い。何故だろうか・・・?と考えてみたのだが、ここは他社に比べて価格設定は幾分抑えている。しかし、味に関しても抑えている・・・?まあ、正直言って美味しくない。

高々200円弱の金額であっても客は「味」の選択しているということである。ブレンドもアイスもこの手の店からいけばあきらかに平均点以下で、それと気になるのが店全体から感じる空気である。先に挙げた2店とは接客レベルが大きく異なるし、ただマニュアルに則って仕事をしているだけというレベル。

例えばコンビニなんかも細かい品揃えは違えども基本的にはNBのものを中心に販売している中で売り上げ的に大きく差が付いている。この差はいろいろと原因があると思われるが、そこで働いている人間の意識というものも起因していると考える。このコーヒーショップ然り、働く人間に意識をどう引き上げていくかというのは企業側の問題であるし、スーパーバイザーやエリアマネージャーの指導力不足、もっと突き詰めればその指導者達のレベルの低さが起因している。


<マニュアル通りのお店>

昼飯を食いに入ったとあるパスタ屋さん。あまり聞いたことがない店名だったが、百貨店の中に出店しているので個人経営でないことは確か。でも、なんか中途半端な仕事をしているな・・・という印象。帰宅してから調べたら某菓子企業の新規事業のようであった。物販のみで飲食は初めてなので仕方がないのだろうが、あまりにもマニュアル的過ぎて食べている方が落ち着かない。

入店したのは既にピーク時を過ぎたアイドルタイムで、当然ながら店内はガラガラである。ホールスタッフが客が食べた先からどんどん器を下げていく。少し大袈裟に言うと客がフォークを置いたのを見計らってさっと飛んで行くという感じである。低価格の設定なので回転させなければこういう場所に出店してやっていけるはずもないが、なにもピーク時ではなくこんな疎らなアイドルタイムの時にまでそうしなくても・・・。

子供連れのテーブルもお母さんが食べ終わったら直ぐに下げに来たが、こういう場合は子供が終わるまで待ってあげればいいのになと思ったし、お母さんのフォークを下げてしまったら子供の取り皿に移す際はどうするの?母親もアレっ?て感じで見ていたし、子供もどうしてお母さんのお皿がなくなったの・・・?って目で見ている。

客が食べたら即下げる・・・。こういうマニュアルを優先している店も多々見掛けることがあるが、効率だけを考えたマニュアルは客を減らすということにもなりかねない。これでこの親子はもうここに来ることはないかもしれない・・・。どうしてもこういう企業体が経営する店ってマニュアルで雁字搦めになってしまうので居心地が悪いね。特に飲食専門の企業ではなく他からの参入だからなのかな・・・?


<入店拒否の頑固オヤジ?の店・・・>

野毛界隈を散策中に見つけたお店。カウンターのみで客は一人だけ・・・。入ろうか入るまいか迷いながらも勇気を出してガラガラって戸を開ける。すると店主が「もう終わったよ」と一言。えっ?こんな時間に終わりかい?ひょっとして一見さんお断りなのかな・・・?

そういえばいつもここは客が入っていないし、ゼロか若しくは一人だけということが殆ど。一組限定?まさかね・・・。マニアックな店のようだから最初は誰か常連客と一緒じゃないと入れてくれないのかもしれないね。でも、そういう拘りを貫いてやっていく頑固オヤジも好きである。

店が客に合わせるのではなく、客が店に合わせるという一見とっても高飛車な店のようであるが、それがここの生きて行く術であるし、店主の生き様であると思う。でも、それで生計が成り立たなくなるのは問題であるが、拘りの中で成り立つスタイルというのも一つの選択肢。


<折角の備長炭だけど・・・>

最後に入った横浜西口の立ち飲みの串焼き屋。半年くらい前に出来たのであろうか?前から気になっていたお店のひとつでいつも客で一杯なので興味が湧いていた。店の前に来ると既に先客で店内は一杯・・・。でも、入り口付近にある焼き台前のカウンターは4〜5人分のスペースがありながら2人しかいないのでそこへ入ることにした。こういう店って普通は客が率先して詰めていくものであるが、どうやらこの2人はそういう気持ちはないらしい・・・。

特にどう考えても3人分のスペースを使っているオヤジは何者だい?なんとか端っこに狭いながらもスペースを確保することが出来たが、このオヤジは相変わらずに幅を利かせている。店員の接し方を見ているとなんとなく常連客のように感じたが、それならもう少しこういう店のルールを守って欲しいよね。

生ビールと串焼き数本をオーダーして目の前の焼き台を見ながら待っていると、オープンキッチンなのでいろいろなものが見えてくる。そうそう・・・あまり見たくない光景もね・・・。その時点であまり期待しない方がいいのかな・・・って思ったのだが、焼き台担当のオヤジさんも決して上手じゃないね。みんな焦げているじゃんか!真っ黒だよ!

炭焼きって難しいというのは知っているが、でも客から見えるところで堂々と焼いているんだからもう少し上手にやってくれないかな・・・?結局どれも焼き過ぎなので美味しさなんて感じないし、満足度はあきらかに不十分であった・・・。


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久々の野球観戦で感じたこと・・・ - 2006年05月20日(土)

今日は当初から休みの予定であった。明日は仕事が入っていたので前倒ししての休日に充てていたが、明日の予定が延期になりどうしようか迷った挙句、今日は半日だけ仕事をして午後から休みとし、明日は暦通りに休むことに決めた。天気予報では雨であったが昼過ぎあたりから青空が広がり、これではお出掛けモード全開となってしまうよね。

家を出たのが2時過ぎで、とりあえず昼飯食べに関内まで出掛けたがお目当てのお店は一杯で入れず、他を探したがあまり入りたいというお店も見付からずプラプラしていたのだが、横浜スタジアムの近くまで行くと歓声が聞こえる・・・。ん?やっているの?何処とだろうか・・・?確か昨日のニュースで松坂が横浜初登場どうこうと言っていたような気がしたからライオンズとか・・・。

じゃあ、そんなに混んでいないだろうから余裕で入れそうだし、中で何か食えばいいかなと思いチケット売り場へと向かう。ライトスタンド(ベイスターズ側)は既に完売で仕方なくレフトスタンド(ライオンズ側)の自由席チケット(1800円)を買って入場したが、横浜スタジアムに入るのは10年振りくらいになるのかな・・・?左中間の深いところの最上段の席から眺めるスタジアム全景は思ったよりも小さいな・・・という印象であった。

ホームベースからスタンドまでの距離が凄く短く感じたし、これなら俺にもホームラン打てるんじゃない?なんて馬鹿なことを思ったりもしたが、青空の下でのんびりと野球観戦はいいもんだね。ブログにも書いたがここはスタンドでの販売は生ビールじゃなく缶ビール(350ml)ということで、それを紙コップに移してくれるのだが、保冷された箱のようなものに入っているけど当然ぬるくなってしまうよね・・・。ぬるいビールほど嫌なものはないのだが、こういう場では仕方がないのかな?

一杯480円也・・・。某恵比寿様が描かれた商品(そのまんまじゃん!)のみ520円也であったが、それが妥当なのか?はたまた高いのか・・・?まあ、お祭りの屋台とかでもこれくらいだからやはり妥当ということなのかな?でも、生だったら良かったのにな!ツマミは何故か「ちくわ」しかなく(詳細はブログにて)、これも仕方がないので一つ買ったが、ちくわをかじりながらビール飲むって何となく貧乏ったらしくて嫌な感じがしたが、幾ら「マルハ」の商品とは言え、もう少しまともなもの用意して欲しいね。

結局スタンドで何か食おうと思ったのだが空きっ腹にビール2杯とちくわでは昼飯にはならない・・・。スタンド下の売店に行けばいろいろとあるらしいが、一旦座ったら動くの嫌だし、左中間の最上段の席だったので売り場まではかなり歩かなければならないのも面倒臭い。

スタンドで売れるものって何かの制約とかあるんだろうね。お弁当が3種類とポップコーン以外はビール各社と酎ハイ、ソフトドリンク数種類に例の「ち・く・わ」だけ。下の売店では沢山の種類が売られている。スタンドでいろいろと売ってしまったら売店が売れなくなるし、双方から多額のマージンを得るには双方共に立てなければならないからのスタジアム側の策略であろうか?

更に外野スタンドと内野スタンドではあきらかに差別されている。そりゃ外野席は入場料も安いし、何らかの区別はあって然るべきかとも思うが、これはどう考えても差別である。バックネット裏のスタンド下には沢山の売店があるのでいろいろと選べるし、きっと生ビールだってあるだろう・・・。

それから外野席からはスコアボードが見えない・・・。ネット裏最上段に小さなスコアボードがあるが、それは単にイニングスコアだけでオーロラビジョンも見えないし、イニングの合間にいろいろとパフォーマンスやっているのも何をやっているのか分からない。こんなにも差が付けられても外野席が良いのは純粋に応援しに来ているファンなんだろうね。もっといろいろと楽しみたいという人は内野スタンドやバックネット裏に行くんだろうけど、家族4人で来てお弁当やドリンク買って一体幾ら掛かるんだろうか?

バックネット裏で5500円。4人(子供も均一料金)で21000円也で、なんだかんだで3万近くは掛かるのであろう。それで帰りに中華街寄って晩飯食って計5〜6万也か。東京ドームでのジャイアンツ戦はもっと高いだろうし、大リーグに比べたら日本の料金は高過ぎるということをスポーツ番組で観たことがあるが、もう少し値段を下げたらもっと観客も増えるんじゃないのかな?今日だって内野席はガラガラだったし、観衆は3万収容のキャパで1万ちょっとしか入っていないかもね。しかも安い外野だけ一杯で高い内野はガラガラ・・・。こういう時のことも考えた中でのドリンクや売店等の価格設定になっているんだろうけど、なんかもう少し工夫や方法ってあるんじゃないのかな?

プロ野球というビジネスが厳しい状況に置かれている現状で、少しずつ創意工夫は各球団で始めているけど、このままじゃホントに衰退していくかもしれないね。子供達が来易くする環境整備であったり、大リーグのように「ボールパーク」という野球観戦以外でも楽しめる環境作りも求められているのかもしれない・・・。


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嗚呼・・・野毛にハマる! - 2006年05月19日(金)

どうやらこのところ野毛にハマってしまったようである。今晩も伊勢佐木町の書店まで行った序でに野毛まで歩き新規開拓をしてしまった。今日は行ったことのないお店にする心算でいたので、幾つかの候補を決めてから散策したのであるが、鰯料理屋、鮪料理屋、焼き鳥屋、鰻屋、焼き肉屋の候補の中から最終的に決まったのは焼き肉屋である。

実は焼き肉はここ数年間封印していたのである。身体のことを考えて肉ではなく野菜や魚を中心とした食生活に切り替えてからは行かないようにしていた。3年近く行っていなかったと思うが、元来焼き肉は大好きだったので、自分ではかなり我慢をしていたということである。で、ネットで評判のお店に行ったのだが、実際のところはどうなんだろうと少し不安でもあった。

パッと見は寂れた食堂という感じで、知らなかったらとても入る気にはならないような佇まいである。でも、店内は綺麗に清掃されていて古いけれども清潔感があるという風に紹介されていた。実際に中に入ると思った以上に綺麗で驚いてしまった。テーブルが3卓と7〜8人座れそうなカウンターがあり、テーブル席は既に埋まっており、更にカウンターにも予約席のプレートがふたつ置かれていた。

一人だったのでカウンター席に誘導され、まずは生ビールをオーダー。ここはホルモンとジンギスカンが有名らしいと事前にリサーチ済みで、それらをオーダーするとアルミの皿に乗って直ぐに出て来た。ホルモンが280円で、ジンギスカンが380円と驚くほど安いので品質は大丈夫なのって心配でもあるが、これもリサーチ済みで結構良質のものを提供している。まあ、客単価一万円位のお店と比べたら可哀相だが普通のお店と比較しても遜色無いのではなかろうか?

生ビールはあっと言う間に飲み干したのでお次はこれもここの名物?の樽生ホッピーを頂くことに。お肉は値段が値段だけに量も少なめなので直ぐになくなり、続いてはレバー(450円)とホルモンをお替わりした。先日購入し、ここでも紹介した「酒場百選」の著者の方もここがお気に入りらしく、その影響もあってここに決めたのだが、繁盛する理由がよく分かったね。安さだけではここまでの繁盛店にはならないし、結局まともなものを出しているからの結果だし、そして客層も良かった。

お次はハラミ(600円)とぼんじり<鳥のテールだったかな?>(400円)とホッピーをお替わりし、あっと言う間に平らげてお会計。確かに安い・・・。これだけ食って飲んでこんなんでいいの?という価格である。もっと食べたいものがあったけど、もうおなかが一杯である。今度は誰かを連れて来て見ようと思う。そうすればいろいろなものを食べれるしね。今宵は大いに満足の晩飯であった。

これまで野毛ってあんまりいいイメージってなかったけど、結構ちゃんとしたお店も多いし、マニアックな街だけにそういう人達も集まってくるので、それなりに良いものを提供しないと難しいのかもしれないね。でも、以前はここから乗り換えなしで帰れたものが東横線の駅がなくなり不便になってしまったのがちょい残念。酔い醒まし兼ねて最寄の馬車道駅かみなとみらい駅まで歩いてもそんなに時間も掛からないから実際にはそれほど不便でもないけどね。

いろいろと散策しながら見ていると繁盛店とそうでないお店が極端である。当たり前のことかもしれないが、流行っているお店にはそうなる理由がちゃんと存在しているし、流行らないお店にもそうなる原因が存在しているしね。それが店の外にも出ているのがハッキリと分かるのも面白いもんだね。飲食店のあるべき姿とか、お客様を惹き付ける為に何をすべきかということがわかる街でもある。


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辛さは32倍也!見た目はまるでミートソースだね! - 2006年05月18日(木)

晩飯を食いに入ったお店で見たものとは・・・。ここはニンニクたっぷりの某名物麺類メニューがあり、いつも行列が出来ている店である。明日は打合せがあるので流石にそれは食えないので一品料理を頼んで軽く一杯やっていた。すると直ぐ近くに座っていた客が頼んだものは32倍(ウルトラ・スーパーめちゃ辛?)のもの。これまで8倍(めちゃ辛)とか16倍(スーパーめちゃ辛)のものは何度か見たことがあるが32倍というのは初体験である。

あまり辛いのは苦手なので2倍(中辛)のものしか食べたことはないが、32倍っていったいどういうもの・・・?16倍のものも結構真っ赤っかって感じだったが、更に倍の量の唐辛子が入っている訳だから想像しただけで身震いしてしまう。数杯一緒に作るので辛さが少ないものから出していて、4倍のものを作ってからいよいよ32倍である。ステンレスのボールに入った唐辛子をヘラで掬って中華鍋に入れていく。

おいおいそんなに入るのかい・・・?そして、人間がそんなもん食うのかい・・・?それをオーダーした彼はそれまで焼肉を数皿食いながらビールも数本飲み、しかも32倍のものを大盛りにし、更にご飯も大盛りで頼んでいたが、辛さも凄いけどその量にも驚かされたね・・・。

そして彼の目の前に運ばれて来た大き目のどんぶりの中はまるで「地獄絵巻」そのものであった・・・。ドロドロした真っ赤な液体とは思えない固形物?何がなんだか分からない物凄いものが入っている。ホントにこれを食うの・・・?あんたは!蓮華でスープを掬ったが、それはスープというより蕎麦屋のカレーのルーのようにドロドロした感じである。それを口に運んで一口・・・。彼はうなずいている・・・。納得の味なのか?

味なんてするのかな・・・?舌が麻痺してしまうんじゃないのかな・・・?体に悪いんじゃないのかな・・・?なんて他人事ながら心配になってしまい、ずっと彼の動きに見入ってしまったが、こういう激辛メニューを食う人ってテレビとかでも観るけどひょっとして味覚障害じゃないのかな?感覚が麻痺してしまって何も感じないから食えるのではなかろうか?普通の味覚というか舌なら絶対に食えないと思うけどな・・・。

最初はスープだけ啜っていたが、次第に麺にまで箸が行きどんぶり全体を掻き混ぜ始めたのである。す、すごい・・・まるでミートソースを掻き混ぜたときのようである。いや、それよりももっともっと更に物凄い状況になっている。それをこれまた物凄いてんこ盛りのご飯と共に食べている姿はちょっと恐怖感も覚えるし、周りの客も彼の方に注目である。

この32倍のものとご飯の大盛りだけでも凄い量だが、彼はその前に焼肉とビールも数本飲んでいるから大食漢なんだね。まあ、大食いの人とかにはあまり驚いたりしないが、この辛さへの挑戦には驚いたの一言である。結局、かなりの時間を掛けて平らげたようだが、途中でおねむちゃんになり少しお休みしていたようで、その姿は大きな子供が寝入っているようでもあった。

彼のチャレンジ精神を見習ってそれじゃ俺も頑張って食おう!って思うことはなかったが、今日は天津丼を〆にオーダーすることにした。オーダーの混み具合をみながら声を掛けるタイミングを計り、ちょっと落ち着いた頃に頼むのはやはり仕事柄こうなってしまうのである。それは良いことなのか、悪いことなのか・・・?

うちの近所に反町公園というところがあって、なんでもここは有名な「ホ○」のメッカらしい。昼には行くことはあるけど夜は未経験なので一体どういう感じなのかは分からないが、その類の人達が夜な夜な集まり何処かに消えて行くそうである。このお店も公園の近くにあるのでどう見てもこいつらその筋だよな・・・って思える男性二人連れが2組入って来た。見れば見るほどそうとしか思えない・・・。でも、実際に聞いた訳でもないし、ひょっとして勘違いかもしれないけどたぶん間違いないと思うけどな・・・。

まあ、そんなことは俺には関係ないし、彼らが楽しめればそれでいいことなのである。それよりもあの32倍のオニイチャンは大丈夫なのかな・・・?って方が気になってしまった今日一日の〆であった。


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客の目の前で足での雑巾掛け! - 2006年05月17日(水)

何となく中華料理が食いたくなり、久々に市内のとあるお店に行って来た。この店は3〜4年ほど前に一度来たことはあるがあまり印象は残っていない。店内を覗くと客は殆どいないので入るのを躊躇したが他を探すのも面倒臭いし、まあいいかということで入ることに・・・。

多分向こうの方と思われる若いオネエチャンがぶっきらぼうに「イラシャイマセ」と一言。席の誘導もないので一番奥のテーブルへ座りメニューを広げるるが、蕎麦屋と違って中華料理店はメニューが多いので迷ってしまうよね。暫くしてオネエチャンがお茶を持って来たがオーダーを取りたいのかその場に黙って立っている。しかも、かったるそうにけだるさ丸出しの表情でこちらを見ている。でも、まだ決まっていてないし、もう少し選んでいたかったが、あの表情見ていると決めざるを得ないよな・・・。

とりあえずビールで喉を潤しながらお料理を待つことに・・・。でも、あの接客はないよな・・・って思いながらも入ってしまったものは仕方がない。暫くしてもう一品何か頼もうかと思い「すいませ〜ん」って声を掛けると、奥の方からけだるそうな声で「ハァ〜イ」と。「○○○お願いします」と言うと返事もせずにパントリーへ戻り、これまたけだるそうな声で厨房にオーダーを通したのであった。なんだろうな・・・。

ビールの冷え具合がイマイチだったので今度は老酒を飲もうと思い、あのけだるそうな声を聞くのも表情を見るのも嫌だったが「すいませ〜ん」と声を掛けると奥の方から礼の声が・・・。「老酒下さい」と言うと「グラスデスカ?ボトルデスカ?」と聞いてくるので、メニューを見ると老酒は一合としか書いていないので指を指して「これを下さい」と。続いて「ツメタイノ?アタタカイノ?」と言うので温かいのを頼んだ。

そして出て来たものを見ると小ぶりのグラスに入っているが、メニューには一合と書いているけどもこれじゃ120ccがいいところかな・・・?こりゃ凄い偽装表記だね!暫くしてもう一杯飲もうと思い、嫌だけど声を掛けるとまた同じ光景の繰り返し・・・。なんでもう少しきちんとした接客が出来ないのかな?こういう子にホールを任せてしまっている店側にも問題があると思うが、当の本人に飲食店でのホールサービスの仕事なんてこれっぽっちも理解出来ていないんだろうな・・・。

お替りの老酒を持って来る時に途中でこぼしてしまったのである。偽装表記で量が少ないのに更に減っちゃうじゃんか!って思ったが、戻って注ぎ足すでもなく、予想通りそのままテーブルに持って来た。しかし、こぼれているのでグラスの周りや底が汚れているのに拭こうともせずにそのまま置くというスゴ技を演じてくれました。少ししてホールに戻って来る気配が感じたのでひょっとして拭いてくれるんだ・・・?と思って待っていると、雑巾を足で引き摺りながら床を拭き出したのである。

モップとかないんかい?ないなら雑巾でも別にいいけど客の目の前で足で引き摺りながら拭くかい?しかも、あのけだるそうな表情で・・・。とんでもない店だよな、全く。客が入っていない理由がよく分かったよ。この子がホールにいる限りリピーターは付かないな・・・。まさか目の前で足で雑巾引き摺る姿を見ながら食事をするなんて想像も出来ないことだよ。なんだか全部が不味く感じてしまうし、全部が嫌になってしまうよね。

経営者はどう考えているんだろうか?ひょっとしてオーナーの娘なのかな?それにしても客を舐めているよね。フロアサービスって何か・・・?ということを全く理解できていないし、最近は中華街のお店も行かなくなったが、何度も何度も接客の拙さで嫌な思いをした経験があるだけにこの系統のお店からは足が遠のいていたのであった。言葉の不自由さはあるだろうが俺にはそれだけが原因じゃないと思っている。要は姿勢の問題である。

ホールサービスの重要性を分からないで飲食店経営なんて出来やしない!巷にはには配膳させ出来ればそれで良しとしている経営者やスタッフもいるけど、実際にはそれ以外のことの方が重要なのでなのである。そういうことを経営者が理解できていなければスタッフだって分かるはずもない!


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続・理解できない営業行為・・・案の定 - 2006年05月16日(火)

やはり先日(13日の日記参照)の件は悪徳業者であった・・・。マンションの管理会社に問い合わせたところそういう工事の予定や計画はないとのこと。会社名も名乗らないし、あまりにも非常識な行動に不信感を抱いていたが、こういう悪徳業者が後を絶たないのは騙される人がいるからで、残念ながら彼らの商売が成り立ってしまっているということである。

マンション内に他にも同様の営業行為を受けたお宅があるらしいし、近隣でも同様のことが起こっているとのこと。先日はドアを開けずに対応したから良かったが、一旦家に入れてしまったらハンコ付くまで居座ったかもしれない。でも、仕事柄専門用語の使い方や説明の仕方がおかしいのが直ぐに分かったし、まあ来るところを間違えたということなのかな?

なんとかしてこういう悪徳業者を取り締まれないのだろうか?まあ彼らも法の目を潜ってギリギリのところでやっているのだろうし、俺のように関連した仕事をしていれば絶対に騙されることはないけど、ご老人宅や気の弱いお宅だったら断り切れずに判を押してしまうこともあるだろう。あくまでも業者側が悪いのだけれども、それぞれがもっとしっかりと確認したり、疑問に思ったりしたら契約しないということを守らないとどんどん被害者が増えていく。

先日は体調が悪いのでお帰り頂いたが、もう一回出直して来ますと言っていたのでまた来るのであろうか?そうしたら徹底的に痛め付けようかとも思ったが、ああいう類の人達って性質が悪そうだし、何か危害でも加えられたら嫌だけど、そういうのって許せない性分なのでさてどうなることやら・・・。

それと街でよく見掛ける光景で、ご婦人やご老人に声を掛けて景品を配っているグループがいる。それから場所を移しての催眠商法で高額の商品を売る輩達なのだが、これだってもう少し冷静に考えれば胡散臭いってことが分かるはずなのに・・・。タダで景品貰えて嬉しがっている姿を見ていると「やめときな」って声を掛けたくもなるが、その時点では何ら問題はないので彼らに対しての営業妨害行為となってしまう。人相学を学んだ訳ではないけども、そういう仕事に携わっている人達って顔付き見ると直ぐに分かってしまうんだよね。この間も電車の中で数人同じような顔付きの男達が乗って来たけど、彼らの話を聞いているとどうやらその類の商売人らしい。

それと、彼らも騙せる人と騙せない人の区別は付くから絶対に俺なんかに景品はくれない。以前何度も彼らの前を通って試してみたが全くその素振りすら見せないんだよね。「俺にも頂戴な」って言おうと思ったが、変に怪しまれるかもしれないし止めといたけど、オバ様達もタダだからといってむやみやたらに手を出さないようにしないとね。見ているとホント何にでも手を出しているもんな・・・。貰ってから中身を見て「なんだこれ?」ってポイ捨てしたり、もう少ししっかりして欲しい気もするね。



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飲食店はマニアやヲタクの為にあるものではない! - 2006年05月15日(月)

まあ世間には彼らを受け入れてくれるような店はあるかもしれないが、それが全てだとか、正しいと思っているような人達に迎合する店って極々僅かでしかないのではなかろうか?しかし、彼らにとっては、受け入れられないお店は邪道であったり、とんでもない店という位置付けになってしまっているようである。

そういう人達だけが集まっているお店もある訳だし、それはそれで成立している業態だからとやかくは言わないが、それを全てのお店に対しての尺度として捉えるのは全く理解できないことだね。殆どの飲食店経営者がそう思っているだろうけど、薀蓄披露するのが生き甲斐なのかどうか分からないが、そういうことを快く受け入れてくれるお店だけに行けばいいことじゃないのかな?

ホント不愉快なるものを見てしまった・・・。なんでメシ食っている時にそういうことするのかな?そんなメシの食い方して何が美味いの?何が楽しいの?でも、あなた達にはそれが唯一の生き甲斐なのかもしれないのかな?それならそれでいいけども、周りに迷惑掛けることだけはやめて欲しい。でも、こういうのって蕎麦屋だけかと思ったらそうじゃないんだね・・・。

飲食店で自らの知識をひけらかすことくらいにみっともないことはないし、嫌われる典型例なんだけども、彼らにとってはそうすることがその店での存在価値を示す唯一の手段なんだろうが、メシ食うのにイチイチそんなに気張ってどうすんの・・・?って思うんだけど・・・。本人達はそれで楽しいんだろうけども、周りの客のことも少しは考えて欲しいね。当の本人が悦に浸って熱くなっている時に周りは冷蔵庫の中である。真夏なら未だしもまだまだこの気候ではちょっと厳しいよね。

ホントそれって店からしたら甚だ迷惑なことなんだけども、イチイチそれを相手に言うのも面倒臭いし、トラブルになりたくないから放って置くんだよ・・・。なんでそうやって知識や薀蓄を披露したがるんだろうか?「いや〜博学ですねぇ〜」とでも言って持ち上げて欲しいんだろうか?


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休日のひととき・・・ - 2006年05月14日(日)

今日は日曜日!丸一日お休みです。朝から仕事部屋には入らずにリビングでのんびりとテレビを観ていた。いつも観る番組は決まっていて、特別な予定がない限りは昼過ぎまでそれらを観てから出掛けることになる。今日も2時近くまでいつもの番組を観てから出掛ける準備をしていたところ「ナスカ文明」の特番が始まったので、録画して後から観ようと思ったのだがついつい引き摺り込まれてしまい、結局最後の3時半までテレビの前に釘付けとなってしまった。

何でも6月中旬まで上野の国立科学博物館で「ナスカ文明」の展示会を催しているらしいが、土日に行くとかなり混んでいるようだから平日時間の取れる時に行く心算である。こういうことって普通のサラリーマンでは中々出来ないし、フリーランスの特権でもある。まあ、その分大変なことも沢山あるけどね・・・。

3時半過ぎに家を出て健康の為に横浜駅西口までは歩き、欲しかった文庫本を買う為に本屋さんへと向う。 「居酒屋礼賛」<←Click>というサイトを立ち上げている方がこれまでの内容から抜粋して「酒場百選」(ちくま文庫)という本を出すということで楽しみにしていたのである。ここのサイトは飲食店情報としてはかなりの充実度で、最近嵌っている野毛近郊の飲食店もここの情報を基に行っている。でも、残念ながら今回の出版は都内のお店だけで横浜近郊は載っていないので、是非とも次回は横浜特集でお願いしたいな。

それを買ってから根岸線で関内まで行き、少し散策しながら写真を数枚撮ったが、連休も終わり街は静かになっているし、お散歩にはこれくらいの感じが丁度いいね。次は晩飯を食いに桜木町・野毛へと向かうが、お目当てのお店は残念ながらお休みである。次なるお店(2軒)へと向かうが、どちらも既に満卓状態で入れずじまい・・・。どれも先のサイトに出ているお店であるが、やはり人気店だけにすんなりとは入れない。

最後に向かったお店の反対側はそのサイトにも頻繁に出て来る揚げ物屋さんなのだが、客は半分くらいしか入っていない。でも、店全体が排気フードのようになっているので物凄い油の臭いがするのである。店の外までそれが広がり、とてもその中で何かを食うなどというのは俺には難しそうである。窒息してしまうかもしれない・・・。

仕方がないので他のサイトで紹介されていた居酒屋へと向かうことにした。某酒蔵と同じ屋号が付いており、その蔵の酒しか置いていないのであるが、別に直営とか系列店とかではないらしい。カウンター席が空いていたのでそこへ陣取り、まずは生ビールで喉を潤し、肴は「ほや酢」「関鯵のお造り」をオーダーした。生ものも充実しているお店なので「お通し」を期待したのだが「ひじき煮」が出て来てちょっとガッカリ・・・。

「ほや酢」は殻付きのものでそんなに臭みもなくそこそこ美味しかったが、「関鯵」は最近の偽装や産地表記が問題になっている様にこれもそうなのかな・・・?もう少しまともなところ(ちょっと高めのお店)で食べたものとはあきらかに異なるし、その辺で獲れた普通の鯵かもしれないね。ここのお店を知ったサイトにも同様のことが書かれていたので多分そうだろうね。

続いて日本酒に移るのだが、残念ながら先に書いたように同じ蔵の酒しかないので選択肢は少ない。そんな中でも純米酒をぬる燗で飲みたかったので聞いてみると「全部冷やしているので出来ない」とのこと。燗は本醸造のみとのことなので仕方なくそれをぬる燗で頼んだのだが、暫くして出て来たものは熱燗に近い燗具合である。酒燗器使っているのだろうが、冷やしているものを燗にすることも出来るのに面倒臭いからやらないんだろうね。熱過ぎて飲めないので暫く放って置き、少し冷めてから飲むことにした。

でも、居酒屋の定義って厳密に言うとどうなんだろう・・・?大手チェーン店の居酒屋を名乗る店もあり、頑固オヤジが酒や肴に拘り美味いものを食わせる小さなお店もあるし、飲兵衛からすると酒に関してはしっかりとした知識と飲み方のバリエーションを提供してくれる店が居酒屋と思えるのだが、まあ蕎麦屋もいろいろとあるから仕方がないのかな?せめてぬる燗くらいは対応して欲しいし、面倒臭いのは分かるが折角美味しく飲めるのに勿体無いな・・・。

次に燗は出来ないが「山廃純米」があったのでそれを冷酒で頂くことにした。一口飲んでみて「こりゃ絶対にぬる燗だ!!!」と思ったね。これをぬる燗で飲んだら抜群に美味いよ!嗚呼、勿体無い!

肴も残り少なくなったので、これもネットで評判だった「メンチカツ」を頼むことにした。なにも居酒屋でそんなもの・・・って思ったのだが、これが一番美味しいと書かれていたし、他のメニュー見てもそそられるものはあまりないので、それと一緒に「生蛸の串焼き」を頼んだ。蛸はまあまあだったが「メンチカツ」はホントに美味かった。ご飯とお味噌汁が欲しくなったが、飲みながらご飯は食えないので我慢することにした。しかも、一枚だと思ったら2枚も出て来たので、それだけでおなかが一杯になりそうである。

そろそろ日本酒も飽きたので焼酎を飲もうと思ったが、あまり大したものは置いていないので珍しい「葱焼酎」を生(き)で頼んだ。ロックにするとステアし過ぎて焼酎本来の味が分からなくなってしまうし、そのまま飲んでみることにしたが残念ながらかなり劣化しているようであった。きっとこういうのはキワモノ的な焼酎だから飲む人は少ないんだろうね。

いい塩梅のほろ酔い加減となり、お会計をして店を出たが、レシート見るとお通しが500円也か・・・。まあ、こういう店はこれくらい取るだろうが、だったらもう少しまともなものを出して欲しいな。このお通しの定義も先日打合せをした方から聞かれたが居酒屋や酒場では認知されているが、蕎麦屋ではまだまだだし、トラブルになることもあったりと問題点が指摘されているので、ちょっと調べたり考えてみようと思っている。

その後暫く桜木町から伊勢佐木町近辺を1時間ほど散策し、横浜まで戻ってPC用品を買いにYカメラへと向かうと既に閉まっている。あれ?確かここって10時までやっているはずなのに・・・。棚卸でもやるのかな・・・?でも、この時間でやっているのはここしかないし、仕方ないから帰ろうと思ったが、ちょっと小腹が空いたので地下の飲食フロアへ行ってみた。既にこの時間ともなると何処もガラガラである。

最近入れ替わったラーメン屋に入ってみようと思い券売機の前に立つと「生ビール」の文字が目に入ってしまった。既に酔いは醒めているので一杯くらい飲んでもいいかなと思いボタンをポチって押す。すると次に「餃子」という2文字が目に入る。明日は図面書きだから食っても大丈夫か・・・って勝手に決め込んでこれまたポチっと。因みにこの「ポチッ」と「ポッチー」は全く関係ない・・・。

「ラーメン」「餃子」「生ビール」のチケット3枚をオニイチャンに渡して待っていてふと嫌な予感が脳裏を過ぎった。彼は何も言わなかったが、ラーメンが先に出てきたら嫌だよな・・・。蕎麦屋で「せいろ」「板わさ」「生ビール」をオーダーしたら大抵のお店では「せいろ」を声掛り(後からもう一度声を掛けてから作る)で通してくれるが、ラーメン屋の世界ではこういう気の利いた仕事なんてやらないんだろうな・・・なんて思っていたら案の定ラーメンが先に出て来たのであった。混んでいるのならまだしもガラガラであるから、もう少し気の利いたホールサービスをして欲しいものだが、あまりラーメン屋さんには行かないので他ではどうなのかな?

暫くして「餃子」が出て来たのだが、既に生ビールは飲み干し、ラーメンも半分くらい食った後にである・・・。ふぅ〜・・・所詮ラーメン屋ってこんなもんのかな・・・?

満足度不十分で店を出て、外の空気を吸いながら歩いて家まで帰ることにした。今日は休みだったのでプライベート用の携帯をポケットに入れてたが、仕事用のものは念の為バッグの中に入れておいたので着信を見ると7〜8件も入っていたのである・・・。こういう時に限って沢山入るんだよな・・・なんて思いながら見ていると、同じ方から短時間に3回も入っているのでちょっと心配になり連絡をしてみた。

するとお店でお客様とトラブルになってしまったらしく、その対処に関してどうすればいいかの相談だったらしい。お巡りさんまで来て大変だったらしいが、こういう問題って対応がホント難しい。客には客の言い分があり、店には店の考え方があるのだが、今回のケースに於いてはどう考えても客側が悪いのではないかと思った。しかし、難しいのがその場での対応方法で、ある程度納得してお帰り頂いても後から彼方此方で悪い評判を立てられても困るし、その可能性はかなり大きいものである。

ましてやどう考えても我儘な客であるし、どうやらその我儘を受け入れている店があるらしく「他では大丈夫なのになんでここは駄目なの?」ということも言っていたらしいが、だったらそういう我儘を聞いてくれるお店に行って思いっ切り自由奔放に我儘を通せばいいのである。なんでも他のお店では愛犬を店に入れてくれたらしいのだが、飲食店でそういうことを許す店って一体どういうところだよ?

そもそもの経緯は親子丼をワンちゃんに食べさせたいのでお持ち帰り用の容器をくれというところから始まったらしいが、そういうものを飲食店で犬に食べさせるというのは如何なものか?飼い主からすれば可愛い愛犬であるだろうが所詮ペットである。自分の作ったものを目の前で犬に食べられて気分のいい料理人はいないだろうし、そんなことをしないというのが普通に考えるモラルであると思う。

ペット連れの入店も普通はお断りされるのが当たり前だし、それが一般常識であると思うのだが、その方々には断るのが非常識と言うことなのかな?トラブルの最中に来たお客様に対して「こんな店入っちゃ駄目よ」とも言ったそうで、これはあきらかに営業妨害になってしまう。まあ、かなりテンション上がっていたらしいのだが、テーブルのお料理をひっくり返したり、金を払わない・・・払えの問答もあったようなので、その場に居合わせた他のお客様はいい迷惑であったであろう。

こういう場合に問題となるのは当事者同士だけでなく、その他のお客様に致してのケアである。折角の団欒の時間をこういうトラブルで台無しになってしまうのだから中には金は払わん!という人だって出てくるかもしれないし、他で悪い噂を広める可能性もある。こういうトラブルは飲食店には付き物であるが、だからと言って対応マニュアルが作れるかというとそれも難しい。ある程度のところまでのものは出来るであろうが、そんな酒の入った喧嘩腰の客相手にマニュアルなんて通用しないし、かえっておかしな方向へ行ってしまう可能性だったあると思う。

何れにしてもこういうトラブルは避けられれば避けた方がいいけど、起こった場合の対応策としては出来る限り店の外へ出て店内のお客様にその様子を見せない心遣いが必要で、相手に対しても冷静になっての応対であるべきかもしれない。でも、ここのご主人は俺と一緒で熱血漢タイプだからなんとなくその場の光景が目に浮かぶんだよね。全て自分を押し殺してまで遜ることもないだろうし、自分の店なのだから自分の信念に基づいた対応でいいんじゃないのかな?

でも、ホントに我儘な客って何処にもいるね。多少のことは許容範囲であるとは思うのだが、限度を超えたものに関しては少しキツイ対応をしてもいいのかもしれない。キツイと言うのは世間の常識はこういうことですよというのを教えるという意味である。こういう人って世間の非常識が自分の常識的なものだから・・・。


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理解できない営業行為 - 2006年05月13日(土)

今日は打合せの予定は入れていなかったので図面を描いていた。ちょっと遅い昼飯を食べてから仕事を再開したが何となく体調が思わしくない。なんだろう・・・?このところ睡眠が不規則且つ不十分な日が続いているのでそのせいかなと思っていた。

図面も一段落付いたところで少し横になることにしたが、暫くして呼び出しのベルが鳴ったのである。この時間帯は宅急便ではないし、何かの勧誘だろうと思いそのまま横になっていたが執拗に鳴らし続けている。勧誘にしてもしつこいな・・・と思ったがその内に止めるだろうと放っておいた。一旦止んだ後に再度鳴り続けたのであるが何事なんだろうかと不思議になった。そして暫くして今度は玄関のチャイムが鳴ったのである。

どうやって入ったの?オートロックだから勝手には入れないので誰かが出入りした時に一緒に入ったのか、他の部屋に頼んで入ったのは定かではないが、何度も何度もピンポンピンポン・・・と鳴らし続けている。次にドアをドンドン叩き「すいませ〜ん」と繰り返しているが何となく怪しそうなので暫く放っておいた。

すると「上の階で工事をやっている者ですが・・・」と言い出した。でも、なんで工事をやっているのならマンション内にいるのだから最初に直接玄関のチャイムを鳴らせばいいし、建物のエントランスの呼び出しベルを鳴らす必要はないと思うのだが・・・。でも、上の階で工事中に水漏れでもしたというのなら大変だし、玄関まで行ってドア越しに「どちら様ですか」と聞いたところ「上の階の工事の者です」としか言わない。会社名はと言っても名乗らないし、絶対におかしいと思ったのでドアを開けずに少し話を聞いた。

何でもユニットバスの構造に不備があり全部屋の交換をしていると言う。しかし、そういう全体的なものなら管理会社から連絡があるだろうし、エントランスの掲示板にも貼り出されているはずである。「そんなこと聞いていない」と言うとおかしなことを言い出した。「先月の日曜日に営業マン来たけどいなかったじゃないですか?」とな。資料も郵便受けに入れたと言っていたがそんなもの見ていない。事前に訪問の連絡とか通知があり不在だったのならこちらにも落ち度はあるが、勝手に来ていなかったのが悪いという感じのことを言われたら堪ったもんじゃない。

しかも多額の費用が掛かるので皆さん全て工事をしたわけではないんですと・・・。それ程大きな工事なら尚更で、職人さんが直接来て説明するレベルのものではない。とにかくドアを開けて欲しいと言うので益々怪しく思い「具合が悪くて寝込んでいたので、資料を郵便受けに入れてもうお引取りください」とお願いしたのであった。でも、ドアの向こうでナンジャカンジャと言っているのが聞こえる。するとドアの下の方に付いている新聞受けのところから一枚の紙切れを入れて来た。

それはバスユニットの図面コピーで、彼是説明をしているがどうも胡散臭さが拭えないのである。結局きちんと会社名も名乗らず要領を得ない説明では不信感は拭えないのでお帰り頂いたが、ああゆうのってドアを開けたら最後、粘りに粘ってハンコ押すまで居座るんだろうね。でも、全体的な構造の問題だし管理会社からの通知もないのでどう考えてもおかしい。例えそういう問題が現実的にあったとしても管理会社から指定された業者ではないのかもしれない。週明けにでも管理会社へ連絡して確認してみるが、会社名も名乗れないような人を信用することは出来ない。


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久々の東京・・・ - 2006年05月12日(金)

今日は久々に都内へと出向いた。このところ埼玉や長野とかの仕事が続き、東京を通ってはいたが下車することなく現地へ向かっていた。東横線で渋谷まで行き久々に都内の空気を吸った・・・というのは些か大袈裟ではあるが、一体いつ以来なんだろうかとふと考えてしまったくらいに久々であった。(後で調べたらなんと3ヶ月振り!)

久々に渋谷の街を歩いたが若いオニイチャンやらオネエチュチャンやらが派手な服着て一杯いる様子はまるでお祭りである。幾つかのショップを廻ってから主なる用件である上北沢のお店へと向かったのだが、お店に来るのは2年振りくらいになるであろうか?ご主人とは昨年6月の会合の際に大塚のお店で会い、その後新宿の横丁で夜中まで飲んで以来の再会である。

都内在住の方なら位置関係が分かるであろうと思うが、渋谷から上北沢というのは決して遠い距離ではない。直線距離にして7キロ程でしかないのだが、電車で行くと結構不便なのである。電車も直線的に走ってはいるのだが、渋谷から京王井の頭線で明大前まで行き、そこから京王本線に乗り換えるのだが、上北沢は各駅停車しか停まらないうえに明大前からは10分に一本程度しかないのである。しかも、その殆どが一つ前の桜上水駅にて急行やら特急やらの通過待ち合わせをするので数分間も停まっている。

横浜から渋谷までは急行や特急で30分程度であるが、渋谷から上北沢までも距離は3分の1以下であるにも拘らず同じく30分も掛かってしまう。そんなこんなで久々の上北沢である。お店も軌道に乗っているし、そういう面に於いては特に問題はないのだが、他の面に於いての相談であった。具体的な内容はここでは伏せておくが、中々難しいメンタル的な問題でもあり、今後の面に関してもこちらとしても慎重に進めていかなければならないと思っている。

久々なので一杯やっていきたかったが次の予定もあり今日は断念。次は自由が丘まで行くのだが、これまた直線距離で東方面にそのまま行けばホント近い。でも、電車だと30分掛けて渋谷まで行き、東横線に乗り換えて向かうことになるので乗換えの為の移動(京王線と東横線の駅はかなり離れている)や待ち時間を含めれば50近くも掛かってしまうのである。上北沢からタクシー飛ばしていくことも考えたが、時間的に少し余裕があったので電車で移動したらやはり50数分も掛かってしまった・・・。

自由が丘での予定が終わり、折角来たのだから都心部まで戻って何処か散策しようかとも思ったが、そのまま横浜まで戻ってしまった。いろいろと行きたいところがあるのだが中々時間も取れずにいたので丁度いいかなと思ったのだがお楽しみは次回ということに・・・。


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「本気」の度合い - 2006年05月11日(木)

お店を出そうとする人、リニューアルしようとする人、移転しようとする人、それぞれ様々なる境遇での計画を考えていると思う。その中でこちらが共通してチェックする点というのは「本気」の度合いである。誰も皆、多額の資金を掛けての計画だから本気になるのは当たり前であるが、そんな中でもしっかりとその度合いというものが表れてくるものである。

初回の打合せの際は出来る限り時間をたっぷりと取り、いろいろな話しをしたり、聞いたりする中で相手の本気の度合いを把握する。商売が無理なら無理とハッキリと言う場合もあるし、本気の度合いが少なく感じれば先へは進まないようにもしている。これまでの例でいけばこういう場合の判断は殆ど外れていない。中途半端な信念や考え方では開業も改装も移転も出来やしないのである。

それとこちらに本気でぶつかってくるくらいの気持ちや姿勢もなければ到底無理だと思っている。そういう相手の姿勢を見てこちらも本気になるものである。ただ何となく綺麗な店をつくって欲しいとか、仕事をして欲しいというレベルでは駄目だということ。そして、こちらに何か伝わって来るものもなければ商売が始まってからお客様にも伝えることは出来ないと思っている。


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「ぽっちーの独り言」 ついに5周年! - 2006年05月10日(水)

思えば2001年の今日から始まった「ぽっちーの独り言」であるが、ホントに早いもので丸5年の歳月が経った。好き勝手に書き綴って脱線したり激怒することも多々あったが、基本的には経営者や、これから経営者になろうとする方に向けてのアドバイスやメッセージとして伝えてきた心算である。

商売の難しさや陥り易い問題点に対していろいろな事例を用いて書き綴ってきたが、これをご理解頂けない方とのビジネスは成立しないと思っている。何故ならこういうことが理解できない方では商売を長く続けていくことは難しいと思っているし、こちらからの提案も到底理解出来ないであろう。

商売って想像以上に大変なものなのである。業界誌等で開業物語的に紹介されていたりするものを読んだりするが、そこに書かれていない、また書けないようなことが沢山あり、それらを乗り越えたり克服したりしなければ成功なんて有り得ない。ほんの小さなことでも疎かにすると後々大変なことになってしまったり、商売に大きな影響を及ぼしてしまったりするものである。

そういうことのヒントになればという思いでのこの日記であるが、あえて遠回しに書いたりすることもあるので分からない人には何にも分からないであろう。でも、それでいいと思っている。分からない人には何を言っても分からないだろうし、中途半端な方とのビジネスは考えたくはないので意識してこういう伝え方をしている。













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居抜き物件でのプランニングの難しさ・・・ - 2006年05月09日(火)

居抜き物件に於けるプランニングで客席に関してはそれ程難しくはないのだが、問題なのは厨房プランである。そのまま使えるのならいいのだが、こういう物件の場合の殆どが使い勝手の悪い厨房である。よくもこんな動きの悪いレイアウトで仕事をしていたなというものを如何にして使い勝手のよいレイアウトに変えられるか?しかも、ローコストで・・・。

今、プランニングしている案件も客席は難なくまとまったが、厨房レイアウトで行き詰っている。制約があるのだから仕方がないと割り切ってしまえば良いのだろうが、そんなことで妥協したプランを提出するのも嫌であるし、それじゃ町場の厨房業者さんと同レベルの仕事になってしまう。

多くの制約のある中で如何にしてより良いレイアウトに変えられるかを時間ギリギリまで考えることがクライアントに対しての礼儀であると思っている。だからいつもプレゼン前日まで清書をしないでラフプランのままにして、ギリギリまで考えての最終案を提案するようししている。

今回の案件も当初考えていた内容のものではいろいろと問題が出てしまったので思い切って発想を変えてみることにし、なんとかまともなプランになったのではなかろうかと思っている。既存の機器を使用し、不足分は新規で導入するが区画自体を変えるのはコストが掛かってしまう。区画を変えずに既存機器を上手く使いながら導線も考えた中でのレイアウトが出来上がった。


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これは休みボケ・・・か? - 2006年05月08日(月)

なんせ、これまで年末年始以外は5連休なんて取ったことなかったから休み明けの反動が怖かった・・・。朝はいつものように5時半に目が覚め「朝ズバ」観ながらボーっと過ごし、暫くしてから再度眠りにつく・・・。次に目が覚めるのは大体7時半過ぎで「8時またぎ」が始まる頃である。

不思議なもので5時半に目が覚めるのも決して目覚まし時計を使っている訳ではなく、2時とか3時に寝ても極自然にその時間になると目が覚める。別に「みのさん命」ということではないし、体がそうなってしまっているということなんだろうね。

しかし、2時や3時に寝てその時間から活動したら体が持たない。「朝ズバ」も時間帯別に同じ内容のニュースを繰り返したりするのでそのパターンを憶えて少し睡眠をとる。7時半頃からまたテレビを観ながら布団の中でボーっとしたり、コーヒー飲みながら過ごし、シャワーを浴びて9時頃から本格的に活動する。

普段はそこから猛スパート掛けて仕事をしていくのだが、やはり休みボケなのか午前中は殆ど仕事にならなかったのである。机の前でボーっとしながらペンを握っているが手は動かない・・・。昼飯食ってから少し休んで仕事がまともに出来たのが2時からで、予定していた仕事を全て終えることは出来なかった。

まあ、今日はこうなることはある程度予測出来ていたし、無理なスケジュールは組んでいなかったので大きな支障はない。明日からは気合を入れて頑張ればいいことである。


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嗚呼・・・ついに連休も最終日か・・・ - 2006年05月07日(日)

あっという間の5日間・・・。途中で足を痛めたりと必ずしも100%満足の連休とは言えなかったが、久々にのんびりとやりたいことをやって過ごすことが出来た。最終日の今日は足の具合も少し良くなっているようであるが、完全に痛みが消えたわけではないので天候も悪かったし、テレビでも観ながら家で寛ぐことにした。

しかし、テレビを観るのも飽きたし、雨も止んだようなので夕方から関内までちょっと出掛けたのだが、駅を出て少し歩くとまた雨が降り出してしまったのである。生憎傘を持って来なかったので横浜まで戻ることにした。横浜駅周辺なら雨に濡れずにいろいろと行くところがあるからね。まず最初に欲しかった書籍を探しに書店へ行ったが見付からない。タイトルも出版社も忘れてしまったがカバーデザインだけは憶えているのでそれを目印に探したが結局見つけることが出来なかったのである・・・。

流石に連休最終日ともなると人出も少なくなるね。普段の日曜日とあまり変わらない光景が目の前にあった。しかし、飲食店だけは相変わらず行列が出来ている。お目当てのお店もやはり行列が出来ているので仕方なく家の近所のお店へ行くことにした。すると先日突然家に来た知人がいたのである。こんなところで会うのも吃驚だが、一杯やりながら暫し歓談し、〆はうちに来て飲み直すことにした。

知人が帰った後、酔いを醒まそうとソファに横になっていると案の定睡魔に襲われ、気が付けば日付も変わっていたのである。

嗚呼・・・ついに5連休も終わってしまったか・・・。


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連休4日目・・・痛めた足の具合が・・・ - 2006年05月06日(土)

一昨日、昨日と続けて痛めてしまった右足首の状態が思わしくない・・・。普通に歩いている時はそれ程痛みもないのだが、座っていた後に歩き出した時とかに結構キツイ痛みが走る。くるぶしのところが微妙に腫れているし、やはり医者に行った方がいいのだろうか?これって整形外科なのかな?そうすると以前肘を痛めた時に行った大相撲中継見ながら診察した近所の医者となるのか・・・。

しかし、それでも今日も歩き続けた・・・。4日間で80キロ近くは歩いている筈で、このままいけば目標の5連休で100キロ走破は達成出来るかもしれないが、足の具合を考えると無理して悪化したら大変だし、ちょっと厳しいかもしれないね。今日も朝起きてどうしようかと迷ったけど、こんなことで死にはしないだろうと予定通り出掛けたが足首から膝上の辺りまで痺れたり痛み出したりと途中でタクシー乗って帰ろうかとも思った。

だから今日は歩く距離が幾分少なめになってしまったが、行こうと思った場所はほぼ廻れたので良しとしよう。但し、今日は写真を殆ど撮らなかったのでブログに使えるものがあるだろうか心配である。それから昼飯は失敗しちゃった・・・。入る店を間違えたね。店を出てからどうしてこんな店に入ってしまったんだろうかと後悔したが既に遅しである。味が濃過ぎて不味かったし、従業員の対応も酷かったので昨日に続いての昼飯失敗である。

気を取り直して晩飯は以前からちょっと行ってみたいと思っていた市街地から少し外れたところにあるお店に向かった。前回行ったのがサラリーマン時代になるから既に8〜9年も前のことである。食べてみたいメニューがあるので行くことにしたのだが、当然ながら一杯やる心算でいたから肴2品と生ビールをオーダーした。今日も暑かったし歩き疲れたから最初の一杯は一気に飲み干したが、お替りした2杯目は中々進まない・・・。疲れが溜まっているからであろうか?

スタッフの動きが分かる席に座ったが繁盛店の割にはオペレーションが酷過ぎる。お客様の方を向いた仕事が全くと言っていいほど出来ていない。たぶん女将と思われる人も然りで、新規で開業間もない店なら未だしも何代も続く老舗で、業界誌にも結構出ているところである。まあ、一般誌にはまず載ることはない店だが同業者の中ではそれなりに注目されている。こちらから声を掛けない限りは全くと言っていいほど客の方を見ない。近くに座っているオジサンもイライラしているし、オーダー漏れも彼方此方で沢山出ている始末で、45席ほどのキャパだがレイアウトが悪いから満卓で25人程度しか入っていない。

その程度の客でこんなにバタバタしているようでどうするの?って感じだが、天せいろと生ビールを頼んだお客様が皮肉交じりに「生ビールは蕎麦と一緒じゃなくっていいですよ」と。そう、忘れていたのである・・・。オジサンのお酒の追加と〆の蕎麦も忘れられていたし、テーブル拳で叩きながらイライラしていたが、いつ怒って席を立つかと思ったら我慢していたね。

後続のお客様の誘導も出来ていない。おまけに俺が座ったビッグテーブルがウェイティングスペースとなり、子供連れの家族客が五月蝿くて堪らない。他にもちょっとマナーの悪い客がいて嫌な光景を見てしまったり、最悪の晩飯となってしまったのである。そもそもビッグテーブルって一人客や大人数を効率良く収容出来るからメリットがあるのであって、10席分のスペースがありながら下手したら一人づつ4人が来たらそれで終わってしまう可笑しな席の構成となっている。これじゃスペースだけ取って効率悪い席だよな。

まあ他人がつくった店だからレイアウトはどうでもいいことだが、オペレーションの不備はちょっと酷過ぎたかな・・・。でも、いつもこんな感じなのだろうかと不思議に思ったが、これじゃ町場の普通のそば屋さんと何ら変わりはない。一体どういう従業員教育をしているのか分からないが、一時の勢いはもう無くなってしまったと言うことなのかな・・・?従業員の「いらっしゃいませ」も「ありがとうございました」の声も聞こえてこない。これじゃ接客以前の問題だね。

いろいろと創意工夫をしているのは十分に分かるが、シビアな見方をすれば飲食店経営とは決してそれだけでない。客は経営者が何を考えているのか?何を訴えかけようとしているのか?ということを敏感に察知するものである。

でも、〆に食べたアレはやはり美味かったな。幾つかのお店で同じものを食べたことがあるがここのものが一番美味い。結局それだけが満足出来たということかな・・・。


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もう連休中日となってしまった・・・ - 2006年05月05日(金)

なんか5連休なんてあっという間に過ぎてしまうんだろうね・・・。今日で既に中日となってしまった。天気が良かったし朝から出掛ける心算でいたが、実は昨晩歩道の段差で躓き足首を捻ってしまったのである。捻挫まではいかなかったが朝起きてクリーング屋さんまで歩いてみるとちょっと違和感があり、出掛けるのを止めようかと思ったが、折角の連休であり、しかもこんなに良い天気では家にいるのは勿体無い。

どうかなと思いながら歩いているうちに違和感がなくなったが、なんと途中でまた段差で同じところを捻ってしまったのである。昨晩は内側に捻り、今日は外側に・・・。プラマイゼロで丁度いいじゃん!なんてつまらないことを考えていたが、次第に痺れが出て来てしまたのである。

最近こういうことは殆どなくなっていたが、昔はよく普通に歩いていてこけたり転んだりしたのである。身長の割りに足が小さいのでそれが原因と思っていたが、いつの頃からかそういうことがなくなりホッとしていた。しかし、2日も続けて起こってしまうなんてツイていないよね・・・。

ひょっとして5連休なんて取ってしまったからなのか・・・?

ちょっとベンチに座って一休みをしてまた歩き出したが、突然痺れてきたり痛み出したりしたと何とも嫌な症状である。でも、そんなことで歩みを止めるなんて軟な人間じゃない!って見栄を張り歩き続けたのであった。

昼飯は関内の数少なくなったさぬきうどん店に入り「釜玉」と「いなり寿司」をオーダー。しかし、出て来たものを見て驚いた・・・。

なんで長葱が乗ってるんだよ!
し、しかも、山のように乗ってる!
外にあるサンプルは万能葱だったぞ!

蕎麦屋でも薬味の葱は使わないくらい嫌なのである・・・。文句を言おうかとも思ったがもう来ることもないだろうから止めたが、その葱を取り除くのに時間が掛かり、すっかり玉子が固まってしまい不味い「釜玉」となってしまった。元々こういう店の釜玉なんてたかが知れているものだが折角の昼飯が台無しである。先日続けてさぬきうどん店の閉店を日記に書いたが、ここは大手資本の店だから余程のことがない限り潰れることはないだろう。でも、数年前までは立ち喰いそば屋だったから本当にブームが去ったら元に戻すかもしれないね。

中途半端な状態で店を出て、今日は普段あまり歩かない小さな路地に入ってみたり、歴史的建造物を見て廻ったりしたが、面白い発見やお勧めスポットを見つけたりと足の具合が気になったが結構楽しめたね。遠くに出掛けなくても近所でこういう楽しみ方もあるし、市内でも観光客が殆どいないような静かな場所も意外とあったり・・・と。

夜は前から気になっていた野毛の焼き鳥屋さんに行こうと思い、近隣を散策しながら時間を潰していたのだが一向に暖簾を出す気配がない。開店の準備はしているようだが何故か暖簾が出ない。何度も何度も店の前を通ったので店に入って聞けば良いのだが、偏屈な頑固オヤジだったら嫌だしな・・・と躊躇してしまった。他の店に行くことも考えたが、折角行こうと決めた店なので更に歩き回り時間を潰したのであった。

小一時間くらい歩いたのかな・・・?しかし、一向に暖簾が出ないのである。仕方がないので諦めることにし、他の店を探すことにした。先日見つけた面白そうな店があったのでそこへと向かうことにした。椅子があるカウンター形式のホントに小さな店だが、外の券売機でチケットを買ってそれを商品と交換するシステムらしい。オール300円となっていたが、安かろう悪かろうだったら嫌だなとも思ったが、とりあえず生ビールと肴2品を頼んでみた。

歩き疲れたので生ビールは一気に飲み干し、チケットを渡して追加オーダーした。1500円分のチケットを買ったので残りは1枚である。殆どが常連客らしくママさんと親しそうに話し込んでいる。肴も値段を考えれば許せる範囲のものだし、近くに来ることがあったらまた寄ってみようかと思ったね。残りのチケットで生ビールを頼んだが、もう少し抓みたいなと思い外へ出てチケットを3枚購入。揚げ物はどうだろうかと試しにオーダーしたが食べれる範囲だったからひと安心。こういうところって揚げ物は止めた方が良い店って多いし、心配だったがこれなら問題はないかな。

メニューを見ると焼酎が数品あったので泡盛をロックでオーダー。結構メジャーな銘柄だし、これも300円で飲めるのは安いよね。続いて麦焼酎もロックで飲んだが、初めての銘柄だったけどそこそこ美味しいものだった。1時間ちょっといただろうか・・・?店を後にして最初に行こうと思った焼き鳥屋の前を通ったらやはり暖簾は出ていない。しかし、中を覗いて驚いた・・・客がいるじゃんか!しかも満席状態に・・・。最初のうちは店の前を通って確認していたのだが、途中からは離れた場所から暖簾を確認したので中の様子は分からなかったのである。なんだよ・・・ちゃんと店の前まで来て確認していれば今頃は・・・と悔やんだが、きちんと確認しない俺が悪いんだし、何事も最後まできちんと目視確認!が必要。

その後みなとみらい駅まで行って帰ろうと歩いていると、ランドマークプラザ横の広場で大道芸をやっていたので酔い醒ましに少し眺めていた。誰にでも「ワァタナベェサァ〜ン」と言ういつもの外人さんのパフォーマンスだったが中々面白い。続いてはお気に入りのオニイチャンとオネエチャンの番で、彼らの芸はかなりの回数見たけど最初からというのはなかったので、肌寒かったが我慢して見ることにした。立ち止まって見たいと思うのは先の外人さんと彼らの芸だけで、他は正直言ってつまらないのである。

途中で彼が言っていたのだが、最近になってシステムが変わったらしく、申し込めば場所を貸してもらえたものが抽選制となったらしい。だからこのGW中で今日が初めてとのことだった。彼らだってその分収入も減るだろうし、生活も大変であろう。市としても他の芸人さんを育てるという意味での抽選制となったのだろうが、つまらない芸を延々と見せられても嫌なんだけどな・・・。

30分くらいかなと思っていた芸は実は1時間もやっていたのである。面白いから時間が経つのも早いし、何度見ているから次はこのギャグって分かっていても笑ってしまう。水戸黄門の印籠と同じなのかな?どの場面でどう出るのかが分かっていながら何度も見てしまうんだよね。

小腹が空いたのでクイーンズの中の某ラーメン屋さんへ行ったが、席が空いているので入ろうとしたらオニイチャンに外でお待ちください・・・と。なんでやネン!席空いているやないけぇ〜!でも、「暫く外でお待ち下さい」の繰り返しである。先日も書いたがなんでラーメン屋ってこういう姑息な手段で行列作らせて繁盛店を装ううのかな?まあ、全部の店がこんなことしているんじゃないだろうけど、ハッキリ言って嫌なやり方だね。前なんかここの他の店で半分も入っていないのに外に並ばされたこともあった。

当然そんな訳の分からないことに素直に従う俺ではないので、激怒して駅へと向かい、帰宅してからまたビール飲んでしまったのである。冷蔵庫開けて適当に並べたら「生ハム」「チーズ」「ちまき」「枝豆豆腐」・・・なんと変な組み合わせだろうか・・・。


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さて、連休2日目の今日は・・・? - 2006年05月04日(木)

今日は横浜美術館で開催されている「イサムノグチ展」に行って来た。本牧の三渓園に行こうかとも思ったが、写真を撮りたかったのでこの混雑の中では無理だろうということで諦め、みなとみらい線で新高島まで行き、そこから歩いて5分程で美術館に着く。

入場券1100円也を払い会場へと入ると思ったよりも人が少なくてホッとした。あまり混雑しているとゆっくりと見れないし、五月蝿いのも嫌であるからこれ位の混みようが丁度良いのかもしれない。でも、みんなマナーが良いね・・・。静かに見ているし、大きな声で話している人も居ないから観覧に集中できる。こういう著名な方の展示会ってどうしても同伴者に知識をひけらかしたり薀蓄言いたがる人が居たりして嫌なのだが、今日に限っては近くには皆無であった。

会場内が神秘的な空気に包まれているというのもあるのかな?ピーンと張り詰めた緊張感の中観覧に神経を集中できる環境は美術館自体が作っているものであると思う。デパートの催事場とかでの展示会とは全く異なる空気である。一通り見た後にもう一度見たいなと思う作品のところへ戻ったり、ちょっと離れたところから眺めたりして作品自体の持つ存在感や彼が訴え掛けたかったものを自分なりに考えてみたりもした。

その後、横浜美術館の「所蔵コレクション展」も見たが、やはりガクッと格が落ちてしまうね。イサムノグチ展のチケットはこのコレクション展も見れて1100円。コレクション展だけなら500円なのでこれは見たくないから600円でイサムノグチ展を見せろと言う人もいるだろうね。

30年近く前に撮られた30分間の映画仕立てのフィルムを流していたので、丁度始まったところで前を通りかかったのでベンチに座って観覧していた。すると何処からともなく館内中に響き亘る子供の声・・・。最後の最後で嫌な思いをしなければならないのかと残念になったが、こういうところに小さな子供を連れて来るとはどういう神経なのか疑問に思う。大声を出している子供に罪はない・・・。だって見たところまだ1才くらいの子供に静かにしなさいと言ったところで分かる筈もない。

うちも子供が小さい時は交代で外で待ち、別々に入って見るようにしていた。そして言葉が分かるようになってからはこういう場所では絶対に騒がない・・・ということを徹底して教えていった。それがマナーだと思ったし、他の観覧者に対して迷惑を掛けない為に必要なことであると考えていた。だから神秘的な空気が一変で吹っ飛んでしまったこの出来事は非常に残念であった。

美術館を出た後に商業施設を廻り、とあるお店で使う備品を探した。お店に合ったものを丸2日も探して見付け出し先方へ送ったところ嫌だと言う・・・。本当は嫌だと言われても困ってしまうんだけど、デザイナーが自らつくった空間に一番マッチするものをセレクトし、それを嫌だと言われてもね・・・。こういうのって好き嫌いではなく、全体的なバランスを考えた中で決めるものなのである。最初にこのスペースに置く為に、こういう素材で、この寸法で探しますからということを事前に伝え、それに沿ったものを探してきたのだが・・・。今日は結局見付からなかったが、休日の中での散策を兼ねて探しているのでまだ良いけど、仕事中に丸2日掛けるというのはどういうことかと言うことも理解して欲しかったな。

昼飯も食っていなかったので何処かに入ろうと思ったが、普段はガラガラのお店でも今日は長い行列が出来ている始末。これじゃ無理だね・・・と言うことで、関内まで歩いて駅周辺で店を探していたら老舗の蕎麦屋さんが開いている。そう言えば去年もGW中に来たような記憶がある。ちょっと覗いて見ると結構空席があったので迷わず入ることにした。花番さんに「お茶にしますか?」と聞かれたが「ビール下さい」と。折角の休みで、しかも天気も良いんだからこりゃ飲まずにいられないよね。

ビールと突き出しが運ばれて来たが、とりあえず「板わさ」をオーダーしてからメニューを眺めていると幾つか新メニューが増えているが、今日はシンプルに定番コースでいこうと決めていたのでそれらは次回ということにした。横浜ってこういう老舗の蕎麦屋が少ないのでここは本当に貴重な存在である。ビールが終わり続いて菊正宗のぬる燗をオーダーしたが中々出て来ない・・・。催促して漸く運ばれて来たがきっと忘れていたのであろう。

のんびりと昼下がりの蕎麦屋酒を堪能していると3回も別々の花番さんが週刊誌を「どうぞ」と言って持って来た。当然「結構です」と3回断ったことになるのだが、一人だったので気を利かして持ってきて下さったのだろうけど、こういうところで週刊誌なんて下世話なものは読みたくないし、静かに店の歴史と空気を感じながら酒を飲んでいるだけで幸せである。

続いての肴は「焼き海苔」にし、お酒も追加で頼んだら今度は直ぐに持って来た。大混雑とはいかないが入れ替わり立ち代りお客様が入って来るし、やはり市内一の人気店というところだね。暫くして花番さんがバタバタと作業を始めたが、メニューを入れ替えているようである。俺のところにも来て夜用のメニューを差し替えたので見てみると肴の数が倍以上に増えているし、食べてみたいものも沢山あるが今日はシンプルに定番と決めていたので我慢することに・・・。

そう言えばここはいつも昼下がりにしか来たことがないので夜のメニューが別にあることなんて知らなかったので、今度は夜に来て見ることにしよう・・・。時計を見ると4時半なのでこの時間帯に来ればいいんだね。夜はかなりの混みようだし、サラリーマンがまだ仕事中の時間帯に来るしかないね。〆の蕎麦は種ものにしようかとも思ったが、ここで天ぷらを食べたことがなかったので「つけ天」にすることにした。市内の某店で有名な温かい汁に海老天が入っている「つけ天」と同じなのかと思ったら普通のいわゆる「天せいろ」であった。

但し、残念なことに海老が一口大に切られているのであった。他の野菜とかはそのままだし、何で海老だけが切ってあるのだろうか・・・?汁に油が入るのが嫌なので先に蕎麦を食べてしまってから残っていた酒の肴として天ぷらを食べたが、蕎麦が少し変わっていたね。前よりも美味しくなっていたので驚いたが、ここの店主は研究熱心で種ものなんか盛り付けも綺麗だし、常に勉強や研究を重ねていくから繁盛店となっているんだろうね。

ちょっと気になるオペレーションの拙さもあったが、自分が手掛けたお店じゃないし気にしても仕方がない。かなり高い満足度で店を後にしたのであった・・・。酔い醒ましに伊勢佐木町まで歩いて本屋さんに立ち寄り、その後偶々見付けた木工細工の展示会に入って作家の人とギャラリーの経営者の方と暫しの歓談を楽しみ、そこを後にして家路についたのであった。

さて、明日は何処に行こうかな・・・?


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<追記>

帰宅してスポーツニュース見たけどボクシングの某家族があちらこちらで出ていたが、強いのは分かるけど品がないね・・・。相手選手に対して「コケコッコー」やあの振る舞いってないんじゃない?日本人が皆あんな感じだと思われたら嫌だよ!



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いよいよ5連休のスタート・・・のはずが - 2006年05月03日(水)

そうそう本当は今日から独立以来初めてのGW5連休のはずであった・・・。しかし、昨晩やる予定だった仕事が急遽出掛けなければならなくなり、今朝早く起きてやったり他にもなんだかんだで午前中一杯仕事になってしまったのである。昼からの外出の際も仕事用の携帯を持とうかどうか迷った挙句、万が一のことも考えて持って出たら案の定メールやら電話やらが結構入って来る・・・。やはりそう簡単には休ませてはくれないようである。嬉しいやら・・・また悲しいやら・・・。

昼過ぎに家を出て最初に関内へと向かう。今日は「ザ・よこはまパレード」という国際仮装行列という触れ込みのお祭りである。こんなの全然興味がないが丁度パレードの時間とかち合ってしまった。道の反対側に行くのにも苦労するし、かといって立ち止まって見るほどのものでもない。夕べ出掛けた序でに寄ろうと思っていたお店が閉まっていたのでそこへ行こうと思ったのだがパレードのお陰で中々そこへ辿り着けない。

時間をロスして漸く用件を済ませ、そこから横浜スタジアム近くの古いビルで行われているデザイン関係のイベントを見に行ってみた。「アート」って何でもあり・・・って感じで、何を訴えようとしているのかさっぱり分からないものばかり。まあ、こんなもんは自己主張というより自己満足の世界だから仕方がないが、そんな中で目に付いたのが子供達が描いた作品で、無邪気というか「素」と「個性」が上手く表現されており、しっかりと見る側に訴え掛けてくるものがある。

大人の作品は変に計算した中で創られたものという感じだけど、子供達にはそういう計算なんて出来ないし、またしてもいないから本当に何も考えないで無心に描いた作品である。大きな紙に何人もの子供達が描き足していった作品なんて凄かったね。細かく見るとバラバラなんだけど、全体的に見るときちんとまとまっている。同じような感性の子供達が描いたから全体としてまとまっているんだろうね。

そこから次なる目的地である大桟橋へと向かった。いつもこの時期から営業を始める屋上のオープンカフェに行って生ビールでも飲もうと思ったのだが、観光客で一杯で席なんてありゃしない。仕方がないので諦めて山下公園から港の見える丘公園、山手の住宅街を廻って元町まで戻ってきた。ひと休みしたかったが、ここも人が一杯でどこの店も入れない・・・。まあ、変な店には入りたくないし、我慢して関内まで戻りスタバで漸く休憩が出来たのである。

そのまま帰ろうかと思ったのだが駄目もとで先日行った酒屋さんが経営するスタンドバーへ行ってみることに・・・。連休中だしオフィス街の中なのでやっていないと思ったら嬉しいことに営業している。迷わず入ると先客が一人いたが、あまり混んでいるのも嫌だったので丁度良かったね。粋なお婆ちゃんが入って来て格好良い飲み方して帰って行ったり、他の常連客の方が入れ替わり入って来てやはり人気店であるね。結構長い時間居てしまったが、ということはかなり飲んだということでもある・・・。いろいろと話し込んだりして3時間近くも居たのかな?その後、そういえば飲んだがメシは食っていなかったのでおなかが空いたので桜木町でラーメンを食べ、酔い醒ましに少し歩いてから家に着いたのが11時過ぎであった・・・。


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続・ブーム便乗商売の終焉か・・・? - 2006年05月02日(火)

昨日の日記の最後の一言に書いた馬車道近くのお店が案の定というか、残念ながらというか、何というか閉店していた・・・。3か月持たなかったんじゃないのかな?夜に関内まで来た序でにちょっと様子を見に行ったところ看板には白いシートが貼られ、ガラスにも目隠しが施され店内が見えないようになっていた。

2か月ほど前に丁度前を通り、リサーチを兼ねて入って見たことがあったが、席数は40近くはあったと記憶している。開店間もない様子で、立地的には馬車道の入り口で再開発された真新しい高層マンションの一階。面積も20坪強はあったし、家賃は安くみても共益費とかを含めて30万はいくであろう。ひょっとして40万も有り得る場所である。

リサーチしたのは平日の夜7時頃であったが店内に客は3人だけで、メニューもよく見かける普通のセルフのさぬきうどん店である。瞬時に長くは持たないと思ったが、まさかこんなに早く潰れるとはね・・・。まあ、これ以上続けても上がり目はないと判断した経営者の出した答えは正解である。

オフィス街であるし、伊勢佐木町に近く人通りも多く、普通に考えれば一等地である。では、何故閉店に追い込まれたのか・・・?マーケティングデータ的にはそれ程大きな問題はないが、それを過信してしまったのと共に業態的に受け入れられなかったということであろう。お昼のピークにはそれなりに集客したのではと思うが、こういうお店の特性上大きな無駄が出てしまう点に着目していなのである。

一気に10人程度の客が入ったとしよう。順番にトレイを持って並び好みのトッピングを選びながら前へと進むが、立地的に一人客ではなく複数客の場合が多い。OLがペチャクチャ喋りながらノロノロと選んでいたら当然の如く列は前には進まない。お会計までに下手したら10分近くも立ったまま並んでなければいけない。座って10分待つのと立ったまま待つのとでは心理的に大きく異なる。一番の集客時に一番の問題が発生してしまうオペレーションの拙さが命取りとなってしまうのである。

この店はかなりレーンが長い。そうすると必然的に並んで待つ時間も長くなる。讃岐の地で観光気分で長い行列を作って待つのとは大きく異なるのである。ここもマーケティングデータを過信し過ぎた哀れなる結果ということか・・・。


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ブーム便乗商売の終焉か・・・? - 2006年05月01日(月)

横浜にあるセルフの「さぬきうどん店」がまた閉店したらしい。出来ては潰れ、また出来ては潰れという感じで、まるで旬の竹の子があちらこちらで芽を出すかのように乱立していたが、今となっては残っているのは極僅かでしかない。立地的にはかなり良いと思われ、昼はそれなりに客は入っていたようであったが、如何せん業種的に見て客単価が低い商売である。どう見てもせいぜい500円がいいところで、現実的にはそれ以下であろうし、普通に考えればこの場所(家賃)でこの坪数ではやっていける筈もない。

損益分岐点が15万なら300人以上、20万なら400人以上の集客をしなければならない。40席ちょっとの規模であるが、導線の悪いレイアウトと造りを見る限り満席率が50%では実質的にそれぞれ15回転、20回転もしなければならないし、殆ど昼だけの商売でこんなに回転するはずもないという現実を見ないで単純にデータだけを頼りに開店しては長く続くことはない。ピーク時間を過ぎたらガラガラだし、この数字の半分も集客は出来ていなかったであろう。

客単価を上げるために暫くして夜は居酒屋に鞍替えしたが、そんな小手先程度の梃入れではどうにもならないのは仕事柄分かっていた。近隣には沢山の居酒屋があり、それぞれ個性を出して頑張っている中で付け焼刃程度のノウハウで勝てる訳がない。マーケティングリサーチをした上での出店みたいだけど、そもそもマーケッティングの理論を分かってのデータ分析なのかと疑ってしまうが、データってそれを如何に的確に分析し、自らの有利に展開していけるかを考えていかなければ何にもならない。だからデータ情報だけでは何にもならないということで、素人が数字に頼り過ぎるとこうなってしまうのである・・・。

要は分析能力がどれだけ長けているかが大事なのである。関内や伊勢佐木町とかでも同様の店が相次いで閉店していったが、どこも立地的にはそれ程大きな問題がないがこれらも分析能力とデータだけに頼り過ぎた安直な出店だったということである。そもそも本部機能が確立されたFFチェーンでもなければ高々500円もいかない程度の客単価の商売が高家賃でやっていけるはずもないし、どこもそれなりの好立地ではあるが所謂一等地ではないので席数だけは沢山あるけどもそれが満席になるだけの立地でもなければレイアウトでもない。席数だけは沢山あるが、いいとこ満席率50%程度の効率悪いレイアウトでは在籍年数だけを自慢する仕事の出来ないサラリーマンと一緒である。

中途半端な立地であるがマーケティングデータとしてはそれなりの値を示しているから錯覚するのだが、そこが素人的なマーケッティングの陥るところ。データだけに頼った分析能力のない考え方では商売は成り立たない。2社目のサラリーマン時代にマーケティングも勉強したけど、重要なのはそれを如何にして生かしていくかを考えるかということであり、データ収集だけなら金を出せば誰でも入手できるのである。そして、数字やデータに頼り過ぎるとどうなるかという点も分かっている。それを信じ過ぎたり勘違いして収集だけで終わっているレベルでは新聞や雑誌の切抜きを集めて悦に浸っているのと同じである。

讃岐の地で家賃が掛からず、身内だけで人件費もそれほど必要のない商売が高家賃、高人件費の首都圏で成り立つと思うこと自体に問題があるのである。だってセルフの同業種で残っている店が一体何軒あるんだい?飲食素人の出店企業はいい加減に目を覚まさないといけないんじゃないのかな・・・?だってこういうブーム便乗商売に乗ってくるのって中途半端な素人企業が殆どだよね。個人店はその辺のことを十分に理解して出店しているから成功もするし、そこまでいかなくても何とかやっていけるんだよ。そもそも安ければ客は来る・・・と思うこと自体どうなのかな?今、生き残っているさぬきうどん店はそこそこの客単価の店の方が多いんじゃないのかな?

以前手掛けた根津のお店にしてもかなりの高単価であり、そういうブーム便乗型のセルフ店とは一線を画しているから差別化も出来てバッティングもしないのである。それに飲食業って素人が始めてそんなに簡単にいく商売ではないということ。毎日コツコツと努力と研究を重ねて初めて評価されていくものである。それを立地やデータだけに頼った商売では結果は見えていると言わざるを得ない。


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