■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

12分の1 - 2004年01月31日(土)

早いもので今日で1月が終わった。えっ?もう1ヶ月?あっという間に過ぎ去った日々を振り帰ると予定していたスケジュールを全てこなすことは出来なかった。2月に持ち越ししてしまった案件が幾つかあり、早急にそれをスケジュールに組み込み対処しなければならない。お陰様で今年もかなりの仕事の依頼が来ている中で、年頭に掲げた「挑戦」をしてみたいと思っている。

業種然り、コンセプト然り、デザイン然り。これまでとはまた違った意味での挑戦をしてみるつもりである。業種的にもこれまでは全てお断りしてきた洋食系のお店にもチャレンジしてみるし、デザイン面でもこれがポッチーランドが手掛けたの?って思われるようなものも考えている。

そういう意味ではこの1ヶ月はチャレンジに向けての準備というか下地作りが出来たのではないかと思っている。


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最後の瞬間・・・反町〜横浜〜桜木町 - 2004年01月30日(金)

今日の最終電車で東急・東横線の高島町駅と桜木町駅が閉鎖された。以前の日記にも書いたが横浜高速鉄道・みなとみらい線の開業に伴い、横浜駅から直接みなとみらい、元町方面へ乗り入れることとなり両駅はその計画から外され廃止の憂いを見ることとなり、その手前にある私の最寄り駅である反町駅と横浜駅は地下化され地上駅は今日が最後となった。

永年この沿線に住んでいる者にとっては一抹の寂しさを覚え、最後の姿を見るために上りと下りの両電車に乗ることにした。午前12時20分頃に食事をしていた近所のお店を出て、横浜駅で途中下車しホームで写真を撮り桜木町駅まで行き、上りの最終電車(元住吉行き)に乗車し反町駅で下車した。それから反対側のホームへ行き下りの最終電車に飛び乗り桜木町へと向い、その電車内はまるでラッシュアワーのような混み様で、あちらこちらで拍手が沸き起こったり歓喜の叫びや惜別の言葉が聞こえて来た。

桜木町に着いたら沢山のテレビカメラやホーム一杯の別れを惜しむ観衆?達に迎えられたがホームでは身動きが取れないほどごった返しており、その後最終列車は表示を「回送」ではなく「各停 桜木町行」に戻して静かに駅を去って行った。改札から出るのに20分以上も掛かったのは人の多さもあったが別れを惜しむファン?が駅員の方々と握手をするために行列が出来ていたためと分かったが、駅は無くなるけど駅員さんは明日から違う駅で働くことになるのにな〜・・・と少し醒めた目で見てしまった。

漸く改札を出てJRの地下鉄も終電が終わっているのでタクシーを捕まえ帰路に着いたのは最終電車が桜木町の到着してから30分を廻っていた。
















地上駅としては最後の横浜駅上りホーム

















同じく最後の姿の反町駅上りホーム

















下りの最終電車が到着した直後の桜木町駅ホーム

















最後の勇姿。下り各駅停車桜木町行き電車が桜木町駅に着いた直後。

















桜木町駅の掲示板

















改札手前で駅員さん達と握手をして別れを惜しむ乗客

















この両駅は明日からはもうありません・・・





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格好悪いなぁ〜 - 2004年01月29日(木)

巷を賑わしていたお方の進退が決まったみたいだが、自ら職を辞すという形ではなく籍を除されるという本人にとっては想像していなかった結果ではなかろうか。一般企業で言えば懲戒解雇という厳しい処罰であり、それだけ党としては大きく問題視しているのであろう。

しかし、政治の世界のこと。嫌らしい思惑なども見え隠れしているようで、除籍されても議員を辞めなければ補欠選挙は行われないからあのお方の復帰は参院選まで待たなければならない。そう簡単に復帰はさせないよという思惑もあるような気もする。まあ、戦略としては仕方ないのかな?腹の中の探り合いが恒の世界のこと、これ位のことは当たり前なのかもしれないね。

でも、いつも思うことはここには有権者(国民)の意思や主張は存在していない。あの人達が自分や党の立場や利害だけを考え自分たちにとって一番良い道は何か?ということのみを考えている。国民がどう思おうが困ろうが関係ないという世界なのである。嘘を付いてまでそういう世界で生きていこうとしている人だから今回の騒動の結末も見えているような気がする。

他の議員のプロフィールについてもいろいろと調べ始めているらしいし、現に甲子園に4回出場したという議員は実際は3回だったらしく、おまけに選手ではなくスタンドで応援しただけだったというけど、部員一丸で勝ち取った甲子園出場だからそう記載したとのコメントがあったらしいが、それもわかるような気もしながらも今となっては露見してしまったことに対しての苦しい言い訳にしか聞こえない。

どうしてそこまで嘘付いてしまうのかな?だから公約なんて誰も信用しなくなるんじゃないのかな?嘘で固められた政治の世界。どんどん投票率が下がるのはこういうところに原因があるということを当の本人たちは知っているのだろうか?


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NHK なんで?ホントに?これじゃあな〜! - 2004年01月28日(水)

NHK。正式には日本放送協会という国民からお金を徴収している国営放送である。企業努力せずとも資金が入ってくるから努力や研究というものをしないのかどうかわからないが、なんかちょっと違うんじゃないの?ということを時々やらかしているね。

大河ドラマの視聴率が案の定下がり始めている。時代考証が目茶苦茶でバラエティー仕立てのドラマでは当然のことか。若者受けを狙ってのキャスティングやストーリーを考えたのであろうが、元来大河ドラマを見るのは歴史好きの中高年層であり、しっかりと知識を持った中でそれと照らし合わせて見ている人が多いと聞く。知名度だけの演技が出来ないメインキャストではそういう本当のファンが離れてしまうことがどうしてわからないのだろうか?

紅白歌合戦然り。演歌や歌謡曲を中心にした構成で家族揃って見ていたものだったが、今時家族全員が揃って大晦日を過すという家庭がどれだけあろうか?若い世代は出掛けてしまったり、自分の部屋で格闘技を見るであろう。訳のわからないアイドルやお笑いタレントを揃えたところで、そういう類の人達のファンはテレビの前にはいないか他のチャンネルを見ている。目玉歌手も然り。それ以外は興味を持たなかったりしたら当然テレビの前にはいないだろう。せいぜいビデオを撮ってそこだけ見るだろう。

紅白も視聴者層としては中高年層が圧倒的に多いと思うし、今はそういう人達が楽しめる番組構成や歌手選定では決してない。見ていない層を開拓したり目を向けたりしようとするあまり、本来の大切はファン層を逃しているという馬鹿馬鹿しさを上層部のお偉方はわかっているのだろうか?どうしてそういう単純なことがわからないのかな?終いにはどちらもテレビの前からいなくなっちゃったということにならないようにして下さいな。だって国民から集めたお金で運営しているのだからね。


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往生際の悪い奴 - 2004年01月27日(火)

どんな言い訳をするのかと楽しみにしていたが、往生際が悪いとは正にこういう奴のことを言うのかな?聞いていてホントに見苦しかったし、支持者の多い地元で姑息な手段を使って延命を図ろうなんて呆れ果ててモノも言えない。と言いながらこんなこと書いているのだが、釈明でも説明でもなく単なる言い訳に終始し、これで禊を済まそうだなんて考え方が甘過ぎやしないかい?

離党するのはあんたの勝手だよ!歳費返上は国会議員として禁止されている寄付行為に当たるなんて知らずに格好つけたまでは良いが、これじゃあ何にも知らない○○ボンって言われても仕方ないね。おまけに国会休会中に大学へ通って単位を取得して卒業したいだって?それもあんたの勝手だけど、なんか論点を摩り替えてやしないか?問題なのは卒業していないということではなく、卒業したと嘘を付いたことなんだけどな。単位を取って卒業すれば問題が解決するとでも思っているのかどうか俺には到底理解出来ないけど、3校行った大学の単位を集めて卒業したことにさせてくれだなんて子供が考えても分かるくらい単純で馬鹿げたことを言っているのには呆れ果てた。良くやっている缶コーヒーのシール集めて応募する懸賞があるが、違うメーカーのも合わせて枚数足りているから応募させてって言ってるのと同じだよ。

スポーツマンの爽やかさということを売り物にしてきたらしいが、これほど往生際の悪い失態を演じていたら爽やかさなんて消えちまうよな。まあ、テニス大会優勝!って記載されていたのも確かに学校は優勝したけど個人的にどうこうってことじゃなかったらしいし、これじゃあスポーツマンシップに反する行為、人格と言われても仕方がないね。潔く嘘付いて申し訳ありませんでしたって素直に謝って辞職し、次回に再挑戦した方が余程格好良いし評価されるんじゃないかな?

このまま居座っても嘘つきのレッテルが付いて廻るんだし熱狂的な支持者以外はソッポを向いてしまうのは明白であるということがどうして判らないのかな?どう考えても不思議なお人としか言い様がない。やっぱり○○ボンなのかなって真剣に思っちゃうな・・・

テレビに出て来る顔を見ているとどんどんむさ苦しさを感じてしまうのは俺だけだろうか?


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娘とデート - 2004年01月25日(日)

本当に久々に娘と二人で出掛けてきた。前夜はみなとみらいに行き、汽車道(遊歩道)からワールドポーターズ、コスモワールド(遊園地)、クイーンズイースト、ランドマークタワーと廻り、今日は元町〜山下公園〜大桟橋と廻って来た。

何故か昔から行くところ、行く店が決まっている。お決まりのコースを廻りながら気付かぬうちに成長した娘の姿を垣間見ることが出来た。そんな中で私は数回行ったことはあるが、娘は今回初めてという「大桟橋」は大いに気に入ったみたいであった。老朽化した大桟橋を建て替えたのだが、屋根というか屋上が丘のようにうねっており公園のようになっている。出来た当時は殆ど人はいなく静かであったが、雑誌等でも紹介されたのでかなり来場客も増えてしまったのが少し残念かな?

以前はなかったがOpen Cafeが出来ており、夏は潮風を感じながら生ビールでも飲みながら読書なんて最高だろうね!今日も天気が良く青空の下のんびりと海を眺めながらポップコーンを摘まみ、生ビールではなくカフェオレを飲んだが何もかも忘れてしまいそうな本当に清々しい時間を過すことが出来たし、まだ寒いかなと思ったけど不思議と寒さは感じない、寧ろ暖かさを感じるくらいの気候であった。




<大桟橋からみなとみらいを望む>

横浜に転勤で引っ越してきた15年ほど前はこの辺は赤レンガ倉庫を除いて殆ど建物はなかったが、横浜博を皮切りにどんどん開発され今もまた新たなる施設が造られている。2月1日には東横線が横浜高速鉄道と相互乗り入れをし、みなとみらいから元町中華街まで地下鉄で行けることになる。





<大桟橋からベイブリッチを望む>

ご存じベイブリッチ。中央部に吊下げられている展望台は以外とお勧めのスポットで、今日は時間がなくて行けませんでしたが、次回は是非とも行ってみようと思います。そこから眺める夕暮れ時の富士山は絶景です。





<大桟橋の屋上全景>

ご覧のように屋根というか屋上が丘のようにうねっており、殆どがウッドデッキ状で一部芝生が植え込まれています。野暮なことかもしれませんが、このウッドデッキには寿命があるはずで、メンテナンスはどうするのだろうかと人事ながら気になってしまいました。




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結婚式 - 2004年01月24日(土)

今日は義妹の結婚式であった。銀座のとある場所で行われたが式では神父さんの話しは型に嵌らず楽しく、聞いていて引き込まれる独特の雰囲気を持っていた。但し、一日に何組も式を挙げるのだから同じことを繰り返し言っているのだろうか?とか、毎日同じなのだろうかとか余計なことを考えてしまったが、只単にお決まりの言葉を発するのではなく内容や話し方によって印象に残るかどうかの分岐点にもなるのかな?

記念撮影の後に披露宴に移ったがやっぱりいました・・・。楽しそうに酔っ払っているオジサンが!義父はその方に捉まり散々飲まされていたのが心配であったが、何はともあれ楽しいひとときを過し無事終わることが出来た。思い起こせば私は10年前に横浜で船上結婚式を挙げたが、今でも船でやってよかったと思っているし、出席者も印象に残るという点では式場やホテルとは違う趣きがあるのではないだろうか。

でも、お祝いの席であると共に新たなる結び付きが生まれる日で、今日を境に親戚が増えるわけである。こういうことを考えると100年200年経ったら何処までの繋がりが出来ていくのだろうかと、途方もなく他愛のないことを考えてしまったが、この場限りでしか会わない方もいれば、この先ず〜っとお付き合いが続く方もいる。人生こうやって永遠に結び付きというものが続いていくのであろう。


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八王子のお店 - 2004年01月23日(金)

今日は午前中に武蔵境のお店の契約があり、その後に八王子で開業予定の方との初回の打合せがあった。自宅を利用し開業したいとのことで、設備や構造的に実際にそれが可能かどうか、また立地的に考えてどうかということも含めて近隣リサーチと共に打合せを行った。その中で奥様の同意をきちんと得られているかとか、商売の難しさなども話しながら打合せを進めていったが、高望みをしなければ何とかやっていける可能性は秘めているのではという判断をした。

立地的には完全な住宅街であるが、コンセプトさえしっかりと考えれば成り立たないことはないし、それと接客担当の奥様のキャラクターを上手く活かした雰囲気作りをすることによって面白いお店になるのではなかろうか?やはり大切なのは店の空気や居心地で、それを作るのが接客やおもてなしの心である。気取らず和める雰囲気を自然に作り出せる力と感覚を持っているのではと思った。


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創作活動 - 2004年01月22日(木)

今年はモノを考える時間を多めに取るようにスケジュールを組み立てるようにしている。その分外出する日は打合せを目一杯組むようにし、時間の有効化を図り創作時間を確保する。時間を掛ければ良いというのもでは決してないが、本当に納得出来るものを自信を持って提案するようにしている中でもう少しじっくりと考えたいという希望も持ち続けていた。より良いものよりレベルの高いものを考えるにはもっと時間が欲しかったし、そうすることによって更なる良い考えも浮かんでくるのではないかとも思っている。

何れにしてもクリエイティブな仕事をするのはしっかりとした創作活動が必要となってくる。9時5時のタイムスケジュールでは出来る仕事でもないし、いつ如何なる時でも良いものが浮かんでくるチャンスを秘めている。電車の中、何気なく町を歩いている時、食事をしている時、または布団の中でとかそういう時間も有効的に使うことによってより良いものが作れるように思うので、これまで以上に時間を使って良い仕事、店づくりをしていく心算である。


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かえって不便だよ!!! - 2004年01月21日(水)

東急・東横線と横浜高速鉄道の相互乗り入れに伴い地下化することになっている。丁度我が家の目の前を走っている電車が地下に潜ってくれるのは騒音の面に於いて大いに助かる。なにせベランダに出ると目の前に大きく立ちはだかるコンクリートの構造物!3階の高さと線路の高さがほぼ同じで、駅の近くだから減速し常に家の中を見られているような気がして落ち着かない。そういう面に於いて地下化することは本当に助かる。

しかし、大きな問題が出て来た!地下に入るということはホームも地下になり、最寄り駅の反町も横浜も同じで、これまでは駅前の歩道橋を渡っている時にホームが見えるので電車が来るという表示が見え間違いなくその電車に乗れたし、横浜での乗り換えも改札を出なくても済んでいたものが、反町駅は地下4階で横浜駅は地下5階がホームとなるので降りて登っての距離と時間だけで大きなロスとなる。これまでは反町駅の改札を入り横浜でJRのホームまで最短で3分もあれば乗り換え出来たものが10分近く掛かってしまうかもしれない。

駅と駅の距離は歩いても5〜6分ほどしかなく、これじゃあ今の線路を歩いた方が早く着くなんてことにもなりかねない。線路を遊歩道化する計画もあると聞くが、反町横浜間だけは絶対にしないだろうな。だって電車乗るよりも歩いた方が早いんだから・・・。道路を歩くと山越えと遠回りで15〜20分も掛かるが、トンネルを抜けるとそこは横浜駅の目の前・・・。

あ〜あ・・・そうなってくれないかな?


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飲食店における永遠の課題? <1/31 追記あり> - 2004年01月20日(火)

閉店時間を過ぎてもお客様がなかなか帰らない・・・

このような問題を抱えているお店は結構多いと思います。出来る限りご満足頂いた上でお帰りになって欲しいという思いはどの経営者や責任者も同じですが、ある意味まっとうと言える店側の都合や考え方もあるはず。その問題に付いてBBSに書き込みがあり、それをこちらで紹介したいと思います。

大なり小なりこういう問題は何処でも存在していると思いますので、ご覧の方でご意見やお考えがある方はBBSコーナーで続けて書き込み頂ければ幸いです。

■むずかしい / 給仕坊

閉店時間を過ぎた場合にお客様の気分を損ねることなく閉店を促す難しさの壁にぶつかっています。大概の場合、「お会計先によろしいですか」などとやれば悟って戴けるものなのですが、盛り上がっていると一向に気にせず延々と終わらないお客様もいらっしゃいます。

店の性質上接待のお席なども多いので食事は終わってもそこから大切なお話もあるであろうと閉店時間+1時間位目をつぶることもしばしばですが、昼は夜のセット、夜は片付けの後従業員の電車の時間等もあり際限なくとは行きません。そこで『申し訳ございませんが・・・』と言うのですがそれでも退店されない場合、少々時間を置いて繰り返し言わねばなりません。こうなるとお客様が気分を害することになってしまう場合が多いのです。
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■むずかしい 2 / 給仕坊

お客様の満足を第一に考えているつもりではありますが、満足=お客様の好き勝手ではないと思います。お店に営業時間がある以上仕方がないと、そういったお客様は「稀」なケースであるから気にする事ないと割り切って考えるより他にないのでしょうか。
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■難しい問題・・・ / pocchy

この問題については個々のお店によってまちまちですが、少なからず表面化している問題と言えます。気を遣って下さるお客様もいれば当然の如く居座る?も・・・

店としてはその後のことを考えると早くお帰り頂きたいと思うのは当然ですし、本来はしっかりと営業時間を決めてあり、それを承知の上でご来店頂いている訳ですので強制的とまではいかないまでもお帰り頂いても何ら問題はないはず。

しかし、気分を慨されるのではとかもう来なくなるのではとか営業上のことを考えて不安に思うのも当然です。要は店としてハッキリと言えるかどうか問題ではないでしょうか?きっちりと閉店時間に全てのお客様を帰らせる店もあるのですから強い意志をしっかりと持つことも大切かもしれませんね。
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■続・難しい問題・・・ / pocchy

そのまま放って置くのがお客様の満足に繋がるという図式も成り立ちますが、仰る通りそれは我が儘でもある訳で、それを許すことによって更なる我が儘が生じる可能性も秘めていると思います。

新規開業されるお店には最初が肝心だからと言ってラストオーダーや閉店時間の告知を徹底すると共に実行もして頂いております。こいうことは途中から変えるのは難しいことなので最初から徹底しております。

しかし、既に営業されているお店の場合は割り切ってハッキリとお客様に告げる方が良いのではないでしょうか?本来当たり前のことですし、それで気分を慨されて来なくなったとしたらそれまでの客と割り切っても良いのでは?
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■続々・難しい問題・・・ / pocchy

同じお客様には使えませんが、これからスタッフミーティングがあるからとか、ワックス掛けをするからと言って帰ってもらったこともありました。とにかく一度許してしまうとどんどんエスカレートするということはハッキリとしています。だから最初が肝心なのですが、中にはホントに居座る方も結構いますね。

ハッキリともう帰ってくれと言ってもハイハイと言いながら居座る人とか、わざと閉店間際に来る人とか確信犯的な人は強硬手段に訴えるのが一番かも・・・
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■今回は / 給仕坊

今回、ランチ2時の閉店時間をまあ法事の席だからという事も配慮して3時まで目を瞑りましたが(来店は12時で会食自体は2時前に終わっていた)話に夢中で一向に席を立つ気配が無い為まずバイトが1回そして私がさらにもう一回促してようやく帰って頂きました。その事が相当気に入らなかったらしく「親戚の手前で面子を潰された」「法事の席で時間を切られたのは初めてだ」などとその他にもいろいろ(細かい話は省きますが)クレームを頂戴しました。
本日その事についてミーティングをし、実際のうちが反省すべき落ち度、今後の対策などを話し合いましたが、こういったレアな前例を元に「羹に懲りて膾を吹く」のもどうかと考えております。
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■Re:今回は / pocchy

法事ということは事前に予約が入っての事と思いますが、12時からの会食であれば2時間とさせて頂きますとかの告知は出来なかったのでしょうか?しかし、法事だから何でも許されると思っている客側もどうかと思いますね。常識に欠けているのでは・・・。こういうことに限らず限りなく我が儘がエスカレートするパターンは絶対数は少ないながらもいろいろなところで耳に入って来ます。

客なら何でも許されるという風潮は決して良いこととは思いませんし、私自身は店と客は対等であるべきだという考え方です。客も店を選べるけど店も客を選べるということです。互いにそれぞれを思い、敬い、尊重しあう中での相互の関係が成立出来るようにするのが本来の商売の在り方であると思いますが・・・。
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以上がBBSでの内容ですが、こういう問題に限らずBBS上でこれは大事!という内容に関して日記で紹介したいと思います。またBBS上でどんどんご意見なども頂ければと思います。


<2004/01/31 追記>

その後の書き込みを追記いたしました。

■食べる立場から / 光弘

読ませて頂いて食べるほうの立場から。
僕はきちんとお断りするほうがいいと思っています。よくあるのが常連ぶって無理を言う方。
こういう方に合わせている店は僕は基本的に嫌いです。またそういうお店にいいところはないことが多いです。基本的にお店と、お客はある意味対等な関係を維持してお互いに良い意味の割り切りを持って接することが大事と考えております。
もちろん、僕も行きつけのところで無理を聞いていただくこともありますが、無理を聞いていただいたときはより気を使います。大半のお客はそういう気持ちを持っているのですから、あまり無理ばかりいうお客は無視して良いのでは。
なお、昔色々と教えていただいた酒屋さんに聞いたことがありますが、居酒屋が失敗するのは、お客と一緒に酒を飲み始めるということをする主人がやっているところだということでした。理由は、閉店時間がきちんとしなくなる。そのため体の調子を崩す。店の維持が出来なくなる。皆このパターンだよということでした。
従業員の方の健康がお店の健康に繋がると僕は思っております。
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■店側の姿勢 / pocchy

光弘様 書き込みありがとうございます。

客としての常識も必要ですが、店として何を優先順にとして考えるということにもなるのでしょうかね?お客様もいろいろなタイプの方がいる訳で、お客様へのサービスという定義で一つの括りとしては考えられないですし、時には店としての姿勢や考え方を優先しなければならないこともあるはず。

ここで店側が悩むのは例えば「禁煙」と一緒で客側からの要望として大きな比重を占めているけれども踏み切れない。それは営業ベースで考えた場合、売り上げやその他の影響を考えてのことだと思います。今回の問題に於いても帰らせたいけどこれで縁が切れてしまうかもということも脳裏をかすめるのも事実ではないでしょうか?

店としてそれを解決するにはやはり強い信念を持って対応するということなのでしょうかね?でも、常連客ほど我が儘なタイプが多いですね・・・。でも、それは本物の常連とは言えないと思います。常連ぶっている世間知らずの人・・・かな?
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■食べる立場から続き / 光弘

>今回の問題に於いても帰らせたいけど
>これで縁が切れてしまうかもということ
>も脳裏をかすめるのも事実ではないで
>しょうか?
他にお客様がいる場合ですと、わがままを言っているお客に無理して対応している場合、そこに次に行くかな?、多分行かないと思います。
そういうのは見ているとつらいですから。
せっかく美味しい食事、飲むことも含めましてに行って、多分つらいものを見ちゃうわけですよね。これが意外に見えちゃうんですよ、そういうのって。まあ、ある意味初めての店でもずうずうしいためだと思うのですが。

>店としてそれを解決するにはやはり
>強い信念を持って対応するということ
>なのでしょうかね?
僕は、お店として基本方針を決めてそれをぶれさせないことだと思います。
もちろん、時と場合によることを基本方針にしてはいけないと思いますが。
ある方にはこれ、この方には別の対応というのも、こちらからは意外に見えるんですよ。
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■上の続き(長すぎて) / 光弘

>でも、常連客ほど我が儘なタイプが多い
>ですね・・・。
>でも、それは本物の常連とは言えないと
>思います。常連ぶっている世間知らずの
>人・・・かな?
勘違いしている常連サンなのではないでしょうか。もしくはそういう振舞いをしたいのかな。
いますよね、いつものという方、僕は大嫌い。
(過激な表現ですみません、この方が分りやすいと思うので)
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■ジレンマ / pocchy

確かに見苦しい光景を見たら次回はもう来たくないと思うのは当然の心理でしょう。仕事柄、店側客側双方の心理を考えてしまうのですが、不快感を感じているであろう客と目の前の居座っている客の両方を表現が悪いですが天秤に掛けることなります。そう考えるとどちらも大切なお客様。

ここでどうしても迷いが生じてきます。客側の心理からすれば答えは明白だけれども店側の思惑や葛藤がそこに働くことになり墓穴を掘ってしまうことも多々あります。その辺が飲食店経営の難しさや乗り越え難い壁として日々目の前に立ちはだかって来ます。

割り切り、決断、勇気・・・そして試練。これを克服できた店が厳しい時代に生き残っていけるのだと思います。
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■我が儘・・・ / pocchy

何処のお店でも見掛ける光景ですが、横柄な態度や振る舞い、無理な注文をすることによって自分は常連だということを廻りに訴え掛けている人。あとは芸能人やタレント紛いの人。何故か声が大きく自分の存在を誇示しているのが見え見えで、薀蓄や能書きをたれているが結構間違っていることを言っていることが多い。

以前、そういう人から店に来たあとに取材させてくれって依頼が来たけど嫌な客だったのでお断りしましたが、目先のことに捉われず強い信念に基づいていける勇気が必要なのでは?

客として無理を聞いて貰うにしても、申し訳ないけどという気持ちと姿勢があれば店側もそれなりに考えるでしょうが、明らかに当然の如く言ってくる客には閉口しますね。
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■面白い話 / pocchy

タレントの藤村俊二という方が自ら経営しているお店であったことをテレビで話していたが、踏ん反り返って通行の邪魔になっている客がいたらしい。そこに行って「貴方様はそんなにもお偉い方なのですか?」って聞いたらすぐに戻したとのこと。

まあ、彼だから言えたことであって一般の店でホールスタッフがこれを言ったら怒られちゃうかな?でも、踏ん反り返って通行の邪魔になっているお客様には椅子を引いて貰うようには指導していますけどね。

でも、一度でいいからオヒョイさんみたいにそういう風に言ってみたい気もするな。スカッとするだろうね、きっと!
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これじゃあ借り手は付かないよ! - 2004年01月19日(月)

とある不動産物件に於いて吃驚したこと・・・

築35年の古いマンションの1階のテナント物件。最寄の駅からは徒歩12分ほどで、商店街からは外れたどちらかというと住宅地を控えたロードサイドという立地条件。14坪強で家賃が23万円も立地を考えてもいい値段だが、契約更新毎に保証金が20%償却される。5回更新すれば最終的に保証金は戻って来ないのと一緒で、その分と更新手数料を家賃に計上すると約2万プラスされることになるから実質家賃は25万弱となる。坪当たり17000円にもなるが、そこまでの物件とは到底思えない。

おまけに雨漏りはしているし、造作物も残っているにも関わらず撤退時はスケルトン(躯体のみの何もない状態に)しろとの事。和菓子屋さんだったらしく純和風の良い雰囲気は残っているのだが、傷みも激しくかなり手直しをしないと使えないところもあり、いろいろな面に於いて問題ありかなと思われる物件である。かれこれ3年近くも借り手が付かないとのことらしいが、この状態でこの条件ではこの先何年経っても同じじゃないのかな?

大家さんもその辺のことをもう少し考え方を改めたらどうなんだろう?久々に訳のわからない物件を見させてもらった。


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最悪・・・腰痛悪化 - 2004年01月18日(日)

全然良くならない・・・寧ろ悪化していると言っていいだろう。年末に痛めた腰が最悪の状態だ。寒いと余計に痛みが増し座っているのがきつい。図面描きやオフィスワークの時は頻繁に立ち上がって背伸びをしたり時には横になって少し休んだりと調整できるが、打合せの時はそうはいかないから大変だ。何度も会っている方とかだったら事情を説明して立ちあがったり出来るが、そうでない場合は本当にきつくて辛くて無意識のうちに顔が歪む。

やっぱり医者に行かなきゃ治らないのかな?これまでも何度となく腰痛の再発はあったが2週間ほどで自然に痛みは引いていたので今度も大丈夫とタカを括っていたけどそうはいかないらしい。でも、医者に行った所ですぐに良くはならないし、暫くはこの苦しみからは逃れられないのかな?




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武蔵境のお店 - 2004年01月17日(土)

今日は武蔵野市の武蔵境で開業予定の方と物件下見と共に初めての打合せをした。物件を見る前に今回の計画の概要と意気込みなどをこちらかの質問を交えてお聞きし、その後今回検討しているという物件を見に行った。

駅から3分ほどであろうか、静かな商店街の一角にある割と大きなビルの1階のテナントで、3軒の区画がある中の真ん中の物件である。両サイドは夜のみの営業の串焼き屋とフレンチレストランで、フレンチの方はランチタイムではあったがかなりの客が入っていたし、殆どが女性客であり良い感じの雰囲気を持った方が多かった。ターゲットとしてはバッティングするかもしれないが、そういう良い客を掴んでいるお店が隣にあるというのはむしろ良いことと言える。

立地的には決して良いとは言えない場所でもしっかりとした商売をすれば必ず客は来る。それの見本とも言えるお店があるというのは大きなメリットである。だからといって安泰な訳ではなく、そういうお店に来る人は目も舌も肥えているから本当にしっかりとした商いをしなければ受け入れてはくれない。今回のお客様はその点に於いては約5時間に亘って打合せをした中で感じる限りではしっかりと商売や経営に対して捉えられているという印象を受けたので大丈夫ではないかと思う。

売り上げ予測や開業計画書もしっかりと見極め出来ており、接客の仕事をしていた方なので私が常に重要視している部分に於いてもご理解頂けるだろうし、実践して下さるのではないだろうかと思った。不動産業者さんへ幾つかの質疑事項を出し、それの返答を踏まえて最終結論を出すようになるであろう。


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セールという名の在庫処分 - 2004年01月16日(金)

あちらこちらでバーゲンセールを行っている。消費者からすれば安く買えるというメリットがあるのだけれども、中には良いものを安くという商品もあるだろうが見る限りどう見ても在庫処分品としか思えない代物も多い。売る側からすればセールという名を借りて在庫を処分できるのだからおいしい商売と言える。これも商売の手法としては決して悪いこととは言えないし、それを求める消費者がいてビジネスとして成り立っているのだから文句も言えない。

しかし、通常の品物を買いたいけどセール期間中は限られた売り場の中を在庫処分品販売コーナーが幅を利かし商品構成が変わってしまう。欲しい物が倉庫に追いやられ、いらないものが山のように積み上げられている光景は納得いかない。俺はこんなもん欲しくないんだよと心の中で叫んだところでその商品が倉庫からこんにちわってやってくるはずもない。

今の時期に限らず商売としておいしいセールはやたら名目を付けて頻繁に行われている。がためにただ安いだけの訳のわからないものを必要としない者からすればやっかいな悪しき商環境と言わざるを得ない。巷ではそれ以上に頻繁にセールを行い通常の販売日っていつなの?と思われる物販店も結構見かけるが、セールでしか集客できないような店はいずれ破綻を期すことであろう。

それともう一つ驚かされるのは、そういう際に並べられている商品を見て誰がこんなセンスのないものを商品化しようとしたのか理解に苦しむ物が多いということ。商品化ということはある程度しっかりと販売会議なり何らかの稟議を経てルートに乗るのだからそういうものが売れると思う決裁者の責任も大なのかな?


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吉祥寺のお店 - 2004年01月15日(木)

今度吉祥寺で開業される方との今年初めての打合せを行った。物件が出て来たとの事であるが設備的なことや諸条件等に於いて詳しく調べなければ何とも言えないので来週早々に視察することにした。ショップコンセプトも前回よりは具体的に出て来たし、これまでの蕎麦屋の常識を覆すような感じの店になるかもしれない。しかし、邪道な店という訳ではない。基本的な部分はしっかりと本筋を貫きながらも「こういうスタイルもあるんだ」というようなコンセプトになると思う。デザイン的にもこれまでポッチーランドとして手掛けてきたものとは明らかに異なる全く異質のものになるであろう。

課題や問題も多々あるがそれは何処も同じこと。クライアントのバイタリティや商売に対しての思い、私自身の拘りや思いを共感し合い一緒に立ちはだかるその壁を越えられるべく努力をして面白い存在の店にしていきたいな。


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なんだかなぁ〜・・・ - 2004年01月14日(水)

ここ数日賑わしているニュースがある。今年も全国で成人式が行われたが、あちらこちらでまたまた訳の分からない輩が騒ぎ立てていた。どうしてそういうことをするのか到底理解出来ないし、奴らの思考回路を覗いて見たいがひょっとして中身は何もなかったりして。ホントは肝っ玉の小さな奴らかもしれないね。一人では何も出来ないから大勢で何かをやらかしているのだろうけど、そういうことでしか自己主張が出来ないというのは寂しいね。

大人という定義自体があやふやなもので、要はそれぞれが自己責任に於いて己を管理し行動出来るようになるということなのかな?勿論全ての若人がそういう輩とは言えないし、中高校生でも本当にしっかりとした人格や考え方をしている子も多いし、騒ぎ立てているのは数から言えばほんの僅かな割合であるに違いない。しかし、どうしても目立ってしまうから全てが悪いように見られてしまうというのも事実であろう。

何処かの市長が告訴をするということにまで発展しているが、遠慮せずどんどん告訴でも何でもやればいい!そして本当の意味での反省を促し、改心しない限りはこれから先この厳しい世の中を生きていけないであろう。仕事に就いてもすぐに辞めてしまったり、何をやっても長続きしない中途半端な人間になってしまう可能性が大である。

思い起こしてみると自分たちの時はこういう騒ぎはなかったと思うが、一体何がそうさせてしまったのだろうか?本当に寂しい出来事である・・・


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三軒茶屋のお店 - 2004年01月13日(火)

元住吉のお店の詳細設計と平行しながら三軒茶屋のお店の概算の積算をしている。建築本体工事の見積りが出て来たのに併せて内装や厨房の予算組みをしなければならない。建築の方が少々オーバーしているとの事だが、内装も何となくそうなるような気がしている。最終的にはまだまだ時間があるのであくまで概算での算出として実行予算に合わせながら設計を進めていくことになるであろう。

レイアウトもゾーニングの段階でショップコンセプトもまだ漠然としているので詳細が決まっていない中での数字の拾い出しは結構難しいのもがある。厨房や空調、給排気は拾い出しが出来るが内装に関してはこれまでの経験値からの算出となりそうである。

今週中にはまとめ上げて打合せをしなければならないので少しペースを上げていこう!


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気晴らしを兼ねて完全休業日 - 2004年01月12日(月)

昨日まとまらなかった元住吉のお店の詳細設計をやろうかと思ったが、まだ頭の中がすっきりとしていないので所用もあったので完全休業日とした。休日としては珍しく朝早く起きた。それは先日の日記にも書いたが、以前勤務していた会社の先輩が「東京湾一周マラソン」というイベントで横浜まで来るということだったので久々に会いたくなりチェックポイントであるみなとみらいまで行って来た。みなとみらいまでは家からすぐなので自転車で行こうとも思ったが寒そうだったので電車にしたが、外に出てみると風もなく割りと暖かい感じであった。

約束した時間に行ってみると丁度チェックポイントである日本丸の前に着いたところであった。3日目の今朝は朝6時半に横須賀をスタートして最終的には東京・四谷まで走るとの事で、数分であったが記念写真を撮ったり久々の再会を楽しんだ。その方は5人のグループだったが、廻りを見ると2人とか4人とか様々なグループが思い思いのペースで走ることを楽しんでいるようだった。

その後、部屋の模様替えのためにインテリアショップを数軒回ったが、中々イメージしているものは見当たらず決めるまでには至らなかった。去年までは休日であっても半日仕事があったり、仕事のことを考えてしまったりと完全休業とはならないことが多く、どうしてもホントに休んだという気がしなかった。今年はその辺のメリハリをハッキリと付けようと思うし、部屋の中も「公」と「私」の区分をしっかりと付けられるようにレイアウトを変えている。

昨年に比べたら幾分セーブしながらより密度の濃い仕事を、より良い状況の中でやっていきたいと思う。


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まとまらない・・・ - 2004年01月11日(日)

先日から元住吉のお店の詳細設計に入っているが、中々最終的なイメージが沸いて来なくて困っている。20日頃から着工したいと思っていたがこれでは少し遅れてしまいそうである。厨房区画はそのままとか店内も制約のある中でつくり上げていくのでどうしても現状のものを残さざるを得ない。そうすると現状をベースにしてどこまで変えていけるかということになってくる。

現状はかなりの「和」である。従って当然ながらそれをベースとしてデザインを考えなければならないし、今回のテーマはやっぱり「和」なのだけれども自分の中でしっくりと来ないのが行き詰っている要因でもあると思う。しかし、そんなことを言ってはいられない!木曜日の打合せまでにはしっかりとまとめなければならないからそんなに余裕はない。集中!集中!ってな感じでのめり込んでも良いものが出て来ない時はホントに出て来ないものである。

少し気晴らしにと思い買い物がてら出掛けてみたが、結局は気晴らしは出来たものの残念ながら良い考えは浮かんで来なかった・・・


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再会 - 2004年01月10日(土)

今晩、昨年末に引き続き南青山のお店で旧友との食事会があった。最近2ヶ月置き位でほぼ同じメンバー数人が集まっていたのだが、今回は予定では15名のところ来れなくなった人もいて11名での会で、中には小学校以来30年振りの再会という人もいた。
顔は覚えているけど名前が出て来なかったり、小声であの人誰だっけ?なんて会話が聞こえてくる中、昔話に花を咲かせながら約5時間に渡って楽しいひとときを過ごす事が出来たが、これからは定期的にこういう集まりを継続出来たらいいなと思いながらも昨年のプライベートの時間が殆どとれなかった日々を顧みていた。

中央のビッグテーブルを占領していたので他のお客様に迷惑がかかったのではないかと心配であったが、次回からは人数が多い時は小さなお店で貸し切りなどの対策も考えなければならないであろう。その方が廻りに気兼ねなく騒げる?かもしれないしね・・・

それぞれ進んだ道や生き方は違えどこういう場面になると不思議と一体感が生まれ
ていい空気が流れ、心が洗われる素敵な時間を共有することが出来るのはなんとも言い難いいいものである。


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危機管理の問題? - 2004年01月09日(金)

某国のBSE問題で被害を被っている外食チェーンがあるが、主力商品というかそれしかないメニューの販売が出来なる可能性があるとのこと。他のチェーンのように定食やアラカルト的なものがあれば対応できると思うが、単品のみでここまできた企業にとっては大打撃であろう。しかし、BSEに関しては数年前に大きな問題となり当時は国内の範囲であったが、当然ながら他でも起こり得るものとして何らかの対策を考慮していなかったのだろうか?

単品メニューで、しかも仕入れ先がその某国のみという状況下に於いてはさもありなんと言わざるを得ないのか?企業経営に於いて怖いのは売上先や仕入れ先が単一の場合、先方に何らかの問題が発生したら自ずと振りかかって来ることは明白であり、自ら自分の首を絞めてしまうことにも繋がる。だからそれらを3割程度に押さえる工夫なり努力を行うのが普通である。

創業以来の危機であるとインタビューに答えていたが、こういうことは危機管理として想定出来たことではないだろうか?単品のみの経営が決して悪いとは思わないし、むしろそれのみでここまで来たことは素晴らしいこと。だがニュースを見ていて何となくお粗末に思えたのは私だけであろうか?

それなりにメニューを工夫して対応策を考えているみたいだけど、280円だから行っていたものが食材が変わり全く違うメニューになり400円、450円になったら客足が遠退くのは明白であろう。他の国の牛肉では味がダメとのことらしいが、他にもコストの問題や流通経路の問題などもあるのだろうか、某国に拘り続ける限りはその問題の解決はないであろう。

小規模でやっているのならまだしも飲食業界においてはこれだけの大企業ともなればそう簡単にコンセプトを変えるのは難しくなるのだから、日頃からの危機管理意識や問題発生時の企業経営のあり方を考えていく必要があったのではなかろうか?

例えがどうかと思うが、蕎麦屋に入ってラーメンしかなかったらどうなるだろうか・・・?


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面白いお店 - 2004年01月08日(木)

夕方からの横浜蕎麦商業組合での打合せを終え、久々に関内・弁天通のお店に行こうと思い伊勢佐木町商店街を通り関内駅の近くまで来た時ふと目に入ったお店があった。

それはちょいと小洒落たStand Barであった。これまで関内にはそういうお店はなかったので珍しいなと思い店内を覗いていると若い男性スタッフが飛んで来てニコニコしながら「どうぞ」と声を掛けてきた。他のお店に行こうと思っていたので躊躇したがスタッフの笑顔に誘われてちょっと入ってみることにした。

15メートルほどあるであろう長いカウンターの中頃の焼酎の甕が並んでいる前に陣取ってまずは生ビールとおでんを数品オーダーした。間口は一間強しかないが奥に入って広がり、総面積で30坪近くあるのだろうか?こういう業態には珍しい非常に大きなお店であった。カウンターの他に6〜7人対応の半円形のテーブルが2卓と樽をテーブル代わりにしたものが2卓、壁面を向いたカウンターが一つと、どうだろうかMAXで4〜50人ほど入れるのだろうか?まあピークでもそんなに入ることはまずないだろうけど、時間と共に結構客が入ってきている。女性客の比重も多く、帰り際には女性一人の客も入ってきたりと客層としても幅広く取り入れている。

所謂立ち飲み屋であるが、こういうつくりをすることによってより幅広く多くの客層を拾える事になる。これはポッチーランドの店づくりとも共通していることだが、ある意味常識を破ることによって新たなる道が開けてくるということが言える。立ち飲みイコールオヤジの店という図式が一般的であるが、それを覆すことによってこの業態の活性化にも繋がるのではと思った。

何より感心したのはこのお店のスタッフの対応である。厨房2名とホール3名の計5人で廻していて、皆20代と思われるが元気に満ち溢れ笑顔を絶やさずお客に気軽に話し掛け、店の活気を作り上げているということである。メニュー構成も工夫しているし、隣接している酒屋で買ったワインや日本酒を500円の持ち込み料で飲めるということらしいので今度は美味しそうなものがあったら是非そうしてみたいとも思う。

こういう業態だから単価も安く店の雰囲気も良いからまた来たいと思わせるだけのものを持っている。ただ気になったのは単価が安い分、これだけの規模のお店を収支上上手くやっていけるのだろうかということである。場所を考えれば坪1万ということはないし30坪位だから40万強位の家賃で夜のみの営業だけで廻していけるのだろうか?創意工夫をいろいろしているみたいだから生き残っていって欲しいお店である。


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嬉しい便り - 2004年01月07日(水)

今晩、最初に勤務した会社の先輩からメールが届いた。日記を見たとの事で継続していることや内容に関してお褒めの言葉を頂いた。部署が違ったので直接一緒に仕事をする機会は少なかったが、OB会で会ったり年賀状のやり取りをしていた。

今度の連休に東京湾一周を東京・四谷まで180キロ近くを三日間かけて走るイベントに参加するとの事。一日60キロというと結構大変だと思うけど、走ることによって得られるものも多いのではないだろうか?一緒に走る多くの人との「和」や「思いやり」もそうだろうし、辛さを克服する精神力や体力づくりも日々の鍛錬がなければ出来ないはず。正しく継続である。いきなりさあ走ろうと思ってもできることではないし、日々の鍛錬があればこそ出来ることでもあると思う。

その方は毎月200名近くの方に便りを出しているとの事。しかもそれを10年間も続けているとの事。単純計算でも24000通にも上る数を継続して出していたことになる。そういうことはその場では成果となり得ないが、継続することによっていつの日か大きな花が咲くことに繋がるということも書かれてありました。

何事もコツコツ一歩一歩と継続させることが大事ですね!


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腰痛再発・・・? - 2004年01月06日(火)

年明けからどうも腰が痛い・・・。たぶん年末の大掃除の際にレイアウトを変える為に家具を移動した際に痛めたのかもしれない。元々腰痛の持病があるので普段から気をつけてはいるが、辛いのが打合せの際に長時間同じ姿勢で座っている時である。特にソファだと深く沈むと身体が直角以下に曲がるので腰にものすごい負担が掛かることになり我慢できない位に辛くなることもある。

かれこれ10年ほど前は最悪であった。確か1ヵ月くらい会社を休んだ記憶がある。整体や整形外科に通いながら徐々に痛みを和らげてその後会社に復帰したが、立っているのがやっとで本当に辛い思いをした経験があるからなんとか早く痛みが治まって欲しいと思う。

もうあんな痛みはこりごりです・・・


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仕事始め〜初詣 - 2004年01月05日(月)

いよいよ今日から今年一年の仕事が始まった。

今年一年、どんな人と出会えるであろうか?
今年一年、どんなお店をつくれるだろうか?

う〜ん・・・本当に楽しみである。

<初詣>

恒例の初詣は12年続いている鎌倉の鶴岡八幡宮へ出掛けてきた。5日ということもあり空いているのかと思いきや、仕事始めなので会社や部署単位でお参りに来ている方が多く結構賑わっていた。本殿周辺の改修工事の為に11月までは写真の階段の下に仮の賽銭箱が置かれ、そこでお参りしていたのだが漸く完成し年末から本殿でのお参りが可能になった。

お札やお守りを授与(購入とは言わないらしい)されおみくじを引いてみると末吉であった。今年一年を占う意味で大切な1枚であり、仕事に取り組む姿勢も違ってくるものである。内容的にはしっかりと足元を見つめ直し、原点に帰ることによって道が開けるというものだが、初心に戻って「素」の状態で仕事をしていくことが肝要であるということ。

6年間に心の何処かで「慣れ」が出てしまっているところも多々あると自覚しているし、改めて開業時の原点に戻ることによって新たなる道も開けてくるものと思う。先日に日記にも書いたけど今年は「挑戦」というテーマも掲げている。なんでもかんでも手を出すという意味ではなく、ステップアップという意味での挑戦である。










<初蕎麦>

鎌倉で食べてこようと思ったけど入りたいお店は何処も行列・・・。仕方なく横浜まで戻ってきて結局は事務所の近くのお店で「天ぷらそば」を食べた。これが今年の初蕎麦であった。本当は何処か手掛けたお店でと思ったが、かえって何処にしようか迷ってしまうので近所で済ませてしまった。

今年一年、何食の蕎麦を食べることになるのであろうか・・・?


<初仕事>

今年最初の打合せは施工業者さんとのものであった。体制が変わるのでその相談ということの内容であったが、これまで通りの対応が出来るのであればこちらとしては構わないし、更なる良い仕事をして欲しいというお願いをした。この方とは既に20数軒も一緒に仕事をしているので、ポッチーランドのデザインや拘りを熟知していてくれているので非常に安心してお願いできるところでもある。

本格的には明日からの業務となるが、より一層の努力を惜しまず精進していきますので、どうか今年もポッチーランドを何卒よろしくお願い申し上げます。




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健康管理 - 2004年01月04日(日)

今年は健康管理について真剣に考えていく心算でいる。時間が不規則な生活だから当然乍食生活も乱れてしまい、ストレスから暴飲暴食?という最悪の事態にまで陥ってしまう。血圧も全然下がらないし万が一のことがあっては大変だから、しっかりと考えて自己管理をしていこうと思う。

血圧も結局はストレスと睡眠不足からきているらしい。しっかりと睡眠をとった朝は割りと下がっているし、出来る限り早めに就眠出来るスタイルを確立したい。

それと休肝日をしっかりと設けたい!殆ど毎日飲んでいたけど酒量は減っているから大丈夫という訳ではなく、誘惑に負けずしっかりと休ませる日を設けるようにしたい。

これを読んで無理だよ!って思っている人も多いかと思うけどちゃんと実行しますよ。



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今年の正月はのんびりと・・・ - 2004年01月03日(土)

今年の正月は久々にのんびりと過している。でも、こんなにのんびり出来るのは何年振りであろうか?帰省もしなかったので家でみかんを食べながらテレビを見て、天気も良いのでその辺を散歩したりと仕事を忘れて過させてもらっている。例年初詣も混雑している三が日を避けているので仕事始めの5日に鎌倉まで行こうと思っているので、それまでは出掛けてもせいぜい近所のお店に買い物に行くくらいだね。

今年は出来る限り週一回は休日を取ろうと思う。お店のオープンとかともなれば休むことは出来ないが、プライベートの時間をもう少し欲しいかな。連休が取れればふらりと旅行にでも行ってみたいし、精神的に余裕を持たせた中での仕事をしていきたいと思う。プランやデザインなど物事を考える時間も沢山取りたいし、昨年以上に密度の濃い仕事をしていくにはそうするしかない。

とにかく精神的に余裕がないと本当に良い仕事は出来ないから出来る限りそうしたいと思う。




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挑戦! - 2004年01月02日(金)

今年は早いもので7年目のスタート。

これまで出来なかったこと、やってなかったことなどにチャレンジしてみたいと思う。例えば蕎麦店以外の異業種に関しても手掛けてみたいという気になってきたし、違った形でのプロデュース業務にもチャレンジしたい。但しあくまでもメインとしては蕎麦店を中心に考えていく心算だし、その基本姿勢は変えようとは思わないけど、スケジュール的に余裕のある時や新たなる知識や経験を積む為に考えてみたい。

業務形態は昨年前半で変えようと思っけど初心に帰る意味で元に戻した。それはたぶん余程これだという人材に巡り合わなければ継続していくことになるであろう。現状の中で更なる進化や挑戦をしてみたい。

今、ここで公表出来ないことであるが考えていることもある。それはある意味大きな視野で考えたら絶対に必要なことだし、それを実現することによって業界全体の発展や活性化にも繋がるのではないかと思っている。

新たなる挑戦!
どれだけのことが成し得るか現時点ではわからないが出来る限り前向きにチャレンジしていきたい。




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永久なる思い・・・福々由々 - 2004年01月01日(木)

「福々由々」
昨年に引き続いて今年も年賀状にはこの言葉を書いた。

誰もが皆、幸せになるようにという思いを込めた造語であるが、昨年だけに限らず永久なる思いとして使うことにした。昨年一年間、誰もが頑張ったことと思うけど目標に達しなかったり、納得行くレベルではなかったりした方も多いと思うが、その頑張りを今年はもう少し上を目指してもう一度チャレンジしてみたらどうだろうか。

皆一生懸命に生きている。しかし、どうしても差がついてしまったり違う結果になってしまうのは大きな違いがあるのではないはず。ほんの些細なほんの小さな違いがそういう結果を招いてしまっているのではないかといつも思っている。だから出来ないのではなく、方法や今一歩踏み出せるかなどの違いだけのはず。

だから頑張りましょう!昨年不本意だった人は今年こそはの意気込みを忘れず頑張ってみましょう!初めから結果を求めるのではなく、どれだけ努力したか頑張れたかの後から出てくるものが結果であると思う。

ポッチーランドで手掛けたお店も既に30数軒になりました。何処のお店も皆頑張っています。歴史や立地の良さなどに胡坐をかいているお店とは異なる努力を重ねて頑張っています。殆どのお店は年を重ねるごとに業績も伸びてきているしレベルアップもしている。昨年オープンしたお店は今年が本当の勝負の年です。

辛いことも大変なことも日々沢山出てくることでしょう。でも、そんなことは当たり前のことです。お客様の「美味しかったよ」「ありがとう」という言葉をどれだけ多く耳にすることが出来るか。それがきっとそういう嫌な気分を吹き飛ばしてくれるだろうし、年末になって「今年は頑張ったね!」ってみんなで言えるようになりましょうね。

さあ、新たなる一年が始まりました・・・
今年はどれだけ喜びを感じることが出来るか・・・
今年はどれだけ充実した一年を送ることが出来るか・・・

それはどれだけ頑張ることが出来たかによって違ってきます!

「福々由々」・・・

今年も忘れずに・・・




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