罪と罰 - 2003年06月30日(月) 罪を犯したら罰を受ける。 これは世の中の常識である。 人間と言うのもは本来学習能力を持っている動物である。 よって一度犯した罪は繰り返してはならないのは道理である。 しかし、世の中ではいろいろな過ちが繰り返し起こっていることは事実であり、反省という名の学習が行われていない結果とも言える。犯罪者が絶えないのは一体何故なのだろうか?罰が軽すぎるのが原因か?真の反省していないのが原因か?人それぞれ人間性や置かれている状況も育ってきた環境も異なるから一概には答えは出せないだろうが、この厳しい世の中を生き抜いていくには必要不可欠な「心」の問題でもあると思う。 - 10年か・・・早いものだね! - 2003年06月29日(日) BBSにも書いたが、鎌倉の鶴岡八幡宮へ参拝に行きだしてから丸10年を迎えた。年末年始の各一回を含めると計140回を数えることになるから、ここまで続けている人ってそんなにいるとは思えないから凄いのかもしれないね。それのご利益があったのかどうか、お蔭様で仕事は順調にいっている。毎日大変だけども忙しく働かせていただいていることに感謝しているし、廻りで協力して下さっている多くの方々にも同様の思いを持っている。 いろいろな出会いや別れがある中で、これも天からの授かり物と思うことによって捉え方も違ってくる。これから先の展望もきちんと考えていかなければならないであろうし、現状での問題点だって疎かには出来ないから常に危機管理をしっかりと捉えなければならない。 神頼みが全てではないが、助けて頂いているというのも事実であるから今後も参拝を継続していきたいと思う。次は20周年に向けてかな?でも、10年後の自分はどうなっているのだろうか?取り巻く環境もどう変化しているのだろうか? それは神のみぞ知り得ることかもしれない・・・ - ゆっくりと食事がしたい・・・ - 2003年06月28日(土) このところ落ち着いて食事をしていないかもしれない。常に時間に追われている状態の中で食事自体を抜くことも多いし、簡単に済ませることもしばしば。酒だって飲んでいることは飲んでいるが、せいぜい晩酌程度で旨い酒をじっくりと味わうことなど殆どない。 あ〜・・・板わさ、焼きみそ摘まんで旨い酒を飲みたいな!大好きな昼酒だってこのところ全然出来ないしね。 ふ〜・・・いろいろ悩みもあって気分的に沈んでいるしね。なんか、パ〜っと楽しく酒飲みたいな! ほ〜・・・なかなかいいじゃん!この店は!ってとこでゆっくりと過ごしてみたいな。 いつになるのかな?こんなことが出来るのは・・・? - 目黒のお店 - 2003年06月27日(金) 今日は目黒のお店の物件をリサーチに行って来た。現調した限りでは設備上の問題はなく、立地的にも良い商売が出来るのではと思える場所なのでクライアントには進めていくようにアドバイスをした。当初考えていた商業集積地ではなく住宅地ということがネックになっているみたいだが、考えている業態であればむしろこういう場所の方が良いと言える。 打合せの際にラフで幾つかの案を提案した中で、自分としては一番難しいレイアウトにチャレンジして欲しいという願望があるが、クライアントにとっては判断に迷うであろう。ただ、今日出て来た言葉の中にこれを受け入れられるのではないかと判断できたヒントもあり、正式なプレゼンまでにもう少し煮詰めて更に良いレイアウトにまとめてみたいと思う。 - 禁煙について・・・ - 2003年06月26日(木) BBSにも書き込みがありましたが、時代の流れとして公共の場が「禁煙」の方向へとシフトしていることは事実として、店にとっても悩める難しい判断を迫られているというのも事実です。店としては禁煙の方向へ持っていきたいのは山々ですが、禁煙家、愛煙家どちらもお客様であり、店の置かれている状況や業態などによっても判断が難しくなります。 最初から禁煙にしているところは問題ありませんが、後からそうするのには勇気がいります。永い目で見れば禁煙の方向性で問題はないと思いますが、現時点でのリスクを考えた場合に経営者のそれを克服できるだけの力量とか意識がなければ正直難しいでしょう。途中から変更する場合は当然ながら客が減るということもあり、それが一時的なことで済んだにせよ精神的に負担を強いられることもあり得ますから、それが悪い方向へ出てしまった場合は店全体に影響も出てきます。 また、時代の流れとは言え「愛煙家」からすれば嫌だったら来るなという理屈も成り立ちますし、どちらを優先するかは経営者の判断ということになりますが、踏み切れない理由としてどちらをとっても一方を失うことのリスクを考えて悩んでいるはずです。店によってはいろいろな事情でそういうリスクを背負う訳にはいかないところもあるし、仕方なしに続けているということも言えます。 いずれにしてもこの問題はまだまだ時間がかかっての解決となるはずですが、全ての飲食店が喫煙になるというのはタバコがなくならない限り難しいと言えるでしょう。客が店を選ぶと共に店も客を選べるということです。 因みに私は以前は一晩に2箱吸っていましたが、今は綺麗さっぱりやめています。だからどちらの気持も充分に理解しています。 - 良い意味での「視点の違い」 - 2003年06月25日(水) 今日はスタッフと共にとあるお店へリサーチに行って来たが、同じように見ていて良い意味で捉え方の違いがあることに気が付いた。男女の違いというべきなのか、男性から見れば許容範囲でも女性から見れば全く逆の答えになってくる。これは今日の出来事に限らず、いろいろなことに付いても同じようなことが言えるのかもしれない。 これまで一人でやってきた中で、全ての判断が高い確立で正しかったとは思っているが100%とは言い難いし、男女の二人の視点で別角度から1つのものを捉えた上で摺り合せをすることによってこれまで以上の判断力が養えるかもしれない。同じレベルで同じ価値観の中で一つの物事を見極めてプランニングすることによるメリットは計り知れないものになるし、ポッチーランドの業務内容が更にレベルアップさせられると思う。 いろいろなことにまで踏み込んで仕事をしている中で、どうしてもこの先はちょっとと言えるものもあるし、彼女の加入はそれを改善させる為の良い手段でもあると思う。年齢に合わない感覚や感性の持ち主が多い中で、しっかりと年を重ねて来た証でもあるのかな? - 体重減少中! - 2003年06月24日(火) ここ数ヶ月で体重が5キロ程減少した。顔は毎日見ているので自分では判らないが、ウエストはかなり絞り込まれた。昨日も2ヶ月振りに会った方に「痩せたね」と言われてしまったが、どこか悪いのかなとちょっと心配になったりもしたが、睡眠不足と疲労以外はこれといって自覚症状もないし、食欲もあるから大丈夫だとは思う。 1日1食しか食べられない日も結構あったり、超ハードな環境と睡眠不足が続けばこれくらい減るよね。ウエストが細くなった分スタイルも良くなったんではなかろうか?まあ、念のために来月になったら健康診断を受けに医者に行こうと思うし、それでなんでもなければそれに越したことはないしね。 幸いなことに以前に比べてストレスを感じなくなったり、溜まらなくなったのが良い精神状態を維持させているし、血圧もだいぶ下がってきているからあとはもう少し睡眠時間がとれれば良いんだけどね。 - それはちょっと違うんじゃないのかな? - 2003年06月23日(月) とあるところから以前書いた日記帳の削除を求めてきた。かなり厳しいことを書いた記憶があるのだが、それにはきちんとした理由があり、敢えてそのまま事実を書いた。3回続けてミスが重なり、それに対して激怒したのだが人間だから過ちはある。しかし、その後のフォローでそれを打ち消すことは簡単に出来るのだが、それが何も感じなかったから書いた経緯がある。 でも、それは過去との事として捉えているし、それを挽回するために4度目のチャレンジを申し出てきたはず。しかし、そのチャレンジの結果が出る前に削除を求めてくるというのは大人の常識として見識を疑う。それは違うんじゃないですか?と言いたい。本当にそうして欲しいのなら、今回の結果が出て名誉を挽回してから申し出て来るべきではないのはなかろうか?そこできちんとした筋を通してくるのなら考える余地はあるが、正直言ってがっかりしました。物事の順序が違いますね。その指示をした方もこれを見ているはずだから敢えて言います。 「仕事の本質って違うんじゃないですか?」 - 久々の完全休業日 - 2003年06月22日(日) 丸一日完全に仕事から頭を切り離して休養を取らせて貰った。昼過ぎまでのんびりと家で過ごし、それからみなとみらいまで出掛けて買い物したりメシ食ったりしながら夕方まで楽しんだ。女性がストレス発散で買い物をするというのを聞いたことがあるが男だって同じである。行きつけのお店で決して高いものではないが、結構いろんなものを買い物をしてそれで満足しているのだからストレス発散としては安いもんである。 新しいバッグも欲しかったが、これだ!というものが見つからず断念した。使っていないバッグがゴロゴロ転がっているが気に入ったものが見つかるとついつい買ってしまうのである。でも、高級ブランドには全く興味がないから高が知れているし、これくらいは勘弁してもらいたいね。 でも、今他にも欲しいものがある・・・。出先でメールチェックやWEBアクセス、資料作成などで使っているモバイル用端末に新製品が出たのである。今使っているものが不満な訳ではないのでそのまま使っていくことでもいいのだが、見たら欲しくなっちゃうんだよね、こういうのって!これまでもこの類のものは3年位で10台程買い換えて使っている。今回のものは上手く使いこなせば重たいPCを持ち歩かなくてもこれで殆どのことは十分だという代物で今使っているものよりも数段良い物であり、かつ値段は半分ほどであるからこれは買いかな?なんて思っていて、とある人にそのことを言ったら「絶対ダメ!」と言われてしまった。 う〜ん・・・ダメって言われると余計に買いたくなっちゃうんだよね。迷ってしまって結局買わなかったけど、多分明日買いに行くであろう! - 疲れたけど楽しく、嬉しかったね! - 2003年06月21日(土) 今晩、浦和のお店に様子を見に行って来た。週末ということもあり混雑が予想されていたのとスタッフの件で今後のことを打合せし、全体の様子を見るつもりだったが、結局ホールの仕事をせざるを得ない状況化に置かれてしまった。そんな中でかなりのパニック状態であったが、心配していたスタッフの動きがこれまでよりも少しであるが良くなっていることに気付いた。しかし、まだまだ任せられるレベルではなく、とても安心してみていることなどは出来ないが、騙し騙し?なんとか覚えていって貰うしかないのかな?という結論に達した。 お客様の入りも今日は上々で、蕎麦がなくなり帰られた方や満席で帰られた方等などかなりのロスがあったが、その辺はこれから仕込みや席の誘導を上手くやっていけばもう少しは良くなるはずだし、まあ週末はこれくらい繁盛して貰えれば嬉しいね。極力手を出さないようにはしたかったが、誘導、オーダー、配膳、下げ膳、ドリンクサービスとレジ以外の仕事は殆どやってしまった。 一段落付いて客として席に座り、そこでの感想や指摘事項を閉店後にミーティングしていたら東海道線は最終電車ギリギリであった。 - 取材依頼続出状態 - 2003年06月20日(金) このところいろいろな媒体から手掛けたお店に対しての取材依頼が相次いでいる。本当に嬉しい限りであるが、商売の本質を見失うことがなければ良いなと懸念している不安な部分もある。まあ、これまで手掛けてきたお店はそんなことで自分自身を見失うことはないだろうが、マスコミに登場したことによって客層なり売上が変わったという店があるのも事実であり、その状況をを錯覚してしまえば間違った方向へ歩むことにもなってしまう怖さもある。 媒体を選ぶと共に店によって取材内容をきちんとチェックし、それによって受ける受けないを決める場合もある。なんでも良いから取材を受けるというのではなく、店によってこの内容で受けたらまずいというものをあり、その見極めはこちらサイドで指示する場合も多い。マスコミは上手く使えば大きな宣伝効果があるが、一歩間違えば自分の店の穴を全国に一瞬の間に知らしめることにもなりかねない怖さも持ち合わせている。 - 産みの苦しみ・・・ - 2003年06月19日(木) 何かにチャレンジし成功を納めようとする場合、必ず通らなければならないとてつもなく大きく立ちはだかる壁がこれである。新規開業、リニュアールに限らず同じであり、それ以外のことにも沢山当てはまる壁である。夢や希望を持って飛び込んだとしてもその世界で成功を収めることは並大抵の努力では成し得ない。どんどん大きな障害が目の前に現われては消え、また違った形で現われてくることになり永遠に抜けきることは出来ない。 それをきちんと理解した上でスタートしても目の前に現われなければその実像が見えないから現実味がない。しかし、それが目の前に突然現れることによって現実が見えてきて投げ出す人もいる。一度投げ出せばその先へはもう進むことは出来ないであろう。一つ一つ乗り越えて頑張ろうとしなければ夢や希望を叶えることなど出来はしない。それらは大きさも違うし、乗り越えるための術も違うのだから時にはじっくりと時間を掛けてゆっくりと進んでいっても良いと思う。決して無理をしてはならない。何事も最終到達点に届くまでは本当に永く険しい道が続いているのだから、焦らずすぐに結果を求めたりしてはならないのである。 - 浦和のお店・最高の笑顔 - 2003年06月18日(水) オープニングの立ち合いは今日で終わる。良く頑張りましたねという労いの気持ちと、これから先どうなっていくのだろう?という幾分の不安の気持ちが入り混じるのがこの立ち合い最終日でもある。今回は夜のホールスタッフの問題がこれからどう対処していけば良いのか、まだまだ考えなければならないことが沢山あるが、明るい展望も沢山ある。 最後にご夫妻とビールで乾杯したのだが、いろいろな話しをした中で女将さんがご主人に優しく笑顔で語り掛けたことに対してご主人も笑顔で返す。その表情や語り口がなんとも言えない良いものであった。お二人の笑顔はこれまでも幾度となく見てきたが、今日の笑顔は今までで一番良いものであったことは事実である。まだまだ始まったばかりで、これからの苦労の方が多いのだが店を開業するという一つの仕事をやり遂げた達成感と安堵感がその素晴らしい笑顔をつくったのではないかと私は思う。 こういう光景に遭遇出来る喜びはこの仕事をした人間でなければわからないであろうが、ある意味全ての苦労を吹き飛ばすだけの力を持った至福の瞬間でもある。 - 浦和のお店・オープン2日目 - 2003年06月17日(火) 今日は昨日に比べ昼夜共に客数は減った。夜はもう少し来るかなと思ったが、殆ど宣伝らしいものはしていないし、まあ仕方がないのかな?でも、それ幸いしたというか、夜のホールスタッフの力量の問題でつまずいてしまっているので丁度良かったかもしれない。何度も何度も復習しながら指導してみたが箸にも棒にも掛からない状態である。 女将さんが出れない以上、残されたスタッフに頑張ってもらうしかないのだが、正直なところ厳しいと言わざるを得ないかもしれない。頑張ろうとする意識が全然ないという訳ではないのだがあるようにも思えない。どう判断すれば良いんだろうか迷っているのは事実である。仕方がないと割り切るか?思い切って決断を下すのかという判断は全体のことも踏まえて考えなければならない。 最終的には店にとって何が必要で、何を優先して考えなければならないのかを熟慮したうえの結論にすべきであるのだからそう簡単には出せないであろう。どこも人材の問題は大なり小なり抱えている中で思考錯誤を繰り返していきながら成長していくというのも事実である。 - 浦和のお店・オープン初日 - 2003年06月16日(月) 浦和のお店が本日無事オープン出来た。何軒手掛けてもこのおーぷにんぐというものは独特の緊張感がある。クライアントにとってはこれからの人生の全てを賭けた新たなる旅立ちの日でもある。そういう場面に自分自身も一緒に居れる喜びと緊張感がこの仕事を続けていける大切な要素でもある。新スタッフもオープニングに立ち合うのは今回が初めてであり、これから一緒に仕事をしていく上での大切な門出でもあった。 それぞれのいろいろな思いや感情が入り混じった中でオープンを迎え、開店と同時に一気にお客様が入って来られたが、ご主人は多少のぎこちなさは目に付くものの想像以上にテキパキと仕事をこなしていたという印象を受けた。ホールの方はどうしてもセッティングが慣れるまでは少し時間が掛かってしまいそうであるが、昼に関してはそれ以外では大きな問題も見当たらなかった。 しかし、夜は大変であった・・・。やはりこういう仕事は向き不向きというものもあり、目指す方向性に付いて来れない者も出て来ることになる。町場の普通のおそば屋さんであれば問題なく働けるであろうが、そういうお店とは大きく一線を画してあるスタイルでは正直なところ難しいと言わざるを得ない。その辺の課題をホールスタッフがどう克服出来るか?これがお店の存続にも関わってくるだけに大きな問題とも言えよう。 - 慣れと緊張感の狭間で・・・ - 2003年06月15日(日) オープニングも30軒近くにまでなると次第に慣れてくるからなのか、緊張の度合いが段々変わって来ていることに気付く。全然緊張していない訳ではないけど、昔ほどのそれは感じなくなって来ていることは良いことなのか?はたまた逆を意味するのか? 只、オープニングというものは独特の雰囲気を持っているからいい加減な気持では携わることなど出来ない。緊張感が薄れてきた半面、いろいろなことに目が行くようになったのも事実で、多少なりとも成長したのかな?なんて勝手に良い方に解釈したりもしているが、良い意味で私自身が気持に余裕を持つことによってクライアントに対してのアドバイスもより深いものになって来ているとも思う。 人間は日々成長しなければならないし、学習能力のない人間はどうしても好きになれないから店に対してもどんどん上のものを要求していくことにもなる中で、きちんと結果を残しているところは本当に頑張っていると思うが、そうでないところはまだまだ何かが足りないということも言える。即ち良くしようという意識の問題ということである。 「緊張感」がなくなりそれが「慣れ」に変わらないようには気を付けていかなければならないが、自分の指示や提案次第で店の行く末も変わって来るということだけは忘れずにいたい。 - 浦和のお店・シミュレーション最終日 - 2003年06月14日(土) 今日は夜のみのご招待で二日間やってきた昼のオペレーションとは大きく異なるものを実践形式でトレーニングした。パントリーのセっティング、伝票、オーダーの通し方やチェック、殆どのことに於いて昼とは大きく異なることをきちんと理解してもらいながら一気に指導していかなければならないのは結構大変で重労働でもある。 全てを今日1日で覚えてもらおうなんて思っちゃいないが、覚えようとする意識だけはしっかりと持ち合わせていてもらいたいな。それがなければ「暖簾に腕押し」状態でこういうことをやっている意味もなくなることになる。年齢的なものなどでどうしてもそれぞれの力量に差が出てきてしまうが、店全体として捉えた中での判断をしていかなければなるまい。 - いろいろな方々から・・・ - 2003年06月13日(金) 最近いろいろな方からメールを頂くことが多くなった。これから開業されたい方、手掛けたお店を食べ歩いての感想や批評を聞かせて下さる方、この日記をご覧になっての感想や励ましの内容の方等など、本当にいろいろな方々にご覧になって頂き嬉しい思いでいっぱいです。コツコツと2年間続けてきて、ポッチーランドの考え方や姿勢などを表現してきましたが、開業しようとする方以外にも大勢の方々が興味を感じて頂けることは続けてきた甲斐がありました。 勿論、今後もポッチーランドが存続する限り続けていくつもりですし、更に多くの方々にご覧頂き共感して頂ける内容にしていきたいと思っております。また、BBSも一時期は内輪ネタで不評を買いましたので、書き込み内容には充分に注意をし、あくまでもポッチーランドのオフィシャルサイトのBBSとしてのものにしていくつもりでおります。ここ数日の書き込みも本来考えていたものになっており、恥ずかしくない内容になってきたと思いますので、ご覧頂いている方々にはいろいろな形でのご参加を期待しております。 - 浦和のお店・シミュレーション初日 - 2003年06月12日(木) 今日から実践形式のトレーニングがスタートした。これまでも数回知り合いの方などをお招きして試食会をしていたらしいが、より実践的な本番と同じスタイルでのトレーニングは即結果が分かるし、これまでにない緊張感も生まれていたことと思う。幾つかの問題点が出るのは当たり前のことで、即修正すべきもの、出来れば修正すべきもの、まあいいだろうの3段階に分けて捉えるて優先順位をつけることによって無駄な時間も省ける。 ホールスタッフも初日にしてはまあまあきちんと出来たし、そんなに難しいことをして貰う訳ではないから要は如何に早く覚えて実践出来るかだから、落ち着いて確実にやっていけば簡単に出来るはず。最初から難しく複雑なオペレーションは組まないし、出来るレベルからコツコツと上げていった方がいいと思うしね。 - 初仕事! - 2003年06月11日(水) 今日は浦和のお店のホールスタッフを集めて基本マニュアルを説明し、ロープレとオペレーションのトレーニングを行った。シフト上まだ全てが埋まっている訳ではなく、このままでは穴が空いてしまい兼ねない状況下ではあるが、現有戦力で乗り切るしかない。 何故か今日はマニュアルの説明もテンポが良く、自分なりに上手くいったのではないかと思ったが、短時間で全てのことを伝えるというのは非常に難しいというのは毎度のことでもある。今回から少し内容も変えているのだが、何れもっと充実させたものにはしていきたいと思っている。 今回のトレーニングから新スタッフも同行し、これまで数回の打合せには参加していたが実践での指導は今日が初めてでもあった。「やってみようか?」と聞くと肯いたので練習を兼ねてセッティングやロープレを指示しさせ、実践しながらその場その場での対応の仕方を説明していたが、私が想像していたよりも上手には出来ていた。但し、今日が初めてだからという条件付きでの評価であり、半年経った状態でこれでは困ってしまうということは後からスタッフには伝えた。 常に課題を与えたりレベルの高いものを要求するとそれに向って努力するというタイプだから上手く引っ張っていくことによって大きな戦力になると思い仕事を協力してもらうことにしたのである。ホールの仕事が出来る人間は山ほどいるがその人が指導まで出来るかというと決してそうではない。現場作業と指導は似ているようで全く別の次元のことでもある。だからまだまだ発展途上ではあるが、それを出来る人に巡り合えたことはポッチーランドにとってありがたいことであった。 彼女の参加で私がしていたことを引継ぎ、今度は私が一歩引いた目で全体を捉えることが出来るようになることは大きな収穫でもある。今後は2段構えの体制でプロデュース業務を更に充実させていくつもりである。 - ちょっとひと安心 - 2003年06月10日(火) 昨日は腰痛が悪化しもう駄目かと正直なところ思った。入院?手術?本当にここまで考えたくらい辛く痛く大変な状態であった。前日は久し振りに10時半という普段はまだまだこれから仕事がテンコ盛りという時間に就眠し、朝までゆっくりと眠ることが出来たせいか腰痛が納まっていた。若干の違和感はあったものの前日の苦しみは一体何処に?というくらい驚いてしまった。 睡眠不足・・・これは確実に身体を蝕んでいることは確かであり、今朝もたっぷりと眠れたので血圧もほぼ正常値まで下がっていたし、何より目覚めが本当に良かった。どうしても夜中に何度も目が覚め寝た気がしない日々が続いていたが、昨晩はそれが全くなかったから朝までたっぷりを休養と睡眠をとることが出来た。 ただ、毎日こんな時間に寝れるほど暇じゃないし、とてもじゃないが仕事をこなしていくことなど出来ない現状は、多少の無理は承知の上で騙し騙しやっていくしかないのかもしれない。 - 業務内容に関して - 2003年06月09日(月) 今、いろいろと考えていることが沢山ある。ポッチーランドとしての業務内容をもう少し吟味し再考する必要性に迫られている。最終的に出来上がる店の全体的なクオリティをもっとレベルアップしていきたいという考えと、もっと掘り下げた中でのプロデュースというものを充実させていきたいと思っている。 オープン後の店の状況は様々で売り上げや内容的なものに結構差が出ている点に於いて、時には集中的に指導に入り早期の改善を実行出来る方法がとれないものかとか、定期的な巡回チェックというものも正式な業務の一貫として加えられないものなのか?月一回でもいいから、例えば朝の準備の段階から営業終了後のミーティングまでスタッフが付きチェックをし、その後に日を改めてクライアントとじっくりと対策を考えたり、1週間くらい常駐させ集中指導をするとかということである。 これが実行出来るまでにはまだまだ内部的な課題は山積みされているが、出来ることからやっていこうと思っている。無理だよ!と思えば全てそうなってしまうが、何か出来ることは?小さなことでもいいいから何か出来ないか?この発想から一歩一歩始めてみたいと思う。 - 久々の酒屋さん - 2003年06月08日(日) 今日は浦和のお店のご主人と一緒にとある酒屋さんに行って来た。ポッチーランドのプロデュース業務を支えて下さっている大切なブレーンであり、本当に信頼してお任せ出来るところでもある。また面白いアイテムが増えていたが、蔵元を一軒一軒開拓しこれと思ったモノしか売らないというこだわりの中でのお勧めは一級品ばかりである。 今度力を入れて伸ばそうと思っているお店が何軒かあるが、酒のラインナップと売り方を変えていこうと考えている。その相談までしてこようと思ったが次の予定もあり今回は断念した。そのお店は頑張ってはいるのだが、今一つ伸び悩んでいる状況で、当然ながら酒を変えただけでは売上が上がるはずもないが、全体的に再プロデュースをしようという一貫の中での一アイテムということである。 酒を売るにはノウハウが必要でそれをより理解して頂かないと、折角良いものを揃えても結果には結びつかない。それもきちんと指導していきたいし、協力して頂くつもりでもある。 - ご理解頂き感謝申し上げます - 2003年06月07日(土) 今日は朝から極度に緊張していた・・・。昼過ぎからとあるお店へ行くことになっていたのだが、ポッチーランドにとって今後を大きく左右するであろう重要なるお願いをしに行くということに対して自分自身の中でそう感じていたのであった。今度スタッフとして考えている方をきちんとしたカタチで迎え入れるにあたり、現在働いているお店へ行き正式に了承を得ることを目的としてお邪魔した。 ご主人に何故その人を迎え入れようとしているのか、ポッチーランドに必要なのかをお話しし快く了承して頂くことが出来た。但しお店のシフトに穴を開けることになるので暫しの猶予期間を取ることをこちらから提案し、時間を掛けながら移行出来るようにしていく心算である。BBSにも書いたがまた一歩前進出来たのではないかと思うが、これで全てが片付いた訳ではなくまだまだ課題が山積み状態であることには変わりはない。 スタッフにも伝えてあるが私自身もすぐに結果など求めないし、長期的視野に基づいて互いに納得出来る体制に持っていければと考えている。正直なところかなりの時間を要することは明白であるが、時間を掛けてもこの計画を軌道に乗せていきたいと思うし、私が本当に求めていた人材と偶然に巡り会えたことと、相手もそれを望んでいたということは単なる偶然ではないのかもしれない。これは本当に必然的な出会いであったのかもしれない。 私が望んでいる仕事は誰にでも出来る内容ではない。興味本意では決して長続きしないし、それを任せられる人材は今後出て来ないであろうと半ば諦めてもいたのだが、何よりもこのスタッフと出会えるきっかけを作って下さったお店のご主人には本当に感謝申し上げます。あたたかいお気遣い本当にありがとうございました。スタッフ共々このご恩は決して忘れることなく頑張っていきたいと思います。 - 超強行日程 - 2003年06月06日(金) 今日は朝から久々のとんでもないくらいの強行日程であった。というよりまだその途中である。6時に起床していくつかの用件をメールやファックスで流し、午後からの打合せ用の資料を作成してから銀行に行き幾つか振り込みをして浦和のお店へ向う。残工事のチェックとディスプレイ備品の取り付け等の指示をしながらメニュー等の打合せをしていたら昼を迎え、蕎麦や肴を試食してから施工業者さんと一緒に埼玉・朝霞台のお店へ向かう。 大家さんの方で解体して頂いた現場をチェックし、中途半端な部分が幾つかあったので不動産業者さんを呼んで確認と調査を依頼してから近所のファミレスで施工業者さんから見積りの説明をし工事契約の締結に立ち合った。その後、現場に戻り一部を解体して着工とした。 それから大塚のお店まで行くのだが途中首都高で大渋滞にはまり、予定よりもかなり遅れての到着となったが、内装・電気・空調・給排気・給排水の各業者さんとの打合せを行った。幾つかの大きな問題点も発生し、それどう克服していくかが今後の課題となった。 この時点で予定していたスケジュールを1時間もオーバーし、6時予定の三鷹の打合せは7時からに変更して頂いた。今日はポッチーランドとの正式業務契約を結び9月のリニュアールオープンを目指すこととなった。打合せ後クライアントから会食のお誘いがあったが、もう1件打合せが残っているので後日に改めてということにして頂いた。折角のお誘い申し訳ございませんでした。 その後、四谷のお店へメニュー等の打合せで行ったのだが、久し振りであったのでラストオーダーの時間まで客としてリサーチをさせてもらった。ホール・厨房共に問題が結構あるのかな?という印象を受けたが、経営者自身がその辺の意識付けをどれほどしているのかがその後の会話の中で気になった。簡単な話しでは済みそうもないのでこの件に関しては後日改めて打合せをすることにし、メニューなどの確認を行い店を後にした。 外に出てからスタッフと明日の件での打合せを電話で行い、今帰りの電車の中でこの日記を打っている。事務所に戻って12時をちょっと廻ったくらいになるのかな?そのまま寝れれば良いがそうは問屋が卸さないってな感じで、来週着工の横浜・本郷台のお店の図面描きが山ほど溜まっているのである。 隣に座っている酔っ払いのサラリーマンが何度も何度も私にもたれかかって来るのだが不愉快極まりない。押し戻しても小突いても起きやしないよ。あ〜あ、たまにはこんな風に酔ってみたいな! - ゆとり・・・ - 2003年06月05日(木) 気持の中でゆとりを持つことは仕事をする上で大切なことであり、それの必要性が理解出来なければいい仕事なんて出来ない。ふとしたことで気持の整理がつき、精神面で大きな変化をもたらせたり、影響を及ぼして頂いた方には深く深く感謝致します。 少しづつ一歩一歩前へ進んでいくことが如何に大切か。のろまな亀のような歩みでもいいから確実に前進していきたい。 - スケジュール調整 - 2003年06月04日(水) どうなることやらと懸念していた今月中旬から7月末までのスケジュールが何とか調整出来そうである。しかし、どれか一つでも変更になってしまうともうどうしようもない状態に陥ってしまうことになり、そうならないことだけを祈るだけだが、全て相手があることだからこればかりはその時になってみないと分からない。 とにかくやることが多いからどうしても時間が足りなくなってしまうが、だからといって手抜きなどしたくない。現状でも8月初旬まで休める日は採れなかった。なんとか時間を調整して半日でも休息に当てられることが出来れば助かるのだが、そのしわ寄せも怖いけど健康を害することもまた怖い。結局はどちらも大切で一方だけを優先することも出来ないということになる。 今考えている体制づくりにはまだまだ時間が掛かるが、焦らずじっくりとやっていくしかないよね。身体を壊さない程度に・・・ - 甘いものが食いたい・・・ - 2003年06月03日(火) このところ無性に甘いものが食いたくなる。疲れているせいであろうが、和洋折衷で甘いものが大好きな私であるので、ついつい夜中にコンビニに行って買って来てしまう。それでは物足りず、仕舞いにゃ夢の中にまで出て来る始末である。 甘味喫茶でぜんざいとクリームあんみつ食って、締めにあんこたっぷりのたい焼きか今川焼き!カフェに行ったらチョコレートパフェ食って締めにイチゴショートにモンブラン!これを肴に酒呑めと言われたら一緒に呑めるし、一度でいいからこんな楽しみ方してみたい。 先日もスタッフから甘いもの禁止例が慣行されたが、こうなったら隠れて食うしかないね。身体には良くないのかもしれないけどこれくらいは許して欲しいな。さあ今日の晩メシはあんこたっぷりの「おはぎ」かな? - これからの道と感謝の気持・・・ - 2003年06月02日(月) 何かを始めようとする時、何の問題や障害がなくスタート出来ることなどない。必ず大きな壁が立ちはだかり試練や苦悩が目の前に現われることになる。しかし、それを飛び越えなければ先には進めないけれども、一気に進もうとすればいろんな弊害も生まれてくることになる。焦らずじっくりと、まづは出来ることから始めていけばいいことじゃないのかなと私は思う。 結果を即求めなければならないことに関しては難しいかもしれないが、永い目で捉えることが出来るものに関してはそれで良いと思う。同じ価値観、目的意識を共有することが大切なことであり、直に結果を求めることが重要なことではないのだから一つ一つの障害を乗り越え形にしていけば良いこと。 これはどんなことにも言える思うし、永い人生の中で悩み苦しむ時期というのは必ずあるということ。その場は苦しいけれども困難を克服することによってその先にあるであろう「夢」や「目標」が少しづつ見えて来るはず。だから焦っちゃいけないんだよ!亀のように少しづつでいいから1歩1歩確実に進んで行くことの方がいいんだよ! 今、私はここ数年来これほどピュアな気持ちになったことはないくらい心が晴れている。今度は私がそういう気持にさせてくれたことへの恩返しをする番である。何もかも失い掛けた時に支えになってくれた恩は一生忘れない。涙が止まらないほど嬉しかったし、感謝の言葉が見当たらないくらいありがたかった。 - 前橋のお店・オープン3日目 - 2003年06月01日(日) 今日は出だしに3名が来店されたあとは暫く閑古鳥が鳴いてしまったが、1時半過ぎから結構途切れずお客様が来られて良い感じであった。最終的な来店客数は思ったほど延びなかったけれども、評判はお世辞抜きに上々ではないかと思う。仕事も丁寧だし、お客様の方を向いている姿勢が感じられるから安定するまでには時間は掛かるかもしれないが、近隣に於ける店の位置付けとしてはかなり良い感じになるのではなかろうか。 平日はご夫婦ふたりで、週末は2人の息子さんが交代で手伝いに来るということらしく、家族仲良く一生懸命に頑張っていけば必ず評価される店になるであろう。楽しみながら背伸びをせずきちんとやっていけば結果は自然と見えて来るし、私も今回の店づくりはいろいろな面に於いて楽しくもあり有意義なものであったと思う。近所じゃないのが本当に残念である。 -
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