基本・・・ - 2002年04月30日(火) 何事も基本が出来ていて応用が生まれる。 それもどの程度の基本が出来ているかによってその後の展開も変わってくるものである。特にこれから何かを始めようとした時にそれに伴う技術なり知識の基本がある程度しっかりと身に付いていなければならない。 それを習得することは決して回り道にもならないし、貴重な時間となり得ることであると思う。また、その道を選択したことに対してもこれから先の事への意気込みも感じることが出来た。 - もっと頭使えよ! - 2002年04月29日(月) 夜に時間が取れたので昨日入れなかった赤レンガ倉庫に行ってみた。 入場制限もしてなくすんなりと入れたが、想像通りと言うかあ〜あやっぱりなという感じであった。こんな内装なら赤レンガじゃなくてもいいじゃん。そこいらにある安っぽいファッションビルや駅ビルなんかと何ら変わらないよ。 あれだけの歴史的建造物を使ってこの程度の商業施設じゃ仕様がないよな。いったい何考えてんだよ?大手の企画屋さんが入っているんだろうけどさあ、つくる事だけ考えてつくる意味を考えていないよ。「創る」と「造る」は違うんだよ。もっと頭使って考えなきゃ・・・。ばか高いフィー取ってんだからさ〜。 これならそのままの形で保存した方が良かったんじゃないかな。企画屋さんかデベロッパーかわからないが、個々の出店者やデザイン事務所に対してのコンセプトの説明が出来ていないのか、まとめる側に力がなかったのか、これほど期待を裏切る商業施設も珍しいね。 あ〜あ、金儲け主義の一部の頭でっかちの人間の為に素晴らしい歴史的建造物が崩れ陥ちてしまった感じである・・・。 - 混んでるよ・・・ - 2002年04月28日(日) 今日は1日休めた・・・。久々の完全休業日であった。 巷ではゴールデンウイークとやらで混雑している。9年間毎月続けている鎌倉・鶴岡八幡宮へのお参りに行き、行きつけの蕎麦屋でまた昼酒でもしようとしたら行列が出来ているので諦めて横浜まで戻って来た。 欲しいものがあったので買物でもしようと元町に行ってみたが、あ〜あやっぱり混んでいる・・・。お茶も出来ないよ。仕方がないので関内まで戻って来て漸くコーヒータイム。 夕方にみなとみらいの赤レンガ倉庫に行ってみた。先日オープンしたばかりで今横浜で一番の注目スポットである。でも、入れない・・・。入場制限なんかしていて並んでまで入りたくはないので外から眺めるだけにした。でも、こんな風にはして欲しくなかったな〜って感じがしてちょっとガッカリ。ビニールハウスを高級にしたような(凄い表現だが分かり易いと思って・・・)ものを無理やりくっつけて美観を損ねていたり、たぶん中もかなりいじっているんだろうな・・・って。 通常こういう商業施設の場合、設計は個々のテナントがそれぞれ依頼するからなかなか調和が取れない。でも、ここの場合は一括でデザインをしたほうが良かったんじゃないかな。この建物の良さや歴史などを十分に理解しているところがね。近所なので平日にでもちょっと話しの種に行ってみようとは思っているが・・・。 まあ、何処も混んでいた・・・。いったいどっこからこんなにやって来たんだろうという感じであった。 - 常識・非常識 - 2002年04月27日(土) お店の前で席が空くのを缶ビールを飲みながら騒いで待っている人達が数人いたとしたら、それを見た人にはどう映るのであろうか? 子供がすだれを引っ張っている・・・。あ〜あ、伸びてしまった。伸びたものは元には戻らないんだよな〜。親は何も注意をしない・・・なぜ? でも、こんな人達ばかりではない。ぐずった子供をあやす為にトイレに入ったり、外に出たりと食事が出て来るまでの間にそういう気遣いをしているお母さんもいた。逆にこちらが気を遣っちゃう。 ほぼ毎日来ているお客様が、満席で入れなかったお客様に「私たちは毎日来ているから」って快く席を譲ってくれた。 いろんな人がいる。全てが良い人ではなく、悪い人でもない。そういうバランスの中で成り立っているのだから、ある程度のことは目を瞑らなきゃならないのか・・・。難しいものであるが、どこかでの線引きも必要である。 その判断は経営者の考え方一つである。どのレベルのお店を目指すのか?どういう商売をしていきたいのか?それが明確になっていなければその日暮しの普通のお店になってしまう。普通のお店でもいいよ・・・という人とは仕事はしないのでこういう極端は話にはならないのだが・・・。 普通のお店が悪いと言っている訳ではないのだが、コンセプトのないお店は多くの競合店と同じパイの中にある客層を奪い合うことになる。しかし、きちんと考えられた店づくりをした場合はそうはならない。しっかりとしたデザインで店をつくるのも、オペレーションのトレーニングを何度もしたり、開店後も指導で入るのも皆そのパイには当てはまらない客層を狙う為に必要だからである。 だから、誰でもいいから来て下さい・・・ではなく、狙いを定めてそれを取り込む。ある意味計算された店づくりでもある。 - 蕎麦屋で昼酒・・・最高! - 2002年04月26日(金) 今日は昼から酒を呑んだ。 とは言っても仕事としてであるが、先月オープンしたお店のオペレーション等の状況をチェックするためのもので、誘導の仕方、オーダーの取り方、厨房との連携、作業時間、その他のお客様の雰囲気等の状態を調査した。 滞在時間をなるべく長くするためと、昼のホール担当のスタッフがお酒などのオペレーションをどの程度把握出来ているかなどを調べる意味もあり、ちょっと昼から一杯呑むことにした。以前掲示板にも昼酒の楽しさを書かれていた方がいたが、私も大好きなのである。ただ、すぐに真っ赤になってしまうためにあまりそういう機会は持たないのだが、やっぱりいいものである・・・。 純米酒のぬる燗と鴨ぬきで至福のひとときを過ごせた。特に鴨はいい素材を使っているので旨かったなあ・・・。ほろ酔い加減になりながらも仕事も忘れず、一通りの状況をチェックし、休憩時間にご主人に感想なり今後の対策などを話した。いろいろ課題が出てきたがそれを乗り越えていかないと売上も安定はしないし、その辺の対策も話しあった。 でも、昼酒って本当にいいもんだ。今度は仕事抜きで行こうかな・・・。 - 目指すもの - 2002年04月25日(木) 最近いろいろなことを考えてしまう・・・ 今のこと・・・ これからのこと・・・ 他にもいろいろと・・・ そんな時に好きな音楽を聞いたりすると気が紛れる。 心を癒してくれる曲、 勇気を与えてくれる曲、 楽しい気分にさせてくれる曲 音楽には聞いている人にそういう何かを与えることが出来る。 これは創り手の素晴らしさであると思うし、才能であるとも思う。 そんな中でふと考えるのがある。 自分がやっている店づくりはどうであろうか? 人々に何かを与えることが出来ているであろうか? ただ単に食事だけをする為だけの店などつくりたくはない。 そういう店づくりは巷の業者にやってもらえばいい・・・ 経営者の思いをきちんと伝えられているであろうか? 食べに来たお客様が何かを感じ取ってもらえているだろうか? レストランなどのエンターテーメント性の高い業種ではいろいろなことを感じさせることが出来ると思うが、私はそれを蕎麦屋で表現したいと思っている。 つくり手(経営者)の思いを伝え、食べ手(お客様)が何かを感じる店をつくって行きたい。その為には自分自身の心をもっとピュアな状態にしておかなければならない。 自分の思い描いている店づくりを実現させる為に・・・ - 続・厚木のお店 - 2002年04月24日(水) オープン2日目の今日は昼夜とも一気にお客様が来店という感じではなく、上手くばらついて作業工程の確認をしながら仕事が出来たので良かったのではないかと思った。 スタート時点でご主人が怪我をしてしまい開店時間を遅らせるというアクシデントに見舞われたが、その分落ち着いて仕事が出来たし厨房とホールの連携を上手く取れるようにもなって来ている。そういう部分の課題は改善されつつあるが、他の部分に関してはまだまだ時間がかかりそうな感じでもあり、暫くは目が離せない状況でもある。 - 厚木のお店 本日開店 - 2002年04月23日(火) 厚木・毛利台のお店がオープンした。 小規模のショッピングセンターの一角に位置しているのだが、そこに来店している方々が興味を持って見ていたらしく、宣伝等をしていないにも関わらず開店と同時に多くのお客様が来店した。途中で蕎麦が足りなくなりそうになり、ちょうど客足が途切れた時であったので追い打ちをしてもらい、予想以上のお客様が来られたが何とかこなすことが出来た。 夜の客数は昼の半分であったが、客単価が高い分売上的にもまあまあの数字であった。お酒と肴をつまみ、最後に蕎麦で締める・・・という蕎麦屋の楽しみ方が定着するまでには少し時間も掛かるであろうが、じっくりとお客様を育てていって欲しいと思う。 トレーニング中の大きなもたつきも少なくなり、オペレーション上は初日にしては合格点をあげられるのではないかという感じであった。但し、課題は山ほど抱えているには変わりはなく、今後どう対処していけるかが鍵となるであろう。 - 選択・・・決断・・・ - 2002年04月22日(月) 例えば、店の雰囲気にそぐわないお客様がいたとする。でも、頻繁に来店し売り上げにも貢献している。そこにいいお店という評判を聞きつけて初めて来店されたお客様がその場に遭遇したらどうなるか? あれ?と感じてしまうことだろう。ポッチーランドで手掛けているお店はいわゆる大衆店とは異なるコンセプトで、ある意味客層を絞り込んでいる。だから狙っていない層が当然ながら出てくる。客を選ぶなんて・・・と思われる方もいるであろうが、そうすることによって他とは競合しない客層を取り込むことが出来るのである。 逆に何でも来い!という店には行きたくない層がいるわけで、それをターゲットにしているのである。他のお客様の迷惑など顧みずにわいわい騒いでいるような方がいたとしたら、折角ゆっくりと美味しいものを食べて会話も楽しんで・・・という来店理由のお客様からすれば嫌な思いをすることになる訳で、この辺の選択というか決断を間違えると普通のお店になってしまうか一部の人しか寄り付かなくなってしまう店に成り下がってしまう。 どちらを選択するのか?店にそぐわない方だけで今後の経営を支えてくれるだろうか?店のコンセプトに賛同して来店する一人一人のお客様を大切にしていくのか? これはどこでも起こり得る問題である・・・ - 今日は穏やかに・・・ - 2002年04月21日(日) 今日も厚木のお店のシュミレーショントレーニングを行った。 ご招待したお客様が少なかったということもあろうが、割りと順調に進行して行ったと思う。1組当りの作業時間の平均値も初日が45分、昨日が20分、今日が17分と 段々に短縮してきたが、課題は山ほど抱えている・・・。 明後日にオープンするのだが、この課題に対して何処まで改善しながら仕事をこなしていくことが出来るかどうか。何処のお店も課題が全くない状態でのスタートなどあり得ないが、その中でも今後大きく問題視されそうな点に付いては、今日の段階で幾つか指摘し注意を促した。 立地的に一気にどっと押し寄せるということはあまり考えにくいので、まあ何とかなるのではと思っているのだが・・・。 - 桜木町のお店 - 2002年04月20日(土) 桜木町のお店の引渡しを夕方行った。 このお店はポッチーランドがこれまで手掛けてきたお店とは業態が異なる。ファーストフード感覚のコンセプトで、但し所謂「立ち喰いそば」とは異なり、蕎麦もそういうお店や町の蕎麦屋さんよりも高品質のものを提供するスタイルである。 価格帯は押さえ気味にして商品的には高品質、気軽でライトな感覚で女性が一人でも入って来れる店をコンセプトにしている。オープンは5月中旬の予定であるが、これからメニュー等の詳細の打ち合わせをしていく。 - トレーニング 其の二 - 2002年04月19日(金) 厚木のお店の実践トレーニングを行った。 昼夜共で40名程のお客様をお招きして通常メニューをこなしながらホールと厨房のシュミレーションを行うのだが、ある程度時間を指定してそれぞれにお越し頂く様にしていた。ところが仕込が間に合わず昼で1時間、夜で30分それぞれスタートする時間が遅れてしまい、その後にいらした方々と重なりほぼ万卓の状態でスタートした為に調理が遅れかなりお待たせしたり、また夜は席数以上の方をお招きしてしまった為に座るところもないし、オーダーは山のように入り、慣れない仕事にもうパニック状態・・・。 まあ、これが本番だったらとんでもないことになるのだが、ここでの経験を活かしてくれればこのシュミレーショントレーニングが有意義なものになるはずだ。オーナー自身もこんなに大変だとは思っていなかったという少々甘い部分もあったが、これで気を引き締めて頂ければいいと思う。 あと二日間残されているが、明日はどうなるのだろうか? - 厚木のお店 - 2002年04月18日(木) 本格的にトレーニングが始まった。 今日はホールオペレーションマニュアルの説明を時間をかけて行い、一つ一つの作業の意味や必要性、おもてなしとして接客、それぞれの大切さをまず理解して頂くことから入った。 明日からは3日間(金土日)昼夜共にお客様をお招きしての実践トレーニングを行うが、この間でどれだけ感覚を掴んでもらえるかどうか、ホールに限らず厨房内の作業に於いても同じで、ある程度の力量をこちらが判断したうえで最終的なメニューを決定する。 トレーニングを終えた22日(月)は最終チェックで、翌23日(火)のオープンを目指す。幾つかの気になることも現時点で感じているが、それもどの程度改善出来るかどういかもポイントとなるであろう。物理的なこと、技術面は何とか解決することは出来るが、意識的なこと精神面のことに於いては結構大変である。 まあ、どこもそういう問題を抱えながらのスタートであるが、経営者がどこまで真剣に取り組むことが出来るか。飲食業として、サービス業として一人一人のお客様に対しての姿勢が問われることになる。 - 経営者としての決断 - 2002年04月17日(水) とあるお店で働いているパートさんにやめて頂くことになった。 仕事振りを見ていて確かに一生懸命やっている姿は認めるが、結果として業務がきちんと出来ているかというと・・・である。正直言って店の雰囲気には合わないし、それとお客様から見たら、えっ?なに?・・・というレベルの仕事振りでは店にとって大きなマイナスとなってしまう。 お金を払って悪い宣伝をしていることと同じである。様子を見ながら育てていくというレベルではないということを経営者が理解し決断し、今回の処置となった。 大切なのは店にとってどういう影響を及ぼすことになるのかということを経営者がしっかりと理解しなければならない。ここの判断を間違えてしまうと大変なことになってしまうのだが、こういうことに反対意見を唱える方もいると思う。 でも、私自身はやめて頂くことに賛成した。 - いろいろな人がいるわけだから・・・ - 2002年04月16日(火) 世の中にはいろいろな人がいる・・・。それは当然のことだ。 でも、それらの全ての人に自分自身を合わせる必要など全くない。要は価値観の違う人と仕事をする必要はないのだということ。サラリーマンではないのだし、自分の責任において自分の判断で全てのことを決定出来るのだから、無理してまで相手に合わせることはしたくはない。 先日もそういう事を書いたのだが、打合せの中で以前ちょっと不快感を感じた方のことについての話題が出たので思い出してしまった。まあ、もう会う事はないのだろうから別にいいんだが、その人があちらこちらでどうのこうのと言っているらしい。 その人からの業務依頼は来ることはないだろうし、例え来たとしても受けるつもりなど全くない。いろいろ言いたきゃ好きに言えよって感じである。まあ、その人にとってはそれが嬉しくてたまらないんだろうけどね。 でも、そういう人って・・・生き甲斐ってなんなんだろう? - 高所恐怖症・・・ - 2002年04月15日(月) とある高層ホテルのBarでの打ち合わせがあったのだが、私は高いところがちょいと苦手である。遊園地の観覧車や渓谷にかかるつり橋、当然飛行機もロケットも・・・・。 昨年手掛けたお店の建前の時に屋根に登ったのだがそれすら怖かったのだ。まあ、打ち合わせには支障は無いがふと外を見ると・・・頭がクラクラしてしまう・・・。だからなるべく外は見ないようにはしていた。 でも、狭い土地を有効利用しようとするとどんどん高層化されるのは当然のことだし、技術的には2000メートル位の高さまではビル建築が可能であるというのをテレビで見たことがある。もし、本当に出来てその最上階で打ち合わせしましょうなんてなったら・・・。 ですから、次回はもう少し低いところでお願い致します。本当に怖かったもんで・・・。勝手言いましてごめんなさい・・・。 - 締め切りが・・・ - 2002年04月14日(日) 原稿の締め切りが迫っている・・・ ロゴタイプの提出の締め切りが迫っている・・・ 基本プランの提出の締め切りも迫っている・・・ かなり前からのメニュー作成依頼もそうである・・・ 他にも締め切りとは言わないが、いろんなものの期限が迫っている。一つ一つ片付けていけば何れは終わるのだが、仕事は次々と舞い込んで来る。このご時世に本当にうれしい限りである。 ただ、このところの体調不良や血圧の上昇は気になっている。無理が祟ってお客様に迷惑をお掛けすることは出来ないし、上手く体調をキープし仕事をこなしていかなければならない。 やはり信頼の置けるスタッフが傍に居てくれたらなあ・・・ - 決して頑固じゃない拘り - 2002年04月13日(土) いつもお酒を提供して頂いている酒屋さんへ今度開業するお店の方と一緒に行って来た。 また面白い日本酒や焼酎が入荷しておりその中から幾つかをピックアップし導入することにした。ご一緒した方も品揃えやご主人の姿勢にビックリした様子で、ポッチーランドの店づくりにおいてなくてはならない存在の人ということもお話した。 数百の取引先の蔵を自ら訪問し、蔵主や杜氏と話しをして味ももちろんだが、姿勢や考え方なども納得したところとしかお付き合いをしないという徹底振り。そういう中で選ばれた素晴らしい酒がお店に並んでいる。だから、どのお店も酒や焼酎の評判はすこぶるいい。 今日も本当にいいものを紹介して頂くことが出来た。 - あれ? - 2002年04月12日(金) 血圧がかなり上がってしまいちょっと横になっていた。 玉葱の外皮の煮汁を飲むと下がるということを聞いたことがあったので早速やってみたら・・・あれ?おかしいぞ・・・かえって上がってしまったのである。なんでだろう?作り方が間違ったのかなあ?でも、単純に煮るだけだしなあ・・・。体に会わないのかなあ・・・。 いつもは朝が高くて昼から夜にかけては下がっていたのに、今日は夜までずっと下がらなかった。明日、医者に行ってみよう・・・。 - だからお役所って困るんだよな・・・ - 2002年04月11日(木) 今、工事中のお店のオーナーが保健所へ申請書を提出に行って来た。 事前指導通りに工事を進めていたが、当時指導を担当した方が移動になるということで、違う方が出て来て図面を見てこれではダメですと改善を言ってきたらしい。それじゃあ、何のための事前指導なの?って思っちゃう。この手の話しは結構あるのだが、どうしてお役所の人間ってこうなんだろう?担当者によって判断が違っては変だろうが! 保健所に限らず、消防予防課、建築指導課・・・どこも皆一緒だ。お前らいい加減にしろよって言いたいよ。下手に逆らえば許可を出さないって言ってくるし、本当にお役所は大嫌いだ。だから極力行かないようににしている。まあ、中にはいい人もいっぱい居るんだけど、どうしてもイヤな思いが先にたっちゃうんだなあ。これじゃあいけないのかもしれないけど、でも見解が担当者によって違えば困ることがたくさん出てくるし、何とかして貰いたいとは思っている。 - 途中棄権? - 2002年04月10日(水) 月曜日からちょっと調子が悪かった・・・ 吐き気を感じ頭がクラクラしていた。今日は朝から最悪でそれらの症状が更に悪化しおなかの調子も悪くなりお客様との待ち合わせにも遅れてしまった。器を買いに行ったのだが、立っていられなくなりちょっと休ませてもらったりしていたのだが、もう無理だ・・・と思い、途中で帰らせてもらうことにした。 夕方からは以前手掛けたお店にオペレーションやお酒などの提供の仕方などを見てもらう為に一緒に行く予定にしていたが、お客様のみで行って頂くことにした。 朝から何も食べられず、夜も殆ど手を付けられなかった。風邪とかではなさそうだが疲れが溜まっていたのかもしれない・・・。だから今日は早く寝ようかな。 - 取材・・・そして・・・ - 2002年04月09日(火) 今日はN製粉の店舗紹介企画の取材に立ちあった。 対象は先月オープンした南蒲田のお店で旧店舗との対比という内容でデザイン的な面を紹介していく企画である。Pocchy Landの店づくりに興味を持って頂き、近所で手掛けたお店も見て頂くことにした。 その後お店でお別れしたのだが、ちょっと一杯・・・と思い席に着いたのだが、その席を離れたのは午前12時を廻っていた。ご主人がつって来たという真鯛や赤鯛に舌づつみを打ちながら旨い酒も飲んでいたらこんな時間に・・・ 更にその後近所の居酒屋さんに一緒に行って帰ってきたのは2時を廻っていた・・・ - 相模原のお店 - 2002年04月08日(月) 午後から相模原で開業予定のご夫妻との打合せを行った。 物件の設備状態を専門業者に下見をして頂き、特に大きな支障はないことが分かりその後場所を変えてコンセプト等の詳細を確認しあった。決して1等地とは言えないが、路地をちょっと入ったところにある面白い立地であると思うし、相模原には考えているコンセプトの店は殆どない。 デザインイメージはまだまだ漠然としているが奥様をイメージした感じを強く出してみたいと思う。センスの中に更に光るハイセンスな空間・・・とでも言おうか、空間と共に小物やちょっとしたところに「おっ!」というきらりと輝くものを取り入れてみたい。 これからプランニングに入り、9月上旬のオープンを目指す。 - 厚木のお店・引渡し - 2002年04月07日(日) 今日は午後から厚木・毛利台のお店の引渡しを行った。 新興住宅地の中にある小規模のショッピングセンターの一角に位置し、サラリーマンよりも主婦層をメインターゲットと考えている。団地、ショッピングセンター共に小規模なので、近隣の団地や住宅地からの集客も期待したい。 デザイン的には家具などでモダンなテイストを打ち出しながらもしっかりと落ち着いた雰囲気を醸しだしている。場所柄回転重視の商売ではなく、滞在時間の長いゆったり型のスタイルで、食事を楽しみながら時間と空間も味わって頂くことの出来るお店である。 明日から準備期間に入り、トレーニングや開店披露を経て23日(火)のオープンを目指す。 - 書類の山・・・図面の山・・・ - 2002年04月06日(土) 明日引渡しの厚木のお店の最終チェックを行い早めに事務所に戻った。 最近ずっとバタバタとしており書類や図面等の整理が殆ど出来ていなかった。もう限界だというところまで積み上げられている山を見て渋々それに手を着けた。途中で嫌になってしまったがやらなきゃ終わんない・・・終わらなきゃメシも食えないよと自分に言い聞かせた。 でも、ちょっと休憩ということで冷蔵庫に向かってしまったのがまずかった。肴もあるし冷えたビールも・・・どうぞお召し上がり下さいという目つきで私を見ている。それじゃあ、お言葉に甘えてということで一本目を・・・ふ〜旨い。もう一本位いいかな・・・なんて勝手に納得してまた飲んだ。そこで止めときゃあ良かったのだがまあいいっか!ってな感じで3本目に。 疲れが溜まっているせいか酔いが廻るのが早いこと早いこと。あっという間に睡魔に襲われ夢の中へと・・・。気が着いたら夜中の2時を廻ったところで、机の上にはよ〜く見ると殆ど片付いていなかった書類と図面の山がそこにはまだあった。 - 風変わりなBar - 2002年04月05日(金) 南蒲田の店で知人との会食のあと横浜・桜木町のBarに行ってきた。行きつけのお店から独立して開店されたのだが、二年前程に一度だけ行ったことがあり、久々に顔を出してみようということになった。 そこは川の辺の小さな古いビルの3階にあり、細長いスペースをうまく使いレイアウトしている。窓際の2人席からは静かに流れる川が見え、ネオンや街の灯火がゆらゆらと映りこんでいる。一番奥の小さなスペースは小上がりになっているのだが、Barと小上がり・・・何となくミスマッチとも思える組み合わせなのだが見事にコラボレートされている。 蕎麦屋の店づくりに於いて一見ミスマッチと言えるこのような発想を入れ込んで考えたらどのような感じになるのであろうか?既成概念を切り崩した発想から新たなる店づくりのイメージが生まれてくるかもしれない。 ああ・・・折角の楽しいひと時なのだがまた仕事の発想をしてしまった。 - 信頼関係 - 2002年04月04日(木) いろいろな方々の協力があってひとつのお店が完成する。 工事関係、仕入れ関係等々様々な業種の方々がお店の成功を願ってそれぞれの役割を果たす。そこには互いの信頼関係が必要不可欠で、それが築き上げられなければどこかで歪が発生し、事業そのものがうまく行かなくなってしまう可能性を秘めている。 それだけに私はその信頼関係を大切にしている。そして、無理してまで考え方の合わない方との仕事は受ける心算は無い。以前にも書いたがこの日記帳を見て理解出来ない方、納得出来ない方、そんな方とは仕事をスタートしても絶対にうまくは行かない。 店づくりを成功させるためにあらゆる角度から物事を考え提案するのが仕事なので、仕事を取るためにおべんちゃらなど言わないし、そんなこと言って欲しいならそういう業者は巷に溢れている。ましてや相手に自分の考えを合わせてしまっては提案自体が何の意味も持たなくなる。 そして、本当に力を合わせて店づくり真剣に考えていける方といい仕事をしていきたいと思っている。ショップコンセプトにしても同じで、全ての客層をターゲットになど考えていない。しかし、絞り込んでも普通の商売をやっているお店よりも沢山お客様がやってくるのである。 それにはリスクも伴うがそれが無いところに発展などありえない。リスクは嫌だという方は巷の業者さんでそれなりにきれいに作ってもらえばいいと思う。それだけにお互いの信頼関係が必要で、共に力を合わせて行こうという意識が大切である。 - 更なるステップアップ - 2002年04月03日(水) 午後から広告代理店との打ち合わせがあった。 大手N製粉のサイトに於いて「店づくり」に関してのコーナーがあり、その連載企画の話がポッチーランドに来た。これまでも手掛けてきたお店の殆どが何らかの形でマスコミで取り上げて頂いて来たが、今回のような形でのものは無かったので新たなるステップとしてお受けさせて頂くことにした。 初回は来週早々に取材があり、原稿をその週末までにまとめなければならない。スケジュールを調整し期日に間に合わせようと思う。 業務として更なるステップにつながると思うし、いろいろなフィールドでの活動も考えている。先日も知り合いの陶芸家の方から連絡があり、それぞれのネットワークを駆使して面白いコラボレーションが出来ないかというお話があった。これもまたこれまでとは違った面白い仕事が出来るのではないかと思う。 - 何の為の記帳なの? - 2002年04月02日(火) ランチタイムにとあるDというファミレスに入った。 春休みという事もありサラリーマンやOLに混じって子連れのファミリー客でごった返していた。順番待ちの記帳を済ませ待合席で待っていたら、目を疑う光景が繰り広げられた。順番待ちの記帳を見ずに手前で待っていたグループから先に誘導し始めた。おいおい順番が違うだろう・・・人々は口々に小さな声で言っていた。決して大きな声ではなく・・・ どういう教育を受けているんだろう?不思議でたまらない・・・。おまけに効率化の為におしぼりは自分で取りに行かなければならないのだが、そうして下さいという言葉もなく、しかもエントランス付近の見にくい所に置いてある。あそこでは気付かない人も大勢いるはずだし、最初にお冷を持って席まで行くのだから手間は殆ど変わらないだろう。 こんなことを効率化するんではなく、もっと他にあるんじゃないのかな?誘導まで効率化?してしまっているんだから・・・ - 超有名店 - 2002年04月01日(月) 午前中にとある有名店で修業されている方との打合せがあった。 確かに技術的にもレベルが高く、店も大繁盛している・・・しかし、あまりにも忙し過ぎて本当にここで修業していて大丈夫なのかと疑問に思っている様子だった。 自らがやりたいと思っている「ゆっくりと寛いで蕎麦を食べて頂きたい」というコンセプトからは大分かけ離れてしまう形態の店だから・・・ サービスにしても効率化重視の傾向で、客の立場から見ればなんていう店だと映るかもしれない。旨さを求めてというより、今となっては観光地化してしまい本来の客層ではないような方々も大挙して訪れているみたいだ。 技術面でも実際のところはどうなのであろうか?経営者が変わりかつての弟子が後を受け継いでいるが・・・。まあ、大きな変化はないのであろうが・・・。 修行を続行するかどうかは連休明けまでに決めるらしい。 -
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