■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

捉え方の違い? - 2002年05月31日(金)

今日からW杯が始まったが、サッカー自体はあまり興味は持っていないけどつい見てしまった。昨日の前夜祭と今日の開会式で日本の某歌手が唄っていて、日本語の唄が公式の場で流れるのは戦後初めてだとか騒いでいたが、それよりも韓国で君が代が流れたことの方が凄いんじゃないのかな?

皇族の訪問にしてもあまり大きく報道されていないけど、価値というか重要性ということを考えたら唄が流れたことなんてちっぽけなことだと思う。勿論そのことも大きな出来事であるかもしれないけど、毎度のことながらマスコミの捉え方には理解しがたいものがある。

昨日もカメルーン選手団がキャンプ地を後にする際に、沿道をバスが通過しただけで大騒ぎしていた某局の馬鹿なリポーターもいた。そんなに興奮することなのって思ってしまったが、本当に大切なこと伝えなきゃいけないことって他にあるんじゃないのかな。

確かに世紀の大イベントかもしれないけど、そのものの持つ大きな意味を価値を伝えて欲しいな。でも、あの人達にはそんなまっとうなことを伝えるなんて無理なんだろうけどね・・・。


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完済 - 2002年05月30日(木)

独立開業時に国金から融資を受けたのだが、それが今日漸く完済した。

殆ど勢いでスタートしただけに準備もきちんと出来ておらず、自己資金も殆どないという状況だったので最初は貸せませんという返事であった。1年様子を見て業務内容を把握したうえ貸しましょうと言われたが、その時点ではもう借りる必要はないと思っていたし、設備資金というより運転資金の方が必要だったので、何としても借りられるようにしなければならなかった。

頭の硬い担当者には当然の如く、私が考えている業務内容など理解出来ないし、貸すのが仕事ではなく貸さないのが仕事じゃないのかなって思ってしまうほどであった。でも、何とかお願いをして融資額を減らしてもいいからということで受けることが出来た。

その際のやり取りが開業する方に対してのアドバイスに役立っているから良かったのかもしれないが、こういう人ってプライベートでもこんな感じなのかなって思ったりもした。

月々の返済は小額にしなさいと言われたのでここまでかかってしまったが、考えてみれば独立してこんなに経ったんだな・・・って。当時のことは懐かしいと思えるくらいに時が経ったのである。


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この値段でこの味! - 2002年05月29日(水)

夕方、桜木町のお店に顔を出して見た。

蕎麦がどうしても納得いくものが出来ずに悩んでおり、自動製麺機とそば粉の相性が悪いのではと、目指している蕎麦とはちょっと違うということで製粉会社に相談を持ち掛けていた。その結果、そば粉を変えてみようということになり、新たに導入した粉で作ったその蕎麦を食べてみた。

旨いと思った。まあ、手打ちで高い粉を使っていい値段を取っているところには適わないが、こういうスタイルのお店ではまず出て来ないレベルの蕎麦で、価格も押さえている。集客面に於いてまだまだであるが、一度この蕎麦を食べてもらえば必ずやリピーターになるであろう。

今までにないコンセプトの業態だけに認知され軌道に乗るまでは少し時間もかかると思うが、このレベルの商品を継続して提供していければ注目される店になることであろう。それまでにはまだまだ他の面に於いても課題はあるので一つ一つ改善していかなければならない。

蕎麦に関してもこれで全てが解決したわけではなく、今日の時点でも幾つかの問題も発生しているし、時間を掛けてじっくりと育てていければと思う。




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これから歩む道に向けて・・・ - 2002年05月28日(火)

知らないことは恥ずかしいことではない
知らないということに気が付かないのは残念なこと

知らないということに気が付くのは素晴らしいこと
何故ならそこから新たなる道が開けるのだから・・・

今日、思ったこと、感じたこと・・・その決意を胸に新たなる道を・・・
今日、出逢った人、過した時間・・・その大切さを忘れずにいよう・・・

それがみんなの喜びに繋がるから・・・
それがあなた方の誇りにも繋がるから・・・

これが私からのメッセージ
新たなる道を歩むために忘れずにいて欲しい
楽な道のりではないこれから飛び込もうとする世界

安心してください
みんながあなた方を支えているから・・・      歩


PS,今日の涙は忘れませんよ・・・最高のお店をつくりますね。
  みんなで力を合わせて頑張りましょうね・・・

                      






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全然興味はないけど・・・ - 2002年05月27日(月)

サッカーのW杯がもう直開催される。

どのチャンネルもこの話題で持ち切り?なのか単なる視聴率稼ぎなのかわからないが、ニュースの中でも取り上げられている。聞くところによるとオリンピックよりも中継を見る人の数は多いらしい。それは別に多かろうが少なかろうが別にいいのだが、TVに出て来る解説者やコメンテーターがうるさいのが多い。

なんでサッカーに関わる人ってこんなのが多いんだろうかって不思議に思う。興味がないから余計にうっとうしく感じるのであろうが、とにかくうるさい!話しの中身よりも大げさに騒ぐことが仕事なのってかなって錯覚でもしているんだろうか?

「いい〜んです!」って何がいいんだよ!って言いたいな。いいと思ってんのはあんただけだろうって・・・。昔からよくTVには出ていたが、嬉しいのかなんかわからないがエスカレートし過ぎである。他のチャンネルではこいつの兄貴が出ていたが、中身は殆ど同じでただ騒いでいるようにしか聞こえない。

まあ、サッカーに限らずスポーツ番組に訳のわかんないやつとかうるさいだけのやつが多いのは何故か?でも、大相撲にはいないよな・・・?やっぱり国技だからなのかな?TV局が知名度や単純な理由で選択するのではなくきちんと「伝えられる」人を出して欲しいな。

出来れば見ていて不快感を覚えるような人はやめて欲しいけどな・・・




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日曜日は休日なんだよね - 2002年05月26日(日)

今日は完全休養日にした。

先週いろいろと考えるところがあり4日間休ませて頂いて、改めて休養を取るということの大切さを感じた。どうしてもという打合せ以外は日曜日は出来る限り休もうと考えている。やらなきゃいけない仕事は沢山溜まっているのだが、体も心も休ませないといろんな面で支障をきたすことになってしまう。

正月以外は連休など殆どないし、完全休業日も年間で10日あるかどうかでは無理もない。半日仕事で半日休んだところで本当に休んだ気にはなれない。表現は悪いが手抜きをすれば休めるのだが、性格的にそれが出来ないから時間など考えずにのめり込んでしまう。

これから先のことを考えたら体力的にはもどんどん低下していく訳で、健康面のこともしっかりと把握していかなければならない。だから全体的に仕事量をセーブしながらも、その分より密度の濃い仕事をしていきたいと思う。


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気になるお店 - 2002年05月25日(土)

横浜・関内に以前から気になっているお店がある。

居酒屋と和食店の中間位などだろうか、軽々しくもなく重々しくもない。カウンターの中の従業員の表情もいい。お客も楽しんで飲食しているという感じが伝わってくる。

実はお店にはまだ入ったことはない・・・。いつ行ってもいっぱいで外から店内を眺めているだけなのだが、いい雰囲気が外にもしっかりと伝わってきている。早い時間帯に行ければ入れるのだろうけど、近々何とか時間をとってみよう。

きっとこれからの店づくりの大きなヒントを得る事が出来るかもしれない。


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試練・・・鍛錬・・・訓練 - 2002年05月24日(金)

夜、事務所に戻りひと休みしようかと思ったら携帯が鳴った。

とあるお店のご主人からであったが、何やら不安げな様子でちょっと心配になり急いでお店へ向かった。蕎麦のことで悩んでいたのだが、突き詰めて考えていくと答えのない世界だけに難しい問題でもある。そして、真剣に考えれば考えるほどそういう思いが巡って来るもので、ある程度経験を積んでいけば今の不安は拭い去ることは出来ると思う。

今はやること全てがそういう状況かもしれない・・・。でも、これをみんな経験し蕎麦屋の主として成長していくものと思うし、避けては通れない道でもある。だから頑張って欲しい。

明朝7時にお店に行って試食しながら決めようということになったが、いつも寝るのは3時頃・・・6時起きか・・・。今晩は早く寝ようかな・・・。




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リサーチいろいろ - 2002年05月23日(木)

今日は矢口のお店の打合せがあった。

訪問前に近所で気になっているお店があるので、そこで昼ごはんをと思って行って見たが満卓で待つこととなった。割烹と名乗っておりランチとして10種類くらいのメニューが用意されていた。待ちながら各テーブルに並んでいる料理を見ながら何となく感じがわかったのと、時間がなかったのでそのお店を出ることにした。

何処かで食事をしなければならないので、駅前の某そば屋に入ってみた。如何にも老舗という雰囲気ではあるが、椅子はガタガタ油?がベトベト・・・。あ〜あ、入るんじゃなかった・・・。駅前の好立地であるにもかかわらず、お昼のピークでありながら客は数人しかいない。天ざるを注文して待つこと数分、目の前に出て来た蕎麦と天ぷらは食べなくてもわかる、まあ想像通りの代物であった。

しかし、見なれないもの?そのものはよく見かけるものだが、天ざるとは結びつかなかった。それは玉子・・・。茹で玉子かなと思ったが、お店の人に聞いてみたら生玉子とのこと。一体どうやって食べるんだろう・・・。聞くのも怖くなってそれには手を付けずに店を出た。

その後夕方まで打合せを行い、ご主人と他の近所の蕎麦屋にちょっと行ってみようということになった。2軒ある内の店づくりがいい感じという方に行ってみたらまだ仕込み中で開いておらず、もう1軒のお店に行くことにした。

そのお店は「信州」をショップコンセプトに掲げていたが出て来た蕎麦はそうじゃなかった。せいろが700円・・・価格だけを見れば決して高いとは思わないが、出て来た蕎麦はそれだけの価値は感じられなかった。いろいろ工夫をしているんだなというものは見受けられたが、ちょっとピンとがズレているという感じは拭えなかった。

肝心のお店の打合せであるが、方向性がほぼまとまりもう一度その辺のことの確認と詰めの作業を行ってから本格的な設計業務に入る。店側の意思統一を第一に考えてそれを時間を掛けてまとめているが、これが最初の段階でまとまっていないとこれからの作業や打合せに支障が出て来ることになる。それと、全員がひとつになることがこれまでの経験で如何に大切かがわかっているので、店づくりを成功させる為には必要不可欠なものとして捉えている。

近隣リサーチも今日は入れなかったお店を含め、もう少し調べてみようと思っている。


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リフレッシュ - 2002年05月22日(水)

明日23日より業務を再開します。

皆様にはご心配並びご迷惑をお掛け致しまして誠に申し訳ございませんでした。
これまで以上に精進し頑張っていきたいと思っております。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。


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血圧が・・・ - 2002年05月21日(火)

ここ数日、また血圧が若干ではあるが上昇してきている。気を付けなければならないのだが、生活のサイクルが不規則な為かどうか、どうしても安定しなくなってしまう。

ストレスが原因という部分もある・・・。些細なものから大きなストレスに繋がることもあるし、これはなかなか改善出来るものでもない。

休みも取らず突っ走って来た弊害かもしれない・・・


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思い・・・ - 2002年05月20日(月)

思い・・・そして、感じること・・・

「コンセプト」という意味の「企画」ではなく・・・
「コンセプト」の向こう側にあるイメージを描くことによって
「企画」という行為から感恩・感情・想像・荘重といったものの
「現実と非現実の隙間」を表現し
人々の心の奥底に憩いとやすらぎを与えていきたい・・・

                 by Pocchy Land  

これは独立前に考えたポッチーランドの基本理念である。

どこかにこれを忘れかけていた自分自身があった・・・
それをリフレッシュする為をの我がままをお許し下さい。

時間に追われてしまい、本来の「ものを考える」という時間が気が付くとどんどん少なくなってしまっていた。もう一度原点に帰って本来の姿に戻りたいと思う。


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お願いとお知らせ - 2002年05月19日(日)

やんごとなき事情がありまして、明日より数日間対外的業務の一切を休ませて頂きます。現在進行中のお客様には御迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

尚、打合せ等の予定が決まっているお客様には別途ご連絡させて頂きます。

勝手を言いまして本当に申し訳ございません・・・。


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価値観・選択・・・そして、拘り - 2002年05月18日(土)

仕事を請ける時の判断基準として同じ「価値観」をどれだけ持ち合わせているかどうかを見る。本当に多くの方々からの依頼があるが全てに応えることは出来ないので、お断りさせて頂くケースもある。その理由としてスケジュールの問題があり、そして価値観の問題がある。

価値観が全然異なる方と仕事をしてもたぶんいいものはつくれないと思う。いろいろと提案しても理解出来なかったり、開店してからも問題が次々に発生して来るだろうし、最終的にお店にとってもよい選択とはならない。

価値観が異なる・・・その際に「選択」をするのだが、判断基準をより厳しいものにしようかと考えている。仕事量をもう少し減らしてより密度の濃いものにしていきたい。自分の考えている店づくりをしたいが為に独立したのであって金儲けの為に始めた仕事ではない。組織の中にいれば出来ない事がたくさんある。今業務としてやっている殆どのことがサラリーマン時代には制限されていた仕事だ。

しかし、その制限されていたことをやらなければ本当の意味での店づくりは出来ないと考えている。だから、そういう会社との競合にはならない。全く異なる業務内容だから依頼する側の選択肢が違う。最初はそういうところに依頼しても「なんか違うな?」って思った方がこちらに話しを持ってくるということはあるが・・・。

そういう中でももう少しレベルの高い、密度の濃い店づくりをしていきたいと最近思うようになってきた。それが「価値観」「選択」であり自分自身の「拘り」に繋がっていくのである。

以前の日記帳にも書いたが、相手に合わせる必要はあまりないと考えている。依頼者が全てを決めて「こうして下さい」というような仕事だったらそこいらの内装屋さんにでも依頼すればいいと思う。依頼者の考えがあって、それに対してどう肉付けなり仕上げが出来るかどうか。それを一緒に考えていける仕事がしたい。だから相手が何も考えを持っていないというのも選択から外れることになる。

たった一度の人生である。悔いを残すような仕事はしたくはない。それが自分自身の拘りでもある。

そして、この「拘り」を理解出来ない人と仕事をすることはない・・・。


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接客とはなんだろう・・・? - 2002年05月17日(金)

掲示板にも書き込んだのだが、今日入ったファーストフード店での女性店員の接客に対しての不快感。本人は言われたことを一生懸命にやっていることと思う。だから何の疑問も抱かず機械の如く、強弱も抑揚もなく何の温もりも心も感じない話し方をいつまでもいつまでもその店で働き続ける限り永遠に繰り返し続けていくことであろう。

但し、客の立場としてそれを見たら必ずしもよい接客とは言えない。普通に考えればむしろ店のイメージを損なうマイナス要素の方が大きいと言わざるを得ない。でも、それが許されているのは業種や業態の違いによるところが大きいと思う。

これがポッチーランドがいつも手掛けているようなお店で行われていたらどうなるであろうか?怒る客が必ず出てくるはずだ。もし、店側がそういう人を採用してしまったら間違いなくやめてくれと言うであろう。・・・であろう・・・ではなく強行手段を取っても絶対に阻止する。まあ、そういう人を採用してしまうようなセンスのない人とはその以前の段階で仕事は成立していないはず。

ホールでの接客の仕事に求めるものは配膳作業なのではない・・・ということをお店の方やパート・アルバイトの方々に言う。「おもてなし」ということを第一に考えて欲しい。接客とはお客様に如何にしていい気分で食事をして頂き、美味しく感じて頂くことが出来て満足してお帰り頂けるか。それを達成するための一つ一つの要素の中にあるのが配膳であって、だからそれがメインの仕事になってしまってはいけない。

でも、配膳がメインの仕事になっているお店が本当に多い。何故か?それは指導する側がそれしか教えないからであり、接客というものに対しての認識が低いからである。同じものに「サービス」ということの勘違いをしている経営者も多い。これについてはまた後日触れようと思う。

それを如何にして従業員に理解してもらえるか・・・。説明は誰でも出来るが理解してもらうのはものすごい労力を使うことになる。説明と説得の違い、解ると出来るの違いをしっかりと経営者が理解した上で指導しなければ本当の接客といういものは出来ない。

だから、私はテクニックは求めない。仕事に対しての、人に対してのハートがあるかどうかをまず見る。それが感じられなければハッキリと経営者の方にそれを伝える。そこから先の判断は経営者に任せてはいるが・・・。

ホールにどういう人がいるかによって店の雰囲気は大きく異なり、それが売上にも影響してくるということを経営者の方にしっかりと理解して頂きたいと思う。


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桜木町のお店 - 2002年05月16日(木)

横浜・桜木町のお店がいよいよオープンした。

正式に業務依頼があってから、物件が見つかるまで1年以上かかった。妥協せず必ずいい物件が出て来るからといって待ち続け、漸く好立地の物件が出来た。他にも1年半以上も探している方が数名いるが、妥協せずに探し求めて欲しいと思う。

業態としては初めてのチャレンジになる。セルフ形式のファーストフード感覚でありながら、商品としてはそれなりに高品質のものを提供する。だから、いわゆる立ち食いそば屋とは大きく異なる新しいスタイルの業態になる。

若い女でも気軽に入れる雰囲気づくりで、暖簾がなければスタンド形式のコーヒーショップにも思えるデザインである。天井には照明を付けず、全て壁面の間接照明を使い、明るくモダンでカジュアルな雰囲気をつくった。今日の最初のお客様も若い女性であったし、割合として結構女性客も多かった。

只、一部の客の目から見て店のつくりに問題が出てくることもある訳で、それに合わせて店をつくってしまっては単なる普通のものになってしまう。ある意味、どこかでそれを排除するということも考えなければならない。その辺は非常に難しいことでもあるが、店側にとって決断も必要なことかもしれない。

オープン告知をせず、メニューも当分の間は半分以下に絞込み、営業時間も短縮して暫くは慣らし運転をしていく。これまでなかったスタイル、デザインのお店であるので非常に楽しみであるが、半年位経った時に思い描いている姿になればいいのではと思っている。







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拘りの蕎麦職人。でも、酒が入ると・・・ - 2002年05月15日(水)

今晩、久々にとある人物と会うこととなった。

その人とは、三鷹で開業している「蕎麦 地球屋」のご主人である。開業して4年目を迎え更なる技術の向上と、今までやってきたことの確認の為に一から蕎麦打ちを勉強してみたいということで横浜まで来ていた。

雑誌やテレビでも多数紹介されるようになりながらも、もう一度基本から勉強してみたいということを聞いた時には最初は驚かされた。でも、そのご主人の生き様や姿勢、拘りを考えたらなるほどな〜と思わされた。そして、技術を学べる最高峰のところで指導を仰いだのであった。

なかなか出来ることではないと思った。昼の2時間しか営業せず、立地的にも辺鄙な場所で営業しているにもかかわらず、かなりの数字をを上げているのだから普通はそれで満足してしまう。でも、彼の場合は違っていた・・・。

その後、以前手掛けたお店に行って久々に酒を酌み交わしたのだが、途中で昨年手掛けた静岡・島田のお店のご夫婦が偶然にもやって来た。連休ということで東京に来ていたらしく、その偶然の出来事には驚かされた。地球屋のご主人は仕事には本当に厳しい方である。私も、その姿勢や生き様に惚れ込んで仕事を引き受けたのだが、酒が入るとガラリと様変わりしてしまう。

拘りの蕎麦職人から単なる呑兵衛に豹変してしまうのだが、その酔っ払った彼も大好きである。話し出すと止まらなくなり、隣の席に座った静岡のお店のご夫婦はかなり大変だったかと思うが、私は素性を分かっているのでちょっとの間だけ逃げ出していた・・・。

でも、本当に楽しいひと時を過ごすことが出来て嬉しかった。今度は是非お店に行って酒を酌み交わしたいと思っている。


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信じられないお粗末さ・・・ - 2002年05月14日(火)

中国での亡命事件において某A中国大使が事前に亡命者が来ることを知っていて、その際は人道的に批判を受けても追い返せと指示していたことが明らかになった。中国政府に対してウイーン条約違反だと抗議をしていたが、政府の調査報告も虚偽の報告がなされていたことになる。

全くもって恥ずかしい限りである・・・。なんで日本ってこういう外交問題に疎いのかな?だから金以外に世界ではなかなか評価されない。例えば様々な技術においては多くの世界的規模で評価されているものがあるのになあ・・・。

政治が悪いのか役人が悪いのか・・・自分達の責務を全然理解出来ていないんじゃないのかな?某T大学を出た人が多いわけだが、勉強は出来ても頭悪いんじゃないのこいつらって思っちゃうね。情けないね、恥ずかしいね。

この間も問題を起こして辞めた役人に9000万近い退職金が支払われるという記事が出ていたが、9000万だよ9000万!個人経営の飲食店が9000万の利益を上げるなんて絶対に無理だよ。売上じゃなくて利益は・・・。朝早くから夜遅くまで一生懸命に働いても・・・。

その後は天下りか?急流下りで冷や汗でもかけよ!全くもう・・・。




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大磯のお店 - 2002年05月13日(月)

今日は午前中に16日オープンの桜木町のお店で試食と値付けの確認等を行った。また新たなる課題も発生し、それについての対処の打合せもしたが大きな問題とならなければいいなと思う。

午後からは神奈川・大磯で開業予定の方の打合せに向かった。途中でうっかりウトウトしてしまい、大磯で下車するはずが国府津まで行ってしまった・・・。幸い上り電車がすぐに来たので待ち合わせに遅れることはなかったが、日頃の寝不足が祟ってしまった。

最近まで、とある有名店で修業をしていて、更にそこから独立して開業したお店で短期の修業に入ると言う。秋の開業希望ということであったが、こちらの他の開店予定の関係や、全体的なスケジュールを考えてみても少々難しそうであったので来年2月のオープンということになった。

自宅の隣の空家を借りて改装しそこでの開業も考えていたらしいが、今日見た限りではやってやれないことはないが、かなりの苦戦を強いられることが予測出来る為他を探しての開業となった。

年内の予定を考えただけでも結構きつい・・・相模原、赤羽、関内、矢口、根津、他にも候補地が見つかっていない案件が5〜6件・・・。どうしてもこちらの既に決まっているスケジュールに合わせて頂くようになってしまうので、心苦しい気もするが体はひとつしかない。

メニュー、販促物の作成やアフターフォローなども結構大変な仕事であるが、やらない訳にはいかないのだからぶっ倒れる直前まで頑張しかない!

ポッチーランドを、そして私を信頼して下さりご用命下さった多くのクライアントの方々の為にも・・・


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桜木町のお店 - 2002年05月12日(日)

今日は蕎麦を試食し、価格の打合せも行った。蕎麦に関してはこういう業態から考えたら十分な出来栄えだったし、近所の普通の蕎麦屋よりも美味しいと思う。セルフスタイルのお店として、いわゆる立ち食い店よりは価格はちょっと高いが品質はかなり上である。

コーヒーで言えばスターバックス、ハンバーガーならフレッシュネスバーガー。既存の低価格帯の同業店よりも価格も品質も上でターゲットも異なる。店のデザインも大きく異なっていて、男性しか入れない雰囲気を持つ立ち食い店ではなく、女性が一人でも気軽に入れるちょっとお洒落でモダンなテイストを入れ込んでいる。

スタート時点ではメニューも絞込み、どちらかというととオーソドックスな構成となっているが、慣れて来たら少しずつ変えて行ければいいかなと考えている。


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経営者の姿勢 - 2002年05月11日(土)

商売には浮き沈みが付ものである。

その時に大切なのは経営者の姿勢であり、日頃の仕事振りである。しっかりとした商売をしているところはいいが、そうでない店はそれが顕著にかつ明確に表れることになる。条件の悪い時などはそのお店の実力が出るし、何処も混んでいる時は実力に関わらずそれなりに集客する。

それは即ち経営者の姿勢が大きく影響することになる。日々どういう考え方で商売を捉えているか、売上に波がある店というのはそれが表れている。他が悪い時に自分の店はどういう状況か、それがバロメーターになるのではないかと思う。


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毎日更新 一周年記念 - 2002年05月10日(金)

この日記帳を書き始めて今日で丸一年が経過した。

スタート時は出来る限り毎日・・・というどこかに自分自身に対する逃げを考えていたが、始めてみると意地でも続けるぞ!という気持ちに変わり今日まで持続してくることが出来た。

思えばいろいろなことを書いてきた・・・。かなり批判めいたことも、意味不明のことも、楽しかったことや辛かったことも・・・。これを読んで頂ければ私自身がどういう人間であるかもある程度理解して頂けたかもしれないし、ポッチーランドとしての仕事に対するポリシーも同じ。

日記帳を読まれて仕事を依頼して来られた方もいる。その反面、読んでみて反発を覚えてやめた方もいることだろうと思う。私はそれでいいと思っている。同じ価値観、考え方の方々と一緒に店をつくっていきたいと思っているからで、それとは異なる方との仕事は有り得ないことだから。

これから先、いつまで続けていけるかどうかは分からないが、取りあえずは来年の今日を目指して頑張って行こうと思う。


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相模原のお店 プレゼン - 2002年05月09日(木)

今日は9月にオープンする相模原のお店のプレゼンを行った。

部分的な納まりや使い勝手を除いてはほぼまとまり、これから基本設計に入り6月中旬の着工を目指し進めていく。全体のイメージとしてはかなりモダンな雰囲気を出そうかと思っていて、打合せ終了後みなとみらいの家具のショールームを見に行きイメージを膨らませた。

これというものを見つけることは出来なかったが、ちょっとしたヒントは探せたので忘れないうちにイメージスケッチを作成した。これまで手掛けてきたイメージではなく、これが蕎麦屋なの?ってな感じにしようかなと思う。小物や器などにも気を使いちょっといい雰囲気を醸し出したい。









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桜木町のお店と関内のお店 - 2002年05月08日(水)

午後から桜木町のお店に行って来た。

16日のオープンに向けて準備を進めているが、その状況を確認にする為に様子を見に行った。セルフスタイルのファーストフード感覚のお店なのだが、所謂立ち喰いスタイルのお店とは一線を画し、蕎麦に関しては仕入れ麺ではなく店内で製麺したものを提供する。その辺の町のおそば屋さんよりも割り合いも多くし、粉もいいものを使っている。

立地的にもいい場所で非常に楽しみなお店でもある。途中で一昨年関内で手掛けたお店の厨房スタッフの方が来て話をしていると、今度はホール担当の女性スタッフが来て更にご主人までが・・・。

そのお店の方々にはいろいろとアドバイスを頂いたり、指導も受けているので様子を見に来て下さったのだが、なんと3人も来るとは・・・。しかも、それぞれは全く知らなかったらしく、来て見てびっくりという感じであった。

業態は違うが同じ蕎麦という業種で商売をしていくわけで、いい意味で競い合うというか刺激を受けながらやっていければいいのかなと思った。

あと一週間でいよいよオープンである。


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LAYOUT - 2002年05月07日(火)

今日は相模原のお店のレイアウトをまとめた。

幾つかの制約がありそれをクリアしながら考えていったが、夜中まで掛かったがほぼまとまり何とか明日のプレゼンには間に合いそうである。今回苦労した点はパントリー廻りの納まりであった。限られたスペースに多くの機能を盛り込まなければならず、ちょっと変形のレイアウトをとったが殆どの必要とされる機能を網羅できたのではないかと思う。

このパントリーの機能が上手く働かないと厨房、ホール共に大変な思いをすることになる。店づくりにおいてここの機能は非常に重要で、厨房と店舗の設計を分けて発注するとなかなか上手くまとまらないケースがある。だから、ポッチーランドでは一括してレイアウトを作成する。設計を分けた場合、お互いの主張だけが先行し本来必要とされる機能が組み込まれなくなることもある。これで失敗している店を結構見かけるが、あ〜あ失敗作の典型例だな・・・と思ってしまう。

昨日はデザインについて、今日は設計について書いたが、この両方が上手くまとめ上げることがいい店づくりへの第1歩でもある。


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デザイナーズマンション - 2002年05月06日(月)

最近の流行かどうか「デザイナーズマンション」なる呼称が増えている。これまでマンションの殆どが建て売り住宅の如く画一化されたパターンでのものばかりで、間取りも外観もなんの特色もないただ住むだけの箱であった。

ここ数年の間に著名なデザイナーが関わったマンションが出来始めてきた。これまでとは違った視点でレイアウトや機能、イメージや仕様などを工夫し人気が高まって来ているが、それに便乗している偽物?も出はじめている。

「デザイナー」という呼称を使うことによって普通のものより売り易くなる訳で、どこがデザイナーが考えたとこなの?という以前とさほど変わらないものまである。毎日のように入っている不動産広告、仕事柄一応は目を通すがこういうイメージ広告に騙されて購入する人が多いのかな・・・と考えるとデザインに携わる人間として虚しくなってしまう。

こういうのはデザイナーではなく「ダサイナー」と呼ぶ。売る側が考えていることには「売るだけ」という姿勢が見え隠れしてしまう。手打ちでないのに「手打ち」と看板を掲げてそれで集客しようとしているのと同じこと。金額が違うからもっと罪は大きいと思う。

「デザイン」と「設計」というのも全く別物で、デザインは感性、設計は機能が必要である。設計が出来る人は大勢いるが、デザインが出来る人は少ないもので、設計しか出来ない人間がデザイナーを名乗るのはいかがなものか・・・。

だから、1級建築士は設計は出来るがデザインには疎い人が多いというのも肯ける。全てがそうだとは言わないが一般論としてだが・・・。言葉じりを捉えてられてどうこう言われるのも嫌なので・・・。

まあ、購入者側が何を求めているか、売る側の考えとそれが一致すればいい訳なので、好きにすればいいのかな・・・。因みに私はそんなダサイナーマンションは絶対に買わないだろうが・・・。その前に買うお金もないが・・・・。


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残り1日・・・ - 2002年05月05日(日)

GWも残り1日となった。

連休中に終えなければならない仕事が結構あったのだが、明日1日を残して予定していたものを全て終わらすことは出来そうにない。連休明け後の予定も詰まっているので何とか終わらせたかったのだが・・・。

別にサボっていた訳でもないし、ちょっと予定外のことも起きたりとスケジュールが狂ってしまった。図面作業の効率化の為にCADのソフトを導入したが現段階ではまるでチンプンカンプン・・・。他の仕事に於いても何とか簡素化なり他に振れるものがあればそうしたいと考えている。




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南蒲田のお店 - 2002年05月04日(土)

3月にリニュアールオープンし、暫くの間限定メニューで営業して来たが連休明けから本格的にスタートする。

その最終メニューの打合せをしたが、いろいろと課題や問題点もあり当初考えていたスタイルから幾分アレンジを施すことにした。狙い通りの客層や形態になるまではもう少し時間も掛かるであろうが、じっくりとしっかりとした仕事をしていって欲しいと思う。

その他にちょっと気掛かりな問題点も出て来てしまい、その対策をどうすべきかということなども話し合ったが、大きな問題にならなければいいのだが・・・。

打合せが終わり近所のお店にちょっと寄り道をしようかなとも考えたが、ちょっとのつもりが夜中までになってしまうことが殆どなので、今日はまっすぐ帰ることにした。


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懐かしのお店 - 2002年05月03日(金)

今晩、新宿で開催しているデザイン関連のセミナーに参加したついでに西荻窪のとある居酒屋さんに立ち寄った。

ここは17〜8年程前に良く行っていたお店で、経営者が変わったのだがその後も何度か顔を出していた。飛び切り上等の肴があるわけでもなし、愛想がいいわけでもない。でも、何となく寄ってみたくなってしまう雰囲気があり、自分の中での隠れ家的なお店である。

昔話に花を咲かせながらも終電の時間が来てしまい惜しみつつまた再会する日までのお別れである。こういうお店って何故かいいんだよな〜・・・。それは一体何なんだろうって考えてみたが、安らぎであり、寛ぎであり、何処かに感じる経営者の姿勢かも知れない・・・。


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ちょっと気になるなあ・・・ - 2002年05月02日(木)

以前手掛けたとあるお店に久々に行って見た。

連休中ということもあり客足は鈍かったが、近隣をリサーチしてみて入っている店は満席状態。このお店も決して売上が悪いわけではなく、順調に延びている状況なのだが連休中など条件が悪い時に本当の実力が出るのかもしれない。

時々経営者が不在の時があるのだが今晩もそうであった・・・。残されたスタッフは一生懸命にやってはいると思うが、価格設定、客単価、店の雰囲気等を考えた場合決して満足いける内容ではなかった。料理、蕎麦共に・・・。

以前も同じようなことを感じ経営者に話したこともあり、その後幾分改善されたという感じを受けたのだが、久々に行ってみてまた同じ感じを覚えた。確かに売上は決して悪くはないし、評判自体もそんなに悪くはないと知人からも聞いた。でも、満足いける内容ではない・・・。はっきり言えば私には満足出来なかったのだが、この程度で終わって欲しくはないという思いからで、もっと上を目指して努力を重ねて欲しい・・・。

今でも高客単価であるがこれ以上上を目指すのなら中身を大幅に吟味していかなければ難しいかもしれない。気になる点が沢山あるので一度時間を取って経営者と話しをしてみたい。



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持ち込み・・・携帯電話・・・ - 2002年05月01日(水)

先日掲示板にも書いたが、他で買ってきたものを持ち込んで店内で飲食する人や大声で携帯電話を使用する人をよく目にする。

とあるお店では子供だったが、食事の途中で親がお菓子とジュースを買って来てそれを与えていた。まあ子供だから仕方がないか・・・と言ってしまえばそれまでだが、親が率先してそういうことをするというのはどう考えても理解出来ない。なぜ飲食店に来るのか?お弁当でも買って公園で食べたらいいんじゃないって思ってしまう。

また、Sというコーヒーショップではおいしく飲んで頂くために店内は全て禁煙で、これは煙と共に臭いを充満させないという配慮からである。しかしながらその店内で持ち込んだ「たこ焼き」を頬張る若い女性客がいた。当然店内はたこ焼きの臭いが充満してしまい、コーヒーをおいしく飲んで頂くというコンセプトは崩れ去ってしまっている。

店内で携帯電話をかける人ってなぜか大きな声の輩が多い。小声で話す人はその時点で常識があるので外へ出たり、一旦切ってからかけ直したりする。たった一人のそう人達の為に店の雰囲気が一変してしまう。なんで、そういうことが分からないのかなあ?不思議で仕様がないよ。

携帯に関しては若い人より年配の方が多いのにも驚かされる。会社の中では偉いのだろうけど、一歩外へ出たら関係ないんだよ。勘違いしてるんじゃない?社内と同じ感覚でいるから周りの人が迷惑してるなんて関係ないし、社外でまで肩書きを引きずっている。全く情けないよなあ・・・。

こういう人達が一人居ただけでそのお店を嫌になってしまう方も居るはず。それを防ぐかどうかは経営者の考え方一つで、店の姿勢も問われることになる。


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