政治家ってそんなに偉いの? - 2002年01月31日(木) ここ数日、どうしようもないことでマスコミを賑わしている政界であるが、インタビューとかを聞いているとむかつく返答をしている政治家が目に付く。まあ、今回のことに限らずいつものことではあるが何であんなに偉そうな態度をとるのだろうか?世間的にはレベルが高い学校を出ている人が多いのだが、一般常識や人としての姿勢などこれっぽっちも感じられない・・・。 何か錯覚しているんじゃないだろうか?確かに選ばれた人達なのだから凄い人達かもしれないが選んだのは国民一人ひとりの票であることを忘れてしまっている。選挙のときだけ頭を下げ、その後は国民不在のところで自分達の利益と価値観だけでやっている。 どうして偉く?なると自分を見失ってしまうのであろうか?偉いという表現はどうかと思うが、立場が上になると錯覚してしまうんだなあ・・・情けないことだがこんなことは世間一般にもはびこっている。サラリーマンの世界でも出世すると急に偉ぶる人も多いし、そういう人をたくさん見て来たし・・・ 話しは戻るがニュースで流れていた某元総理大臣のH氏の受け答えは見ていて本当に腹立たしかった。あんたは何様?なんでそんな話し方しか出来ないの?昔からそんな話し方ではあるが、特に今日の受け答えは国民から見れば殆どの人が不快感を覚えてであろう。 ああ、気分悪い! - 大磯のお店 - 2002年01月30日(水) 今日は今度大磯で開業される方との打ち合せを行った。 会社を辞め、とある有名店での修行に入る前に一度会いたいとのことで今日の打ち合せとなった。商売をやるということに関しての迷いは然程感じられなかったが、家族とかの同意という面ではまだまだ不充分に思われた。まあ、今回のケースに限らず家族、特に奥様のしっかりとした同意を得られないまま進めていくということは結構あり、本格的に打ち合わせがスタートした段階で同意したり、またはオープン直前になって漸く得られたりと様々なケースを見てきた。 最終的には家族の同意は必要不可欠のことではあるが、段階を踏んでいきながらでも構わないので徐々に理解同意を得られれば特に問題はないと思う。要は本人が如何に本気であるか、真剣であるかが大切であり、その姿を見て周りが同意し協力体制が築き上げられるものである。 - 桜木町のお店 - 2002年01月29日(火) 申し込みをしていた不動産業者から連絡があり、ほぼ確定しましたとの連絡が入った。4者が申し込みをしていて大家さんが検討していたのだが、漸くいい返事がもらえた。と言っても最後の最後まで何があるかわからないし安心は出来ないが、夕方にクライアントの方と現地をもう一度内見した。 コンセプトの確認と今後のスケジュールをまとめ、設備関係の調査を管理会社に依頼し契約と同時に作業を効率よく進めていけるようにした。 オープン時期は少しずつ変えてあるが、5件同時進行になってしまいそうなのでこちらのスケジュールも調整しなければならない問題が出て来た。スタッフ増員も含めて何らかの対策を練らねばなるまい。 - やっぱりダメな店の典型例かな? - 2002年01月28日(月) 先日の日記帳に書いた横浜駅地下街の呼び込みをしていた鰻屋さんの続編である。 夜、前を通りかかったら相変わらず客は殆ど入っておらず、やっぱりなと思った瞬間更に驚かされる光景を目にした。入り口から一番近い、それもまっ正面の席で先日呼び込みをしていた女性が伝票やらノートやらをテーブル一杯に広げて事務処理をしていた。 こういうことは閉店後にやるとか、客からあまり見えない陰の席でやるものであって、入り口近くの一番目に付くところでやる仕事ではない。暇だから夜のピーク時であってもこんなことが出来るのだろうが、客から見れば「うちは暇だよ」と言っているのと同じこと。どうして判んないのかなあ・・・? こういう店は他にも普通はやらないよということを平然とやっているものである。 それを悪いことと気が付いていないから普通の行為として行っている。それが客の目に付き悪い印象を与えてしまう。可愛そうではあるがこういう店に付ける薬はない。売上が悪い原因は全て自分達が作っているということに気が付かない限り上がり目のない典型例である。 - 不正・・・ - 2002年01月27日(日) 大手企業の不正が世間を騒がしている。今回の出来事は見方を変えると大手がやっているのだから小さなところもひょっとして・・・とコメントしている評論家もいたくらい消費者の企業に対する信頼感を失墜させる出来事となった。 消費者を裏切る行為はあってはならないということは常識であり、「食」に携わる人間として許しがたいことだ。この出来事とは幾分異なるが、蕎麦業界にも消費者を裏切る行為が平然と蔓延っている。「手打ち」という表現をしていながら全ての作業を機械で行ったり、製麺業者から仕入れていたりしているが、これは誇大広告であり消費者を裏切る行為以外何者でもない。 以前も書いたがポッチーランドで手掛けた店では手打ちでない店で「手打ち蕎麦」を看板に掲げることは絶対に許さない。まあ、こういうことは然程大きな問題とはなりえないことではあるが、中にはここでは書けない様な内容の常識では考えられない事も行われている・・・。そういうことをしている企業経営者は一体どういう神経をしているのであろうか?そこまでして金儲けをしたいのか?・・・ 今回の大手企業が行った不正は大小問わず近いことは結構行われているのでは?と思われるが、そういう企業はいつの日か必ず同じようにしっぺ返しが来るはずだ。 - 楽しかったなあ・・・ - 2002年01月26日(土) 今夜、元日に行った同窓会の東京近郊在住者の集まりがあった。 10名の集いであったが本当に楽しかった。みんなそれぞれ違った仕事に付き、それぞれの生き方をしているが酔っ払えば皆一緒だ!そして、男も女も一緒だ! 日々仕事に追われている身であるので、こういう一時というのは掛け替えのない安らぎの時でもある。次回はもっと多くの参加を募り早いうちに開催したいが、それまでの間の仕事の活力には充分になったと思う。 普段あまり馴染みのないチェーン店の居酒屋やスナックにも行き、これまた新鮮な気分?も体験出来たが、居酒屋のオペレーションは酷かったなあ・・・wという居酒屋だが、仕事柄酔っていながらもしっかりとチェックしてしまった。 - OB会 - 2002年01月25日(金) 最初に在籍した設計事務所のOB会から案内が来た。 その会社では12年間在籍し、仙台・浜松・金沢・東京・長野・横浜と転勤した。 久々にみんなで集まろうということで、10年前に一度あったのだが100人近くが集まったように記憶している。その中で半分以上の人は独立開業していて、当時私はまだ他の設計事務所で働くサラリーマンであった。 その時もみんなで話したのだが、この100人が残っていたら凄い会社になっていただろう・・・と。設計事務所というのは殆どがみんないずれ独立したいという希望を持って働いているし、またそういう方向に進んでいくことになる。 その懐かしい会社も今は勢いが感じられない・・・。良いものをつくろうとか上昇思考のあるスタッフがいなくなってしまい、「こなす」仕事になってしまっていて つくっている店にもあまり魅力は感じられない。OBとしてはとても残念なことである。 そういえば最後に在籍した会社も勢いというか、つくっているお店に魅力を感じない。やはり、上昇思考がないと良いものはつくれないということをその会社を見て実感させられる。 今は独立して本当に良かったと思っている。 3月の会合が楽しみである。 - 府中のお店 - 2002年01月24日(木) 府中近隣で開業予定の方と企画・デザイン・プロデュース契約を結び正式に業務がスタートした。 府中で物件が幾つか出て来たとのことで物件リサーチも含めて打ち合せを行い、その中で1件気になる物件があった。まだ貸せるかどうかは判らないらしいのと、面積がちょっと狭いかもしれない(正式な面積が判らなかった)という問題があるが、立地的にはやろうとしている形態には今日見た中では一番良かったかもしれない。 2つの課題がクリアになればそこで店をつくってみたい・・・そう思わせるだけの価値ある物件であった。かなりいい感じの店が出来上がるはず!第一印象は大事にしたいのでクライアントともう一度打ち合せをし検討してみたいと思う。 - 更なる飛躍に期待 - 2002年01月23日(水) 一昨年手掛けた繁盛店に久々に行って来た。 売上も順調で業界内での評判も出て来て注目されつつあるが、更なるステップアップを考えていて、春に向けてその準備を進めていた。現状に満足することなく常に先々を見据えた視点で商売を捉えていることは素晴らしいことだ。 私自身も現状に満足して欲しくないし、もっともっと凄い店になって欲しいと考えている。今日もいろんなことを話し込んで、気が付いたら午前4時を廻っていた。今始発電車で帰路に着いているが、もう時期夜が明けそうだ・・・。 - 食べたくなるメニューとは・・・ - 2002年01月22日(火) 蕎麦屋は夜の集客に悩んでいる。 酒を置いて集客を図る店が近所にあるが肝心の酒の肴が殆どない。これではいくらいろんな酒を置いても客は入らない。また、肴もそこそこあるが集客できない店もある。そういう店に限ってバリエーションは豊富だが食べてみたいというものは意外と少ない。そして、お決まりのレトルト食品のPOPが所狭しと貼ってある。 しかし、なにも手の込んだ料理を出さなければならない訳ではなく、シンプルでもしっかりとしたものを出せば受け入れてもらえる。手間は掛かるがそれはお客様のことを考えたら当たり前のこと。お客様不在のところで効率化だけを考えてしまっているから受け入れられない店になってしまう。 この図式をしっかりと理解し次のステップに進める店がこれから先、生き残っていけるのだと思う。また、ヒントはいっぱい転がっているしそれに気が付くかどうかもポイントである。 - 根津のお店 - 2002年01月21日(月) 不動産契約後、大家さんが契約を解除して欲しいと言ってきた件で、代わりの物件が出て来て先日大家さんとお会いし、今週末に建築施工業者さんとの打ち合せを行う予定になっていたが、方位などを見て頂いている先生から「その物件は止めなさい」とのお達しで断念することとなった。 立地条件的には何の問題もないがその土地自体に問題があるとのことで、これまでもその先生の指示に従ってきた経緯があるので残念ではあるが・・・また振り出しに戻ってしまった。 - 逆効果なのになあ・・・ - 2002年01月20日(日) 横浜西口地下街に流行らない鰻屋さんがある。 今日、前を通りかかった時、女性スタッフが出て来て呼び込みを始めた。この飲食店街で呼び込みをしている店は殆どないが、見ていて聞いていて朗かに逆効果であると感じた。 例えば魚屋さんは活気を出すために呼び込みをする。この店は客が入らないから呼び込みをする。魚屋さんは活気を出そうとするから元気良く威勢良くやる。この店は暗い表情で聞き取れないくらいの早口で悲壮感漂う呼び込みをしている。 結果はどうであろうか?考える必要もなく朗かである・・・。向い側のパスタ屋さんは行列が出来るほどの大盛況だ。そこから少しでも流れてきて欲しいと思うのかどうかは判らないが、これほどまでに逆効果となる宣伝活動は見たことがない。 呼び込みをすることが目的になってしまい客を店に入れることが目的になっていない。不思議に思われるかもしれないが、結果としてこういうことをしているのである。上からやれといわれているから仕方なくやっているのか、またはそこの女将かもしれないがこの店における呼び込みの目的を全く理解していない。 あの姿を見て、あの話しを聞いて入ってみようと思う人はまずいないであろう。あまりにも酷かったのでアドバイスでもしようと店の前まで戻ったのだが、余計なお世話かもしれないのでやめることにした・・・。 何事も目的をしっかりと理解し、それを達成するためには何をどうすることが大切かを考えなければならないのに、その行為をこなすことが目的になってしまっては効果など上がるはずもない。残念なことだが経営者がそれに気付かない限りはその店に行列など出来はしないであろう・・・。 - ちょっと遅い初詣 - 2002年01月19日(土) 家族揃ってのスケジュールが合わず、なかなか初詣に行けなかったが今日漸く済ますことが出来た。 毎年、鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮に行くのだが、実家に帰った際に近所の神社へは行ってもお参りはしない・・・。変かもしれないがこれが家族揃ってのこだわりである。もう、空いていると思ったら通常の休日よりも数段人出が多く、混んでいると思って時期をずらしてお参りに来る人も結構いるということか。 そして、お札とお守りを購入し1年間の無事を祈願した。 - 桜木町から根津へ - 2002年01月18日(金) 市内で開業予定の方の物件が桜木町で出て来たので近隣リサーチと現場調査を行った。立地、賃貸条件共にさほど問題はないが、だだ面積が狭い分レイアウトが難しくなってしまう。近隣には同じようなコンセプトの店はなく、何とかいけるのではないかと思う。 丁度昼時だったので近所の定食屋さんに入ってみた。大戸屋という流行のチェーン店があるが、最近それのパクリの店が増えていてその一つである。まあすべてに於いて比べるべくもないレベルの店であったが、オペレーションでなぜこんなことをするのかなあということが幾つか見受けられた。スタッフレベルもこれでもかというほど低く、昼時にしては客も然程入っていない・・・。まあ、当然か。 打ち合わせが終わり事務所に戻る途中に電話が入り、急遽根津へと向かうこととなった。昨日、大家さんが一方的に契約を解除したいと言ってきた件であるが、近所でいい物件が出て来たというので見て欲しいとのことだった。その物件は私も以前から気になっていて問い合わせをしたところ飲食店不可とのことで諦めた経緯がある。 仲介業者さんが今回の解約問題で責任を感じ、その物件の大家さんに交渉して飲食店でもOKという返事を頂くことが出来たらしい。家賃は予定額よりも高くなってしまうが立地条件はかなりいいと思う。契約解除の件は了承し、こちらの物件で進めていくことになりそうである。 しかし、他の図面作成がまた遅れてしまった・・・ 間に合うであろうか・・・ どうしよう・・・ かなりやばい状況になって来た・・・ - えっ?!契約解除? - 2002年01月17日(木) 先日、不動産契約を締結した根津の物件で問題が起きた。 大家さんの代理人という方から「契約を解除して欲しい」との連絡が入った。つい一週間前に契約し、今後のスケジュールの確認や建築の施工業者さんを紹介して頂き、プランニングに入っていたのだが一体何故?どうして・・・? 親切で本当にいい感じの大家さんだと思っていたし、全く持って腑に落ちない出来事である。保証金を倍額にして返金するという・・・そこまでして解約したいというのは向こうにとってそれだけのお金をかけてもメリットがあるということ。クライアントとも話したが考えられるのは、テナントビルで3区画ある内の一つを借りるのだが、例えば何処かの大手が一括で借りたいと言って来てその違約金はこちらで負担します・・・ということは十分に考えられる。立地条件は良いし借り手が今まで付かなかったのが不思議なくらいの物件で、大手が乗り出してきても不思議はない。 いずれにしても大家さん直接とか仲介業者さんからではなく、全く面識もない第三者から一方的に言われて即ハイ判りました・・・というのも納得いかないし直接大家さんとお会いして理由なり話を聞いてみたいと思う。 クライアントはそこで開業するために引越しするのだが、今週中にそれを済ませるための準備も進めていて、やはり納得いく話を聞かなければならない。 - 血圧 - 2002年01月16日(水) このところ血圧が少しづつ下がって来た。 一時はかなり危ない状況が続き薬品で抑えていたのだが、ここ一週間くらいは正常までは戻らないにしても近づきつつある状況だ。通常生活においてかなり高かったので興奮したりするとかなり上がってしまう。元来、短気な性格であるので非常に危険なのだが、極力それを押さえるように努めて来た・・・。 ただ、これだけで安心することは出来ないし、常に健康管理というものに気を付けていかなければならない。多くのお客様に迷惑を掛けてしまうことにもなり得るからだ。極力不規則な生活は避けるようにしているが、その分仕事がどんどん溜まってしまうのが難点である・・・。 - 続・ダウン・・・ - 2002年01月15日(火) 熱は下がったものの頭も体も重く、腸が捩れているような感じ・・・ インフルエンザであろうか? 予定していた打ち合わせもキャンセルは出来ないので行って来たが,話しの内容もいつもの自分ではなく他人が自分の中にいるような感じであった。こんなに苦しんだのは何年振りであろうか?帰って来たら午前様だったが,これまでの無理が祟ったのであろうか・・・? - ダウン・・・ - 2002年01月14日(月) 今日は朝から調子が悪く1日寝込んでしまった。 日記帳の更新は布団の中からしている・・・ 明日は打合せが入っているので何とか熱を下げ体調を戻さねばならない。 申し訳ございませんが今日の日記はこれで終わりとさせて頂きます。 - 目的意識 - 2002年01月13日(日) 何の為に開業するのか?何の為に改装するのか? その目的意識がしっかりとしていないと事業は成功しない。出店や改装をしてもうまく行かないお店の殆どはこれが欠如している。これには目に見える外面的部分と見えてこない内面的な部分があり、外面的には何となく判るケースはあるがそれだけではうまく行かない。 しっかりとしたコンセプトメイキングが出来ていないということで、他でやっていることの真似事や中途半端過ぎる方法では客の目を惹き付けることは出来ない。雑誌等で紹介されているお店のやり方をそのまま真似してみたりするケースが意外と多いが、紹介されている店がすべていい店(繁盛店やしっかりとした商売をしている店)とは限らない。 どうしてもその辺で惑わされることが多く、上っ面だけで物事を考えてしまう。ポッチーランドで手掛けたお店を視察に来る人が結構いるらしいが、外面的な部分だけを真似しても上手くは行かない。デザインだけとかメニューだけを真似したところで効果は上がらないということだ。 要は内面的な部分においてどれほど深く掘り下げて考えたかがポイントとなるのであって、そこに存在する大切な考え方を見出すことが出来る人だけが成功を収められるということである。 - 蕎麦 地球屋 - 2002年01月12日(土) 今晩放映された「出没!アド街ック天国」(テレビ東京)で三鷹の地球屋さんが出ていた。手掛けたお店がテレビや雑誌に出ているのを見るとやはり嬉しくなるものである。頑張っているお店ならその嬉しさは倍増するし、こちらも頑張らなきゃという気持ちにもさせてくれる。 ちょっと頑張りが足りない?お店もあるがマスコミに登場することが必ずしも大切なことではないが、もうひと踏ん張りりして欲しいと願っている。 昨年は川口の山茂登さんが取り上げられたが、次は何処になるだろうかと楽しみである。 - 店舗リサーチ - 2002年01月11日(金) 今日は根津で開業する讃岐うどん店の不動産契約に立ち会い、その後知人と神田小川町にある参考店舗をリサーチしに行って来た。 昨秋にクライアントと一緒に行き、その後もう一度行ったが満席では入れなく断念した。今日は前回よりも早く行ってみたが相席の最後に2席に何とか座れた。とにかく早い時間から込んでいて繁盛店といって良いであろう。 つまみのメニュー構成はうどんにトッピングできる揚げ物系がメインで、単価も安くボリュームもありバラエティーにも富んでいる。日本酒も四国の銘柄を中心に敢えて120ccに減らして単価を抑える工夫をしている。 肝心のうどんは機械打ちで本物の讃岐うどんとはかなりの違いがあるが、汁に関しては結構いい線行っていてクライアントはこれをベースに考えて聞きたいといっている。うどんや肴のメニュー構成はかなり参考になり、これをベースにどうアレンジしていこうかと考えている。立地条件、客層も異なるのでその辺を考慮に入れてプランニングをしていきたい。 この店の難点は接客が著しく悪いということで、これがもっとしっかりと出来るようになれば凄い店になるであろう。もったいないが中々全てい於いてバランスが取れている店というのはそうはないものである。 - 事業計画 - 2002年01月10日(木) 今日は根津のお店の事業計画をまとめた。 総投資額を算出し、それに対しての資金調達手段をまとめ、売上げ予測を立てて返済計画をシュミレーションする。最終的に無理があれば事業的に厳しくなることが予想されるので、投資額の圧縮を検討したり売上げをもう少しアップさせられる方法はないであろうかと考える。 何度も何度もやり直してシュミレーションしていくのだが、数字合わせのパズルになってしまっては何にもならない。売上げ予測にしても現実的にかつ客観的に考えなければならない。まとまったのは深夜になってしまったがこれに沿って進めていけば何とか事業的に成立させれそうである。 明日は不動産の契約に立会い、その後現場調査をし基本プランニングに入る。 - UDON CAFE - 2002年01月09日(水) 横浜西口の地下街にあるチェーン店ではない低価格のコーヒーショップが昨年閉店した。それなりに客は入っていたが客単価と滞在時間、そして高い家賃を考えた場合採算ベースには乗っていないと思っていた。 で、その後どうなったのかと思い近くを通ったので見に行ってみたら・・・ 「UDON CAFE・・・・」という看板が目に付いた。経営者は一緒だったが業態を変えた様で、インテリアは今流行のCAFEであり著名なデザイナーがつくった店の殆どパクリである。でも、その著名な人がデザインしたのかな?・・・ 唯一異なるのは「UDON」がメニューにあるということで、何もうどんとCAFEを一緒にしなくてもという正直な感想であるが、和風・パスタソースベース・沖縄風・オリエンタル風等など・・・様々なアレンジされたメニューが羅列してあった。 数人がうどんを食べていて最初は物珍しさもあるだろうから良いが、今後どうなるのか非常に楽しみ?な店である。コーヒーは相変わらず不味かったが、どうせならコーヒーをもっと美味しくしてくれれば良かったのにと・・・ まあ、長続きする店ではないとは思われるが・・・ 「CAFE」スタイルは今の流行であって早ければ今年一杯が「旬」かもしれない。デザインも流行を追い過ぎると「旬」が終わると見向きもされなくなってしまう恐れがある。 - 今度こそ! - 2002年01月08日(火) 昨年初頭から物件を探している方がいる。考えている業態を成功させるには立地的にかなり制約があり、約一年間これだ!という物件は中々出て来なかった。中にはこれはいいかも!という物件が数件出て来たが、条件が合わなかったりと決定までは至らなかった。 今晩遅くに不動産業者から新たなる物件が出て来たが、中々いい物件であるので明日現場調査に行って来ようと思う。何とか早く良い物件が出て来るように日々祈っているのだが、今度こそは諸条件共に合致し進行出来ればと思う。 決まる時は1件目の物件で決まるし、この方のように1年以上も決まらない場合もある。物件探しは「縁」でもあるから、こればっかりはいつまでにというようには決められない。 あまり伸びてもいろいろな面で支障も出てくるであろうし、今回の物件で決まることを祈りたい。 - 決断 - 2002年01月07日(月) 今朝、今年開業を考えている方から電話があった。 年末に二度お会いし、正月休の間に最終的に結論を出すとのことだった。現在はサラリーマンをされている方なのだが、会社を辞めて新たなる世界に飛び込むというのは期待よりも不安の方が先に立つ。朝まで悩んだ挙句の結論で、思い切って新たなる道にチャレンジするとのこと。 この日記帳「ぽっちーの独り言」も決断を下す際の参考になったとのことで、こちらとしても責任が重くなるが本当に真剣に考えている方なので精一杯頑張りたいと思う。かなり悩んだ上での結論ということは十分に伝わって来たし、近いうちに正式に業務締結の契約を交わしてスタートとなる。 - ニューウエーブ? - 2002年01月06日(日) ポッチーランドが手掛けるお店を「ニューウエーブの蕎麦屋」と呼ばれることが多い。 ある意味においてはそうかもしれないが、本質的なものとしては決してそうとは思わない。蕎麦屋、飲食店としての本質を基本的に守り、それを再現しているに過ぎないからであり、私から言わせれば既存の店が勝手に本質から逸脱し衰退して行ったっだけのこと。 定食やレトルト食品を中心としている店にとやかく言われる筋合いもないし、歴史に胡座をかいている高飛車な店にしても然り。蕎麦屋の原点とは何かを追及してつくった店が殆どで、そこいらのお店よりも蕎麦屋なのである。 飲食業、サービス業として捉えた場合の蕎麦屋はありとあらゆる面において他業種と比較した場合に数段劣っているのが現実だ。それに気付き改めようとしたり、そうはなりたくはないと思って新規開業したい・・・という方々が仕事を依頼してくる。商売の本質に戻った形での運営を目指しているのであって、決して新しいことをしようとしているのではない。 他が酷いから目立つのであって、私としては本来の真っ当な形での店づくりという感じで捉えている。だから、ニューウエーブと呼ばれるのには些か抵抗がある。 - 親切な店員さん - 2002年01月05日(土) 夕方、とあるパソコンショップに行って来た。 ノートパソコンを最新の機種に買い換えようと思っているのだが、データの移動や携帯用端末との同期方法などを質問したところ「少々お待ち下さい」と言ってその場を離れた。5〜6分経っても戻って来ず忙しいから面倒くさい仕事は放っておいて他のことでもやっているのだろうと思いながら他の売り場を見ていた。 すると売り場内をキョロキョロしながら走り回っている店員さんがいた。私を見つけると「遅くなりまして申し訳ございません」と詫びたあとに数枚の紙を見せて来た。自分では解らなかったのでインターネットで調べてきたらしく、私が移したいデータの移動は結構面倒くさいとのことだった。 他にもいろいろと聞いたことに対しても親切丁寧に応えてくれ、ただ売るだけや売ろうとしている販売員が結構目に付くだけにとても好印象を覚えた。こういう人から商品を買いたいと思うし、お客様のことを優先して物事を考えられるというのは店にとっても貴重な人材であろう。 飲食店においてもこういうスタッフがいれば必ずや大きな戦力になるだろうし、また育て上げていかなければならないと思う。 - 仕事始め - 2002年01月04日(金) 今日より業務開始である。 今年1年はどういう年になるであろうか?どういう人との出会いがあるであろうか? プランニング、デザイン共に昨年以上のレベルアップをしたいと思うし、やろうとして出来なかったことにもチャレンジしたい。 それと、出来る限りプライベートの時間を取りたいとも思う。昨年は殆ど休日というものがなかった・・・。今年は更に忙しくなることが予想されるが、そんな中でも時間をやりくりして時間を確保したい。やりたいことも沢山あるし、そういうことから新しい発想が生まれることもある。 とにかく頑張って多くの方々に愛される店づくりを心がけたいと思う。 今年1年間、ポッチーランドを何卒よろしくお願い申し上げます。 - 明日から仕事 - 2002年01月03日(木) 短い正月休みも終わり明日から始業である。 図面作成や打合せがかなり入っているので、明日はそのスケジュールを調整する予定だ。挨拶廻りもあるし本格的に業務を開始できるのは来週からになってしまうであろうが、やはりスタッフの件をどうにかしなければならない。もっと効率の良い仕事をする為には早急に検討する必要がある。 しかしながらこちらが求めているレベルのことをこなせるスタッフはなかなか見つからないのが現状。育てている時間が惜しいしのでどうしても即戦力を求めてしまうが、本来ならば時間をかけてでも育て上げていくことが望ましいとは思う。その辺がどうしても悩んでしまうところだ。 デザイン関係の雑誌等に求人募集を出せばかなりの数の応募があるらしいが、その面接をする時間がもったいない。サラリーマン時代にも大変な思いをしたことがある。1週間近く朝から晩まで面接面接・・・そしてまた面接。それでも希望する人材は殆どいない。デザイナーという肩書きに憧れて応募してきている人が多く、経験者であっても使いものにならないレベルが多い。 現状では面接にそんな時間は取れないし、なにか他のルートで見つけ出さなければならない。今月中には目処をつけたいとは思っている。 - さ、さむい・・・ - 2002年01月02日(水) 思った通りやっぱり寒い・・・ 日が陰ると特に寒くなり、手はかじかみ耳はキーンとなる。でも、昔はここに住んでた訳だし環境の変化と言うか慣れというのは恐ろしい。みんなで初売りなるものに行ってみようということになり、その帰りにそば屋?に入った。 100席以上もある大型店でメニューを見てもそば屋というよりは和風ファミリーレストランであったが、当然ながらオペレーションもそうであり、肝心のそばもコンビニ並みでどう見ても生麺を使ってなどいない。店のパンフレットには手打ちとこそ書いてはいないが、こだわりの味を追求していますという文字があちらこちらに書いてある。 地方の場合、これが本当のそばと思っている人が結構いて、たまに手打ち専門店とかが出来ると「硬くて食えない」となる。ある意味では仕方がないことかもしれないが、もっともっと本物の旨い蕎麦をいろいろな人に味わってもらいたいと思う。 今晩は妻の実家に泊まり、明日横浜に帰る。 - あけましておめでとうございます - 2002年01月01日(火) 新年あけましておめでとうございます。 いよいよ新たなる1年が始まりました。今年1年の皆様のご健勝をお祈り申し上げます。 今年は久方振りの実家での新年を迎え、今日は25年振りの中学時代の同窓会があり午前10時半から夜8時まで飲み通した。25年振りということもあり面影のない者や全然変わっていない者や様々であったが、一番変わったのは私だったという一致した意見だった。体重で15キロ増え髭もたくわえているのだから当然かもしれないが、皆かなりびっくりしたらしい・・・。 可愛かったあの子は、えっ!・・・となっていたり、更に綺麗になっていたりと昔話に花を咲かせての本当に楽しいひとときを過ごすことが出来た。名残惜しかったがまたの再会を期待して帰路についた。 -
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