■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

仮引渡し - 2001年10月31日(水)

今日は群馬のお店の仮引渡しを行った。

なぜ仮なのかと言うと確認申請でのトラブルで着工が遅れた分、工事が押してきたが今後のスケジュールや私自身のスケジュールの都合で今日は内装のみの引渡しとなった。

但し、内装も全ての工事が終了した訳ではなく建具等がまだ残されている。明日より外構工事に入り最終的な引渡しは11月7日を予定しているが、それまでスケジュールの都合でチェックに行けないのが少々気掛かりではある。

都心部でつくる店づくりとはデザイン的にも大きく異なるが、贅沢なくらいゆったりとしたかなり良い感じの雰囲気になった。


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うれしい悲鳴 - 2001年10月30日(火)

このところ新規の問合せや依頼が続いている。

年内は群馬のお店と以前サラリーマン時代に手掛けたお店のマイナーチェンジが残されているが、物件が出てこなくて着手が遅れているお店も2軒ある。更に来年の予定も2〜4月で4軒が既に契約して進行している状況で、それ以外にこのところ続いている依頼が予定として入ってくる。

オープニングがダブれば当然ながら請けることは出来ない。先に予定が決まっているお店を優先することになるが、以前から悩んでいることでもあるがオペレーションなどの指導が出来るスタッフを雇えば仕事が重なってもこなすことは出来る。

設計業務は外注スタッフで補えるが、オペレーションの指導はそれなりに経験のある人でなければ務まらない。仮に見つかったとしてもその指導をこちらがチェックすることは出来ない。チェック出来るくらいなら自分でやれるのであり、その辺が難しい選択となっている。

やはり、そういうところは自分でやらなければ納得いく店づくりは出来ないし、期待して依頼して下さったクライアントに失礼になってしまうような気もする。よくありがちな最初だけ責任者が行って、後はスタッフが業務を担当するというようなことは好きではない。

また、個々のスタッフの力量によって業務レベルに差がついてしまうことも嫌だ。以前勤務していた会社ではそれが顕著に表れていたし、お客様にくじを引かせているようでとてもやるせない気持ちであった。

本当ならばご依頼下さったお客様の全てに対応させなければならないのかもしれないが、自分自身のこだわりを貫くためには・・・また、いい仕事をするにはどうしても限界というものがある。


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群馬のお店と久里浜のお店 - 2001年10月29日(月)

今日は朝一で群馬のお店に行ってきた。

何とか引渡し前の最終チェックという段階まで進んできたのだが、いくつかの問題もまた出てきてしまった。以前から指摘していた点をきちんと修復していなかったこと、メインエントランスの一番拘った建具の仕上方法が違うこと、天井クロスを総張替えに・・・。

大きな問題としてはこういうことだが、工期等の絡みもあり何処まできちんと修復なり、改善が出来るかという点に於いて心配が残る。しかし、職人さんたちはみんな一生懸命に頑張っている。誰一人として手抜きなどしていない。でも、指示したものと違うものが出来上がれば、それは直してもらわなければならない。

辛い立場ではあるが、それが設計監理の仕事でもあるから・・・。


夕方、高崎から横須賀まで移動し先日オープンした横須賀・久里浜のお店に行ってきた。丸一週間が経ちだいぶ慣れてきたみたいで、今日はシフトの関係で昼は2人で厨房ホールを廻したらしい。

先日も触れたがこのお店の共感できることは、経営者が教えを守り基本に忠実に頑張っているという点だ。そして、お客様に感謝し「ようこそお越し下さいましてありがとうございます」という姿勢がきちんと伝わること。言葉に出さなくてもそれがきちんと伝えられるというのは本当にそう思っているから出来ることである。

上っ面だけの言葉とは大きく異なる重みと感動がある。いくら素晴らしい技術を持っていてもこういう気持ちがなければ、また相手に伝えられなければ商売はそう簡単には行かない。

そういう面に於いてはこれからもその心を持続し、商売を続けていって欲しいと強く感じる。




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トレーニング3日目 - 2001年10月28日(日)

今日も世田谷のお店のお客様をお招きしてのトレーニングであった。

3日目という事もあり厨房・ホール共に徐々に慣れてきている。但し、懸念してる課題はまだ改善されていない為、今後それをどこまで意識して変えていけるかどうかが大きなポイントとなるであろう。

それとホールスタッフがまだ完全に決まっている訳ではなく、またそのスタッフに対しての教育も残されているのでまだまだ安心は出来ない。決まっているスタッフにしても力量は未知数であり、オープニングまでに全員が揃えられるという確証もない。

そういう面でも課題として残されているだけにまだまだやらなければ成らないことは沢山ある。11月2日のオープニングまで残り4日しかない・・・


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いい加減な店 - 2001年10月27日(土)

今日は朝から嫌な思いをした。

近所のはんこ屋さんに名刺を頼んでいたのが出来上がってきたが、紙質が異なりレイアウトもこれまで使っていたサンプルを渡したにもかかわらず微妙におかしな感じになっていた。紙は高い紙にしたのでその分を含めて前金で支払っていたが、出来上がってきたものは印刷代に紙代も含まれている安いものであった。

このお店はFC展開しているところで、これまではちょっと離れているお店に依頼していたが接客対応もしっかりとしていて企業姿勢にも共感出来た部分があった。そして最近になって近所にもFC店が出来たので早速依頼してみたのだが・・・

向こうが間違っているのも関わらずこちらが勘違いしているかのようなことを平気で言ってきたり、申し訳ないという気持ちが全然伝わって来ない。おまけにこの店は営業時間を全然守っていない。どうしても朝か夕方しか時間がないのでその時間帯に行くと営業時間にもかかわらず、まだ開店していなかったり既に閉店していたりと・・・全く持っていい加減な店である。

本部の指導をきちんと受けているはずなのにこんなことをやっていてはこのFC全体のマイナスになってしまう。こういうFCの場合、加盟店が増えれば本部の目が行き届かなくもなるし、いい加減な加盟者も出て来るであろうが、折角本部がきちんと指導して良い仕事をしている加盟店が多くある中でたった一軒でもこんな店が出てくると全体に対してのイメージも悪くなってしまう。

私が例え直営であっても多店舗展開しているところの仕事をやりたくないのはこういうことが起因している。店舗数が多くなればなったで必ずこういう問題が出てくるし、お客様不在のところで「こなすだけの仕事」とか「収益最優先主義」になってしまう。

本当に一人一人のお客様を大事にしながらお店を成長させていこうとするクライアントのみと仕事をしていきたい。こちらも出来る限りの時間を割いて協力するつもりで仕事を受けているのでどうしてもこなせる件数には限界もある。


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シュミレーショントレーニング・世田谷編 - 2001年10月26日(金)

今日は世田谷のお店のお客様をお招きしてのトレーニングを行った。

朝、お店に行くと主の顔付きがきつくなって緊張と不安、更に苛立ちを感じた。思うように準備が中々進まない・・・延べで25人のお客様が来られたがその間ずっと顔付きは変わらなかった。実際の動きを見ていると初めて、それに厨房内での本格的な作業に関しても今日が初めてという状況として考えたら合格点である。

ホールの奥様もテキパキと動いていたし、用はポイントを押さえ作業効率を上げることが出来て、少しづつ慣れてくれば作業的には大丈夫ではないかと思った。

課題としては厨房内であってもきつい顔をしていればお客様に見られているということを忘れず、愉しんで仕事をしているという雰囲気をお客様に伝えなければならない。それとホールは如何にして1回の動きでいろいろなことを行えるか、またチェックが出来るかがポイントである。これは訓練で何とかなることで常にそういうことを意識して行動してもらえるよう指導していきたい。

明日、明後日とトレーニングは続くが、今日より明日、明日より明後日の方がこちらの判断基準は上げて行くつもり。手を出したり、口を出したりする回数を徐々に減らし自分たちの判断で全部が出来るように早くもって行きたい。


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残り一週間 - 2001年10月25日(木)

今日は群馬のお店の現場チェックに行ってきた。

引渡しまで残り一週間となりいよいよ大詰めとなった。細かい所での修正が結構出てきたが、その場で即対応して下ったり引渡しに間に合うよう手配して下さったりと、施工業者さんには感謝しなければならない。

22坪で18席とかなり贅沢なつくりで、良い空間が出来上がりそうである。今から完成が非常に楽しみだ。


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即採用! - 2001年10月24日(水)

今日は世田谷のお店のオペレーションマニュアルの説明を行った。

ホールスタッフがまだ決まっておらずご主人と奥さんだけへの説明となってしまったが、途中で求人応募の連絡があり夕方お店に来てもらい面接をした。二十歳の女子大生で感じが良く笑顔が素敵なホール向きのタイプ。結局、即採用ということになった。

奥さんが夜はお店に出ることが出来ないので、こういうタイプの女性がいてくれると非常に助かる。オープンまでは10日程あるのでそれまでに不足しているシフトのスタッフがもう少し来てくれるとありがたいのだが・・・


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感謝の気持ち - 2001年10月23日(火)

今日も久里浜のお店のオープニングに立ち会っていた。

昼夜ともに昨日を上回るお客様にお越し頂き、更に良い評価も頂くことが出来ました。ご主人やスタッフの動きも徐々に固さが取れ一週間もすれば良い感じになると思う。しかし、課題は沢山残されているので安心は出来ないが、先ずは幸先良いスタートを切れた。

では、この先どうなるのであろうか?ご主人の蕎麦打ちを学んだ先への感謝、食材への感謝、お客様への感謝・・・あらゆるものに対して素直な心で感謝の気持ちを表している。私はその姿勢を見てじっくりと確実にこなしていくことが出来れば良い線までいくのではないかと感じた。

この商売に限らずそういう姿勢が如何に大切か。中途半端な姿勢で商売をやっているお店との大きな違いであり、その違いが売上などに明確に表れている。今まで手掛けてきたお店の中でもそういう気持ちで商売をしているところは確実に数字が伸びているが、そうでないところはもがき苦しんでいる・・・。

売上が伸びないお店の最大の欠点は経営者の姿勢が良くないということだ。全ての原因はそこにあることに気付かず、外部にあれこれ理由を探しそれで納得しているからいつまで経っても改善されない結果となる。

商売は真剣勝負である!ちょっとでもなめたり楽しようなどと思うと全てが安易な方向へと進んでしまい結果として悪循環となり、店の経営自体が圧迫することになる。


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合格かな? - 2001年10月22日(月)

今日は久里浜のお店のオープニングであった。

当初はいろいろと課題があり心配の種ではあったが、取り立てて大きな問題はなく何とか無事に初日を終えることが出来た。メニューを絞り込んだせいもあり、厨房もあまり慌てることなくこなしていった。トレーニング時に比べると数段良くなっているのでこのまま順調に伸びて行って欲しいです。


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オープン前日 - 2001年10月21日(日)

久里浜のお店がいよいよ明日オープンする。

課題山積みの中でのスタートであるが、当面の間はメニューを絞り込んだり、変則シフトを組み何とかまわしていこうと考えている。11月中旬には予定していたスタッフも揃い万全の体制になるが、それまでの約一ヵ月は苦しいながらもこの体制でやっていくしかない。

オープニングの立会いも22・23の両日だけであったが、定休日を挟んだ25〜28日まで昼か夜の来れる範囲でチェックに来るようにしなければならない。次のオープンも控えているのでスケジュール的にはかなり厳しいが、ちょっと目が離せない状況なので次のお店のクライアントに相談し対応していこうと思う。

今日も夜のホールを担当するスタッフに来てもらい、念入りにロープレを行ったが
まだまだ不安な状況であった・・・。出来れば見ているだけで手を出したくはないがそうなることを祈るだけである。



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トレーニング - 2001年10月20日(土)

今日は昨日に引き続き久里浜のお店でお客様をお招きしてのシュミレーショントレーニングを行った。
ホールスタッフは前回マニュアル説明をした方々だったのでそれなりに何とか出来ていたが、厨房はちょっと課題が多過ぎるという感じであった。作業手順、仕込み
、スピードと課題が山積みではあるが商品自体はしっかりと作っている。

後は慣れの問題で当面の間はメニューを大幅に絞込み対応していくように考えている。一年後にしか戻って来れないと言われていた息子さんが来月中旬に戻ってくることになり、何とかそれまでつないでいければならない。

本来ならばオープンさせて良いかどうかを決める分岐点上にいる訳で、明後日のオープンを伸ばすかどうかという問題が出てくるのだが、本人の意思もあり何とか予定通りにスタートを切らせようと思う。

その際のリスクを最小限にするための対策をこれから考えていかなければならない
が、メニューの絞込みやホールスタッフのシフトの変更等で対応し、厨房内作業に関しても効率化を図れる方法に変えていってもらうようにする。


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引渡し - 2001年10月19日(金)

今日は世田谷のお店の引渡しであった。

厳しい予算の中での仕事であったが、施工業者さんの協力により中々いい感じのお店に出来上がった。小さいながらも小洒落た小粋な蕎麦屋として評判になりそうである。現に近所ではかなり話題になっているらしい。

厨房設備は今回初めてお付き合いするところであったが、社長を先頭にいい仕事をして頂きました。スタッフを抱えながらもトップが自ら先頭に立ち汗している姿は共感を覚える。細かいところへの気配りなどもしっかりとしていてこちらとしても非常に助かりました。

今後のスケジュールとしては、24日にホールスタッフへのオペレーションマニュアルの説明とトレーニング、26〜28日の3日間は実際にお客様をお招きしての実地トレーニング、そして来月2日のオープニングを迎える。

その間に久里浜のお店のオープン、群馬のお店の引渡し、新宿のお店の基本設計、南蒲田と根津のお店のコンセプトメイキング等、めちゃくちゃハードなスケジュールが待ち構えている・・・


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業務提携依頼? - 2001年10月18日(木)

とある企業から広告代理店を通して業務提携?の依頼があった。

企画から設計・施工を業務としている企業らしいが、いわゆる内装業者というところである。企画と言っても手掛けたお店を見る限りでは本当のそれではない。一緒に仕事をしたいと声が掛かることは嬉しいことではあるが、申し訳ないが丁重にお断りさせて頂いた。

元来、私は誰かと徒党を組んで仕事をするのは嫌いであり、本当のいい物をつくろうとしての提携ではなく、仕事を受注する為のものでは当然ながら無理な話しである。正直なところ感性があまりにも違い過ぎるのもお断りさせて頂いた大きな理由の一つ。

蕎麦業界ではいろいろと手掛けてはいるみたいだが、ポッチーランドの提案するスタイルの店づくりとは大きく異なる。今後大きく業務拡張する考えもないし、今のスタンスで自分自身が納得出来て、かつクライアントに喜んでいただける仕事をして行こうと思っている。

PS.暫く閉鎖しておりました掲示板が本日より再開いたしました。どうぞ、皆様お気軽に書き込みしてください。いつもこっそり見ている貴方もどうぞ!


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群馬のお店 - 2001年10月17日(水)

今日は午前中に明後日引渡しの世田谷のお店をチェックし、午後から群馬のお店へ行ってきた。

残り2週間となり打ち合わせも詳細の納まりや仕上の具合など、かなり細かい部分に関してのものとなった。最初はいろいろと問題も出たがここに来て何とかスムーズに運んでいる。

どの職人さんも一生懸命にやって下さっていることには本当に感謝している。全体をまとめている方々に対しても同じで、多くの方々の頑張りで素晴らしいお店になることと思う。

次回は来週の水曜日になるが、それ以降は間隔が短くなり後半は泊まりになると思う。


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マニュアル - 2001年10月16日(火)

今日は午後から久里浜のお店でホールスタッフに対してのオペレーションマニュアルの説明を行った。

本来、マニュアルなど無い方が良いと考えているのだが、複数のスタッフでホールの仕事をする場合に最低限の統一性が必要となってくる。その最低限のサービスの統一性を持たす内容の極限られたものにしている。

ファミレスやファーストフードのような分厚いマニュアルでスタッフを縛ることはしたくないので簡単な内容に抑えた。それでも一度で覚えることなど出来ないし、明後日のシュミレーションでより実践的にトレーニングを行う。

それを2日日間行いいよいよオープンである。


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椅子選び - 2001年10月15日(月)

今日は群馬と世田谷のお店の椅子を選びに家具メーカーをはしごした。

カタログだけでは判断出来ない部分があるので現物を見て決めることにし、どうにか両方とも決まり発注をお願いした。微妙な色具合や座った感じなどはカタログでは判断し難く、なるべく時間と割いてショールームへ行き現物を見るようにしている。

椅子に限らず自分の目で確かめなければOKを出さないものも結構多い。左官工事のコテの具合や微妙な色、混合物の入れ具合。塗装の色決めなどはどんなことがあっても必ず立ち合い、自分の目で確かめてから施工業者さんにOKを出す。大体こんな感じで・・・などということは絶対にしない。

それは中途半端な店はつくりたくはないということの表れでもあり、自分自身のこだわりでもある。


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体調不良・・・ - 2001年10月14日(日)

中々疲れが取れない・・・そして、頭が重い。
どうしても不規則な生活に成りがちなのである程度は致し方ないのだが、どこかで調整をしなければと考えている。

一日でいいから何もしないでゆっくり過ごしてみたい・・・。


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研修 - 2001年10月13日(土)

群馬のお店の奥様が東京のあるお店で研修をしている。

今日は昼、夜と時間をとり様子を見に行って来た。まだまだぎこちなさはあるが一生懸命やっている姿には感動を覚えた。学ぼう、何かを掴みたいという気持ちが前面に出ている。

ぎこちなさは時間が解決するであろうし、吸収力があるから飲み込みも早いのでホールの仕事を任せても大丈夫ではないかと思う。当初は厨房内での仕事をメインにする予定であったが、ホールのことを勉強してみたいということで今回の研修となった。

やはり、おかみさんとして接客の仕事をしてもらうのが店にとっても良いこと。経営者夫婦が厨房の中に入ってしまうより、直接お客様とのコミュニケーションを取ることによるメリットは計り知れないものがある。

今回の研修を快くお受け頂いたお店の社長には心から御礼申し上げます。


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群馬のお店 - 2001年10月12日(金)

今日は午前中に世田谷のお店、午後から群馬のお店の現場チェックに行って来た。

いろいろと問題が発生した群馬のお店であったが、このところは大きな問題は起こらなくなってきた。細かい納まり等については慣れているところでも問題は発生するし、そう考えれば何とかこのまま終わってくれそうである。

残り3週間弱、群馬に行く回数は増えるであろう。スケジュールをうまく調整し無駄のない行動をしなければならない。


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追い込み - 2001年10月11日(木)

これから11月中旬にかけてオープニングが続いている。

今月中旬、11月初旬、中旬とあるが、偶然か皆さんが新規開業の方である。工事の方も当然ながらダブって進行しているからチェックも大変であり、その他の仕事のことを考えるともっと時間が欲しい・・・。

まだ、設計監理という立場なので現場に常駐する必要がないからいいのであるが、施工まで請け負っていたら大変なことになってしまう。やはり、いい仕事をしようと思うと設計監理のみというスタンスが一番だと思うし、施工を請け負えば単なる内装業者ということになってしまい、設計や企画の価値が半減してしまう。

以前も書いたが設計と施工は全く別物である。それを一緒にするメリットというのは請け負う側にはあるが、発注者側にはそれ程はないと思う。2社と打ち合せをしなければならないと思うであろうが、施工業者との打ち合わせなどは設計事務所がやってくれるし、コストコントロールに於いても設計と施工を分けた場合はメリットが大きい。

ちょっとタイトルから脱線してしまったが、常により良いものをつくっていきたいと考えているから時間も手間も掛けている。体はきついが充実感は大きいし、仕事をしているという実感も大きい。これがサラリーマン技術者との違いでもあるのだが・・・。




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南蒲田のお店 - 2001年10月10日(水)

今日は南蒲田のお店の企画設計契約日であった。

以前の日記帳にも書いたが、一昨年手掛けた繁盛店に程近い立地のお店で、どうしようかと迷ったが最終的にはお受けした。来年三月のリニュアールオープンを目指しスタートを切ることとなる。

このお店は業界では知名度のある会社に声を掛けていたらしいが、結果としてポッチーランドとの契約となった。最近はこのようなケースが多く、他との比較をし選択していただけるというのはこの上ない喜びでもある。

でも、それに甘えることなく常により良い店づくりを目指し、精進していこうと思います。


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嫌がらせ? - 2001年10月09日(火)

とあるお店での出来事である。

外壁に取り付けた半埋め込み式の行燈看板のアクリルが誰かによって意識的に割られていた。誤って何かをぶつけて割ってしまったというのではなく、故意的に手前にかなり強い力で引っ張ったという感じであり、悪戯以外の何ものでもない。

一体誰が?何故?酔っ払いの悪戯とは思えない仕業で、同業者の嫌がらせ?それとも・・・。

しかしながら、何でこういうことをするんだろう?不思議で堪らない。これは器物破損という立派な犯罪ですよ!こんなことをして何が楽しいの?それよりも人間として恥ずかしくはないの?・・・って犯人に問い掛けたい。

周りの飲食店がかなり意識をしているらしいという話しは何処からともなく入っては来ているが、そうでないことを祈りたい気持ちもある。

でも、許しがたい悪戯である。


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久里浜のお店 - 2001年10月08日(月)

今日はいよいよ二週間後にオープンが迫った久里浜のお店に準備状況の確認に行って来たのだが・・・。

引渡をして約半月強になるが、その間に蕎麦を打ったのが一度だけとのこと。大丈夫だろうか?まだ、二週間あるのだから何とかなるのだろうがちょっと心配になった。

その他のスケジュールに関しては今日打ち合わせをし、22日の開店に向けていよいよラストスパートである。


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オフ日 - 2001年10月07日(日)

本当に久し振りのオフ。

数ヶ月振りの子供との外出で、みなとみらいへと行って来た。しかしながら完全オフとはならず、途中家具のショールームに立ち寄り、群馬のお店で使おうと思うセミオーダーの椅子を視察し納期・見積りをお願いして来た。

それでも、結構のんびりと出来た1日でありひとときの休息を味わい、また明日から予定がいっぱい詰まったスケジュールをこなす為の良き日であった。

次のオフは一体いつになるのだろうか・・・?


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世田谷・松陰神社のお店 - 2001年10月06日(土)

今日は世田谷・上北沢のお店の現場チェックと打ち合わせの後、昨年手掛けた世田谷・松蔭神社のお店に行って来た。

このお店は八王子にある某有名店で3年間修行をし昨年11月1日に開業した。客の視線で店を観察したがいろいろと問題点もあり、それを改善しないとこれ以上の数字の上積みは厳しいかもしれない。しかし、現状の売上も新規開業1年未満、店の規模等から考えれば健闘している方ではあるが、修行先のオーナー、その店から旅立った先輩、それと私自身も現在の数字には決して満足はしていないし、もっともっと更なる飛躍を期待しているのである。

そうならなければいけないだけのことを修行先で学んできているのだから・・・。
蕎麦に関しても「悩んでいる」ということをストレートに感じるものであったし、これから先もっと悩んで成長していかなければならない。

厳しいことを書いたが、それだけ期待しているお店ということである。


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スペシャリスト - 2001年10月05日(金)

今日は群馬のお店の定例打合せであった。

ビッグテーブルで使う松の大板(約4M×1M)が届いたので家具やさんの工場へ見に行って来たのだが、現物を見ると改めてその大きさに驚いた。その工場で塗装を担当している職人さんがいて、その方はデザイナーの憧れの的「倉俣史郎」と一緒に仕事をしたことがあるとのこと。その後も倉俣さんが亡くなり、その弟子(と言っても今では皆凄い人達ばかり)と一緒に仕事をしてきたとのこと。

その職人さんは塗装のスペシャリストで日本でも有数のプロ中のプロである。いろいろと勉強になる話も聞かせて頂き有意義な時間を過ごす事が出来た。


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続・めん産展 - 2001年10月04日(木)

昨日の続きである。

会場にいたのは3時間程であったが、いろいろな人に会い話をすることが出来た。お客様、業者さん、知り合い等など商品を見ている時間よりもそういう方達と話をしていた時間の方が圧倒的に多かった。

結構実りのある話も出来たし、進行中の物件の経営者とも偶然会い、来週設計契約を結び正式にスタートという話まで具体的につめられた。こう考えると実際に出展するよりも、三日間会場にいれば結構な情報なり話が出来るのではないかとも考えられる。

まあ、ちょっと正道から外れてしまうことかもしれないが、出展コスト等を考えた場合にこれもひとつの選択肢かな・・・?


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「めん産業展」 - 2001年10月03日(水)

今日は毎年この時期に開催されている「めん産業展」に行って来た。

実は一昨年にこの展示会に出店しようと思い、事務局から資料を取り寄せ検討したのだが時期尚早と判断した経緯がある。昨年、今年と来年以降出店しようかどうかと言う視点で見てみたが、実際のところどれ程の効果があるか疑問に思った。

変り映えのしない展示内容、人だかりが出来ているのは試食があるレトルト食品コーナー・・・。こういう中でどれだけの情報収集なり、成果が上がるのであろうかと考えると、出展コストとのバランスが取れないような気もする。

また、うちの売り物は手掛けたお店の写真パネルを飾ることではないし、クライアントに合ったコンセプトづくりということを考えた場合、それをどうやって表現しなければならないか。本当にポッチーランドそのものを伝えることが出来るかは甚だ疑問である。

結論は来年の準備時期までに出せばいいのだからそう急ぐ必要もないが、自分の中ではもう答えが出ているのかもしれない。


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屋号 - 2001年10月02日(火)

屋号を決めるのにはいつも悩ませられる。

サブタイトル又はショルダーネームという店のコンセプトを表すものと屋号との両立が難しい。如何にも・・・というものは避けたいし、何の所以もないものもどうかと思う。経営者のキャラクターなり、こうなって欲しいというこちらからの思い等、考える為のヒントは沢山あるのだが中々本当にこれだ!と言えるものが出て来ない。

もうそんなに時間もないし・・・だからと言って妥協はしたくない。もう少しで夜が明けてしまうが頑張って考えてみるつもりだ。

今、ちょっとひと休みの時間・・・明日(もう今日だ!)は朝早いが、ちょっとは寝たいなあ・・・。


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近所の繁盛店・世田谷編 - 2001年10月01日(月)

今手掛けているお店の直ぐそばにおそば屋さんがある。店のつくりとしてはそれなりにしっかりとした佇まいで、落ち着いてゆっくりと食事が出来る感じの雰囲気を持っている。

蕎麦自体は町のおそば屋さんというレベルのもので取り立てて何が凄いと言うものはないが、かなりの集客で繁盛している。近所にそれなりの雰囲気を持った店は少なく、「何かの時にはあそこで・・・」や「あそこしかない!」という使われ方をしているように思われる。

ただし、そのお店の客をどれだけ引っ張り込めるかというとあまり期待はしていない。その店の蕎麦を美味しいと感じている人には、本格派の手打ち蕎麦は馴染めないかもしれない。これまで手掛けてきたお店の中でもこういう例は沢山あった。

客層のバッティングはそれほどないということだ。近所に同業店があると出店を躊躇する方が居るが、コンセプトが異なればバッティングはしない。


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