プロフェッショナル - 2001年09月30日(日) 女子マラソンで世界新記録が生まれた。 たまたま出たのではなく、狙ってそれも公言して実際にやってのけた。オリンピック後マスメディアに出すぎてそのマスメディアに叩かれたが、今度はまた褒めたたられるのであろう。 でも、本当に称えてあげなければならないほどのことをやってのけたのだから当然である。そのプロ意識たるや凄いというしかない。相当の努力をしての結果であることは紛れもない事実である。 その傍らで残念な出来事もあった。ジャイアンツが本拠地最終戦を向かえ今年引退する選手が試合に出た。皆好きな選手であり、最後の姿を見れたファンとしては嬉しい限りではあるが、相手バッターがどう見てもわざと三振したとしか思えないような無気力な感じであった。 長年プロ野球を支えた先輩に対しての感謝と礼でもあったか、これが日本のプロ野球のレベルなのか?ベースボールと野球の違いであろうか?最後の勇姿を見れた嬉しさとなんかしっくりとこない光景に複雑な心境になってしまった。 これがマラソンの世界であったらどうであろうか?絶対にこんなことはありえないはず。世界を相手に結果を出している競技と国内だけでの争いと競技との違いか。 だから日本の野球に失望してメジャーへ挑戦する選手が出てくるのである。 同じスポーツでこれだけの意識の違い。マスコミに登場することでしか集客出来なくなったかつての有名店と、そういうものには目もくれず一生懸命に努力している本物のお店。どちらが最終的に評価されるであろうか? どんなことでも最後に評価されるのは本物のプロである。 - 努力 - 2001年09月29日(土) 努力した分しか結果は出せないし、また出すことは出来ない。 飲食店経営に於いて大切なことは何か?技術の向上は当たり前のことで、それだけにしか気持ちが向いていなければ真の成功へは導けない。いろいろな意味に於いての努力・向上を追求していかなければならない。 うまく行かない店の経営者を見ていると殆どはこれが欠如していることが多い。それと緊張感が感じられなく、どことなく真剣さがない。これでは努力してるとは到底思えないし、それが店の姿勢としてお客様にも伝わってしまい、結果として店がうまく行かなくなることになる。 要はそのことに経営者自身が気付くかどうか?当然ながら気が付かなければいつまで経っても経営は安定しない。 - 誰でも楽しめる庶民のお店 - 2001年09月28日(金) 昨年リニュアールオープンしたお店に顔を出してみた。 午後8時を少し回った頃入店したがほぼ満卓で、適度なざわめきもありいい感じであった。おすすめのカウンターには老夫婦がお酒と料理、そして会話を楽しんでいたり、ビッグテーブルには一人で入って来た女性がお酒と鴨ぬきをオーダーしていた。 家族、友人、同僚、夫婦、カップル、そしてひとりであったり様々な客層が店全体の雰囲気を盛り上げている。いわゆる有名店や老舗に居がちな薀蓄を語りながら気取って場をしらけさす客など居ない。裏メニュー的な「ぬき」にしても女性が一人で来てお酒と共に啜っている光景は私の理想とするものでもある。 確かにこだわりを強く持ち、講釈をたれるような店も存在していいと思うし、否定もしないが蕎麦屋ってもっともっと気軽に誰もが楽しめる場でなければならないと思う。そういう意味に於いてこのお店はリニュアール前よりも客の間口を広げて成功した例でもある。 - 船頭さん - 2001年09月27日(木) 現場を上手くまとめるには良い船頭さん(現場責任者)が必要である。 その役割を誰がするか?通常、店舗専門の施工業者さんだったら現場監督が付くがこれが大工さん(工務店や建設会社)だったら常駐の現場監督は付かない。 大工の棟梁、その会社の責任者、または全体の発注を取りまとめる人・・・いろいろそれぞれの部署における責任者はいるが、現場をトータル的にコーディネートする立場の人がいないと中々上手くは運ばない。 棟梁に電気工事や設備工事のチェックや管理をしろといっても無理、会社の責任者つまり社長という立場であれば現場に張り付くわけにもいかない。発注関係を取りまとめている人にしても現場に常駐はしない・・・。じゃあ、誰が全体をまとめるのか? 店づくりを専門業者ではなく工務店さん、大工さん等に依頼したときの弊害がこれである。作業には一切手を出さない人工が発生するのだから専門の施工業者さんは大工さん等に依頼するよりはいくらかコストアップに繋がることは間違いないが、安心感や仕上がり具合、工程管理等に於いて考えれば決して高くはないと思うがこれから出店なり改装をお考えの方はどう思われますか? - 隣のおやじ - 2001年09月26日(水) 今、工事中のとあるお店の隣に飲食店がありそこのおやじがいろいろと口出しをしてくるらしい。このビルは五年後に建て直すどうこうとか、倉庫スペースを借りているがそこはうちが借りているとか、酒屋を紹介するとかいろいろ言ってくる。 こういうのって何処まで聞き入れればいいのか、また相手をすればいいのか解らない。無視では角が立ち、受け入れれば付け上がる・・・。全く持って困ったもんだという感じである。 これから先、もっともっとエスカレートしそうな気がしてならない・・・。 - ・・・う〜ん・・・ - 2001年09月25日(火) 群馬のお店でまた問題が起きている。 施工業者さんの方から毎日報告を頂いてはいるのだが、こちらは現場を見ていないので向こうが疑問に思わなければそのまま進行するということになる。疑問に思って初めてこちらにどうするかを聞いてくるのだから、当然のことながら細かい所での問題が発生してしまう。 工程に関してはやはり飲食店をやり慣れていない為か、設備絡みのところで問題が発生してしまった。天井内の隠ぺいダクトを取り付ける前に天井のボードを貼ってしまい、設備業者さんが困ってしまったらしい。 内装工事が中心になってくると取り合いや施工順序、優先順位をどうするかとかが求められてくる。これから先、こういう問題が多々発生してくることであろうが、何とか乗り越えていかなければならない。 現場監督にはかなりの負担を掛けることになるが、そうしなければ現場が順調に進行しなくなり、引渡が遅れてしまうことにもなりかねない。 - 本物 - 2001年09月24日(月) 連休中に横浜・関内をリサーチして感じたことだが、オフィス街でもあるにもかかわらず営業している店も結構あった。その中でもそれなりに客が入っている店もあり健闘している様子が窺えた。 駅に近い立地はまだ可能性はあるが、そうでない立地でも客は入っているということは、オフィス街であってもやり方次第では休日営業も可能と言える。しかしながら、かなりの営業努力の結果であることは否めないし、誰でも簡単に出来ることではなく、いろいろ工夫を重ねようやく結果を見出したものと推察出来た。 所謂、本物の商売ということだ。そういう店から学べることはかなりあるはず。 - レイアウト - 2001年09月23日(日) シアトルからやって来たコーヒーショップのSバックスをよく利用している。出先でのメールチェックや資料作成、またちょっとひと休みという感じで利用してるが、店によって異なるのだがレイアウトがあまり良くない。 満卓なのに席はかなり空いている・・・。テーブルが小さいから当然相席などしないし、Dトール等と比べて滞在時間が意外と長いので席がなかなか空かない。最近出来た店はその点を工夫し、ビッグテーブルやカウンターを多く取り満席率を高められるようにしている。 でも、そういう店に限ってあまり利用する機会のない立地だったりするが、いつも利用する店は残念ながら利用しようとした機会のうち半分は座れない・・・。飲食店としては決して客単価は高いとは言えないし、満席率が低く滞在時間も長い、流行っていても実際の経営ベースはどうなのであろうか?渋谷駅前の店は売上世界一と聞いているが、それほど売上がない店も多いはず。商売柄どうしてもそういう視点で店を見てしまうことが多い。 - 線引き - 2001年09月22日(土) 物事を決める際に必ずその分岐点を定めるが、その線引きを如何するかいつも悩むところである。それぞれの条件によって異なるのだからその見極め如何では正しい方向性に持ってこれなくなってしまうこともある。 正確なる分析、判断、その後の結果を踏まえての結論・・・。時と場合によってはその結論を出すまでに多くの時間を費やしてしまうこともある。その結果現場の進行状況に影響を及ぼしてしまうこともあるので、いつも慎重にことを考えていくようにしている。 そういう状況の中での結論であるから大きく外れてしまうことはあまりない。 だから出来る限りその結果なり結論を尊重して頂きたい。 - 危ない評論家 - 2001年09月21日(金) テロ関連のニュースに於いて軍事評論家なる人達がそれぞれの局に出演している。 中にはテレビでそんなこと言っていいの?とか、ここぞとばかりに危険な持論をぶちかましたりしている。 今日も某局の夕方のニュースで好き勝手言っていた評論家がいた。番組構成上キャスターが問いかけ意見を言ってもらうのだが、その答えにキャスターは困り果て一瞬間が空き、何とも締まりのない場面が展開された。別の答えを期待しているのにも関わらずとにかく自分の持論に話しを持っていこうとする評論家。そのやり取りが数回繰り返された後CMに・・・。その後評論家は画面から消えていた。 こういう事件が起こらなければマスコミの前に出てくることはない人達なので、みんなここぞとがかりに好き勝手にモノを言う。そんな人しかいないのか?と思ってしまうが、売れない芸能人がたまたま話題になり、取り上げられた時に芸能リポーターの前でこれまた嬉しそうに話している姿とダブって見えてしまう。 全てがそうではないのだがもっとマシな評論家はいないものなのか?このジャンルに限らず評論家といえば聞こえは良いが何も評論になっていない人もまことに多くいるし、この肩書きは勝手に名乗れるのだから低レベルの人間が沢山いるのは仕方がないのかもしれない。 - 違い・・・ - 2001年09月20日(木) 今日は新宿のお店の基本プランの第一回目のプレゼンであった。 ここは以前の日記帳にも書いたが1年以上前から店舗、厨房共業界では知名度のあるそれぞれ2社の計4社が打ち合せを進めていたお店である。それでも何もまとまらず最終的にポッチーランドに依頼があり、企画・設計契約を締結した後に正式に業務進行していた。 それで平面計画がまとまったので基本コンセプトと共に今日プレゼンテーションを行ったのだが、内容的にほぼまとまり若干の微調整をするのみの状況まで進んだ。他社が一年以上かけて大の大人が何人も動き、時間と経費を無駄にしてまとまらなかったものがたった一度のプレゼンで殆どがまとまった。 これは一体どういうことであろうか?これを読まれている方には理解出来ることであろうとは思うが、ポッチーランドの店づくりに対しての考え方と知名度だけは抜群の何の中身も無い企業との大きな違いなのである。これまで手掛けてきたお店で平面計画を何度もやり直したと言うことは一度もない。ましてやそれだけのことに一年という歳月を費やしたことなどもない。 業界内には幾つかの専門業者が存在してはいるが、本当に凄いと思う所はない。 その中の一社の企業の方が書かれた記事が今日発売の業界紙に掲載されていたが、実際にやっている仕事のレベルは一体何?能書きだけは何とでも言えるが、それだけでは仕事は成立しない・・・それが現実である。 別にポッチーランドが特別優れているとは決して思わないが、あまりにも業界で長年やってきている企業がだらしがないのである。ネームバリューだけで仕事をしていて、業界もそれに同化してしまっているから発展する要素がなくなるのである。 何とも情けのないことである・・・ - 店づくりとは・・・設計とは・・・ - 2001年09月19日(水) 東京にある某手打教室より問い合わせがあった。 昨年、そこを卒業された方のお店を手掛けたのだが、それを見て気に入ったのかどうか連絡があり、設計を依頼出来るかとの話しだった。企画プロデュースや監理は外してデザインだけやってくれとの内容であったが、中途半端でかつ責任が持てない業務依頼では請けることは出来ませんとお断りした。 これはどういうことかと言うと、デザインに行き着くまでにはいろいろなプロセスを経て、多くの時間を費やしクライアントとの打ち合せや調査をしてようやく辿り着くものなのである。その一番大切なところを飛ばしてデザインだけやってくれではポッチーランドとしての店づくりは出来ない。 どのお店もいきなりデザインが出てきた訳ではなく、何度も何度も打ち合せをしてコンセプトをまとめ上げて出来上がったものばかり。巷にはそこを飛ばしてとりあえず図面を引いて来ますと言って意味の無い、何も考えていないパズルのような図面を持って来るところが多いが、申し訳ないが私にはそういう仕事は出来ない。 店づくり、設計とは本来私が考えるプロセスを経て出来上がるものであり、だから手掛けてきたどのお店も順調に数字が伸びて来ている。幸いなことに前年対比を割っているお店はないし、また経営者も皆頑張っているからどこもいい感じになる。 図面だけ渡して後は適当につくられ、でもポッチーランドに依頼してつくった店と言われても困るし、最低限として設計の監理はしなければデザイン的な責任は持てない。また、それなりに上手くつくって頂いたとしても、それを使いこなすプロセスを伝え理解してもらえなければまずその店はうまくは行かない。 そうするとただ図面だけ渡してハイさようなら・・・という仕事はあまりにも中途半端であり、第一そんなことではクライアントの為にはならない。依頼して来た教室もその辺のことが全然解っていないのではないかと思う。 実際に昨年手掛けたお店の方も技術的な部分やその他に問題があり、こちらの要請で名門と言われている教室で再勉強してもらい、ようやく何とか開業に漕ぎ着けられたのである。それを考えるとデザイン的にハイレベルのものを提案したところでまず使いこなす事は出来ないであろう。 だから丁重にお断りをさせて頂いた。 - 消防検査 - 2001年09月18日(火) 今日は久里浜のお店の消防検査があった。 特に大きな問題もなく無事完了したのだが、防災業者さんから消防の担当者は細かくて厳しい人と聞いていたのでほっとひと安心。いくつかの不備も後日写真提出でOKとのことでそれを防災業者さんに依頼した。 新宿の雑居ビル火災の影響でより厳しいチェックをしているとのことだったが、人命に関わることゆえ当然と言える。そんな中で消防の担当者が検査の途中で蕎麦や店のデザインについて話し掛けてきて今度プライベートで是非来てみたいらしい。 - 群馬のお店 - 2001年09月17日(月) 午前中は世田谷のお店の打ち合せと墨出しの立会い、そして午後から問題の群馬のお店に行ってきた。 案の定と言うかなんと言うか、あれっ?と思える箇所が幾つか見つかり念のため図面と照らし合わせたがやはり違っている。図面、仕様指示とは全然違うものなどもあり、正直唖然とした。つい先日、施工業者さんの社長に疑問点等があれば必ず連絡を下さいと念を押したにもかかわらず、それ以降社長からの連絡はなかった。 図面では詳細の仕様を支持していないところまでもう出来ている。何をどう判断してそういう形になったのか、そういう仕様で作ったのか疑問だらけの状況であり、とにかく直せるところは直してもらうしかないのでそれをお願いした。 他にもチェック事項が山ほどあったが、全てを修正できるものばかりではなく、施主側が我慢せざるを得ないところも幾つか見受けられた・・・。でも、どう考えてもこの状況は納得は出来ない。もう、これが最後にして欲しい・・・。 - プランニング - 2001年09月16日(日) 今日は新宿のお店の平面プランをまとめた。 中々まとまった時間が取れず延び延びになってしまっていたのだが、建築との絡みがあり建築設計事務所より催促が来てしまっていたところであった・・・。 考えているコンセプトと照らし合わせ、クライアントの個性や力量また姿勢などをトータル的にまとめた中でつくり上げていったが、自分なりに納得のいけるプランとなった。プレゼンはスケジュールの都合で20日(木)しか時間が取れないのでその日までに再度見直しなければならない点などをチェックしより良いプランに仕上ていく。 - 引渡し - 2001年09月15日(土) 今日は久里浜のお店の引渡しであった。 先程オーナーさん、施工業者さんが帰られ今一人でお店にいるのだが、何とも良い感じである。遅れていたカウンターの椅子も入り、壁面のディスプレイを除いては完成した。 しっかりした蕎麦や料理を出すために準備期間・トレーニング期間はたっぷりととり、10月22日(月)にオープンすることとなった。約一ヶ月ほどあるが意外とあっという間に過ぎ去ってしまう日数であるから、ちゃんとスケジュール表を作成し、それに則って準備を進めていきたい。 - 保健所検査 - 2001年09月14日(金) 今日は明日引き渡し予定の久里浜のお店の保健所の立会い検査があった。 中年の男性の検査官が来て一通りの物をチェックし、指導の際に指摘して来た内容を確認するとあっさりとOKが出た。厳密に言えば不備が幾つかあったのだがそれは全て不問となり、営業許可証を後日発行いたしますので取りに来て下さいということで帰られた。 これが担当者が異なれば違う見解になったり、男性女性、老若云々でも異なる結果が出るという誠に不可解なお役所仕事である。変な担当者に当たってしまった場合は運が悪いと諦めるしかないというのも何だか腑に落ちない。 一担当者の見解で許認可が出る出ないということになるというのは絶対におかしいし、もっときちんとした判断基準というものを設けて欲しいと思う。 - 上北沢のお店 - 2001年09月13日(木) 今日は11月2日オープン予定の上北沢のお店の施工業者さんの契約に立ち会った。 毎度ながら厳しい予算の中で何とかまとめることが出来たが、コストという点に関して改善・改革が必要ではないかと考えている。もっとコストダウンを図る方法、施工方法、素材の見直し等考えなければならないことや考えられる方法はいろいろあるに違いない。 それを再構築した上でより良い店づくりをしていければと思う。普通につくるよりはコストは下げられているが、工事費とは決して安い金額(投資額の中に占める比重)ではないのだから、それを何処までシビアに見れるかがトータルコストを圧縮出来るかどうかということになる。 - 許せないこと - 2001年09月12日(水) 絶対に許さざる得ない出来事が海の向こうで起きた。 それと同じことが日本で起こらないとも限らない・・・。なんとも表現の仕様のない出来事ではあるが映画やフィクションではなく現実として起こったことであり、今日も電車の中から高層ビルを見る度に恐怖心を感じた。 夕刊紙には崩壊直前のビルの窓に群がる生存者の姿を映した写真が大きく掲載されていたがそれから数分後には・・・。なぜ?何の為に?政治的な背景があるのかもしれないが尊い人の命はそんなことは関係ない! でも、毎度ながらがっかりさせられるのはマスコミの報道である。これだけの大惨事で多くの人々の命を失っているにもかかわらず、「日本人の安否云々」とか「日本人は無事です」とか・・・それも大事だろうが、もうそんな次元のことじゃないだろう! そして、小泉総理にも失望した!居眠りこくな!みんな眠いんじゃ!でもあんたは寝ていられる立場じゃねえだろう!もっと迅速なる対応をしろ!だからグローバルな視野で見たら日本が馬鹿にされるのである。 こういう大惨事、大事件の背景の中に日本という国の小ささを垣間見た。 - 見積り調整 - 2001年09月11日(火) 今週着工する予定のお店の工事見積りが施工業者さんから届いた。 予算に対してかなりの開きがあり明日の朝までに調整をしなければならない。毎回のことだが最初の見積りが予算に合うことはなく、そこから如何にしてイメージを変えずに予算に合わしていくかいつもながら大変な作業である。 限られた枠の中で最高のものをつくるのが使命であり、最初から予算に合わせた内容でクロスを貼ったり、新建材を使った安っぽい店は考えていない。最低限これは譲れないという仕様は守り、投資額以上の雰囲気づくりを考えていく。 今回も何とかして予算内に収められるよう朝まで頑張ろう! - 大工さん - 2001年09月10日(月) 掲示板にも書いたが群馬の現場でいろいろと問題が起こっている。 これまでも何度か普通の大工さんに造っていただいたことがあるが、その殆どで今回のようなケースが起きている。店舗専門の施工業者さんとの大きな違いがここなのだがやり慣れていない仕事(素材や施工方法等)の為と、設計やデザインということに関して結構無頓着なところが多いからだ。 しかしながら大工さんも意識して勝手にやっているという訳ではなく、普段やっている仕事がそういうレベルのものではないというだけのことであり、要は似ているようで全く別世界の仕事と同じことになる。 だからといって適当に造られても困るから何とかしてデザイン意図を理解して頂ききちんと施工してもらうようにお願いするしかない。現場の職人さんに直接言うよりも工務店の社長に伝えそこから指示してもらう形をとる。 - これがナショナルチェーンの実態? - 2001年09月09日(日) 今日のランチは時間がなかったので現場(横須賀・久里浜)近くの某大手ファーストフード店に入った。 トレイを持って窓際のカウンター席に座った。たった30センチのカウンターの向こうには壁とサッシ(ガラス面)が連続して続いていたのだが、これがまた物凄く圧迫感がある。決して通路が狭い訳ではなくもっと奥行きが取れるはずなに・・・。 まあ、こんなことはどうでもいいのだが、問題なのは白いアルミサッシがタバコのヤニで黄ばんでいてそれを中途半端に拭いているから余計に汚らしく見えてしまうのである。それも30センチの近さで・・・。全体的に清潔感がなく締まりのない店という感じである。 これでは折角の食事も不味くなってしまう。店長なりマネージャーはそれをちゃんとチェックしているのであろうか?エリアマネージャーやスーパーバイザーが定期的に視察に来ているはずなのに・・・。 結局CMや雑誌等でいいことばかり宣伝しているが、こんなことをしていては客が減ってしまうのではないだろうかと心配になってくる。でも、私が心配することでもないかな・・・。 余談だが、久里浜の飲食店はどこも清潔感が感じられない・・・。これってまさか地域性?今つくっているお店は絶対にこんなことはないようにしよう。 - ロゴ作成 - 2001年09月08日(土) 今日は横須賀・久里浜で工事中のお店の「ロゴ」を作成した。 ロゴとは屋号などの書体のことでいつも筆で書いているのだが毎回約100枚は書く。 結構大変な作業であり、その中で店のイメージにあったものでかつ自分が納得できるものというのはほんの数枚しかない。 今回は平仮名の屋号なので特に難しかったのであるが、途中で投げ出したくもなってしまったくらい納得できるものが中々出来なかった。でも、最後の最後になって漸く良い感じのものが出来上がりホッとした。 明日、現場に持って行き施工業者さんに渡して看板の制作にかかる。 - 島田のお店 - 2001年09月07日(金) 今日は約一ヶ月振りで静岡・島田のお店に行って来た。 売上的には店舗規模を考えたらまだまだ物足りない数字ではあるが、少しづつコンセプトに見合った方向性へと歩んでいることを窺えた。ただ課題がない訳ではなく改善・努力をしなければならないことも多々あり、スタッフ一丸となって取組んでいく必要性を感じた。 楽観視はいけないことではあるが、少しの時間は必要かもしれないが良い方向へ行くことは出来ると思う。 - 女性客が多い中華料理店 - 2001年09月06日(木) 今日の夕飯は横浜駅ビル地下にある中華料理店に行って来た。 中華料理というかラーメン屋さんに近い業態かもしれないが、いつ行っても混んでいるし行列が出来ていることもしばしば。味は決して満足いくものではないが、普通に考えればあれで良いのかもしれない。 で、驚かされるのはいつ行っても女性客が多いということで、今日もそうであったが更に驚くことは一人の女性が多いこと。一人でも入り易い雰囲気があるのであろうか、普通に考えればこういう業態は男性客が多くなるものだがここは違う。 まあポッチーランドで手掛けたお店も圧倒的に女性客が多いし、それを意識してつくっているからではあるが、女性客が多い店ほど入り易くも感じてしまう。 商売の成功不成功を決めるのは女性客を如何にして多く取り込むことが出来るかどうかも大きなポイントと言えよう。 - 決断とお伺い - 2001年09月05日(水) 以前手掛けた繁盛店の近所のお店から正式に業務の依頼が来た。 近いと言えば近いし、ちょっと離れていると言えば離れているし・・・。結局は難しい判断になってくるのだが、じゃあ誰の判断を最優先せねばならないのであろうか?依頼主か、近所の繁盛店か、または自分自身か? 今後こういう決断に迫られることは増えてくるかもしれないし、最終的には自分自身の判断なり結論ということになるのであろう。 でも、難しい判断になると思う・・・。 - リニュアール PART �� - 2001年09月04日(火) 昨日の続きである。 店が新しくなればお客様の「期待度」も以前の店とは違ってくる。それなのに中身は何も変わっていなかったら、ただ単にきれいになっただけということになり、その期待度に応えることは出来ない。 例えばメニューに関してだが、店が変ってもメニューを一切変えない店もある。折角リニュアールして従来のお客様以外の人々にも気に止めてもらえるようになったにも関わらず、旧態依然のメニュー構成ではそのお客様は逃げてしまうことになる。 セット物や定食中心のメニュー構成で殆どがブルーカラーの客層の店が、小綺麗な店構えにしてファミリー客や女性層にターゲットを変えていこうとしているにも関わらず、そのようなメニューでは狙っている層の心を掴むことは出来ない。 巷にはこのような例のお店が結構多いのが現状である。何故こういうことに気が付かないのか?経営者曰く「俺はこの業界で何十年やって来ている。」とか「昔はこれでよかった。」などと訳のわからないことを言う。いまだにこういう経営者が多いから蕎麦業界が衰退していくのである。そして、新興勢力に取って代わられてしまいながらもその理由に気付かず時が経ってしまう。 - リニュアール PART�� - 2001年09月03日(月) 今日はリニュアールについて書いてみたいと思う。 既存店がリニュアールしてうまく行かないケースの原因として考えられるものは幾つかあるが、一番大きなものは経営者の「意識改革不足」である。 そういう経営者に限って「店がきれいになったから客が来る」という甘い考え方になっている。そして、それ以上の努力を怠りうまくいかない理由を自分自身の外に向けてしまう。 ポッチーランドの店づくりの中でのリニュアールは前のお店のイメージは出来る限り消し、新たなるコンセプトを最大限にアピール出来るデザインをする。でも、これは全体の考え方の中における比重は意外と低く、一番大切なのは経営者の意識改革をどうするかということ。 リニュアールとは店を変えることではなく、経営者自身の意識をリニュアールすることである。ただ単に店をつくって欲しいという依頼は殆どないし、これからの新しい世界にチャレンジしようとしている方からの依頼が多い。それにチャレンジし成功を収めるためにはまずこれまでやってきたことをある意味で否定して頂かなければならない。誤解しないで頂きたいのは全てを否定するわけではなく、改善していかなければならない点に対してという意味である。 どれだけその意識を深く持ってかつそれに対して真剣に取組みことが出来るかどうか。こちらから見てそれがきちんと出来ているお店は数字が順調に上がって来ている。時間がかかってもそれを理解出来て意識し出せば同じように数字は上がるし、要は「こころ」の問題である。技術があっても数字が上がらなかったり、いい立地なのに数字が伸びない・・・とかの原因の殆どはこれである。 本当にチャレンジして新たなる世界に向けて真剣勝負を挑めるか!その心がなければリニュアールは止めた方がいい。まあ、取り敢えずきれいにしたいという理由だけの方には理解出来ないことであろうし、こちらもあまり関わりたくはない。 これは新規開業者にも言えることでもあるが、どれだけ真剣に商売に対して取組むことが出来るかどうか。何となく商売を始めてみようとか、儲かりそうだからとか、蕎麦がブームだからとか・・・こんな甘い動機で商売を始めようとしている人も厳しい現実が待ち受けている。 「商売の成功不成功の決め手は全て自分自身の心の中にある」ということを忘れないで頂きたい。 - 原因不明? - 2001年09月02日(日) 夕方からトップページが開けなくなりましたが原因は良く判りません・・・。 日記と掲示板は別のサーバーなので閲覧出来るのですが、トップの次のページのアドレスを打ち込むとそのページからは見れるという何とも不思議な状況です。 折角アクセスして頂いている方には申し訳ございませんが、もう暫くお待ち頂ければと思います。申し訳ございません・・・。 - そばうどん31号 - 2001年09月01日(土) 「そばうどん」(柴田書店)の最新号が9月3日(月)に発売される。それに先立ち今日、広告代理店より送られて来た。 ポッチーランドで手掛けたお店が4店舗、延べで13ページに渡って取り上げられているので紹介したいと思う。 粋場 蕎麦ひさ奈様(東京・大田区) 「新たな可能性を追求するニューウエーブそばうどん店」 P58〜60(カラー)P119〜121 「そばうどん店のベーシックメニュー・玉子焼き」P78(カラー) 関内 おそば咲良様(横浜市・中区) 「藤村和夫の蕎麦黄門漫遊記」P183〜184 蕎麦 すが原様(東京・杉並区) 「新作店舗選2001」P230〜231(カラー) 我掌庵 おそばかん野様(埼玉・さいたま市) 「そばうどん店訪問」P246〜247 以上のコーナーにおいて掲載されていますので是非ご覧ください。 ちなみにに今回はポッチーランドも奮発しましてカラー1ページの広告を掲載しました。(P229) 広告掲載料は結構いい値段ですが独立開業時の一つの目標でもあり、更なるステップアップの為思い切りました。 来年はもっと多くのお店を取り上げて頂けるよう「いい店づくり」を心がけていきたい。 -
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