Just A Little Day
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逃げたい。 ひたすら逃げたい。 全てから。 煩わしい。 世捨て人になりたい。 あたしの煩悩、差し上げます。 中途半端に近寄って来ないで。 どうせ離れていくんでしょ?
貫くよりも諦めるほうが楽かしら。 でも、諦めることも出来ないから悩む。 悩むのも厭だから、投げ出してしまおうかしら。 でも、投げ出すことも出来ないから苛々する。 苛々するけど、けっきょく現状維持。
意地を張って堂々巡り。 ああ煩わしい奴。
あなたの何気ない一言で、あたしはとっても幸せなきもちになれる。 それを反芻して、しばらくにやにやできる。 こんな気持ちをありがとう。
眠れぬ夜は、余計な事ばかり考える。 目を閉じても目を開けても暗闇。 ここにいる事を望んだのは、自分自身。 鳴り止まぬ声。ここにない指先。 何が正しくて、何が間違いなのか。 考えて答えの出る問題じゃないのに。 頭で判って、心で判らなくなって。
それでも朝は来る。
一度決めたら、振り返らずに進む。 選んだのは自分だし、決めたのも自分。 結果がどうなれ、自己責任。 いざ行かん。
本当にハッピーな瞬間て、くすくすっと笑ってしまうものらしい。 あたしはかなりハッピー。
その目。その手。その腕。 睫の影。指先。声。 ぬくもりが消えない様に。 温度を忘れない様に。
あたしはやっぱりあたし。 りっぱではない。 がんばるって言葉は嫌い。 とくにいい子ではない。 うそもつく。 だけど、 いつも心には恋の花を。 すごく単純だけど、 きっとそれが安定剤。
目を開けていられないくらいの眩しさ。 気を抜けば、その場に崩れてしまいそうな、そんな時間でした。
2007年06月02日(土) |
just a little day |
朝焼けの空。 空席だらけの電車。 空港まで、1時間と少し。 新しい旅に出る前に 今日は 君に会いに田舎へ行こう。
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