Just A Little Day
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ざぶざぶと音をたてる あたしのこころ。 もういいや と やっぱりだめ が 波のように押し寄せる。 マイナス思考は瓶に詰めて流してしまいましょう。
わずらうことなかれ。 時は前進あるのみぞ。
忙しいのもわかる。 それどころじゃないのも承知。 でも、もしも一瞬でもあたしを思い出すことがあったら、構って下さい。 触れられないぶん、せめてあなたを忘れてしまわないうちに…。
予定のない休日は 眠りの中 罪のない夢に溺れて うつらうつら 目を醒ましても あるのは退屈な現実だけ
せめて夢の中くらいは 楽しい時間を
やけにリアルな感触を残し あたしは眠りの外側へ 目が醒めても うつらうつら
まだ あなたがいるようで
他人を騙し、自分を騙す。 あたしは孤独なんかじゃない。
でも細胞は知っている。 あたしは孤独なんだって。 孤独は誰にも埋められないって。
うまく騙したつもりでも、決してなくなりはしないって。
細胞の全部がそれを知っている。 細胞の全部で、あたしにそれを思い知らせる。
心配をしてくれる人がいるってだけで 幸せなんだって思った。 あたしは甘ったれだ。
身から出た錆。 悪いのはあたし。 判ってるから、もう否定しないで。 あたしは我儘で自分のことしか考えられないエゴイストです。 他人の気持ちを考えられない子供です。 判ってるよ。もう。 あたしなんか居ない方がいいって事くらい。
もういいよ。
知らない部屋。
「お前は大事だけど・・・わかんねぇよ。俺、他にも女いるかも知れないじゃん。」
そう云って目を細めて煙草の煙をゆっくり吐く、忘れかけていた横顔。
「それでもいいよ。」
あたしは男の膝に頭をのせる。
「“そんなの嫌。あたしだけを見て”って云えないから、 あなたはあたしから離れて行ったんだよね。」
終わってしまった恋を思ってそう呟いた途端、涙が止まらなくなった。 久しぶりにしゃくり上げるほどに声をあげて泣いた。
そんな夢を見た。 久しぶりに黒夢の「NITE&DAY」を聴いてみた。 そういえばそんな恋もあったなぁと思ったけど、涙は出なかった。
僕のこと気遣って いなくなりそうな君へ 重ねあう切なさを 少しでも消さないで 朝も夜も 君に会いたい わずか 話す声が聞きたい
なんだか途方に暮れてしまった。
溜息ひとつ。 撫でて欲しくて切らずにいた髪を切ろうと思ったのは、 あなたが撫でてくれないからです。 毛布一枚で汗だくで眠るあたし。 寒くて布団を手放せないというあなた。 気候が違うくらい、遠いあたしたち。
あたしたちに足りないものは、現実味だって気付いた。 まるで幻覚を見てたような日々しかないもの。 リアルさを味わわないと。 どおりで先なんて見えないはずだよ。
七月七日。 あなたは遥か彼方。 海を渡るには、息が続きそうにありません。 あなたも忙しさ故、こちら岸には辿り着けないでしょう。 だからせめて文明の力を借りて、電話で気持ちを伝えましょう。 一年に一度くらいは、恋人気分になったっていいよね?? 終話ボタンを押した直後に、あなたがあたしを忘れるとしても。
云いたくないのに云い過ぎる。 あたしの場合、近すぎるとよくないらしい。 親にとって、子供はいつまで経っても子供。 子供は時間が経つと大人になる。 干渉されたくない。
我儘なんだろうけど。
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