Just A Little Day
目録|過去|未来
行ってきました。G2プロデュース公演「ツグノフの森」
http://www.g2produce.com/other/tgnf/hon.html
ネタバレあります。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
*******
なんだろう? 見終わった後に、切なさ?息苦しさ?やるせなさ? そんなかんじで胸がいっぱいでした。
ツグノフ=償ふ(つぐの・ふ)
結局、最終的に、誰が何を償えたんだろう? みんながみんな、それぞれに正しく、 みんながみんな、それぞれに狂っている。 地滑りを起こした日本。 狂気の中での正気。正気の中の狂気。 不幸の中での幸福。幸福の中の不幸。 世の中の全ては「紙一重」なんでしょうね。
タニガワが信じていた「愛」と、イズミが抱いた「憎悪」。 ミシオが選んだ道の「正しさ」と、タケオが犯した「間違い」。 シモダが頑なに守りたがる「自分の道」。 ミナヅキとヨコミネの関係。 そしてペラペラは何処へ帰ったのか。
ああ。頭がぐるぐるします。 DVD欲しい。
「訪れるものじゃなく選ぶものそれが運命」
怖いタイミング。 運命の悪戯。 でも、運命は選ぶものらしいので、あたしは信じた道を行きたい。
2年半のママゴト。 さようなら。 ありがとう。 幸せになってね。
「笑わないでね 僕もずっと待ってるよ 忘れないでね 帰る場所がある事を」
・・・そんなこと、云ってくれる人がいたらなぁ。
「居場所なんて、誰かの心の中にしかないのよ」
読んでいた小説の中の一言。 そうかもしれないね。
2007年05月12日(土) |
私の言葉が聞こえますか |
彼にはあたしの言葉は通じない。 仕方ないと判っていても、悲しくなる。 はじめから通じなかったのだけれど。
触れられないから、言葉に頼る。 あたしの気持ちをあなたに伝える術は、言葉だけだから。 でも言葉にすればする程、本質から遠ざかっていく。 話す程に自己嫌悪。
足の裏が熱い。 眠れない夜は、腹の虫が泣く。 何もない。 時間だけをやりすごす。
会いたいよ。
出た。マイナス思考。 メールの返信が遅いだけで、嫌われてる気がする。 いつもそう。踏み込めない。 誰が相手でも、自分から線を引く。 恋愛においては特にそう。 嫌われたらどうしようって、そればかり考える。
馬鹿みたい。
蓋をしつづけてきた想い。 久々に友達に電話をしたら、彼女もそんな想いを抱えていた。 世の中思う様にはいかないことの方が多い。 歳を重ねるほど、荷物は増えていく。 歳を重ねるほど、身動きがとれなくなっていく。
「今更」
そう云われるとしても、断ち切れないもの。
時間はあの日から止まったままなんだ 遠ざかって消えた背中 ああロストマン気付いたろう 僕らが丁寧に切り取ったその絵の名前は思い出
久々に聴いた「ロストマン」。 あたしにとって強烈で濃厚な記憶の詰まった曲。 破りそこなった地図は捨てられぬまま。
そうやって進んでいくのでしょうか。 ただ、見えないフリはもう辞める。 あたしが見ているのは「過去」じゃなく「未来」。 一度きりの人生。 悔いのないように生きたいじゃない。
見ないふりをしていた自分の気持ちと向き合ってみたら、 すこし素直になれました。 あたしだけだと思っていたけど、あなたも同じ気持ちだと判って、 すこし安心しました。
言葉にすれば嘘くさく響くけれど、 今のあたしに迷いはありません。
どうかあたしの口を塞いで下さい。 どうかあたしの目を塞いで下さい。 どうかあたしの耳を塞いで下さい。 あたしの胸を、一思いに突いて下さい。 そして深く深く深いところに、あたしを埋めて下さい。 光のない場所でなら、眩しさに目を閉じることもないでしょう。 過去も未来も要らない。 今も要らない。 何も要らない。
でも、また朝は来る。
|