「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
DiaryINDEXpastwill


2008年01月16日(水) にんじんプリッツ

子どもと一緒におやつ作りをしましょう〜、と誘われて
NPOさんのひろばにハルとおじゃま。

なんちゅうか、こういう「子育て支援事業」ての?
ほんとに多くなったわねぇ・・。
んでまた、目つけられてるのか、お誘いの多いこと。
(断れない性格を見抜かれているのかもしれない。)

にんじんプリッツと、ミルクわらびもち。
手軽でカンタンなおやつを、
NPOマダームが「テキトーでいいのよ〜。」
と気楽にいきましょう子育てなんて〜というノリで教えてくださった。

ハルは、こねたり、ちぎったりお手伝いをしたあと
ちょっとおねえさんの2歳児ちゃんたちと
対等に渡り合って遊んでました。

強い〜。
大きいきょうだいにもまれて育った子は
こんなにもたくましいものなのか。

振り払い、抗議し、主張し、あきらめも早いが、
おもちゃのひっぱりっこで勝っていた。
ロクにしゃべれもしないのに。

大物感アリアリです。おかあちゃんコワイ。

大人一人前に盛り分けられたわらびもちを
ペロリと平らげてから
にんじんプリッツを両手に握り、
おもちゃ争いに戻ってゆきました。


2008年01月15日(火) ユリカモメ

ハルをつれてちょこちょこ遊びに行っている支援センターさんで、
今日は「ユリカモメを見にゆくお散歩」の日。

行こう、行こう。
ユリカモメ見たい。(おかあちゃんが。)

ハルにつきあうようでいて、こうやって母が楽しんでいる。
ほんと、ハルさんありがとう。

大人の足で歩けばほんの数分の距離を
あっちで道草、こっちで道草して、
引率の先生はたっぷり時間をとってくださる。
犬をかまってみたり、
お花をさわってみたり、
石ころを拾ってみたり、
かわいい置物を見つけてなでてみたり。
これは、「お散歩って、こうやって楽しみましょうねぇ。」って
教えてくださってるのだろうなぁ。

ハルはといえば、
最近しっかり歩けるようになった彼女は
手をつないでもらうのを嫌がって、自分の好きなところへ、自分の好きなように
母の思惑や心配など微塵も気にせず進んでゆく。

寝ている犬に話しかけ、
立派なお宅の木戸をダンダン叩き、
駐車場の砂利をコレクションとしてポケットに詰め、
の〜んびりした行列から、さらにの〜んびりと遅れてあとに続く。

ハルにとってはのんびりどころではなくて、
気になるものがたくさんあって、忙しそうなんだが。


川に着いた。ユリカモメがたくさん川面にいる。
先生がパンの耳をひとつかみくださって
「ちぎって投げてやって〜。」

ハルを片手に抱え、もう片方の手で橋の欄干からエサを投げると
ユリカモメがハルの目の前でホバリングしながらパクッ。

「お〜ぉ。」と、ハルさんもご満足。
慣れてるなぁ、ユリカモメ。
間近で見られて楽しい。
ハルさん欄干の間から川に身を乗り出して落っこちそう。

「ハルも、投げてみる?ぽーいて、してみる?」
とパンの耳を持たせてみたら、一向に投げる気配がないので
まだ、ぽい、は無理かな、と思ったら
お口の中に入ってました。パンの耳。
ちがうー。あなたのエサではないー。

こんどは、お兄ちゃんやお姉ちゃんと来よう。
ユリカモメ、かわいいわぁ〜。
ハルが食べてもいいように、焼き立ての新しいパンの耳を持って。


2008年01月14日(月) 火渡り

ヒゲくんの実家の目と鼻の先にあるお寺さんで初祭り。
古い由緒のお寺さんで、寺で、お稲荷さんで、密教系という
まことにアグレッシブなお寺さんである。

境内には山伏姿の行者さんが数十人いてえらい気合の入れよう。
いまから大護摩供ということで
ほら貝はふくわ、
四方に矢は射るわ、
大声で問答が始まるわ、
ぐるぐる回って印を切るわ、
杉の枝に火をつけてボーボー燃やすわ、
行者さんにしかできない仕事があるなぁ〜と感心。

モックンは印の切り方を研究し、
わたしはハルを抱っこして煙から逃げた。
生木に火つけるから、もー、すごい煙ー。

あらかた葉っぱが燃えたなぁ、というところで、
行者さん方が、火渡りの準備。
燃えてる木の上を「ぃえぃっ!」と気合を入れながら進みます。

おお。
テレビでしか見たことない。
これ誰でもやっていいのか。
これはやらねば。

そそくさと靴を脱ぎ、靴下を脱いでいると
黙ってミーも靴を脱いだ。
マルが慌てて「でもさーでもさー熱くないかなぁ〜。熱かったらさー。」
裸足の母と姉は、だからどうしたという顔でグズグズ言うマルを見つめる。
取り残されるぅと感じたか、マルも裸足になった。

さ、みんな用意はできたかね?と振り返ると
ヒゲくんが靴を脱いでいない。
「えー、渡んのぉ〜。」などとマル以上にぐずっている。

待て。ヒゲくんは小さいときからここのお祭り来てるんでしょ?
アナタが率先して家族を連れて渡らないと。どうなのそのへん。

「寒いし。足汚なるし。熱そうやし。イヤや。」

父の腰抜け発言にモックンも従ったので女4人で火の上を渡るか。
もちろんハルも抱っこではだし。

ニコニコと行列に並んでいたら
係りのおじさんが
ミーにもマルにもわたしにも、それに抱っこのハルにも御幣をくださった。
4人で御幣を手に持って、
行者さんの手引きで真っ黒に焦げた丸太の上を歩く。
まだちろちろと炎も見えていかにも熱そうなんだけれど
ほ〜んのりあったかい程度で意外ー。

ミーが「先に行くわ。」と渡り、続いて母とハル、最後に
「おかあちゃんまってぇ〜。」とマル。

さすがに歩き始めたばかりのハルは抱っこのまま渡ったけれど、
異様な姿の行者さんにも物怖じせず、
御幣も一人前に握り、
堂々とした神事デビュー。
こういうとき、ミーとハルは度胸据わってるなぁ。

母娘無病息災。


あとで聞いたら
「ボクいっぺんも渡ったことない。」と自慢げにヒゲくん。
自慢じゃないからね。それ。


2008年01月04日(金) 貯金スタイル

お正月にいただいたお年玉を
毎年自分の貯金箱に入れて
きょうだい3人の一斉点検が始まるのが常なのだが
貯金の額を確かめた後
たいていうろおぼえになって
しかもちょっと多めに記憶して
自分が何かで使ったのは忘れたりして
さぁ、今こそ貯金箱の中から大金をはたいて買うべし!
というときになって
「あああ〜〜!お金が足りない〜〜!」と騒ぐのが定例なので
大阪みやげに間違いない貯金箱を買った。

ガラスのボトルにカウンターがついていて
小銭を入れると自動的に計数してくれる「カウンティングバンク」。
ミーとマルに色ちがいでわたすと、さっそく小銭を貯金。
ありったけ入れてしまうミー。
「100円は、ゲームコーナーで使いたいし、お財布にいれとくー。」とマル。
マルさんは見通しを考えようとしてるところがいいわねぇ。

ミーちゃん、いいのかね。100円別にしとかなくて。
「うん!おかあちゃんがくれる!!」
決定なんかいっ。あなたのなかで決定なんかいっ。

妹二人に新しい貯金箱を買って
兄になくてはスネるだろうと、モックンには「フェイスバンク」。
小銭をあむあむと食べるキモカワイイ貯金箱。ちょっとコワイ。
河童好きのモックンには黄緑色。
「こわ〜。こわ〜。」と何度も小銭を食べさせたあと
「これは、500円専用にする。」と一番食べやすい小銭のサイズを見極めて満足なさった。
500円専用にしておくと貯金箱にも負担がないし取り出すときにも見当がつけやすいという配慮らしい。
そういう気になるところを先回りして押さえとくとこがモックンらしいなぁ。



お留守番で一番頑張った!
お風呂もご飯もウンチオムツもやらなかったけどボクは一番頑張った!
と感じているのはヒゲくんであろうと、
ヒゲくんにもモックンと同じフェイスバンクを買ってきた。色はグレー。
コンクリの壁がいきなり小銭を食べてるみたいである。

ヒゲくんは会社荒らしにあったときに
机の上に置いてあった貯金箱をやられてしまって
5年も前の出来事をまだ怒っているので
「コレは、気持ち悪いからたぶん取られへんよ。」と
いいんだかよくないんだか渡してみた。

ヒゲくんも何度も小銭を食べさせてみて
「これはいい。
受付に置いといたらおもしろがってみんなが入れてくれるかも知れへん。」
大金持ちや。と会社に持っていった。


なんでしょう。ミーとヒゲくん。
「もらう」というところで合致。
父子よのぉ。


2008年01月03日(木) 事後報告

すっかり安心、と母が同窓会に出かけて帰ってくると
熱の原因が現れていました。

おぅ。ぶつぶつ出てんじゃん。
突発性発疹。決定。

んまー。
これで、ぐずりもせずに一日父兄姉につきあって
髭男爵を見に遊びに出かけたのかねハルさんや。

「ハルちゃん、ずっと、ごきげんやったよ?」

・・・そう。たくましいなぁ・・・。

病気のときにそばについててやれなかったのなんて
母史始まって以来のことなのに
帰ってきたわたしを迎えてくれたハルは
チラ見して「おう。」と片手あいさつだけでした。


かかりつけの小児科に
「先生、突発性発疹、済、ということで。」
と寒中見舞いを出しときました。


2008年01月02日(水) そしてうなぎ

結局、熱が下がったあと
けろりとしてなんともないハル。
これならだいじょうぶ、と、
初詣に外宮へゆくことになった。

帰り道に寄ったうなぎやさんで
おじいちゃんのごちそうしてくれたうな丼をせっせと食べる。

おかあちゃんのひざの上で丼を抱え込んで
割り箸でガッガッとかっ込む姿はオッサンのようである。
どうなんだろうねぇ。1歳児として。

体力ついたか。1歳児。


2008年01月01日(火) 正月

おじいちゃんのうちに行こうよ!(お年玉のために!)
と早起きしてきた子どもたちだけど
ハルさんのお熱はまだ楽観できない。
小さい子どもの容態って急変するから怖いんだもん。

ハルのお熱は夕方にはすっかりひいて
いつもどおり暴れ始めた。

なんだったんだ。


DiaryINDEXpastwill
きゃおる |MAILHomePage「にこにこばかりもしてられない」

My追加